カテゴリー: FIA(国際自動車連盟)

  • FIA新会長、ハミルトンのFIA年間表彰式欠席に言及「規則違反は許されない」

    FIA新会長、ハミルトンのFIA年間表彰式欠席に言及「規則違反は許されない」

    新たにFIA会長に選出されたモハメド・ビン・スライエムは、ルイス・ハミルトンが2021年FIA年間表彰式に参加しないことでF1の競技規則に違反した罪で有罪となった場合、制裁も辞さないと述べた。

    F1の競技規則の第6.6条には「シリーズで1位、2位、3位となったドライバーは、FIAの年間表彰式に出席しなければならない」と規定されている。

    だが、F1アブダビGPの日曜日の物議を醸すフィナーレの余波を上、ルイス・ハミルトンとメルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、12月16日(木)にパリで開催されたFIA年間表彰式を欠席した。

    今季までメルセデスF1のドライバーを務めていたバルテリ・ボッタスは、フライトの遅延にとって記者会見には出席できなかったものの、3位のトロフィーを集めるために出席し、コンストラクターズトロフィーは技術責任者のジェイムズ・アリソンが受け取った。

    ルイス・ハミルトンは今週英国に滞在し、水曜日にウィンザー城でナイトの称号を授与され、金曜日にはブリックスワースとブラックリーの施設でメルセデスのコンストラクターズタイトルのお祝いに参加した。

    金曜日にジャン・トッドからFIA会長を引き継いだモハメド・ビン・スライエムは、新しい役割での最初の記者会見で、ルイス・ハミルトンの問題は評価されると語った。

    「まず、ドライバーとしては感情的になるものだ。だが、結局のところ、ルールはルールであり、我々はルールが適用される面を検討している」とモハメド・ビン・スライエムは語った。

    「彼は違反していたか? 私はそれを調べなければならない」

    「我々は自分たちのルールに従わなければならないが、それまでの間、チャンピオンになった者の素晴らしい気分を妨げることはない。人々に親切にするのは簡単で、人々をやる気にさせるのも簡単だが、違反があった場合、それに関して許しはない」

    モハメド・ビン・スライエムは、その後、規則を角印し、「許しはない」というコメントが今後さらに明確になる可能性があることを明らかにした。

    「私がいうルール違反とはこういうことだ。ルールがあり、許しは常にある。だが、ルールはルールだ」とモハメド・ビン・スライエムは語った。

    「私はいつもルールは人間が作ったものであり、それらは聖書やいかなる聖典でもないと言っている。それらは人間によって改善され、そして、変えることができる。ルールとは改善されるべきものだ。

    「したがって、実際、ルイスは起こったことに本当に悲しいんでいることは知っている。一言で言えば、彼は壊れていると言えるだろう」

    「しかし、違反があったかどうかを確認する必要はある。会長になって数時間であるため、事実確認をせずに答えを出すことはできなおい」

    F1レースディレクターのマイケル・マシのポジションについては外部から精査されているが、モハメド・ビン・スライエムは徹底的な調査をせずに決定に「飛び込む」ことは望んでいないと概説した。

    「我々は実際に問題を調査する必要がある。新たに選出されたばかりだ。問題を調査していく」とFIA会長職に完全に集中するために他の組織の役割は放棄することになるモハメド・ビン・スライエムは語った。

    「明日、スタッフとのミーティングがある。明日はFIAを改善できるすべての問題を調査するが、問題がある場合は、チームに戻さずに結論や決定に飛びつくことは絶対にない」

  • ジャン・トッド 「メルセデスF1のFIAへの暴挙が罰せられないのは幸運」

    ジャン・トッド 「メルセデスF1のFIAへの暴挙が罰せられないのは幸運」

    F1のジャン・トッド前会長は、2021年のF1タイトル争いの論争の的となった結末後、メルセデスF1が統治機関であるFIA(国際自動車連盟)に他する攻撃を処罰されないのは幸運だと語る。

    FIAは、木曜日にパリで開催された2021年FIA年間表彰式を欠席したことに対してルイス・ハミルトンにペナルティを科すことを求めている。そして、ジャン・トッドは、同じく式典を欠席したメルセデスF1代表を務めるトト・ヴォルフに激怒している。

