カテゴリー: フォーミュラE

  • マクラーレン、メルセデスのフォーミュラEチームを引き継ぐ可能性

    マクラーレン、メルセデスのフォーミュラEチームを引き継ぐ可能性

    マクラーレンは、今シーズン末でメルセデスのファクトリー支援を失うチームを引き継いで、フォーミュラEに参入する可能性があると報じられている。

    メルセデスは、前年度のフォーミュラEで、ニック・デ・フリースのドライバーズタイトルとチームタイトルという両方の初タイトルを獲得。しかし、メルセデスは今シーズン限りでフォーミュラEから撤退することを決定している。

    一方、マクラーレンは、F1とインディカーでの既存のコミットメントに加えて、潜在的なFIA世界耐久選手権(WEC)へのエントリーと同様に、しばらくの間、フォーミュラEへの参戦を検討してきた。

    昨年末、マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、2022年の第1四半期に決定が発表される可能性が高いと述べている。

    The Raceの報道によると、フォーミュラEに関しては、現在の外観とは異なるキャパシティではあるものの、メルセデスの名前をグリッドに残すことを可能にする潜在的な独立した『スーパーチーム』が結成される可能性があると報じた。

    交渉は進行中だと言われており、1年前にサウジアラビアで開催されたフォーミュラEイベントでメルセデスEQチームのプリンシパルであるイアン・ジェームスとマクラーレンのボスであるザク・ブラウンの間で最初の話し合いが行われたと報告されている。

    The Raceは「ジェームズと他のメルセデスEQエグゼクティブは、コラボレーションの可能性について話し合うためにブラウンと再び会った。そして、数人のパドックインサイダーは、先週末のリヤドでレースでそれらの話し合いが強化したと語っている」と伝えた。

    現在、メルセデスとマクラーレンのコラボレーションがどのように形作られるのか、またはどのようにタイトルが付けられるかについては明確ではないが、マシンがおそらくGen3時代の日産のカスタマーパワートレインを搭載歳する可能性があるという。

    だが、The Raceによれば、マクラーレンには、メルセデスの関与がなくても、彼ら自身のフォーミュラEチームで参戦する可能性もまだ残っていると付け加えた。

    メルセデスEQチームのプリンシパルであるイアン・ジェームスは、ワークスチームが存続することはないが、メルセデスとしてフォーミュラEは終わっておらず、何らかの方法で関心を維持できると信じている。

    「内部的には、将来がどのようになるかは明確であり、Gen3以降でも自分たちの役割を果たすことは非常にポジティブだ」とイアン・ジェームスは語った。

    「将来どのような形をとるにしても、確実にパフォーマンスを発揮する必要がある」

    「そのため、我々がパートナーを組む人は誰でも、それが商業側、スポーツ側、または供給側のいずれであっても、それが適切なパッケージであり、我々が継続していることを確認するための適切なセットアップであることが重要だ」

  • レッドブルF1首脳 「フォーミュラEが目的地ではないことは1戦でわかった」

    レッドブルF1首脳 「フォーミュラEが目的地ではないことは1戦でわかった」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブルはまだフォーミュラEに参戦することにはまったく関心を持っていないことを明らかにした。

    2014年からスタートした電気自動車のフォーミュラカーレースは、様々な大手メーカーがモータースポーツの未来と見なしてきた。

    だが、そのスタンスは近年変わりつつある。アウディとBMWはフォーミュラEから撤退し、メルセデスも現シーズンが終了した後にそれに続く。

    しかし、レッドブルはフォーミュラEに誘惑されたことは一度もない、以前、ヘルムート・マルコは自分たちは「レーシングピュアリスト」であるためだとその理由を説明。そして、その意見は今も変わっていない。

    「人々は我々を参加させるために多くの側面から試みた、しかし、私として1つのレースを訪問だけで十分だった」とヘルムート・マルコはAutorevueとのインタビューで語った。

