カテゴリー: インディカー

  • インディカー、新コックピット保護デバイス『AFP』を導入

    インディカー、新コックピット保護デバイス『AFP』を導入

    インディカー・シリーズは、AFP(Advanced Frontal Protection)デバイスと呼ばれる新しいコックピット保護デバイスを発表した。

    高さ3インチ、幅0.750インチのチタンが使用されるAFPは、昨年、インディカー・シリーズがフェニックス・インターナショナル・レースウェイとインディアナポリス・モーター・スピードウェイででテストしたウインドスクリーンに代わって導入される。

    ダラーラ製のAFPは、インディアナポリス・モーター・スピードウェイでの4月24日のテスト期間中に全チームで初めて使用され、5月の第103回インディアナポリス500のプラクティスで正式デビューを果たす。インディ500終了後、AFPは2019年の残りのすべてのレースで装着が義務付けられる。

    インディカーのジェイ・フライ会長は「安全性は終わりのない追求であり、これは進化におけるインディカーの最新の一歩だ。今後進めていく段階についてはさらに詳細な情報がある」とコメント。

    PPG製のウインドウスクリーンは、トラックテスト後ににあるPPGの施設で衝撃テストが実施されたが、導入までにはまだ課題があることが判明している。

    AFPは来シーズンの短期的な解決策であり、2020年には新しいコックピット保護装置に置き換える可能性があると考えられている。

  • マーカス・エリクソン 「インディカーはF1カーのようには運転できない」

    マーカス・エリクソン 「インディカーはF1カーのようには運転できない」

    元F1ドライバーは、インディカーのマシン特性にまだ苦労していると認める。

    昨年末でザウバーのF1シートを失ったマーカス・エリクソンは、今年からシュミット・ピーターソン・モータースポーツからインディカーにフル参戦。先週、ラグナ・セカで開催された公式プレシーズンテストで再びマシンを走らせた。

    マーカス・エリクソンは、インディカーマシンの大きな問題は一貫性であり、F1カーのように運転するのは難しいと語る。

    「僕にとって最大の問題は一貫性だ。インディカーは運転するのが大変だし、路面に吸い付いているF1カーと比べて難しい」とマーカス・エリクソンはコメント。

    「今の最大の課題はそこを理解して、対処することだ。現時点でラップ毎に様々なコーナーを組み立てているけど、同じラップで全てのコーナーからベストを引き出すことに苦労している」

    「2~3個のコーナーはうまく決められるかもけど、その後、次の2~3コーナーでうまくいかなくなってしまう。それで、その次のラップでは苦労していたコーナーを改善しようとするけど、良かったコーナーでタイムを失ってしまう」

    「もっとスピードを上げていけるおゆにチームと一貫性を改善することに取り組んでいる」

    マーカス・エリクソン インディカー

  • ロバート・ウィッケンズ、自力でエアロバイクを漕げるまで回復

    ロバート・ウィッケンズ、自力でエアロバイクを漕げるまで回復

    ロバート・ウィッケンズが、自力でエアロバイクを漕いでいる動画を公開した。

    ロバート・ウィッケンズは、インディカー 第13戦 ポコノの決勝レースで大クラッシュを喫して、下肢・右腕・首、脊椎を骨折。下半身麻痺の障害があることを告白していた。

    ロバート・ウィッケンズは自身の麻痺について「僕は胸から下が麻痺していてT4というレベルに診断されている。永遠に下股麻痺ではないかもしれない。脊髄損傷は“不完全”だったので、神経は僕の足の動きを取り戻す方法を見つけられるかもしれない」と説明。「医師からはSCI(脊髄損傷)の症状は全て異なると言われている。同じような怪我を負った二人でも治癒は異なる。再び歩けるようになる人もいれば、そうでない人もいる。治癒はそれぞれの身体で異なる。再び歩けるようになるか決定的な答えは言えないけど、自分はそのために最大限の努力をしている」と語っていた。

    公表から3か月が経過し、ロバート・ウィッケンズはソーシャルメディアで動画を投稿。自力でエアロバイクを漕いでいる姿をファンに見せた。

    「今日はこんなことが起こったよ。電気シミュレーションセッションの前に自分でペダルを漕げるかどうか確認したかったんだ。事故以来、バイクにまたがるのは初めてだったけど、漕ぐことができた! これまでのところ素晴らしい週末だ!!」

