カテゴリー: F1日本GP

  • 2027年F1日本GP 鈴鹿サーキットで4月に初のスプリント開催

    2027年F1日本GP 鈴鹿サーキットで4月に初のスプリント開催

    2027年のF1日本GPで、史上初めてスプリントが開催されることが正式に決定した。舞台は鈴鹿サーキットで、4月に行われる日本GPが従来とは異なるスプリントフォーマットの週末となる。

    F1とFIA(国際自動車連盟)は9月16日、世界モータースポーツ評議会(WMSC)の承認を受けて2027年F1世界選手権のカレンダーを発表。年間24戦のうち10大会でスプリントを開催し、日本GPが初めてその対象に加わった。

    鈴鹿サーキットで初のF1スプリント
    日本GPは長い歴史を持つF1の一戦だが、2021年にF1へ導入されたスプリントが鈴鹿サーキットで開催されるのは2027年が初めてとなる。

    スプリント開催週末では通常、金曜日にフリー走行とスプリント予選、土曜日にスプリントとグランプリ予選、日曜日に決勝が行われる。通常の週末よりフリー走行が少なく、金曜日から競争セッションが始まることになる。

    鈴鹿は高速のS字セクションやデグナー、130Rなど、ドライバーとマシンに高い精度を要求するコースとして知られる。限られた走行時間でマシンを仕上げなければならないスプリントフォーマットの導入によって、各チームには従来の日本GPとは異なるアプローチが求められる。

    鈴鹿サーキット 日本グランプリ

    2027年はスプリントを10大会に拡大
    F1は2027年からスプリント開催数を6大会から10大会へ拡大する。

    日本GPのほか、バーレーンGP、オーストラリアGP、モナコGP、アブダビGPでも初めてスプリントを開催。カナダGP、イギリスGP、イタリアGP、サンパウロGP、カタールGPでも実施される。

    F1によると、2021年の導入以降、スプリント開催週末の総視聴者数は通常のグランプリ週末より12%多く、スプリント予選はフリー走行と比較して最大3倍の人気を集めているという。こうした反響を背景に、2027年は年間10大会まで開催数が増やされる。

    2027年4月、日本GPは鈴鹿サーキットで初めてスプリントを迎える。フリー走行の時間が限られるなか、金曜日から競争が始まる新たな週末フォーマットは、鈴鹿で長年開催されてきたF1日本GPにとって大きな変化となる。

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  • 2027年F1カレンダー発表 全24戦でスプリント10戦に拡大 日本GPで初開催

    2027年F1カレンダー発表 全24戦でスプリント10戦に拡大 日本GPで初開催

    F1とFIA(国際自動車連盟)は9月16日、世界モータースポーツ評議会(WMSC)の承認を受け、2027年F1世界選手権のカレンダーを正式発表した。2027年シーズンは22カ国を舞台に全24戦で争われる。

    最大の変更点のひとつがスプリントの拡大だ。2026年までの年間6戦から10戦へと増加し、日本GPでは初めてスプリントが開催される。バーレーン、オーストラリア、モナコ、アブダビも初のスプリント開催地となるほか、ポルトガルGPとトルコGPがF1カレンダーに復帰する。

    2027年F1は全24戦 ポルトガルとトルコが復帰
    2027年のプレシーズンテストは2月24日から27日までバーレーンで行われ、そのままバーレーンGPでシーズンが開幕する。第2戦サウジアラビアGPを経て、オーストラリア、日本、中国と転戦し、その後はマイアミGP、カナダGPへと続く。

    ヨーロッパラウンドでは、モナコGPの後となる6月にポルトガルGPがF1カレンダーへ復帰する。

    さらに10月にはトルコGPも復活。アゼルバイジャンGPとシンガポールGPの間に組み込まれる。

    シーズン終盤はアメリカGP、メキシコシティGP、サンパウロGP、ラスベガスGPと続き、カタールGP、アブダビGPの中東2連戦で2027年シーズンを締めくくる。

    F1は、5大陸に歴史あるサーキットと世界的な都市を組み合わせる一方、各大会をより効率的な地理的順序で配置することで、長期的なサステナビリティ目標にも配慮したカレンダーになっていると説明している。

    日本GPで初スプリント 2027年は全10戦に拡大
    2027年にはスプリントの開催数が従来の6戦から10戦へと大幅に増加する。

    初めてスプリントを開催するのはバーレーンGP、オーストラリアGP、日本GP、モナコGP、アブダビGPの5大会。日本GPでもスプリントが初導入され、金曜日にスプリント予選、土曜日にスプリントとグランプリ予選が行われる週末フォーマットとなる。

    また、カナダGP、イギリスGP、イタリアGP、サンパウロGP、カタールGPでもスプリントが開催され、合計10大会となる。

    特にモナコGPでは、狭いモンテカルロ市街地コースでスプリント予選とグランプリ予選という2度の予選セッションが行われることになり、ドライバーにはより多くの緊張感と精度が要求される週末となる。

    2027年F1 スプリント開催10大会
    バーレーンGP ※初開催
    オーストラリアGP ※初開催
    日本GP ※初開催
    モナコGP ※初開催
    カナダGP
    イギリスGP
    イタリアGP
    サンパウロGP
    カタールGP
    アブダビGP ※初開催

