カテゴリー: フォーミュラE

  • F1交渉中のアルボンが日産のフォーミュラEテストをストライキした日

    F1交渉中のアルボンが日産のフォーミュラEテストをストライキした日

    アレクサンダー・アルボンは、2019年に日産とフォーミュラEでレースをする契約を結んでいた。しかし、レッドブルからトロ・ロッソのF1シートを打診されたアルボン陣営は、2回目の日産とのフォーミュラEを事実上ストライキした。

    アレクサンダー・アルボンが日産のフォーミュラEカーで走ったのはほんの数時間だったかもしれませんが、その短い契約期間は、フォーミュラEの歴史の中で最も劇的なエピソードの1つとなっている。

    2018年の秋に、ルノーからのブランド変更した日産との契約を破棄してトロ・ロッソとF1レース契約を結んだアレクサンダー・アルボンだが、その交渉過程でバレンシアで開催されたプレシーズンテストで混乱があった。

    日産とのフォーミュラE契約が発表される2日前にスペインのカラファト・サーキットで2日間のテストが実施されていた。そこでアレクサンダー・アルボンはGen2マシンを極秘にテストしていた。実際、これまでその画像が公開されたことがないほど秘密にされていた。

    その時点で、アレクサンダー・アルボンのF1ドライバーへの道はほぼ閉ざされていたように見えた。2017年のF2シーズンでARTで怪我に見舞われた後、2018年にDAMSで強力な復活シーズンを迎えたにもかかわらず、彼には選択肢がなかった。

    アレクサンダー・アルボンは、2018 年にバクー、シルバーストーン、ハンガロリンク、ソチで優勝し、ジョージ・ラッセルとランド・ノリスに次ぐランキング3位でシーズンを終えた。

    しかし、アレクサンダー・アルボンには資金がなかった。DAMS とその分派 e.dams の創設者である故ジャン=ポール・ドリオが、レースごとに2018年のシートの一部を資金提供したほどだ。

    ジャン=ポール・ドリオは、アレクサンダー・アルボンがフォーミュラEで要求される基準を満たすドライバーであることを知っていた。2018年春にニコラス・プロストを放出した後、アルボンがターゲットとなった。その後、2018年1月にマラケシュで行われたフォーミュラEのルーキーテストでアレクサンダー・アルボンがパフォーマンスでチームに感銘を与えた後、より簡単になった。

    その7 か月後、フォーミュラ Eのレースシートの契約は、その年の8月に開催されたスパでのF2レースでアレクサンダー・アルボンのドライバーが 3 位に入賞した後、比較的迅速に行われた。

    アレクサンダー・アルボンのカラファトでの極秘テストに参加した数少ない人物の1人が、e.damsのテクニカル ディレクターのヴィンセント・ガイヤルドだった。

    F1でリジェ、ルノー、ウィリアムズとのスティントにまたがるレースのベテランであるヴィンセント・ガイヤルドは、アレクサンダー・アルボンがフォーミュラEのウィナーになることに疑わなかった。

    「もちろん、我々はF2から彼のことを知っていた。彼は非常に速く、自信を持っていた」とヴィンセント・ガイヤルドはThe Raceに語った。

    「若いドライバーと一緒に開発を行うことは素晴らしいことだが、フォーミュラEで彼らは別のレベルに到達しなければならず、彼はそれを知っていた」

    「すべてのドライバーが挑戦に適応するのにある程度の時間が必要だが、アレックスはフォーミュラEのような特異性のあるシリーズで競争するのに適切なパフォーマンスレベルを持っていることがわかった」

    「クルマの開発は終盤だったが、プロのドライバーだからこそのこだわりが感じられた。彼にとってこのプロジェクトに参加することは大きなチャンスであり、彼はそのテストで強そうに見えた」

    「かなりポジティブだった。彼はすべてがどのように機能するかを理解できていた。マシンの非常に革新的なレイアウトを採用した年でもあった」

    ヴィンセント・ガイヤルドが言及するのは、Gen2 時代の最初のシーズンに彼らが開発したツインモーターシステムのことだ。シーズンが進むにつれて、ライバルチームがそのパワーとアプリケーションに抗議したことで、それは有名になった。

