カテゴリー: インディカー

  • ホンダ 「アロンソとマクラーレンのインディカー参戦を歓迎する」

    ホンダ 「アロンソとマクラーレンのインディカー参戦を歓迎する」

    ホンダは、フェルナンド・アロンソが2019年にインディカーに転向することを歓迎するとし、マクラーレンがインディカーに参戦した場合にチームにエンジンを供給することを除外していない。

    F1ではマクラーレンとホンダのパートナーシップは失敗に終わり、フェルナンド・アロンソはホンダのエンッジンのパフォーマンスを繰り返し批判してきた。それはインディカーで両者が再びタッグを組むことを妨げる可能性があるとの見方もある。

    フェルナンド・アロンソが2017年にマクラーレンとインディ500に参戦していた際にはホンダのエンジンを使用していたが、2019年にマクラーレンがインディカーに参戦する際には、シボレーからエンジン供給を受ける方向で進められているとも言われている。

    しかし、HPD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)の社長アート・セントシアーは「フェルナンド・アロンソはこの世代の最高のレーシングドライバーの一人であり、我々は2017年のインディ500で彼との仕事を大いに楽しんだ」とコメント。

    「彼はすぐさま非常に高い競争力があることを示したし、F1キャリアの後、彼がフルタイムで参戦することを決断するならば、それはインディカーにとって素晴らしいことだろう」

    「ドライバーとしてアロンソを起用することは、どのチームやマニュファクチャラーにとっても明らかにメリットとなるだろう」

    ホンダは、マクラーレンへのエンジン供給を否定してはしないが、2018年のエンジン供給は限界に達していると認める。

    「当社のエンジンリース契約はHRDと特定のチーム間で締結されている」とアート・セントシアーはコメント。

    「現在、インディカー・シリーズに参戦するチームにいくつかは、すでに2019年シーズンにむけてHPDと契約を結んでおり、我々はそれらのチームのためにパワフルで信頼性の高いエンッジンをしっかりと供給するために年間のほぼ最大限のキャパシティで運営している」

    「我々は2019年にむけて、いくつかの既存チームと潜在的なチームと議論しており、それらの議論は進行中だ」

    フェルナンド・アロンソは、インディカーのテストでアンドレッティ・オートスポーツのクルマを走らせ、再びホンダのエンジンを使用する可能性が高いとされている。また、マクラーレンが2019年にインディカーに参戦する際にはアンドレッティ・オートスポーツと提携することになるとされている。

    ホンダは、2019年にむけて参戦が噂されるドラゴンスピード、そして、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの3台体制の可能性について議論を行っているとされている。

  • インディカー代表 「マクラーレンは2019年にアロンソとの参戦を進行中」

    インディカー代表 「マクラーレンは2019年にアロンソとの参戦を進行中」

    インディカーの最高経営責任者マーク・マイルスは、マクラーレンは2019年にフェルナンド・アロンソとインディカーにフル参戦する計画に取り組んでいると語っている。

    8月14日(火)、マクラーレンはフェルナンド・アロンソが2019年のF1世界選手権に参戦しないことを発表。アロンソは17年間におよぶF1キャリアに終止符を打つことになった。

    しかし、フェルナンド・アロンソはF1引退を表明した声明のなかでマクラーレンが競争力を取り戻せば、F1に復帰する可能性を示唆している。

    生涯の目標に世界3大レースでの“トリプルクラウン”を掲げるフェルナンド・アロンソは、今年6月にトヨタでル・マン24時間レースを制覇。すでにF1モナコGPで優勝しているアロンソは、残るところ昨年に挑戦したインディ500を制覇すれば、その目標を達成することになる。

    2017年にフェルナンド・アロンソは、F1モナコGPを欠場してマクラーレン・ホンダ・アンドレッティからインディ500に参戦。27周ラップをリードするなど優勝を狙える力強いパフォーマンスを見せていたが、7番手を走行していた残り21周でホンダのエンジンが故障してリタイアを喫した。ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したアロンソは、その時からF1引退後のインディカー転向が噂されている。

