カテゴリー: ルイス・ハミルトン

  • ハミルトン、フェルスタッペンとの“難しい”タイトル争い最終局面を予想

    ハミルトン、フェルスタッペンとの“難しい”タイトル争い最終局面を予想

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とのタイトル争いが最終局面に突入すると“信じられないほど難しい”ものになると予想しているが、「一度に1レースずつ」物事を進めていくつもりだと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、今週末のF1アメリカGPを含めた残り6レースで、ドライバーズランキングでルイス・ハミルトンをわずか6ポイントリードしている。

    だが、最近のレースでは、メルセデス W12がレッドブル・ホンダ RB16Bのパフォーマンスを上回っており、ロシアとトルコでは圧倒的に優位に週末を進めた。

    今週末のサーキット・オブ・ジ・アメリカズでも、メルセデスの優勢は揺るがないと考えられている。

    「すべてのレースに勝つことが重要であり、どうにかしてポイントを最大化することが重要だ。それが次の6レースでの僕たちの目標だ」とルイス・ハミルトンは語った。

    「それは信じられないほど難しいものになるだろう」

    「おそらく僕たちが彼らを倒せる瞬間があり、場所があるかもしれない・・・でも、メキシコで強いとは思わないし、彼らは通常メキシコで非常に強い」

    「でも、これらの6レースでは多くのことが起こる可能性があるし、一度に1レースずつ進めて、僕たちが持っているすべてのものをそれにぶつけていくだけだと思う」

    マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンは、今シーズン何度か接触事故を起こし、、その余波でいくつかの強い言葉が交換されたが、ハミルトンはフェルスタッペンと通常の関係を維持していると主張うる。

    「たぶん、ドライバーの中には他のドライバーよりも親しい人もいるだろう」とルイス・ハミルトンは語る。

    「僕はここで誰かと特に親しくしているとは言わない。去年と同じように、トラックでお互いに会い、『ハイ』と言うだろう。今年も同じことをしている。個人的には違いはない」

  • 「才能だけで比較すればハミルトンの方がシューマッハより上」と元F1王者

    「才能だけで比較すればハミルトンの方がシューマッハより上」と元F1王者

    元F1ワールドチャンピオンであるニコ・ロズベルグは、メルセデス時代の二人のチームメイトを比較。純粋な才能で評価すれば、ルイス・ハミルトンの方がミハエル・シューマッハより上だと語る。

    統計的にルイス・ハミルトンとミハエル・シューマッハは、F1史上最も成功したドライバーとしてその頂点に立っており、二人とも7回のF1ワールドチャンピオンを手にしている。

    一方、ルイス・ハミルトンは、レース勝利、ポールポジション、表彰台のフィニッシュなど、それ以外にもいくつかの主要な記録を保持している。

    ニコ・ロズベルグは、2010年から2012年まで晩年のミハエル・シューマッハ、そして、2013年からルイス・ハミルトンと、メルセデスF1時代に両方のドライバーをチームメイトに迎えてレースをしている。

    ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンは、近年のF1で最も激しいライバル関係のひとつに数えられ、2016年にロズベルグがハミルトンを倒して悲願のF1タイトルを獲得した直後に引退したことでその戦いは終了した。

    当然のことながら、ルイス・ハミルトンとミハエル・シューマッハは定期的に比較されるが、ニコ・ロズベルグは、ハミルトンが最も才能のあるF1ドライバーだと考えている。

    「才能面でおえば、ルイスはとにかく天性の才能の塊だ。おそらく彼は史上最高の才能であるに違いない」とニコ・ロズベルグは Motorsport-Total.com に語った。

    「そして、彼は本当にそれに基づいている。その本能は彼にとって驚異的だ」

    しかし、ニコ・ロズベルグは「勤勉」と「情熱」についてはミハエル・シューマッハに軍配を上げる。ルイス・ハミルトンがテストを嫌ったのに対し、シューマッハはマシンに乗って学ぶあらゆる機会に飛びついたと説明する。