  • フェルナンド・アロンソ、デイトナ24時間制覇で「インディ500に集中」

    フェルナンド・アロンソ、デイトナ24時間制覇で「インディ500に集中」

    デイトナ24時間レースを制覇したフェルナンド・アロンソは、次の目標であるインディ500に“完全に集中”していると語る。

    2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、トヨタのWECチームで同僚である小林可夢偉とともにウェイン・テイラー・レーシングからデイトナ24時間レースに参戦。2017年の優勝マシンであるコニカミノルタ・キャデラック DPi-V.Rの10号車をジョーダン・テイラー、レンジャー・バン・デル・ザンとともに走らせた。

    降雨によって2度の赤旗中断となる難しいコンディションのなか、フェルナンド・アロンソが常にリードを奪う走りを見せて10号車は優勝。アロンソは2度目のデイトナ挑戦で世界3大耐久レースのウィナーという称号を得た。

    F1ワールドチャンピオンとしては、1964年のフィル・ヒル、1972年のマリオ・アンドレッティに続き、史上3人目のデイトナ24時間レース制覇となった。

    昨年限りで18年間のF1キャリアにピリオド打ったフェルナンド・アロンソは、F1モナコGPとルマン24時間レースを制しており、今年5月にい開催されるインディ500を制して世界三大レースでの“3冠”達成を目指している。

    フェルナンド・アロンソは「これ(デイトナ24時間)は3冠の一部ではけど、もしインディアナポリスで優勝できたら4冠達成だ。今はインディ500に完全に集中している」と Agence France-Presse にコメント。

    フェルナンド・アロンソは、ダカール・ラリーにも関心を持っているとされ、年末には今年のダカール・ラリーを制したナサール・アルアティアのトヨタ・ハイラックスをテストするとも報じられている。

    「サーキットだけでなく、違う種類のレースで何かを成し遂げることを考えている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「でも、よく考えて計画を練らなければならない。自分に競争力があり、適切な人材、適切なチームがいて、正しい準備ができていることを確かめる必要がある」

    「次の冒険が何であろうとも、自分に競争力や勝てる可能性がない限りは、挑戦するつもりはない。目標は、モータースポーツ界で前人未到の偉業を成し遂げることだ」

  • 佐藤琢磨、NTTのインディカーとの契約は「日本人として非常に誇らしい」

    佐藤琢磨、NTTのインディカーとの契約は「日本人として非常に誇らしい」

    佐藤琢磨が、2019年のインディカー初テストを振り返るとともに、NTTがインディカー・シリーズのタイトルスポンサーに就任したニュースについて語った。

    2019年もレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカー・シリーズに参戦する佐藤琢磨は、1月15日(火)にセブリングでテストを実施。5チーム11名のドライバーが参加したテストで3番手タイムをマーク、2019年シーズンのスタートを切った。

    「2019年の最初のテストが終わりました。セブリングで走ったんですけども、去年からエンジニアたちがいろいろ18年の課題としていたところをテストできて、非常に内容の濃いテストだったと思います」と佐藤琢磨はチームの公式動画でコメント。

    「今回はラップタイムというよりもいろんな部分の方向性を見たかったので、グラハムと一緒に非常にいいテストでした。それからメカニックとか全体のエンジニアリングも少し変わったので、そのあたりも全体のパフォーマンスアップに繋がったと思います」

    テストが行われた1月15日には、NTTがインディカー・シリーズのタイトルスポンサーおよび公式テクノロジーパートナーに就任したことが発表された。

    「タイトルスポンサーもNTTさんに決まって、本当に嬉しいです」と佐藤琢磨はコメント。

    「すぐに僕とどうこうということはないと思うんですけども、北米のインディカー・シリーズに日本に非常に大きなスポンサーがついたということで、日本人の僕としても非常に誇らしいですし、これからインディカー・シリーズがNTTとともにさらに大きくなることを願って、今シーズン、2019年も精一杯頑張りたいと思います」

    関連:NTT、インディカーのタイトルスポンサーに就任!