    このセットアップは 2018-19 シーズンの終わりに事実上禁止され、チームの悔しさ、特にしばしば扇動的指導者であるジャン=ポール・ドリオは、2019年8月の彼の死の2か月前のベルン E-Prixでの公の場で決定について不満を述べた。

    だが、それは将来の混乱でした。2018年10月、アレクサンダー・アルボンはプレシーズンテストの初日の朝にバレンシアに到着したが、数週間前のカラファトとはまったく異なる心境だった。

    「彼はまったく落ち着きがなかった」とヴィンセント・ガイヤルドは回想する。

    「彼はもう誰とも話をしなかった。彼と連絡を取っていたのはおそらく彼の弁護士であり、カラファトでのテストとバレンシアと比較すれば、彼の行動はまったく正反対だった」

    ナーバスなアレクサンダー・アルボンはピットボックスの後ろをうろうろしながら、携帯電話をいじったり、物思いにふけったりしていた。舞台裏では大混乱が起こっていた。

    その段階で、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、ドライバーのテトリスで巨大なゲームをしていた。彼は、トロ・ロッソのドライバーだったブレンドン・ハートレーが、ピエール・ガスリーのチームメイトとして次シーズンのシートを得られないことを知っていた。

    選択肢が不足しているように見えたが、そのうちの1人は、1年前にレッドブルのジュニアプログラムを解雇していたアレクサンダー・アルボンだった.

    トロ・ロッソのF1レースシート計画の空白を埋めるためにアレクサンダー・アルボンを取り戻したいと考えたヘルムート・マルコは、10月初旬に迅速にオファーを出したが、それを実現するには1つの障害が残っていた。アルボンは日産と契約していた。

    バレンシアで、ヘルムート・マルコがアレクサンダー・アルボンと彼のマネジメントにトロロッソのシートが彼のものになることを確認したとき、すべてが山場に達していた。

    バレンシアでの火曜日の朝の直前、ジャン=ポール・ドリオは、アレクサンダー・アルボンとの契約について比較的秘密に保つことができたと冗談を言っていた。

    「彼(アルボン)は質の高いドライバーであり、本当に非常に頭がいい」とジャン=ポール・ドリオは語った.

    だが、その後、状況は一変していた。

    「彼はどういうわけか車に乗ることを拒否した」とヴィンセント・ガイヤルドは振り返る。

    「我々はショックを受けた。ジャン=ポールはレッドブルと交渉し、契約が締結された」

    「この段階で、ジャン=ポールとマルコ博士の間で話し合いがあった。決定は彼を車に乗せないことであり、ジャン=ポールはその段階で彼が戦いに負けたことを知り、すぐにオリバー(ローランド)に連絡した」

    オリバー・ローランドは急いでテストのシートに着き、アレクサンダー・アルボンはその日遅くにサーキットを離れ、ヘルムート・マルコの元へ飛び去った。

    「ジャン=ポールはすぐに悟ったと思う。彼は愚かではないし、マルコのことを長い間知っていました」とヴィンセント・ガイヤルドは語った。

    「だから、話し合いはかなり短かったと思う。彼は『この状況をどのように管理したいのかだ』と言った」

    「彼はチームのことを考えなければならなかった、一般的にドライバーを非常に保護していた。彼も大変かもしれないが、常に彼らの最善の利益を考えていた」

    「彼(アルボン)を失ったことを知ったときは残念だった。しかし、幸運なことに、オリバーを入れるという良い結果が得られた」

    日産でのアレクサンダー・アルボンとオリバー・ローランドのエピソードは、現代のF2ドライバーがフォーミュラ E をキャリアアップと見なした最後の機会の1つだった。

    二人とも他に多くの可能性はなかったが、その後、F2からチャンピオンシップに直接参加したのは2020年のニック・デ・フリースとその1年後のダニエル・ティクタムしかいない。

    「おそらくそれが今日のフォーミュラ E に欠けているものだと思う」とヴィンセント・ガイヤルドは述べた。

    「F2から才能を獲得する機会があることは理解できる。彼らはF1に非常に集中しているからね。そこは批判するつもりはない。しかし、彼らはそのような機会を失っている、もしくはそれを選びたくないと思っている」

    「ピラミッドの頂点であるフォーミュラ1と比べると、我々は少し脇にいる。だから、ここは、機会があればすぐにそういった選手の1人をつかむことができる場所だ。チームとして、そして、シリーズ自体にとっても価値があると思う」

