カテゴリー: F1日本GP

  • 2026年F1日本GP 予選 ハイライト動画

    2026年F1日本GP 予選 ハイライト動画

    2026年F1日本GP予選は、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが圧巻の走りでポールポジションを獲得し、鈴鹿に新たな主役が誕生する結果となった。中国GPに続く2戦連続ポールという快挙で、若きイタリア人ドライバーが完全に主導権を握っている。

    Q3では1回目のアタックで記録した1分28秒778が決定打となり、その後の最終アタックでタイム更新はならなかったものの、他のドライバーが届かずトップを守り切った。

    チームメイトのジョージ・ラッセルは0.298秒差の2番手、マクラーレンのオスカー・ピアストリが3番手につけ、上位は三つ巴の構図となった。

    フェラーリ勢ではシャルル・ルクレールが4番手。最終アタックでは好タイムが期待されたが、わずかなオーバーステアでラップをまとめきれなかった。ランド・ノリスが5番手、ルイス・ハミルトンが6番手と続き、トップ争いは依然としてメルセデス優位ながら、他チームも射程圏内に迫っている。

    一方で波乱となったのがQ2。マックス・フェルスタッペンがまさかの11番手敗退を喫し、鈴鹿で続いていたポールポジション記録が途絶えた。マシンについて「まったく運転できない」と無線で訴えるなど、深刻な不調が明らかとなった。

    決勝はポールスタートのアントネッリに対し、ラッセルとピアストリがどこまでプレッシャーをかけられるかが焦点となる。スタートや戦略次第ではフェラーリ勢の逆転も十分に考えられ、三つ巴、あるいはそれ以上の混戦レースとなる可能性が高い。鈴鹿での勝者争いは、予選以上に激しさを増しそうだ。

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  • シャルル・ルクレール フェラーリF1に苛立ち「ストレートで何もできない」

    シャルル・ルクレール フェラーリF1に苛立ち「ストレートで何もできない」

    シャルル・ルクレール(フェラーリ)は2026年F1日本GP予選で4番手を記録したが、その結果以上に内容への不満を隠さなかった。Q3のアタック自体には満足しているとしながらも、ストレートでのロスが決定的だったと振り返っている。

    オーストラリア、中国に続いて繰り返される課題はエネルギーマネジメントであり、特に予選の最終局面で差が広がる状況が続いている。極めて繊細な制御が求められる現行パワーユニットでは、小さな操作の違いが大きなタイム差につながる構造となっている。

    エネルギーマネジメントが生む“見えないロス”
    コーナーを速く抜けることで回生やデプロイのタイミングが変化し、ストレートでのエネルギー切れを引き起こす――こうした現象がルクレールのラップにも影響していた。350kWの電動パワーと限られたバッテリー容量の組み合わせは、わずかなズレでも一気にパフォーマンスを損なう。

    特にスプーン立ち上がりでは、前回のラップより約6km/h速い状態でアクセルに戻したものの、オーバーステアによってわずかにリフト。その結果、加速の立ち上がりを失い、最終的には最大8km/hもの差に転じた。

    パワーユニットはストレート前半で一時的に優位を示したものの、エネルギーが尽きると差は再び拡大。130R以降では内燃エンジン主体となり、最終的には再び均衡するという、典型的な“電力切れ”の挙動が見られた。

    ルクレール「ドライバーにはどうにもできない」
    「大丈夫だ、あのオーバーステアについてはそれほど心配していない。多くの人はそこでタイムを失ったと思っているだろうけど、実際にはコーナースピードを上げたことでかなり稼いでいた。むしろポジティブに近かった。あの後のラップで何かを犠牲にしたとは思っていないし、最大限プッシュした。全体としては良いラップだった」

    「ただ、パワーユニットはエネルギー管理の観点で非常に敏感だし、小さな違いが大きな差になる。僕たちはQ3でシステム最適化の面で少し苦しんだ。その結果、特に第2、第3セクターのストレートでタイムを失っている。本当にフラストレーションが溜まる。ドライバーとしてできることは限られているからだ」

    「完璧ではなかったが、ラップにはとても満足している。ただ自分自身と比べてもストレートで大きくタイムを失った。それが本当にフラストレーションだ。分かっていても実際に起きるとステアリングを叩きたくなる。ストレートでは100%の状態になると、できることはほとんどない」

