カテゴリー: F1日本GP

  • F1チーム、F1日本GP中止によって予算上限下で1億3000万円の余裕

    F1チーム、F1日本GP中止によって予算上限下で1億3000万円の余裕

    F1チームは、F1日本GPのキャンセルにより、予選上限ルールの下で120万ドル(約1億3000万円)の利益を得ることになる。

    今年からF1には予算上限が導入され、すべてのF1チームは1憶45000万ドルのコスト上限で作業をする必要がある。だが、これは21戦のカレンダーを元に算出された金額だった。

    その後、グランプリ数は記録的な23戦に引き上げられた。これにより、コンストラクターは2つの追加のレースに対して追加の120万ドルの使用を許可された。

    だが、新型コロナウイルスの感染は収まらず、鈴鹿サーキットでのF1日本GPは2年連続で中止となった。F1は改訂版のスケジュールとして22戦に縮小されたカレンダーを発表している。

    しかし、F1日本GPの中止は比較的短期間で通知されたため、F1チーミは許可された1億4620万ドルの上限を継続することができる。

    F1の技術規則の第2.3条では

    「通年の報告期間中の競技会が、その競技会の開始予定日(または該当する場合は再スケジュール日)の3か月以内にキャンセルされた場合、それらの競争会は、該当する通年の報告期間に行われたと見なされるものとする」

    F1日本グランプリは10月10日に開催される予定だった、条項で定められた3か月の期間内である8月18日にキャンセルが発表された。

    120万ドルの差は、コスト上限の限界で運営しているレッドブル、フェラーリ、メルセデスなどがいくらか余裕ができる。

    レッドブルとフェラーリは、ライバルチームのドライバーによって引き起こされたクラッシュに巻き込まれ、経済的な圧迫となっていた。

    F1イギリスGPでは、ルイス・ハミルトンと接触したマックス・フェルスタッペンのマシンがほぼ大破し、F1ハンガリーGPではメルセデスのチームメイトであるバルテリ・ボッタスが1コーナーでブレーキングをミスしたことによってレッドブルの1台とマクラーレンの1台を破壊。同じコーナーでシャルル・ルクレールのフェラーリは、ランス・ストロール(アストンマーティン)に追突されてエンジンが使い物にならなくなった。

    マクラーレンF1のチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、キャンセルされたレースによる財政的後押しの影響は、クラッシュで発生した損害のコストを上回っていると考えている。

    「そこから得られるメリットと、それによるコスト上限の引き上げは、すでに大きなものだ。今年これまでに見たどのクラッシュよりも大きい」とアンドレアス・ザイドルは語った。

  • 角田裕毅 「F1日本GPが中止になってファンの前で走れないのは悲しい」

    角田裕毅 「F1日本GPが中止になってファンの前で走れないのは悲しい」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年のF1日本GPが中止になり、鈴鹿サーキットでホームの観客の前でレースをすることができなくなったことを“悲しんでいる”と認める。

    10月10日に第17戦として予定されていた今年のF1日本GPだが、日本国内での新型コロナウイルスの感染状況の悪化、入国ビザといった開催に必要な条件の見通しが取れないことにより、中止が決定した。

    今シーズン末に正式にF1から撤退するエンジンサプライヤーのホンダは、ホームトラックでのラストランを楽しみしていたため、決定には“無念”と失望をにじませた。

    鈴鹿サーキットで最後にレースをしたのは2018年となる角田裕毅は、F1の決定に悲しんでいると認める。

    「新型コロナウイルスの状況は少し悪化しています」と角田裕毅はコメント。

    「政府やF1スタッフから、状況が悪化した場合、キャンセルされる可能性が高いと聞いていました。それが現実のものとなってしまいました」

    「特に日本のファンの前でドライブすることと、また鈴鹿でドライブすることを本当に楽しみにしていました」

    「最後にドライブしたのはF4でした。F4とF1の違いを感じるのを本当に楽しみにしていました。仕方ないことですが、ちょっと悲しいですね」

    トロロッソでF1にデビューする前にスーパーフォーミュラ参戦で日本でかなりの時間を過ごした角田裕毅のチームメイトであるピエール・ガスリーも、レースのキャンセルには驚いたとし、今年も日本に行けないことは悲しいと語った。

