カテゴリー: インディカー

  • コルトン・ハータ、マクラーレンF1チームとの2日間のF1テストを開始

    コルトン・ハータ、マクラーレンF1チームとの2日間のF1テストを開始

    インディカーに参戦するコルトン・ハータは、7月12日(月)にポルトガルのポルティマオ・サーキットでマクラーレンとの2日間のF1テストを開始した。

    F1でレースをする次のアメリカ人ドライバーだと称賛されているコルトン・ハータは、まだ決定していないマクラーレンF1チームとの今後のグランプリでの金曜日の公式プラクティスセッションへの出走に備えて、マクラーレンの2021年F1マシンであるMCL35Mでの走行をスタートさせた。

    アンドレッティ・オートスポーツからインディカーに参戦中で、これまで7勝を挙げているコルトン・ハータは、過去にヨーロッパのモータースポーツで数年間を過ごしており、F1でレースをすることの野心を隠していない。

    「それは深刻な野心だ」とコルトン・ハータは最近語っている。

    「レースを終えたとき、自分がやったと言えるようにしたいことがたくさんある。そF1はそれらの1つのリストのかなり上位にある」

    マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、コルトン・ハータのF1テストについて「我々は彼にF1カーを走らせ、このような車で彼が実際に何ができるかを示しす機会を与えたかった」と語った。

    「彼がそこでどのようにやっているかを確認することがテストの目的だ。ご存知のように、今年はヤングライバーとのフリープラクティスセッションを2回行う必要がある。TPC(Testing of Previous Cars)車でチャンスを与えたと思っているすべての候補者をテストしたら、誰が実際にそれらのプラクティスセッションで走るかを決心する」

    「3日間のテストがある。それで、おそらく、1~2名のシミュレータードライバーもトラック上で車を走らせているという新鮮な印象を得られるように走ることになるだろう」

    コルトン・ハータは、新しいF1チームとして参戦を目指すマイケル・アンドレッティのアンドレッティ・グローバルと密接に関連しているが、その探求は、新しいエントリーに発言権を持つライバルチームによって一貫して遅れている。

    22歳のコルトン・ハータは、まだ何度かマクラーレンF1チームでテストするための契約を結んでいるが、アンドレッティ・オートスポーツとインディカーに参戦している間、F1オプションをオープンなままにしている。

    コルトン・ハータのライバルの1人であるパトリシオ・オワードも、昨シーズンのアブダビでの最終戦後にポストシーズンテストでマクラーレンのF1マシンをテストする機会を得ており、その経験を彼のキャリアの中で「最高のものの1つ」と表現している。

    パトリシオ・オワードも過去数年間F1シートにリンクされており、現在マクラーレン・レーシングが過半数を所有し運営しているアロー・マクラーレンSPでドライブしているというアドバンテージがある。

    F1で最後にグリッドに並んだアメリカ人ドライバーは、インディカーのアンドレッティ・オートスポーツでコルトン・ハータのチームメイトであるアレクサンダー・ロッシとなっている。

    コルトン・ハータ マクラーレン F1

  • インディカー:ホンダ 2022年 第9戦 ミッドオハイオ 決勝レポート

    インディカー:ホンダ 2022年 第9戦 ミッドオハイオ 決勝レポート

    2022年インディカー・シリーズ第9戦Hondaインディ200・プレゼンテッド・バイ・オール・ニュー2023シビック・タイプRがオハイオ州のミッドオハイオスポーツカーコースで開催され、ディフェンディングチャンピオンのアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)が予選7番手から2位でフィニッシュし、表彰台に上がった。

    蒸し暑いコンディションでのレースになることが多いHondaインディ200だが、今年は最高気温が摂氏30度で、柔らかな風が吹き寄せる爽やかな暑さの中、全長2.258マイルのコースを80周して争われるレースが開催された。

    ソフトコンパウンドのレッドタイヤを履いてスタートしたパロウは7番手をキープしてレース序盤を戦い、ライバル勢の脱落によって6番手へと一つ順位を上げて1回目のピットストップに入った。ライバル勢よりもかなり早い25周目というタイミングで飛び込んだピットでパロウはレッドタイヤを連続投入。ここで思いきりプッシュすることで一気に2番手へとポジションを上げることに成功した。

    2回目のピットストップでパロウはハードコンパウンドのブラックタイヤを装着。トップを行くライバルも同じくブラックタイヤを選んでおり、2人は3番手以下をジリジリと引き離しながら一騎討ちを展開した。すぐ前を走るドライバーにプレッシャーをかけ続けたパロウは0.5512秒差の2位でゴールラインへと飛び込んだ。