    「何が起きたのかは分からないが、Q3では14コーナーから16コーナーにかけてかなり失った。それでもそれ以外は良いラップだった。8コーナーでの場面はあったが、8/9のシークエンスは良かった。全力を尽くしたし、うまくいった部分も多いが、4番手という結果には少し失望している」

    シャルル・ルクレール スクーデリア・フェラーリ 日本GP

    決勝はスタート勝負 マクラーレンとメルセデスに挑む
    決勝に向けてルクレールは、マクラーレンに対してはプレッシャーをかけられると見ている。一方でメルセデスに対しては依然としてレースペース面での優位を認めており、特にクリーンエアに入った際の差は大きいと分析する。

    鈴鹿はオーバーテイクが難しいサーキットであることから、スタートでのポジションアップが鍵となる。フェラーリは条件が揃えば互角に戦えるものの、タイヤマネジメントや展開次第では差を広げられる展開も想定されている。

    「良いスタートが決まればプレッシャーをかけられるかもしれない。ただ、その後はいずれ抜かれてしまうと思う。彼らはレースペースで大きなアドバンテージを持っている」

    「もし最後のラップまで戦い続けることができれば勝つチャンスもあるだろう。でも彼らがクリーンエアを得た瞬間、僕たちが再び追いつくのは不可能になる」

  • フェルスタッペン レッドブルF1に困惑「もうフラストレーションすらない」

    フェルスタッペン レッドブルF1に困惑「もうフラストレーションすらない」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は2026年F1日本GP予選でQ2敗退を喫し、グリッド11番手から決勝を迎えることになった。

    予選を通じてマシンの挙動に苦しみ続けたフェルスタッペンは、RB22の問題に困惑しており、もはやフラストレーションを通り越した心境にあることを明かした。

    制御不能な挙動に苦しんだRB22
    フェルスタッペンはQ1を9番手で通過したものの、Q2では序盤のアタックで10番手タイムにとどまり、チームメイトのアイザック・ハジャーに0.024秒差、アウディのニコ・ヒュルケンベルグには0.049秒差という接戦の中に埋もれた。

    最終アタックではタイムを0.1秒更新したが、ファン・アメルスフォールト・レーシングのアービッド・リンドブラッドが大きくタイムを伸ばし、フェルスタッペンはQ2敗退圏へと押し出された。

    「クルマに何か問題があると思う。突然、この予選では完全にドライブ不能になった」とフェルスタッペンは無線で語った。

    「高速域でリアが突然跳ねてしまうんだ」

    改善できない問題と信頼感の欠如
    フェルスタッペンはセッション後も原因を掴めていない様子で、週末を通じてセットアップ変更を重ねながらも問題を解決できなかったと説明した。

    「週末を通して変更はしてきたけど、同時にクルマにはいくつか問題があって、それを解決しようとしているところだ。予選ではFP3よりも悪化していたと思う」

    「本当にプッシュしようとすると、完全にコントロール不能だった。全然良くなかったし、どのコーナーでも攻める自信がまったく持てなかった」

    「僕にとっては行き詰まっていた。これ以上プッシュできなかった」

    また、問題はパワーユニットではないと強調した。

    「パワーユニットが最大の問題ではない。クルマ側で本当に苦しんでいる」

    フェルスタッペン F1 レッドブル・レーシング

    「もうフラストレーションすらない」
    フェルスタッペンは現在の状況について、怒りや失望すら感じなくなっていると語った。

    「もうフラストレーションすらない。その段階は過ぎている」

    「何と言えばいいのか分からないけど、正直どう考えればいいのかも分からない」

    「もう怒ってもいないし、失望もしていないし、フラストレーションもない」

    それでも将来については、改善への希望をわずかに残している。

    「もちろんいくつかの問題は解決できるはずだ。できれば今後数週間から数カ月の間にね」

    レッドブル・レーシングにとって厳しい週末となる中、フェルスタッペンは後方からの巻き返しを狙うことになる。

  • ホンダF1 日本GP予選総括「信頼性には成果 決勝は完走へ」

    ホンダF1 日本GP予選総括「信頼性には成果 決勝は完走へ」

    ホンダF1 トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、鈴鹿サーキットで行われた2026年F1日本GP土曜日の走行を振り返り、FP3から予選まで大きな問題なくプログラムを遂行できたと明かした。

    一方で、パフォーマンス面では依然として厳しい状況にあると認めつつ、少なくとも信頼性については一定の前進が見られていると説明した。決勝に向けては、事実を受け止めたうえで、まずは完走を目標に臨む姿勢を示している。

