カテゴリー: インディカー

  • セバスチャン・ベッテルにインディカー界からラブコール

    セバスチャン・ベッテルにインディカー界からラブコール

    インディカーチームの共同所有者であるボビー・レイホールは、セバスチャン・ベッテルをロードアメリカでレイホール・レターマン・ラニガンのインディカーでテストする機会があれば飛びつくと語る。

    アストンマーティンF1チームでドライブする4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、先週末のF1マイアミGPでのインタビューで、マイアミ・ガーデンズのストリートコースよりもロードアメリカなどの“本格的”な米国のトラックを好むと述べた。

    尊敬されているインディカーのブロガー、マット・アルクレタはツイッターでセバスチャン・ベッテルのコメントを引用し、レイホール・レターマン・ラニガンのインディカードライバーであるグラハム・レイホールからは「セブ、ロードアメリカでインディカーをテストしたいなら、僕たちはそれを実現さる。僕たちの車に君を迎えることができれば光栄だ!」とリプライした。

    さらにデイヴィッド・レターマン、マイク・ラニガンともにレイホール・レターマン・ラニガンのチームを共同所有しているボビー・レイホールは「セブ、君が望むなら、契約しよう」とリプライした。

    レース後、インディカーについて質問されたセバスチャン・ベッテルは「調べてみる必要がある。でも、素晴らしいトラックなので、見てみよう」と答えた。

    ボビー・レイホールは、セバスチャン・ベッテルへのオファーは真剣なものだと語った。

    「今のところ機会はないが、どうしてダメなのか?」とボビー・レイホールは語った。

    「インディカーを紹介するのにロードアメリカよりも優れた会場はないだろう。また、インディカーよりもうまくロードアメリカを紹介することもできないだろう。ベッテルの考えを見てみたい」

    「最終的に、彼のような男は、F1でのキャリアが大成功を収めた後、インディカーレースに参加したいと思っているか? 分からない。多くのヨーロッパ人は、オーバルのレースのアイデアが好きではない。だが、彼はまだ30代半ばにすぎないので、他の形式のレースを試すために十分な年数が残っている」

    オフシーズンにレイホール・レターマン・ラニガンが3台に拡大し、クリスチャン・ルンガードがチームに加わったとき、ボビー・レイホールは、昨年、ロマン・グロージャンとジミー・ジョンソンがロードコースとストリートコースに焦点を当てたのとは異なり、元F2のルーキーがフルスケジュールを実行することを期待していると語っていた。

    セバスチャン・ベッテルも、オーバルを避けてパートタイムのスケジュールを選ぶのではないかと質問されたボビー・レイホールは「ありえないなんてことはない」と語った。

    「今のところ、我々のスポンサーは常に車の中で彼らの男が乗っていることを望んでいる。今年、(チームオーナーの)エド・カーペンターのように、オーバルだけを走らせるために自分用の車を追加するような立場にいることはない」

    「我々がそれをするためには、正確に正しい状況でなければならない。しかし、セブのような人をレースのために追加の車に乗せる機会があれば、それを強く検討する必要がる」

    ボビー・レイホールは、ドライバーがシリーズにコミットするという保証がなくても、チームがドライバーをテストするためのルールには十分な柔軟性があると指摘した。

    昨シーズンの終わり以来、2022年のインディカーのグリッドに並んでいない持たない5人のドライバーがインディカーをテストした。ライアン・ハンターレイはエドカーペンター・レーシング、ニック・デ・フリースとマイヤー・シャンク・レーシング、デイン・キャメロンはチーム・ペンスキー、そして。ニコ・ヒュルケンベルグとストフェル・バンドーンはアロー・マクラーレンSPのマシンをテストしている。

    「ベッテルをテストした場合、他のチームがそれを疑問視したり、不正だと叫ぶと思う」とボビー・レイホールは語った。

    「しかし、彼がその後1~2レースを行うなら、シリーズはそういったルーキーデイを与える。そして、インディカーは、トップクラスのF1ドライバーとワールドチャンピオンが我々の車の1台をテストしてくれることを喜ぶと思う」

    ボビー・レイホールはまた、セバスチャン・ベッテルがシリーズで優れているために必要なものをまだ持っていると信じており、インディカーのテクノロジーの面での公平な競争の場が彼の興味をそそることができることを望んでいる。

    「レッドブルで4回の世界選手権に勝利し、フェラーリで多くの勝利を収め、F1史上最高の2つのチームをドライブした後、本当に成功の望みがないことがわかっている車をレースするためのエネルギーと熱意を呼び起こすのは難しいだろう」とボビー・レイホールはコメント。

    「インディカーに乗り込むことで、セブのような男は復活するだろう。成功はテクノロジーではなく、主に彼にかかっていることを知っている。確実かどうかは分からないが、時間をかけて真剣に考えることができるのは確かだ」

    「今、我々はここでベッテルがインディカーに来る可能性があるかのように話している、彼はまったく興味がないかもしれない! だが、私は彼に我々の車の1台をテストしてほしいと思っている、そして彼は正しい。ロードアメリカは始めるのに最適な場所だろう」

  • 「インディカーにとってアメリカでのF1人気は脅威」とアレクサンダー・ロッシ

    「インディカーにとってアメリカでのF1人気は脅威」とアレクサンダー・ロッシ

    元F1ドライバーのアレクサンダー・ロッシは、アメリカでのレースが2つとなり、2023年には3つになることから、F1がアメリカでのインディカーの人気に関して真の脅威だと認める。