    並行してマクラーレンもインディカーへのフル参戦を計画していることを明らかにし、アンドレッティ・オートスポーツと提携して、フェルナンド・アロンソとスコット・ディクソンの2台体制で参戦すると報じられていた。だが、スコット・ディクソンは、チップ・ガナッシとの複数年の契約延長を発表している。

    その一方で、今年F1で危機的なパフォーマンスに陥っているマクラーレンは、マネジメント体制を含めた再建が急務となり、インディカー参戦の契約を白紙化したとも報じられている。

    だが、インディカーの最高経営責任者であるマーク・マイルスは、マクラーレンのエントリーについて進行中であることを Autosport に明らかにした。

    「(2019年にアロンソがF1を引退するという)今日の発表が、アロンソが2019年を通してチャンピオンシップに参戦することを願うインディカーファンに興奮を呼び起こしたのは確かだ」とマーク・マイルスはコメント。

    「マクラーレンは必要な手配をすべて準備しており、我々は彼らの努力を支援している」

    「だが、それが解決するのは年末近くになるだろう」

    2014年のインディ500ウィナーで、昨年のインディ500でフェルナンド・アロンソとチームメイトを組んだライアン・ハンターレイは、アロンソのインディカー参戦は歓迎されるとし、インディカーに多大な貢献をもたらすだろうと述べた。

    「僕が彼だったら、魅力を感じるだろう」とライハン・ハンターレイはコメント。

    「チームメイトとして彼との時間を過ごしてみて、彼が勝つことにこれまでと同じくらいハングリーだということが知った。僕たちは一緒にとてもいい仕事ができたし、間違いなく彼を歓迎するよ。でも、今のところどうなるかはわからない」

    「マクラーレンの立ち位置がわからない・・・現時点で多くの推測があるけど、彼はインディカー、そして、ここにいるファンにとってにとって多大な貢献をもたらすと思う」

    今年からインディカーに参戦するカーリンは、マクラーレンが2019年にインディカーにエントリーするにはすでに遅すぎるとの見解を示している。しかし、アンドレッティ・オートスポーツやレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングなどの既存チームと提携すれば、その時間を埋め合わせることができるだろうとも述べている。

    関連:フェルナンド・アロンソ、2018年限りでのF1引退を正式発表

  • フェルナンド・アロンソのインディカー参戦にアンドレッティが言及

    フェルナンド・アロンソのインディカー参戦にアンドレッティが言及

    フェルナンド・アロンソは、2019年にF1を続けるか、もしくはインディカーに転向するかという決断を下すプレッシャーに直面している。

    アンドレッティ・オートスポーツの代表を務めるマイケル・アンドレッティは、フェルナンド・アロンソが2019年に同チームでインディカーにフル参戦することを希望するのであれば、8月中旬までにそれを伝える必要があると述べた。

    「我々は重要な時を迎えており、来週くらいにはいくつかのことを完了させなければならない」とマイケル・アンドレッティは Autoweek にコメント。

    マイケル・アンドレッティは、2019年のフルタイムエントリーを編成するには8月19日の次戦ポコノでのレースはもう“遅すぎる”と語る。

    「まだ多くのことが宙に浮いている状態だ。まだ多くのことを実現させていかなければならない」とマイケル・アンドレッティは認める。

    昨年、アンドレッティ・オートスポーツはマクラーレンとタッグを組んで“マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ”としてフェルナンド・アロノソを擁してインディ500に挑戦した。

    マイケル・アンドレッティは、フェルナンド・アロンソとより恒久的に仕事をする機会を歓迎すると語る。

    「彼は我々との仕事を楽しんでいたので、私としては彼を起用したい」とマイケル・アンドレッティはコメント。

    「我々はインディで多くの楽しみを得たし、その1年を通してその多くの楽しみを得られると思っている」

    「フェルナンドは会いたかったなかでも最高の男だ。カメラの前だけでは彼のことはあまりわからないだろう」

    「チームはインディで彼のことを大いに助けることができたと思っているし、もし彼がここに来るなら、彼は初レースからペースを掴むだろう」

    「それは話題を生み出すだろう。話題はお金で買うことのできないものだ」と語るマイケル・アンドレッティは、ナイジェル・マンセルがCARTに参戦するためにアメリカにやってきたときと比較していた語った。