    F1 アレクサンダー・アルボン

  • ABB、フォーミュラEのシーズン9開幕に向けて充電開始

    ABB、フォーミュラEのシーズン9開幕に向けて充電開始

    ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、ABBの公式充電サプライヤとして初年度となるシーズン9開幕に向けて、スペインのバレンシアでプレシーズンテストを行った。

    全11チームのマシン22台が12月16日(金)までリカルド・トルモサーキットで新しいGen3マシンのテスト走行を行った。この高度なフル電動マシンは、e-モビリティテクノロジーの頂点を表現し、シーズンを通してABBの急速充電器が使用される。

    ABBアンバサダーとして、現世界チャンピオンのストフェル・バンドーンを迎えることで、ABBのシーズン中の活動が強化される。2018年にシリーズに参戦したバンドーンは、メルセデスEQフォーミュラEチームのドライバーとして、優勝1回、表彰台8回、213ポイントを獲得し、シーズン8のチャンピオンに輝いた。今年はDSペンスキー・フォーミュラEチームから参戦し、既存のABBアンバサダーであるルーカス・ディ・グラッシ(マヒンドラレーシング)、セバスチャン・ブエミ(エンビジョンレーシング)、シモーナ・デ・シルベストロ(タグ・ホイヤー・ポルシェ フォーミュラEチーム)に加わる。

    ABBフォーミュラEパートナーシップ責任者であるDaniela Luzaninは「公式充電サプライヤとしての新しい役割を開始しますが、持続可能な技術の限界を押し広げ続けているABBにとって、非常にエキサイティングなシーズンとなります。また、私たちのストーリーを伝える新しいアンバサダーとしてストフェル・バンドーンを迎えることも素晴らしいことです」と語った。

    ABBのフォーミュラEレース用充電器は、ABBのエンジニアとモータースポーツ統括団体FIAおよびフォーミュラEの関係者とのコラボレーションの成果だ。コンパクトで信頼性と安全性に優れたこのユニットは、レース前と練習走行の合間にGen3マシンを充電する。堅牢で、カスタム仕様かつ人間工学に基づいた設計により、世界各国への輸送と設置が容易だ。

    各充電器は最大160kWの電力を供給でき、レース前に80kWでマシン2台を同時充電できる。これにより、レースチームは1基で「ダブル充電」が可能になり、1車両ごとに1基を必要としなくなるため、充電器の設置面積を大幅に削減し、輸送時の排出量も削減できる。

    今シーズン、ABBは継続的なパートナーシップの一環として、成功を収めているFIAガールズ・オン・トラックビデオシリーズも継続する。各エピソードでは、フォーミュラEコミュニティ内からさまざまな女性が出演し、次世代を鼓舞するために、パドックで女性が担う多様で影響力のある役割を紹介する。

    プレシーズンテストの後、レースシーズンは1月14日にメキシコシティで開幕する。シーズンカレンダーは、ハイデラバード(インド)、ケープタウン(南アフリカ)、サンパウロ(ブラジル)、ポートランド(米国)の新しい開催都市を含む世界11カ所、16レースで構成されている。

    ABB (ABBN: SIX Swiss Ex) は、エレクトリフィケーションとオートメーションのテクノロジーリーダーであり、より持続可能で資源効率の高い未来の実現を目指している。ABBのソリューションは、エンジニアリングのノウハウとソフトウェアを結び付け、製造、移動、電力供給、それらの運用の方法を最適化する。130年以上にわたり築いてきた卓越性を土台に、ABBの約105,000人の従業員が、産業の変化を加速させるイノベーションの推進に尽力している。

    フォーミュラEとABB FIAフォーミュラE世界選手権について
    世界初のフル電動FIA世界選手権であり、創設以来ネット・ゼロ・カーボンの認証を受けた唯一のスポーツであるABB FIAフォーミュラE世界選手権は、世界で最も象徴的な都市の中心部で劇的なレースを展開し、世界をリードする自動車メーカが電気自動車イノベーションを加速させるためのエリートモータースポーツプラットフォームを提供している。

    チーム、メーカ、パートナー、放送局、開催都市からなるフォーミュラEネットワークは、スポーツへの情熱と、人類の持続可能な進歩を加速させ、人々と地球のより良い未来を創造する可能性への信念によって団結している。