    折原伸太郎「少なくとも信頼性には成果」
    ホンダF1 トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、FP3から予選にかけての流れについて次のように振り返った。

    「FP3、予選と、昨日に引き続きスムーズなセッションだったと思います。PUに問題は発生せず、順調に走行プログラムをこなしています。」

    一方で、パフォーマンス面については厳しい現状を認めた。

    「パフォーマンスに関しては、ラップタイムを見ると求めているレベルには全然達していないですが、少なくとも信頼性に関しては、ある一定の成果が見せられていると感じています。」

    予選結果についても、現時点での実力を受け止める姿勢を強調している。

    「予選については今できることを精一杯やった結果なので、事実を受け止め、決勝はこれまでできなかった完走を目指してやっていきたいと思います。」

    ホンダF1 本田技研工業 日本GP

  • ランス・ストロール F1日本GP予選22番手「バッテリーのトラブルが出た」

    ランス・ストロール F1日本GP予選22番手「バッテリーのトラブルが出た」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・ホンダ)は、2026年F1日本GP予選で22番手に終わり、パフォーマンス不足が続く現状を振り返った。信頼性面では一定の前進が見られたものの、依然としてスピード不足が課題となっている。

    決勝に向けては大きな改善は見込めないとしつつも、まずは完走を目標に据えている。

    予選での走行について、ストロールは次のように語った。

    「最後のアタックでいくつか問題があった。コンマ数秒は改善していたけど、バッテリーのトラブルが出てタイムを失った」

    「ただ、取り組むべきポイントは分かっている。やるべきことは変わらないし、明日はレースでできる限り前に進んで、なんとかチェッカーを受けられるようにしたい」

    ランス・ストロール アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム ホンダF1

  • フェルナンド・アロンソ F1日本GP予選Q1敗退「数か月は厳しい状況が続く」

    フェルナンド・アロンソ F1日本GP予選Q1敗退「数か月は厳しい状況が続く」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)は、2026年F1日本GP予選で21番手に終わり、走行後にマシンの厳しい現状について率直な見解を示した。予選・プラクティスを通じてパフォーマンス不足が続く中、短期的な改善は難しいとの認識を明かしている。

    鈴鹿サーキットの特性も相まって苦戦が続くなか、チームは複数の改善策に取り組んでいるものの、即効性のある解決には至っていない状況だという。

    現状のマシンパフォーマンスと今後の見通しについて、アロンソは次のように語った。

    「正直なところ、最初の2戦とあまり変わっていない。クルマは同じで、直面している課題も同じだ。だから、ほぼ予想通りだったと思う」とアロンソはコメント。

    「鈴鹿は僕たちの弱点にあまり合っていないコースでもあるから、今日は厳しかったし、これから数か月は厳しい状況が続くと思う。劇的に一夜で変わるようなことは期待していない」

    「ただ同時に、両方のファクトリーで異なる解決策や哲学に取り組んでいて、データ上ではいい結果も出ている。まだクルマには反映されていないけど、これがF1だし、すべてには時間がかかる」

    「でも僕たちは2週間ごとにレースをしているから、その時間がない。それでも我慢強くいる必要がある」

    フェルナンドアロンソ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム ホンダF1

    また、チームが投入した対策によるフィーリングの変化については、次のように振り返った。

    「あまり変わらなかった。昨日はかなり良く感じていて、振動もかなり少なかったから正直うれしい驚きだった」

    「でも今日はまた戻ってしまった。日ごとに状況が変わる、少しランダムな問題でもあるようだ」

    「だから明日はいい流れの日になることを願っているし、レースを完走できればと思う」

  • F1日本GP 予選 アントネッリが2戦連続ポール フェルスタッペンQ2敗退

    F1日本GP 予選 アントネッリが2戦連続ポール フェルスタッペンQ2敗退

    2026年F1日本GP予選で、メルセデスのキミ・アントネッリがポールポジションを獲得した。チームメイトのジョージ・ラッセルを上回り、マクラーレンのオスカー・ピアストリが3番手に続いた。

    鈴鹿サーキットで行われた予選は、アントネッリがセッションを通して速さを見せ、Q3最初のアタックで記録した1分28秒778が最終的にトップタイムとなった。

    アントネッリが2戦連続ポールを獲得
    キミ・アントネッリ(メルセデス)は中国GPに続き、2戦連続でポールポジションを獲得した。Q3では最初のアタックで暫定ポールを記録し、最終アタックではタイム更新こそならなかったものの、そのラップで他のドライバーを上回った。