    「我々は完璧だろうか? そんなことない」とジャン・トッドは語った。

    「だからこそ、我々は自分たちの決定をもう一度見直すのだ」

    トト・ヴォルフは、F1レースディレクターのマイケル・マシがルイス・ハミルトンから前人未踏の8回目のドライバーズタイトルを「奪った」と主張している。

    「リヨンのサッカークラブの会長は、審判について暴言を吐き、10試合の観戦を許可されなかった」とジャン・トッドは語った。

    「過去に自由にさせすぎたのかもしれない。一方では、FIA、ドライバー、チーム、権利所有者の間で対話が必要だが、そういった開放性が我々に向けられるべきではない」

    しかし、トト・ヴォルフは謝罪せず、木曜日のFIA年間表彰式をルイス・ハミルトンとともにボイコットしただけでなく、コンストラクタータイトルを獲得したマシンを写真撮影に送ることさえ拒否した。
    また、トト・ヴォルフは、F1アブダビGPでのマイケル・マシの決定に対して上訴を進めることは「FIAが自身の過ちを認めないだろう」という理由で無意味だったと述べた。

    「彼らは同時に被告と裁判官の両方の立場だった。日曜日の最終ラップように再び無力な気持ちにさせられていただろう」とトト・ヴォルフは語った。

    「しかし、民事裁判所は我々が正しいことを証明しただろう」

    「消化するには長い時間がかかるだろうし、おそらくそ完全に乗り越えることは決してないだろう」

    だが、トト・ヴォルフは、F1アブダビGPに対するメルセデスF1の不満は、レッドブル・ホンダとフェルスタッペンのお祝いを損なうべきではないことを明らかにした。

    「マックス、ホーナー、マルコを悪い言葉で損なう意向はなかった」とトト・ヴォルフは語った。

    「彼らは我々に信じられないほどの戦いを与えたし、タイトルに値する」

    「この余波がマックスのワールドチャンピオンに影を落としてしまったのならば申し訳なく思う」

  • モハメド・ベン・スライエム、ジャン・トッドの後任としてFIA会長に就任

    モハメド・ベン・スライエム、ジャン・トッドの後任としてFIA会長に就任

    元ラリードライバーのモハメド・ベン・スライエムが、ジャン・トッドの後任としてFIA(国際自動車連盟)の会長に選出された。

    2009年からFIA会長を務めたジャン・トッドは、最大となる3期を務めあげて退任。パリで開催されたFIA年次総会で会長選が行われ、モハメド・ベン・スライエムは61.62%の票を集めた。FIA副会長のグラハム・ストーカーが36.62%、棄権は1.76%だった。

    アラブ首長国連邦のモハメド・ベン・スライエム(60歳)は、元ラリードライバーであり、FIA中東ラリー選手権を14回制し、1983年から2002年まで61の国際イベントで優勝した。

    2005年からエミレーツモータースポーツ機構(EMSO)の会長を務め、FIA世界モータースポーツ評議会に初めて選出されたアラブ人となる中東担当副会長を務め、2008年にはFIAの副会長に指名された。

    モハメド・ベン・スライエムは「FIA for Members」キャンペーンを行い、世界中でモータースポーツへの参加を倍増させ、多様性と包摂を強化し、持続可能なモビリティに関する有力な意見形成者となり、2009年にカレンダー入りしたF1アブダビGPを設立にも尽力した。

    モハメド・ベン・スライエム(FIA 新会長)
    「本日パリで開催された年次総会の終わりにFIA会長に選出されたことを非常に光栄に思う。すべての会員クラブの尊敬と信頼に感謝する。グラハムのキャンペーンと連盟への関与を祝福する。 過去12年間に達成されたすべてのことに対して、FIAとそのメンバーの名前でジャン・トッドに無限の感謝を表明する。私は重要な仕事を追求し、モータースポーツとモビリティをさらに前進させることに尽力していく」

    ジャン・トッド(FIA 元会長)
    「章は終わった。過去12年間のモータースポーツと安全で持続可能なモビリティの成果に集合的に満足することができる。私のチーム、政権とすべての会員クラブの揺るぎないコミットメント、熱意、そして回復力に心から感謝する。モハメッドがFIA会長に選出されたことを祝福し、彼、彼のチーム、そして、連盟が今後数年間で最高の成功を収めることを願っている」