    F1はスプリント拡大の背景として、2021年の導入以降、スプリント開催週末がファンから高い支持を得ていることを挙げている。

    F1が示したデータによれば、スプリント開催週末の総視聴者数は通常のグランプリ週末と比較して12%多く、スプリント予選はフリー走行と比べて最大3倍の人気を集めているという。

    さらに、スプリント開催大会を訪れた観客の82%がスプリントによってチケットの価値が高まると回答し、F1ファンの75%がスプリントはシーズンカレンダーにより大きな価値をもたらすと考えているとしている。

    2027年のF1世界選手権 日本グランプリ

    ステファノ・ドメニカリ「ファンにさらに多くのアクションを届ける」
    F1のステファノ・ドメニカリCEOは、2027年カレンダーについて次のようにコメントした。

    「2027年のカレンダーには、世界で最も象徴的なサーキットと活気あふれる都市が集まり、F1の忘れられない新たなシーズンに向けて素晴らしい舞台が整った」

    「ポルトガルとトルコを選手権に迎えられること、そしてスプリントを10大会に拡大し、ファンの皆さんにさらに多くの緊張感、ドラマ、そして我々のスポーツを特別なものにしているホイール・トゥ・ホイールの戦いを届けられることを大変うれしく思う」

    「F1は世界中で新たなファンを獲得しながら、成長を続けている。世界最高のドライバーたちが毎週、モータースポーツで最もチャレンジングなコースを舞台に戦い、それをF1の素晴らしいチーム、世界トップクラスのメーカー、グローバルパートナーが支えている」

    「彼らが一体となることで、スポーツ界のどこにもないスペクタクルが生まれる。この素晴らしい成長の旅を続けるなか、世界中のファンの皆さんに感謝したい。その情熱こそが、我々のすべてを動かしている」

    「FIAのモハメド・ビン・スライエム会長とFIA、チームとドライバー、プロモーター、パートナー、スポンサー、開催都市の継続的なコミットメントとサポートに感謝したい。そして、各グランプリの開催を可能にしているボランティア、マーシャル、オフィシャルの並外れた献身にも敬意を表したい」

    「このカレンダーが実際に動き出すことを非常に楽しみにしている。世界中のファンに、忘れられない瞬間、激しい競争、そして世界最高レベルのエンターテインメントに満ちたシーズンを届けたい」

    FIA会長「F1の世界的な魅力と成長を反映」
    FIAのモハメド・ビン・スライエム会長は、24戦で構成される2027年カレンダーについて次のように述べた。

    「2027年FIA F1世界選手権のカレンダーは、我々のスポーツが持つ世界的な魅力と継続的な成長を強く反映している」

    「5大陸で24のグランプリを開催し、ポルトガルとトルコが復帰し、さらにスプリントプログラムを拡大する機会を得たことで、このカレンダーは伝統、革新、ファンとのエンゲージメントを融合しながら、最高水準のスポーティング基準を維持するものになっている」

    「Formula One Management、プロモーター、各国のモータースポーツ統括団体、FIAのオフィシャルとボランティア、そしてすべてのステークホルダーの協力とコミットメントに感謝したい」

    「我々は力を合わせ、FIA F1世界選手権をさらに強化し、競技者と世界中のファンに素晴らしいシーズンを届けていく」

    2027年F1は全24戦という開催規模を維持しながら、ポルトガルとトルコが復帰し、スプリントは史上最多の10大会へと拡大する。日本GPも初めてスプリント開催地に加わり、2027年はF1の週末フォーマットがこれまで以上に大きく変化するシーズンとなる。

  • 2027年F1開幕戦に中国GP案 中東情勢次第で日本GPとのアジア連戦

    2027年F1開幕戦に中国GP案 中東情勢次第で日本GPとのアジア連戦

    F1は2027年シーズンの開幕戦について、中東情勢が改善せずバーレーンGPとサウジアラビアGPでの開幕が困難になった場合、中国GPを開幕戦とする代替案を検討している。The Raceが報じた。

    F1は現在、2月に米国とイランの間で勃発した紛争を受け、中東情勢を慎重に見守っている。今後数週間で下される判断は2026年シーズン終盤のカレンダーだけでなく、まだ発表されていない2027年のスケジュールにも大きな影響を及ぼすことになる。

    9月末に中東開催を判断
    中東情勢の緊迫化によって、2026年はすでにバーレーンGPとサウジアラビアGPが中止となった。その代替として、バーレーン側の資金提供を受けたマレーシアGPが10月上旬に組み込まれている。

    さらに、シーズン終盤に予定されているカタールGPとアブダビGPについても、現時点では開催が確定したわけではない。

    F1は以前から、この2戦を予定通り実施できるかどうかについて9月末までに判断する方針を示している。

    F1のステファノ・ドメニカリCEOはオランダGPの週末、F1公式チャンネルに対してカレンダーは「確定している」と発言した。しかし、これはカタールGPとアブダビGPの開催について最終決定が下されたという意味ではなく、現時点では予定通り開催することを前提として準備を進めているという意味だとThe Raceは伝えている。

    「カレンダーは確定している。だから、アブダビではまだ販売できるチケットがいくつか残っている」

    「すべて順調に進んでいるし、シーズン当初に約束したカレンダーを実現することに集中している」

    ただし、9月末までに米国とイランの紛争が終結していない場合、F1はカタールGPとアブダビGPの開催を断念する可能性が高い。

    その場合、2026年シーズン最終戦は12月のイモラになる見通しで、ラスベガスGPから2週間後の開催が最有力とされている。

    2027年のプランAはバーレーン開幕
    中東情勢は2027年のF1カレンダーにも直接影響している。

    F1は例年であれば夏の段階で翌年のカレンダーを発表してきたが、2027年については暫定カレンダーの公表を見合わせている。このため、各グランプリのプロモーターにとってはチケット販売を本格化させにくい状況となっている。