    「本当に満足している。良いセッションだったし、クリーンな内容だった」

    「マシンのフィーリングはとても良くて、走るたびにどんどん改善していった」

    「最後のラップはターン11でロックアップしてしまったのが残念だったが、それでも良いラップだった」

    「セッションにはとても満足しているし、今は明日に集中する」

    ラッセル2番手 ピアストリが最接近
    ジョージ・ラッセルはアントネッリから0.298秒遅れの2番手となった。セッション中にはリアのフィーリングに苦しみ、「何かが完全には正しくない」と無線で報告する場面もあった。

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは3番手につけ、メルセデス勢に最も近い位置に入った。フェラーリのシャルル・ルクレールは最終アタックで挙動を乱し、4番手にとどまった。

    ランド・ノリスが5番手、ルイス・ハミルトンが6番手。アルピーヌのピエール・ガスリーが7番手で“ベスト・オブ・ザ・レスト”となり、レッドブルのアイザック・ハジャーが8番手。アウディのガブリエル・ボルトレトとレーシングブルズのルーキー、アービッド・リンドブラッドがトップ10を締めくくった。

    Q2でフェルスタッペン敗退の波乱
    予選最大の波乱はQ2で起きた。レッドブルのマックス・フェルスタッペンは11番手に終わり、鈴鹿で続いていたポールポジションの連続記録が途切れた。

    フェルスタッペンは走行中に「マシンが完全にドライブ不能だ」と訴えており、パフォーマンスに深刻な問題を抱えていた。

    このセッションではエステバン・オコン(12番手)、ニコ・ヒュルケンベルグ(13番手)、リアム・ローソン(14番手)、フランコ・コラピント(15番手)、カルロス・サインツJr.(16番手)も敗退した。

    Q1ではベアマン敗退
    Q1ではハースF1チームのオリバー・ベアマンが18番手で敗退する波乱があった。ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンも17番手で姿を消した。

    キャデラックのセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスが19番手と20番手、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールも敗退し、グリッド後方に沈む結果となった。

    Q1〜Q3の展開
    Q1ではシャルル・ルクレールが最速タイムを記録。アントネッリも最初のアタックでトップに立つ速さを見せた。ラッセルはリアの不安定さを訴えながらも最終的に2番手まで順位を上げた。

    Q2ではピアストリが一時トップに立つも、最終的にはアントネッリが1分29秒048で最速。リンドブラッドが10番手に飛び込み、フェルスタッペンが押し出される形で敗退となった。

    Q3ではアントネッリが最初のアタックでトップに立ち、その後の最終アタックでも他を寄せ付けずポールポジションを確定させた。ラッセルは2番手、ピアストリは3番手でセッションを終えた。

    決勝に向けた焦点
    アントネッリは2戦連続ポールから、グランプリ連勝を狙う立場となる。鈴鹿はオーバーテイクが難しい一方で、スタートと戦略が重要となるコースであり、フェラーリやマクラーレン勢がどこまでプレッシャーをかけられるかが焦点となる。

    メルセデスの優位は明確だが、決勝ではその優位を維持できるかが勝敗を分けるポイントとなる。

    日本グランプリ

    2026年F1日本GP 予選

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    5.ランド・ノリス(マクラーレン)
    6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    7.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    8.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    9.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    10.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    11.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    12.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    13.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    14.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    15.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    16.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    17.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    18.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    19.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
    20.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
    21.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    22.ランス・ストロール(アストンマーティン)

  • 角田裕毅 F1に残るための決断「あえてレースをしない道を選んだ」

    角田裕毅 F1に残るための決断「あえてレースをしない道を選んだ」

    レッドブルのリザーブドライバーを務める角田裕毅は、2026年F1第3戦日本GPの週末、鈴鹿サーキットには多くのファンが詰めかける中、メディアセッションで現在の立場について率直な思いを語った。

    今季はオラクル・レッドブル・レーシングおよびビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チームのリザーブとして活動。カート時代を含めても初めて“レースに出場しないシーズン”を過ごしているが、その選択は自らの意思によるものだという。

    角田『F1に残るために選んだ道』
    「レースができないということではないです。レースをしようと思えば、このチームではないところでレースをする選択もできた。ある意味、レースをしないことを選んだ。それはF1に残るためです」