    FIA(国際自動車連盟)は、世界のモータースポーツの統治機関であり、世界をリードするモビリティ組織の連合体。1904年に設立され、パリとジュネーブに本社を置くFIAは非営利団体だ。5大陸146カ国から245の会員組織が集まっている。

  • FIA、2022年 F1カレンダーを承認…史上最多の23戦で構成

    FIA、2022年 F1カレンダーを承認…史上最多の23戦で構成

    FIA 世界モータースポーツ評議会は12月15日(水)、史上最多の23戦で構成される2022年のF1カレンダーを承認した。

    2022年F1シーズンは、3月20日にバーレーンで開幕。クリスマスの1カ月前の11月20日にアブダビで閉幕する。アメリカでの2つのレースのひとつとして初開催となるF1マイアミGPは第5戦として5月に開催される。F1日本GPは第19戦として10月9日(日)に組み込まれている。

    なお、F1中国GPは、新型コロナウイルスの感染が継続しているため、2022年のカレンダーには含まれなかった。中国は、状況が許せば、すぐにカレンダーに戻される。また、今年初開催となったF1カタールGPは、サッカーワールドカップを開催するため2022年は開催されない。

    2022年 F1カレンダー
    3月20日  F1バーレーンGP (サヒール)
    3月27日  F1サウジアラビアGP (ジェッダ)
    4月10日  F1オーストラリアGP (メルボルン)
    4月24日  F1エミリア・ロマーニャGP (イモラ)
    5月8日   F1マイアミGP (マイアミ)
    5月22日  F1スペインGP (バルセロナ)
    5月29日  F1モナコGP (モナコ)
    6月12日  F1アゼルバイジャンGP (バクー)
    6月19日  F1カナダGP (モントリオール)
    7月3日   F1イギリスGP (シルバーストーン)
    7月10日  F1オーストリアGP (シュピールベルク)
    7月24日  F1フランスGP (ル・カステレ)
    7月31日  F1ハンガリーGP (ブダペスト)
    8月28日  F1ベルギーGP (スパ・フランコルシャン)
    9月4日   F1オランダGP (ザントヴォールト)
    9月11日  F1イタリアGP (モンツァ)
    9月25日  F1ロシアGP (ソチ)
    10月2日  F1シンガポールGP (シンガポール)
    10月9日  F1日本GP (鈴鹿)
    10月23日 F1アメリカGP (オースティン)
    10月30日 F1メキシコGP (メキシコシティ)
    11月13日 F1ブラジルGP (サンパウロ)
    11月20日 F1アブダビGP (アブダビ)

  • F1レースディレクター、常設スチュワード待望論に反論

    F1レースディレクター、常設スチュワード待望論に反論

    F1レースディレクターのマイケル・マシは、F1のルールの適用における矛盾を解決するために常設のスチュワードを置くべきだとの論調に反論した。

    F1ブラジルGPでのマックス・フェルスタッペンのルイス・ハミルトンへの防御がお咎めなしとの裁定を受けたことを受け、過去数週間でレース関係者とFIAは、オブザーバーとドライバーから攻撃を受けている。

    特にF1ドライバーは、同様のインシデントが過去にペナルティを科されていたことで、混乱を表明。ルイス・ハミルトン、ダニエル・リカルド、ジョージ・ラッセルを含めた多くの主要ドライバーは、長いドライバーブリーフィングの後、パドック内で意見の相違があることを強調した。

    F1は、4名のスチュワードが各グランプリを監督するというモデルを運用している。スチュワードパネルは、確立されたプールから選出され、議長、ドライバーの代表者、および通常は地元のモータースポーツ団体によって任命された他の2人で構成される。

    だが、交代制のパネルよりも、スチュワードの人員を固定した方が、矛盾のいくつかを滑らかにすることができるのではないかとの疑問を引き起こしている。

    F1は、10年以上前まで常設スチュワードシステムを運用していた。だが、当時は、バネルの人員が特定のチームやドライバーを贔屓していると非難され、現在の交代制のパネルへと移行した。

    したがって、F1レースディレクターのマイケル・マシは、現状の各役割のスチュワードの選択されたプールで構成される交代制のパネルがベストな妥協点だと考えている。

    「皆さんも分かると思う。常設スチュワードパネルの下で活動した人々についていくつかの思慮深い言葉があった、常任スチュワードがいたときに知覚されたバイアスがあったと思う」とオーストラリア人は説明しました。