    フォーミュラE

  • ストフェル・バンドーン 「フォーミュラEのGen3マシンはチャレンジング」

    ストフェル・バンドーン 「フォーミュラEのGen3マシンはチャレンジング」

    フォーミュラEチャンピオンのストフェル・バンドーンが、新しいGen3カーでの初テストを終えて印象を語った。

    フォーミュラEは、2023年シーズンに向けてテクノロジー面で大幅な飛躍を遂げる。Gen3マシンの導入により、全電気自動車はこれまでで最速の最高速度に達する。軽量化されたシャシーに加えて、車は450kwのバッテリー出力で時速280kmの最高速度に達するように設定されており、回生能力は2倍になっている。

    現在のワールドチャンピオンであるストフェル・バンドーンは、以前のマシンと比較したテクノロジーの飛躍は、ドライバーにとって大きな課題になると考えている。

    「2023年には、個人的にチームが変わるという理由だけでなく、この新世代のマシンを実際に使用するすべての人にとって大きな変化になるだろう」とストフェル・バンドーンは語った.

    メルセデスは2022年シーズンの終わりにフォーミュラEから撤退。ストフェル・バンドーンは2度のチャンピオンであるジャン・エリック・ベルニュとDSペンスキーに移籍した。

    Gen3のマシンは、1月14日にメキシコシティで開催されるシーズン開幕戦に先立ち、最近バレンシアでテストされた。

    スロフェル・バンドーンは、グリップレベルと比較したパワーは、ドライバーが慣れるのが難しく、最初のレースに向かう主な「未知数」の1つになると語った。

    「現時点では、テストの後、マシンは非常にトリッキーで、運転するのが非常に難しいと感じている。マシンは多くのパワーを持っているけど、グリップはあまりない。特にストリートトラックでは間違いなくチャレンジングだ」

    「僕たちが正確にどこに行くのかは本当に少し未知数だけど、それがフォーミュラEの美しさだと思う。それがどのようなものかは決して分からないし、最初のレースで分かるだろう」

    ストフェル・バンドーンは、2023年にアストンマーティンF1のリザーブドライバーの役割を果たすことが決まっている。

    ストフェル・バンドーン フォーミュラE

  • マセラティ、歴史的なレース復帰を祝うフォーミュラEマシンを発表

    マセラティ、歴史的なレース復帰を祝うフォーミュラEマシンを発表

    マセラティは、2023年にシングルシーターレースに歴史的な復帰を果たす。有名なトライデントのロゴを持つブランドは、火曜日に Gen3 フォーミュラE車両のカラーリングを発表した。

    1926年のティポ26と全電動ロードカーシリーズにちなんで『マセラティ ティポ フォルゴレ』と名付けられたマシンは、火曜日にCEOであるデビッド・グラッソによってモデナで発表された。

    マセラティ MSG レーシングチームは、「マセラティ トライデントは、マセラティ コルセのロゴとともにノーズ コーンで自然に際立っている」と述べた。

    「トライデントのロゴを冠した最初のレーシングカーは、1926 年にタルガ フローリオでデビューしたティーポ 26であり、アルフィエリ・マセラティがハンドルを握り、クラスで1位を獲得した」

    「96年後、トライデントを大胆に表現したマセラティ ティーポ フォルゴーレは電動化の時代に入り、ブランドの100%新しい電動レンジであるフォルゴーレに対するマセラティの取り組みを加速させている」

    ステランティスの自動車グループの一部であるイタリアのメーカーは、ベンチュリのフォーミュラEプログラムの基盤に構築しましたが、DS Automobiles によって設計されたパワートレインを使用する。

    マセラティ コルセの責任者であるジョバンニ・スグロは、「今日、マセラティ ティーポ フォルゴーレを発表したことは、我々の大胆さの証であり、競争心とレースを超えての挑戦へのコミットメントを再燃させている」と買った。

    ベンチュリ時代、チームは 2022 年の ABB FIA フォーミュラ E 選手権で 4 勝を達成している。スージー・ヴォルフから引き継いだ新しく任命されたチーム ボスのジェームズ・ロシターは、彼のチームが 1 月にサウジアラビアですぐに全力で取り組む と確信している。エドアルド・モルタラとマクシミリアン・ギュンターが アスーラ ブルーのマシンのハンドルを握る。