    シリーズチャンピオンに輝くこと6回、ミッドオハイオで6勝も挙げてきているスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は5位でゴールし、2022年のINDY500ウイナーで現在のシーズンポイントリーダーであるマーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)も予選13番手から大きく順位を上げた6位でレースを走り切った。また、20歳のアメリカ人ルーキーであるデビッド・マルカス(Dale Coyne Racing with HMD Motorsports)がデビュー9戦目にして初のトップ10フィニッシュを達成した。キャリアベストとなる9位というすばらしいリザルトを手にした。今回の予選で彼は8番手に食い込んでおり、決勝も9位でゴール。いずれもルーキー最上位の結果だった。

    佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)は予選19番手からスタートからの2周で3台をパスして16番手に浮上。その後も激しいバトルを戦いながら燃費セーブも実現し、27周目に7番手で1回目のピットストップを行った。序盤戦のフルコースコーションを利用してピットストップを行ったライバルたちもあったため、佐藤のポジションは1回目のピットストップ後に17番手まで後退。そこから少しずつ順位を上げて行ったのが、51周目にタイヤのグリップを失ってコースオフし、23番手まで後退。そこからもう一度追い上げをスタート。最終的に14番手まで順位をばん回してゴールした。

    2022年シーズンも今回のレースから後半戦に入っている。エリクソンは今日のレースでも粘り強い戦いぶりを発揮し、7ポジションアップの6位フィニッシュを果たしたことでポイントランキングトップの座を守った。そして、ディフェンディングチャンピオンのパロウも5ポジションをゲインしての2位フィニッシュを記録し、ポイントスタンディングを5番手から4番手へと一つ浮上させることに成功している。

    ディクソンはランキング6番手におり、8番手はアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)、9番手はシモン・パジェノー(Dale Coyne Racing with RWR)、そして10番手はコルトン・ハータ(Andretti Autosport w/ Curb-Agajanian)と6人のHondaドライバーたちがトップ10におり、149ポイントを獲得している佐藤琢磨はランキング18番手につけています。

    シーズンの獲得ポイントが最も多いドライバーに贈られるルーキーオブザイヤー賞を賭けた争いではデンマーク出身のクリスチャン・ルンガー(Rahal Letterman Lanigan Racing)がランキング17番手でトップにおり、同19番手のマルカスが彼を追う2番手、カナダ出身のデブリン・デフランチェスコ(Andretti Steinbrenner Autosport)はランキング22番手で3番手につけてる。

    アレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)
    「ライバルの背後に迫り、ほんの小さな差で2位でのゴールとなりました。今週末はたくさんのファンがサーキットに来てくれ、その中の多くの人々が表彰台にも集まってくれたことに驚きました。Hondaエンジンを搭載する僕たちのカーナンバー10は今日も非常にスピードがありました。ほんの小さな差で優勝を逃すことにはなりましたが、僕たちのチームのピットストップは速く、戦略も本当にいいものでした。表彰台に上がり、多くのポイントを重ねてトロントに向かうことができることを喜んでいます」

    佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)
    「スタートでは狙っていた通りに順位を上げることができました。3つポジションをアップさせました。スタート直後の接近戦で接触されたため、マシンにダメージがあるかと心配されましたが、そのまま走り続けました。決勝日午前中のウォームアップでよかった部分をレース用のマシンには取り入れ、タイヤのライフを伸ばす方向性のセッティングに変更しましたのですが、その成果は僕たちが考えていた半分ぐらいでした。レース中盤にはいい感じでチームメートの後ろの16番手まで追い上げることができたものの、タイヤのグリップが大きく落ちてしまってコースオフを喫しました。あそこで順位を落としたのはたいへん残念でした。レース後半戦で何台かが後退していましたから、あのまま順位を保てていれば上位でのゴールも可能だったでしょう。レースの最後のスティント用にはレッドタイヤを選びましたが、レース終盤の走りでは思ったように順位を上げることができませんでした。新品のレッドタイヤでしたが、終盤戦までに変化した路面コンディションによる影響なのかグリップは低くなっていました。次戦は3年ぶりの開催となるカナダのトロントです。あのストリートコースでは最近の何年か良い走りができていましたから、とても楽しみです」

  • ニキータ・マゼピン 「F1からインディカーへの転向に興味はない」

    ニキータ・マゼピン 「F1からインディカーへの転向に興味はない」

    ニキータ・マゼピンは、彼の焦点をF1からインディカーに切り替えることに「興味がない」と主張する。

    ロシアのウクライナ侵攻と、その結果としての西側の制裁によってハースF1チームに解雇された23歳のニキータ・マゼピンだが、F1復帰の可能性について「楽観主義者」であると主張している。

    「将来的には戻ることができると確信している」とニキータ・はロシアの日刊紙Sport-Expressに確認した。

    「僕は同じ体重を維持し、体調を整えているので、そのようなチャレンジが浮上した場合は、それを利用することができる」

    興味深いことに、彼はハースF1チームが彼自身と彼の父の会社ウラルカリの両方をチームから追い出したが、実際にはF1によって禁止されているわけではない明らかにした。

    「FIA(国際自動車連盟)は特定の条件下で僕を許可していることに注目したい」とニキータ・マゼピンは明かした。

    「スポーツは団結し、さまざまな国のアスリートが最高の選手と競うことができるはずだ。僕はヘルメットをかぶったときはいつも肌の色や特定の州に属しているかは関係ないという原則に導かれてきた」

