カテゴリー: F1日本GP

  • オリバー・ベアマン F1日本GPで50Gの大クラッシュも骨折なし

    オリバー・ベアマン F1日本GPで50Gの大クラッシュも骨折なし

    オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)は、2026年F1日本GP決勝の序盤、鈴鹿サーキットのスプーンカーブで激しいクラッシュを喫した。

    ベアマンは前方のフランコ・コラピント(アルピーヌ)に急接近したことで回避行動を取らざるを得ず、芝生にはみ出したことでコントロールを失いスピン。そのままコースを横切る形でバリアに激突した。インパクトは50Gに達したと記録されている。

    事故後、ベアマンは自力でマシンを降りることができたが、マーシャルに支えられながら足を引きずる様子も見られた。

    その後メディカルセンターで検査を受けた結果、意識ははっきりしており、初期のX線検査では骨折は確認されなかった。ただし、右膝の打撲(コンテュージョン)が確認されている。

    ハースF1チームの小松礼雄代表は次のように説明した。

    「前のクルマとの速度差がかなり大きくなっていて、回避行動を取る必要があった状況でした」

    今回の事故は大きな衝撃を伴うものだったが、重傷に至らなかったことは不幸中の幸いと言える。なお、このレース後にはインターバル期間が設けられており、ベアマンにとっては回復に向けた時間が確保される見込みだ。

  • F1日本GP 決勝展開 セーフティカーで流れ一変 アントネッリが勝機つかむ

    F1日本GP 決勝展開 セーフティカーで流れ一変 アントネッリが勝機つかむ

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が2026年F1日本GPを制し、ドライバーズ選手権の首位に浮上した。鈴鹿サーキットで行われた決勝で、アントネッリはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)を抑えてトップチェッカーを受け、史上最年少の選手権リーダーとなった。

    レースは序盤にピアストリが主導権を握ったが、22周目のセーフティカーが流れを大きく変えた。

    まだピットストップを終えていなかったアントネッリは、このタイミングを生かして首位に立つと、その後は安定したリスタートから後続との差を広げ、2連勝を飾った。

    セーフティカーが勝負の分岐点に
    スタートではピアストリが素晴らしい蹴り出しを決め、1コーナーでトップに浮上した。一方でメルセデス勢はポジションを下げる形となったが、その後は巻き返しを図り、ジョージ・ラッセルは首位を走るピアストリにプレッシャーをかけ続けた。ただし、決定的なオーバーテイクには至らなかった。

    レースが動いたのは22周目だった。上位勢の一部がピットインを済ませるなか、ハースF1チームのオリバー・ベアマンが大クラッシュを喫し、セーフティカーが導入された。まだストップしていなかったアントネッリは、このタイミングでピットへ向かい、首位でコースへ復帰した。

    アントネッリが後続を突き放す
    リスタート後のアントネッリは落ち着いた走りを見せ、首位を守ると、そのまま後続とのギャップを築いた。最終的にはピアストリに13.722秒差をつけてフィニッシュし、日本で今季2勝目を挙げた。

    2位にはピアストリが入り、マクラーレンに今季初表彰台をもたらした。3位争いではルクレールがラッセルの追撃をしのぎ切り、最後の表彰台を確保した。ラッセルは4位に終わり、セーフティカーのタイミングに対する不満を無線でにじませる場面もあった。

    ノリスは5位 ガスリーがフェルスタッペンを抑える
    5位はランド・ノリス(マクラーレン)だった。終盤にはルイス・ハミルトン(フェラーリ)と接近戦を演じたが、ポジションを守り切った。ハミルトンは6位でレースを終えた。

    7位にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)が入り、後半の大半で背後につけていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)を抑え切った。両者の差はわずか0.337秒だった。9位はリアム・ローソン(レーシングブルズ)、10位はエステバン・オコン(ハースF1チーム)となった。

    アウディ勢は入賞届かず ストロールとベアマンがリタイア
    11位はニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)で、入賞まであと一歩だった。12位はアイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)、13位はガブリエル・ボルトレト(アウディ)、14位はアービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)だった。15位と16位には、それぞれカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)とフランコ・コラピント(アルピーヌ)が入った。

    17位はセルジオ・ペレス(キャデラック)で、18位はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、19位はバルテリ・ボッタス(キャデラック)、20位はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)だった。アルボンはレース中に合計6回のピットストップを記録した。

    リタイアは2台で、ランス・ストロール(アストンマーティン)はウォータープレッシャー系のトラブルが疑われる問題でガレージへ戻った。ベアマンは50Gの大きなクラッシュでレースを終えたが、ハースF1チームはその後、骨折はなかったと報告している。

    日本GP 2026年のF1世界選手権

    2026年F1日本GP 決勝 結果

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    5.ランド・ノリス(マクラーレン)
    6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    7.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    8.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    9.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    10.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    12.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    13.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    14.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    15.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    16.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    17.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
    18.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    19.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
    20.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    DNF.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    DNF.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)

