カテゴリー: インディカー

  • 佐藤琢磨、7位入賞も「1~2箇所、惜しいところがあった」

    佐藤琢磨、7位入賞も「1~2箇所、惜しいところがあった」

    佐藤琢磨は、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されたインディカー・シリーズ 第2戦 インディカー・クラシックの決勝レースを7位で終えた。

    前日の予選では赤旗によってレッドタイヤでタイムを出せずに14番グリッドからスタートすることになった佐藤琢磨は、上位勢とはブラックタイヤでスタートして順位の挽回を目指した。

    レースはイエローが出ないまま終盤を迎えたが、そこで出てイエローが大きなドラマを生んで順位が大きく入れ替わり、佐藤琢磨は7位でレースをフィニッシュした。

    「1~2箇所、惜しいところがありましたけどね」と佐藤琢磨は振り返る。

    「特にディクソンとやり合っているときにジャック・ハーベイが物凄いスローダウンしてて、ちょうどサンドイッチになって、そこでまたピンボールみたいになってしまい、ディクソンに先に行かれてしまって。あれがなければの話ですけど、4位のポジションにいたと思うので、ちょっと残念です」

    「でも、そのあとエアジャッキの故障があって、ピットストップですごいロスしてしまったで、結果的には7位に戻ってこれたのはラッキーだったと思います」

    レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、グラハム・レイホールが4位でフィニッシュするなど、チームとしては良い結果だったと言える。

    しかし、「苦しい中では結果的にはよかったと思うんですけど、ちゃんとしたペースをもう少し見つけないといけないかなと思いました」と佐藤琢磨はコメント。

    「毎回走るたびに僕らはいろんなことを学んでますし、特に今回のCOTAに関してはオープンテストで2日間走ったとはいえ、やっぱりチームはいろんなことを試して、クルマとしての完成度は残念ながらそんなに高くなったと思うんですね。そういう意味ではバーバーはもうちょっといい状態で走れると思うので、チーム一丸となってもう一度頑張ります」

    関連:インディカー | COTA 結果:コルトン・ヘルタが最年少V、佐藤琢磨7位

  • インディカー | COTA 結果:コルトン・ハータが最年少V、佐藤琢磨7位

    インディカー | COTA 結果:コルトン・ハータが最年少V、佐藤琢磨7位

    2019年のインディカー・シリーズ 第2戦“インディカー・クラシック”の決勝レースが3月25日(月)にオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われ、18歳のコルトン・ハータ(ハーディング・レーシング)が最年少優勝を果たした。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は7位入賞を果たした。

    F1アメリカGPの舞台であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズで初開催となるインディカー。60周のレースは終盤のイエローコーションが大きな波乱を起こした。

    レースはポールポジションからスタートしたウィル・パワー(ペンスキー)がスタートからリードする展開。アレクサンダー・ロッソ(アンドレッティ・オートスポーツ)とコルトン・ハータがそれを追いかけた。

    43周目にコルトン・ハータはピットイン。その後、フェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ)がターン19で接触してストップしてセーフティカーが導入。上位を争っていたドライバーたちは最後のピットインをここで余儀なくされ、優勝争いが脱落する。ウィル・パワーはピットイン時にマシントラブルが発生してリタイアとなる。

    50周目にレースは再開。コルトン・ハータがリードを広げてトップでチェッカー。グラハム・レイホールが待つ19歳(3ヵ月2日)の最年少優勝記録を更新する18歳(11ヵ月25日)で初優勝を果たした。

    2位にはジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)、3位にはライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)が続いた。

    14番グリッドからスタートした佐藤琢磨は、上位勢とは異なるブラックタイヤでのスタートを選択。早めのピットインから粘りのレースを展開して7位入賞を果たした。

    2019年 インディカー 第2戦 COTA 決勝 結果

    Pos No Driver Team  
    1 88 コルトン・ハータ Harding Racing H
    2 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C
    3 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H
    4 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H
    5 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H
    6 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Herta H
    7 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H
    8 31 パトリシオ・オワード Carlin C
    9 27 アレクサンダー・ロッシ Andretti Autosport H
    10 60 ジャック・ハーヴェイ Meyer Shank Racing H
    11 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C
    12 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C
    13 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H
    14 20 エド・ジョーンズ Ed Carpenter Racing C
    15 7 マーカス・エリクソン Schmidt Peterson Motorsports H
    16 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H
    17 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C
    18 32 カイル・カイザー Juncos Racing C
    19 22 シモン・パジェノー Team Penske C
    20 19 サンティノ・フェルッチ Dale Coyne Racing H
    21 59 マックス・チルトン Carlin C
    22 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H
    23 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト Chip Ganassi Racing H
    24 12 ウィル・パワー Team Penske C
  • インディカー | COTA 予選:W.パワーがPP獲得。佐藤琢磨は14番手