    「しばらくそこに住んでいたこと、そして、ホンダのドライバーだという歴史と事実のおかげで、日本で受けたサポートはいつも信じられないほどだった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「そして、特に今年はホンダのラストイヤーであり、ブレイク前に、実際にチームの人々、友人や家族と話をしていた。去年も逃しているので、日本に戻ることに本当に興奮していた」

    「特にオリンピックでは、日本で何かが行われているかはある程度知っていた。人々はオリンピックがどうなるかを見極めるために待っていた」

    「ニュースを受け取ったとき、当然ながらとても悲しかったし、ホンダにとっても残念だった。長年僕たちを支えてくれた人々と一緒に最後のお祝いをすることができなくなったんだからね」

    「僕たちは今後も日本に行くことにはなるけど、ホンダと日本で、ホンダドライバーとして最後のお祝いができれば良かった。非常に悲しいニュースだ」

  • F1日本GP中止の舞台裏 「100%やり切ったが期限までに回答がなかった」

    F1日本GP中止の舞台裏 「100%やり切ったが期限までに回答がなかった」

    2021年もF1日本GPを中止するという“苦渋の決断”に至った経緯について、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの田中薫社長が記者会見で改めて説明した。

    今年は、ホンダのラストイヤー、そして、7年ぶりの日本人F1ドライバーとして参戦する角田裕毅の凱旋レースということもあり、鈴鹿サーキットは時間をかけて準備を進めてきた。

    しかし、開催まで2か月を切った8月18日(水)に2021年も2年連続で開催を中止することを発表。

    SUPER GTが開催されている鈴鹿サーキットで記者会見を行った田中薫社長は「ホンダラストラン、角田裕毅選手の凱旋レースということもあり、期待を持って準備を進めてきました」と語った。

    「しかし、最終的に約1500名のF1関係者の入国の見通しが立たず、苦渋の決断として、断念せざるを得ませんでした。特に今年は特別な年でしたが、2年連続でF1が開催できないことになり、大変残念です」と語った。

    最大のネックとなったのは、F1関係者の入国ビザの発給と防疫対策だった。

    「現在、日本は基本的に外国人の入国を認めておらず、スポーツイベント全般を開催する場合、特に外国人が入国する競技に関しては入国ビザを発行していただく必要があります。それが一番のネックでした」

    「また、防疫対策として、オリンピックでおご存じのバブル方式が採用されていますが、実現のために徹底的な準備をしてきました」

    F1日本GPの開催にむけて、FOWC(Formula One World Championship Limited)は多大な協力をしてくれたと田中薫社長は語る。

    「スポーツイベントに関しての所管官庁はスポーツ庁になり、F1に関しても窓口になって頂きました。FOWCと一緒に様々な書類を提出しました。FOWC側もステファノ・ドメニカリCEOを含め、なんとか開催したいということで、非常に協力をしていただきました」

    「実際、1500名の関係者の氏名や国籍など、入国に関する情報をリスト化しました。国籍それぞれの日本大使館に行ってビザを出してもらわなければならないという大変な作業になりますが、FOWCに非常に協力して頂き、提出しました」

    「しかし、どこかのタイミングで判断しなければなりません。F1チーム関係者への入国ビザの発給が見通しが立たず、FOWCとの協議の上、今回の決定に至りました」

    鈴鹿サーキットは、F1日本GPの実現にむけて、ホンダなどの関係も仰いで政府へと働きかけていた。

    「所管はスポーツ庁となり、スポーツ庁とやりとりを行いました。最終的には入国に関する防疫措置緩和、その他の制限緩和に関して協議して頂いたと理解している。政府に対しての嘆願という観点では、JAF、日本自動車工業会、本田技研工業株式会社などの各関係にも協力していただきました」

    「今回、我々も学習しましたが、ビザを発給するのは外務省、防疫は厚生労働省、入国は法務省と窓口が違います。そうした関係各所に防疫体制を確立したということが認められなければ、入国ビザは発給されません」