  • 2026年F1日本GP 観客31万5000人 20年ぶり30万人超え

    2026年F1日本GP 観客31万5000人 20年ぶり30万人超え

    2026年F1日本GPが3月27日から29日にかけて三重県の鈴鹿サーキットで開催され、3日間の観客動員数が31万5000人に達したことが明らかになった。これは2009年の開催復活以降では最多であり、近年のF1人気の高まりを象徴する結果となった。

    2024年から春開催へと移行した日本GPは、2026年で3度目の春開催。桜の季節と重なるスケジュールも相まって、週末を通じて多くのファンが鈴鹿に詰めかけた。

    大会期間外の参考値ではあるが、26日のメディアデーには約2万5000人が来場し、前年から約4000人増加。走行初日の27日(金)は7万5000人と、前年の6万人から大きく伸ばし、週末の盛り上がりを予感させるスタートとなった。

    予選が行われた28日(土)は11万人を記録し、前年を約1万9000人上回る大幅増。そして決勝日の29日(日)は13万人が来場し、最終的に3日間の合計は31万5000人に到達した。

    この数字は、2025年の26万6000人を5万5000人上回るもので、2009年以降の最多記録を更新。また、30万人の大台突破は2006年以来、実に20年ぶりとなる。

    かつて1990年代から2000年代前半にかけては30万人規模の動員を誇っていた日本GPだが、その後は減少傾向となり、2010年代後半には15万人前後まで落ち込んでいた。しかし、コロナ禍明けの2022年に20万人を回復すると、以降は右肩上がりで推移。2025年の過去最多更新を経て、2026年はさらにそれを大きく塗り替える形となった。

    なお、2006年の36万1000人が歴代最多記録として残るが、2009年の再開以降は座席の指定席化などにより収容人数が変化しているため、単純比較はできない。それでも31万5000人という数字は、現在の開催環境において極めて高い水準であることに変わりはない。

    週末を通じて周辺交通機関の混雑も見られるなど、現地の熱気は非常に高く、日本GPの人気が完全に回復したことを印象づけるイベントとなった。

    F1日本グランプリ 観客数の推移

      3日間 フリー走行 予選日 決勝日
    2026年 315,000 75,000 111,000 13,000
    2025年 255,000 60,000 91,000 115,000
    2024年 229,000 50,000 77,000 102,000
    2023年 220,000 42,000 79,000 101,000
    2022年 200,000 38,000 68,000 94,000
    2019年 122,000 33,000 0 ※2 8.9000
    2018年 165,000 31,000 53,000 81,000
    2017年 137,000 26,000 43,000 68,000
    2016年 145,000 27,000 46,000 72,000
    2015年 165,000 30.000 54,000 81,000
    2014年 150,000 30,000 48,000 72,000
    2013年 171,000 33,000 52,000 86,000
    2012年 208,000 41,000 63,000 103,000
    2011年 199,000 34,000 63,000 102,000
    2010年 190,000 33,000 61,000 96,000
    2009年 210,000 31,000 78,000 101,000
    2008年 ※1 213,000 37,000 71,000 100,000
    2007年 ※1 282,000 52,000 90,000 140,000
    2006年 361,000 57,000 143,000 161,000
    2005年 320,000 54,000 110,000 156,000
    2004年 210,000 54,000 0 ※2 156,000
    2003年 329,000 54,000 120,000 155,000
    2002年 326,000 53,000 118,000 155,000
    2001年 310,000 50,000 110,000 150,000
    2000年 318,000 52,000 115,000 151,000
    1999年 318,000 52,000 120,000 146,000
    1998年 318,000 50,000 120,000 148,000
    1997年 317,000 65,000 112,000 140,000
    1996年 303,000 54,000 110,000 139,000
    1995年 330,000 60,000 125,000 145,000
    1994年 357,000 67,000 135,000 155,000
    1993年 350,000 67,000 132,000 151,000
    1992年 332,000 56,000 126,000 150,000
    1991年 337,000 69,000 120,000 148,000
    1990年 316,000 60,000 115,000 141,000
    1989年 283,000 51,000 100,000 132,000
    1988年 233.000 37,000 75,000 121,000
    1987年 225,000 36,000 74,000 112,000

    ※1 富士スピードウェイ
    ※2 台風により土曜日のセッションが全てキャンセル

  • キミ・アントネッリ F1日本GP優勝期待が圧倒的支持 歴史的快挙なるか

    キミ・アントネッリ F1日本GP優勝期待が圧倒的支持 歴史的快挙なるか

    2026年F1日本GPを前に、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリに対する期待が急速に高まっている。鈴鹿サーキットでの予選を制しポールポジションを獲得した19歳のルーキーは、ファン投票でも圧倒的な支持を集めた。

    RacingNews365のアンケートでは、アントネッリが1,677票を獲得しトップ。チームメイトのジョージ・ラッセルは696票で2位となり、メルセデス勢がフロントローを独占する形となった。