    インディカー | COTA 予選:W.パワーがPP獲得。佐藤琢磨は14番手

    2019年のインディカー・シリーズ 第2戦の予選が3月23日(土)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われ、ウィル・パワー(ペンスキー)が2戦連続でポールポジションを獲得した。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、Q1で敗退を喫して14番手で予選を終えた。

    F1アメリカGPの舞台であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズで初開催となるインディカー。予選は2つのグループに分けられ、最速タイムを記録したグループが奇数グリッドを獲得する。

    ポールポジションを獲得したのはペンスキーのウィル・パワー。1分46秒0177をマークして、開幕戦に続いて2戦連続でポールポジションを獲得した。

    2番手はアレクサンダー・ロッシ、3番手にはライアン・ハンターレイとアンドレッティ・オートスポーツが続き、6番手までホンダのエンジン勢が占めた。

    佐藤琢磨は、予選セグメント1のグループ2で出走。レッドタイヤに履き替えてアタック中に前を走っていたトニー・カナーン(A.J.フォイト)がスピン。レッドフラッグが提示されてタイムが無効となる不運に見舞われ、グループを突破できず14番手からスタートすることになった。

    2019年 インディカー 第2戦 COTA 予選 結果

    Pos No Driver Team   Time Session
    1 12 ウィル・パワー Team Penske C 1分46秒0177 Fast Six
    2 27 アレクサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 1分46秒1761 Fast Six
    3 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 1分46秒3228 Fast Six
    4 88 コルトン・ヘルタ Harding Racing C 1分46秒3594 Fast Six
    5 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト Chip Ganassi Racing H 1分46秒5680 Fast Six
    6 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 1分46秒9375 Fast Six
    7 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 1分46秒3438 Top 12
    8 31 パトリシオ・オワード Carlin C 1分46秒3807 Top 12
    9 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H 1分46秒5421 Top 12
    10 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 1分46秒9676 Top 12
    11 19 サンティノ・フェルッチ Dale Coyne Racing H 1分47秒3956 Top 12
    12 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C 1分48秒0634 Top 12
    13 59 マックス・チルトン Carlin C 1分46秒8253 Group 1
    14 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H 1分47秒7109 Group 2
    15 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H 1分46秒8670 Group 1
    16 7 マーカス・エリクソン Schmidt Peterson Motorsports H 1分48秒4259 Group 2
    17 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H 1分47秒0702 Group 1
    18 20 エド・ジョーンズ Ed Carpenter Racing C 1分48秒4523 Group 2
    19 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 1分48秒4895 Group 1
    20 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Herta H 1分48秒6521 Group 2
    21 81 カイル・カイザー Juncos Racing C 1分48秒6343 Group 1
    22 22 シモン・パジェノー Team Penske C 1分48秒9030 Group 2
    23 60 ジャック・ハーヴェイ Meyer Shank Racing H 1分49秒1795 Group 1
    24 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C 1分50秒0743 Group 2
  • 佐藤琢磨 「インディカーはマシン設計に関する根本的な改正が必要」

    佐藤琢磨 「インディカーはマシン設計に関する根本的な改正が必要」

    佐藤琢磨がインディカー・シリーズで迎えた記念すべき10年目のシーズンは、開幕戦でリタイヤするという残念な滑り出しとなった。セントピーターズバーグの市街地コースで全ドライバーが最後のピットストップを終えたとき、佐藤琢磨は8番手につけていただけに、悔しさもひとしおだったといえる。

    もっとも、8番手まで追い上げられたのは佐藤琢磨が見事な手腕を発揮したからだ。

    予選で不運なペナルティを科せられた佐藤琢磨は20番グリッドからライバルたちを掻き分けてここまで挽回した。もしも不運がなければ、昨年に続いて在籍することになったレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング・チーム(RLLR)は佐藤琢磨とグレアムがふたり揃って上位に進出する大活躍を示していたことだろう。

    佐藤琢磨にとって、RLLRに残留して参戦態勢の維持を図ったのは好ましいことだったが、2018年9月に最終戦を終えて以降の歩みは決して楽なものではなかった。

    「嬉しいことではあるんですが、オフシーズンも予定が詰まっていて忙しい冬でした」と佐藤琢磨は語る。

    「冬の間を通して進歩を果たしてきました。もちろん、それはどのチームにとっても同じことでしょう。けれども、僕たちはたくさんの解析を行い、2018年にウィークポイントと思われた点の強化を図りました。これはとてもいいことだと思います」

