カテゴリー: ルイス・ハミルトン

  • ルイス・ハミルトン F1ハンガリーGPで3グリッド降格 ピアストリ妨害でペナルティ

    ルイス・ハミルトン F1ハンガリーGPで3グリッド降格 ピアストリ妨害でペナルティ

    2026年F1第11戦ハンガリーGP予選後、フェラーリのルイス・ハミルトンに3グリッド降格ペナルティが科された。Q3終盤にマクラーレンのオスカー・ピアストリのアタックを妨害したと判断されたためで、2番手で予選を終えたハミルトンは決勝を5番グリッドからスタートする。

    この裁定により、フェラーリのシャルル・ルクレールがフロントロウへ昇格。ランド・ノリスがポールポジション、ルクレールが2番グリッドに並ぶことになった。

    ハミルトンがピアストリのアタックを妨害
    問題となったのは予選Q3終盤のターン1進入だった。

    アタックラップを終えたハミルトンはレーシングライン上を大幅に減速して走行。一方、プッシュラップ中だったピアストリが高速で接近したものの、回避行動を余儀なくされてコースアウトし、最後のアタックを断念した。

    審議の結果、FIAスチュワードはハミルトンが予選中に不必要な妨害を行ったと認定し、通常のガイドラインに従って3グリッド降格を科した。

    裁定書では次のように説明されている。

    「ターン1への進入で44号車はレーシングライン上を著しく低速で走行していた一方、81号車はプッシュラップ中だった」

    「44号車のドライバーは、ファステストラップを終えた直後であり、81号車の接近を知らせるチームからの無線を受けたのは、すでに81号車が至近距離まで迫ってからだったと説明した。また、車両の位置関係からミラーでは81号車を確認できなかったとも述べた」

    「81号車は回避のためコースアウトを強いられ、ラップを中止せざるを得なかった」

    「入手可能な証拠を精査した結果、44号車は予選中に81号車を不必要に妨害したと判断した」

    「FIA F1競技規則および予選での同種事案に対するペナルティガイドラインに従い、44号車のドライバーに3グリッド降格を科す」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    ハミルトン「知らされた時にはもう遅かった」
    予選後の記者会見でハミルトンは、チームからの無線連絡があまりにも遅かったことが原因だったと説明した。

    「ピアストリが僕の後ろでコーナーの頂点に差しかかった時に、文字どおりその瞬間に無線で知らされた」

    「だから彼が来ているなんて全く分からなかった。僕は最初にピットを出たので、みんな僕の後ろから出てきて、もう全員ラップを終えたものだと思っていた」

    「僕の認識では、ピットを出た時に後ろにいたのはシャルルだけだった」

    「だから本当に信じられないよ。それまでセッションはクリーンだったし、もちろん故意ではなかった」

    フェラーリ代表「チーム側のミスだった」
    フェラーリのフレデリック・バスール代表は、裁定が出る前の時点でチーム側の責任を認めていた。

    「判断はスチュワードに委ねるが、我々が彼へ知らせたタイミングはあまりにも遅すぎた」

    「もしミスがあったのだとすれば、それはチームのミスだ」

    今回のペナルティにより、ハミルトンはフロントロウを失い5番グリッドへ後退。フェラーリにとっては予選で獲得した好結果を自ら取りこぼす形となり、決勝ではルクレールがチームの先頭からスタートすることになった。

  • ルイス・ハミルトン ラッセルとの接触に見解「レーシングインシデントだった」

    ルイス・ハミルトン ラッセルとの接触に見解「レーシングインシデントだった」

    ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、2026年F1ベルギーGP決勝のオープニングラップでジョージ・ラッセル(メルセデス)と接触した件について、「レーシングインシデントだった」との見解を示した。

    この接触でラッセルはグラベルに飛び出してリタイア。スチュワードはハミルトンに5秒加算ペナルティを科したが、ハミルトン自身は過度に攻撃的な動きではなかったと主張した。一方で、自身のマシンもダメージを負った状態でレースを戦い抜き、4位でチェッカーを受けた。

    ハミルトン「不運な出来事だった」
    5番グリッドからスタートしたハミルトンは、ケメルストレートでパワー展開に苦しむラッセルを抜き、レ・コームのブレーキングで並走。アウト側から仕掛けたラッセルと接触し、メルセデスはそのままリタイアとなった。