    3番手スタートのオスカー・ピアストリは403票、6番手のルイス・ハミルトンは309票を獲得。一方で予選11番手に沈んだマックス・フェルスタッペンは221票にとどまり、5番手スタートのランド・ノリスはわずか60票と支持が伸びなかった。

    10代での複数勝利なら史上初の快挙
    アントネッリが鈴鹿で優勝を果たした場合、F1史上初となる「10代で複数勝利」を達成することになる。

    これまで10代での優勝経験を持つのはマックス・フェルスタッペンのみで、2016年スペインGPでの1勝にとどまっている。その記録を塗り替える可能性が、今回の日本GPで現実味を帯びている。

    デビューイヤーから際立つ完成度
    アントネッリは2026年シーズンの開幕から強烈な存在感を示している。オーストラリアで2位に入り、中国では初優勝を達成。ルーキーとは思えない安定したパフォーマンスを披露している。

    鈴鹿での予選でもその速さは際立っていた。Q3最初のアタックで記録した1分28秒778が決定打となり、ジョージ・ラッセルに約0.3秒差をつけてポールポジションを獲得している。

    このまま決勝でも勝利を手にすれば、アントネッリは記録と実力の両面でF1の新たな時代を象徴する存在となる可能性が高い。

  • 2026年F1日本GP 決勝:全22名の持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2026年F1日本GP 決勝:全22名の持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2026年F1日本GP 決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数と予想されるタイヤ戦略を公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がポールポジションを獲得した2026年F1日本GP。鈴鹿サーキットはオーバーテイクが難しく、近年はポールスタートが極めて有利な傾向にある。

    2026年型マシンではオーバーテイク手段は増えているものの、その効果が限定的であれば、勝負の鍵は戦略に移る。決勝ではタイヤ選択とピットタイミングが結果を大きく左右することになる。

    基本戦略は1ストップ ミディアム→ハードが軸
    今季ここまでの2戦と同様に、鈴鹿でも1ストップ戦略が基本となる見込みだ。

    最有力はミディアム→ハード。これは2025年、さらに2026年序盤でも主流となっている組み合わせであり、最も安定して完走できる戦略だ。

    ピットウィンドウは15〜21周目付近と幅があり、セーフティカーへの対応や柔軟性を確保できる点が大きなメリットとなる。

    鈴鹿はタイヤへの負荷が高い一方で、エネルギー回収の制約によりリフト・アンド・コーストが増えるため、結果的にタイヤの消耗が抑えられる傾向もある。この点も1ストップを後押しする要因となっている。

    日本グランプリ

    ピレリのモータースポーツディレクター、ダリオ・マラフスキは決勝戦略について次のように説明している。

    「今日の2セッションは事前シミュレーションのデータを裏付けるものだった」

    「フリー走行ではC2とC3の間に約0.5〜0.6秒の差が確認され、予選タイムも路面進化によって昨日より速くなった」

    「明日の最速戦略はワンストップで、3種類のコンパウンドすべてを使用するものになる」

    「ミディアム→ハードとソフト→ハードはほぼ同等だが、我々はより保守的な前者が選ばれると見ている」

    「C3はスタート時のグリップに優れ、ポジションを上げるチャンスをもたらす可能性がある」

    「その場合のピットウインドウは13周目から19周目で、ミディアムスタートより2周早まる」

    「ソフト→ミディアムの戦略は約10秒遅く、タイヤマネジメントがより重要になる」

    「一部のドライバーは早めにソフトを使い切り、最後に新品C3で追い上げる2ストップ戦略も検討するかもしれない」

    「ただし鈴鹿ではセーフティカーの発生頻度は低く、基本的にはワンストップが主流になるだろう」

    ソフトスタートで主導権を狙う攻撃戦略
    スタートでポジションを動かしたい場合、ソフト→ハードという選択肢も現実的だ。

    ピットは13〜19周目が目安となり、序盤10周で約0.6秒のラップタイム差を活かせるのが最大の利点だ。

    ただし、ソフトタイヤはスティントが短く、セーフティカーなど不測の事態に対する戦略的余裕が減るというリスクもある。

    ソフト→ミディアムは“準攻撃型”の変化球
    もう一つの1ストップとして、ソフト→ミディアムも存在する。

    ピットウィンドウは18〜24周目。後半スティントでわずかなペース優位を得られるが、今週末はミディアムとハードの性能差が小さいため、メリットは限定的だ。

    日本GP タイヤ 性能差

    後方勢はハードスタートで逆転を狙う
    11番手スタートのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)や後方グリッドのドライバーにとっては、異なる戦略が重要になる。