    「大きな違いは勤勉さだ。ルイスはテストが嫌いだ。毎日テストを行うミハエルは、7回の世界チャンピオンであるにもかかわらず、まだもう少し学ぶことができることも知っている」とニコ・ロズベルグは説明する。

    「それはとにかく勤勉さ、情熱だ」

    ニコ・ロズベルグは、F1モナコGPでミハエル・シューマッハの予選10分前までトイレに閉じこもって、準備を混乱させられ、心理的にF1で最も激しい競争相手の1人として知らしめられた過去の経験を振り返った。

    「モナコでは、ガレージにトイレは1つしかなかった。そして、ミハエルは10分前に行き、自分自身を閉じ込めた。彼は僕たちがマシンに乗る前に、予選の前に再びトイレに行かなければならないことを知っている」とニコ・ロズベルグは語った。

    「彼はドアを閉めた。僕はノックをして外にいるけど、誰も返事をしない、パニックに満ちていたね。それで、僕はいよいよ隅のどこかでそれをしなければならなかった。申し訳ないけど詳細は語らないよ。ルイスもそれを行うことができるけど、彼は一日中そういったことに集中するのが好きではない」

    ニコ・ロズベルグによれば、ハミルトンが得意とするのは、メディアを賢く使って自分自身のためにアドバンテージを生み出すことだ。

    「彼が非常にうまくやっているのは、メディアを含む政治全体だ。彼は非常に巧妙に行動する」とニコ・ロズベルグは語った。

    「それに、コース上でさえ、グレーゾーンのときは、どういうわけか彼のせいにはならない。いつも相手のせいになる」

  • 「ポイント順位はルイス・ハミルトンのミスが反映されたものではない」

    「ポイント順位はルイス・ハミルトンのミスが反映されたものではない」

    1997年のF1ワールドチャンピオンであるジャン・ヴィルヌーブは、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンの現在のポイント差には、ハミルトンのミスが反映されたものではないと語る。

    2021年も残り6ラウンドとなり、前戦F1トルコGPでランキング首位に返り咲いたマックス・フェルスタッペンが、ルイス・ハミルトンに6ポイントのリードを築いている。

    しかし、マックス・フェルスタッペンは今年、F1アゼルバイジャンGPではタイヤ故障、F1ハンガリーGPでは多重クラッシュに巻き込まれるなど、、貴重なポイントを失っており、F1イギリスGPとF1イタリアGPではルイス・ハミルトンとのクラッシュによって2度のリタイアを喫している。

    ジャック・ヴィルヌーヴは、コースオフしたにも関わらず、赤旗におかげでレースで回復できたイモラでなど、ルイス・ハミルトンのミスを指摘し、ポイントの順位はチャンピオンシップの完全なストーリーを語っていないと述べた。

    「ポイントは実際の順位を反映していない」とジャン・ヴィルヌーヴは La Gazzetta dello Sport に語った 。

    「ハミルトンは多くのミスを犯したが、フェルスタッペンと比べて代償はロープライスだった」

    「ハンガリー、そして、イギリスでのフェルスタッペンのリタイアについて考えてみてほしい。それらはルイスが少し遅れていたメルセデスにとっては楽なレースだった」

    「他のサーキットでは、ペースが遅いか、トルコのようにミスを犯している。それでも彼らはまだ順位表で拮抗している。したがって、誰がこのチャンピオンシップに勝つかを言うのは非常に難しい」