    The Raceによると、F1が現在想定している2027年の「プランA」は、3月14日のバーレーンGPを開幕戦とし、翌週3月21日にサウジアラビアGPを開催するものだ。

    その後、4月4日のオーストラリアGP、4月11日の日本GP、4月18日の中国GPという3週連続開催につなげる計画となっている。

    つまり、現時点で想定されている序盤5戦は以下の順番となる。

    3月14日 バーレーンGP
    3月21日 サウジアラビアGP
    4月4日 オーストラリアGP
    4月11日 日本GP
    4月18日 中国GP

    しかし、9月末になっても中東情勢が改善していなければ、このスケジュールを組み替える必要が生じる。

    日本グランプリ(鈴鹿サーキット)

    代替案では中国GPが2027年F1開幕戦
    その場合の有力な代替案として浮上しているのが、中国GPを2027年F1シーズンの開幕戦とするプランだ。

    The Raceによると、バーレーンとサウジアラビアでシーズンを開始できない場合、F1は3月に中国GPを開催し、その後に日本GPを続けることを有力な選択肢として検討している。

    通常であれば、過去に何度もF1開幕戦を務めてきたオーストラリアGPを前倒しすることも考えられる。しかし、2027年のメルボルンでは新しいピットビルディングの建設工事が行われる予定で、現在想定されている4月の開催時期から大幅に前倒しすることができない。

    このため、中国GPと日本GPを先に開催し、オーストラリアGPをその後に組み込む案が浮上している。

    オーストラリアGPについては、中国GP、日本GPと合わせた3週連続開催の最終戦とするか、アジア2連戦の後に単独で開催する可能性がある。

    バーレーンとサウジアラビアを4月以降へ延期する選択肢も
    中国、日本、オーストラリアでシーズンをスタートすることになった場合、次に問題となるのがバーレーンGPとサウジアラビアGPの扱いだ。

    F1は両レースを完全に断念するのではなく、4月まで延期して中東情勢が改善することを待つ選択肢も検討することになる。

    もうひとつの可能性は、他のグランプリを前倒しし、バーレーンとサウジアラビアをさらにシーズン後半へ移動させる方法だ。

    いずれにしても、2027年のカレンダーを確定するうえで、2026年9月末の中東情勢が重要な判断材料となる。

    ドメニカリ「2027年も24戦を維持する」
    ドメニカリは夏休み中、中東で何が起きたとしても、2027年は予定しているフルカレンダーを実施する方針を明言している。

    「さまざまな状況に対応できるよう、異なる選択肢を持った複数のプランをすでに用意している」

    「いずれにしても、来年も24グランプリという目標を維持できるように対応していく」

    F1としては、中東2戦が当初予定された時期に開催できなくなったとしても、日程を組み替えることで年間24戦を維持する考えだ。

    一方、2026年シーズンについては、カタールGPとアブダビGPの開催可否によって年間22戦または23戦となる見通しだ。

    2027年F1カレンダーは、バーレーンとサウジアラビアで開幕する現在の「プランA」を基本としながら、中東情勢次第では中国GPを開幕戦、日本GPを第2戦とする代替案が準備されている。9月末に予定される2026年終盤戦の判断は、同時に2027年シーズン序盤の構成を左右する重要な節目となりそうだ。

  • 2026年のF1世界選手権 チケット価格ランキングで日本GPは世界最安クラス

    2026年のF1世界選手権 チケット価格ランキングで日本GPは世界最安クラス

    2026年のF1グランプリを現地観戦するには、いくら必要なのか。全24戦の一般入場券とグランドスタンド席の最低価格を比較すると、開催地によって大きな価格差があることが分かった。

    PlanetF1.comが2026年シーズンの各グランプリについて調査したところ、一般入場券の最低価格は平均で300ドル(約4万8000円)に迫る。

    一方、中国GPや日本GPは世界的に見ても安価で、特に鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GPはグランドスタンド席の価格で際立ったコストパフォーマンスを示している。

    F1観戦チケットは開催地で大きな価格差
    世界的なF1人気の高まりに伴い、各グランプリではチケット需要が急増している。多くのイベントが満員の観客を集めるようになり、それに合わせて観戦費用も上昇してきた。

    2026年のイギリスGPでは、週末を通じた観客数が50万人を超え、同イベント史上最大規模を記録した。シルバーストンの週末一般入場券は360ドル(約5万7200円)で、カレンダーでも高額な部類に入る。

    ただし、最も安いグランドスタンド席は620ドル(約9万8600円)で、ほかの高価格帯のグランプリと比較すると突出しているわけではない。

    対照的なのがサンパウロGPだ。インテルラゴスでは週末を通したグランドスタンド席がわずか95ドル(約1万5100円)から設定され、今回の調査では全24戦で最安だった。

    一方、一般入場に近いエリアへのアクセスは240ドル(約3万8200円)。これはサーキット内側に設けられたスポンサーエリアへの入場券で、通常の自由席とはやや性格が異なる。パーティー色の強いエリアとなっており、18歳未満は入場できない。