    ハード→ソフトは有力な選択肢で、ピットは30〜36周目。軽い燃料状態でソフトを使うことで、終盤に一気に順位を上げる展開を狙える。

    トラフィック回避やセーフティカーのタイミング次第では、この戦略が大きく機能する可能性もある。

    2ストップは例外的 展開次第で浮上
    通常条件では2ストップは非現実的だが、セーフティカーやVSCが入った場合には状況が一変する。

    その場合の最適解はソフト→ハード→ソフトで、ピットは10〜16周目と35〜41周目が目安となる。

    ただしこれはあくまでリアクティブな戦略であり、事前に組み立てるものではなくレース展開次第の選択となる。

    日本GP 持ちタイヤ数

    鍵は気温と路面状況 ソフト有利の可能性
    決勝は曇天でやや気温が低くなる見込みだ。

    これによりタイヤのライフが延び、ソフトタイヤの実用性が高まる可能性がある。結果として、例年以上にソフトスタートの選択が増える展開も考えられる。

    鈴鹿はトラックポジションが極めて重要なコースだ。アントネッリがそのまま主導権を握るのか、それとも戦略で後方勢が逆転するのか――決勝はピットとタイヤの使い方がすべてを決める。

    2026年のF1世界選手権 日本GP

  • セルジオ・ペレス 新F1レギュレーションに苦言「最高の鈴鹿が楽しくない」

    セルジオ・ペレス 新F1レギュレーションに苦言「最高の鈴鹿が楽しくない」

    セルジオ・ペレス(キャデラック)は2026年F1日本GP予選で19番手に終わり、Q1敗退を喫した。チームとして一定の前進を感じながらも、エネルギー関連の問題がパフォーマンスを大きく制限した形となった。

    中国GPよりもマシンのフィーリングは改善していたものの、ハイブリッドシステムの運用に課題が残り、ポテンシャルを引き出しきれない状況が続いている。

    ペレス「エネルギーの問題で毎周失っている」
    セルジオ・ペレスは予選後、マシンのポテンシャル自体には手応えがあったとしながらも、エネルギー展開の問題が大きな足かせになっていると明かした。

    「かなりのポテンシャルはあったと思う」

    「ある意味では満足しているが、一方でエネルギーのデプロイに多くの問題を抱えている。毎周コンマ3〜5秒を失っている状況だ。それを解決できていない。それが本当の問題だった」

    決勝でも課題は継続か
    ペレスは決勝に向けても楽観視はしておらず、ロングランでも同様の問題が発生していたことを認めた。

    「明日のレースまでに解決できることを本当に期待している。ロングランでも同じことが起きていた」

    「レースでは予選よりもペースは良いと思うので、もう少し前で戦えることを願っている」

    鈴鹿の魅力を損なう現行ルールに疑問
    今回の予選では、FIAがエネルギー展開に関する調整を行ったが、ペレスは依然として十分ではないと指摘。鈴鹿サーキットの特性が損なわれていると感じている。

    「もっと大きな変更が必要だと思う。残念なことだ」

    「ここは世界最高のサーキットだが、あまり楽しくないものになってしまっている。セクター1で多くのエネルギー回収をしなければならないからだ」

    「今の予選はエネルギーへの依存が大きすぎる。今後のレースでは、より良い形にできることを願っている」

    キャデラックは確実に進歩の兆しを見せている一方で、ハイブリッドシステムの最適化という根本的な課題に直面している。鈴鹿で露呈したこの問題は、今後のシーズン全体にも影響を及ぼす可能性がある。

  • ランド・ノリス F1日本GP「こんな減速は心が痛い 鈴鹿はもう楽しくない」

    ランド・ノリス F1日本GP「こんな減速は心が痛い 鈴鹿はもう楽しくない」

    ランド・ノリス(マクラーレン)は、2026年F1日本GP予選後に現在のF1に対して強い不満を示した。特に「スーパークラッピング」と呼ばれるエネルギーマネジメントによる減速が、予選の本質を損なっていると指摘している。

    鈴鹿サーキットは本来、ドライバーの技量が試される世界屈指の難コースとして知られる。しかし2026年仕様のマシンでは、全開で攻め続けることができず、従来の予選とはまったく異なる様相を呈している。

    「予選の本質が失われている」
    従来の鈴鹿では、スネークやスプーン、130Rといった高速セクションでリスクを取ることがポールポジション争いの鍵だった。しかし現在のF1では、その要素が大きく後退している。

    ドライバーの違いは限界への挑戦ではなく、「ミスを避ける能力」によって決まる傾向が強まっており、本来のF1の姿から逸脱しているという見方が広がっている。

    ランド・ノリス 鈴鹿サーキット

    ノリス「スピードが落ちるのを見るのはつらい」
    「以前と比べると、ここでドライブする楽しさは間違いなく減っている」とランド・ノリスは語った。

    「こんなにもスピードが落ちるのを見るのは、正直言って心が痛い」

    「それでも限界で走っている感覚はあるし、特別な気持ちは残っている。ただ、2025年のような興奮はないし、どのサーキットでも同じだと思う」

    「これに慣れるしかないんだろう」

    ノリスの発言は、マックス・フェルスタッペンに続くものであり、多くのドライバーが同様の不満を抱いていることを示している。春のインターバル期間に向け、F1側が何らかの対応を検討するかが注目される。