    「ほとんどすべての分野に素晴らしい変更を実施しました。F1の経験もあり、インディア500では伝説的なエンジニアと呼ばれているアレン・マクドナルドを新たに迎え、グレアムが乗る15号車を担当することになりました。30号車を担当する僕のエンジニアであるエディー・ジョーンズも同じことです。アレンの加入は、僕たちの最大の弱点がスーパースピードウェイにあったことを考えれば、本当に重要なことだといえます」

    「僕たちは冬のテストでこれまでと大きく異なるセットアップ・フィロソフィーを見つけ出しましたが、これには期待しています。コンペティティブになるためのすべてがうまくいっているわけではありませんが、昨年の同じ時期に比べれば準備はずっと進んでいますし、レイホール・チームでの在籍2年目となる今シーズンはいろいろな意味でとても快適です」

    インディカーがフロリダの市街地を走り始めたのは金曜日のこと。その最初のセッションで佐藤琢磨は6番手となり、2回目のセッションでは12番手につけた。さらに土曜日の午前中に行なわれたセッションでは大きな進歩を見せ、30号車は3番手タイムをマークしていた。

    「開幕戦を行なううえでセントピーターズバーグは理想的な土地だと思います。ファンはとても熱狂的ですし、凍えそうなくらい寒い中西部からフロリダにやってこられたのです! 通常、最初のセッションではとてもたくさんのことを試しますが、冬の間の準備を通じて僕たちはたくさんの知識を得ていました。持ち込みの段階からマシンは好調で、したがって慌ててセットアップを大幅に変更する必要はありませんでした。全セッションを通じて、僕たちはどんどん進化していったといえます」

    「唯一心配だったのは柔らかいレッドタイヤを履いたときのパフォーマンスです。金曜日にはレギュレーションで許された1セットを試しましたが、ブラックよりも遅い状態でした。バランスに関する作業を行なわなければいけないのは明らかです。けれども、土曜日は3番手という好結果に終わったため、僕は大いに喜びました」

    悲しいことに、その成果を予選結果に結びつけることはできなかった。佐藤琢磨は自分の予選グループで5番手につけており、第2セグメントに進出するのは確実と思われていたが、ベストラップが抹消されたため、予選グループの10番手となり、20番グリッドから決勝レースに挑むことになった。

    「本当に残念でした」と佐藤琢磨は語る。

    「僕たちは通常のプログラムをこなしていました。ブラック・タイヤで行なったウォームアップは7番手か8番手だったので、レッド・タイヤでの走行にも自信を持っていました。走り出すと、金曜日の午後よりもずっと感触がいいことがわかりました。ただし、バランスに関しては僕の好みとはいえません」

    「レッド・タイヤはとても柔らかいため、アタックできるのはたったの1周か、うまくいって2周です。今回、2ラップ目では1ラップ目より少しだけハードに攻めました。実際、セクター1は1周目より少しだけ速くなっていました。続いてターン4でハードブレーキングを試みたところ、リアがロックアップしてヒヤッとしました。僕は「おっと、コーナーは曲がりきれるだろうけれど、リスクは冒したくない」と考え、エスケープロードに一旦入り、そこでUターンしてコースに戻ろうとしました。ところが残念なことに、僕と同じタイミングでタイムアタックをしているドライバーがいたのです。このためイエローが提示されました。そして僕は、イエローを出したことで他のドライバーのアタックを邪魔したとしてペナルティを科せられました。これはとても残念なことです。厳しいルールですが、スコット・ディクソンがコース上でスピンしたとき、彼の横を通過したドライバーはまだアウトラップだったため、ディクソンは誰のアタックも邪魔していないと判断されました」

    決勝日の朝に行われたウォームアップでは状況が改善された。RLLRのレイホールと佐藤琢磨がこのセッションで1−2のタイムを叩き出した。

    「この結果は嬉しいものでしたが、これにはちょっとした秘密があります。どのドライバーにもブラック・タイヤとレッド・タイヤを使うチャンスがあるほか、秒数は限られているもののプッシュ・トゥ・パスも使用できます(エンジンのマッピングチェックのため)。このふたつを速いラップタイムのときに同時に使うのです。グレアムと僕はこれをしました。あらかじめ予定していたわけではありませんが、結果的にこのような状況となりました」