    また、ニキータ・マゼピンは、ウクライナの紛争が収まったら、F1チームの中には自分と仕事をすることに興味を持つかもしれないと考えている。

    「F1は民間企業であり、チーム自身が決定を下している」とニキータ・マゼピンは語った。

    「ハースでは、1.5人 – ギュンター(シュタイナー)とジーン(ハース) – 興味を持てば、それを進める」

    「したがって、僕は自分の状況をF1と関連付けてはいない。彼らは僕を何からも排除していない」

    したがって、ニキータ・マゼピンは、いつの日かF1のビジネスサイドに入ることも除外していない。

    「トップチームは数十億ドルの価値があり、いつか僕はビジネスマンとしてこの業界の一員になると思う」とニキータ・マゼピンは語る。

    「しかし、私はそれに急ぐつもりはない」

    また、ニキータ・マゼピンは、彼がインディカーでのレースに復帰することを検討しているかもしれないという噂を否定した。

    「インディカーには興味がない」とニキータ・マゼピンは主張した。

    「もちろん、明日何が起こるかは言えないけど、F1に入りたくて人生を捧げてきた」

    「僕はそこに着いた。でも、食欲は食べることと一緒だと言われているのと同じように、僕は競争力のある車で自分が何ができるかについて疑いはない」

  • マクラーレン・レーシング、ローゼンクヴィストとの契約を延長

    マクラーレン・レーシング、ローゼンクヴィストとの契約を延長

    マクラーレン・レーシングは、フェリックス・ローゼンクヴィストと2023年まで契約を延長。インディカーもしくはフォーミュラEのどちらかのチームに割り当てる可能性を示唆した。

    最近、アロー。マクラーレンSPは、パトリシオ・オワードのチームメイトとしてフルタイムでレースをドライバーとしてアレクサンダー・ロッシと契約したが、3台目のエントリーを追加することを検討している。

    一方、マクラーレンは、先月メルセデスのフォーミュラEチームを買収して、来季からフォーミュラEに参戦する。現在、メルセデスEQチームは、ニック・デ・フリースと元マクラーレンのF1ドライバーであるストフェル・バンドーンを起用しているが、新生マクラーレン・フォーミュラEチームとしてシーズン9にどのランナップを起用するかは明らかにしていない。

    フェリックス・ローゼンクヴィストは、インディカーに転向する前にマヒンドラからフォーミュラEに2シーズン参戦しており、同シーズンに戻る機会を歓迎している。

    「来シーズン、チームがフォーミュラEに進出することで、アメリカとヨーロッパの両方に僕が加わる機会を提供する。今後数週間で僕の計画を発表できる立場になることを楽しみにしている」とフェリックス・ローゼンクヴィストは語った。

    「インディカーのアロー・マクラーレンSPチームで7号車を運転するのが大好きだし、今年初めにテキサスでポールを確保したり、インディ500で4位になるなど、素晴らしい瞬間を一緒に過ごてきた」

    「マクラーレンが可能な限り強力な基盤で2023年をスタートするのを助けるために僕私の経験を活用するために利用可能な新しいオプションを探求するこの機会を与えられたことに興奮し、感謝している」

    マクラーレン・レーシングのザク・ブラウンは「フェリックスとの関係を継続できることをうれしく思う」とコメント。

    「彼は素晴らしいレーサーであり、さまざまな種類のレーシングカーで多くの経験を積んでいる」

    「両方のカテゴリーで実績のあるレースウィナーとして、2023年の計画を最終決定するために、マクラーレン・レーシングファミリー内で彼の才能を確保することが重要だった」

    「フォーミュラEでの彼の経験は、マクラーレン・レーシングのこのエキサイティングな新しいレースの時代に向かうときに非常に貴重だが、彼はインディカーチームにも素晴らしい貢献をしてくれた」

    「彼と協力して、来シーズンの彼にとって最高のチャンスを完成させることを楽しみにしている」

  • インディカー:ホンダ 2022年 第8戦 ロードアメリカ 決勝レポート

    インディカー:ホンダ 2022年 第8戦 ロードアメリカ 決勝レポート

    ウィスコンシン州エルクハートレイクで開催された2022年インディカーシリーズ第8戦では、先月のインディアナポリス500マイルで優勝したマーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)が2位フィニッシュを飾りポイントリーダーの座に返り咲いた。

    ウィスコンシン州の大都市ミルウォーキーの北60マイルほどの場所にあるロードアメリカは、1950年代からメジャーモータースポーツイベントを開催しているサーキットで、全長が4.014マイルとアメリカのサーキットとしては長く、アップダウンにも富み、超高速のコーナーも備えたチャレンジングなレイアウトが特徴。