    「これまでのところ、レッドブルとマックスフェルスタッペンは完璧だったが、メルセデスとハミルトンには多少の疲労感が見られた」

    ジャック・ヴィルヌーブは、メルセデスは前の年ほど団結していないと考えているが、それでもチャンピオンシップ争いから外すことはできないと語る。

    「過去には、メルセデスは本気でプッシュする必要はなかった。どんな方法でも彼らは勝っていた」とジャック・ヴィルヌーヴは語る。

    「(ミハエル)シューマッハとフェラーリと同じようにね。誰もが彼らは天才だと言っていたが、戦術的なミスをしたとしても勝てるほどの強さがあった」

    「メルセデスの発言を見ると、チームとドライバーは以前ほど団結していないように見える」

    「しかし、メルセデスを死んだと断言することは絶対にできない。トルコでは、彼らは最大のウイングで走っていたが、それでも誰もストレートで彼らに追いつくことができなかった」

    「残りのレースはわずかしかないので、おそらく彼らはエンジンのポテンシャルをプッシュしたのかもしれない。彼らがそれを続けることができれば、ハミルトンはオースティンとブラジルでうまくいくだろう。それは大きな助けになるだろう」

  • ルイス・ハミルトン 「タイトル争いのプレッシャーは感じていない」

    ルイス・ハミルトン 「タイトル争いのプレッシャーは感じていない」

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、F1トルコGPでマックス・フェルスタッペンにドライバーズ選手権の首位の座を奪われたが、プレッシャーは感じていないと語る。

    F1トルコGPでは、マックス・フェルスタッペンが2位表彰台を獲得。PU交換による10グリッド降格ペナルティが適用されて11番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは5位までしか挽回できず、フェルスタッペンが6ポイント差をつけてランキングトップに返り咲いた。

    ルイス・ハミルトンは、タイトル争いの重要なポイントを逃したことに失望していはいるが、マックス・フェルスタッペンの14秒差でフィニッシュしたバルテリ・ボッタスのパフォーマンスに勇気づけられていると語る。

    「プレッシャーは感じていない。とてもリラックスしている」とルイス・ハミルトンは語った。

    「ポイントを失うのは好ましいことではないけど、仕方ないことだ。今週末、僕はできる限りのことをした」

    「僕たちはマシンに何もしていない。だから・・・なぜそうなのかはよく分からない。2つのトラックは僕たちに少し適していたとと思うけど、クルマのフィーリングは良かったし、今週末はとても感触が良かった」

    「前進できることを願っているし、バルテリは今日素晴らしい仕事をした。次のレースでそのようなパフォーマンスを続けることができれば、チームにとっては良いことだ。そして、今週末のようにクルマがパフォーマンスを続ければ、それは僕たちにとって良いことだ」

    メルセデスのF1エンジンには信頼性問題が潜んでいるとの噂があるが、ルイス・ハミルトンはシーズン後半にまた新たなグリッドペナルティを受ける必要はないと考えている。

    「僕はそれにエネルギーを費やしてはいない。そのことを心配するのは僕の仕事ではない」とルイス・ハミルトンは付け加えました。

    「それについてはスタッフに集中していもらっている。僕のエンジンは良い状態だ、最初のエンジンは6レースを走ったと思う、僕たちにはまだ2基目があるし、3基目もまだそこにあると思う」

    「僕が知っている限り、そうする必要はないことを願っているけど、何が先にあるのかを予測することはできない」

  • ルイス・ハミルトン 「角田裕毅とのバトルはトラブルを避ける必要があった」

    ルイス・ハミルトン 「角田裕毅とのバトルはトラブルを避ける必要があった」

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)とのバトルでトラブルを避けるために多くのスペースを与える必要があったと振り返る。

    PU交換ペナルティで11番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、1周目でセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)を抜いて、角田裕毅の後ろとなった。だが、攻略に時間を要し、8周目に角田裕毅がターン1でミスをし、ようやくターン3のアウトサイドから追い抜いた。

    ルイス・ハミルトンは、フィールドを抜けていく際に慎重であったことを認めたが、マックス・フェルスタッペンの事実上のチームメイトとして、角田裕毅はハミルトンを抑えるモチベーションを持っていたことを十分に把握していた