    「我々はウルグアイでのレースを見に行きました。そして、我々は『ノー、それは我々のものではない』と非常に明確にした」

    レッドブルのF1ライバルであるメルセデスが2022年の終わりにフォーミュラEを撤退するという判断は、メルセデス・ベンツの市販車が電気への継続的な取り組んでいることで、シリーズの創設者であるアレハンドロ・アガグを混乱させた。

    「彼らの決定を理解することができない」とアレハンドロ・アガグは語った。

    「それは私を驚かせている。彼らはますます多くの電気自動車を販売している。2030年、彼らは英国での内燃機関車の販売を停止する予定だ」

    「燃焼エンジンでのレースに戻るには…彼らは“ラストダンス”のようなであることを望んでいる」

    「彼らはここ数年の燃料燃焼を楽しみたいと思っている。そして、おそらく2030年に彼らは電気レースに戻るだろう。もっと早いかもしれない」

    「私はその決定を理解できない」

    メルセデスとレッドブルは、シリーズに導入された新しいレギュレーションによって2021年とは大きく異なるF1マシンで争われる2022年のF1シーズンに向けて新車を準備することに忙しい。

    マックス・フェルスタッペンは、2021年に初めて獲得したF1ワールドチャンピオンの王冠を保持しようとしておち、レッドブルはカーナンバー1を掲載するディフェンディングチャンピオンを擁している。

    しかし、メルセデスはコンストラクターズチャンピオンシップで依然として1位を占めており、2021年に8シーズン連続でそのタイトルを獲得している。

  • フォーミュラE、セーフティカー車両にポルシェ タイカンを採用

    フォーミュラE、セーフティカー車両にポルシェ タイカンを採用

    フォーミュラEは、シーズン8のセーフティカー車両にポルシェ初のフル電動スポーツカーである『タイカン』を採用することを発表。この車両は、1月28/29日にサウジアラビアのディルイーヤで開催されるフォーミュラEのオープニングラウンドでレーストラックのデビューを果たす。

    ベース車両となるのはハイパフォーマンスグレードのタイカン ターボS(最大出力 560 kW / 761 PS)。

    セーフティカーとして機能するために点滅するライトがバンパーに統合され、6ポイントシートベルトを備えたロールケージとレーシングバケットシート、セーフティカー照明とマレリロガーシステム用のワイヤーハーネス、消火器とハイテク通信システムが装備されている。

    ポルシェ タイカン ターボSの塗装は、チャンピオンシップに出場する11チームすべての色、およびFIAとフォーミュラEのカラーがデザインされる。これは、フォーミュラEと全電気モーターレースの未来に関わるすべての人のコミットメントを象徴している同時に、多様性やコミュニティなどの社会的価値観を視覚的に表現する。

    「ABB FIA フォーミュラE世界選手権がポルシェにこの任務を任せたことを誇りに思う。これはドライバーの安全にとって重要なことだ」とポルシェ・モータースポーツ担当副社長のトーマス・ローデンバッハは述べた。

    「タイカン ターボSを公式のセーフティカーとして使用することで、安全性の追跡に重要な貢献をし、ポルシェ・モータースポーツにとってのフォーミュラEの重要性を強調している」

    「独特なデザインは、この革新的なレーシングシリーズの成功する未来への我々のコミットメントを示している。我々はコース上ではライバルだが、このメッセージを一緒に世界に広めていく。さらに、これにより、まだモータースポーツファンではない若い層のオーディエンスにもアピールできるようになることを願っている」

    フォーミュラEのCEOを務めるジェイミー・ライグルは「フォーミュラEは、ポルシェ タイカン ターボSがシーズン8からチャンピオンシップのセーフティカーとして機能することを嬉しく思う」と語る。