    「1990年代序盤にインディカーが立ちあがったときのような気分だ。フェルナンドがインディカーに来るタイミングはその再現のようになるかもしれない」

    マイケル・アンドレッティは、2019年にフェルナンド・アロンソがインディ500に再びスポット参戦する可能性について除外はしていないが、アロンソ自身はそれはないと言っており、インディカーで走るならば、“フルシーズンか参戦しないか”のどちらかだと語っていると述べた。

    昨年、F1モナコGPとインディ500は日程が重なったため、フェルナンド・アロンソはインディ500に参戦するためにモナコGPを欠場しなければならなかった。

    フェルナンド・アロンソは、エンジン故障によって残り20周っでリタイアを余儀なくされるまで、複数周にわたってトップを走行するパフォーマンスを披露している。

    その後、フェルナンド・アロンソはトヨタからル・マン24時間レースに参戦して勝利。2006年と2007年のモナコGP2連覇とあわせて、これまでグラハム・ヒルだけしか達成したことのない世界3大レースでの“トリプルクラウン”を成し遂げるにはインディ500での勝利が必要となっている。

    しかし、フェルナンド・アロンソが2019年もF1に留まることに決めた場合、インディ500への挑戦は少なくとも1年以上は待たなければならなくなるだろう。

    「彼らはドライバー状況をまとめなければならないだろう」とマイケル・アンドレッティはフェルナンド・アロンソとマクラーレンのCEOであるザク・ブラウンに決断を促した。

    「フェルナンドは残留するのか? 彼は出ていくのか? 彼はここに来るのか? F1に留まるのか? 彼は引退するのか? 彼は何をするつもりなのか?」

    「ザクは彼のF1計画に取り組まなければならないし、彼にはやらなければならないことがたくさんある。だが、我々は何が起こるか見ていくつもりだ」

  • インディカー | F1スーパーライセンス型の参戦資格を導入

    インディカー | F1スーパーライセンス型の参戦資格を導入

    インディカー・シリーズは、2019年からレースに参戦する資格があるかを判断するための新しいガイドランドとしてF1のスーパーライセンスのような独自のシステムを導入する。

    今年、インディカーは、4つの新チームが参戦を果たして再興しているが、それが新しいガイダンスを導入するひとつの理由になったと理解されている。

    また、もう一つの理由として、マツダが、2018年のレースシーズンの終了時点でUSF2000、プロマツダおよびインディライツチャンピオンシップを含むマツダ・ロードトゥインディ・プログラムを段階的に縮小すると発表したことが挙げられる。2010年に正式に発足したマツダ・ロードトゥインディプログラムは、USF2000からインディカシリーズとインディ500レースまで、これまでに250人以上の若いドライバー達にキャリアの道を開いてきた。

    新しいガイダンスでは、F1とNASCARカップ・シリーズで参戦していたドライバーには自動的にインディカー参戦の対象となる。

    また、インディ・ライツの競技者は、1年フルシーズンを戦い、選手権を3位以内で終えれば、参戦資格が与えられる。

    その3つのカテゴリー以外のドライバーは、2年間で最低30ポイントが必要なグローバルなモータースポーツでの実績によって評価される。

    仮に2018年にこのガイダンスが導入されていれば、元メルセデスのDTMドライバーであるロバート・ウィッケンズ、F2出身のジョーダン・キング、シングルシーターで実績を積んできたレネ・ビンダーはその資格を満たしていないことになる。

    また、F2転向を検討しているサンティノ・フェルッチも参戦するには資格を免除される必要がある。

    またインディカーは、テストライセンスも導入も予定。インディー・ライツの現行シーズンで2勝を挙げていない限りは8戦の出場が条件となる。インディ・ライツの下位カテゴリーだったプロマツダのドライバーは、3勝を挙げなければテストに参加することはできない。