    「自分たちのレースカーがとてもいいことには自信がありました。問題はレッド・タイヤのライフが極端に短いことで、最初の1ラップはとても速く、続く4周も安定したペースで走れるものの、その後は温度にもよりますが急激に性能が低下していきます。そしてこれはファイアストンがインディカーにレッド・タイヤを導入して初めてのことだと思いますが、全ドライバーがスタートでレッド・タイヤを選択したのです。このため、定石以外のレース戦略は事実上、選べなくなってしまいました!」

    「レースでは少なくとも3ストップが必要になるのは間違いなく、できるだけ早くレッド・タイヤからブラックに履き替えたくなるのも明らかでした。僕の手元には新品のレッド・タイヤが2セットあって、通常、これは好ましいことですが、今回は1セットしか使いたくなりません。そして誰もが同じように考えることが予想されました」

    抜群のスタートを決めた佐藤琢磨は最初の2ラップで20番手から16番手へとジャンプアップ。その後、10ラップ目に最初のピットストップが行なわれるまで、そのポジションを守りきった。コース上に立ち往生したライアン・ハンター-レイのマシンを排除するために最初のイエローが提示されると、通常とは異なる戦略を選ぶドライバーが現れたことで佐藤琢磨は14番手に浮上。リスタートではザック・ヴィーチを仕留めて13番手となった。ほどなくエド・ジョーンズとマテウス・ライストの接触をきっかけとして再びイエローが提示され、その直後に行なわれたリスタートで佐藤琢磨は9番手まで挽回。42周目に2回目のピットストップを行ない、これが一巡すると30号車はサイモン・パジェノーに続く8番手につけていた。シーズン開幕戦としては悪くない展開だった。

    「すべて順調に進んでいました」と佐藤琢磨は語る。

    「戦略でできることが限られていることは誰の目にも明らかでした。サイモンに続いて残り30周を迎えたところで、突然トラブルが発生しました。ターン10に向けてハードブレーキングをしながらダウンシフトを行なおうとしたところ、ギアが3速にスタックしてストップしなければいけなくなったのです。僕たちはギアボックスのコントロールユニットを交換しようとしましたが、結果は変わりませんでした。この時点では、油圧が上がらなかったので、電気系のケーブルかオイルラインにダメージを負ったのだろうと考えていました」

    「マシンをガレージに引き戻して詳しく調べると、冷却気採り入れ口のひとつがタイヤのマーブルと破片で完全にブロックされており、これが原因でオーバーヒートを起こしてシステムが停止したことが判明しました。物理的に壊れたところはどこにもなかったので、本当に残念でした。このエアインテークに関しては対処できることがなく、インディカーのマシン設計に関する根本的なレギュレーションの改正が必要だと考えられます」

    「その後のレースに波乱はなかったので、僕はサイモンに続く8位でフィニッシュできたはずです。けれども、自分たちがいいポジションにいることについてはポジティブに捉えていました」

    インディカー・シリーズの第2戦は、F1アメリカGPと同じ、テキサス州オースティン近郊のサーキット・オブ・ジ・アメリカで開催される。佐藤琢磨がインディカーへの参戦を始めたのはサーキット・オブ・ジ・アメリカがF1カレンダーに組み込まれる以前のことだが、このコースもプリシーズン・テストのスケジュールに入っていたため、佐藤琢磨はすでにその味見を済ませている。

    「素晴らしいサーキットです」と佐藤琢磨は語る。

    「流れるような高速コーナーがいくつもあります。世界でもトップクラスの設備であることは間違いなく、ここでレースすることをいまから楽しみにしています。シーズンオフのテストはとても興味深いものでした。個人的には満足できませんでしたが、チームとしては多くのことを学びました。できればエキサイティングなレースを演じ、いい結果を残したいですね」

  • インディカー | ホンダ: 開幕戦 セント・ピーターズバーグ 決勝レポート

    インディカー | ホンダ: 開幕戦 セント・ピーターズバーグ 決勝レポート

    昨年、自身5回目となるシリーズ・チャンピオンに輝いたスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、2019年シーズン開幕戦のセント・ピーターズバーグのスタートを予選4番手から切り、2位でゴール。タイトル防衛に向けて順調な滑り出しとなった。

    レースウイークは終日快晴が続き、レースデイは3日間で最も暑い一日となった。海沿いのリゾート地にある空港と一般道を使った全長1.8マイルの架設コースにはシーズンが始まるのを待ちわびていたファンが集まり、彼らはフロリダらしいトロピカルな雰囲気と、24台のインディカーによる110周のレースを堪能した。

    4番グリッドからスタートしたディクソンは、レースの勝者となるジョセフ・ニューガーデンとのバトルを延々とゴールまで続けた。レース序盤の彼らの戦いは3位のポジションを争うものだった。しかし、2回目のピットストップを終えるまでにポールポジションスタートのウィル・パワー、予選3番手からスタート直後に2番手に浮上したルーキーのフェリックス・ローゼンクビストの前に出たため、ディクソンとニューガーデンとのバトルが優勝争いに変わった。