    「ポルシェ タイカン ターボSは、ハイパフォーマンス電動車両の最高峰であり、世界中のフォーミュラE都市のレーストラックを照らす。FIAフォーミュラEセーフティカーを設計するにあたり、ポルシェは重要なオントラックセーフティ機能をABB FIA フォーミュラE世界選手権におけるチャンピオンシップの電化された未来へのコミットメントと競合他社の団結の強力なシンボルとして再考してくれた」

    フォーミュラE ポルシェ タイカン セーフティカー

  • マセラティ、将来のF1参戦に含み…「時間が経てば分かる」

    マセラティ、将来のF1参戦に含み…「時間が経てば分かる」

    マセラティのCEOを務めるダヴィデ・グラッソは、イタリアのブランドが将来、F1への復帰を検討する可能性を排除していない。

    マセラティは1950年代にF1の成功を収め、2004年から2010年の間にMC12でチャンピオンシップを獲得したスポーツカーレースプログラムを実施。そして、2023年からフォーミュラEに参戦することが発表された。

    マセラティのCEOであるダヴィデ・グラッソは、将来的にF1に戻る可能性を否定していないが、まだ積極的に検討されていないことを示している。

    F1参戦の可能性について質問されたダヴィデ・グラッソは「もう1つのチャンピオンシップとは、私の友人であるステファノドメニカリが率いるもののことか?」と語った。

    「時間が経てば分かる。どうなるか見てみよう。ここではフォーミュラEと私の親友のアレハンドロに焦点を当てよう。それは我々にとって大きな一歩だ」

    「F1は明らかに主要なチャンピオンシップであり、自動車のモーターレースでのチャンピオンシップを定義している。それは素晴らしい競争であり、マセラティは何年も前にファン・マヌエル・ファンジオと世界選手権で優勝した。だからあなたの質問は場違いではない。今は場違いだろうというのが私の答えだ」

    マセラティのフォーミュラEプログラムは、MC12 GT1でFIA世界GTチャンピオンシップに参戦して以来の国際モータースポーツシリーズへの参入となる。

  • マセラティ、2023年からフォーミュラE参戦を発表

    マセラティ、2023年からフォーミュラE参戦を発表

    マセラティは、2023年のシーズン9からフォーミュラEに参戦することを発表した。

    イタリアの高級スポーツカーブランドであるマセラティは、マシンが320kph以上のスピードになる新しいGen3シャシーとドライブトレインが導入される2023年のシーズン9からフォーミュラEへの参戦を開始する。

    フォーミュラEへの参戦は、2000年代初頭のMC12プロジェクト以来、マセラティが国際モータースポーツに公式に進出することになる。MC12プロジェクトでは、GT1クラスのレースに出場して、スパ24時間レースで複数の勝利を収めた。

    マセラティは、すでにフォーミュラEで競合しているDSオートモビルズ(フィアット、シトロエン、プジョーなど)とともに、ステランティスの自動車グループに属しており、フォルゴーレと称する電動化戦略を発表している。

    マセラティのCEOを務めるダヴィデ・グラッソは「レースの世界で主人公として我々が所属する場所に戻ったことを非常に誇りに思っている」と述べた。

    「より多くのパフォーマンス、ラグジュアリー、イノベーションを求めるレースにおいて、フォルゴーレは魅力的であり、それはマセラティの最も純粋な表現だ」

    「だからこそ、FIAフォーミュラE世界選手権でレースに戻り、世界の都市の中心部で我々のカスタマーと会い、トライデント(マセラティのエンブレム)を未来へと導くことにした」

    フォーミュラEの創設者兼会長のアレハンドロ・アガグは「レースの伝統を持つマセラティのような象徴的なブランドを持つことは、おそらくABBフォーミュラEチャンピオンシップの歴史の中で最も素晴らしい日だ」とコメント。

    「マセラティの素晴らしい歴史をもったブランドが、ABBフォーミュラE選手権に参加し、我々が推進している電気革命に参加するというは、フォーミュラEにとって本当に素晴らしい瞬間だ」