    日本政府などビザを発給できないかとか説明があったという質問に対して、田中薫社長は「具体的な理由は分かりません」とコメント。

    「分かっていることは、中止を決めた時点で、見通しへの回答が得られなかったということです。防疫関連の計画やリストなど必要な書類は提出しましたが、これを出せば必ずビザが発給されるという話ではなく、必ず出しませんという状況でもありませんでした。期限の段階でその状況でした」

    ファンからは、オリンピックや野球は開催できているのに、なぜモータースポーツはできないかと考えるとの声も挙がっている。

    「それぞれの競技ごとに特性や条件が違うと思います。弊社のTwitterにそういった声を頂いたりもしますが、我々としてはそれにお答えするのは難しいです。人数や競技形式、観客の環境など一概には言えません」と田中薫社長は語った。

    書類関係や防疫計画などについて「ほぼ100%に近く、業務としてやるべき事はやりました」と田中薫社長は語る。

    「防疫計画にしても、移動ルートの引き方、例えば空港からホテルまでのバブルを形成して、どこにもよらずに直行してもらう。宿泊施設もフロアの一棟借り、ホテルからサーキットへの移動にも計画を立てていました。そうした防疫措置の準備はやりきったと感じていました。やれるべき事はやりきりましたが、回答がよく見えず、入国許可の見通しが立ちませんでした」

    ホンダラストイヤーにかける思いなどは政府に「理解はしていただいていたと思いますと田中薫社長は語る。

    「しかし、1500人の外国人が入国するというF1は、国際的な行事であるオリンピックを除けば、最も大きなイベントだと思います。その意味では、かなり慎重にならざるを得なかったんだと思います」

    「文化としての成熟度という意味で、ヨーロッパとは違いがあります。そこは業界全体で努力を続けていかなければならないと思っています。ただ、公益性という意味であれば、日本の基幹産業である自動車産業と技術の発展・振興につながると考えており、それはJAFも含めてこれまでも訴えてきている。F1に関しては、公益性は理解されたと考えています」

    最後に2022年の日本GPに向けては田中薫社長は「来年から2024年まで日本GPを開催する契約をすでに結んでいます」とコメント。

    「特に2022年に関しては鈴鹿サーキットが60周年ということで、お客さまにさらに楽しんでいただき、お礼も兼ねて特別なGPにしたいです。すでに準備を進めていますし、来年に向かってしっかりやっていきたいと思っています」

  • F1日本GP中止で11月開催のラリー・ジャパンの動向に注目

    F1日本GP中止で11月開催のラリー・ジャパンの動向に注目

    2021年のF1日本GPの中止が決定したことで、残り日本国内での国際的なモータースポーツイベントは11月のラリー・ジャパンのみとなった。

    F1は8月18日(水)、10月10日に三重県・鈴鹿サーキットで開催を予定していたF1日本GPの開催中止を発表。渡航者に対する14日間の隔離期間が最大のネックとなった。

    翌日には11月5日(金)~7日(日)に開催予定だった鈴鹿8耐久(2021 FIM世界耐久選手権 “コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会)についても、2年連続で開催中止が決定。すでに富士スピードウェイでのWEC富士6時間レース(9月24日)、もてぎでのMotoGPの日本GP(10月3日)は中止が決定している。

    日本では東京オリンピックが終了し、来週からは東京パラリンピックが控えている。だが、緊急事態宣言は9月12日まで延期され、まん延防止等重点措置を含めて対象地域を拡大。それでも、今週の新型コロナウイルスの感染者は過去最大数を更新し続けている。

    ラリー・ジャパンは昨年WRC復帰を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止となった。再び中止となった場合、ホームグラウンドで成功したシーズンを終えることを望んでいるチャンピオンシップリーダーのトヨタにとって大きな打撃となるだろう。

    ラリー・ジャパンは2021年11月11日〜14日とまだ3ヶ月ほど先の話であるため新型コロナウイリスの状況がどうなっているかはまだ分からない。ま、たF1とは異なり、前戦から3週間のインターバルがあるため、隔離期間の問題はクリアできるだろう。(4週間のインターバルがあった富士6時間は中止となったが)

    だが、ある意味で閉鎖的なサーキットとは異なり、市街地というラリーの特性には様々な意見が出てくることだろう。ラリー・ジャパンは、愛知県と岐阜県の8市町の山間部を含めた公道がコースに予定されている。