    また、インディライツは強化されていくことになり、参戦予算を10万ドル削減し、賞金は増加。インディ・ライツのチャンピオンへのスカラシップは110万ドルに増加し、翌年にインディ500を含む3レースの参戦が確約される。

  • マツダ、ロードトゥインディ・プログラムを段階的に縮小

    マツダ、ロードトゥインディ・プログラムを段階的に縮小

    マツダブランドの継続的な進化の一部として、マツダUSAは2018年のレースシーズンの終了時点でUSF2000、プロマツダおよびインディライツチャンピオンシップを含むマツダ・ロードトゥインディ・プログラムを段階的に縮小すると発表した。

    「この発表をすることはとても惜しいのですが、我々のモータースポーツプログラム資源を新しい方向に集中させる時が来たのです」とマツダUSAのモータースポーツ担当ダイレクターであるジョン・ドゥーナンは語る。

    「と言っても、マツダUSAは草の根のクラブレース支援から、GLOBAL MX-5 CUP、マツダ・ロードトゥ24プログラム、マツダ・チームヨーストなどのモータースポーツプログラムはこれまで同様に真剣に続けていきます。最後のマツダ・ロードトゥインディドライバー達が2019年シーズンを戦う姿が楽しみです。今シーズン末のシュートアウトで勝者を表彰することを楽しみにしています」

    2010年に正式に発足したマツダ・ロードトゥインディプログラムは、USF2000からインディカシリーズとインディ500レースまで、これまでに250人以上の若いドライバー達にキャリアの道を開いてきた。そのうち7人のドライバーがインディライツチャンピオンシップタイトルを獲得し、そしてインディアナポリス500デビューのための奨学金を提供してきた。マツダ・ロードトゥインディプログラムは、この3カテゴリーで計20人のチャンピオンを生み出している。マツダUSAがオープンホイールレースに投資した1200万ドル以上のサポートによって、彼らはドライバーキャリアを磨いている。このように、マツダ・ロードトゥインディは成功を収めたプログラムだったが、マツダブランドは進化し続けており、そのためにマツダUSAは、他のモータースポーツ活動計画に資源を集中させる決定に至った。

    「マツダ・ロードトゥインディは、マツダの長いモータースポーツ活動の歴史の最先端プログラムです」とドゥーナンは述べる。

    「私たちは、明確なビジョンを持っていました。そのビジョンを共有する非常に特別なパートナーと手を携え、世界で唯一のオープンホイールレース奨学金プログラムを実行しました。マツダ・ロードトゥインディの設立と若いドライバーの育成は、マツダUSAにとって、そしてマツダ・ロードトゥインディでキャリアを磨いた若いドライバー達、チームやエンジニア、スタッフ、その他の人々にとって大きな福音をもたらしてきたのです。マツダ・ロードトゥインディのすべてのパートナーに心から感謝しています」。

    マツダUSAのインディへの関与は今シーズン末に終わりますが、2018年のUSF2000、プロマツダとインディライツのチャンピオンは2019シーズンにマツダ育成奨学金を受けることができる。そして$200,000賞金を提供するマツダ・ロードトゥインディ・グローバルシュートアウトは、今年12月に開催される。

  • インディカー 第13戦 結果 | A.ロッシが今季2勝目、佐藤琢磨は17位

    インディカー 第13戦 結果 | A.ロッシが今季2勝目、佐藤琢磨は17位

    インディカー・シリーズ 第13戦 ミッドオハイオの決勝が7月28日(日)に行われ、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)がポール・トゥ・ウィンで今季2勝目。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は追突された影響で17位に終わった。