    角田裕毅とバトルについてルイス・ハミルトンは、「出会ったすべての人とバランスをとろうとしている」と語った。

    「ある段階で彼と十分に近づくことができなかったポイントがあった。それから、僕は近づいた、しかし、彼らが僕が戦ってものと同じことのために戦っていないという理由で、たくさんのスペース、たくさんのルームを与えなければならなかった」

    「敬意を払い、多くのスペースを与え、トラブルに巻き込まれないようにしなければならない」

    セバスチャン・ベッテル、ランス・ストロール、ランド・ノリス、さらにはピエール・ガスリーでさえ比較的簡単にルイス・ハミルトンに抜かれたが、角田裕毅の抵抗ははるかに長く続いた。

    ランス・ストロールが指摘するように、それは角田裕毅のモチベーションがレッドブルを支援することだったためであり、それはピエール・ガスリーを含めて上記のドライバーには当てはまらなかった。

    「彼(ハミルトン)ははるかに速かったので、防御に時間を無駄にしたくなかった」とランス・ストロールは語った。

    「いずれにしろ、彼はレースの終わりに僕の前でフィニッシュするだろうからね」

    角田裕毅は、ルイス・ハミルトンをできるだけ長く抑えてマックス・フェルスタッペンを支援するという彼の決意を喜んで確認した。そして、ターン1での小さなエラーがなければ、もっと長くそうすることができた可能性があたと語る。

    「マックスに勝てほしかった。レッドブルとホンダのラストイヤーの年でもありますしね」

    「ルイスをできるだけ抑えようとしました。何周というのはないですけど。もっと抑えたかったですが、できませんでした」

    「ハミルトンとの戦いの早い段階でタイヤを使いすぎてしまいました。ペースを維持するのは本当に大変でした」

    「ミラーが汚れていて、何も見えませんでした。後ろにマシンがいると思っていたので、プッシュし続けてスピンし、レースを台無しにしてしまいました。そこは残念です。ポイントを獲得することは可能でした。」

  • ミカ・ハッキネン 「ハミルトンがステイアウトを選んだ理由は理解できる」

    ミカ・ハッキネン 「ハミルトンがステイアウトを選んだ理由は理解できる」

    元F1ワールドチャンピオンであるミカ・ハッキネンは、2021年のF1トルコGPのレース終盤にルイス・ハミルトンがステイアウトしたことに理解を示している。

    PU交換ペナルティによって11番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、おそらく最速のマシンで3番手まで順位を上げていた。だが、ステイアウトを望むハミルトンと新品のインターミディエイトを履いた方がいいと考えるピットウオールとの間で戦略が分かれた。

    最終的にルイス・ハミルトンは残り8周でピットに入ることを受け入れたが、それによって表彰台のチャンスは台無しになった。

    一方、レースはチームメイトのバルテリ・ボッタスが、ポールポジションからレースを支配し、ファステストラップも記録する完璧なレース運びで今季初勝利を挙げた。

    ミカ・ハッキネンは、バルテリ・ボッタスのF1での最高の勝利だったと語る。

    「トルコでの日曜日のバルテリ・ボッタスのパフォーマンスは素晴らしかった。非常に強力な勝利、F1での10回目であり、彼はメルセデスのために可能な最大のポイントを獲得し、マックス・フェルスタッペンのレッドブルを抑えた重要な結果だった」とミカ・ハッキネンはUnibetのコラムに寄稿した。

    「チームメイトのルイス・ハミルトンが5位でフィニッシュしたため、バルテリがマックスの勝利を阻止することが重要だった。彼のレースでの優位性は素晴らしいものだった」

    「バルテリは、ダンプコンディションのためにレース中に使用されたインターミディエイトタイヤを管理する優れたスキルを示した。特にレース開始時、そして、ピットストップ後もそだった」

    「ピットを出てすぐに強くプッシュすぎると、インターミディエイトのグリップレベルは簡単に破壊されてしまう。これは、レースの後半にルイス
    ハミルトンとシャルル・ルクレールの両方に起こったことだ。バルテリはスタートラインからマックスを打ち負かすことに集中し、タイヤをプッシュする準備ができるまでタイヤを保護し、完璧なレースをドライブしました」