    今週末、F1はマイアミに向かい、NFLのマイアミ・ドルフィンズの本拠地であるハードロックスタジアムがあるマイアミ・ガーデンズでグランプリを開催する。

    F1が今シーズンアメリカでレースをするのはこれが初めてであり、10月にサーキット・オブ・ジ・アメリカズでのアメリカGPのためにテキサスに向かう。

    そして、2023年にはラスベガスが加わり、アメリカでF1が3回開催される。

    現在インディカー・シリーズに参戦している元F1ドライバーのアレクサンダー・ロッシは、F1の拡大を楽しみにしている。

    「正直なところ、F1とアメリカに興奮している」とアレクサンダー・ロッシは語った。

    「アメリカで複数のレースが行われるようになるのは久しぶりだ。大きな国だ。3つない理由はない」

    「もちろん、来年から理論的には3つになる。それは素晴らしいことだ」

    しかし、それはアメリカのインディカー・シリーズとその人気に脅威をもたらすとアレクサンダー・ロッシは考えている。

    F1がモータースポーツ市場のシェアにおいて、インディカーのライバルになったかどうかと質問されたアレクサンダー・ロッシは「確実にそうだと思う。特にアメリカのマーケットシェアを見ればね」とコメント。

    「3レースになるので、それは僕たちが知っておく必要があることだ。確かに、ドライバーの個性、チーム、そこにいる代表者など、シリーズでやっていることという観点から、僕たちは開発と計画を続けていく必要がある。動く標的なのは確かだと思う」

    アレクサンダー・ロッシは、インディカー・シリーズも改善しなければならないと促した。

    「理論的には、今年素晴らしいものになる一例はアイオワだ」とアレクサンダー・ロッシは語る。

    「プロモーターで、パートナーが、実際にイベントを後押ししており、最初は多くの資金を投入してる」

    「大規模になるはずだよね?・・・僕たち全員が期待しているようにそれがうまくいかない場合、これは僕たちがやらなければならないことの例として、他のトラックや会場の本当に良い基盤を築くと思う」

    「ロングビーチがとても人気があるのを見て、セントピーターズバーグを見て、インディを見てほしい。イベントだからだよね? おそらく人々がそこにいる理由の大部分はレースだけど、すべてではない」

    「僕たちは今、世界にいるすべての気晴らしで、トラックを走り回っている車を見るためだけに、3日間の生活を捧げる人に売るのは難しいよね? 人々を一日中魅了し続け、友人や家族を連れ出したいのは、他のすべてのことだ」

    「F1にはそのようなセックスアピールがあると思う」

    「彼らはそれをマーケティングし、それをプッシュし、それを展示するという良い仕事をしている。インディカーはもある程度それに取り組む必要があると思うけど、私たちが持っているプロダクトを創造的な方法でプッシュし続ける必要もある」

    「僕たちが持っているものは非常に特別だと思うけど、創造的に人々にそれを示すという点で限界をプッシュし続ける必要がある」

  • インディカー:ホンダ 2022年 第4戦 アラバマ 決勝レポート

    インディカー:ホンダ 2022年 第4戦 アラバマ 決勝レポート

    インディカー – アメリカ南部のアラバマ州バーミンガムにあるバーバー・モータースポーツ・パークにおいて5月1日にHondaインディ・グランプリ・オブ・アラバマの決勝レースが開催された。午前中は大雨に見舞われたサーキット周辺だったが、スタート時刻の正午を前に雨雲は東の空へと流れ去り、青空が広がった。気温は摂氏23℃にまで一気に上昇し、適度な風もあって蒸し暑くもならないすばらしいコンディション下、多くのファンの目の前で26台のインディカーによるハイスピードレースが繰り広げられた。

    丘陵地帯の地形を見事に利用して作られたバーバー・モータースポーツ・パークはアップダウンが激しく、高速から低速までバラエティーに富んだコーナーがレイアウトされたテクニカルなサーキット。体力的にも厳しい、この難コースを90周して争われたレースでは、2021年のインディカーシリーズチャンピオンのアレックス・パロウ(スペイン出身/25歳)が2位でゴール。今シーズンのドライバーズ選手権争いのトップに躍り出た。

    予選3番手だったパロウは4~5番手をキープして周回を重ね、2回目のピットストップを終えたところで一気に2番手に浮上。そこからはバーバーでの2年連続優勝に照準を合わせ、約30周に渡ってパト・オーワード(シボレー)との優勝争いを披露した。3番手以下を突き放しての彼らのバトルは間隔が1秒以内に縮まることもあるデッドヒートとなった。しかし、パロウはあと一歩、逆転優勝を実現させる距離まで接近することができず、2位でチェッカーフラッグを受けた。

    パロウは、今シーズンに予定されている17戦のうちの4戦が終了した時点で早くも3回目の表彰台登壇を果たし、チャンピオンシップのトップに立った。2番手のドライバーに3ポイントの差をつけている。

    優勝争いを展開した2人の後方では、トップ10圏内で凄まじいポジション争いが延々と続けられていた。その中からChip Ganassi Racing/Hondaのスコット・ディクソンが5位フィニッシュを果たした。予選13番手からの実にすばらしい追い上げだった。