    Hondaインディ200アット・ミッドオハイオは、今年もアメリカ東部オハイオ州コロンバス郊外で、インディカー・シリーズ第13戦として開催された。

    全長2.258マイルのツイスティーでテクニカルなロードコースを90周するレースでは、予選トップでポールポジションからスタートしたアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)がライバル勢を寄せ付けない走りを披露。2ストップ作戦も功を奏して今シーズン2勝目、キャリア4度目の優勝を飾った。ホンダはこれで今シーズン8勝目。アイオワ、トロントに続く3連勝を記録している。

    金曜から快晴続きだったミッドオハイオ。決勝日は雲が多めで雨の心配もあったが、レースは最後までドライコンディションで争われた。午前中から日照時間は短く、日中の気温は上がらなかったので、コースサイドに陣取った多くのファンは快適にレース観戦を楽しめた。ミッドオハイオ・スポーツカー・コースはホンダのオハイオ工場に近く、今年も1万1000人以上のHondaアソシエイツが夏の一日を家族とともにサーキットで過ごしていた。

    バックストレート先のターン4からピット前のメインストレートまで、右に左にとバラエティに富むコーナーが連続するミッドオハイオ。そこをリズミカルに走り抜けるためには、マシンセッティングが高いレベルに仕上げられている必要があり、ドライビングでは小さなミスがラップタイムに大きく影響する。このコーナーが連続するセクションは、ドライバーたちにとっては体力的にハードで、まったく気の抜けないところでもあり、精神面にもタフなレースが毎年開催されている。

    このようなコースで本領を発揮するのがアレクサンダー・ロッシというドライバー。昨年のワトキンス・グレン・インターナショナルでの優勝を思い起こさせる目覚ましいスピードを見せつけ、それを90周にわたって保ち続けた。同時にロッシは燃費セーブも巧みにこなし、出場24台中で唯一となる2回の燃料補給とタイヤ交換でゴールまでを走りきった。

    2位はルーキーのロバート・ウィッケンズ(Schmidt Peterson Motorsports)。こちらは序盤の早い段階で最初のピットストップに入り、ロッシの前に出ることに成功した。しかし、2回目のピットストップ後、ハードコンパウンドのタイヤを装着したときにペースが上がらず、トップの座をロッシに取り戻され、2位でのゴールとなった。それでも、ルーキーイヤーにして4度目のトップ3フィニッシュ。前戦のトロントから2戦連続の表彰台には賞賛の声が上がっている。

    スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、予選9位から5位でフィニッシュしてポイントリーダーの座を堅持。セバスチャン・ブルデー(Dale Coyne Racing with Vasser-Sullivan)は予選の第1セグメントでアクシデントを起こしたために最後尾の24番手スタートだったが、ソフトコンパウンドのタイヤを1回目のピットストップから連続投入する作戦が見事成功し、6位まで順位を上げてゴールした。

    佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)の予選順位は8番手だった。第2セグメントでソフトタイヤを使ってのアタックラップ中に他車がアクシデントを起こしたためスローダウン。そのままセッション終了となったため、持てる力を発揮しきれずに予選を終えるしかなかった。しかし、金曜日のプラクティスからマシンのセッティングはよく、レースでは1周目にポジションを2つアップする好スタート。トップグループでチャンスを待つ戦いが可能と見られていた。ところが、2ラップ目に他車に追突されてスピンし、17番手まで後退。その後さらにポジションダウンした佐藤琢磨は、最終的に17位でのフィニッシュとなった。

    アレクサンダー・ロッシ(優勝)
    「私たちが望んでいたのは、今日のような勝利です。残り5レースで完全な仕事をする必要がある。そう自分たちで言ってきました。そのスタートを狙い通りに切ることができました。作戦もすばらしく、レース序盤の戦い方次第で、2ストップで走りきることは可能と分かっていました。そして、考えていた通りのレースを戦うことができました。チャンピオンになることを考えていますが、同時に各レースでの優勝も目指しています。次のレース、ポコノまでの間には少しの休みがあります。過去2シーズン、私たちはポコノで高い競争力を発揮していますから、今日と同じような戦いぶりを見せたいと思います」

