2027年のF1日本GPで、史上初めてスプリントが開催されることが正式に決定した。舞台は鈴鹿サーキットで、4月に行われる日本GPが従来とは異なるスプリントフォーマットの週末となる。
F1とFIA(国際自動車連盟)は9月16日、世界モータースポーツ評議会(WMSC)の承認を受けて2027年F1世界選手権のカレンダーを発表。年間24戦のうち10大会でスプリントを開催し、日本GPが初めてその対象に加わった。
鈴鹿サーキットで初のF1スプリント
日本GPは長い歴史を持つF1の一戦だが、2021年にF1へ導入されたスプリントが鈴鹿サーキットで開催されるのは2027年が初めてとなる。
スプリント開催週末では通常、金曜日にフリー走行とスプリント予選、土曜日にスプリントとグランプリ予選、日曜日に決勝が行われる。通常の週末よりフリー走行が少なく、金曜日から競争セッションが始まることになる。
鈴鹿は高速のS字セクションやデグナー、130Rなど、ドライバーとマシンに高い精度を要求するコースとして知られる。限られた走行時間でマシンを仕上げなければならないスプリントフォーマットの導入によって、各チームには従来の日本GPとは異なるアプローチが求められる。

2027年はスプリントを10大会に拡大
F1は2027年からスプリント開催数を6大会から10大会へ拡大する。
日本GPのほか、バーレーンGP、オーストラリアGP、モナコGP、アブダビGPでも初めてスプリントを開催。カナダGP、イギリスGP、イタリアGP、サンパウロGP、カタールGPでも実施される。
F1によると、2021年の導入以降、スプリント開催週末の総視聴者数は通常のグランプリ週末より12%多く、スプリント予選はフリー走行と比較して最大3倍の人気を集めているという。こうした反響を背景に、2027年は年間10大会まで開催数が増やされる。
2027年4月、日本GPは鈴鹿サーキットで初めてスプリントを迎える。フリー走行の時間が限られるなか、金曜日から競争が始まる新たな週末フォーマットは、鈴鹿で長年開催されてきたF1日本GPにとって大きな変化となる。