    また、ロマイン・グロージャン(Andretti Autosport)とグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)はレース終盤にマシンを接触させながらの激しいポジション争いを行った。彼らの勝負の決着は最終ラップにレイホールが燃料関連のトラブルに陥ってスローダウンしたことでついた。グロージャンは7位、レイホールは8位という結果を手にした。

    グロージャンのAndretti Autosportのチームメート、アレクサンダー・ロッシとコルトン・ハータ(Andretti Autosport with Curb-Agajanian) はそれぞれ9、10位でフィニッシュした。

    佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)は予選17番手から2ストップ作戦を採用。序盤に何台もがピットインしたことで10番手まで大きくポジションを上げた。しかし、1回目のピットストップでソフトタイヤを選んだ作戦が展開に合わず、レース中盤に順位をじりじりと下げていく苦しい戦いを余儀なくされた。ソフトタイヤを選択した2回目のピットストップからペースアップして上位進出を目指したが、13位でゴールを迎えることとなった。

    金曜と土曜に行われたプラクティス2回と予選ではマシンが思うように仕上がらなかった佐藤琢磨とDale Coyne Racing wih RWRだったが、予選後のファイナルプラクティスでマシンセッティングを大きく向上させ、レースでも安定したペースでの周回を重ねていた。2週間のインターバルを置いて開催される次戦GMRグランプリも常設ロードコースでの戦いなので、佐藤琢磨の好パフォーマンスが期待される。

    アレックス・パロウ(Chip Ganassi RacinChip Ganassi Racing)
    「全体的に見て、決 全体的に見て、決勝日はいい1日になったと思います。マシンはとても速く、自分たちのパフォーマンスは満足のいくものにできていました。私たちは優勝争いができていましたから。しかし、残念ながら今日の私たちは優勝という目標を達成することはできませんでした。もちろん、次戦でまた勝利に挑戦します。今年も私たちはすばらしいシーズンのスタートが切れていて、いよいよ5月という重要な月を迎えることとなりました。月末に決勝レースが開催される伝統のイベント、インディ500が今から本当に楽しみです。5月は私たちにとって本当に特別な時間です。ロードコースのレースで始まり、その次にはインディ500が控えています 勝日はいい1日になったと思います。マシンはとてTakuma Satoも速く、自分たちのパフォーマンスは満足のいくものにできていました。私たちは優勝争いができていましたから。しかし、残念ながら今日の私たちは優勝とTakuma Sato 51いう目標を達成することはできませんでした。もちろん、次戦でまた勝利に挑戦します。今年も私たちはすばらしいシーズンのスタートが切れていて、いよDale Coyne Racing with RWRいよ5月という重要な月を迎えることとなりました。月末に決勝レースが開催される伝統のイベント、インディ500が今から本当に楽しみです。5月 我々にとっては厳しい週末でした。スタートでポジションを上げ、その後さらに9番手まで順位を上げることに成功しました、そしてリスタートを迎えることとなったのですが、私たちはレース中盤を戦うタイヤにプライマリーを選んでいました。その作戦は自分たちにとって有利には働かず、順位を下げることになりました。さらには燃費セーブが必要になりました。これは誰にとっても同じ条件でした。そして迎えたレース終盤、自分たちのマシンはいいものになっていました。ジョセフ・ニューガーデン(シボレー)をパスすることもできましたが、そうできるようになるまでに少々時間がかかり過ぎていましたね。13位は望んでいた結果ではありません。しかし、チームは2回ともすばらしいピットストップをしてくれたし、この勢いを保ってインディGPとインディ500を迎えられるのを楽しみにしています は私たちにとって本当に特別な時間です。ロードコースのレースで始まり、その次にはインディ500が控えています」

    佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)
    「我々にとっては厳しい週末でした。スタートでポジションを上げ、その後さらに9番手まで順位を上げることに成功しました、そしてリスタートを迎えることとなったのですが、私たちはレース中盤を戦うタイヤにプライマリーを選んでいました。その作戦は自分たちにとって有利には働かず、順位を下げることになりました。さらには燃費セーブが必要になりました。これは誰にとっても同じ条件でした。そして迎えたレース終盤、自分たちのマシンはいいものになっていました。ジョセフ・ニューガーデン(シボレー)をパスすることもできましたが、そうできるようになるまでに少々時間がかかり過ぎていましたね。13位は望んでいた結果ではありません。しかし、チームは2回ともすばらしいピットストップをしてくれたし、この勢いを保ってインディGPとインディ500を迎えられるのを楽しみにしています」