    レース後、ハミルトンは今回の接触について次のように語った。

    「まずジョージには申し訳なく思っている。あの接触で彼のレースは終わってしまったからね。でも、あれはレーシングインシデントだったと思っているし、その判断には同意している」

    「無理に飛び込んだわけでもなければ、ブレーキングポイントを外したわけでもない。ただレースでは起こり得る不運な状況だったと思う」

    「僕のマシンにもダメージが残ってしまい、その状態で最後まで走ることになった。本当に厳しいレースだった」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    「勝利を争えるペースはあった」と振り返る
    ハミルトンにとってベルギーGPは試練の週末だった。FP3終盤のクラッシュでマシンは大きく損傷し、フェラーリのメカニックは予選までに修復作業を完了させた。

    決勝ではバーチャル・セーフティカー中にピットストップを行い、5秒ペナルティを消化。しかし、ピットボックスを離れる際には右フロントタイヤがフロントウイングを調整していたメカニックと接触するアクシデントも発生した。

    この件についてはレース後に審議が行われたものの、フェラーリに罰金が科されるにとどまり、ハミルトンの4位は維持された。

    それでもハミルトンは、マシンのペースには大きな手応えを感じていたという。

    「昨日のクラッシュと今日のダメージを考えれば、このポイントを持ち帰れたことには本当に感謝している」

    「でも、僕自身にとっては良い週末ではなかった。それでも今日のレースペースは本当に良かったし、ダメージがなく、昨日のクラッシュもなければ、勝利を争えていたと思う」

    「ダメージを抱えた状態でもシャルル(ルクレール)にプレッシャーをかけられていた。終わったことは仕方ない。気持ちを切り替えて、次の週末はもっと良い結果を目指したい」

    今回のベルギーGPでは接触によるペナルティやピットでのアクシデントが重なったハミルトンだが、レースペースには確かな競争力を示した。フェラーリとしても、ハンガリーGPでその速さを結果につなげられるかが注目される。

  • ルイス・ハミルトンは追加処分回避 メカニック接触でフェラーリF1に罰金

    ルイス・ハミルトンは追加処分回避 メカニック接触でフェラーリF1に罰金

    フェラーリは、2026年F1ベルギーGP決勝のピットストップ中にルイス・ハミルトンのマシンがメカニックと接触した件で、約3万5000ドル(約520万円)の罰金を科された。一方、ハミルトン本人に追加の競技ペナルティは科されなかった。

    ハミルトンは決勝1周目にジョージ・ラッセルと接触し、5秒加算ペナルティを受けたが、「レーシングインシデントだった」と裁定に納得していない。

    さらに接触によるフロア損傷と、ピット作業でフロントウイングを十分に調整できなかったことが、その後のレースを大きく制限したと説明した。

    ラッセルとの接触は「レーシングインシデントだった」
    スタート直後、ラッセルはレ・コンブでハミルトンのアウト側からオーバーテイクを試みた。ハミルトンはオーバーステアを修正した際にメルセデスと接触し、ラッセルはスピンしてリタイア。スチュワードは、通常10秒となる原因を作ったドライバーへのペナルティを、オープニングラップだったことを考慮して5秒に軽減した。

    ハミルトンは週末全体を振り返り、自身のミスが悪い流れを招いたと認めた。

    「結局のところ、難しい週末だった。昨日のインシデントについては自分に責任がある。それがセットアップにも影響し、予選では本来いるべき位置から外れてしまった。セットアップが正しければ2位か3位を争えていたと思うし、その結果としてもっと前からスタートできていたはずだ」

    ラッセルとの接触については、次のように説明した。

    「ジョージはパワーを失ったように見えて、そのあとアウト側から回り込んできた。そして少し接触した」

    「僕のマシンにもダメージがあったし、彼のレースが終わってしまったのは本当に残念だった。そんな結末は誰も望んでいない。その後はダメージを抱え、さらにペナルティも受けた中で、できる限りのレースをした」

    それでも裁定には納得していないという。

    「僕はレーシングインシデントだったと思っている。だからペナルティになるべきではないと思った。でも、それが裁定なら受け入れるしかない」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    ピットでメカニックと接触 フェラーリに罰金
    ハミルトンはシャルル・ルクレールに続くダブルスタックでピットインし、5秒ペナルティを消化した。