    「ABBフォーミュラE選手権にイタリアチームがいるのは素晴らしいことだ。そして、ご存知のとおり、それは数シーズンで、数年かかったが、マセラティ以上に優れたブランド、チャンピオンシップに参加する優れたチームはないと思っている」

    マセラティは、フォーミュラEの参戦が、新規のファクトリーエントリーになるのか、もしくは昨年までBMWのフォーミュラEを運用していたアンドレッティやベンチュリなどの既存のエントリーとのパートナーとなるのかはまだ確認していない。

    フォーミュラEは、近年、一連の撤退に見舞われている。アウディとBMWはすでにシリーズを離れ、メルセデスは来シーズンの終わりに撤退する。

    新しいFIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、全電気部門への最新の追加を歓迎した。

    「モータースポーツで非常に誇りと成功を収めているこのような象徴的なメーカーたシリーズへのコミットメントを誓うことは、次の時代の到来を告げる準備をしているABBFIAフォーミュラE世界選手権の未来への圧倒的な信頼の証だ」とモハメド・ビン・スライエムは語った。

    「新しいGen3シングルシーターは、持続可能性、テクノロジー、パフォーマンスの頂点を表している」

  • フォーミュラE、Gen4レギュレーションで水素燃料電池技術の採用を検討

    フォーミュラE、Gen4レギュレーションで水素燃料電池技術の採用を検討

    フォーミュラEは、Gen4レギュレーションで水素燃料電池技術の採用に移行し、新しいメーカーをグリッドに引き付ける可能性がある。

    先月、フォーミュラEは、バレンシアで行われたプレシーズンテスト中に470bhpと600kWの総回生ブレーキ容量を持つデルタウィングにインスパイアされたGen3デザインの最初のティーザー画像をリリースした。

    新しいルールは2022/23シーズンに始まり、現在、Spark Racing Technologyによるプライベートテストが進行中。チームには春に新しいマシンの納品が行われる。その後、Gen3 Evoのルールセットのマシンとテクノロジーが改良される。

    しかし、Gen4レギュレーションはすでに検討されており、新しいメーカーは、フォーミュラEの将来の方向性についてのコンセプトを“ブレインストーミング”するよう求められている。

    フォーミュラEの共同創設者であるアレハンドロ・アガグは「Gen3はすでに素晴らしい。だが、5年後に登場するGen4について考え始めようとしている。今から議論を始めなければならない」とコメント。

    「もちろん、現在、我々と一緒にいるOEMと自動車メーカーを招待する。だが、そのグループを拡大して、すべての自動車メーカーにGen4がどうあるべきかについて非常にオープンな心でブレインストーミングを行うよう呼びかけている」

    「そこでは、すべてがオープンだ。なんでも起こる可能性がある」

    このオープンなアプローチの一環として、フォーミュラEは電気モーターに電力を供給するために水素燃料電池技術の採用を検討している。

    「水素は、FIAのフォーミュラEのライセンスの範囲内にある(電気のみのシングルシーターレースに対する25年間の独占的権利契約とされている)」

    「水素を使用する方法は2つある。1つは水素を燃焼させる方法だ。これは非常に非効率的だが、より効率的にするために取り組んでいる人もいる」

    「我々が使用するもう1つの方法は、基本的に電気を生成してから電気モーターに電力を供給する水素燃料電池だ。したがって、これらのテクノロジーが広く利用可能になり、レーシングレベルで動作し始めたらすぐにそれらを確実に調査していく」

    水素燃料電池は、事実上な姉妹シリーズであるエクストリームEですでに使用されており、各レースイベントで9台のOdyssey 21 E-SUVを現場で充電ている。

    2020年、メルセデスのテクニカルパートナーであるHWAは、HYRAZEリーグのコンセプトの発表の創設者だった。水素を動力源とするスポーツカーシリーズは、2023年に800bhpの車で発売される予定となっている。