    Pos. Driver Num. チーム Constr.
    1 Pato O’WARD 5 Arrow McLaren SP Chevrolet
    2 Alex PALOU 10 Chip Ganassi Racing Honda
    3 Rinus VEEKAY 21 Ed Carpenter Racing Chevrolet
    4 Will POWER 12 Team Penske Chevrolet
    5 Scott DIXON 9 Chip Ganassi Racing Honda
    6 Scott MCLAUGHLIN 3 Team Penske Chevrolet
    7 Romain GROSJEAN 28 Andretti Autosport Honda
    8 Graham RAHAL 15 Rahal Letterman Lanigan Racing Honda
    9 Alexander ROSSI 27 Andretti Autosport Honda
    10 Colton HERTA 26 Andretti Autosport w/ Curb-Agajanian Honda
    11 Simon PAGENAUD 60 Meyer Shank Racing Honda
    12 Marcus ERICSSON 8 Chip Ganassi Racing Honda
    13 Takuma SATO 51 Dale Coyne Racing with RWR Honda
    14 Josef NEWGARDEN 2 Team Penske Chevrolet
    15 Christian LUNDGAARD 30 Rahal Letterman Lanigan Racing Honda
    16 Felix ROSENQVIST 7 Arrow McLaren SP Chevrolet
    17 Devlin DEFRANCESCO 29 Andretti Harding Steinbrenner Autosport Honda
    18 Jack HARVEY 45 Rahal Letterman Lanigan Racing Honda
    19 Conor DALY 20 Ed Carpenter Racing Chevrolet
    20 David MALUKAS 18 Dale Coyne Racing with HMD Motorsports Honda
    21 Helio CASTRONEVES 06 Meyer Shank Racing Honda
    22 Kyle KIRKWOOD 14 A.J. Foyt Enterprises Chevrolet
    23 Dalton KELLETT 4 A.J. Foyt Enterprises Chevrolet
    24 Jimmie JOHNSON 48 Chip Ganassi Racing Honda
    25 Callum ILOTT 77 Juncos Hollinger Racing Chevrolet
    26 Tatiana CALDERON 11 A.J. Foyt Enterprises Chevrolet
  • コルトン・ハータ 「2022年に人々が考えるよりF1参戦に近づいていた」

    コルトン・ハータ 「2022年に人々が考えるよりF1参戦に近づいていた」

    コルトン・ハータは、2022年シーズンのF1への転向は、人々が言及した「50-60%」の可能性よりもさらに近かったと語る。

    2021年シーズンの舞台裏で、マイケル・アンドレッティは、アルファロメオF11チームの母体であるザウバーを買収するために交渉中であることが発表された。

    取引が成立に近づいたが、土壇場でザウバーがチームの支配権についての条件を変えたことでアンドレッティは撤退した。

    買収が成立していた場合、コルトン・ハータは、インディカーでドライブするアンドレッティ・オートスポーツから、2022年にF1でアルファロメオF1チームに移籍することが期待されていた。

    そして、それは人々が思っているよりも実現に近づいていたようだ。

    「人々はそれが50%または60%だと言っていた」とコルトン・ハータはIndyStarに語った。

    「でも、それよりずっと近かった。」

    コルトン・ヘルタは、プロセス全体が彼の人生で「最もクレイジーな乗り物」だったと表現し、複数のフライトと電話に加えて、フィオラノでのフェラーリのF1マシンでの極秘テストも計画されており、それがF1でのチャンスをさらに納得させたと明かした。

    「クレイジーな乗り物だったし、僕の人生で最もクレイジーな年だった」とコルトン・ハータは語った。

    「インディカーで戻ると自分に言い聞かせていたけど、いつかは本当に分からなかった。残りの人生をF1でレースをして引退したくはなかった。戻ってきて、インディ500でもと走らせて、フルシーズン走りたかった」

    「でも、F1に行くと思っていたし、ほぼ確実だと思っていた。心のどこかで『まだ契約を結んでいないので、取り消される可能性はある』と思っていたけどね」

    「それはとてもシュールだった。僕たちは少しの間それを達成したと思っていた、そして、それはすべて崩壊した」

    1978年のF1ワールドチャンピオンであるマリオ・アンドレッティは、F1を「モータースポーツのオリンピック」と表現し、米国を代表する必要があると考えている。

    2022年には、サーキットオブジアメリカズでのF1アメリカGPに加え、アメリカでの第2のレースであるマイアミGPが開催され、、2023年には第3のレースとなるラスベガスGPも控えている。

    足りないのはアメリカ人ドライバーであり、マリオ・アンドレッティはコルトン・ハータがその隙間を埋めることを望んでいると語った。

    「本当にモータースポーツのオリンピックだ。自分の国には誇りを持ち、あなたが勝った瞬間、それに値段をつけることはできない」とマリオ・アンドレッティは語った。

    「どの国でも表彰台のトップステップに立てば、あなたの国の国歌が演奏される。そして、米国はモータースポーツで最高レベルのチャンピオンを生み出している国であり、我々はモータースポーツのオリンピックに参加する必要がある」

    「コルトン? 彼は本当にそこにいてほしいと思う特別な才能であり、半分勝ったも同然の状態だ。そうしたいという願望だがね」

  • インディカー:ホンダ 2022年 第3戦 ロングビーチ 決勝レポート

    インディカー:ホンダ 2022年 第3戦 ロングビーチ 決勝レポート

    インディカー - 昨年はパンデミックによるスケジュール変更でシーズン最終戦として開催されたACURAグランプリオブロングビーチだったが、今年は恒例の4月開催に復帰。すばらしい天候にも恵まれたレースウイークエンドは、以前と変わらない活気にあふれていた。ホンダのパフォーマンスブランドであるアキュラが冠スポンサーを務めるアメリカ伝統のストリートレースは、今年が第47回目の開催となる。

    南カリフォルニアならではの日差しを心地よい海風が和らげる、まさにレース日和という快適なコンディションの下、ロングビーチのストリートコースで26台のインディカーが激しいバトルを繰り広げた。

    レース序盤はポールポジションからコルトン・ハータ(Andretti Autosport w/ Curb-Agajanian)がトップを快走した。残念ながら彼は1回目のピットストップで3番手に後退した後、壁にヒットする単独アクシデントでレースを終えた。