  • インディカー | 2019年初テストで佐藤琢磨が3番手タイム

    インディカー | 2019年初テストで佐藤琢磨が3番手タイム

    インディカーが1月15日(火)にセブリングで2019年初となるテストを実施。5チーム11名のドライバーが参加し、ジェームス・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン))がトップタイムを記録。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)は3番手タイムを記録した。

    来月のインディカーのオープンテストに先立ち、5チームが割り当てられたテスト日数の1日を利用し、セブリングで9時間にわたってテストを実施した。

    トップタイムはジェームス・ヒンチクリフが記録した51.37秒。2番手には0.09秒差でザック・ビーチ(アンドレッティ)、そして、3番手には佐藤琢磨が0.11秒差で続いた。

    今年チップ・ガナッシから参戦するフェリックス・ローゼンクヴィストは0.6秒差で12番手、昨年までザウバーのF1ドライバーを務めていたマーカス・エリクソン(シュミット・ピーターソン))は0.63秒差で8番手だった。

    シュミット・ピーターソン・モータースポーツのゼネラル・マネージャーを務めるテイラー・キールは、二人の仕事に満足していると述べた。

    「ジェームスは午前と午後で最速だったし、良い一日だった」とテイラー・キールは Autosport にコメント。

    「ジョームスは80周を走行し、オフシーズンに行った多くの作業を検証することに集中した。昨年我々が苦しんだいくつかのエリアに改善が見られた」

    「速いときもあったが、一貫性がないときもあった。そのため、我々はより予想可能なパッケージを作り、決勝日に一貫性を保てるようにいくつかのことを大きく変更した」

    マーカス・エリクソンは120周を走行。テイラー・キールは、コンディションの変化がエリクソンにとって“まったく異なる変化”だったと述べた。

    「典型的なセブリングだった。先月見ていたものとは全く異なるトラックだった!」とテイラー・キールはコメント。

    「クルマのセットアップに関して、マーカスにとっては出発点からのスタートとなった。だが、それは悪いことではなかった。条件がどうであれ、彼がクルマを完全に快適に感じられるようになることが我々にとっては重要だ」
    「我々は彼にクルマの特定の変化にとってどうなるか、セントピーターズバーグやロングビーチ、バーバーに行くときに何を求めるべきかを知ってもらいたかった」

    「そのため、我々は、最初のテストでは彼に感じてもらいたい多くの高価なアイテムを含めた簡単なテストプランを用意した」

    Pos Driver Team Car Time Gap
    1. James Hinchcliffe Schmidt Peterson Dallara-Honda 51.37s
    2. Zach Veach Andretti Dallara-Honda 51.46s +0.09s
    3. Takuma Sato Rahal Letterman Lanigan Dallara Honda 51.48s +0.11s
    4. Ryan Hunter-Reay Andretti Dallara-Honda 51.62s +0.25s
    5. Alexander Rossi Andretti Dallara-Honda 51.66s +0.29s
    6. Ed Jones Ed Carpenter Dallara-Chevrolet 51.85s +0.48s
    7. Felix Rosenqvist Ganassi Dallara-Honda 51.97s +0.60s
    8. Marcus Ericsson Schmidt Peterson Dallara-Honda 52.00s +0.63s
    9. Spencer Pigot Ed Carpenter Dallara-Chevrolet 52.03s +0.66s
    10. Marco Andretti Andretti Dallara-Honda 52.13s +0.76s
    11. Graham Rahal Rahal Letterman Lanigan Dallara-Honda 52.23s +0.86s
  • NTT、インディカーのタイトルスポンサーに就任!

    NTT、インディカーのタイトルスポンサーに就任!

    インディカーは、NTTグループのグローバル持株会社NTT, Inc.が複数年契約を締結し、2019年よりインディカー・シリーズの冠スポンサー、並びにインディカーの公式テクノロジーパートナーとなることを北米国際オートショーにおいて発表した。

    本協業を契機にNTTグループ(日本電信電話株式会社およびその子会社・関連会社)はインディカーのスマート化に向けて貢献していく。

    また、NTTは、インディカー(INDYCAR)、インディカー・シリーズ(the IndyCar Series)、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(Indianapolis Motor Speedway)、インディ500(the Indianapolis 500)、ブリックヤード400(the Brickyard 400 NASCAR race)を対象とした公式テクノロジーパートナーとなる。

    インディカーはNTTグループとともに、インディカーのモバイルアプリの機能拡充やNTTが開発を進めるスマートプラットフォームなどをレースやサーキットに活用することで、デジタルイノベーションによるファン体験の向上を目指していく。

    NTTの澤田純社長は「インディカーとの協業を大変光栄に思っております。テクノロジーはスポーツそのものやファン体験を大きく変えていくことができます。NTTグループはこれまでも都市、エンターテイメント、モビリティ、製造業などのスマート化をパートナー企業と挑戦してきました。今回も、モバイルアプリ、データ分析やユーザーエクスペリエンスなど我々の長年にわたる実績や経験をもとに、デジタル体験を通じてレースを楽しむ新たな世代のファン層の開拓に貢献してまいります。」と述べた。