    フォーミュラEは2022年10月1日に発効する2シーズン連続で2500万ユーロのマニュファクチャラーへのコストキャップを課すものの、アレハンドロ・アガグは、技術的自由度の向上に伴う急増するコストについて警告している。

    「メーカーが技術を開発し、チャンピオンシップに出場する理由を得るには、その量の自由を与える必要がある」とアレハンドロ・アガグはコメント。

    「バランスが鍵だ。だが、与える自由が多ければ多いほど、チームはより多くのお金を費やさなければならず、少し後に彼らはお金を使い果たし、チャンピオンシップを去ることになる」

  • アントニオ・ジョビナッツィ、フォーミュラE初テストは「戸惑った」

    アントニオ・ジョビナッツィ、フォーミュラE初テストは「戸惑った」

    アントニオ・ジョビナッツィは、フォーミュラEのマシンはこれまでレースをしていたものとは“完全に異なる”ものだったとし、初テストでは“戸惑った”と語る。

    アルファロメオF1のドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィは、今シーズン限りでF1シートを失い、来季はドラゴン・レーシングからフォーミュラEに参戦することが決定している。

    2日間のテストを終えたアントニオ・ジョビナッツィは、フォーミュラEのマシンを最大限に生かすためにはまだ“学ぶことがたくさんある”と感じており、3シーズンを戦ったF1マシンとの違いを語った。

    「完全に異なるカテゴリーだ」とアントニオ・ジョビナッツィは説明した。

    「GTカー、LMP2、F1など多くのマシンをドライブしてこのマシンに乗り込んだけど、すべてが感覚がとても異なる」

    「昨日は本当に戸惑ったし、学ぶべきことがたくさんあった。でも、僕にとっての主な問題はブレーキングだ。F1はダウンフォースも非常に多いため、誰もがブレーキングで非常に多くの攻撃できる。でも、ここではできない」

    「だから、そこに苦労している。でも、2018年に最初のマシンであるGen 1を運転したときも同じだったのを覚えている」

    1月のサウジアラビアでの開幕戦にむけて十分な準備ができていないと認める。

    また、アントニオ・ジョビナッツィは、F1サウジアラビアGPのためにバレンシアテストの最終日を逃すこともあり、走行距離が限られているため、1月のサウジアラビアでの開幕戦に向けて十分な準備ができていないが、シミュレーターで失った時間を埋め合わせることができることを望んでいると語る。

    「昨日の午後(予選トライアル中)も数周を失った。理想的ではなかった」とアントニオ・ジョビナッツィは語った。

    「今朝も同じだ。サウジに行く必要があるので、木曜日の最終日も逃すことになる」

    「このような状況は素晴らしいわけではないけど、なんとかしなければならない。このマシンに自分自身をセットアップするためにシムにより焦点を合わていく。レース1の前に多くの走行距離を重ねることはできない」

    「最初のレースにむけてベストを尽くすつもりだし、12月と1月にファクトリーでシミにたくさん取り組むつもりだ」

    「確かにシーズンの難しい部分になるだろうけど、僕たちは本当に一生懸命働いていくし、できるだけ早く良い状態になるように頑張るつもりだ」

    「まだF1でさらに2週間レースをしなければならない。その後、クリスマスの時期がある。でも、クリスマス後はファクトリーに直行して、シムで何マイルも走り、手順とすべてをやり直したいと思っている」

    「それほど時間はない。もちろん、常にもっと多くの時間が欲しいけど、そこは何とかしかければならない」

  • フォーミュラE、2022年導入の『Gen3』マシンのティザー画像を公開

    フォーミュラE、2022年導入の『Gen3』マシンのティザー画像を公開

    フォーミュラEは、2022年に導入するGen3マシンのティザー画像を公開。デルタウイングにインスパイアされたデザインのレースカーは、200mpを実現する。

    バレンシアでの2022年のプレシーズンテストの初日、フォーミュラEは、Gen3マシンの設計と仕様を公開。「空力効率の高い戦闘機のデルタウイング」にインスパイアされた外観をプレビューした。