    しかし発進時、フロントウイングを調整するためにマシン前方へ移動していたメカニックと接触。幸いメカニックに大きなけがはなく、スチュワードはフェラーリに約3万5000ドルの罰金を科したものの、ハミルトンに追加の競技ペナルティは科さなかった。

    ハミルトンは、発進時の状況を次のように説明した。

    「ダメージはかなり大きかった。どれだけダウンフォースを失ったのか正確な数字は分からないけれど、フロア左側の前方がなくなっていた。そして最後のスティントでは、ダブルスタックだったためフロントウイングの調整もできなかった。何より、メカニックがけがをしなかったことに感謝している」

    「僕は信号を見ていた。マシンがジャッキから下ろされたら発進することになっているので、そのタイミングで動き出した。でも右側に彼が見えたので、できるだけ早く止まった」


    ライコネンの事故が頭をよぎった
    接触した瞬間、ハミルトンは2018年のバーレーンGPでキミ・ライコネンがピットストップ時にメカニックの脚を負傷させた事故を思い出したという。

    「その瞬間に頭に浮かんだのは、キミの事故だった。最初は同じことが起きたと思った。でも彼は立ち上がって動いてくれた」

    ラッセルとの接触によるフロア損傷、5秒ペナルティ、そしてピットでの接触事故と、ハミルトンにとってベルギーGPは終始苦しい展開となった。それでも追加処分は科されず、メカニックが無事だったことがフェラーリにとって何よりの救いとなった。

    【関連】
    ・F1ベルギーGP 決勝 結果・タイムシート:アントネッリが優勝

  • ルイス・ハミルトン F1ベルギーGPでメカニックと接触 2件目のペナルティ危機

    ルイス・ハミルトン F1ベルギーGPでメカニックと接触 2件目のペナルティ危機

    フェラーリのルイス・ハミルトンが、2026年F1ベルギーGP決勝のピットストップでメカニックと接触し、アンセーフリリースの疑いでスチュワードの調査対象となった。

    ハミルトンはすでにジョージ・ラッセルとの接触を引き起こしたとして5秒ペナルティを受けており、今回のピットレーンでの一件によって、レース後に2件目のペナルティを科される可能性が浮上している。

    フロントウイングを調整していたメカニックと接触
    問題の場面は、バーチャル・セーフティカー(VSC)導入中にハミルトンがピットインした際に発生した。

    フェラーリはタイヤ交換と同時に、ラッセルとの接触で科された5秒ペナルティを消化。さらにフロントウイングの調整作業を行っていたが、ハミルトンがピットボックスを発進した際、右フロントタイヤが作業中のメカニックに接触した。

    ハミルトンは直後、レースエンジニアのカルロ・サンティに無線で「くそっ、大丈夫か? グリーンになったんだ!」と状況を確認した。

    これに対してチームは「彼は大丈夫だ。全員問題ない」と返答し、接触したメカニックにけががないことを伝えた。

    ハミルトンはピットシグナルの変化を主張
    ハミルトンの無線からは、発進を許可するピットシグナルがグリーンに変わったため、マシンを動かしたとの認識だったことがうかがえる。

    一方で、メカニックが完全に作業位置から離れる前にマシンが発進した場合、競技規則上はチーム側のアンセーフリリースと判断される可能性がある。

    レースコントロールは接触を確認すると、44周の決勝終了後にスチュワードが調査すると発表。ハミルトンは現地時間16時45分に審議へ出席するよう召喚された。

    ラッセルとの接触に続く追加処分の可能性
    ハミルトンは決勝序盤、ジョージ・ラッセルとの接触を引き起こした責任を問われ、すでに5秒のタイムペナルティを受けていた。

    今回の一件がアンセーフリリースと認定された場合、フェラーリに罰金が科されるだけでなく、状況によってはハミルトンに追加のタイムペナルティやグリッド降格などの処分が下される可能性もある。

    メカニックに大きなけががなかったことは幸いだが、発進シグナルと作業完了のタイミングが適切に管理されていたかが審議の焦点となる。ハミルトンとフェラーリにとっては、ラッセルとの接触に続き、レース後までペナルティの行方を待つ厳しいベルギーGPとなった。