    「別にレースができないという感覚はない。レース人生を考えたうえで出した決断だし、後悔もしていない」

    「スクリーン越しに見ていると、運転できないフラストレーションはある。でも、そのおかげで自分がどれだけF1に思い入れがあるか知ることができた」

    レースから一歩引いた立場だからこそ、自身の原点と向き合う時間にもなっている。

    角田『今のF1は別のカテゴリーのよう』
    「チームメイトとの差がつきにくいかなと思った。今年のF1はエネルギーの部分がかなり大きいので、どれだけコーナーでエネルギーを回収できるかが大切」

    「コーナーで遅くても、それが直接タイムに響くわけではない。ストレートでその遅れを回収することのほうが重要になる」

    「2025年までとは違うクルマだから、エネルギー回生を考えなくちゃいけない。鈴鹿のセクター1も、今まではアクセルをパーシャルで使っていたけど、今年はストレートを考えると抜いた方がいい」

    「いままでと違うカテゴリーになったように感じている」

    エネルギーマネジメントが鍵を握る2026年のレギュレーションは、ドライビングそのものの概念を変えていると強調した。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    角田『リザーブの役割は自分次第』
    「リザーブドライバーといっても、みんな同じわけではない。僕はいまのところレースに金曜日から帯同して、そのなかでチームに助言とかもしている」

    「シミュレーターはやりたい時にできるし、やらされているわけではない。自分でやりたい日を決めてやらせてもらっている」

    「めちゃめちゃトレーニングはしている。フィジカル面では今のところベストシェイプだと思う」

    現場でのフィードバック、シミュレーター作業、そしてトレーニングと、役割は多岐にわたるが、そのすべてが将来の復帰に向けた準備につながっている。

    角田『チャンスが来ればすぐに乗れる』
    「TPC(旧型車テスト)はまだわからないが、ヨーロッパでF2やF3のマシンに乗る予定。ただレースではない」

    「ある程度調整はしている。乗るしかないし、イメージはできている」

    F1マシンでの実走機会は未定ながら、装備や準備は整っており、いつでもレース復帰に対応できる状態にある。

    角田『必ずまた戻ってくる』
    「今年、みなさんの前で走ることができないのはすごく残念」

    「来年、もしくは今年のどこかで戻って来られるように最大限頑張る」

    「今年は一観客として、皆さんと同じようにレースを楽しみたい」

    悔しさを抱えながらも、その選択に迷いはない。角田裕毅はF1の舞台に戻るため、静かに、しかし確実に準備を進めている。

  • F1日本GP 予選 結果・タイムシート アントネッリが2戦連続PP獲得

    F1日本GP 予選 結果・タイムシート アントネッリが2戦連続PP獲得

    2026年F1日本GP 予選の結果・タイムシート。3月28日(土)に鈴鹿サーキットで2026年のF1世界選手権 第3戦 日本グランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。2番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22
    番手だった。

    ■ アントネッリが鈴鹿で連続ポール獲得
    メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがポールポジションを獲得。最初のアタックが決定打となり、2戦連続ポールを記録した。

    ■ ラッセル届かず2番手止まり
    ジョージ・ラッセルは最終アタックでミスがあり逆転ならず。中盤セクターでタイムを失い、チームメイトに0.298秒差をつけられた。

    ■ ピアストリ3番手 マクラーレン接近
    オスカー・ピアストリは3番手を確保。メルセデスには届かなかったものの、予選ペースでの差は着実に縮まっている。

    ■ フェラーリは最終セクターで失速
    シャルル・ルクレールは好調な立ち上がりを見せながらも、スプーン出口でアンダーステアを出して失速。最終的に4番手に留まった。

    ■ Q2最大の波乱 フェルスタッペン敗退
    マックス・フェルスタッペンがQ2で敗退。マシンバランスに苦しみ「ドライブ不可能」と語るなど、深刻な不調が露呈した。

    ■ リンドブラッド初鈴鹿でQ3進出
    アービッド・リンドブラッドが初走行の鈴鹿でQ3進出。トラックリミット違反を乗り越え、終盤にタイムをまとめてトップ10入りを果たした。

    ■ アウディ勢が存在感 中団トップ争い
    ニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトが上位争いに絡み、中団勢の中で最も安定したパフォーマンスを披露した。