    ジェームズ・ロシターは「マセラティの名声と、MSG(モナコ スポーツ グループ)の経験、成功、勤勉さを組み合わせることで、勝利を収めることができると信じている」とコメント。

    「今、我々の焦点はプレシーズンの準備に戻り、有望なプライベートテストフェーズの後、バレンシアでのトラックタイムを最大限に活用する必要がある」

    「現段階で予測を行うことは非常に難しいが、競争力のあるパッケージ、そして、エドとマックスがハンドルを握れば、シーズンを成功させることができると確信している」

    マセラティ フォーミュラEマセラティ MSG レーシングチーム

  • フォーミュラE、Gen3時代の到来にむけてロゴを一新

    フォーミュラE、Gen3時代の到来にむけてロゴを一新

    フォーミュラEは、Gen3時代の到来にむけてまったく新しいロゴとブランディングを導入する。

    フォーミュラEは、1月14日にメキシコシティで「電気加速の瞬時のトルクにインスパイアされた」新しいアイデンティティとロゴを背景に、革新的な第3世代のマシンをロールアウトする。

    「新しいシステムの中心にあるのは、ブランドとスポーツの中心にある興奮とエネルギーを表すトルクループだ」とフォーミュラEは述べた。

    「この自立したループが、新しいロゴ、書体、ブランドの新しいアニメーション原理の源だ」

    フォーミュラEのリブランディングは、ファンエクスペリエンスを向上させるウェブサイトとアプリを含むフォーミュラEのデジタル資産から始まり、今後数日、数週間、数か月にわたって展開される。

    しかし、ビジュアルアイデンティティの刷新に加えて、このシリーズはフォーミュラEの「まったく新しい音響アイデンティティ」も設計しており、Gen3車の新しいサウンドが「新しい放送タイトル音楽と完全な放送スコア」に統合される。

    競技面では、フォーミュラEのシーズン9で、それぞれのメルセデスEQとベンチュリをベースに生まれた新しいマクラーレンとマセラティの2チームがデビューする。

    フォーミュラEの2022/23カレンダーは、1月14日から7月30日まで開催され、インドのハイデラバード(ラウンド4、2月11日)、南アフリカのケープタウン(ラウンド5、2月25日)、ブラジルのサンパウロ(ラウンド6、3月25日)という3つの新しい都市で開催される。

    シリーズのスポーツルールの微調整により、ルーキードライバーがシーズン内にFP1セッションに参加できるようになり、特定のレースでは30秒間4kWhの「アタックチャージ」ブーストも行われる。

    最後に、レースは設定された時間ではなく、再び周回数で行われるようになる。

  • 日産フォーミュラE、桜のデザインを取り入れた新しいカラーリングを公開

    日産フォーミュラE、桜のデザインを取り入れた新しいカラーリングを公開

    日産自動車は、ABB FIA フォーミュラE選手権シーズン9の開幕に向けて、新しいカラーリングのGen3マシンを公開した。日産はこのマシンを「NISSAN e-4ORCE 04」と名付け、日本を象徴する花の一つである桜のデザインを取り入れた印象的なカラーリングを施した。

    日産の最高執行責任者であるアシュワニ グプタは「日産の長期ビジョンを実現するための電動化戦略において、フォーミュラEは大きな役割を担っています」とコメント。

    「日産単独チームとして初めて参戦するシーズン9は、日産にとって新しい時代の到来を告げるものとなるでしょう。日産の長いモータースポーツの歴史を支えてきたのは、他がやらぬことをやるという精神です。日本の伝統を表現した新しいカラーリングも、コース上で大きな注目を集めることでしょう。Gen3時代の素晴らしい幕開けを迎えるための準備はできています。シーズンの開幕が本当に楽しみです」

    日産フォーミュラEのゼネラルマネージャーで、日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは「私たちは、新シーズンの門出を祝し、日本のDNAを取り入れた今までにないユニークなデザインのマシンをつくろうと考えました。今シーズンは、フォーミュラEにとってGen3マシンを導入する大きな節目です。また、私たち日産にとっても、チームの全オーナーシップを取得し、新チームとして運営を始める重要な節目となります。さまざまなチャレンジを乗り越えて新シーズンを迎えることを、すべての日産従業員、関係者が楽しみにしています」と語った。