  • 2026年F1日本GP 決勝スターティンググリッド

    2026年F1日本GP 決勝スターティンググリッド

    2026年F1日本GP 決勝のスターティンググリッドをFIA(国際自動車連盟)が発表した。

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が、2026年F1日本GPのポールポジションを獲得し、鈴鹿サーキットで行われる決勝レースの先頭からスタートする。予選ではチームメイトのジョージ・ラッセルを0.298秒上回り、メルセデスがフロントロウを独占した。

    2列目にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)が並び、3列目にはランド・ノリス(マクラーレン)とルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続く。一方で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)はQ2敗退を喫し、11番手からのスタートとなる。

    なお、このグリッドはFIAによる最終正式確認前の暫定版となる。

    2026年F1日本GP 決勝スターティンググリッド
    1番グリッド:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

    2番グリッド:ジョージ・ラッセル(メルセデス)

    3番グリッド:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

    4番グリッド:シャルル・ルクレール(フェラーリ)

    5番グリッド:ランド・ノリス(マクラーレン)

    6番グリッド:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

    7番グリッド:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

    8番グリッド:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)

    9番グリッド:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)

    10番グリッド:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)

    11番グリッド:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    12番グリッド:エステバン・オコン(ハースF1チーム)

    13番グリッド:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)

    14番グリッド:リアム・ローソン(レーシングブルズ)

    15番グリッド:フランコ・コラピント(アルピーヌ)

    16番グリッド:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)

    17番グリッド:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)

    18番グリッド:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)

    19番グリッド:セルジオ・ペレス(キャデラックF1)

    20番グリッド:バルテリ・ボッタス(キャデラックF1)

    21番グリッド:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

    22番グリッド:ランス・ストロール(アストンマーティン)

  • マックス・フェルスタッペン F1離脱示唆「人生の決断を考えている」

    マックス・フェルスタッペン F1離脱示唆「人生の決断を考えている」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は2026年F1日本GP予選でQ2敗退を喫した後、F1での将来について再考していることを明かした。

    新レギュレーションへの不満が続く中での発言であり、2026年型マシンや競技スタイルへの強い違和感が、その背景にあるとみられている。

    フェルスタッペンは、2026年のF1について率直な不満を口にしている。特にエネルギーマネジメントの影響により、予選で高速コーナー中にエネルギー回収を行う必要がある点を問題視している。

    また、レースがより多くのオーバーテイクを生む可能性がある一方で、そのスタイルを「マリオカートのようだ」と表現し、純粋なドライビングの楽しさが損なわれていると感じている。

    こうした状況の中で、鈴鹿で「個人的に解決すべきことがある」と語ったフェルスタッペンに対し、その真意が問われた。

    「人生についてだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「ここでの人生についてだ」

    「今のF1のレギュレーションに関係している」

    この発言は多くを語ってはいないが、現在のF1に対するスタンスと将来への考えを強く示唆するものとなっている。

    実際、フェルスタッペンはF1以外の活動にも活路を見出している。2025年からはニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)でGT3マシンをドライブしており、5月にはニュルブルクリンク24時間レースへの参戦も予定している。

    「それは間違いなく、僕の顔に大きな笑顔をもたらしてくれる」とフェルスタッペンは語った。

    マックス・フェルスタッペン F1

    一方で、父ヨス・フェルスタッペンが懸念するモチベーション低下について問われると、次のように答えた。

    「マシンに乗っているときは、いつだって全力を尽くしている」

    「でも、今の状況――マシンだけじゃなくて、これまで僕が言ってきたF1全体についても含めて――正直言って楽しくない」

    「そして、それは僕だけじゃなくて、他の人にとっても楽しくないはずだ」

    「年間22戦もあって、ずっと家を離れていると、人生で楽しめる何かが必要になる」

    「最高のパフォーマンスを引き出すには、まず楽しむことが重要だ。楽しめていなければ、最大限の力は出せない」

    「だから他のことで楽しさを保とうとしている。でも、それもいずれ限界が来る」

    さらにフェルスタッペンは、今後のF1の方向性が自身の去就を左右する可能性にも言及した。

    「来年に向けて何が決まるか次第だと思う」

    「今年については、みんなが最善を尽くしているのは分かっている。でも、これは政治的な問題でもある」

    「他のメーカーの立場も理解しているし、それは正当なものだと思う」

    「別に僕は不満を抱いているわけじゃない。順位の問題でもない」

    「ただ、もう少し運転していて楽しいものになってほしいだけだ」

    「今年は大きな変更はないだろうけど、来年は十分に大きな変化があることを期待している」

    2026年のF1がこのままの方向性を維持した場合、フェルスタッペンが30歳前後でF1を去る可能性も否定できない状況となっている。

  • 2026年F1日本GP 予選 全22名のドライバーコメント

    2026年F1日本GP 予選 全22名のドライバーコメント

    2026年F1日本GP予選は、メルセデスがアンドレア・キミ・アントネッリのポールポジション、ジョージ・ラッセルの2番手でフロントロウ独占を果たし、鈴鹿でその速さを改めて示した。