    最高額はモナコGP グランドスタンドで1170ドル
    グランドスタンド席で最も高額だったのはモナコGPで、週末の最低価格が1170ドル(約18万6000円)に達した。

    モナコでは週末通しの一般入場券が設定されておらず、各日のチケットを個別に購入する必要がある。3日間を合計すると290ドル(約4万6100円)となり、一般入場という観点では意外にもカレンダー平均に近い。

    一般入場券で特に高額なのはアメリカGPだ。サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)の「グラウンドパス」は450ドル(約7万1600円)。一方、最も安いグランドスタンド席は604.50ドル(約9万6100円)となっている。

    F1 日本グランプリ 鈴鹿サーキット

    日本GPは世界屈指のコストパフォーマンス
    価格面で際立っているのが中国GPと日本GPだ。

    中国GPの一般入場券は70ドル(約1万1100円)で全24戦中最安。最も安いグランドスタンド席も235ドル(約3万7400円)に抑えられている。

    F1日本GPも一般入場に相当する西エリア券が1万8000円、最も安い指定席となるG席とO席が2万2000円からとなっている。

    ドル換算ではそれぞれ113ドル、140ドルとして集計されており、特に指定席はサンパウロGPの95ドルに次ぐ安さで、中国GPよりも低価格だ。

    つまり、指定された観戦席からF1を楽しむという条件では、日本GPは2026年カレンダーで2番目に安いグランプリとなる。

    マイアミとラスベガスは最低でも400ドル
    対照的に観戦費用が高いのが、マイアミGPとラスベガスGPだ。

    いずれもF1の商業権を保有するリバティ・メディアが全面的、あるいは共同でプロモーションに関与するイベントで、最も基本的なチケットでも400ドル(約6万3600円)以上となる。

    マイアミGPは一般入場券が430ドル(約6万8400円)、グランドスタンド席が670ドル(約10万6500円)。ラスベガスGPはそれぞれ400ドル(約6万3600円)と875ドル(約13万9100円)で、グランドスタンド席はモナコGPに次いで2番目に高額だ。

    また、シンガポールGPの一般入場券も430ドル(約6万8400円)と高額だが、グランドスタンド席は475ドル(約7万5500円)。差額はわずか45ドル(約7200円)で、座席を確保できるのであればアップグレードの価値は比較的高い。

    欧州で狙い目はオーストリアGPとハンガリーGP
    ヨーロッパで比較的リーズナブルなのがオーストリアGPとハンガリーGPで、どちらも一般入場券は195ドル(約3万1000円)からとなっている。

    なかでもPlanetF1.comが「隠れた逸品」として評価したのがハンガリーGPだ。

    ハンガロリンクはブダペストからアクセスしやすく、自然のすり鉢状の地形を利用したレイアウトによって観戦エリアから広い範囲を見渡せる。また、場所によってはマシンとの距離が比較的近く、F1マシンの迫力を体感しやすい。

    注意点は真夏の暑さだ。一般入場エリアでは日陰が少ないため、暑さへの対策が欠かせない。それでもブダペスト観光と組み合わせれば、チケット価格を含めた週末全体の魅力は高い。

    2026年F1チケット最低価格一覧
    オーストラリアGP:一般入場 約42,900円/グランドスタンド 約63,600円
    中国GP:一般入場 約11,100円/グランドスタンド 約37,400円
    日本GP:一般入場 18,000円/グランドスタンド 22,000円
    マイアミGP:一般入場 約68,400円/グランドスタンド 約106,500円
    カナダGP:一般入場 約46,900円/グランドスタンド 約50,100円
    モナコGP:一般入場 約46,100円/グランドスタンド 約186,000円
    バルセロナGP:一般入場 約36,600円/グランドスタンド 約58,800円
    オーストリアGP:一般入場 約31,000円/グランドスタンド 約39,800円
    イギリスGP:一般入場 約57,200円/グランドスタンド 約98,600円
    ベルギーGP:一般入場 約39,800円/グランドスタンド 約66,800円
    ハンガリーGP:一般入場 約31,000円/グランドスタンド 約49,300円
    オランダGP:一般入場 約58,800円/グランドスタンド 約103,400円
    イタリアGP:一般入場 約43,700円/グランドスタンド 約100,200円
    スペインGP:一般入場 約54,100円/グランドスタンド 約100,200円
    アゼルバイジャンGP:一般入場 約28,600円/グランドスタンド 約103,400円
    バーレーンGP:一般入場 約35,000円/グランドスタンド 約55,700円
    シンガポールGP:一般入場 約68,400円/グランドスタンド 約75,500円
    アメリカGP:一般入場 約71,600円/グランドスタンド 約96,100円
    メキシコシティGP:一般入場 約30,200円/グランドスタンド 約101,800円
    サンパウロGP:一般入場 約38,200円/グランドスタンド 約15,100円
    ラスベガスGP:一般入場 約63,600円/グランドスタンド 約139,100円
    カタールGP:一般入場 約27,800円/グランドスタンド 約46,900円
    アブダビGP:一般入場 約55,700円/グランドスタンド 約103,400円
    サウジアラビアGP:一般入場 約22,100円/グランドスタンド 約42,500円

    一般入場券だけで比較すると中国GPの約1万1100円が最安で、日本GPの1万8000円、サウジアラビアGPの約2万2100円が続く。一方、グランドスタンド席ではサンパウロGPの約1万5100円が最安、日本GPの2万2000円で2位となった。