    インディカー・シリーズはモータースポーツの中でも、最もスピードが速く、コースに多様性があるチャレンジングなレースと評価されている。インディカー・シリーズは、ロード、ストリート、オーバル、そしてインディアナポリス・モーター・スピードウェイに代表されるスーパースピードウェイコースで開催される。

    インディカーとインディアナポリス・モーター・スピードウェイを所有するHulman & Company社の社長兼最高経営責任者であるマーク・マイルズは「インディカーの持続的な成長のためには強靭なテクノロジーパートナーが必要不可欠です。今回、NTTが我々の冠スポンサーとなったことをとても嬉しく思っております。我々はモータースポーツとファンの距離を近づけてきました。このことがインディカーの人気につながっており、今後も引き続きそのミッションをもってまい進を続けます。インディカー・シリーズに参戦しているチップ・ガナッシ・レーシングチーム(Chip Ganassi Racing Team) におけるNTTデータの関わりなど、当社とNTTグループとはすでに歴史があります。本パートナーシップによって、地球上でもっとも楽しいレーシングプログラムを提供するインディカー・シリーズに、新たなファン層が開拓できると確信しています。」と語った。

    インディカー(INDYCAR)について
    インディカー(INDYCAR)は、最高峰の北米オープンホイールレースである「インディカー・シリーズ」、「ロード・トゥ・インディ」、「インディ・プロ2000チャンピオンシップ」、「グローバルMX-5カップ」の統括組織です。インディカーのイベントはNBC スポーツグループをはじめとした様々なメディアを通じて世界中に届けられている。インディカーはこれからもドライバーやチーム、そしてレース施設関係者とともに、SAFERバリア、SWEMS(サスペンション&ホイール・エナジー・マネージメントシステム)、シャーシテザー、シャーシエンハンスメント、ボディーワークキット、高感度カメラ、E85(85%エタノール燃料)等、安全・技術面でイノベーションをリードしていく。

  • インディカーCEO 「アロンソのインディ500復帰は認知拡大に役立つ」

    インディカーCEO 「アロンソのインディ500復帰は認知拡大に役立つ」

    インディカーのCEOを務めるマイク・マイルズは、2019年のフェルナンド・アロンソのインディ500への復帰は、インディカー・シリーズを世界中にアピールする手助けになると考えている。

    今年でF1キャリアに一旦終止符を打ったフェルナンド・アロンソは、2019年にシボレー製エンジンを搭載する“マクラーレン・レーシング”とともにインディ500に復帰。世界3大レースでの“3冠”を目指す。

    マーク・マルイズは、インディカー・シリーズには、認知度をアメリカのマーケットを越えて拡大するための“ある程度の勢い”があるとインタビューで語った。

    「2019年にアロンソがインディ500に戻ってくるのは素晴らしいことだ」とマーク・マイルズはコメント。

    「それはスペインを越えて、世界中で注目をあつめる。インディ500だけでなく、インディカーも話題になる。素晴らしいことだ。より多くの成長、関連性、国際的なソースからのより多くの投資に繋がると思っている」

    マーク・マイルズは、インディカー・シリーズは“アメリカ人ドライバーとチームオーナーの素晴らしい基盤を維持しながら、より多くの国際的なチームオーナー、ドライバーを増やしている”と語る。

    「国際的なレースを開催できることは成功であり、主要市場で非常に重要な貢献になるだろう」とマーク・マイルズは語る。

    マーク・マイルズとインディカーの幹部は、今年11月にオーストラリアを訪問し、クイーンズランド州首相のアナスタシア・パラシェと面会。彼女は、ウィル・パワーの成功により、ゴールドコーストのストリートでのインディカー開催に関心を示している。

    「彼女は素晴らしいかった。彼女はインディカーレースがいかにクールであるかを直に経験して、鮮明に記録している。

    チャンプカーは、2007年にシリーズが消滅するまで定期的にサーファーズパラダイスでレースを開催していた。インディカーはチャンプカーと統合した翌年に非チャンピオンシップラウンドとして開催したが、それ以降は戻ってない。オーストラリアで人気のスーパーカー・シリーズはいまでもそこでレースを行っている。

    マーク・マイルズは、アナスタシア・パラシェ首相が“インディカーには大きな魅力があり、ゴールドコースト地域で継続中のマーケティングにとって素晴らしいイベントになると信じている”と語る。