  • ルイス・ハミルトン フェラーリF1修復後のマシンに違和感「FP3とは別物だった」

    ルイス・ハミルトン フェラーリF1修復後のマシンに違和感「FP3とは別物だった」

    ルイス・ハミルトンは、F1ベルギーGP予選後、クラッシュから修復されたフェラーリのマシンがフリー走行3回目(FP3)とは異なる状態だったと明かし、「コンマ2秒ほど失っていた」と語った。チームの懸命な作業を称賛しながらも、本来の速さを発揮できなかったことを悔やんでいる。

    FP3終盤にクラッシュを喫したハミルトンだったが、フェラーリは予選開始までの短時間でマシンを修復。6番手を獲得し、ランド・ノリスのグリッド降格により決勝は5番グリッドからスタートする。

    しかし、ハミルトンは修復後のマシンにはFP3とは異なるフィーリングが残っていたと説明した。

    クラッシュ後の修復でマシンの感触が変化
    ハミルトンはFP3終盤、ファーニュ・シケイン出口でコースアウトし、右リヤをバリアに接触させてクラッシュ。フェラーリはサスペンションやリヤウイング、フロアを交換し、さらに予防措置としてギアボックスも交換するなど、大規模な修復作業を行った。

    予選ではチームメイトのシャルル・ルクレールにわずか0.002秒届かなかったが、ハミルトンはFP3の状態であればさらに上位を狙えたと振り返る。

    「そうだった。まずはFP3で壊したマシンを直してくれたチームのみんなが本当に素晴らしい仕事をしてくれた」

    「FP3ではマシンのフィーリングが本当に最高で、自信もすごくあった。ポール争いができたとは思わない。メルセデスはあまりにも速かったからね。でも、あの状態のマシンなら3番手くらいは狙えたと思う」

    「予選ではコンマ2秒くらい足りなかった。予選で乗ったマシンはFP3の状態とまったく同じではなく、与えられた状態でベストを尽くすしかなかった」

    リヤサスペンションの違いがバランスに影響
    ハミルトンは、違和感の原因としてリヤサスペンションに変化があった可能性を指摘した。

    「リヤサスペンションの何かが同じではなかったと思う。結果的にマシンバランスがFP3とは変わってしまっていた」

    それでも、予選までにマシンを走れる状態へ戻したフェラーリの働きには感謝を示した。

    「本当に素晴らしいフィーリングだったマシンだったし、チームは最後の最後まで修復に全力を尽くしてくれた。本当に感謝している。決勝でもマシンが問題なく走ってくれることを願っている」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    決勝は表彰台争いに自信
    ベルギーGPを通じてメルセデス勢が速さを見せる中、ハミルトンは予選では及ばなかったものの、決勝では巻き返しが可能だと考えている。

    「メルセデスとの差がどれくらいなのかは正直分からない。でも最終セクターではかなり差があって、あれは純粋なパワーの違いだと思う。第1セクターでも少し速かった」

    「このサーキットではそうなることは予想していた。彼らは本当に速く、特に予選では誰よりも一歩抜け出していた」

    「それでも決勝では前へ行けると思っている。彼らに追いつけるよう、全力を尽くすつもりだ」

    予選では修復直後のマシンに違和感を抱えながらも6番手(決勝5番手)を確保したハミルトン。フェラーリが抱える課題を認めつつも、決勝ではレースペースを武器にメルセデス勢へ挑み、表彰台争いに食い込めるかが注目される。

  • ルイス・ハミルトン F1終盤の赤旗判断に裁量拡大を提案「ファンのためになる」

    ルイス・ハミルトン F1終盤の赤旗判断に裁量拡大を提案「ファンのためになる」

    ルイス・ハミルトンは、F1ベルギーGPを前に、レース終盤でセーフティカーのまま決着する展開を避けるため、FIAレースディレクターに赤旗を掲示する裁量をより与える案に前向きな考えを示した。

    この発言は、マックス・フェルスタッペンのクラッシュによってセーフティカー決着となった2026年F1イギリスGPを受けたもの。ハミルトンは、ファンにとってより見応えのあるレースを実現するためには、終盤の赤旗運用に柔軟性を持たせることも選択肢のひとつだとの考えを語った。