    新ドライバーラインナップ
    日産フォーミュラEチームは、フォーミュラEレースでの優勝経験もあるノーマン ナトーと、2022年のスーパーフォーミュラでランキング2位となったサッシャ フェネストラズという、経験と若さを兼ね備えた2人の新しいドライバーで新シーズンに挑む。ナトーは17号車を、フェネストラズは23号車をドライブする。

    ノーマン・ナトー
    「これまでにない新しいカラーリングをとても気に入っています。サーキットでも、とても目立つことでしょう。この桜のデザインは、新たな扉を開く選手権やチームにとってふさわしいものです。私自身のキャリアにおいても新たなスタートを迎えることになり、本当にワクワクしています。やることはたくさんありますが、それも楽しみでしかありません。これからもマシンの開発とチームの準備を進め、開幕戦のメキシコに良い状態で臨めるように集中していきます。私は準備万端です。新しいチームでの新シーズンが待ち遠しいです」

    サッシャー・フェネストラズ
    「マシンは美しいですね。桜のデザインも気に入りました。フォーミュラEでこのようなデザインは見たことがありませんし、日本の伝統に敬意を払うことは素晴らしいことだと思います。バレンシアに着いたらすぐにテストを始めたいですし、コースに出るのが待ちきれません。フォーミュラEに参戦することは、私にとって大きなステップです。そして、チームのプロ意識と献身的な姿勢に触れ、ベストの結果を出すよう決意を新たにしています。シミュレーターも使いながらマシンの開発と調整を繰り返し、良いスタートが切れるよう準備を進めていきます」

    シェルとザ・ウールマーク・カンパニーとのパートナーシップを締結
    日産フォーミュラEチームは、シェルとの提携を継続するとともに、ザ・ウールマーク・カンパニーと新たなパートナーシップを結んだ。

    シェルは、新シーズンにおいても日産チームとのパートナーシップを継続し、EVの効率を最適化するシェルEフルードの開発と、EV充電ネットワークの拡大につなげていく。

    シェル・モビリティのグローバルエグゼクティブバイスプレジデントであるイストゥバン カピターニは「フォーミュラEにおける日産とのパートナーシップを通じて、私たちはサーキットで得た経験を、一般道におけるEVユーザーに向けた製品やサービスの開発に活用しています。フォーミュラEは、シェルリチャージやシェルEフルードなど、よりクリーンな製品を開発・生産するための重要な実験場なのです」と語った。

    ザ・ウールマーク・カンパニーは、日産チームのテクニカルパートナーとして、メリノウールを使用した高性能なチームユニフォームを開発した。メリノウールは肌に優しく、通気性に優れているため、湿度や体温の調節がしやすいという特長がある。こうした特長を高度なパフォーマンスが要求される環境に合わせて最適化し、チームのユニフォームに採用した。

    ザ・ウールマーク・カンパニーのマネージングディレクターであるジョン ロバーツは「私たちの技術チームは繊維特有の性質を生かし、環境負荷の少ない、これまでにない製品を開発することに成功しました。メリノウールならではの革新的な性能を、私たちの開発力と生産技術によって最大限に引き出し、フォーミュラEの活動を支えていきます」とコメントした。

    ヴォルペは「サステナビリティと電動化という視点で、価値観や優先課題、そして長期目標を共有できる企業と提携することは非常に重要なことでした。日産と同様に、より持続可能な未来の実現を目指すシェルとザ・ウールマーク・カンパニーの両社と、技術とイノベーションを通じた協業ができることを誇りに思います」と締めくくった。

    日産のフォーミュラE参戦について
    日産は、ABB FIAフォーミュラE世界選手権に、日系メーカーとして初めて、シーズン5(2018~19)から参戦しており、日産はGen3マシンが導入されるシーズン9(2022/23)からシーズン12(2025/26)まで、フォーミュラEに継続して参戦し続けることを発表している。2022年4月には、e.damsレースチームを買収し、フォーミュラEへの取り組みをさらに強化した。そして、2022年6月には、フォーミュラEでGen3マシンが使用される期間を通じて、マクラーレン・レーシングに日産のEVパワートレインを供給することも発表している。