    3回のピットストップを交えた戦いは、ゴールが近づいた終盤戦になってヒートアップした。一時は9秒にまでリードを広げていたニューガーデンだったが、ディクソンがその差を大きく縮めたす。ゴールまで10周を切ったとき、両者の差は2秒を切っていた。

    ルーキーのローゼンクビストは、レースを通じて堂々とした走りを続けていた。スタートでニューガーデンをかわし、そのあとにはパワーを追い抜く。31周に渡り、トップを走った。最後までミスなく走り続けて4位フィニッシュというルーキーらしからぬ成績をデビュー戦にして手に入れた。

    昨年ランキング2位だったアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)は予選6番手から一つ順位を上げた5位でゴール。ジェームズ・ヒンチクリフ(Schmidt Peterson Motorsports)は6位。Hondaドライバー7人がトップ10でのフィニッシュを達成した。

    ローゼンクビストだけでなく、Hondaエンジンで走るほかのルーキー2人も開幕戦で大活躍。コルトン・ハータ(Harding Steinbrenner Racing)は8位でゴールし、Dale Coyne Racingのサンティノ・フェルッチは9位だった。そして、10位でフィニッシュしたが、Meyer Shank Racing with Arrow SPM)のジャック・ハーヴェイだった。

    佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、予選20番手からのスタートながら、徐々にポジションを上げてトップ10入りを果たし、8位でのゴールをほぼ確実なものにしていた。しかし、最後のピットストップに入る直前、コース上のゴミがギアボックス冷却ダクトを塞いでオーバーヒート。ギアチェンジができなくなり、ピットでのリタイアを余儀なくされた。

    スコット・ディクソン(2位)
    「ハードなレースでした。スタートから休める時間はほとんどなく、全開でのバトルがゴールまで続きました。フルコースコーションは1回しか出ませんでした。ドリンクボトルの故障で、私は走行中に水を補給することができませんでした。そのため、肉体的に非常に厳しい戦いになっていました。私たちのマシンはピットアウト後の10~15周でとても速く、ニューガーデンにプレッシャーを与えることができていました。しかし、さらにラップを重ねるとペースを落とさねばなりませんでした。この部分について、私たちのチームはマシンのセッティングを改善しなくてはなりません」

    佐藤琢磨(19位)
    「今日のレースではみんなが同じ作戦を採用していました。ソフトコンパウンドのレッドタイヤが導入されて以来、こんなことは初めてだったのではないかと思います。全員がレッドタイヤでスタートしたため、そのあとの作戦もライバルたちと違うものにするのは難しく、順位を上げていくのはたいへん難しい状況でした。しかし、私たちは着実にポジションアップをしていきました。スタート、リスタートで何台かをオーバーテイクすることができましたし、バトルを続けてマシンをパスしたときもありました。ピットタイミングも的確で、私たちは順位を上げていきました。出場車の中でのベストではありませんでしたが、どんどん順位を上げていくことができました。それは非常にポジティブに考えられることでした。しかし、私たちはフィニッシュすることができませんでした。本当に残念です。クルーたちが見せてくれたすばらしいがんばりを考えると、あまりにも悔しいリタイアです。次戦のサーキット・オブ・ジ・アメリカズです。合同テストの結果もいいものでした。ダイナミックなコースでのレースが今から楽しみです」

  • 佐藤琢磨 「いきなりダウンシフトできなくなって3速にスタックした」

    佐藤琢磨 「いきなりダウンシフトできなくなって3速にスタックした」

    佐藤琢磨は、2019年のインディカー・シリーズ開幕戦セントピーターズバーグの決勝レースをリタイアで終えた。

    予選でペナルティを科せられることになり20番手からスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、10周目にブラックタイヤに交換する戦略をとって粘り強い走りでポジションをアップしていった。

    しかし、77周目のピットストップ後にギアボックスにトラブルが発生。ピットに戻ってレースをリタイアすることになった。

    「いきなりダウンシフトできなくなって、3速にスタックしてしまいました」と佐藤琢磨は説明。

    「ピットに戻ってきてギアボックスを制御するコンピュータのECUを変えたりとかいろいろやったんですが、全然プレッサーが上がったこなかったので、たぶん油圧なのか電気回線が切れちゃったのかどっちかの可能性ですね。本当に突然でしたね。ターン10のブレーキングでダウンシウトしたら、もう3速にスタックしてしまいました」