    ルイス・ハミルトンは、F1ベルギーGPを前に、レース終盤でセーフティカーのまま決着する展開を避けるため、FIAレースディレクターに赤旗を掲示する裁量をより与える案に前向きな考えを示した。

    この発言は、マックス・フェルスタッペンのクラッシュによってセーフティカー決着となった2026年F1イギリスGPを受けたもの。ハミルトンは、ファンにとってより見応えのあるレースを実現するためには、終盤の赤旗運用に柔軟性を持たせることも選択肢のひとつだとの考えを語った。

    「ファンに最高のレースを届けられる」
    レース終盤に赤旗を掲示し、最後をグリーンフラッグ下で争わせるためにレースディレクターへより大きな裁量を与えることについて質問されたハミルトンは、メディアに対して次のように語った。

    「そうだね、間違いなくそう思う」

    「オーストラリアでもそういうことがあったし、あれは本当に最高のレースのひとつだった。もちろん自分がトップを走っている立場なら歓迎できないかもしれないけど、ファンにとっては最高のレース体験になる」

    「これまでも実際にそういう判断は行われてきた。だからセーフティカーのままレースが終わるのは、僕としても残念だ」

    「マシンに乗っているドライバーとしても残念に思うし、アスリートとしてもそう感じる。だからファンがどんな気持ちだったかは想像できるよ」

    議論の発端となったシルバーストンの結末
    この議論のきっかけとなったのは、前戦イギリスGP終盤の出来事だった。

    レース終盤、フェルスタッペンがクラッシュしたことでセーフティカーが導入され、多くの関係者は51周終了時点でセーフティカーが退去し、最後の1周をレーシングスピードで争う展開になると予想していた。

    しかし実際には、競技規則に従ってセーフティカーは52周終了時までコース上に留まり、シャルル・ルクレールは追い抜きのないままトップチェッカーを受けた。

    FIAはその後、51周終了時に表示された「Safety Car in this Lap」のメッセージはソフトウェアエラーによるものだったと説明している。

    ルイス・ハミルトン F1終盤の赤旗判断に裁量拡大を提案「ファンのためになる」

    過去にも赤旗再スタートで劇的な決着
    F1では近年、レース終盤に赤旗が掲示され、再スタートによって劇的な決着が演出されたケースもある。

    2021年アゼルバイジャンGPでは、首位を走行していたフェルスタッペンがタイヤバーストでクラッシュしたことを受けて赤旗が提示され、スタンディングスタートによる2周のスプリント勝負が行われた。この際、ハミルトンは1コーナーでロックアップを喫し、大きく順位を落としたことでも知られている。

    また2023年オーストラリアGPでは、ケビン・マグヌッセンのクラッシュによるデブリ回収のため終盤に赤旗が掲示され、残り2周で再スタートが実施された。しかし1コーナーで多重クラッシュが発生し、再び赤旗中断となった後、最終ラップはセーフティカー先導で終了した。

    今回のハミルトンの発言は、こうした過去の事例を踏まえたうえで、ファンにとってより見応えのあるレースを実現するために、終盤の赤旗運用について議論する余地があるとの考えを示したものだ。

  • セルジオ・ペレス ルイス・ハミルトンのサーフィン動画を「AI100%」といじる

    セルジオ・ペレス ルイス・ハミルトンのサーフィン動画を「AI100%」といじる

    ルイス・ハミルトンがベルギーGP前の休暇中に公開したサーフィン動画に、キャデラックF1のセルジオ・ペレスがユーモアたっぷりのコメントを寄せた。

    見事な360度スピンを披露したハミルトンの映像には、交際中のキム・カーダシアンも歓声を上げており、SNSではその華麗なライディングだけでなく、ペレスとの軽妙なやり取りにも注目が集まっている。

    ペレス「AI100%」とジョーク
    ルイス・ハミルトンは、イギリスGPとベルギーGPの間の短いオフ期間を利用してサーフィンを楽しむ様子をSNSに投稿した。

    動画では波に乗りながら360度スピンを成功させ、そのパフォーマンスに近くのボートから見守っていた仲間たちが大歓声を送った。ボートには恋人のキム・カーダシアンも乗っており、思わず歓声を上げる姿も映っていた。