    「現在、我々が採用しているスチュワードは、4人の議長のプールで、ドライバー、スチュワードのプールを共有している。すべての議長が定期的に合っている」

    「我々は一歩下がって、2人の素晴らしいドライバーと2つの素晴らしいチームの間でチャンピオンシップが争われるのは久しぶりだということを覚えておく必要がある」

    「人気のある規制当局など世界に存在しない。レフェリーであるかどうかに関係なく、スポーツの規制当局である場合、それは我々が果たす役割の一部であり、我々の観点からは常にわずかな違いはありますが、結局のところ、スチュワードはそれらの決定を行うためにそこにいる」

    だが、マクラーレンF1のチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、現在の交代制のシステムをサポートしている。

    「正直なところ、私の意見は変わっていない」とアンドレアス・ザイドルはSpeedcafe.comに語った。

    「正直、常任のスチュワードがいないことが問題だとは思わない。私が理解している限り、スチュワードが最初に行うことは、インシデントの履歴を遡って、前例があるかを確認し、それが比較可能かどうかを確認して、一貫性を保つようにしている」

    「また、各レース週末の後に、全員が同じレベルの情報を入手し、何が起こったのかを詳細に理解できるようにするために、すべてのスチュワードが多くのやり取りを行っていることも理解している」

    「だからこそ、正直に言うと、それが我々がここで抱えている大きな問題だとは思わない」

    F1ブラジルGPで裁定の矛盾の受けてとなったメルセデスF1のトト・ヴォルフもアンドレアス・ザイドルの意見に同意する。

    「ブラジルでヘッドスチュワードを務めた(ティム)メイヤーを非常に高く評価している。状況が一風変わっていただけだと思う」とトト・ヴォルフはコメント。

    「彼らは非常に大きなプレッシャーにさらされている。スチュワードの席に座りたくないので、スチュワードが良いか悪いかについては言いたくはないん。誰かがいつも不平を言うからね」

    「スチュワードになることは専門的な仕事だと思う。それは十分に支払われるべきであり、プレッシャーは報われるべきだ」

    「それが恒久的な機関であるかどうかは分かないが、いずれにせよ、最高の人々がそれを行うべきだ。そして、我々は多くの優れたスチュワードを見てきたし、私はまだどんな結果も信頼している」

  • レッドブルF1首脳 「FIAはシステムの不備をドライバーに擦り付けた」

    レッドブルF1首脳 「FIAはシステムの不備をドライバーに擦り付けた」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1カタールGPでチーム代表のクリスチャン・ホーナーが“ローグ(ペテン師)”発言でスチュワードから警告を受けた件でFIAを非難した。

    クリスチャン・ホーナーの怒りは、マックス・フェルスタッペンに決勝直前にグリッド降格ペナルティが科されたことを受けてのものだった。フェルスタッペンは予選Q3の決定的な瞬間にダブルイエローを尊重しなかったとして罰せられた。

    「少なくとも私は無線に呪いをかけたり、誰かに名指しで批判したわけではない」とクリスチャン・ホーナーは語りライバルのメルセデスのF1チーム代表であるトト・ヴォルフに怒りの矛先を向けた。

    ヘルムート・マルコは、クリスチャン・ホーナーが怒るのも無理はないと擁護する。

    「怒りは、1台のマシンにはイエローフラッグが提示されず、次のマシンに提示され、3台目のマシンにダブルで提示されたことについてだ」とヘルムート・マルコは語った。

    「とにかくそれは矛盾している」

    それはワールドチャンピオンシップ争いが激化するなかで大きな決定だった。マックス・フェルスタッペンは2番グリッドから7番グリッドに降格。それでも、なんとか2位表彰台まで挽回し、ファステストラップの1ポイントも獲得した。