    2026年のF1観戦は、同じ世界選手権でも開催地によって必要な予算が大きく異なる。とりわけ日本GPは一般入場、グランドスタンドの双方で低価格帯に位置しており、現地でF1を観戦したいファンにとって世界でも屈指のコストパフォーマンスを誇るイベントと言えそうだ。

  • F1:日本から追加開催の要望 ドメニカリCEO「さらに多くの要望がある」

    F1:日本から追加開催の要望 ドメニカリCEO「さらに多くの要望がある」

    F1のステファノ・ドメニカリCEOが、日本からグランプリの追加開催を求める要望が寄せられていることを明らかにした。現在、日本では鈴鹿サーキットでF1日本GPが開催されているが、世界各地から開催希望が相次ぐなか、日本についてもさらなるレース開催を求める動きがあるという。

    ドメニカリはロイターの取材で、今後のF1カレンダーについてアジアや南米から関心が寄せられていると説明。そのなかで中国と日本を具体的に挙げ、「さらに多くの要望がある」と語った。

    一方で、F1は年間24戦という現在の規模を維持する方針であり、追加開催が実現するかどうかは開催地の入れ替えを含めた今後のカレンダー戦略に左右されることになる。

    日本と中国から追加開催の要望
    F1は世界各地からグランプリ開催への強い関心を集めている。ドメニカリによれば、長期的にはアフリカの候補地と前向きな交渉を進めているほか、アジアや南米からも開催への関心が寄せられているという。

    そのなかでドメニカリは、日本と中国について具体的に言及した。

    「中国、そして日本からもさらに多くの要望がある。ただ現時点では、中国では1レースを維持したい。別の選択肢を考える前に、まず市場を定着させる必要があるからだ」

    ドメニカリは日本について、誰が追加開催を要望しているのか、また具体的にどのサーキットが候補となっているのかには言及していない。

    現在、日本GPは鈴鹿サーキットで開催されている。そのため今回の発言は、日本国内で鈴鹿とは別にもう1戦を開催する構想が具体化していることを意味するものではないが、少なくとも日本からF1の追加開催を求める要望がF1側に届いていることが明らかになった形だ。

    2027年も年間24戦を維持
    一方、F1が際限なく開催数を増やしていくわけではない。ドメニカリは、2027年についても年間24戦を維持する方針を明確にしている。

    2027年のF1カレンダーはまだ正式発表されていないが、ポルトガルとトルコが新たにカレンダーへ加わる予定となっている。

    「いずれにしても、来年も24グランプリという目標は維持する」

    つまり、新たな開催地が加わる場合には、既存グランプリとの入れ替えが必要になる可能性が高い。日本から寄せられている追加開催の要望についても、こうした世界規模での開催枠を巡る競争のなかで判断されることになる。

    中東情勢で2026年終盤戦にも変更の可能性
    F1がカレンダーの選択肢を広げている背景には、現在の中東情勢もある。

    2026年4月に予定されていたサウジアラビアGPとバーレーンGPは、イラン戦争の影響を受けて中止となった。バーレーンGPについては、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで10月4日に代替開催されることになり、その費用の大部分をバーレーン側が負担する。

    また、FIA世界耐久選手権(WEC)も中東情勢の影響を受け、カタールとバーレーンで予定されていた終盤2戦を、それぞれスペインのカタルーニャ・サーキットとイタリアのモンツァへ変更している。

    F1では11月29日にカタールGP、12月6日に最終戦アブダビGPが予定されており、現時点では両レースとも開催予定に変更はない。

    「状況がどのように進展するのかを見るため、可能な限り時間を使うつもりだ。そして適切なタイミングで決断を下す」

    ドメニカリはそう語り、判断の期限についても明らかにした。

    「現在のカレンダーを変更する可能性について、判断期限は9月中旬だ」

    「現時点ではカタールとアブダビのレースは開催する予定だ。ちなみに、どちらもすでに完売している」

    中東2戦が開催できなければ欧州で最終戦
    一方、情勢が改善せずカタールGPとアブダビGPを開催できなくなった場合、F1はシーズン終盤を欧州へ移す方針だ。

    「もし開催できないのであれば、シーズン終盤は欧州になる。他の地域へ行くことはできないからだ」

    その代替開催地の候補には、2026年のF1カレンダーから外れたイモラ・サーキットも含まれている。ドメニカリ自身が、イモラが候補リストに入っていることを認めた。

    11月末から12月初旬の北イタリアでは低温が懸念されるが、ドメニカリは11月にナイトレースとして行われるラスベガスGPの方が欧州より気温が低くなる場合もあると指摘した。

    また、ラスベガスで2レースを開催してシーズンを締めくくる案も検討されたという。

    「ラスベガスで2レースを開催してシーズンを終える可能性もあった。ただ、成長している宝石を台無しにしたくはない」

    同時期にはNFLのレギュラーシーズンも開催されるため、ラスベガスでの連戦は採用しない考えだ。

    2027年カレンダー発表は年内を予定
    中東情勢は2027年のF1カレンダーにも影響する可能性がある。

    当初はバーレーンGPがオーストラリアGPに代わり、3月の2027年シーズン開幕戦に戻ることが想定されていた。しかし現在の情勢を受け、F1は複数の代替プランを用意している。