    「バジェノーの後ろでコルトンの前だったから、あのまま行ってればたぶん8位でフィニッシュだったと思うんですけど、厳しい展開でしたよね。みんなレッドタイヤからスタートするという今までのインディカーのストリートロードコースにはない初めてのことだったので、ストラテジジーはみんな一緒でしたし、上がっていくのは厳しかったですけど、その中でなんとかトップ10まで行けたので、このまま本当はゴールまで行きたかったです」

    「燃費は全然問題なかったです。ベストではなかったと思うんですけど、予選がペナルティで20番手になってしまったんですけど、そうでなかったとしてもトップ10に入って、トップ6は難しかったと思うんですよね。事前のプラクティスを見れば、本当にセカンドロー狙えるくらいの行けるかなという期待を持ってたんですけど、もう一度ちゃんと見直して次のレースにしっかり備えたいと思います」

    「本当はもうちょっとエキサイティングなレースを見せたかったんですけど、でも、開幕戦から去年とは違って本当にかなりにプラクティスから順調な走りを見せてるし、これからまだ長いシーズンなので、精一杯頑張っていきますから、また応援してください」

    関連:インディカー | 開幕戦 結果:ニューガーデンが優勝。佐藤琢磨はリタイア

  • インディカー | 開幕戦 結果:ニューガーデンが優勝。佐藤琢磨はリタイア

    インディカー | 開幕戦 結果:ニューガーデンが優勝。佐藤琢磨はリタイア

    2019年のインディカー・シリーズ 開幕戦セントピーターズバーグの決勝が3月10日(日)に行われ、ジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)が優勝。佐藤琢磨はギアボックストラブルによってリタイアでレースを終えた。

    2019年のインディカー・シリーズがいよいよ開幕。今年もシーズン開幕戦の舞台はフロリダ州のリゾート地、セント・ピーターズバーグ。

    海辺の空港と市街地の道路を利用したコースは、広い滑走路を使った高速セクションと、次々とタイトターンを走り抜けるテクニカルなセクションで構成される。

    110周で争われた決勝はクリーンにオープニングラップを終了。上位勢に順位変動はなく、20番手からスタートした佐藤琢磨もひとつ順位をあげる。

    佐藤琢磨は16番手走行中の10周目に早くもピットイン。ブラックタイヤに交換して他のドライバーとは異なる戦略でポジションアップを目指す。

    レース前半を沸かせたのはインディカーデビューとなったフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ)。14周目にトップのウィル・パワー(ペンスキー)がピットインするとリードラップを走行。

    ピットストップ後にライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)のマシントラブルでイエローコーションとなり、23周目にリスタートすると再びウィル・パワーをコース上でオーバーテイク。35周目にエド・ジョーンズ(エド・カーペンター)とマテウス・レイスト(A.J.フォイト)のクラッシュで再びイエローコーションとなったが、リスタート時に巧みなライン取りパワーを抑えて首位をキープする。

    しかし、2度目のピットインでタイムロス。ウィル・パワーに先行を許してしまう。

    そこでトップに立ったのがジョセフ・ニューガーデン。ウィル・パワーを抜いて2番手に浮上したスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)に約7秒のリードを築く。

    佐藤琢磨は8番手を走行していた77周目にピットイン。しかし、ギアボックスにトラブルが発生し、翌周にピットでマシンを留めてリタイアとなる。

    ジョセフ・ニューガーデンは3度目のピットインも順調に消化してトップをキープ。最後尾のマリオ・アンドレッティ(アンドレッティ・ハータ)を抜きあぐねている間にスコット・ディクションに迫られるも最終的にリードを守り、開幕戦をトップでチェッカーを受けた。

    2位にはスコット・ディクソン、3位にはポールポジションスタートのウィル・パワーが続き表彰台を獲得。レース前半を沸かせたフェリックス・ローゼンクヴィストは4位でチェッカーを受けた。

    2019年 インディカー 開幕戦 セントピーターズバーグ 決勝 結果

    Pos No Driver Team  
    1 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C
    2 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H
    3 12 ウィル・パワー Team Penske C
    4 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト Chip Ganassi Racing H
    5 27 アレクサンダー・ロッシ Andretti Autosport H
    6 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H
    7 22 シモン・パジェノー Team Penske C
    8 88 コルトン・ヘルタ Harding Racing C
    9 19 サンティノ・フェルッチ Dale Coyne Racing H
    10 60 ジャック・ハーヴェイ Meyer Shank Racing H
    11 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C
    12 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H
    13 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Herta H
    14 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H
    15 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C
    16 59 マックス・チルトン Carlin C
    17 23 チャーリー・キンボール Carlin C
    18 81 ベン・ハンリー DragonSpeed C
    19 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H
    20 7 マーカス・エリクソン Schmidt Peterson Motorsports H
    21 20 エド・ジョーンズ Ed Carpenter Racing C
    22 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C
    23 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H
    24 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H
  • インディカー | 開幕戦 予選:W.パワーがPP獲得。佐藤琢磨は20番手