    佐藤琢磨(17位)
    「コンペティティブな走りを続けてゴールできなかったことが大変残念です。スタートは非常によく、2台をオーバーテイクして6番手に浮上できたのです。すべて順調でした。2ラップ目のターン4、マックス・チルトンがプッシュ・トゥ・パスを使ってアタックしてきたのが見えたので、左側に1台分のスペースを空けてコーナーに入りました。すべてがうまくいっていると思っていましたが、ターン4出口で彼が僕のマシン後部にぶつかり、私はスピンに陥りました。そして、その後にレースでばん回することはできませんでした。残念ながら、レース中盤のスティントがよくなく、追い上げは困難でした。21番手まで落ちたポジションから、レース終盤にようやく何台かをオーバーテイクできましたが、非常に残念な結果となりました。今日は大きな期待を抱いていたのですが、期待通りのレースとはなりませんでした」

    2018 インディカー 第13戦 ミッドオハイオ決勝 結果

    Pos No Driver Team  
    1 27 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H
    2 6 ロバート・ウィッケンズ Schmidt Peterson Motorsports H
    3 12 ウィル・パワー Team Penske C
    4 1 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C
    5 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H
    6 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H
    7 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H
    8 22 シモン・パジェノー Team Penske C
    9 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H
    10 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H
    11 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H
    12 20 ジョーダン・キング Ed Carpenter Racing C
    13 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C
    14 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H
    15 10 エド・ジョーンズ Chip Ganassi Racing H
    16 23 チャーリー・キンボール Fucos Racinf C
    17 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H
    18 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C
    19 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C
    20 60 ジャック・ハーベイ Meyer Shank Racing with SPM H
    21 32 レネ・ビンダー Juncos Racing H
    22 88 コナー・デイリー Harding Racing C
    23 19 ピエロト・フィッティパルディ Dale Coyne Racing H
    24 59 マックス・チルトン Carlin C
  • インディカー 第13戦 予選 | A.ロッシがポール、佐藤琢磨は8番手

    インディカー 第13戦 予選 | A.ロッシがポール、佐藤琢磨は8番手

    インディカー・シリーズ 第13戦 ミッドオハイオの予選が7月28日(土)に行われ、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)がポールポジションを獲得。佐藤琢磨は8番手だった。

    アメリカ東部オハイオ州、その州都コロンバスの北にあるミッドオハイオ・スポーツカー・コースは、攻略の難しいテクニカルなサーキットとして、全米にその名を馳せている。シリーズ第13戦は、地形を巧みに利用して設計され、適度なアップダウンを備える全長2.258マイルのコースが舞台となる。

    ポールポジションを獲得したのはアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)。1分04秒6802をマークして、今シーズン3度目、自身4度目となるポールポジションを獲得した。

    2番手にはウィル・パワー(ペンスキー)、3番手にはライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)、4番手にはジェセフ・ニューガーデン(ペンスキー)が続き、アンドレッティとペンスキーが上位2列を独占した。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はグループ2で走行。3番手でトップ12に進出するも、トップ6には届かず8番手。明日の決勝はチームメイトのグラハム・レイホールの隣の4列目からスタートする。