    「マックスが2番目でスタートしていたら、もっと僅差だっただろう」とヘルムート・マルコは同意する。

    「論理的に、彼は初期段階でタイムを失ったし、タイヤを酷使させなければならなかった」

    クリスチャン・ホーナーは、スチュワードについての彼の発言について謝罪している。

    「彼はイエローグラッグを提示した人に個人的にも謝罪した」とF1レースディレクターのマイケル・マシは明かした。

    「クリスチャンの名誉のために、彼はまた2022年にスチュワードワークショップに参加することを志願した」

    「私の観点からは、世界のあらゆる場所のあらゆるトラックのすべてのボランティアを保護してく。なぜなら、彼らについてのそのようなコメントは受け入れられないからだ」

    マックス・フェルスタッペンのルイス・ハミルトンに対するアドバンテージは、残り2戦でわずか8ポイントまで減少した。

    ペナルティについて質問されたマックス・フェルタッペンは「スチュワードからプレゼントをもらったことはないので問題ない。驚きはない」と語った。

    しかし、ヘルムート・マルコは、彼の欲求不満を問題のスチュワードから組織としてのFIAに移した。

    「馬鹿げている」とヘルムート・マルコはSport1に語った。

    「FIAはまともなマーシャリングシステムをセットアップすることができず、ドライバーに責任を負わせることでその無能さを隠そうとしている」

    「デジタル時代では、ドライバーはすべてをディスプレイに表示されている。そして、ディスプレイには何も表示されていなかった。そして、突然、経験の浅い人が旗を振っていた」

    「その後、マシから問題はないというメッセージが来ていた。同時にグリーンライトを見て、それは自分のためのものだと考えた」

    「とにかく不幸な状況だった。私の意見では、ドライバーの誰も罰せられるべきではなかった」

  • F1レースディレクター、「裁定に時間がかかりすぎ」との不満に反論

    F1レースディレクター、「裁定に時間がかかりすぎ」との不満に反論

    F1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、過去数週間の特定のスチュワードの決定についての待ち時間を擁護した。

    F1ブラジルGPでのルイス・ハミルトンの予選からの失格は、スチュワードが完全な証拠に耳を傾けるために再招集された翌日まで確認されなかった。

    また、F1ブラジルGPでのルイス・ハミルトン/マックス・フェルスタッペンのインシデントに関するメルセデスの再審請求は、F1カタールGPの木曜日に公聴会が開かれたが、お咎めなしとの裁定が発表されたのは金曜日の午後だった。

    F1カタールGPの予選では、Q3の2時間後に3名のドライバーがイエローフラッグ無視の疑いでスチュワードに召喚されることが発表されたが、公聴会と結果はレースのわずか数時間前になってようやく発表された。

    「ひとつ忘れてはならないことがあると思う。このテーブルの周りにいる皆さん(ジャーナリスト)は、単に『この人は有罪だ』『この人は無罪だ』と言うのではなく、意思決定の詳細な説明を求めていると思っている」とマイケル・マシは語った。

    「実際には、他に同様のタイプのケースがあったかどうかなど、プロセスについてできるだけ多くのことを理解する必要がある」

    「スチュワードは、先週末(ブラジル)、今週末(カタール)、またはある種のニュアンスを含んでいる決定を書き込もうとしている。そして、彼らはそのレベルの詳細をそこに入れる。ドラフトや書き直しなどには時間がかかる。我々は決断を下すことができるが、それはその一部だ」

    「他の部分は、チームにそれらのケースを提示する機会を与える必要があるということだ」

    「例として、先週末のブラジルで、事実上2日間で、メルセデスはスチュワードに約2.5時間プレゼンテーションを行っており、セッションやその間のすべてのことも考慮に入れる必要がある」

    「スチュワードは『この人はルールに違反した。それで話は終わりだが、数年までに遡る予定だ。このテーブルにいる皆さんはもっと説明が必要だと言っている!』と書ければ満足なときもある」

    マイケル・マシは、夜間外出禁止令に関連する到着時間と制約のために「人がいつ空いているかなど」という観点から「オフセット時間枠やその他すべてについても考慮する必要がある」と説明した。

    マイケル・マシは、予選中のイエローフラッグの問題があまり大幅に遅れたとの見方を否定した。

    「マシンがコース上のどの場所にいたか、どこを通過したかを確認し、トップ10のすべてのマシンのすべての映像を見る。それが私がしたことだ」とマイケル・マシは語った。

    「そこからデータなどをを確認する。当然ながら、それにが時間がかかる。持っているすべてのデータを確認したいと思っている。そして、最終的にそこに到達したら、誰が何をし、何が表示され、何が表示されかったかなどを判断し、それらをスチュワードに報告し、彼らは召喚状を送った」

  • メルセデスF1、フェルスタッペンの走行に対して正式な抗議を検討?