    インディカー | 開幕戦 予選:W.パワーがPP獲得。佐藤琢磨は20番手

    2018年のインディカー・シリーズ 開幕戦セントピーターズバーグの予選が3月9日(土)に行われ、ウィル・パワー(ペンスキー)がポールポジションを獲得。佐藤琢磨は20番手だった。

    2019年のインディカー・シリーズがいよいよ開幕。今年もシーズン開幕戦の舞台はフロリダ州のリゾート地、セント・ピーターズバーグ。海辺の空港と市街地の道路を利用したコースは、広い滑走路を使った高速セクションと、次々とタイトターンを走り抜けるテクニカルなセクションで構成される。

    開幕戦のポールポジションを獲得したのはウィル・パワー(ペンスキー)。1分00秒4594をマークした。2番手にもジョセフ・ニューガーデンが続き、ペンスキーがフロントローを独占。2列目にはフェリックス・ローゼンクビスト、スコット・ディクソンとチップ・ガナッシの2台が並ぶ。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、Round1でグループを突破するタイムを記録していたものの、他のマシンを妨害したとしてペナルティを科せられてベストタイムを抹消され、20番手からスタートすることになった。

    2019年 インディカー 開幕戦 セントピーターズバーグ 予選 結果

    Pos No Driver Team   Time Session
    1 12 ウィル・パワー Team Penske C 1:00.4594 Fast Six
    2 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 1:00.5570 Fast Six
    3 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト Chip Ganassi Racing H 1:00.6884 Fast Six
    4 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 1:00.8544 Fast Six
    5 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 1:01.0784 Fast Six
    6 27 アレクサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 1:01.7739 Fast Six
    7 60 ジャック・ハーヴェイ Meyer Shank Racing H 1:00.9531 Top 12
    8 23 チャーリー・キンボール Carlin C 1:01.0146 Top 12
    9 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H 1:01.0185 Top 12
    10 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:01.0944 Top 12
    11 88 コルトン・ヘルタ Harding Racing C 1:01.4182 Top 12
    12 81 ベン・ハンリー DragonSpeed C 1:02.3703 Top 12
    13 22 シモン・パジェノー Team Penske C 1:04.6298 Group 1
    14 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H 1:00.9061 Group 2
    15 20 エド・ジョーンズ Ed Carpenter Racing C 1:06.1422 Group 1
    16 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 1:00.9495 Group 2
    17 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Herta H No Time Group 1
    18 7 マーカス・エリクソン Schmidt Peterson Motorsports H 1:01.1345 Group 2
    19 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H No Time Group 1
    20 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:01.1511 Group 2
    21 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C No Time Group 1
    22 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C 1:01.1579 Group 2
    23 19 サンティノ・フェルッチ Dale Coyne Racing H No Time Group 1
    24 59 マックス・チルトン Carlin C 1:01.3785 Group 2
  • インディカー | 開幕戦 セントピーターズバーグ 初日:佐藤琢磨は12番手

    インディカー | 開幕戦 セントピーターズバーグ 初日:佐藤琢磨は12番手

    2018年のインディカー・シリーズ 開幕戦セントピーターズバーグのフリー走行が3月8日(金)に行われ、ライハン・ハンハーレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)がトップタイムを記録した。

    2019年のインディカー・シリーズがいよいよ開幕。今年もシーズン開幕戦の舞台はフロリダ州のリゾート地、セント・ピーターズバーグ。海辺の空港と市街地の道路を利用したコースは、広い滑走路を使った高速セクションと、次々とタイトターンを走り抜けるテクニカルなセクションで構成される。

    初日は2回目の45分間のフリー走行が行われ、ライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)が総合トップタイムを記録。2番手にはスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター)、3番手にはマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ)が続いた。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は12番手で初日の走行を終えた。