    また、今大会からピエトロ・フィッティパルティ(デイル・コイン・レーシング)がレース復帰。予選を22番手で終えている。

    2018 インディカー 第13戦 ミッドオハイオ 予選 結果

    Pos No Driver Team   Time Group
    1 27 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 1:04.6802 Fast 6
    2 12 ウィル・パワー Team Penske C 1:04.8939 Fast 6
    3 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 1:04.9896 Fast 6
    4 1 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 1:05.1335 Fast 6
    5 6 ロバート・ウィッケンズ Schmidt Peterson Motorsports H 1:05.1747 Fast 6
    6 59 マックス・チルトン Carlin C 1:06.6172 Fast 6
    7 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:06.1804 Top 12
    8 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:06.3755 Top 12
    9 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 1:06.4187 Top 12
    10 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H 1:06.5549 Top 12
    11 10 エド・ジョーンズ Chip Ganassi Racing H 1:07.0999 Top 12
    12 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H 1:07.2287 Top 12
    13 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H 1:05.6353 Group1
    14 88 コナー・デイリー Harding Racing C 1:05.7260 Group2
    15 23 チャーリー・キンボール Fucos Racinf C 1:05.9471 Group1
    16 20 ジョーダン・キング Ed Carpenter Racing C 1:05.7699 Group2
    17 22 シモン・パジェノー Team Penske C 1:05.9630 Group1
    18 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 1:05.8133 Group2
    19 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C 1:06.0520 Group1
    20 60 ジャック・ハーベイ Meyer Shank Racing with SPM H 1:05.9911 Group2
    21 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C 1:06.7354 Group1
    22 19 ピエロト・フィッティパルディ Dale Coyne Racing H 1:06.2138 Group2
    23 32 レネ・ビンダー Juncos Racing H 1:06.9555 Group1
    24 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H No Time Group2
  • インディカー | ピエトロ・フィッティパルディ、ミッドオハイオで復帰

    インディカー | ピエトロ・フィッティパルディ、ミッドオハイオで復帰

    ピエトロ・フィッティパルディが、7月29日に開催されるインディカー 第13戦 ミッドオハイオでデイル・コイン・レーシングからレース復帰を果たすことになった。

    2度のF1ワールドチャンピオン、エマーソン・フィッティパルディの孫であるピエトロ・フィッティパルディは、先週末のFIA 世界耐久選手権の開幕戦スパ6時間レースの予選でクラッシュを喫し、両足を骨折する怪我を負った。

    その後、ピエトロ・フィッティパルディは、ほぼ2ヵ月間にわたってインディアナポリスでインディカーの医師テリー・トラメルの元で回復プログラムを進めてきた。

    ピエトロ・フィッティパルディは、17日(火)ミッドオハイオでインディカーのマシンで100周のテスト走行を完了。来週末にミッドオハイオで開催されるインディカー・シリーズの第13戦でレース復帰を果たすことになった。

    テストを終えたピエトロ・フィッティパルディは「戻ってきたという気分だね」とコメント。

    「もちろん、2か月半ぶりにクルマに戻った初日だったし、スピードを上げていくにはいつもよりも少し時間がかかった。もう少し長くかかると思っていたけど、すぐにスピードを上げることができた。レース週末にむけてセットアップに取り組んっで、前進を果たすことができた。今はそれなりのベースがあるし、レースをする準備はできている」

    「これほど酷い怪我をしたことはなかったので、時間枠がどうなるかはわからなかった。でも、みんなが僕が本当に早くに復帰できたことを喜んでくれている。もちろん、僕も本当に嬉しいよ」

    2017年の5月に行われたインディ500の予選で腰や骨盤を骨折したセバスチャン・ブルデーも8月にレース復帰を果たしている。

    「セバスチャンが最初にテスト復帰した場所もミッドオハイオだった。彼らは僕を励ましてくれた。どうやって怪我を治してくべきか、クルマに戻るまでにどのようなことをする必要があるかについて情報を与えてくれた。彼らはそのような経験を乗り越えてきたからね」

    復帰後の目標についてピエトロ・フィッティパルディは「良い結果を出したいと思っているけど、一番のゴールはとにかくベストを尽くして、チームと一緒に頑張って仕事をしていくことだ」とコメント。

    「彼らには感謝してもし切れない。僕たちは1戦しかしていないけど、全てのテストを通してデイル・コイン・レーシングのチーム全体との仕事を本当に楽しんでいたからね」

    「僕たちには良いパッケージがあるし、良い結果を目指したい。トップ5とか表彰台とかね。何が起こるかっはわからない。僕はできる限りプッシュしたいし、そのためにここにる。今後の5戦では全力を尽くすつもりだ」