    「もちろん、中東の状況が解決していない場合に備えて、いくつかの選択肢と異なるプランを用意している」

    「ただ、それを判断するタイミングは年末になる。だから、まだ十分な時間がある」

    2027年のF1カレンダーは年内に発表される予定だ。

    年間24戦という限られた開催枠に対し、アフリカ、アジア、南米など世界各地からグランプリ開催への関心が寄せられている。そのなかでドメニカリが日本を具体的に挙げ、追加開催を求める要望があることを明かした点は注目される。現段階で具体的な開催計画は示されていないものの、日本で鈴鹿に続く新たなF1開催が将来的に検討対象となるのか、今後の動向が注目される。

  • メルセデスF1代表 ベアマン事故をル・マン例に持論「40km/h差でも成立」

    メルセデスF1代表 ベアマン事故をル・マン例に持論「40km/h差でも成立」

    トト・ヴォルフ(メルセデス)は、2026年F1レギュレーションの修正議論の中で発生したオリバー・ベアマンの事故について、自身の見解を示した。

    FIAは4月20日の会議を経て、マイアミGPから段階的に導入されるレギュレーション変更を発表。エネルギーマネジメントや速度差に起因するリスク低減が主な目的とされる中、ベアマンが日本GPでフランコ・コラピントを避けてコースオフした一件は、その象徴的な事例として議論の中心にある。

    「誤った判断」だが避けられない側面も
    ヴォルフはこの事故について、ドライバーの判断ミスという側面を認めつつも、モータースポーツに内在するリスクの一部だと強調した。

    「ベアマンの事故は、起きたこととして受け止める必要がある。あれは状況の誤った判断だった。ブーストボタンを押して、本来はブレーキを踏むべきコーナーで踏まなかったようなものだ」

    ル・マンを例に挙げた“速度差の現実”
    そのうえでヴォルフは、F1に限らず異なるクラスが混走する耐久レースを例に挙げ、速度差によるリスクは他カテゴリーでも存在すると説明した。

    「我々は安全を最優先にしなければならないが、世界には危険を伴いながらも愛されているレースが数多くある。私はル・マンが大好きで、夜通しタイミングモニターを見ている。ハイパーカーはポルシェカーブをGT3よりも30〜40km/h速く通過する」

    「このような速度差の中で、重大な事故や危険な状況がこれまでにも起きている。だが、それでもル・マンは存在し続け、人々に愛されている」

    安全と本質のバランスをどう取るか
    さらにヴォルフは、ニュルブルクリンク北コースの例も引き合いに出し、異なるレベルのマシンとドライバーが混在する状況そのものがモータースポーツの魅力であると語った。

    「GT3のワークスマシンが、アマチュアのフォルクスワーゲン・ポロと夜間や雨の中で競い合う。それがこのスポーツの現実であり、魅力でもある」

    その一方で、現在のF1が直面する課題についても冷静に整理する。

    「我々は2つの優先事項に集中すべきだ。スポーツをより良く、安全にすることだ。しかし、それが完全に安全なスポーツになることはない。重要なのは、特定の状況、例えば雨の中などでリスクをどう減らすかだ」

    今回の発言は、レギュレーション変更を巡る議論が単なる性能バランスではなく、「安全と競技性の共存」という本質的なテーマに直結していることを示している。

  • オリバー・ベアマン F1日本GPクラッシュでコラピント非難「受け入れられない」

    オリバー・ベアマン F1日本GPクラッシュでコラピント非難「受け入れられない」

    ハースF1チームのオリバー・ベアマンは、2026年F1日本GPで発生した自身の大クラッシュについて、フランコ・コラピントの防御動作が原因だったとして「受け入れられない」と非難した。

    鈴鹿のスプーンカーブで時速191マイル、50Gを記録する激しい事故を喫したベアマンは、重大な負傷を避けたものの、2026年F1レギュレーション下で拡大した速度差と、ドライバー間の守り方の変化が危険な状況を生んだと訴えている。

    ベアマン「コラピントの動きは受け入れられなかった」
    オリバー・ベアマンは、事故後初めて公の場でこのクラッシュについて語り、フランコ・コラピントの動きが危険だったと明言した。

    「それは50km/hの速度差だった。僕たちの今のレギュレーションが生んだ、本当に不運な結果だった」

    「フランコはポジションを守るために、僕の前でラインを変えた。昨年なら、限界ぎりぎりではあっても、おそらく問題はなかった。速度差は5km/hか10km/hくらいだったはずだからだ。でも50km/hの差がある状況では、彼は僕に十分なスペースを残さなかったし、僕はもっと大きなクラッシュを避けるために回避しなければならなかった」

    「彼が左に動いたのは小さな動きだった。でも、あの速度差ではどんな動きも大きい。だから接触しなかったのは幸運だった。もし当たっていたら、はるかにひどいことになっていたはずだ」

    ベアマンはさらに、その前の金曜にドライバー間で防御のあり方について話し合っていたことも明かし、その直後に同様の場面が起きたことへの不満を隠さなかった。

    「でも、もっと苛立たしいのは、金曜日に僕たち全員のドライバーでそのことを話していたことだ。お互いにもう少し敬意を持とう、と。ポジションを守るなら、もう少し早めに動くべきだ。今はこのスポーツでかつてないほど速度差が大きいのだから」