    日産 フォーミュラE NISSAN e-4ORCE 04日産 フォーミュラE NISSAN e-4ORCE 04日産 フォーミュラE NISSAN e-4ORCE 04日産 フォーミュラE NISSAN e-4ORCE 04日産 フォーミュラE NISSAN e-4ORCE 04日産 フォーミュラE NISSAN e-4ORCE 04

  • フォーミュラE、シーズン9でABBの「ダブル充電」技術を導入

    フォーミュラE、シーズン9でABBの「ダブル充電」技術を導入

    フォーミュラEは、シーズン9でABBの「ダブル充電」技術を導入する。

    ABBは、モータースポーツ統括団体FIAおよびフォーミュラEのエンジニアと協力し、レース前やセッション間に新しいGen3マシンを充電するためのコンパクトで信頼性と安全性の高いソリューションを開発した。

    ABBフォーミュラEレース用充電器は、堅牢で、カスタム仕様かつ人間工学に基づいた設計により、世界各地への輸送や設置が容易となる。各充電器は最大160kWの電力を供給でき、レース前に80kWでマシン2台を同時充電できる。これにより、レースチームは1基で「ダブル充電」が可能になり、1車両ごとに1基を必要としなくなるため、充電器の設置面積を大幅に削減し、輸送時の排出量も削減できる。

    ABBフォーミュラEレース用充電器は、ABBの最新の充電技術を搭載し、この分野におけるABBの市場をリードするポジションが生かされている。その設計は、市販車の充電アプリケーションですでに実証されている技術を、モータースポーツの過酷な環境に適応させている。世界中のどこで充電器が使用されても、さまざまな電源から最高の信頼性と一貫した性能を提供する。

    ABB E-モビリティのCEOであるフランク・ミューロンは「eモビリティにおける最大の国際舞台であるABB FIAフォーミュラE世界選手権に当社の革新的な充電ソリューションを提供できることを嬉しく思います。また、このシリーズをより持続可能な新技術のテストベッドとして活用する取り組みを継続してまいります。Gen3マシンを充電することで、ハイペースで競争が激しい環境における充電に関する貴重な試験情報を得ることができます。得た経験と知識を活用し、お客さまや消費者の使用に適したABB充電器の継続的な改善に努めてまいります」と述べた。

    フォーミュラEのCEOであるジェイミー・ライグルは「技術的進歩と持続可能なイノベーションは、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の礎です。ABBとのパートナーシップは、e-モビリティの促進という共通のコミットメントに基づいており、ABBがGen3のレースチームに高度な充電システムを提供することを嬉しく思います。 ABBのモバイル充電器は業界標準を設定し、チャンピオンシップを実現するための重要なインフラとして機能するでしょう。 厳しい競技規格のもとでABBの市場をリードする充電製品を披露し、高い性能とサステナビリティが妥協なく共存できることを実証することを楽しみにしています」と述べた。

    ABBはEV充電ソリューションにおける世界的リーダーであり、85カ国以上で事業を展開している。2010年にeモビリティ市場に参入して以来、ABBはDC充電器4万基以上、AC充電器をChargedot経由の販売を含めて80万基以上を販売している。

    ABBは、エレクトリフィケーションとオートメーションのテクノロジーリーダーであり、より持続可能で資源効率の高い未来の実現を目指している。ABBのソリューションは、エンジニアリングのノウハウとソフトウェアを結び付け、製造、移動、電力供給、それらの運用の方法を最適化する。130年以上にわたり築いてきた卓越性を土台に、ABBの約105,000人の従業員が、産業の変化を加速させるイノベーションの推進に尽力している。

  • フォーミュラEマシンが東京都庁前でデモ走行 – ZEV-Tokyo Festival

    フォーミュラEマシンが東京都庁前でデモ走行 – ZEV-Tokyo Festival

    フォーミュラEマシンが11月19日(土)に東京都庁前でデモ走行を実施する。「ゼロエミッションビークル」を知るイベント『ZEV-Tokyo Festival』が11月19日/20日(日)の二日間にわたって東京都庁周辺で開催される。

    『ZEV-Tokyo Festival』は、排出ガスを出さないで走る地球にやさしいクルマ『ゼロエミッションビークル」を家族みんなで体験するためのイベント。

    地球にやさしいゼロエミッションビークルが大集合することのイベントでは、試乗会やメーカーによるプレゼンテーション、上原りさ さんによるパフォーマンスステージなどが行われる。