    「これがF1での彼の最高の勝利の1つであったことは間違いないし、彼とメルセデスがレース後にどれほど幸せだったかには驚かない。エンジン交換の結果、ルイス・ハミルトンが10グリッドペナルティを受けなければならなかった日に、バルテリは彼のチームが望むことができるすべてのことをした」

    また、ミカ・ハッキネンは、ルイス・ハミルトンがインターミディエイトタイヤでステイアウトしようとした理由は理解できると語る。

    「ピットストップのタイミングが重要だったため、ルイスによってはるかに難しいレースとなった。ピットストップのベストな瞬間は、マックスがピットインした頃だった。それはまさにバルテリが新しいインターミディエイトのためにピットインしたときでもある。その瞬間にマシンが大丈夫だと感じたとしても、他の戦略はリスクのように感じた」とミカ・ハッキネンはコメント。

    「ルイスがレースを終えるまでステイアウトして走り続けることにした理由は理解できる。だが、タイヤのパフォーマンスが落ちていたのは確かだろう。ピットストップをしなかったエステバン・オコンのアルピーヌと、9周にわたってレースをリードしたシャルル・ルクレールのフェラーリでそれを見た。結局、シャルルのタイヤはグリップを提供していなかった。そして、それはルイスに起こったであろうことだ」

    「彼はタイヤの故障に苦しんだ可能性もある。ワールドチャンピオンをかけたマックスとの戦いにおいて、フィニッシュできないというリスクは冒せない。私の意見では、バルテリが勝ち、マックスが2位に落ち着かなければならなかった日に、5位でフィニッシュしたことは、ルイスにとって良い結果だった」

  • レッドブルF1首脳 「ハミルトンはペレスをピットレーンに押し込もうとした」

    レッドブルF1首脳 「ハミルトンはペレスをピットレーンに押し込もうとした」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1トルコGPで、ルイス・ハミルトンがセルジオ・ペレスをピットレーンに押し込もうとしていたと語る。

    PU交換ペナルティで11番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、ウエットのイスタンブール・パークでおそらく最速のマシンであり、レース序盤に着実に順位を上げていき、34周目には4番手を走行するセルジオ・ペレスに接近した。

    ターン12のブレーキングでセルジオ・ペレスと並びかけたルイス・ハミルトンは、セルジオ・ペレスをピットレーンの方へ押し出したが、ペレスはボラードの外側からコースに戻ってバトルを続行。一度は前に出られながらも、ターン1で勝利し、そこからハミルトンはペレスを攻略できなかった。

    ヘルムート・マルコは、ルイス・ハミルトンの計画はセルジオ・ペレスをピットレーンに押し込むことだったとし、ペレスのディフェンスを称賛した。

    「彼(ハミルトン)は、そこでペレスを押し出した。ピットレーンに彼を押し込みたかったようだね」とヘルムート・マルコは Sky Sport F1 に語った。

    「セルジオは完全に対抗し、しっかりと防御した。それが彼にとって最終的には3位でフィニッシュするために決定的だったと思う」

    セルジオ・ペレスは、6月以来となる表彰台に戻った。その成果はコンストラクターズ選手権で重要であるだけでなく、ペレスのディフェンスはチームメイトのマックス・フェルスタッペンにも大きな恩恵をもたらした。

    ルイス・ハミルトンがセルジオ・ペレスを抜くことができなかったことで、マックス・フェルスタッペンは手の届かない位置にとどまることができた。そして、ハミルトンが5位でフィニッシュしたレースで、フェルスタッペンは2位表彰台を獲得した。