    この映像に反応したのが、かつてレッドブルでハミルトンと激しく戦ったセルジオ・ペレスだ。

    ペレスはコメント欄で、

    「AI100%」

    と冗談を投稿。あまりに出来過ぎた映像だと茶化した形だ。

    これに対しハミルトンも笑顔で応じ、笑い顔の絵文字を3つ返信。両者の軽妙なやり取りはファンの間でも話題となった。


    キム・カーダシアンとの交際も順調
    今回の休暇では、キム・カーダシアンも自身のSNSでハミルトンとのセルフィーを公開。子どもたちを交えた家族旅行の一コマとして投稿され、2人の関係が順調であることを印象づけた。

    カーダシアンは今季モナコGPで初めてF1パドックを訪れ、大きな注目を集めた。それ以前から交際の噂は続いていたが、モナコでの姿は2人の関係を事実上公のものと受け止められた。

    モナコGP後、ハミルトンも彼女の存在について語っている。

    「彼女が今週末ここに来て応援してくれたのは本当に素晴らしかった。友人たちも来てくれて、本当に多くの人に支えられている」

    「これ以上何と言えばいいのか分からないけど、良い人たちに囲まれ、支えてもらえるのは本当に素晴らしいことだ。彼女は毎日そうしてくれている」

    トト・ヴォルフ「恋人の存在も好調の一因」
    ハミルトンは今季、フェラーリ移籍初勝利をスペインGPで挙げるなど調子を上げている。

    この復調について、メルセデスF1代表だったトト・ヴォルフは、技術面だけでなく私生活の充実も要因の一つだと分析している。

    「努力の成果でもあるし、このマシンはグラウンドエフェクト初期の跳ねや極端な硬さがあった時代のクルマとは違う。より従来型の空力や車両特性に戻ってきている」

    「もちろんエンジンマネジメントは大きく変わったが、彼は力強く走っている」

    「チーム内でもレースエンジニアとの関係は良好に見える。テレビで表彰台に立つ彼の表情を見たが、本当に幸せそうだった」

    そして最後に笑いながらこう付け加えた。

    「恋人の存在も助けになっているのかもしれない。私自身もパートナーができて家庭が安定したことで助けられた。彼らもとても良い関係に見える」

    「感情面、私生活、そして仕事。そのすべてがうまく噛み合えば勝てるようになる」

    現在ハミルトンは2026年F1ドライバーズランキングで3位につけ、首位のアンドレア・キミ・アントネッリとの差は32ポイントとなっている。

    ハミルトンの華麗なサーフィン動画は、ペレスとのユーモラスなやり取りだけでなく、キム・カーダシアンとの充実したプライベートや、今季の好調ぶりを象徴する話題として大きな注目を集めている。

  • ルイス・ハミルトン キム・カーダシアンと密着2ショット 夏のバカンス満喫

    ルイス・ハミルトン キム・カーダシアンと密着2ショット 夏のバカンス満喫

    ルイス・ハミルトンと実業家のキム・カーダシアンが、F1ベルギーGPを前にアメリカで夏のバカンスを過ごす様子が話題となっている。

    キム・カーダシアンがSNSで公開した写真には、2人が寄り添う姿も収められており、交際を公にして以降も控えめな姿勢を貫いてきたカップルの貴重なプライベートショットとして注目を集めている。

    4月に交際を公表した2人は、公の場で関係をアピールすることは少ない。それだけに、今回の投稿で見せた自然なツーショットや「お気に入りの人たち」の一人としてハミルトンを紹介したコメントは、多くのファンの関心を集めている。

    ベルギーGP前のオフを利用してリフレッシュ
    F1は今週末のベルギーGPから戦いを再開するが、その前のオフを利用してハミルトンはキム・カーダシアンとともにリラックスした時間を過ごした。

    キム・カーダシアンは子どもたちとともにアメリカで夏のバカンスを楽しんでおり、湖畔の別荘でハミルトンと合流。家族ぐるみで数日間を過ごした。

    滞在中は湖でのレジャーやトレーニングを楽しんだほか、モトクロスにも挑戦。ハミルトンはキム・カーダシアンの子どもたちや親族を乗せて走行する場面もあり、家族との交流を深める様子が伝えられている。