    予選6番手だったロマン・グロージャン(Andretti Autosport)がハードチャージを見せて観客を沸かせた。チームのタイヤ戦略も良かったグロージャンは、自身のガッツあふれる走りもあって終盤にパロウらをパスし、初優勝を目指してアタックを続け、2位でのフィニッシュをつかみ取った。フランス出身の元F1ドライバーにとって今季初めての表彰台登壇だ。

    また、予選3番手だった昨年度チャンピオンのアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)はレース中盤戦にトップを快走し、最終的に3位でゴールしました。シーズン3戦目で早くも2回目の表彰台に立った彼はポイントスタンディングで3番手につけている。

    グロージャンとパロウだけでなく、他のHondaドライバー、Hondaチームも激しいバトルを戦い抜き、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は予選16番手から6位まで大きくポジションアップしてゴール。グレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)は予選13番手から7位。アレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)は8位、昨年インディ500で史上最多タイとなる4勝目を挙げたエリオ・カストロネベス(Meyer Shank Racing)は予選14番手から9位とトップ10に4チーム、6人のドライバーたちが入った。

    佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)にとって、ここロングビーチは2013年にインディカーでのキャリア初優勝を記録したコース。今回はマシンのセッティングから予選は23位と厳しい結果になっていたが、ペナルティーを受けたルーキーがいたため、22番グリッドからスタートを切った。得意のコースで追い上げるレースを期待されていた佐藤琢磨は、燃料をセーブして29周目まで1回目のピットストップを引っ張り、9番手までポジションを上げた。ピット作業後のレース中盤、佐藤琢磨は14番手を走り、2回目のピットストップを56周目に行った後には13番手に浮上。トップ10まで食い込んで行こうと奮闘していた。

    しかし、ゴールを目前に多重クラッシュによるフルコースコーションが出され、残り5周でのリスタートとなると、新品タイヤ装着というアドバンテージを持ったライバルからのアタックを受け、佐藤琢磨はライン外側に押し出される形となってタイヤバリアに突っ込むアクシデントに見舞われる。ゴールまであと1周半で完走を逃す17位という結果となった。佐藤のポイントスタンディングは3戦終了時点で15番手となっている。

    次戦はHondaグランプリオブアラバマ。南部アラバマ州バーミンガム郊外にあるアップダウンに富んだ緑豊なバーバーモータースポーツパーク(全長2.3マイル)を舞台とする戦いは、5月1日決勝となる。

    ロマン・グロージャン(Andretti Autosport)
    「すばらしい1日になりました。予選2番手からスタートできていたら……と悔しい思いもあります。もし2番手スタートできていたら、今日の私たちはずっと楽な戦いができていたでしょう。しかし、チームの作戦は正しく、ピットストップも速く、私はハードにプッシュするドライビングを続けました。最終的に、イエローフラッグによって生まれたチャンスを活かしてポジションをふたつ上げ、2位でフィニッシュとなりました。今日は優勝まであと一歩でした。次こそ勝ちたいですね」

    佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)
    「ロングビーチはすばらしいレースです。今週末の私たちは厳しい戦いを強いられていました。予選までに良いマシンバランスを見つけることができず、決勝スタートは後方グリッドから臨むことになりました。そこから私たちは力強いレースを戦えたと思います。いくつかポジションを上げることもできたし、バトルを楽しむことができていました。13番手まで順位を上げられた点に大きな手応えを感じてもいます。ところがレース終盤のイエローフラッグが私たちより後方にいたドライバーたちにピットで新品タイヤを装着するチャンスを作り出しました。対する私はというと、もう25周ほども走ったタイヤでした。ゴールまで2周、攻めてくるリナス・ヴィーケイ(シボレー)に対してポジションを守ろうとトライしましたが、ターン8で並ばれ、2台揃って走行ラインが膨らんだ際にアウトサイドにいた私だけがタイヤかすに乗り、タイヤバリアに突っ込むことになりました。そこからレースに戻ることはできましたが、本当に残念な結末になりました。それでも、私たちは開幕戦のセントピーターズバーグのように力強い戦いぶりをレースの終盤まで見せ続けることができていました。次のレース、Dale Coyne Racing with RWRで戦う初めてのロードコースイベントが楽しみです」

  • インディカー代表 「F1のアメリカ進出を脅威とは捉えていない」

    インディカー代表 「F1のアメリカ進出を脅威とは捉えていない」

    インディカーとインディアナポリスのオーナーであるロジャー・ペンスクーは、F1のアメリカ市場への拡大を脅威だとは捉えていないいないと語る。

    アメリカは豊かなレースの伝統と現在の影響力を持つ国であり、F1が今シーズン、アメリカで2つ目の新しいレースとなるF1マイアミGPを主催することは理にかなっている。5月にF1は新しいマイアミ・インターナショナル・オートドロームに向う。ハードロックスタジアムの周りに建設された半常設3.36マイルのトラックには19のコーナーが備えられる。

    その5か月後、サーキット・オブ・ジ・アメリカズがF1アメリカGPのホスト役を務める。

    それ加えて、2023年にはアメリカで第3のレースが開催される。F1はラスベガスに戻ることを発表している。レースは、特にアメリカのオーディアンスを対象にした土曜日の夜に開催されるナイトレースになる。