    また、ホンダがF1ラストイヤーにホームレース開催を断念せざるを得なかったことから、トヨタのホームレースを日本政府が許可した場合、「五輪は良くて四輪は駄目なのか」という意見と同じように、「トヨタは良くてホンダは駄目なのか」という論調も出てくるかもしれない。

    昨年は8月のちょうどこの時期に開催中止を発表したラリー・ジャパン。だが、今のところ、ラリー・ジャパンの開催可否については驚くほど静かな状況となっている。だが、一部海外メディアでは、中止になった場合、2020年にラリー・ジャパンの空白を埋めたラリー・モンツァが、理論的にはWRCにとって再び選択肢となる可能性があると報じている。

  • F1日本GPに続き…鈴鹿8耐も2年連続で開催中止が決定 / 鈴鹿サーキット

    F1日本GPに続き…鈴鹿8耐も2年連続で開催中止が決定 / 鈴鹿サーキット

    鈴鹿サーキットは、2021年11月5日(金)~7日(日)に開催予定だった鈴鹿8耐久(2021 FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会)についても、2年連続で開催中止を決定したことを発表した。

    8月18日に発表されたF1日本GPの中止と同様に、鈴鹿8耐の中止も新型コロナウイルスによる海外関係者の日本入国の問題が中止の要因となった。

    「これまで開催に向けた準備を進めて参りましたが、国内チームと海外チームが混在しており、防疫のための活動単位(バブル)運用が困難であることや、現段階で海外関係者の日本入国が見込めない状況を受け、やむなく開催中止の決断をいたしました」

    「ファンの皆様と同じく、非常に辛い決断でありますが、昨年来より続く新型コロナウイルス感染症による影響として、ファンの皆様および関係者の皆様におかれましては、ご理解くださいますようお願いいたします」

    田中薫(株式会社モビリティランド代表取締役社長)
    「”コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレースについて、2年ぶりの開催を目指して準備を進めてまいりましたが、やむなく中止の決断をいたしました。我々にとって、とても大切なレースである鈴鹿8耐が2年連続で中止という、極めて悔しい決断となりましたが、ファンの皆様、関係者の皆様のためにも、2022年の鈴鹿8耐が、より一層魅力あるものとなるよう準備を進めてまいります。」

    ちなみに国内チームによって行われるスーパーGTについては、8月21日~8月22日に鈴鹿サーキットで予定通りに開催される。鈴鹿サーキットが位置する三重県はまん延防止等重点措置の対象地域となっている。

  • F1日本GP中止、特例認めず「五輪はOKで四輪はNG?」の声

    F1日本GP中止、特例認めず「五輪はOKで四輪はNG?」の声

    2021年のF1日本GPの開催中止が決定。オリンピックは隔離を免除するなど特例入国が認められたことから、ファンからは「五輪はOKで四輪はNG?」の声が挙がっている。

    日本でのオリンピック・パラリンピックに続き、10月10日に鈴鹿サーキットでF1日本GPが開催する予定だったが、過去数ヶ月で新型コロナウイルスの感染が増加。緊急事態宣言の対象地域は拡大し、期間も9月12日まで延長され、鈴鹿サーキットのある三重県もまん延防止等重点措置の対象地域に入る予定となっている。

    今シーズン限りでホンダがF1から撤退することもあり、7年ぶりの日本人ドライバーである角田裕毅選手の凱旋や、ホンダF1最後の雄姿を見せるためにも、ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は「たとえ無観客でもテレビを通じてホンダ最後の年のF1日本GPをファンに届けしたい」と実現にむけて準備に取り組んできた。

    しかし、最終的には中止が決定した。鈴鹿サーキットは「昨年末より、海外関係者入国受入に伴う、防疫対策・輸送計画・査証申請などの準備を進めてまいりました。この準備は、大きなチャレンジであり、特別な今年のF1日本グランプリを開催するために、膨大な時間をかけて取り組んでまいりました」としながらも、「F1日本GPを開催するために設定された期日までに、F1海外関係者の日本入国が確実な状況に至らなかったために、やむなく開催中止の決断をいたしました」と述べている。