    「本質的な1年前となる2019年の2月末までにすべてを整理することが目標だ。1年後の2020年の2月には全てを完了し、復帰を発表できるはずだ」

    インディカー・シリーズは、国際的なメディア権利配分をコントロールしておおり、アメリカ以外の市場に向けてカスタマイズされた放送コンテンツを制作していくとしている。

    「我々はESPNインターナショナルに国際的なメディア権利を売却するのではなく、事業を社内で行うカスタマーとして、国際放送事業者にサービス提供の全面的な責任を与えることを決定した。過去数カ月に飛行機で飛び回っているのはそれが理由のひとつだ」

    「それは国際放送パートナー、ライセンシー、コンテンツの提供方法、自国のドライバーへのアクセス、例えばファンのために特に魅力的な彼らのための特注のビデオの制作など、彼らと協力することを実際に知る機会を提供する。これらのことはすべて、常にスポーツの価値を高め、ファンの関心を高めるための戦略の一部だ」

  • マーカス・エリクソン、インディカー初走行 「レースへの情熱が蘇った」

    マーカス・エリクソン、インディカー初走行 「レースへの情熱が蘇った」

    マーカス・エリクソンがインディカーを初テスト。“少し人工的”だった表現するF1マシンからの転向に“レースへの情熱が蘇っていた”と語った。

    2018年限りでザウバーのF1シートを失ったマーカス・エリクソンは、2019年にシミュミット・ピーターソン・モータースポーツ(SPM)からインディカーにフル参戦することが決定している。

    F1最終戦アブダビGPから9日後の12月4日(火)、マーカス・エリクソンはセブリングでホンダのエンジンを搭載するSPMのマシンで初走行を行った。

    「自分がレースに恋に落ちた理由が蘇ってくるような感覚だった」と初走行を終えたマーカス・エリクソンはコメント。

    「F1はどうなってもF1だよね? でも、ある意味で少し人工的だ。常にその完璧な場所に向かっていくけど、それはレースではないと言える。これは僕にレースの情熱を取り戻させてくれる」

    同じ場所でテストを行っていたペンスキーのマシンを見ていたマーカス・エリクソンは「生でこのクルマを見るのは初めてだった」とコメント。

    「他のドライバーが出ていくのを見るのはクールだったね。クルマは本当にかっこいい。このテストに備えてインターネットで多くの動画を見てきた。今日はペンキーもここにいるし、僕にとっては完璧なスポーットだね」

    今年、マーカス・エリクソンは、ザウバーでF1キャリアでもベストと言えるシーズンを過ごしたが、チームはキミ・ライコネンとルーキーのアントニオ・ジョビナッツィを起用することを決定。エリクソンはインディカーでの活動と並行して、リザーブドライバーとしてザウバーとの繋がりを維持している。

    マーカス・エリクソンは、F1で得た知識をインディカーでも生かすことができると考えているが、インディカーでのドライビングでは多くの作業が必要だと認める。

    「ドライバーとしてこのクルマに取り組まなければならないことは本当にたくさんある」とマーカス・エリクソンはコメント。

    「F1は常に完璧からスタートするけど、ここでは自分のクルマに対処して完璧に仕上げていかなければならない。ドライバーがやらなければならない仕事ははるかに多い。そこが最大の違いだ」

    「僕のF1での経験がチームを前進するための手助けになることは間違いないとは思うけど、チームは本当にレベルが高いと思う。彼らの仕事のやり方やテスト前に彼らが準備してくれたセットアップ面などいろんなことに感銘を受けた。かなり印象的だった」

    SPMのセネラルマネージャーを務めるテイラー・キールは、マーカス・エリクソンが新しいインディカーの環境にいかに迅速に対応しているかに感銘を受けたとし、すでにエリクソンは“急速”な学習曲線にむけてすでに準備が整っていると考えている。

    「今回のテストにおける彼の見通しには本当に感銘を受けている」とテイラー・キールはコメント。

    「ドライバーにとって、テストにやってきて、ラップタイムの集中しないことは難しいことだ。ただクルマに乗り、理解しなければならないが、そのニュアンスを理解するだけでも本当に時間がかかるものだ」

    「ピットレーンに入ってくる方法、ピットレーンいるときにどうすればいいか、ピットレーンを離れるときにどうすればいいか。彼にはコース上でいろんなことが求められる。彼はそでに非常に迅速に対応していた」

    「素人目には、このクルマはF1に似ているように見えるかもしれないが、まったく異なる動物だ。インディカーにはパワーステアリングはないし、ダウンフォースも少なく、ダウンフォースと組み合わせたブレーキもそれほど優れてはいない」