    その結果、マックス・フェルスタッペンはドライバーズ選手権のトップに返り咲き、ルイス・ハミルトンは6ポイント差をつけた。

    「我々は満足している」とイスタン・ブールパークでのレッドブル・ホンダF1のパフォーマンスについてヘルムート・マルコは語った。

    「我々がここで得ることができた最高の結果だ。それにハミルトンは5位だった」

    「エンジニアも素晴らしい仕事をした。ラップごとにドライバーにタイヤの状態が通知され、ラップタイムを失うことなくそれに応じてドライビングが調整されていた」

  • ルイス・ハミルトン 「ピットストップの件をメディアは大袈裟に書きすぎ」

    ルイス・ハミルトン 「ピットストップの件をメディアは大袈裟に書きすぎ」

    ルイス・ハミルトンは、F1トルコGPでのタイヤ戦略を巡る無線が必要以上に報じられていることについてソーシャルメディアにメッセージを投稿。メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフも「無線での厳しい会話は問題ない」と擁護した。

    F1トルコGPではステイアウトを望むルイス・ハミルトンと新品のインターミディエイトを履いた方がいいと考えるピットウオールとの間で戦略が分かれ、最終的にハミルトンは残り8周でピットに入ることを受け入れたが、表彰台のチャンスは台無しになった。

    『どうして、あのスペースをあきらめたんだ?』とルイス・ハミルトンは無線でレースエンジニアのピーター・ボニントンに尋ねた。

    『入るべきではなかった。グレイニングが酷い』

    当然ながら、メディアは「苛立ち」「怒り」という見出しでこの件を伝えた。

    しかし、ルイス・ハミルトンは、メディアは必要以上に騒ぎ立てているとし、チームへの怒りなどないとSNSで改めて語った。

    「今朝、昨日のレースのピットストップの件についてメディアがあまりに大袈裟に書いているのを見た。僕がチームに激怒しているというのは事実ではない」とルイス・ハミルトンは書いた。

    「僕たちはチームとして、可能な限りベストな戦略を構築するために一生懸命努力している。でも、レースが進むなかで、スプリット・デシジョンをしなければならないこともある。絶えず変化するファクターがかなりたくさんある」

    「昨日、僕たちは路面が乾くことを期待してステイアウトするというリスクを冒した、でも、そうはならなかった。僕はリスクを冒して最後まで走り切りたかった。ステイアウトするというのは僕の呼びかけだったし、それがうまくいかなかった。最終的に僕たちはピットに入ったし、そそうするのが最も安全だった」

    「人生はいつも勉強だ。僕たちはチームとして勝ち、チームとして負ける。僕がレースをしているとき、無線でずっと礼儀正しく落ち着いていることは期待しないでほしい。僕たちは皆、非常に情熱的で、その情熱が湧き出ている熱さのなかにいる。すべてのドライバーと同じようにね」

    「僕のハートとスピリットはコースに出ている。僕をここまで追い込んできたのはその炎だ。でも、どんな懸念もすぐに忘れられるものだし、僕たちはそれについて話し合った。すでに次のレースを楽しみにしている。今日はチームとしてまた上昇するための日だ。僕たちはまだ上昇している」

    メルセデスF1のトト・ヴォルフは「無線での厳しい会話にはまったく問題はない」とレース後に語った。

    「ルイスは時速320kmでクルマを運転しているので、当然ながら、彼とこのような話し方にはならない」

    「だが、すべて問題ない。我々は8年間一緒にこれをやっているし、ドライバーがクルマのなかで状況にフラストレーションをかかることを知るのに十分なほど皮が厚い」

  • メルセデスF1 「0ストップではハミルトンは5位以上は無理だった」

    メルセデスF1 「0ストップではハミルトンは5位以上は無理だった」

    メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリング責任者を務めるアンドリュー・ショブリンは、F1トルコGPでルイス・ハミルトンが0ストップ戦略でレースを完走しようとした場合、5位以上でフィニッシュできなかったと“かなり確信している”と語る。

    PU交換ペナルティによって11番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、かなり素早く5番手まで順位を上げた。