    2019年 インディカー 開幕戦 セントピーターズバーグ FP2 結果

    Pos No Driver Team   Time Speed
    1 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 1:00.8969 106.409
    2 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 1:00.9812 106.262
    3 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Herta H 1:01.0351 106.168
    4 88 コルトン・ヘルタ Harding Racing C 1:01.0776 106.095
    5 59 マックス・チルトン Carlin C 1:01.1171 106.026
    6 27 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 1:01.1388 105.988
    7 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H 1:01.1453 105.977
    8 23 チャーリー・キンボール Carlin C 1:01.1681 105.938
    9 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 1:01.1811 105.915
    10 12 ウィル・パワー Team Penske C 1:01.1896 105.900
    11 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:01.2129 105.860
    12 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:01.2700 105.761
    13 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 1:01.4284 105.489
    14 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト Chip Ganassi Racing H 1:01.5020 105.362
    15 20 エド・ジョーンズ Ed Carpenter Racing C 1:01.5158 105.339
    16 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C 1:01.5456 105.288
    17 22 シモン・パジェノー Team Penske C 1:01.5514 105.278
    18 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H 1:01.5635 105.257
    19 7 マーカス・エリクソン Schmidt Peterson Motorsports H 1:01.6238 105.154
    20 60 ジャック・ハーヴェイ Meyer Shank Racing H 1:01.6610 105.091
    21 19 サインティノ・フェルッチ Dale Coyne Racing H 1:01.6736 105.069
    22 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C 1:01.8667 104.741
    23 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H 1:02.0331 104.460
    24 32 ベン・ハンリー DragonSpeed C 1:04.0776 101.127
  • マクラーレン、アロンソとのインディ500挑戦にむけてカーリンとタッグ

    マクラーレン、アロンソとのインディ500挑戦にむけてカーリンとタッグ

    マクラーレンは、今年5月のフェルナンド・アロンソとのインディ500挑戦に向けてカーリン・レーシングと技術パートナーシップを結んだ。

    ゆっくりだが、確実のマクラーレン・レーシングのインディ500への準備は進んでいる。カーリンとのパートナーシップに加え、インディカーで名のあるエンジニアも雇用している。

    マクラーレンは、2017年のインディ500初参戦ではアンドレッティ・オートスポーツに頼ったが、今年はカーリン・レーシングと組んでインディカーのマシンを準備していく。

    また、マクラーレンは、チップ・ガナッシから複数のインディカーのタイトルとインディ500勝利をもたらしたベテランエンジニアのアンディ・ブラウンを雇用。また、フェルナンド・アロンソのマシンを統括するクルーとして経験豊富なアントン・ジュニアンを起用する。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは「インディアナポリで1台体制は危険な可能性がある。フェルナンドのような才能のある人材がいたとしても、すべてのチームとすべてのドライバーがインディアナポリスではセットアップで迷路に陥る可能性がある」とコメント。

    「我々はアンドレッティから素晴らしいレースカーを与えてもらうことができて幸運だった。今回は4つのリングを所有するアンディ・ブラウンと、同じくらい良いアントン・ジュリアンでそれを軽減しようとしている。また、我々ははインディアナポリスを非常にリスペクトしている」

    「ロジャー・ペンスキー、ボビー・レイホール、ジェームス・ヒンイクリフが予選に失敗したのを目にしてきたし、それは誰にでも起こり得る」

    「そのため、カーリンと一緒に仕事をすることは、アンドレッティのドライバーとフィードバックループを提供するために開発したのと同じように素晴らしい双方向の道であり、彼らはフェルナンドのフィードバックを得ることができる。彼らを助ける、もしくは我々を助ける必要がある場合、シャシーセットアップ面で両方の方向性に取り組むことができる」

    マクラーレンとカーリンはお互いを熟知しており、カーリンは4年間にわたってジュニアカテゴリーでマクラーレンのF1ドライバーであるランド・ノリスを鍛え上げてきた。

    さらに、カーリンのチームプリンシパルは、インディカードライバーで元元F1ドライバーのマックス・チルトンの父グラハム“Chily”チルトンが務める。

    「カーリンとは良い歴史があり、私は長い間 “Chily”を知っている」とザク・ブラウンは語る。

    「彼らは優れたチームであり、インディアカーで我々よりも多くの経験を積んでる」

    「チームには素晴らしい人たちがいるが、マクラーレン・レーシングがインディ500でレースをするのは30年ぶりだ」

    「私はマクラーレンとフェルナンドに成功のための最大のチャンスを与えたい。データが肝であり、カーリンとデータポイントを持ち、我々自身が使用できる他のリファレンスポイントを持つことは賢明な判断だ」

    「我々はカーリンと一緒に仕事をすることから恩恵を受けるだろう。そして、カーリンも我々と一緒に仕事をすることから恩恵を受ける」

    「インディアナポリスのタスクを過小評価するつもりはない。複数台体制のチームの一員であることの利点を見てきた。カーリンと協力してチームメイトを持つことで、よりスマートになるだろう」