    オスカー・ピアストリが3番手で続き、フェラーリ勢ではシャルル・ルクレールが4番手、ルイス・ハミルトンが6番手。マクラーレンとフェラーリがメルセデスを追う構図のなか、ピエール・ガスリーが7番手、アイザック・ハジャーが8番手に入り、中団でも見応えのある争いとなった。

    一方で、マックス・フェルスタッペンは11番手に沈み、レッドブル・レーシングは苦戦が鮮明となった。アウディのガブリエル・ボルトレトとレーシングブルズのアービッド・リンドブラッドがトップ10入りを果たした一方、アストンマーティンはフェルナンド・アロンソ21番手、ランス・ストロール22番手と最後尾に沈んだ。各陣営のコメントからは、鈴鹿特有の難しさに加え、2026年型マシンのエネルギーマネジメントやセットアップの難解さに各チームが引き続き向き合っている現状が浮かび上がった。

    1番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「ここ鈴鹿で今日ポールポジションを獲得できて最高の気分だ。本当に素晴らしいサーキットで走り、予選で限界までプッシュするのはとても楽しかった。マシンはFP3のときより少しナーバスで、簡単ではなかった。タイヤのオーバーヒートにも対処していたが、Q3では2本のしっかりしたラップをまとめることができた。ありがたいことに、僕たちのペースはP1を獲るのに十分だった。明日が楽しみだ。スタートが鍵になるが、僕たちは自分たち自身と、ターン1までに首位を守るために何ができるかに集中している。今夜はボノや他のエンジニアたちとそこに取り組み、できる限り準備を整えるつもりだ。うまくそれができて、クリアエアを確保し、金曜日に示したロングランペースを生かせればと思う。何ができるか見てみよう」

    2番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「ガレージのこちら側にとっては、簡単な予選ではなかった。FP3の後で、クルマのバランスを取るために小さくて通常のセットアップ変更を行ったが、それでかなり運転しづらくなってしまった。オーバーステアとタイヤのオーバーヒートに苦しみ、その中でラップタイムを見つけるために走り方を調整しなければならなかった。フロントウイングのフラップもかなり大きく抜かなければならず、それも理想的ではなかった。これらのクルマはとても新しいので、そのセットアップ変更が僕たちの想定よりずっと大きな影響を及ぼしたのかもしれない。その課題がある中で、セッションをP2で終えられたのは悪くない結果だ。通常、ここ鈴鹿ではオーバーテイクが難しいので、スタートは重要になる。僕たちは発進を改善するために懸命に取り組んできたし、ターン1に向けて先頭で入れるようにしたい。とはいえ長いレースになるので、選択肢はいろいろあるはずだ」

    3番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「今日の予選はいいセッションだった。トップ3に入れて、先頭のチームに近づけたのは良かったし、全体として今日午後の結果にはかなり満足できる。週末を通して、僕たちはかなり良く見えていたと思うし、チームも毎日それぞれのセッションをうまく進め、適切にやれているので、それは喜ばしいことだ。まだメルセデスに匹敵するペースもグリップも明らかに足りていないが、近づいてきているし、それがコース上のパフォーマンスにおいて最も重要な点だ。今日はポジティブなことがたくさんあったし、フェラーリの前で予選を終えられたのも良かった。今夜はチームとしてさらに重要な前進を遂げるため、パワーマネジメントや最大限のパフォーマンスを引き出すことに取り組み、明日のレースに備えて引き続き懸命に作業していく」

    4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「セクター2でスナップがあって少しタイムを失ったとはいえ、あの最後のラップにはあまり余地はなかったと思う。Q1とQ2はかなり良く見えたけれど、ライバルたちはQ3でさらに一歩上げてくるようで、僕たちはその差を詰めるために、彼らが何をどう違ってやっているのかを調べる必要がある。もしスタートが良ければ、それはポジティブなことだ。その後は前にとどまることに集中しなければならないが、スタートからフィニッシュまで相手と戦い続けなければならないので、それは難しくなるだろう。全力を尽くす」

    5番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「P5には満足しなければいけない。この週末を通して起きたトラブルの数や、走れなかったラップ数を考えればね。これはいい結果だし、クルマの根本的なペース、そして起きたさまざまな問題を解決するために懸命に働いてくれたチームの功績だ。難しい週末だった。ずっと遅れを取り戻す展開で、一度も本当に快適なリズムに入れなかった。僕たちは間違いなく一歩前進し、ここではライバルたちに近づいているように見える。それはポジティブなサインだ。ただ、走行不足が準備に大きく響いたのは確かだ。レースに向けては後手に回っている。高燃料での走行がないから、クルマがどう振る舞うのか、レース距離でタイヤとバッテリーをどうマネージするのかを把握するのは難しい。望んでいるほどの自信はないが、クルマは速いし、オスカーがP3を取ったのは何が可能かを示している。今夜はできる限り学ぶために宿題をするつもりだが、多くは走りながら学ぶことになる。理想的ではないが、戦えるいい位置にはいる」