    セルジオ・ペレスとシャルル・ルクレールがピットインして3番手に浮上したルイス・ハミルトンは、表彰台を獲得するためにスタートしたインタミディエイトタイヤでレースを終えたいと考えた。

    だが、安全性の懸念とタイヤ交換した後続のマシンが差を縮めてきたことで、メルセデスは残り8周でルイス・ハミルトンをピットに入れ、5番手に順位を落とした。

    そして、最初はドライへと変化していた路面ではインターミディエイトタイヤを機能させることができず、ピエール・ガスリーにポジションを奪われそうになったが、スクラブを終えたタイヤはパフォーマンスを取り戻し、最終的に5位ノポジションを守った。

    メルセデスが最終的にルイス・ハミルトンをピットに入れた理由について、アンドリュー・ショブリンは、タイヤ無交換で完走した唯一のドライバーであるエステバン・オコンが終了間際にかなりのタイムを失っていたことを例に挙げて説明した。

    「エステバン(オコン)を見れば、彼は最後から5~6周でランス(ストロール)に追い抜かれ、17秒遅れてフィニッシュしている。それくらい早く落ちていってしまう」とアンドリュー・ショブリンは語った。

    「それが我々の頭の中にあったことだ。『このペースで続けられるか』だけではなかった。エステバンはその短い走行でフィニッシュまでさらに2秒を失った。そこが、うまくいかないと考えた部分だ」

    「我々はそれを調査し、ダブルチェックしていくが、それ以上のリスクがなくても、彼はその2つのポジションを失ったであろうとかなり確信している」

    ルイス・ハミルトンは、レースエンジニアのピーター・ボニントンと何度かやり取りをし、無線でフラストレーションを表明していた。

    アンドリュー・ショブリンは、ルイス・ハミルトンは、メルセデスが新しいインタミディエイトに交換させるためにピットインに入れた理由を理解しているし、欲求不満は単にマックス・フェルスタッペンとの激しい戦いの結果だったと語った。

    「ルイスは常に彼の前にあるもの、彼が得ることができる最も多くのものを見ている」とアンドリュー・ショブリンは付け加えた。

    「彼はこのチャンピオンシップに深く努力をつぎ込んでおり、ある時点で、我々が確保できるかもしれないと思った5位では、フラストレーション以外に何も期待していなかった。しかし、それについては説明していく」

    「我々は彼とデブリーフを行ったが、今では彼はその理由を理解している。ある意味、彼のフラストレーションは、あのレースで彼が表彰台に上がれると思っていたのに、それが実現しなかったことによるものだ」

    「それには少しがっかりしていると思うが、我々の運営方法を見れば、それは賢明であり、チャンピオンシップの戦いでは、リスクを冒さず、ロスを減らす必要があるポイントがある。このような決定を行うのは難しいが、強くなければならず、それらを受け入れなければならない」

  • 【動画】 必見! セルジオ・ペレス vs ルイス・ハミルトン 白熱の攻防

    【動画】 必見! セルジオ・ペレス vs ルイス・ハミルトン 白熱の攻防

    F1トルコGPの決勝では、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)が今シーズのベストバウトのひとつと言える白熱の攻防をみせた。

    予選でトップタイムを記録しながらも、エンジン交換によって10グリッド降格ペナルティが適用されて11番グリッドスタートとなったルイス・ハミルトンにとっては、できるだけ早く順位を上げてライバルであるマックス・フェルスタッペンとの差を縮めることが重要だった。

    14周目に5番手まで順位を上げたルイス・ハミルトンは、20秒前のセルジオ・ペレスを追った。そして、34周目のターン12のブレーキングでセルジオ・ペレスと並びかける。

    だが、次の3つのコーナーでのサイド・バイ・サイドのバトルでセルジオ・ペレスは一歩も退かず、ピットエントリーのボラードの外まで押し出されるも、バトルを継続。前を行かれても抜き返す力強い走りで順位を守った。