  • インディカー | ラグナ・セカが2019年にカレンダー復帰

    インディカー | ラグナ・セカが2019年にカレンダー復帰

    ラグナ・セカが、2019年のインディカー・シリーズと3年契約を締結。ソノマに代わってシーズン最終戦として開催されることになった。

    3年契約は7月17日(火)にモントレー郡監督委員会によって承認され、2019年のレースは9月22日に開催されることが発表された。

    残りのカレンダーについては今後発表される予定だが、今年で契約が終了するソノマは更新しておらず、来季のカレンダーからは外れることになる。

    ラグナ・セカは、インディカーに復帰するために縁石やグラベルトラップの改修、バリアの追加など、いくつかのアップグレードが行われる。

    インディカーのCEOを務めるマーク・マイルスは、ラグナ・セカのラレンダー復帰を歓迎していると語る。

    「インディカーのシーズンフィナーレとしてこれ以上に魅力的な会場は想像できない」とマーク・マイルスはコメント。

    「モントレーは人々が望んでいる場所であり、我々は多くのゲストを連れていくことになるだろう。我々にとって素晴らしい選択だと思っている」

  • インディカー 第12戦 結果:S.ディクソンが優勝、佐藤琢磨はリタイア

    インディカー 第12戦 結果:S.ディクソンが優勝、佐藤琢磨はリタイア

    2018年のインディカー・シリーズ 第12戦 トロントの決勝レースが7月15日(日)に行われ、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が優勝。佐藤琢磨はリタイアでレースを終えた。

    第12戦は唯一アメリカ国外で開催されるレースであるカナダのHondaインディ・トロント。カナダ最大の都市トロントは五大湖の一つであるオンタリオ湖畔にあり、ストリートコースは町の中心部からほど近い湖岸エリアに位置している。

    レースはインシデント多発の波乱の展開。ポールシッターのジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)は序盤のフルコースコーション後のリスタートでウォールにヒット。なんとかレースを続行することができたが、中団グループまで順位を落とす。

    首位に立ったスコット・ディクソンは、その後のセーフティカーを物ともせず、レース後半もリードを広げてトップでチェッカー。今季3勝目を挙げた。ニューガーデンは9位でレースをフィニッシュし、ポイント差は32ポイントから一気に62ポイントまで広がった。

    2位には5秒2701秒差でシモン・パジェノー(ペンスキー)、3位にはロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン)が続いた。

    レースでは、ジョセフ・ニューガーデン以外にも多くのインシデントがあった。33周目には1コーナーでグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がロックし、後方を走っていたマックス・チルトン(カーリン)がスピン。後続を走っていたエド・ジョーンズ、セバスチャン・ブルデー、ライアン・ハンターレイ、アレクサンダー・ロッシ、ウィル・パワーといったドライバーが接触事故に巻き込まわることになったが、リタイアしたのはマックス・チルトンだけだった。

    セバスチャン・ブルデーとアレクサンダー・ロッシは序盤のスピンと接触でフロントウイングを交換していたが、このインシデントによって再びフロントウイングを交換。ロッシは8位、ブルデーは19位でレースを終えている。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)もクラッシュでレースを終えることになった。6番手を走行していた66周目にウォールに接触。サスペンションにダメージを負い、コース外にマシンを移動させてストップさせた。

    2018 インディカー 第12戦 トロンソ 決勝 結果

    Pos No Driver Team  
    1 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H
    2 22 シモン・パジェノー Team Penske C
    3 6 ロバート・ウィッケンズ Schmidt Peterson Motorsports H
    4 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H
    5 23 チャーリー・キンボール Fucos Racinf C
    6 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C
    7 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H
    8 27 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H
    9 1 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C
    10 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H
    11 20 ジョーダン・キング Ed Carpenter Racing C
    12 10 エド・ジョーンズ Chip Ganassi Racing H
    13 88 ギャリー・チャペス Harding Racing C
    14 19 ザカリー・クラマン・デ・メロ Dale Coyne Racing H
    15 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C
    16 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H
    17 32 レネ・ビンダー Juncos Racing H
    18 12 ウィル・パワー Team Penske C
    19 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H
    20 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C
    21 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H
    22 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H
    23 59 マックス・チルトン Carlin C