    SNS投稿で寄り添う2人の姿が話題に
    キム・カーダシアンが公開した写真の中でも特に注目を集めたのが、2枚目に収められたハミルトンとのツーショットだ。

    2人は肩を寄せ合うように並び、自然な笑顔を見せており、投稿にはハミルトンを「お気に入りの人たち」の一人として紹介するコメントも添えられていた。

    交際を公表して以降も、2人はプライベートをあまり公にしない姿勢を続けているため、この投稿はファンにとって貴重な一幕となった。

    交際公表後も変わらぬ慎重なスタンス
    ハミルトンとキム・カーダシアンは2026年4月に交際を公表したが、それ以降はメディアへの露出を控え、関係について積極的に語ることもほとんどない。

    それでも6月のF1モナコGPではキム・カーダシアンが現地でハミルトンを応援する姿が確認され、レース後にはハミルトンが表彰台を獲得したことを祝うSNS投稿にも登場していた。

    今回公開された仲睦まじい写真は、ベルギーGPを前にした束の間のオフを2人で満喫していることをうかがわせる内容となり、ハミルトンがシーズン後半戦へ向けて英気を養う様子としても注目を集めている。

  • ルイス・ハミルトン 新F1開催地マドリンクに注文「コンプレッションが強すぎる」

    ルイス・ハミルトン 新F1開催地マドリンクに注文「コンプレッションが強すぎる」

    フェラーリが実施したマドリード市街地サーキット「マドリンク」でのフィルミングデーを受け、ルイス・ハミルトンが新コースについて気になる点を指摘した。一方で、バルセロナ市のスポーツ担当者は「ドライバーも好んでいない」とまで発言しており、2026年スペインGPの新開催地を巡る議論はさらに熱を帯びている。

    フェラーリはルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールを起用し、9月にF1スペインGP初開催を迎えるマドリンクでフィルミングデーを実施した。

    他チームに先駆けて新コースを走行したことには公平性を疑問視する声も上がったが、FIAによる制限はなくテストは予定通り行われた。

    ハミルトンが指摘したのは「コンプレッション」
    テスト後、マドリンクのゼネラルマネージャーを務めるルイス・ガルシア・アバド氏は、スペイン紙『Diario AS』に対し、両ドライバーから受けた感想を明かした。

    ルクレールは新コースを高く評価し、「予選は素晴らしいものになる」と語ったという。

    一方のハミルトンはコースレイアウトの一部について懸念を示した。

    「ドライバーたちは気に入っていた。彼らは路面温度73度を超えるコンディションで走行した。シャルル・ルクレールは『予選は素晴らしいものになる』と言っていたが、ルイス・ハミルトンはコンプレッションについて不満を口にしていた」

    ここでいう「コンプレッション」はマシンやタイヤではなく、コース形状によって生じる上下方向の強いGのことを指す。

    特に高速バンクコーナー「ラ・モニュメンタル」では、時速250kmで約4Gの圧縮荷重が約2秒間続くとされている。F1では4~6Gのコンプレッションは非常に大きな負荷とされており、ハミルトンが違和感を覚えた理由とみられる。

    バルセロナ市幹部「マドリンクは誰も好まない」
    こうしたハミルトンのコメントを受ける形で、バルセロナ市議会のスポーツ担当議員ダビド・エスクデ氏も、新サーキットに厳しい見方を示した。

    バルセロナは2026年からスペインGPの開催権をマドリードへ譲り、「バルセロナ・カタルーニャGP」として隔年開催へ移行する予定となっている。

    しかしエスクデ氏は、将来的にはスペインGPが再びカタルーニャへ戻ると考えているという。

    「時間が経てば、私たちが正しかったことが証明されると思う。これは国や州政府が主導しているプロジェクトであり、私たちも当然協力しているが、最終的には時間がすべてを正しい位置へ戻してくれるだろう」

    さらに、新コースについて次のように踏み込んだ。

    「マドリードのサーキットは誰も好んでいない。ドライバーたちもそうだ。それは事実だ。ドライバーの意見は非常に大きな影響力を持っている。フェルナンド・アロンソがバルセロナ・サーキットについて語っていた言葉も覚えている。経験を積めば、最終的には物事は元に戻ると信じている」