    そのコースを55周するレースは、今年は快晴と低温という珍しい組み合わせの天候下で争われた。レース中の最高気温は摂氏20度までしか上がらなかった。

    220マイルのレースは序盤にアクシデントが重なり、中盤はハイスピードで展開していった。そのままゴールまで高速バトルが続くかと思われたが、終盤になってフルコースコーションが続けて出され、最後のリスタートはゴールまで残り3周で切られた。

    予選4番手からトップグループにポジションを保ち続けたエリクソンに終盤土壇場になってようやくチャンスが巡ってきた。2番手を走っていたアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)がトップを奪いにいき、そのパスが成功しないと見て勢いを落としたところを見逃さずにアタックし、エリクソンは2番手に順位を上げた。さらにもう1つポジションを上げるには残り周回が不十分だったが、エリクソンはジョセフ・ニューガーデンに続いて2位でゴールし、シリーズのポイントリーダーに復帰した。第7戦終了時点でポイントリーダーとなっていたウィル・パワーは今日の第8戦での結果が19位で、2位フィニッシュしたエリクソンは彼に27点の差を持つポイントリーダーとなっている。

    予選でポールポジションを獲得したアレクサンダー・ロッシは、2019年以来となるロードアメリカでの2勝目を目指したが、ゴール前に1つ順位を下げて3位でフィニッシュした。彼は先週のデトロイトから2週連続で表彰台に上り、インディ500からの3レース連続のトップ5フィニッシュを記録しています。

    ロッシのチームメートであるロマン・グロージャン(Andretti Autosport)とコルトン・ハータ(Andretti Autosport with Curb-Agajanian)が彼に続く4、5位でゴールし、グレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)は予選22番手から8位まで順位を上げてフィニッシュしました。そして、レイホールのチームメートのクリスチャン・ルンドガールド(Rahal Letterman Lanigan Racing)がルーキー最上位の10位でゴールしました。

    佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)は予選19番手から4つ順位を上げた15位でレースを終えました。ハードタイヤでのスタートながら序盤のバトルで12番手まで大きくポジションを上げた佐藤は、さらに上位へ進出していく勢いを持っていました。しかし、17ラップを終えたところで入った1回目のピットストップで、その前までにパスした複数の相手に逆転を許し、中盤以降は厳しい戦いを余儀なくされました。それでもハードとソフトの両タイヤでバトルの末にオーバーテイクを重ねていた佐藤の戦いぶりは、次戦以降のロードコースでの走りが楽しみとなるものでした。

    2022年インディカーシリーズ第9戦はHondaインディ200アット・ミッドオハイオ。オハイオ州コロンバス郊外のミッドオハイオスポーツカーコースで7月3日に決勝レースが開催される。

    マーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)
    「とても良いレースを戦うことができました。週末を通して強さを見せ続けることができたと思います。Honda、HPD、そして、Chip Ganassi Racingのクルーたちが最高の仕事をしてくれました。今日のマシンは本当に良い仕上がりになっていました。チャンピオンシップのためにも2位というのはすばらしい結果です。レース序盤にチームメートのアレクサンダー・ロッシと接触してしまった件に関しては申し訳なかったですね。あの時の私たちはサイドバイサイドで、私としては良いアタックを仕掛けることができたと考えていました。しかし、チームメートとの接触は絶対に起こしたくないものです。あれでアレックスのマシンにダメージを与えてしまったことは、たいへん申し訳ないです」

    佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)
    「エキサイティングなレースでした。スタートで2台をパスし、その後にも数台を抜いて順位を上げていきました。しかし、最初のピットストップで2つ順位を落としたことが、その後の展開に大きく響きました。フルコースコーションが出ても、レース序盤に手を届かせていたところまで順位を戻すことはできず、ピットストップを終えるとまた同じポジションに下がってしまうことの繰り返しになっていました。厳しいレースでしたが、リスタートで強さを見せ、サイドバイサイドのバトルを戦って何台かをパスすることもできました。その点では楽しいレースでした。15位というのは自分たちの望んでいた結果ではありませんが、チームとしてのいくつかの面で強さを見せることができたと思います」

    インディカー・シリーズ ホンダ

  • 「マックス・フェルスタッペンのインディ500の安全性議論は現実逃避」

    「マックス・フェルスタッペンのインディ500の安全性議論は現実逃避」

    元F1ドライバーでインディカーレーサーのアレクサンダー・ロッシは、マックス・フェルスタッペンのインディ500に関する安全性の議論は「現実逃避」だと語る。

    モータースポーツのトリプルクラウンを構成するモナコグランプリ、インディ500、ル・マン24時間レースのうち、モナコを制覇しているマックス・フェルスタッペンだが、トリプルクラウンは目標にしてしないと発言。

    モナコの週末、マックス・フェルスタッペンは、インディ500に参加することに興味がないと語り、毎年恒例のオーバルでの戦いでレースをすることで「命を危険に晒したり、足の怪我を負ったりする気はない」と語った。