    「それなのに、その2日後にあれが起きた。僕にとっては受け入れられなかった」

    「だから、僕たちはドライバー同士で解決策を見つけなければならないし、もっと互いに敬意を持つ必要がある。僕は彼のあの行動に本当に納得していない」

    “昨年なら許容範囲”でも今年は危険領域
    ベアマンは、今回の件が単純な防御の是非ではなく、2026年F1マシン特有の速度差によって、これまで成立していた駆け引きが危険行為に変わってしまった点にあると説明した。

    「彼は僕が来るのを見て動いた。昨年なら、それでも問題なかったと思う。でも今年は違う。彼は僕が来るのに気づくのが遅すぎた」

    「僕はものすごい速度差で接近している。そうなると、その段階ではもう動くには遅すぎる。彼はミラーを見て左に動いたように見えたが、それは良くない」

    「昨年は誰もが最後の最後まで限界まで守っていた。オーバーテイクはとても難しかったし、レギュレーションも成熟していて、誰もがそのマシンの限界を理解していた」

    「でも今は新しい時代に入っていて、その限界がまだ正確には分かっていない」

    この発言は、現在の2026年F1が抱える問題を象徴している。エネルギー回生や出力制御によって直線での速度差が従来以上に開き、これまでなら成立していた“最後の一手”の防御が、深刻なリスクを伴うようになっているからだ。

    オリバー・ベアマン 日本グランプリ

    家族に無事を見せるため、すぐにマシンを降りたかった
    ベアマンは、クラッシュそのものについても振り返り、コントロールを失った瞬間に衝撃の大きさを覚悟していたと明かした。

    「制御を失った時、それが痛いものになると分かっていたのは確かだ」

    「それからもちろん、できるだけ早くマシンを降りたいと思った。外から見れば大きなクラッシュだったけど、マシンのダメージはその規模のわりには大きくなかった。シャシーも大丈夫だったし、僕もほとんど問題なかった」

    「ただ、いつも見ている家族に、自分が大丈夫だと見せるために早く降りたかったんだ」

    「外から見れば大事故だったけど、大丈夫だった。今のマシンは本当に信じられないほど安全だし、それはFIAがしている仕事の証明でもある」

    今回のベアマンの証言は、鈴鹿での50Gクラッシュが単なる一件のアクシデントではなく、2026年F1のレース基準そのものが過渡期にあることを浮き彫りにした。速度差が拡大した現在、ドライバー同士の判断基準と防御のマナーが従来のままでは通用しない現実がある。FIAの技術的議論と並行して、ドライバー側でも新時代にふさわしい共通認識を築けるかが問われている。

  • マックス・フェルスタッペン F1日本GPで記者排除 FIA沈黙にクルサード疑問

    マックス・フェルスタッペン F1日本GPで記者排除 FIA沈黙にクルサード疑問

    マックス・フェルスタッペンがF1日本GP期間中のメディア対応でジャーナリストを退室させた問題を巡り、元F1ドライバーのデビッド・クルサードがFIAの対応の欠如に疑問を呈した。

    この一件は単なる感情的な衝突にとどまらず、FIAの処分基準や統治の在り方にも波紋を広げている。特に、軽微な発言には罰金が科される一方で今回の行動に対しては何ら措置が取られていない点が、議論を呼んでいる。

    日本GPで起きた記者排除騒動
    F1日本GPの週末、レッドブルのホスピタリティで行われたメディアセッション中に問題は発生した。フェルスタッペンは、英国人ジャーナリストのジャイルズ・リチャーズから2025年シーズン中のジョージ・ラッセルとの接触について問われると、明確に不快感を示した。

    「君は僕のシーズンで起きた他のすべてを忘れている。君が言及するのはバルセロナのことだけだ。そう来ると分かっていた」

    このやり取りの末、フェルスタッペンはリチャーズに退室を求め、場の空気は一気に緊張したものとなった。

    クルサードが指摘した“処分基準の矛盾”
    この対応について、デビッド・クルサードはポッドキャストで率直な見解を示した。

    「おそらく振り返れば、マックス自身もあの行動を良く思わないだろう」

    「もし彼がそこで“くそ”という言葉を口にすれば罰金を科されるだろう。ではなぜ今回は戒告すらないのか?」

    クルサードはフェルスタッペンの感情には理解を示しつつも、プロフェッショナルな場でジャーナリストを排除する行為は容認できないと指摘した。同時に、FIAがこの件に対して何ら措置を講じていない点を問題視している。

    ドライバーが直面する評価のサイクル
    一方でクルサードは、自身の経験を踏まえ、トップドライバーが常に評価と批判にさらされる現実にも言及した。

    「僕はマックスのように世界選手権を勝ち取ったことはもちろんないが、さまざまなジャーナリストからの批判には間違いなくさらされてきた」

    さらに現在評価を高めているキミ・アントネッリを例に挙げ、賞賛と批判が繰り返されるのは避けられないと強調する。

    「今は誰もが彼を愛しているが、今まさに称賛されているのと同じように、いずれは批判も受けることになるだろう。特にミスをすればなおさらだ」

    問われるFIAの統治と対応基準
    今回の騒動が示したのは、ドライバー個人の振る舞いだけではない。統括団体であるFIAがどのような基準で行動を評価し、どのように介入するのかという根本的な問題である。