    そして、目玉と言っていいのがフォーミュラEマシンによるデモ走行。11月19日(土)の14時30分からGEN2マシンが都民広場前に設けられる特設エリアでを走行する。ドライバーは日産ドライバーである高星明誠が務める。

    フォーミュラEのデモ走行の観覧委は整理券が必要だ。都民広場の「整理券配布場所」で11月19日の午前10時から行われる。

    東京都とフォーミュラEは、2024 年春に FIA(国際自動車連盟)の承認を得て、日本最大の国際エキシビション センターである東京ビッグサイト周辺でレースを開催することを目標に協力する覚書を締結している。

  • フォーミュラE 日本初開催へ 東京都とレース開催を目標とする契約を締結

    フォーミュラE 日本初開催へ 東京都とレース開催を目標とする契約を締結

    フォーミュラEの日本での初開催に向けて東京都は10月4日(火)に東京でのレース開催を目標とする契約にサインし<最初の積極的な一歩を踏み出した。

    小池百合子東京都知事とフォーミュラEのジェイミー・ライグル最高経営責任者(CEO)は今朝、東京都庁での覚書(MOU)の公式調印式で会談した。この合意により、東京ととフォーミュラ E は、2024 年春に FIA(国際自動車連盟)の承認を得て、日本最大の国際エキシビション センターである東京ビッグサイト周辺でレースを開催することを目標に協力することになる。

    東京都は、CO2を排出しない環境先進都市「ゼロ・エミッション東京」の実現に向け、ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)の普及に取り組んでおり、フォーミュラEは東京都と連携してZEV戦略を推進する。

    「小池知事、並びに東京都とフォーミュラEの協力パートナーシップを発表できることを嬉しく光栄に思います」とジェイミー・ライグルは述べた。

    「ゼロ・エミッション東京の取り組みを支援するために、2024年にフォーミュラEレースを開催するために協力していきます。東京は象徴的な世界都市であり、消費者技術の革新者、自動車産業のリーダー、そして世界的な文化都市として認められています。フォーミュラEは東京都と提携し、ゼロエミッションイニシアチブの基準として東京を確立できることを嬉しく思います」

    日産はフォーミュラ E の新しい Gen3 時代に最初に取り組んだ企業の 1 つであり、12 月にバレンシアでテストを開始し、1 月 14 日にメキシコシティでシーズン 9 の開幕戦が行われる。

    日産フォーミュラEチームのマネージング ディレクターであるトマソ・ヴォルペは、シーズン 10 から初めて日本がカレンダーに参加するという見通しについて、チームの興奮について語った。

    「東京都とフォーミュラEからのこの発表に非常に興奮しています。チャンピオンシップに参加する最初の日本の自動車メーカーとして、2024年に東京でE-Prixを開催できることを嬉しく思います。また、今シーズンから今年初めの e.dams の買収に続いて、初めて 1 つのチームとして競争することになり、ホームマーケットで自社のレーシングチームとレースをする機会を得たいと思っています」

    フォーミュラE 東京 日本初開催

  • フォーミュラE、2024年に東京での開催が決定

    フォーミュラE、2024年に東京での開催が決定

    フォーミュラEが、2024年に東京で開催されることが決定した。

    10月4日(水)、フォーミュラEのCEOであるジェイミー・ライグルCEOが東京都庁を訪れ、小池百合子知事との締結式を行った。コースは、東京ビックサイト(江東区)周辺などを想定しており、両者は完全確保などで協力していく。

    世界的にゼロエミッション(ZEV)車の普及を目指す取り組みが広がっており、電気自動車レースであるフォーミュラEを東京でで開催することで、環境先進都市づくりを後押しする。

    小池百合子知事は「世界最高峰のレースを起爆剤に、電気自動車を一気に普及させ、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする大きな目標に向かって弾みをつけたい」とコメント。

    ジェイム・ライグルは「2024年のフォーミュラE開催を公表でき光栄に思う。ZEVの今後の可能性を広げたい」と述べた。

    フォーミュラEは、FIA(国際自動車連盟)が統括する世界選手権。多くの元F1ドライバーが参戦し、世界の主要としてストリートレースを開催。今年は韓国で初開催された。