    マックス・フェルスタッペンのコメントは、レッドブル・レーシングのチームメイトであるセルジオ・ペレス、フェラーリのカルロス・サインツも同調しており、二人ともF1キャリアが終了した後にインディ500に参加することへの関心を否定した。

    2016年にマノーF1チームが崩壊してF1シートを失った後、インディカーに転向したアレクサンダー・ロッシは、F1ドライバーの視点は理解できると語った。

    「僕もその男だった」とアレクサンダー・ロッシはSkyF1のAny Driven Monday で語った。

    「F1のために軌道に乗っており、世界全体がF1を中心に展開しているときに、ある意味で他のレースがあたかも存在していないのは悲しい状態だと思う」

    「そこにたどり着くための焦点はそのようなシングルトラックだ。僕も同じだった。インディ500が何であるかは知っていたけど、実際には注意を払っていなかった」

    「でも、そこに行って、それをする機会があるとき、それは本当に信じられないほど特別なイベントだ。モータースポーツだけでなく、世界的にも、地球上で最大の1日のスポーツイベントのようなものだ。だから、その中で競争する機会を持つために…」

    高速オーバルでのレースの危険性に関するマックス・フェルスタッペンのコメントに関して、アレクサンダー・ロッシは、2022年のインディ500での大規模なクラッシュは、モナコグランプリでのクラッシュでミック・シューマッハが受けたのと同じレベルのダメージをもたらさなかったと指摘した。

    インディアナポリス500

    「ある意味、もっと危険かもしれない。僕たちは4回のクラッシュがあったけど、車が半分に分裂することはなかった」とアレクサンダー・ロッシは語った。

    「モナコグランプリについてはそうは言えないよね? 安全性の議論はある種の現実逃避だと思う」

    アレクサンダー・ロッシは、2020年にF1キャリアが終了した後にインディカーに転向したロマン・グロージャンの例を指摘した。グロージャンは、恐怖が和いだ後、2022年にフルタイムプログラムに参加する前に、最初はオーバルでのレースを辞退していた。

    「ロマンはそれについて話すのに本当に適切な人だと思う」とアレクサンダー・ロッシは言った。

    「彼は数年前にバーレーンで信じられないほど劇的で恐ろしい事件を起こした。彼は自分の将来をどうするかについて長く懸命に考え、モータースポーツとレースへの情熱が新しい車で上書きされ、車の中で完全に安全だと感じていることを共有した」

    「結局のところ、それはすべて相対的なものだと思うし、そういった答えに驚くことはない。でも、それは僕がそれらに同意するという意味ではない」

    アレクサンダー・ロッシはまた、2022年のF1シーズンについて、そして、レッドブルとフェラーリによるチャンピオンシッ争いについての彼の考えを尋ねられた。

    RB18とF1-75のどちらを運転したいかと質問されたアレクサンダー・ロッシは「どっちも運転したくないね! インディカーにかなり満足している」と笑った。

    「どちらも良い仕事をしているようだ。フェラーリの方がラップ上で速いレースカーだと思う。それが戦略的な状況であろうと何か他のものであろうと、何らかの理由で彼らはレース結果を得るのに苦労しているようだ」

    「フェラーリは、ピットレーンの観点から、レース中に常に奇妙な決断をしているようだ。最終的に、マックスはいつものように驚異的な仕事をしており、おそらくレッドブルをそれよりも少し高く持ち上げている。そうは言っても、セルジオはモナコで勝った」

    「だから、それらのチームはどちらも明らかに高いレベルでパフォーマンスを行っており、4人のドライバー全員も非常に良い仕事をしているようだ。自分が観客として観ていられるのは楽しいことだ」

  • インディカー:ホンダ 2022年 第7戦 デトロイト 決勝レポート

    インディカー:ホンダ 2022年 第7戦 デトロイト 決勝レポート

    インディ500の翌週はミシガン州デトロイトでのストリートレースというのがインディカー・シリーズでは恒例となっている。ベルアイルという島の公園内に作られるバンピーかつハイスピードなコースでのレースでは、アレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)が2位、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が3位でゴールし、Hondaドライバー2人が表彰台に上った。

    インディカー・シリーズのストリートコースとロードコースにおいては、ソフトとハードの両タイヤをレース中に使うことが義務づけられているが、それぞれをどのタイミングで、どれほどの周回に渡って使うのかが今年のデトロイトグランプリでは大きなポイントとなっていた。レースでトップ3フィニッシュして表彰台に上った3人のドライバーたちは、それぞれが独自の作戦で戦っていた。ウイナーは2ストップ作戦でスタート、レース中盤をハードタイヤを戦い、最後にソフトタイヤを装着した。それに対して2位となったアレクサンダー・ロッシは、11番グリッドから優勝を目指すためには変則的な3ストップ作戦が必要と考え、ソフトタイヤで走るのをスタート後の4周だけとした。5周目からゴールまで、アレクサンダー・ロッシは安定感の高いハードタイヤを続けて投入して大逆転優勝を狙い、目標達成にあと一歩のところまで行き、今シーズン初の表彰台に上がった。