    「公の批判を受け止めるのは難しい」とクルサードは語りつつも、今回のようなケースに対して明確な対応が示されなければ、基準の曖昧さが残り続けることになる。

    F1という競技は高いプロフェッショナリズムを求められる世界であり、それはドライバー同士だけでなく、メディアとの関係性にも及ぶ。今回の一件は、その前提を改めて問い直す契機となっている。

  • F1予選はなぜ全開で走れない? ローソンが語るスーパーフォーミュラとの差

    F1予選はなぜ全開で走れない? ローソンが語るスーパーフォーミュラとの差

    FIAが2026年F1日本GPに向けて実施した予選ルール変更は、期待された効果を発揮しなかった可能性が高い。リアム・ローソンは「違いを感じなかった」と語り、現行F1の予選が抱える構造的な問題を示唆した。

    今回の変更では、予選時に使用可能なエネルギー量が9MJから8MJへ削減された。リフト&コーストやスーパークリッピングを抑え、よりフルプッシュに近いアタックを可能にする狙いだったが、鈴鹿ではその理想とは異なる現実が浮き彫りとなった。

    FIAの調整でも変わらなかった予選の実態
    鈴鹿では特に130R進入でスーパークリッピングが目立ち、ドライバーは依然としてエネルギーマネジメントを強いられた。FIAが目指した「全開で攻める予選」は実現せず、ラップの質を左右するのは依然としてバッテリーの使い方だった。

    ローソンは今回の変更について、次のように語っている。

    「現状ではすべてのサーキットが本当に大きく異なっているから、判断は難しい」

    「僕は以前の設定で走ったことがないので比較はできない。でも、違いは感じなかった」

    なぜスーパーフォーミュラは“全開で走れる”のか
    今回の日本GPでは、スーパーフォーミュラとの比較も多く語られた。パワーではF1に及ばないものの、コーナリングスピードの高さとドライビングの自由度が際立つカテゴリーとして知られている。

    ローソンも鈴鹿におけるスーパーフォーミュラについて高く評価している。

    「このコースでのマシンは特別だ。とても楽しいクルマだし、F1と比べるとパワーは低いけど、コーナースピードは非常に高い」

    「僕が最後にスーパーフォーミュラを走ったのもこのトラックだったけど、本当に楽しかった。やっぱり素晴らしいサーキットだ」

    F1が“全開で走れない”構造的な課題
    今回のルール変更が示したのは、単純な数値調整では解決できない問題の存在だ。エネルギー使用量の制限は維持されたままであり、結果としてドライバーは依然としてバッテリー残量を意識した走行を余儀なくされている。

    その結果、スーパークリッピングは解消されず、予選においても「どこで使い、どこで抑えるか」というマネジメントが主導する構図が続いている。ローソンの「違いを感じなかった」という言葉は、この構造そのものに変化がなかったことを示している。

    FIAは今月予定されている会合でさらなる対策を議論する見通しだが、今回の結果は、現行レギュレーションの根本に踏み込まなければ問題は解決しない可能性を示している。予選のあり方そのものが、改めて問われている。

    RacingNews365

  • ルイス・ハミルトン キム・カーダシアンが動画登場 東京ドリフト投稿で話題

    ルイス・ハミルトン キム・カーダシアンが動画登場 東京ドリフト投稿で話題

    ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が自身のSNSに投稿した動画に、キム・カーダシアンが登場し注目を集めている。東京の公道でフェラーリF40を走らせる映像のラストに同乗する形で登場し、交際の噂が再び話題となった。

    今回の投稿は日本GP直後のタイミングということもあり、F1のパフォーマンスと私生活の両面で関心が高まる構図となっている。ハミルトン自身は関係について明言を避けているが、複数の目撃情報や同行歴が重なり、注目度はさらに上昇している。

    東京ドリフト動画にキム・カーダシアンが登場
    ハミルトンは自身のインスタグラムに「HERE WE GO AGAIN TOKYO DRIFT VOL. III」と投稿し、東京の市街地でフェラーリF40をドライブする動画を公開した。

    映像の終盤では、キム・カーダシアンが助手席に座る姿が確認されており、これが大きな反響を呼んでいる。

    日本GP開催中の東京滞在と重なる形での登場となり、単なる演出ではなく実際の行動と結びついた内容として受け止められている。


    交際報道に対するハミルトンのスタンス
    ハミルトンはプレシーズンテスト期間中、交際の噂について問われた際に次のように語っている。

    「そういうことにはコメントしない。プライベートなことだからだ」

    この発言以降も本人から明確な説明はないが、イギリスメディアによる最初の目撃報道をきっかけに、両者の関係は継続的に取り上げられている。

    その後も、サンフランシスコでのスーパーボウル観戦や東京での同行が確認されており、ファンによる撮影映像も拡散されている。

    パドックでも話題に オコンがジョーク
    この話題はF1ドライバーの間でも知られており、最新の動画内でエステバン・オコンが言及した。

    「リアリティ番組に出そうなドライバー? ルイスだね」

    「“Keeping up with the Hamiltons”だよ」

    この発言により、パドック内でも話題として共有されていることが明らかになった。

    競技面でも好スタートを維持
    一方でハミルトンは、フェラーリ移籍初年度の2026年シーズンで好調なスタートを切っている。

    上海ではフェラーリ移籍後初となるグランプリ表彰台を獲得しており、競技面でも結果を残している状況だ。

    私生活への関心が高まる中でも、トラック上でのパフォーマンスを維持している点は、今後の評価にも影響を与えそうだ。