    Gen3マシンは、Xウイングを特徴としたSpark RacingTechnologyで製造されたGen2マシンと同様に、シングルシーターの中で個性を放つものになりそうだ。

    また、Gen3マシンは、2012年にル・マン24時間レースに参戦し、後に日産がサポートしたデルタウイングのレースカーの先駆的なデザインと同様にリアが広くなることを示している。

    一方、フロントはウィングに流れ込む頑丈なホイールカバーは廃止。Gen2マシンは、このホイールカバーによって接触に耐えることができ、よりアグレッシブなレースを可能にしていた。

    Gen2で人気だった大規模なディフューザーは残り、大きなテールランプが追加されている。

    FIA(国際自動車連盟)とフォーミュラEは、いくつかの重要な技術的側面に取り組んでおり、Gen3マシンは「世界で最も効率的なレーシングカー」になるとしている。

    ドライバーは、レースを完了するために回生ブレーキを介して“少なくとも”40%のエネルギーを回収する。これは、Gen2の現在の30〜35%の範囲から増加している。

    これは、2軸セットアップ(フロント250kW、リア350kW)によって可能になり、総回生ブレーキ容量は600kW、総出力は350kW(470bhp)となる。回生ブレーキの搭載により、リアアクスルに油圧式リアブレーキがないことを意味する。

    Gen3マシンは、理論上の最高速度が200mphに設定されているが、これは、フォーミュラEで通常使用されるストリートサーキットでは実現しない可能性がある。

    FIAとフォーミュラEは、特定の数値を確約していないが、当初の計画では、マシンの寸法を小さくすることでGen3は120kgを図られ、Gen3のパワートレインは「同等の470bhp内燃エンジンの2倍の効率のパワーウェイトレシオ」を目指している。

    Gen3コンセプトは、使用済のタイヤ、バッテリーセル、破損したコンポーネントの持続可能な処理を保証する「ライフサイクル思考」に基づいている。ハンコックが供給するタイヤは、持続可能な材料の26%の使用して製造され、90%のモーターからエネルギーへの効率が含まれる。

    FIA会長のジャン・トッドは「新しいGen3フォーミュラEシングルシーターは、高性能、効率、持続可能性が交差するポイントで生み出されたマシンだ」とコメント。

    「8シーズン前の開始以来、FIAのチームがフォーミュラEと一緒に成し遂げた仕事は、革新を推進し、持続可能なモビリティの開発を促進することを絶え間なく追求している」

    「この新しいシングルシーターがフォーミュラEを次のレベルに引き上げることは間違いない」

    Sparkによる密室テストがGen3マシンで進行中であり、春にはマシンの納車を開始される予定となっている。

    フォーミュラEのCEOを務めるジェイミー・ライグルは「Gen3車の設計では、高性能、効率、持続可能性が妥協することなく共存できることを実証することを目指した」とコメント。

    「FIAと協力して、世界で最も効率的で持続可能な高性能レースカーを製造した。Gen3は、これまでで最速、最軽量、最も強力で効率的なレーシングカーだ」

    「ホイール・トゥ・ホイールの戦闘をストリートで展開するという、その生息地のために設計された生き物だ」

    フォーミュラE Gen3FormulaE Gen3

  • ダニエル・ティクトゥム、NIO 333からフォーミュラE参戦が決定

    ダニエル・ティクトゥム、NIO 333からフォーミュラE参戦が決定

    元レッドブルとウィリアムズのF1育成ドライバーであるダニエル・ティクトゥムが、来シーズンにNIO 333からフォーミュラEに参戦することが決定した。

    ダニエル・ティクトゥムは、トム・ブロンクビストがメイヤー・シャンク・レーシングからIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に転向することでできたNIO 333の空席を埋め、オリバー・ターベイとチームを組む。