    F1は声明で「日本のプロモーターや当局との継続的な話し合いの結果、日本政府は、国内でのパンデミックの継続的な複雑さのために、今シーズンのレースをキャンセルする決定を下した」と述べている。

    最もネックとなったのは、海外から日本への渡航者に対する14日間の隔離期間だ。F1日本GPは、前戦F1トルコGPから1週間のインターバルしかなく、“特例”が認めなければ実現は不可能だった。

    F1イギリスGPでは満員の観客が入ったが、基本的にF1は各国の新型コロナウイルス対策に合わせてチャーター機による移動を含めた“バブル”環境で動いており、サーキット敷地内にホテルを併設する鈴鹿サーキットでは、無観客でバブルのなかで開催することは不可能ではなかっただろう。

    オリンピックでは、14日間の隔離を免除するなどの特例入国が認められ、物議を醸していた。そのため、厳格なバブル環境で動くことが可能なF1に“特例”が認められかったことにファンからは「五輪はOKで四輪はNG?」の声が挙がった。ちなみに二輪の最高峰レースであるMotoGP、そして、今週末ル・マン24時間レースが開催されるFIA世界耐久選手権(WEC)は日本での早々に中止を決断している。

  • セルジオ・ペレス 「ホンダF1のために彼のホームでレースをしたかった」

    セルジオ・ペレス 「ホンダF1のために彼のホームでレースをしたかった」

    レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、2021年のF1日本GPの中止に「ホンダF1のために彼のホームでレースをしたかった」と無念を口にした。

    ホンダは今シーズン限りでF1から撤退するため、今年、レッドブル・ホンダに加入したセルジオ・ペレスにとって、ホンダドライバーとして鈴鹿でレースをするのは2021年が最後のチャンスだった。

    しかし、F1は8月18日(水)に2021年のF1日本GPの中止を発表した。

    セルジオ・ペレスは、日本のF1ファンに感銘を受けており、2018年のF1日本GP前には「日本は世界で最も情熱的なファンに会える場所でもある」と語っていた。

    「彼らはいつもアットホームな気持ちにさせてくれる。彼らの多くが一年中ソーシャルメディアで僕に書いてくれる。手紙を書いてくれるし、鈴鹿に着いたときにはプレゼントで驚かせてくれる。本当にスペシャルだ」

    「トラックを離れると、いつもホテルで僕を待ってくれる特別なファンがいる。彼らのF1への愛情を見るのは素晴らしいことだ」

    今回、2021年のF1日本GPの中止を受けて、セルジオ・ペレスはソーシャルメディア日本のファンに囲まれている動画とともにに心境を投稿した。

    「ホンダのために彼らのホームでレースをすることを本当に望んでいた。本当にそれを経験したかった」とセルジオ・ペレスはコメント。

    「熱心な日本のファンのことを思うと本当に残念だけど、僕たち全員がお互いをケアしなければならない時間だということを理解している」

  • 角田裕毅、2021年のF1日本GP中止に理解 「状況を考えると仕方ない」

    角田裕毅、2021年のF1日本GP中止に理解 「状況を考えると仕方ない」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年のF1日本GPが中止になったことを受けてSNSでコメント。「状況を考えると仕方ない」と語った。

    F1は18日(木)、10月10日に鈴鹿サーキットで開催が予定されていたF1日本GPを中止することを発表。今シーズン限りでF1を撤退するホンダは、最後の雄姿を母国のファンに見せる機会を失った。

    今年、7年ぶりに日本人F1ドライバーとしてデビューを果たした角田裕毅にとっても今年は母国で凱旋レースを見せるチャンスがなくなった。

    「楽しみにしていましたが状況を考えると仕方ないですね…」と角田裕毅はSNSに投稿。「また日本食食べれられない期間が増えた」とアルファタウリのファクトリーがあるイタリアを拠点としている角田裕毅は語った。

    2021年のF1日本GPは中止となったものの、鈴鹿サーキットは2024年まで開催契約を結んでおり、角田裕毅が日本のファンの前で走る機会が潰えたわけではない。

    レッドブルF1は、2022年もピエール・ガスリーと角田裕毅という今季のコンビを続投させることを示唆しており、アルファタウリは「HONDA」のロゴは表示されていないものの、今季のホンダのF1エンジンをレッドブルが運用する形でF1を戦うことが決定している。