    そしてスコット・ディクソンはハードタイヤでスタートし、ソフトタイヤをレースの中盤に使う2ストップ作戦で予選9番手からの3位フィニッシュを果たした。

    レース終盤のアレクサンダー・ロッシの追い上げは非常にエキサイティングだった。最後のピットストップを終えてコースに戻った時に15秒あった差が、20周ほどで1秒にまで縮まった。最終ラップの後半には大逆転があるかもしれない、という距離までトップ2台が接近し、彼らのバトルは集まった観客を大いに沸かせていた。

    アレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)は予選で18番手だったが、レースでは12ものポジションアップを実現して6位でのフィニッシュを達成した。彼のチームメートで今年のインディ500ウイナーとなったマーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)も7位でゴールしている。また、コルトン・ハータ(Andretti Autosport w/ Curb-Agajanian)が8位、シモン・パジェノー(Dale Coyne Racing with RWR)が9位と、Hondaドライバー6人がデトロイトではトップ10入りを果たした。そして、予選で6番手に食い込む大活躍をしたルーキーのデビッド・マルカス(Dale Coyne Racing with HMD Motorsports)が、インディカー・シリーズでは自身初となるファステストラップを記録した。彼のフィニッシュはトップ10圏外の11位だったが、先週のインディ500から2週連続でルーキー最上位フィニッシュを記録した。

    佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)は、予選2番手でフロントローからスタートし、序盤戦ではトップ5にポジションをキープしていた。しかし、ソフトタイヤのグリップ低下が激しかったことから作戦を急きょ変更して9周でピットストップに向かった。そこで装着したハードタイヤでもペースを上げることができず、33周目を終えたところで2回目のピットストップを敢行。そこからゴールまででは速いペースを保つことができていましたが、50周目の3回目のピット作業でタイムロスがあり、13位でのゴールとなった。

    アレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)
    「あと1周あったら違った結果になっていたかもしれませんね。しかし、今日はチーム、そしてHondaにとってすばらしい1日になったと思います。僕たちのチームは毎年このレースで最速のマシンを手にしているのですが、なぜだか勝つことができていません。ご覧の通り、今日のレースでは優勝したウィル・パワー(シボレー)が驚くべき仕事をしていました。僕たちは2位という結果を受け入れ、次戦のロードアメリカへと向かいます」

    佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)
    「デトロイトでの決勝日は厳しい1日になりました。予選でフロントローにグリッドを獲得できたのはとてもうれしかったですし、当然、自分たちはレースもすばらしいものになることを望んでいました。しかし、僕たちはソフトタイヤでの走りを目指すレベルに届かせることができていませんでした。グリップ低下が大きく、ハードタイヤ装着時と比べてタイムロスが大きくなっていました。そのような戦いなったのは正直なところ予想外でした。結果的に僕たちは3ストップでゴールを目指さねばならなくなり、1回多いピットストップを行ったことでも順位に影響しました。全体を振り返ると、僕たちのチームは週末を通じてすばらしい仕事をしてくれました。僕たちにスピードがあることは見せることができたので、この勢いを次のロードアメリカにつなげたいと思います」

  • マックス・フェルスタッペン、インディ500には興味なし「命を危険に晒す」

    マックス・フェルスタッペン、インディ500には興味なし「命を危険に晒す」

    F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、インディ500は「命を危険に晒す」レースだととらえており、モータースポーツの有名は「トリプルクラウン」を追いかけることはないと語った。

    モナコグランプリ(F1)、インディ500(インディカー)、ル・マン24時間レース(WEC)は、世界3大レースに数えられ、その3つで優勝することは「トリプルクラウン」と称されている。実際にそれを達成したドライバーはグラハム・ヒルただ一人しかいない。

    現役レーシングドライバーでは、2人のドライバーがそのうちの2つで勝利を収めている。フェルナンド・アロンソは、モナコグランプリを制しており、2018年と2019年にル・マン24時間レースで優勝している。しかし、インディ500は3回の調整をしているものの、勝つことはできてない。

    ファン・パブロ・モントーヤは、モナコグランプリと2回のインディ500優勝を達成しているが、ル・マン24時間レースは手の届かないところにある。LMP2でクラス優勝を果たしており。それ自体は非常に印象的な偉業だが、それは全体的な勝利とは見なされていない。

    モナコグランプリを制しているマックス・フェルスタッペンは、同じ日に行われる世界で最も挑戦的なオーバルレースであるインディ500に参戦することに興味があるかどうか質問された。