    「私たちには世界でも最高レベルのサーキットがある。もちろん近代化のための投資は必要だが、素晴らしいレースを開催できているし、最終的にはあるべき姿に落ち着くと信じている」

    マドリンク

    開幕前から続くマドリンクへの逆風
    マドリンクを巡っては、建設工事の進捗が遅れているとの報道や、開幕までに完成が間に合うのかという懸念が相次いできた。

    さらにフェラーリによるフィルミングデーについても、他チームより先にコースデータを得られるとして議論を呼んだが、最終的に実施は認められた。

    ルクレールはコースに好印象を抱いた一方、ハミルトンは強いコンプレッションを指摘。そこへバルセロナ市側から「誰も好まないサーキット」との厳しい発言も飛び出し、9月のF1スペインGP初開催を前にマドリンクを巡る論争は一段と加熱している。

    9月の初開催でドライバーやファンから高い評価を得られるかどうかは、マドリンクの将来だけでなく、スペインGP開催地を巡る議論にも大きな影響を与えそうだ。

  • ルイス・ハミルトン F1新PU規則の複雑さを指摘「ファンも僕たちも理解が難しい」

    ルイス・ハミルトン F1新PU規則の複雑さを指摘「ファンも僕たちも理解が難しい」

    2026年から導入されたF1の新パワーユニット(PU)規則について、ルイス・ハミルトンは「ファンにとって理解しづらいだけでなく、ドライバー自身にとっても難しい」と語り、現在のエネルギーマネジメントがレースやドライビングに大きな影響を及ぼしていると説明した。

    2026年のレギュレーションではMGU-Hが廃止され、電力回生はブレーキングやアクセルオフ時にほぼ依存する形へ変更された。

    その結果、ドライバーは1周を通してバッテリー残量を常に管理する必要があり、従来とは異なる走り方が求められている。

    MGU-H廃止で一変したエネルギーマネジメント
    2026年のF1では、排気ガスからエネルギーを回収していたMGU-Hが廃止された。一方でMGU-Kの出力は350kWまで大幅に引き上げられ、パワーユニットは内燃機関と電力をほぼ50対50で使用する設計となっている。

    そのため、エネルギー回収はブレーキングやアクセルオフ時、さらに新たな「スーパークリッピング」モードによって行われるようになり、ドライバーは1周を通じてバッテリー残量を細かく管理しなければならない。

    予選でもブレーキングポイントのかなり手前からアクセルを戻して回生を行い、次のストレートで十分な電力を使える状態を作る必要がある。

    ハミルトン「限界まで攻めるほど不利になる」
    マイアミGP期間中に収録され、後日公開された『StarTalk』の動画でハミルトンは、新規則の難しさについて次のように語った。

    「ファンが完全に理解するのは本当に難しいし、僕たち自身にとっても理解が難しいんだ。F1カーを運転するときの究極の目標は、常に限界まで攻めることだからね」

    「本来ならコーナーを速く走れば、その分だけライバルよりタイムを稼げるはずなんだ」

    「でも今は使えるバッテリー量に限りがあるから、アクセルを戻している間は常に充電し、アクセルを踏んでいる間はその電力を使っている」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    「リスクを取るほど後でペナルティになる」
    ハミルトンは、MGU-H廃止によって生まれた新たなジレンマにも言及した。

    「今年はMGU-Hがなくなったことで充電量が少なくなっている。それが少し分かりにくいところなんだ」

    そして、高速コーナーで全開走行した場合の影響について、次のように説明した。

    「高速セクションを全開で走り抜けて、より思い切ってリスクを取ってコーナーを速く通過すると、その後で十分に充電できなくなってしまう」

    「つまり、速く走ろうとすればするほど、その後にペナルティを受けるような状態になっているんだ」

    従来はMGU-Hがターボから継続的にエネルギーを回収していたため、ドライバーは限界まで攻めながらも比較的安定して電力を確保できた。しかし2026年型パワーユニットではその仕組みがなくなり、「攻めること」と「エネルギーを蓄えること」のバランスがこれまで以上に重要になっている。

    こうした特徴についてハミルトンは、ファンだけでなくドライバー自身も完全には把握し切れていない複雑なシステムだと率直な思いを明かした。