    ダニエル・ティクトゥムは、月曜日にバレンシアで開幕するフォーミュラEのプレシーズンテストで新しいチームでトラックデビューを果たす、ジャッダでFIA F2選手権のラウンドがあるため1日しか走行しない。

    「NIO 333 フォーミュラEチームとレースをすることができてとてもうれしい」とダニエル・ティクトゥムは語った。

    「来週のテストの準備まで時間がなく、フォーミュラEは複雑なので、かなり大きな挑戦になるだろうけど、とてもエキサイティングなものになると思う」

    「ドライバーとして使用できるツールはかなりたくさんあるけど、F2とはまったく異なる体験なので、精神的にも肉体的にも本当に楽しみにしている」

    「今週はシルバーストンでチームと素晴らしい数日間を過ごした。来シーズンはもう少し進歩して、グリッドでさらに上位にいけることを願っている」

    F2とマカオGPで2度優勝ているダニエル・ティクタムは、今年初めにウィリアムズF1との育成契約を解除されたことで、F1の野心をあきらめ、フォーミュラE、インディカー、DTMでモータースポーツのキャリアを延長しようとしていることを認めていた。

    将来的にインディカーに転向するオプションが生じる可能性はあるが、フォーミュラEが次のフルタイムの努力になるはずだ。

    「ダニエル・ティクトゥムをNIO 333フォーミュラEファミリーの最新メンバーとして温かく歓迎しよう」とNIOのCEOであるヴィンセント・ワングは述べた。

    「世界で最も有名なレースの1つであるマカオGPでの2回の勝利という彼のレース成績は最も印象的だった」

    「彼はキャリアの中でいくつかの困難を背負ってきたが、彼の経験は成功への道を開くと信じている。彼は若くて明るい新星であり、フォーミュラEもレーストラックで輝くだろう」

    「FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン8に先立ち、シルバーストンサーキットのすぐ外にある新しい拠点に新しいドライバーが並び、チームを活性化させるのを見るのを楽しみにしている」

    「我々はここ数ヶ月懸命に働いており、ポイントを獲得して表彰台に戻る準備ができている」

  • アントニオ・ジョビナッツィ、ドラゴンからフォーミュラE参戦を発表

    アントニオ・ジョビナッツィ、ドラゴンからフォーミュラE参戦を発表

    “元”アルファロメオF1となることが決定したアンドニオ・ジョビナッツィが、2022年にドラゴン・ペンスキーからフォーミュラEに参戦することが発表された。

    アルファロメオF1で3シーズンを過ごしたアントニオ・ジョビナッツィは、2022年に中国人ドライバーの周冠宇と交代となり、チームを去ることが11月16日に発表された。

    その数時間後、アントニオ・ジョビナッツィは、2021/22シーズンにフォーミュラEにドラゴン・ペンスキーから参戦することが発表された。

    アントニオ・ジョビナッツィは、ドラゴン・ペンスキーで2シーズン目となるセルジオ・セッテ・カマラとチームを組む。

    アントニオ・ジョビナッツィは「来年はF1に出場しないことが公表されてすぐに、フォーミュラE世界選手権に参加することを決断した。いつもフォローしているカテゴリーだ。3年前にテストしたこのオールエレクトリックレーシングシリーズのDRAGON / PENSKEAUTOSPORTに参加できることに興奮している」

    「すぐに僕の加入に大きな関心を示してくれたジェイ・ペンスキーに感謝している。月末にバレンシアで新しい電動シングルシーターをテストするのが待ちきれない。私たちの前にはエキサイティングなシーズンが待っている。チームの成功を支援するために最大限の努力をしていく」

    チームのボス兼オーナーのジェイ・ペンスキーは「アントニオは世界で最も才能のあるドライバーの1人であり、彼がこのチームに加わったことを非常に誇りに思っている」とコメント。

    「アントニオとセルジオと共に、私たちは今、シリーズで最も強力だと信じているレースラインナップを手に入れることができて私は幸運だ」