    「トリプルクラウンを追い求めたいという願望はない。少なくとも、インディカーではない」とマックス・フェルスタッペンは答えた。

    「彼らがやっていることの真価は認めている。常軌を逸している。そこでドライバーが達成したことを非常に尊敬しているけど、特に僕にとっては、特にF1にすでに長い時間を費やしている今、そこで命を危険にさらしたり、自分自身や足を傷つけたりする必要はない・・・」

    「もうそこに価値は見いだせないと言っておこうかな」

    しかし、マックス・フェルスタッペンは、ル・マン24時間レースに参戦する可能性は除外してない。実際、バーチャル・ル・マン24時間レースへは出場を果たしている。

    「ル・マンはあるかもしれない! 耐久レースが好きなので、いくつかのレースをするかもしれない。すぐでも参戦したいね」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「でも、僕にとってそれはあまり重要視していない。もちろん、僕はF1で良い結果を残したいと思っている。自分がやることは何でも良い結果を残したいと思っていいるけど、トリプルクラウンなどの願望には関心がない」

    モナコグランプリの数時間後に開催された2022年のインディ500では、元F1ドライバーのマーカス・エリクソンが優勝した。

    モナコグランプリの記者会見でマックス・フェルスタッペンと並んで登場したのは、チームメイトのセルジオ・ペレスとフェラーリのカルロス・サインツでした。

    F1でまだ勝利を挙げていないカルロス・サインツは、トリプルクラウンへの興味についての質問に率直に「ノーサンクス」と答えた。

    一方、マイアミグランプリ後に第3子が誕生したセルジオ・ペレスは、F1引退後は家族との生活を優先するつもりだと語る。

    「正直なところ、興味がない」とセルジオ・ペレスは語った。

    「耐久レースについては、いつかそれをするかどうかは分からない。それをするとは思わないけどね。F1を終えたら、家に帰って子供の世話をする必要があると思う。すでに3人の子供がいる! だから、かなり忙しいだろうね!」

  • マーカス・エリクソン、インディ500初優勝「Hondaパワーのおかげ」

    マーカス・エリクソン、インディ500初優勝「Hondaパワーのおかげ」

    元F1ドライバーのマーカス・エリクソンが、2022年のインディ500で優勝。「Hondaパワーがもらたした」と語った。

    5月末に開催されるのが恒例の世界最古、そして最大のレースであるインディアナポリス500マイルが今年も5月29日に、晴れ渡った初夏の空の下で開催された。今年で第106回目となるレースはCOVID-19対策のための入場者数制限が撤廃され、インディアナ州の州都インディアナポリスにあるインディアナポリス・モーター・スピードウェイには13万人を越すファンが集まった。

    その大観衆を前に予選5番手からスタートしたマーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)がインディ500での初優勝を飾りました。

    全長2.5マイルのインディアナポリス・モーター・スピードウェイを200周して争われる決勝は、朝から太陽が照りつける初夏の気候の下で行われた。レース中の最高気温は28℃に達し、日差しを浴びて温度の上昇した路面は、マシンが発生させるダウンフォースを減らし、インディカードライバーたちに難しいマシンコントロールを要求し続けた。

    マーカス・エリクソンはスタートから上位のポジションを保ち続け、レースが終盤に入ってからチャージを仕掛けた。190周目にトップに立った彼は、2番手以下との差を一気に3秒にまで広げて逃げきり体勢に。ところが、残り5周でアクシデントが発生してレースには赤旗が出された。

    コースの安全が確認され、残り2周でリスタートが切られた。3秒のリードがあったエリクソンだったが、リスタートでライバル勢がすぐ背後に並んでいる。ここでパスを許せばゴールまでに再び抜き返すのは難しい状況だった。しかし、リスタートで加速を始めるタイミングでも、各コーナー、そして2本のストレートで左右に大きくキックラインを振りながらの走行でも一切の隙を見せず、ライバル勢の猛アタックを振り切ってゴールラインへ飛び込んだ。最終ラップのターン2で起きたアクシデントにより、第106回インディ500はチェッカーフラッグとイエローフラッグが同時に振られてゴールを迎えた。

    インディ500で初勝利したマーカス・エリクソンは、インディカーで今シーズン初優勝、キャリア通算で3勝をあげた。ダブルポイントのインディ500を制したエリクソンは、2022年インディカーシリーズ17戦の6戦終了時点でのポイントリーダーになっている。

    今年のインディ500に5台のマシンをエントリーし、200周のレースで163周をリードする圧倒的な強さを見せたChip Ganassi Racingは、2012年以来となるインディ500での5勝目を飾った。そして、Hondaは2020年から3連勝で通算勝利数を15勝へと伸ばした。

    「世界最大のレースで優勝でき、信じられないほど大きな喜びを感じている」とマーカス・エリクソンはコメント。

    「レースの終盤に赤旗が出された状況を乗り越えての優勝だった。とても大きなプレッシャーがのしかかる中、厳しい戦いを制することができた。最後の勝負ではHondaパワーが僕たちに優勝をもたらしてくれたと思う。そのパワーをくれたことに深く感謝している」