    「多くのことに慣れる必要があるし、それが彼が取り組んでいることだ。ここまではかなりいい感じだ。急激な学習曲線になるだろうが、彼はメンタル的にそれに取り組むための準備が十分にできている」

    マーカス・エリクソンは、来年にもSMPレーシングと別のテストが予定されており、3月10日にセントピーターズバーグで2019年のインディカー・シリーズ開幕戦を迎える。

  • マクラーレン、2019年のインディ500はシボレー製エンジンで参戦

    マクラーレン、2019年のインディ500はシボレー製エンジンで参戦

    マクラーレンは、2019年のインディ500でシボレーのエンジンを搭載することを発表した。

    マクラーレンは、2017年にフェルナンド・アロンソを擁してインディ500に参戦した際には、F1でパートナーを組んでいたホンダのエンジンを搭載。アンドレッティ・オートスポーツと提携して『マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ』として参戦。しかし、ホンダとのパートナーシップは2017年末で解消していた。

    マクラーレンは12月4日(火)、「第103回 インディアナポリス500」でシボレーとパートナーを組むことを発表。Can-Am時代から47年ぶりにマクラーレンのマシンにシボレー製エンジンが搭載される発表。フェルナンド・アロンソの“3冠達成”をサポートする。

    シボレーは、マクラーレンに2.2リッター V6ツインターボエンジンを供給。シボレーのエンジンは、昨年のインディ500を制しており、2012年にインディカー・シリーズに復帰して以降、3回インディ500を制している。

    シボレーのエンジンが、パパイヤオイレンジのマクラーレンを搭載されるのは初めてのことではない。マクラーレンの名前が付いたCan-Amのマシンにはすべてシボレー製V8エンジンが搭載されていた。マクラーレンは1972年にCan-Amから撤退するまでに40勝以上を挙げている。

    シボレーが2012年にインディカー・シリーズの復帰して以来の7シーズンで、シボレー製2.2リッターV6エンジンを搭載したドライバーは118レースのうち73レースで勝利を収めている。シボレーはマニュファクチャラータイトルを6回、シリーズタイトルを5回獲得しました。

    フェルナンド・アロンソは、F1最終戦アブダビGPの翌日にバーレーンでジミー・ジョンソンのシボレーのNASCARマシンを走らせており、2019年1月のデイトナ24時間レースではシボレーの姉妹ブランドであるキャデラックで参戦する。

    ザック・ブラウン (マクラーレン CEO)
    「マクラーレンとシボレーは北米モータースポーツで共通の血統を持ち、この特別イベントのために2つのブランドが再開する機会を逃す手はなかった。マクラーレンと同じようにシボレーはハートでレースをしている。同社のインディカー、この特別なレースでの評判はファーストクラスであり、彼らは強力なパートナーになるだろう」

    ジム・キャンベル (シボレー パフォーマンス・ビークル&モータースポーツ担当副社長)
    「2019年のインディアナポリス500にフェルナンド・アロンソ、マクラーレンとパートナーを組んで参戦するのはエキサイティングなことだ。フェルナンドは信じられないほどの走りの才能とスポーツへの情熱をもたらし、世界で最も大きなレースで勝ってきた。フェルナンドがコースにでるとき、それはエレクトリックです。彼はどこでもファンの間に興奮を引き起こす。シボレーとマクラーレンは1960年代半に伝説的なレースの歴史を持っており、2019年のインディアナポリス500でマクラーレンとパートナーシップを組むのは特別なことだ」

    フェルナンドアロンソ
    「2019年のインディ500でボウタイブランドを着用することは特権だ。シボレーのパワーを搭載することは、最前線で競争できる最高の立場に立つことを意味する。今週ジミーのNASCARでシボレーのパワーを味わった。Indy500に参戦するチャンスは名誉なことであり、チームの一員としてシボレーがいることを誇りに思っている」

    ボブ・ファーンリー (マクラーレン インディカー代表)
    「シボレーとのパートナーシップは、2019年のインディ500のための我々の計画の重要な部分だ。シボレーモーターは、勝利を勝ち取ったエンジンとしてこの非常にチャレンジングなイベントに参戦する我々を強いポジションに置ていくれる。我々はすでに絶対的なプロフェッショナルであり、挑戦コミットする真のレーサーであるシボレーチームとの強力な関係を確立している」

    マクラーレンは、2019年のインディ500のプロジェクトの詳細について今後されに発表していく予定だとしている。