    すでにさまざまな種類のレースが殺到しているアメリカ市場での新しいレースシリーズのこの突然の影響は、トラックやイベントの所有者を心配させる可能性があr。

    だが、ロジャー・ペンスキーは、ファンの奪い合いを心配するのではなく、F1の進出をポジティブものとして受けており、インディカーの影響力を拡大するためにそれをどのように使用できるかを楽しみにしていると語る。

    「より多くのレースがもたらされることを楽しみにしている。だが、我々は競争しなければならない」とロジャー・ペンスキーはThe Raceに語った。

    「インディカーには多様性がある。高速のオーバルがある。インディアナポリスのように時速230マイルで10マイルを走るレースはF1にはない。それが1つ目のポイントだ」
    「第2に、ストリートサーキット、ロードコース、短いオーバルとミディアムサイズのオーバルがある。インディカーの差別化、多様性が我々を別のプロダクトにしていると思う」

    「彼らはここでより大きなテレビパッケージを作ろうとしているが、それは我々にとって良いことでsかない。シリーズの価値に勢いがあり、我々のテレビ視聴者数とF1のテレビ視聴者数の観点から見れば、それは私にとって良いことだと思う」

    F1の商業的権利所有者であるリバティメディアは、NetflixのF1ドキュメンター『DrivebtobSurvive』が先導するアメリカにはF1の巨大な商業市場があると信じている。

    これは、F1がその地域で妨げられずに成長するためにペンスキーからインディアナポリスを購入しようとしているという噂を引き起こした。有名なブリックヤードの販売について尋ねられたとき、ロジャー・ペンスキーはそれをきっぱりと否定した。

    「それは私が聞いた中で最も愚かなことだ」とロジャー・ペンスキーは語った。

    「私には意味がないと言わせてほしい。インディアナポリス・モーター・スピードウェイを所有したり、インディカーをサポートしたりすることはできない。その逆も同様だ。インディカーはインディアナポリスなしでは何もない。我々はオールインだ」

    「私がそれを売るのを誘惑するほどのお金はない。売る必要はない。私はお金のためにそれに参加しているわけではない。競争の観点、マーケティングの観点、テクノロジーの観点からスポーツが大好きだから参加している」

    「ファミリーとして、我々は象徴的なインディアナポリス・モーター・スピードウェイを維持し、それをより良くする責任を負っている。したがって、これらのパーツの1つを車から外せば、同じよう走ることはない。そして、これを言わせほしい。私は通常、何かを売る側ではない。物を買う側だ」

  • マクラーレン、コルトン・ハータとF1テストドライバー契約

    マクラーレン、コルトン・ハータとF1テストドライバー契約

    マクラーレンは、インディカーのレースウィナーであるコルトン・ハータとF1テストドライバー契約。その役割の一環として、マクラーレンの2021年F1マシン『MCL35M」で走行を行う。

    インディカー・シリーズで高い評価を受けているアメリカ出身のコルトン・ハータは、2019年にシリーズ史上最年少ウィナーとなり、すでに6回の優勝を果たしている。

    コルトン・ハータは、F1の前年マシンでのテスト(TPC/Testing of Previous Cars)の許容範囲のなかで、2021年のF1イタリアGPで優勝したマクラーレン MCL35Mをドライブする機会が与えられる。

    21歳のコルトン・ハータは、現在、インディカーでアンドレッティ・オートスポーツをドライブしている。チームオーナーのマイケル・アンドレッティは、2024年に『アンドレッティ・グローバル」としてF1参入を目指している。

    昨年、アンドレッティは、アルファロメオF1チームの買収の可能性についてザウバーと交渉し、コルトン・ハータは、F1ドライブにリンクされていた。

    コルトン・ハータは、2015年のMSAフォーミュラで、現在、マクラーレンのF1ドライバーを務めるランド・ノリスとチームメイトだった。

    今回の契約について、コルトン・ハータは、F1マシンを運転することは常に「レーシングバケットリスト(死ぬまでにしたい100のこと)」にあったと語った。

    「常に僕のレーシングバケットリストに載っているF1カーで最初のラップを獲得する機会を与えてくれたマクラーレンに感謝したい」とコルトン・ハータは語った。

    「これは、新しい形のモータースポーツで貴重な経験を積み、マクラーレンF1のような確立されたチームから学ぶ絶好の機会になるだろう」

    マクラーレンF1のチームプリンシパルのアンドレアス・ザイドルは「コルトンはインディカーで才能を証明しており、彼がF1カーにどのように適応するかを見るのを楽しみにしている」とコメント。

    「このテストプログラムが、将来の有望なドライバーを紹介するために以前の車のテストを拡張することの利点を示しながら、彼に貴重な経験を提供すると信じている」

  • インディカー:ホンダ 2022年 開幕戦 セントピータズバーグ 決勝レポート

    インディカー:ホンダ 2022年 開幕戦 セントピータズバーグ 決勝レポート

    アレックス・パロウが開幕戦で2位表彰台。新体制で戦う佐藤琢磨は10位フィニッシュ
    2022年のインディカー・シリーズ開幕は、例年より早い2月下旬とされた。それでも、フロリダ州のセントピーターズバーグでのレースウイークエンドは3日間とも快晴に恵まれ、気温は30℃近くにまで上昇。1日で日焼けをしてしまうほどの強い日差しが照りつけた。

    グランドスタンドに大勢のファンが戻り、ストリートレースらしいにぎやかさも帰ってきたセントピーターズバーグのレースでは、2021年シリーズチャンピオンのアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)が2位フィニッシュして表彰台に上った。