    「今年は僕たちのChip Ganassi Racing、そしてホンダのマシンがプラクティスからずっと速く、正直言って僕たちがライバルに対して優勢にあったと思う。そして僕たちはビクトリーレーンで1日を終えることができた。今日、僕たちは夢を叶えた」

    Hondaエンジンユーザー6人が、第106回インディ500でトップ10フィニッシュを果たした。予選6番手だった2013年インディ500ウイナーのトニー・カナーン(Chip Ganassi Racing)は、ウイナーとなったエリクソン同様にレース終盤に見事な追い上げを見せて3位でゴールした。2016年にインディ500で優勝しているアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)は、後方の20番手スタートだったが、インディアナポリスのオーバルを得意とするドライバーらしい走りを披露し、5位まで大きくポジションアップを果たしてフィニッシュした。昨年のインディ500で4勝目を記録したエリオ・カストロネベス(Meyer Shank Racing)は、ロッシよりさらに後方の27番手スタートだったが、ベテランならではの戦いぶりで着々と順位を上げて7位でゴール。彼のチームメートで2019年インディ500ウイナーのシモン・パジェノー(Meyer Shank Racing)も16番手スタートからの8位フィニッシュを記録した。

    昨年度のインディカーチャンピオンであるアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)は、予選2番手からレースをリードしたが、ピットに入ろうとしたタイミングでイエローフラッグが出される不運によって最後尾までの後退を強いられた。しかし、パロウは持ち前の粘り強さを発揮し、9位までポジションをばん回してレースを終えた。また、予選13番手だったデイビッド・マルーカス(Dale Coyne Racing with HMD Mortorsports)は、ルーキー最上位となる16位でゴールしている。ポールスタートだった2008年インディ500ウイナーのスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は最多の95周でリードしたが、終盤にピットスピード違反のペナルティを受け、最終順位は21位だった。

    予選10番手だった佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)は、1回目のピットストップを行った72周目までに6番手に順位を上げ、さらに上位進出の期待が持たれた。しかし、中盤でトップ5へと食い込んでいくことができず、3回目のピットストップの後には10番手以降への後退を余儀なくされた。そうなると先行するマシン群が作り出す乱気流を浴び、思うようにポジションを上げていくことができなくなる。佐藤琢磨とチームは最後には燃料セーブも利用した作戦での大逆転を狙ったが、イエローフラッグの出るタイミングを味方につけることができず、25位でゴールした。

    「ダウンフォースの少ないマシンでスタートし、折り返し点である100周を終えた時にトップ5に入っていれば勝機があると考えていました。しかし、その戦い方はリスクの大きい賭けでもありました」と佐藤琢磨はコメント。

    「90周で6番手まで上がったところまでは計画通りでした、その後のピットストップがうまくいかなかったことなどで集団に呑み込まれ、そこから順位を上位に戻していく戦いは本当に難しくなっていました。最後は2スティントをノンストップで走り切る作戦にトライしましたが、自分たちにとってタイミングよくフルコースコーションが出されることがなく、うまくはいきませんでした」

    「Dale Coyne Racing with RWRで戦った初めてのインディ500は勝てこそしませんでしたが、良いところもありました。次のレースからも引き続きがんばっていきたいと思います」

    マーカス・エリクソン インディアナポリス500

  • 佐藤琢磨、2022年インディ500は25位「リスクの大きい賭けをした」

    佐藤琢磨、2022年インディ500は25位「リスクの大きい賭けをした」

    佐藤琢磨は、第106回インディ500の決勝を25位で終えた。

    予選10番手だった佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)は、1回目のピットストップを行った72周目までに6番手に順位を上げ、さらに上位進出の期待が持たれた。しかし、中盤でトップ5へと食い込んでいくことができず、3回目のピットストップの後には10番手以降への後退を余儀なくされた。

    そうなると先行するマシン群が作り出す乱気流を浴び、思うようにポジションを上げていくことができなくなる。佐藤琢磨とチームは最後には燃料セーブも利用した作戦での大逆転を狙ったが、イエローフラッグの出るタイミングを味方につけることができず、25位でゴールした。

    「ダウンフォースの少ないマシンでスタートし、折り返し点である100周を終えた時にトップ5に入っていれば勝機があると考えていました。しかし、その戦い方はリスクの大きい賭けでもありました」と佐藤琢磨はコメント。

    「90周で6番手まで上がったところまでは計画通りでした、その後のピットストップがうまくいかなかったことなどで集団に呑み込まれ、そこから順位を上位に戻していく戦いは本当に難しくなっていました。最後は2スティントをノンストップで走り切る作戦にトライしましたが、自分たちにとってタイミングよくフルコースコーションが出されることがなく、うまくはいきませんでした」

    「Dale Coyne Racing with RWRで戦った初めてのインディ500は勝てこそしませんでしたが、良いところもありました。次のレースからも引き続きがんばっていきたいと思います」

    佐藤琢磨 インディアナポリス500