    メルセデスF1、フェルスタッペンの走行に対して正式な抗議を検討?

    メルセデスF1は、ブラジルGPのターン4でルイス・ハミルトンをコース外に追いやったマックス・フェルスタッペンの走行について正式に抗議することを検討していると報じられている。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンのルイス・ハミルトンに対する防御はまったく問題ないと主張している。

    「何に対するペナルティ?」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「ゲインもなく、接触もなかった。彼ら二人の戦いにすぎなかったと思う」

    しかし、メルセデスF1のトト・ヴォルフは、DRSウィング違反に対するルイス・ハミルトンの予選失格を含め、F1ブラジルGPの週末全体を通して、FIAからの不公正な扱いについて激怒しており、「外交関係は終わった」と宣戦布告している。

    F1レースディレクターのマイケル・マシは「我々はすべてのチームを公平に扱っている。ドライバーもそうだ」と主張。

    「罰せられる人は皆、それが不公平だと信じていると思う」

    元ウィリアムズのF1ドライバーであるセルゲイ・シロトキンは、マックス・フェルスタッペンが実際にペアをワイドに走らせることで“意図的”に」行動したと信じているとオランダのFormule 1に語った。

    「マックスは罰せられるかもしれないと思ったが、彼らがタイトルを争っていなかったら、彼は罰せられていたと思う」とセルゲイ・シロトキンは語った。

    「接触もポジションの変化もなかったので、彼らは単に介入しないことに決めた」

    一部のファンは、インシデントの重要なビデオアングルであるマックス・フェルスタッペンの車載カメラがF1によって意図的に隠されているという陰謀説さえ信じている。

    その欠落した映像が、最終的には抗議の成功につながる可能性のある“動かぬ証拠”である可能性があるかどうかを尋ねられたマイケル・マシは「その可能性はある」と認める。

    「だが、我々はそれにアクセスできなかった。商業的権利所有者がそれを提供したら、もちろん、我々はそれを見ていく」

    マックス・フェルスタッペンの観点からすると、間違いなく大きな問題は、2021年の最後の3レースで、ルイス・ハミルトンに非常に優れた直線スピードを与えるのに役立った新しいエンジンだ。

    「もちろん、新しいエンジンは最初は大幅なパフォーマンスの向上をもたらす」とマックス・フェルスタッペンは認めた。

    「しかし、それはゆっくりと正常に戻るだろう。今は少し劇的に見えるし、ストレートは僕たちにとって少し痛手かもしないけど、それは一年中そうだった」

    「上下動があった。僕は後ろにいたけど、今は前にいる。まだたくさんのことが起こる可能性がある」

  • 2022年F1カレンダー:23戦のスケジュールの5つの重要なポイント

    2022年F1カレンダー:23戦のスケジュールの5つの重要なポイント

    F1は、史上最多の23戦で構成される2022年の暫定F1カレンダーを発表。F1公式サイトが5つのポイントを紹介した。

    F1新時代の幕開けたとなる2022年。新レギュレーションによってまったく新しいF1マシンが導入される2022年のF1世界選手権は、今年実現が叶わなかった23戦のグランプリで構成された。F1公式サイトはその5つのポイントを紹介した。

    1.これまでで最大のF1シーズン
    2022年のF1シーズンは、史上最多のシーズンになる予定であり、2021年の22レースよりも多い、年間23レースが予定されている。

    2022年 F1カレンダー 暫定版

    3月20日  F1バーレーンGP (サヒール)
    3月27日  F1サウジアラビアGP (ジェッダ)
    4月10日  F1オーストラリアGP (メルボルン)
    4月24日  F1エミリア・ロマーニャGP (イモラ)*
    5月8日   F1マイアミGP (マイアミ)**
    5月22日  F1スペインGP (バルセロナ)*
    5月29日  F1モナコGP (モナコ)
    6月12日  F1アゼルバイジャンGP (バクー)
    6月19日  F1カナダGP (モントリオール)
    7月3日   F1イギリスGP (シルバーストーン)
    7月10日  F1オーストリアGP (シュピールベルク)
    7月24日  F1フランスGP (ル・カステレ)
    7月31日  F1ハンガリーGP (ブダペスト)
    8月28日  F1ベルギーGP (スパ・フランコルシャン)
    9月4日   F1オランダGP (ザントヴォールト)
    9月11日  F1イタリアGP (モンツァ)
    9月25日  F1ロシアGP (ソチ)
    10月2日  F1シンガポールGP (シンガポール)*
    10月9日  F1日本GP (鈴鹿)
    10月23日 F1アメリカGP (オースティン)*
    10月30日 F1メキシコGP (メキシコシティ)
    11月13日 F1ブラジルGP (サンパウロ)
    11月20日 F1アブダビGP (アブダビ)
    *正式契約ではない
    ** FIA回路のホモロゲーションの対象