    ■ マクラーレンはフェラーリを上回る
    ランド・ノリスとピアストリがフェラーリ2台の前に位置。信頼性問題を抱えながらも、純粋な速さでは優位を示した。

    ■ アストンマーティン・ホンダ深刻 Q1で2台脱落
    フェルナンド・アロンソとランス・ストロールがともにQ1敗退。信頼性は改善傾向も、ペース不足が顕著で苦しい週末となっている。

    ■ 鈴鹿はグリッド順が鍵 新時代でも重要
    新レギュレーション下でもオーバーテイクの難しさは未知数。伝統的に重要なスターティンググリッドが、決勝結果を左右する可能性が高い。

    日本グランプリ

    F1日本グランプリ 予選 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分30秒035 1分29秒048 1分28秒779
    2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分29秒967 1分29秒686 1分29秒076
    3 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分30秒200 1分29秒451 1分29秒132
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分29秒915 1分29秒303 1分29秒405
    5 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分30秒401 1分29秒975 1分29秒409
    6 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分30秒309 1分29秒589 1分29秒567
    7 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分30秒584 1分29秒874 1分29秒691
    8 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分30秒662 1分30秒104 1分29秒978
    9 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分30秒359 1分29秒990 1分30秒274
    10 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分30秒781 1分30秒109 1分30秒319
    11 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分30秒519 1分30秒262  
    12 31 エステバン・オコン ハース 1分30秒915 1分30秒309  
    13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分30秒358 1分30秒387  
    14 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分30秒657 1分30秒495  
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分30秒931 1分30秒627  
    16 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分30秒927 1分31秒033  
    17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分31秒008    
    18 87 オリバー・ベアマン ハース 1分31秒090    
    19 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分32秒026    
    20 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分32秒330    
    21 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分32秒646    
    22 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分32秒920    
  • F1日本GP 予選Q3 アンドレア・キミ・アントネッリが2戦連続ポールポジション

    F1日本GP 予選Q3 アンドレア・キミ・アントネッリが2戦連続ポールポジション

    2026年F1日本GP予選Q3は、メルセデスが圧倒的な速さを見せつける形で決着した。キミ・アントネッリがポールポジションを獲得し、これで2戦連続のポールという快挙を達成した。

    鈴鹿サーキットでの最終アタックは一発勝負の様相となる中、各車がプレッシャーの中でミスを犯し、タイム更新が伸び悩む展開となった。

    アントネッリ連続ポール メルセデス1-2
    アントネッリは最初のアタックで記録したタイムがそのまま決定打となり、後続を寄せ付けない速さでポールポジションを獲得した。

    最終アタックではミスも見られたものの、ライバルたちがタイムを更新できなかったことで順位は動かず。ジョージ・ラッセルが2番手に入り、メルセデスはフロントロー独占となった。

    フェラーリとマクラーレンは届かず
    フェラーリとマクラーレンはポール争いに食い込むポテンシャルを見せていたが、最終局面でタイムをまとめきれなかった。

    オスカー・ピアストリが3番手に入り、シャルル・ルクレールが4番手。ランド・ノリスは5番手で、ルイス・ハミルトンがそれに続いた。

    フェラーリ勢は特に最終セクターでタイムを失っており、エネルギー配分の影響も示唆される内容となった。

    中団ではガスリーが存在感
    中団勢ではピエール・ガスリーが7番手に入り、レッドブル・レーシングのアイザック・ハジャーを上回る結果を残した。

    また、ガブリエル・ボルトレトとアービッド・リンドブラッドもトップ10入りを果たし、混戦の中団からQ3に進出した実力を証明した。

    フェルスタッペンは不調を訴え
    Q2で敗退したマックス・フェルスタッペンは、マシンの挙動に強い不満を示した。

    「コーナー中盤でまったく曲がらないし、進入ではオーバーステアが出る。本当に扱いづらくて予測できない。FP3で少し改善したと思ったが、予選ではまた元に戻っていた。僕にとってはドライブ不能な状態だった」

    さらに今週投入した空力パッケージについても「機能していない」と語り、レッドブルの苦戦が鮮明となった。

    2026年F1日本GP予選トップ10
    ■ 1番手:キミ・アントネッリ(メルセデス)
    ■ 2番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    ■ 3番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    ■ 4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    ■ 5番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    ■ 6番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    ■ 7番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    ■ 8番手:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    ■ 9番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    ■ 10番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)

    メルセデスの圧倒的優位が際立つ中で、決勝はアントネッリが連勝を狙う展開となる。鈴鹿ではトラックポジションの重要性が高く、スタートと戦略が勝敗を大きく左右するレースになりそうだ。