    ダウンタウンに造られる全長1.8マイルのコースは、ヨットハーバーに面し、空港の滑走路も使うユニークなもの。そこを100周して争われたレースで、パロウは最初のフルコースコーションが出される25周目までに、スタートの10番手から6番手までポジションを上げた。クルーたちの奮闘によってピットストップでポジションを3つ上げ、燃費セーブとスピードを両立させた戦いを続けた。

    トップにいたライバルが先にピットインし、パロウは64周目にトップに浮上した。その次周に2回目のピットストップを行うと、ピットタイミングを違えたライバルたちが先行し、彼のポジションは5番手まで下がったが、ゴールまで残り20周時点で2番手までばん回。その時点であったトップとの2秒以上の差を終盤戦で一気に削り取り、残り2周はもう真後ろにつけてプレッシャーをかけていた。

    パロウは0.5095秒差の2位でゴールラインに飛び込んだ。インディカー参戦3シーズン目の彼にとって、2位はストリートコースでのこれまでの自己ベストを一つ上回るものとなった。予選結果が10番手だったことを考えれば、シリーズタイトル防衛に向けて非常に幸先のいいシーズンのスタートを切ったと言えるだろう。

    Hondaドライバーはコルトン・ハータ(Andretti Autosport w/ Curb-Agajanian)が3番手スタートから4位でフィニッシュし、参戦2年目のロマン・グロージャン(Andretti Autosport)は予選と同じ5位と、3人がトップ5でゴールした。さらに、グレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)は11番手スタートから7位、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が予選7番手から8位、マーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)が予選8番手から9位。7人がトップ10入りしてレースを終えた。

    今年からDale Coyne Racing with RWRで走ることとなった佐藤琢磨は、土曜日のプラクティスで不運なアクシデントに遭い、走行時間を大幅に削られた。ソフトとハードの2種類があるタイヤの評価や、それらに合わせたマシンのセッティングなど、十分な準備を予選に向けて整えることができなかった上、予選でトラフィックに遭遇したために、佐藤琢磨のスターティンググリッドは22番手という厳しいものになった。

    しかし、レースの朝のウオームアップセッションでレース向けのマシンセッティングを一気に向上させた佐藤琢磨とチームは、レースでも着々と順位を上げて行く戦いを見せた。後方スタートでも作戦はオーソドックスなものを採用し、2回のピットストップも着実にこなし、ポジションも12も上げて10位でゴール。佐藤琢磨は最も大きく順位を上げたドライバーでした。

    チーム移籍後初めてのレースは、佐藤琢磨にとってインディカー出走200戦目でした。予選まではなかなか物事がうまく進まなかったが、クルーたちと一体となって態勢を立て直し、100周のレースでは力を存分に発揮していた。

    次戦はテキサス州フォートワースでの今シーズン初めてのオーバルレース。全長1.5マイル、最大傾斜24度のハイバンクを持つテキサスモータースピードウェイでの375マイルレースは3月20日に決勝が開催される。

    アレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)
    「まず最初にスコット・マクラフリン(シボレー)のインディカー初勝利をたたえたいと思います。彼はすばらしいレースを戦っていました。私はマシンもよかったし、いい1日にできてとてもハッピーです。今週末はあまりいいスタートを切れませんでしたが、このようにいい結果を手にすることができました。Chip Ganassi Racingが信じられないような仕事をしたことで私たちはカムバックし、今シーズン最初の表彰台を達成しました。優勝にはあと一歩届きませんでしたが、本当にあと少しのところでした。これが私たちの今シーズンで最も悪いレースだとしたら、とてもうれしいですね」

    佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)
    「私のDale Coyne Racing with RWRでの初レースはトップ10フィニッシュとなりました。クルーたちがファンタスティックな仕事をしてくれました。なかなか難しい週末として始まり、予選も望んでいた通りのいい戦いをすることはできませんでした。私たちは最後尾に近いグリッドからレースのスタートを切り、少しずつポジションを上げて行きました。エキサイティングなスタートで順位を2つ上げ、そこからはすべてのスティントで安定したパフォーマンスを発揮し続けました。セントピーターズバーグでのレースはいろいろなことが起こるのが常でしたが、今年はそうではありませんでした。そして、私たちはレースで最も順位を上げたチームとなりましたから最高です。チームがすごい力を出してくれた結果です。第2戦のテキサスがとても楽しみです。今週末はとてもいいものとなり、私自身もチームにうまく溶け込むことができていると感じています」

  • 佐藤琢磨、ロマン・グロージャンに追突されて憤慨「彼は無謀だった」

    佐藤琢磨、ロマン・グロージャンに追突されて憤慨「彼は無謀だった」

    佐藤琢磨は、2022年のインディカー開幕戦セントピーターズバーグのFP2でロマン・グロージャンに追突され、「無謀」だと不満を露わにした。

    佐藤琢磨は、フライングラップを開始するためにターン10で十分な距離を保とうとしていた。だが、そこに突然、ロマン・グロージャンが結構なスピードで突っ込んできた。皮肉なことに、佐藤琢磨の51号車は昨年までグロージャンが乗っていたマシンだ。