    6番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「今日の予選は悪くなかった。望んでいた位置ではなかったが、クルマは時折いい感触があったし、いくつか励みになる兆候もあった。まだ引き出さなければならないパフォーマンスはたくさんあるし、僕たちは前進している。明日は前に向かって戦えることを期待しているが、前のクルマたちとはまだ大きな差があるし、やるべき仕事がたくさんあるのも分かっている」

    7番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日の予選でP7を獲れてとても嬉しい。クルマからさらに多くのパフォーマンスを見つけ出すためにチームが本当にいい仕事をしてくれたので、改善を見つけてくれた皆に心から感謝したい。昨日はクルマにあまり満足していなかったし、自分の望むようにはドライブできなかったので、確実に多くの分析が必要だった。一晩でいい変更を加えることができ、フリー走行3回目ではかなり良く感じたし、予選前にもさらにいくつか微調整をして、週末で一番いい状態になった。だから本当に満足している。上位3チームの位置を考えれば、今日現実的に達成できたベストはP7だったと思うので、フェラーリにかなり近い位置にいるのは皆の大きな努力の結果だ。明日は後ろに速いクルマがいる中でP7を守るのは簡単ではないだろう。それでも目標はそこだ。このいいスタート位置を生かし、スタートや再スタートの可能性でもしっかり決めたい。金曜日の高燃料走行は悪くなかったので、またいいポイントを争えるペースがあることを願っている」

    8番手:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    「週末を通して見せてきたペースを考えれば、Q3進出は難しいと分かっていたので、P8は今日やれたことの上限に近かった。予選に向けて変更を加えて速くはなったが、そのぶんクルマの感触がかなり変わったので、それをマネージし、適応しなければならなかった。最後のランでは、いいラップだったところでクルマを失ってしまったが、もっと上のグリッドに行けたとは思わない。明日は大きなタイヤデグラデーションは予想していないので、勝負できると思うし、これらのクルマならオーバーテイクもできるので、いいレースになるかもしれない。ポイントが目標だが、僕たちの最終目標は、この週末をクルマをどうすればもっと速くできるかの理解を深めた状態で終えることだ」

    9番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    「今日の予選にはとても満足しているし、チームが全体のパッケージとして僕に与えてくれたものにも満足している。Q1とQ2を通じて自信を築き、いくつか本当にいいラップをまとめることができた。もちろん、さらに改善するためにはまだやるべきことがあるし、微調整も必要だが、明日トップ10からスタートしてポイント争いに加われるのは素晴らしい気分だ。明日はもちろん別の日になるが、十分に戦えると自信を持っている。前にはペースで戦えると分かっているクルマが何台かいるし、全力を尽くすつもりだ」

    10番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    「今日は本当に素晴らしい仕事ができたと思う。昨日はFP2のほぼ全てを逃したし、今日のFP3でも一部走れなかったので、予選であそこまでクルマを限界に持っていけるとは正直思っていなかった。それだけに、とても嬉しい。今日強いクルマを用意してくれたチームを本当に誇りに思うし、そのおかげでQ2最後のラップですべてを出し切ってQ3に進むことができた。失った走行時間のせいで、レースに向けたロングランをまったくできなかったので、何が期待できるかを知るのは難しい。ここは簡単にオーバーテイクできるサーキットではないから、すべての手順をしっかり決めて、いいスタートを切ることが重要になる。明日はポイント獲得を目指してプッシュするのが楽しみだ」

    日本グランプリ 予選 2026年のF1世界選手権

    11番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    「週末を通してかなり多くの問題が出ていたので、なぜ予選であれほど運転しづらかったのかを理解する必要がある。スライドに苦しみ、特にコーナーの中盤でクルマを向けるとかなり強いアンダーステアが出ていた。だから、明日に向けて見なければならないことがかなり多い。FP3は少し良かったが、予選ではまた苦しんだ。予測しやすいときもあればそうでないときもあって、それが理解をかなり難しくしている。デブリーフで評価しなければならないことだ。明日がどうなるか見てみよう。今夜分析すべきことは多いが、何ができるか見てみる」

    12番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「僕たちの側ではやるべきことをかなりうまくやれたし、週末を通して積み上げてきた流れや、1周を通してのクルマの感触はとてもポジティブだったと思う。最後のラップはかなりしっかりしていたし、そこから大きく上積みできるものはなかったが、まだ少し取り組むべきことはある。全体として、今日は僕たちにできる最大限を出せたと思うし、それが起きたのは久しぶりなので、実現できたことにはかなり満足している。明日はいいスタートを切れればと思う。目標は前に進み、ポイント圏内に入り込むことだ」

    13番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    「予選ではいつもフィールドが接近するが、今日も例外ではなかった。差は本当にわずかだ。僕の側ではQ2の2回のランがどちらも十分にクリーンではなく、そのせいでQ3を逃した。クルマ自体の感触は悪くなかったし、僕たちは十分争える位置にいると思う。いくつかのチームとトップ10の境目あたりを争うことになりそうなので、面白いレースになるはずだ。今の目標は、クリーンに走って、きっちり遂行し、明日前進を目指すことだ」