    これらの23戦は、2021年シーズンの開幕戦も務めたF1バーレーンGPでスタートし、最近、改修されたヤス・マリーナー・サーキットでのF1アブダビGPでフィナーレを迎える。

    その間に、5つの大陸でさらに21のレースが開催される。F1が北米で3つのレースを開催するのは1984年以来となる。

    2.マイアミで新しいレース
    新しいレースは常にエキサイティングだ。2022年には、5月6〜8日に当新たにF1マイアミGPが開催される。F1がフロリダ州に戻るのは1959年以来となる。

    マイアミ・ガーデンズのハードロック・スタジアム コンプレックスに新設される5.41kmのマイアミ・インターナショナル・オートドロームは、緊密なレースを奨励するために19のコーナーと3つのストレートを備え、最高速度は320km / hに達するように設計されている。

    また、忘れられないイベントになることを約束するために、米国で最もダイナミックで文化的に多様な都市の1つを訪れるという見通しに誰もが同じように興奮している。

    3.オールドサーキットがカレンダーに復帰
    新型コロナウイルスのパンデミックの到来は、間違いなくスポーツの歴史の中でF1カレンダーに史上最大の混乱をもたらし、2020年シーズン前半を締めくくったが、その影響は今でも感じられている。

    F1が新しいテリトリーを探索する一方で、いくつかの古いテリトリーを再訪することで、そこから生まれるポジティブな点があった。しかし、それはまた、カレンダーの定番でレースする機会を否定した。

    計画では、2021年に3つのイベントすべてが強制的にキャンセルされた後、鈴鹿、モントリオール、メルボルンなどがすべてカレンダーに戻って、2022年にその状況が是正される予定だ。

    今シーズン、1985年以来初めてザントフォールトがF1に戻ってきた。また、イモラのクラシックなイタリアのトラックで3年連続のレースを行う。一方、ソチは、イベントが2023年にサンクトペテルブルクのイゴラ・ドライブ・サーキットに移動する前に、最後のF1ロシアGPを主催する。

    進行中の新型コロナウイルスのパンデミックの犠牲者の1つは、2022年のカレンダーには登場しないF1中国GPだ。だが、将来、状況が許せば上海でのレースを復活させる計画がある。

    4.F1モナコGPの週末は3日間に短縮
    2022年のカレンダーの変更の1つは、F1モナコGPの週末が4日から3日に短縮されることだ。

    モナコでの金曜日は伝統的に休息日にあてられ、水曜日にメディア業務、木曜日に2回フリープラクティスが実施され、土曜日にFP3と予選、日曜日にレースが行われてきた

    だが、2022年には、週末が標準の3日間に圧縮される。これは、チームのロジスティクスを支援するためであり、チームは通常より1日遅れてモナコに到着できる。

    5.シーズンは11月中旬に終了
    最後に、2022年のカレンダーの顕著な特徴の1つは、23戦にもかかわらず、3月中旬に開始し、11月中旬に終了する予定であるということだ。

    アクションは3月20日にバーレーンで開始される。ダブルヘッダーでシーズンをスタートし、今年12月のイベントのデビュー後、2度目のF1サウジアラビアGPのためにジェッダ・コーニッシュ・サーキットに移動する。

    スケジュールは厳しく、2つのトリプルヘッダーが特徴だ。しかし、それには、2023年シーズンに先駆けてチームとF1スタッフにかなりの冬休みを提供するという追加のボーナスがある。