    佐藤琢磨のマシンは空中に跳ね上がり、両方のマシンはセッションを外れた。

    「残念な事故ですよね」と佐藤琢磨はNBCに語った。

    「誰もがギャップを作ろうとしていました。それは正しいことです。

    「誰もそのような状況になりたくないのは確かですが、僕たち全員が減速していました。少しキンクのあるターン9Aを通過した後、ブレーキを踏まなければなりませんでしたが、まだ0.5マイル近くあり、マシンが減速しているのが見えていたので、減速していました。コナー・デイリーも僕の後ろにいました」

    「グロージャンは熱くなっていた。彼が何を考えていたのかわかりません。彼は無謀だった」

    「朝の初めに、彼はすでにアウトラップ、インスタレーションラップで(エリオ)カストロネベスをヒットしています」

    「彼はマシンがダブルワイドになっているのがはっきり見得たと思います…知りませんけど。彼を理解することができません」

    後ろから誰かが速いスピードで迫っているのを知っていたかと質問された佐藤琢磨は「彼が熱くなっているのは見えましたが、前に車がいて、左にも車がいたので、どこにも行けませんでした。そして、彼を避けるために意図的に前の車にぶつかりたくなかったので、僕たちにできることは何もありませんでした」

    「ご存知のとおり、これはプラクティスにすぎません。これはイエローに続く3回目のアウトラップです。あのように熱っても意味はありません」

    「僕たちは全体的な時間を失いました。レッドタイヤさえ履けませんでした。残念です」

    今年、デイル・コインに移籍した佐藤琢磨は、この時点で新しいチームのマシンで1日のテストと1回のプラクティスしかしていなかったため、特に不満を感じていた。

    予選では佐藤琢磨は22番手に沈んだ。アンドレッティ・オートスポーツのロマン・グロージャンは5番手で予選を終えている。

  • 佐藤琢磨、参戦200戦目となる2022年開幕戦でスペシャルヘルメット

    佐藤琢磨、参戦200戦目となる2022年開幕戦でスペシャルヘルメット

    佐藤琢磨は、インディカー・シリーズでの記念すべき参戦200戦目を2月27日にアメリカ・フロリダ州のセントピータースバーグで決勝レースが行なわれる2022年シーズン開幕戦で迎える。

    2010年にそれまでのF1グランプリからインディカー・シリーズに活躍の場を移して以来、佐藤琢磨は通算でポールポジション獲得10回、通算勝利数6回などの記録を樹立してきた。

    そのなかには、参戦2年目で日本人ドライバー初のポールポジション獲得(2011年)、日本人初優勝(2013年)、そしてアジア人ドライバーとして初の快挙となるインディ500での2度の優勝(2017年および2020年)などが含まれている。

    インディ500で通算2勝以上を挙げたドライバーは、インディカー・シリーズ史上、佐藤琢磨が20人目。さらには市街地コース、ロードコース、ショートオーバル、スーパースピードウェイという、インディカー・シリーズで開催される4つの異なるタイプのコースで勝利を挙げたエリートドライバーへの仲間入りも果たしました。なお、インディカー・シリーズに参戦中の現役エリートドライバーは、佐藤琢磨を含めても5人しかいません。

    この記念すべき開幕戦に、佐藤琢磨はスペシャルヘルメットを着用して参戦する。長年、佐藤琢磨が愛用してきたレギュラーヘルメットのデザインを基本とし、そのシンボルカラーをあしらった「200」の文字を両サイドに大きく描くとともに、ヘルメット全体の背景には、佐藤琢磨がこれまでインディカー・シリーズで戦ってきた35のコースを透かし柄でレイアウトしている。

    頭頂部にある6個の“星マーク”はインディカー・シリーズでの通算勝利数を表すとともに、星マークの下地にはこれまでに優勝した5つのコースが配置され、通算2度制したインディ500を象徴する星マークには”17”と”20”の年号が刻まれている。このデザインをモチーフにした200戦記念グッズも28日に予約販売が始まる。

    インディカー・シリーズで参戦200戦を達成したドライバーは佐藤琢磨が26人目となりますが、日本人ドライバーとしては初めての快挙となる。

    佐藤琢磨
    今週末、インディカー・シリーズは2022年シーズンの開幕戦を迎えます。この開幕戦は、僕にとって記念すべき通算200戦目にあたります。F1での90戦に続き、インディカー・シリーズでその倍以上の200戦に参戦できたのも、すべてスポンサーの皆さま、ファンの皆さま、そしてインディカー・シリーズやチームを始めとする関係者の皆さまに応援していただいたおかげです。本当にいつもありがとうございます。先ごろ閉幕した冬季オリンピックで、日本人選手が史上最多のメダルを獲得したことは本当に嬉しく、アメリカから観戦してたくさんのパワーをいただきました。モータースポーツでも、これと同じように日本選手が世界の舞台で活躍することを期待していますが、コロナ禍のいま、若手選手が海外に腰を落ち着けてレース活動に取り組むことは容易ではないはずです。そうしたなか、自分がこうして海外で挑戦し続けることが、何らかの形で若いドライバーたちを勇気づけることに結びつけばと願っています。今年は新たなチームからの参戦となりますが、引き続き懸命にレースを戦い、皆さんに喜んでいただけるような結果を残すつもりです。これからもご声援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

    佐藤琢磨 2022年 開幕戦 ヘルメット(インディカー参戦200戦目)佐藤琢磨 2022年 開幕戦 ヘルメット(インディカー参戦200戦目)