    14番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「今週末のクルマは強かったし、すべてのフリープラクティスを通じていい流れだったので、Q2敗退は悔しい。今日一番の問題は壊れたフロントウイングだったし、予選全体も僕たちが望んだほどスムーズではなかった。Q1では最初バランスに苦しんだが、最後にはまとまってきた。残念ながらQ2最初のランでフロントウイングに問題が出た。交換後は、週末を通して感じていたものとはバランスがかなり違ってしまい、残念だった。Q3に行けるポテンシャルはあったと思う。ここではオーバーテイクが難しく、エネルギーマネジメントも大きな課題になるが、明日も前進を目指してプッシュし続ける」

    15番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「今日は予選に向けて期待していた結果ではなかった。今週末全体を通して、低燃料時のペースに本当に苦しんでいる。クルマは高燃料の方がはるかに感触もパフォーマンスも良く、それが明日に向けていい兆しになればと思う。Q1では良くなったが、Q2ではQ3を狙えるところまで行くために必要な一歩を踏み出せなかった。ピエールがやったことを見れば分かるように、僕たちはクルマのポテンシャルを最大限に引き出せなかった。こうしたクルマでは、最大限を引き出すために細部のひとつひとつで正しい作動ウインドウに入っていなければならないが、僕たちはそうではなかった。いくつかの点を理解し、どう改善できるかを把握するために、チームと一緒に取り組む必要がある。ここを走るのは初めてで、楽しいサーキットではあるが、とてもテクニカルでもあるので、まだ改善を見つける必要がある場所は確実にある。昨日の時点ではレースペースの方が競争力があるように感じられたので、それを持ち越すことができれば、明日のグランプリで前に向かって戦えることを願っている」

    16番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「Q2進出が僕たちにとってのベストケースで、それを達成できたので満足している。チームとしてできることはすべてやったし、僕のラップも堅実だった。中国よりは進歩したが、同時にパフォーマンスを積み上げ続けなければならない。P16は僕たちが望んでいる位置ではない。鈴鹿を走るのは本当に楽しいし、明日のレースを最大限に生かして、どこでフィニッシュできるか見てみたい」

    17番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「今日はフラストレーションがたまる一日だった。クルマはうまく機能している感触があるし、ここまでで今年一番クルマと一体になれていて、リズムも良かったからだ。メルボルンと中国で抱えていたクルマのいくつかの問題は解決したが、別の問題によって少し足を引っ張られている。それは直せないものではないが、チームとしてどこから来ているのかを理解しなければならない。自分のドライビングには満足しているし、コーナーでは悪くない。だから今夜データを見て、少しパフォーマンスを見つけられる場所を探るつもりだ」

    18番手:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    「最初のランではクルマにスイッチの問題があって、ストレートでタイムを失った。2回目のランではまったくペースを見つけられなかったので、まだクルマに小さな問題が残っていたのか、それとも直っていたのかを理解する必要がある。でも、あそこでの差は本当にわずかで、今日は突破するのに十分ではなかった。予選は残念だったが、レースにはまだたくさんのチャンスがあるし、僕は楽観的だ。12か月前だったら、ここまで楽観的ではなかっただろうけど、今はオーバーテイクがたくさん起きるはずだ」

    19番手:セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
    「今日の結果と順位はチームにとってポジティブだが、まだ僕たちには引き出せるポテンシャルがある。エネルギー展開に関していくつか問題を抱えていた。明日に向けてそれを最適化できればと思う。かなりタイムを稼げるはずだからだ。再び完走することが明確な目標であり、明日は争いの中に入れることを願っている」

    20番手:バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
    「今日はかなりストレートフォワードな予選で、セッションから最大限を引き出せた。まだミッドフィールドは少し遠いが、僕たちの後ろに2台いる。今週末だけでもすでに多くを学んでいる。前進を続ける中で、あらゆることがより効率的になってきている。少しダウンフォースを得られたことでクルマの感触は良くなっているが、まだ十分ではないので、より多くのアップグレードを持ち込めるよう作業を続ける必要がある。明日はいいバトルのある面白いレースになるはずだし、このシーズンのこの段階では何が起きてもおかしくないので、見てみよう」

    21番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日の鈴鹿での予選は厳しかった。このサーキットは僕たちの現時点での限界を露呈させるし、それはコース上ではっきりしていた。Q1敗退ではあったが、各セッションを通じて周回数を積むことはできていて、データを集めてクルマをより深く理解するうえでそれは重要だ。ここを走るのはいつも楽しいので、明日はすべてを最大限に引き出し、何が可能か見てみたい」

    22番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「Q1最後のランでエネルギーマネジメントの問題があり、そこでコンマ数秒を失ってしまったので、明日は最後尾からのスタートになる。レースの目標はチェッカーフラッグを受けて完走することなので、現在の問題を解決するまでは信頼性に集中し続ける。今後2か月ほどの間に取り組むべき領域についてはかなり明確に分かっているし、それが一夜で解決するものではなく、時間がかかることも分かっている」