    レッドブルは、遅くともF1オランダGP(9月5日)までにはレッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリの4名のドライバーを発表するとしており、角田裕毅の残留が決定すれば、2022年にはホームの鈴鹿でのレースでファンの応援を受けることができる。

  • 2021年 F1日本GP中止、日本政府から開催許可が下りず

    2021年 F1日本GP中止、日本政府から開催許可が下りず

    2021年 F1日本GPは、国内でのオリンピックの成功にもかかわらず、新型コロナウイルスのパンデミックのためにキャンセルされた。

    新型コロナウイルスの感染拡大をめぐる複雑さと、日本の厳しい入場制限のため、鈴鹿サーキットでのレース開催は疑わしいものだった。しかし、F1と鈴鹿のオーナーでレースのスポンサーであるホンダは、今年の夏に開催されたオリンピックに後押しされていた。ファンの数が限られている場合でも、F1日本GPが許可されることが期待されていた。

    だが、F1は声明のなかで日本政府がレースの開催を許可しなかったことを明らかにした。これは、ホンダが今シーズンの終わりにF1から撤退する前に、最後にもう一度ホームでレースをする機会がないことを意味する。

    ホンダは、声明でF1日本GPの中止を「無念」と述べた。

    「昨年に続いてF1日本グランプリレースが中止になってしまいました。 ホンダF1にとっては最後のホーム鈴鹿で戦う姿を、楽しみにされていたファンの皆さまにお見せできなくなってしまったことを本当に無念に感じています」とホンダのブランド・コミュニケーション本部長を務める渡辺康治は述べた

    F1は、さまざまなオプションを模索しており、F1日本GPの中止がカレンダーに与える影響は不明だ。

    1つは、F1テキサスGPとしてオースティンでダブルヘッダーでレースを開催する計画がある。その他のカレンダーの不確実性は、英国からの旅行者の入国制限が難しい国に関連している。トルコとメキシコはどちらも英国政府の「レッドリスト」に含まれている。

    ただし、たとえば、英国を拠点とする担当者が帰国時に検疫することなく、そのような国に行くことができるように、さまざまな今後の旅行の手配を計画するなど、これを回避する方法はいくつかある。

    2021年のカレンダーが完成するまでには数週間かかると予想されている。

    「日本のプロモーターや当局との継続的な話し合いの結果、日本政府は、国内でのパンデミックの継続的な複雑さのために、今シーズンのレースをキャンセルする決定を下した」とF1は声明で述べた。

    「F1は現在、改訂されたカレンダーの詳細に取り組んでおり、今後数週間で最終的な詳細を発表する予定だ。F1は今年、そして2020年に、進行中の不確実性に適応して解決策を見つけることができることを証明し、今年以降にF1イベントを開催する場所への関心の高さに興奮している」

  • レッドブルF1 「2022年の日本GPでみなさんに会うのが待ち切れない」

    レッドブルF1 「2022年の日本GPでみなさんに会うのが待ち切れない」

    2021年のF1日本GPの中止を受け、レッドブルF1を始め、多くのF1チームがSNSでコメントを寄せている。

    F1は8月18日(水)、2021年のF1日本GPの中止を決定したことを発表。日本人ドライバーの角田裕毅が、最後のホンダのF1エンジンを走らせる雄姿をファンに見せるという願いは実現しなかった。

    F1日本GPの中止を受け、F1公式SNSは日本語でコメントを発表。

    「日本の素晴らしいファンのみなさんへ
    残念ながら、今年は日本でレースを行うことができなくなりました。2022年にみなさんにお会いすることを楽しみにしています」

    レッドブルF1は「日本GPがキャンセルになりました。安全に過ごしましょう! 我々は来年みなさんに会うのが待ち切れません!」とコメント。

    マクラーレンは「もう日本に行けなくて寂しくなっています。今年はF1レースはありませんが、すぐに素晴らしい日本のファンのみなさんの前に戻ってきます!」とコメント。

    アストンマーティンF1は「日本の素晴らしいファンの皆さん、我々はみなさんに会えなくて寂しいです。すぐにお会いしましょう」と述べた。