  • F1、2022年 暫定F1カレンダーを発表…史上最多の23戦で構成

    F1、2022年 暫定F1カレンダーを発表…史上最多の23戦で構成

    F1は、2022年シーズンのカレンダーを公開。FIA セカイモータースポーツ評議会によって史上最多の23戦のグランプリスケジュールが承認された。

    2022年F1シーズンは、3月20日にバーレーンで開幕。クリスマスの1カ月前の11月20日にアブダビで閉幕する。アメリカでの2つのレースのひとつとして初開催となるF1マイアミGPは第5戦として5月に開催される。

    なお、F1中国GPは、新型コロナウイルスの感染が継続しているため、2022年のカレンダーには含まれなかった。中国は、状況が許せば、すぐにカレンダーに戻される。

    2022年 F1カレンダー 暫定版

    3月20日  F1バーレーンGP (サヒール)
    3月27日  F1サウジアラビアGP (ジェッダ)
    4月10日  F1オーストラリアGP (メルボルン)
    4月24日  F1エミリア・ロマーニャGP (イモラ)*
    5月8日   F1マイアミGP (マイアミ)**
    5月22日  F1スペインGP (バルセロナ)*
    5月29日  F1モナコGP (モナコ)
    6月12日  F1アゼルバイジャンGP (バクー)
    6月19日  F1カナダGP (モントリオール)
    7月3日   F1イギリスGP (シルバーストーン)
    7月10日  F1オーストリアGP (シュピールベルク)
    7月24日  F1フランスGP (ル・カステレ)
    7月31日  F1ハンガリーGP (ブダペスト)
    8月28日  F1ベルギーGP (スパ・フランコルシャン)
    9月4日   F1オランダGP (ザントヴォールト)
    9月11日  F1イタリアGP (モンツァ)
    9月25日  F1ロシアGP (ソチ)
    10月2日  F1シンガポールGP (シンガポール)*
    10月9日  F1日本GP (鈴鹿)
    10月23日 F1アメリカGP (オースティン)*
    10月30日 F1メキシコGP (メキシコシティ)
    11月13日 F1ブラジルGP (サンパウロ)
    11月20日 F1アブダビGP (アブダビ)
    *正式契約ではない
    ** FIA回路のホモロゲーションの対象

    「2022年のシーズンは、新型コロナウイルスのパンデミックによって17レースに改訂された2020年、22戦となった2021年というF1の前例のない2年間に続くものだ。これは、スポーツの国際的な性質を考えると大きな成果だ」とF1は声明で述べた。

    「今年のイベントにファンを歓迎できたのは素晴らしいことだ。我々は、安全に、そして、国のガイドラインに沿って行われることを保証し続けていく」

    「パンデミックは2021年シーズンに課題を提示し続けたが、スポーツ全体が、発生した課題に対応し、適応する能力を示している。世界中のすべての人にとって、今後数か月でウイルスがさらに減少することを願っているが、我々は状況を注意深く監視し、プロモーターや国家当局と緊密に協力していく」

    F1の会長兼CEOを務めるステファノドメニカリは「2022年のカレンダーを発表できることを嬉しく思う」とコメント。

    「我々は緊密なレースを生み出すためにデザインされた来年の新しいレギュレーションとマシンでスポーツが新しい時代に入る準備を進めている」

    「今シーズンはここまで素晴らしい戦いが繰り広げられてきた。大勢の観客が参加し、パンデミックの影響を受けていたファンがレースに戻ってきた。来シーズン、より多くのファンを迎えることを楽しみにしており、2022年が過去2年間に我々全員が経験した生活よりも普通に感じられることを願っている」

    「我wレはレースを主催したい場所からのF1への関心とスポーツの成長に非常に満足しており、マイアミのような目的地が有名で歴史的な場所に加わり、2022年が素晴らしいカレンダーになると信じている。パンデミックはまだ続いているので、我々は引き続き警戒と安全を確保し、すべての人員と訪問するコミュニティを保護していく」

    FIA会長のジャン・トッドは「印象的な2022年のFIA F1チャンピオンシップカレンダーは、ステファノ・ドメニカリと彼のチームが率いるF1が、FIAとの強力な相乗効果で素晴らしい仕事をした結果だ」とコメント。

    「過去2年間、F1は目覚ましい回復力を示した。これは、パンデミックという重大な課題にもかかわらず、スポーツの継続的な成長によって明確に示されている」

    「2022年の23戦のグランプリは、まったく新しいマシンのエキサイティングなショーケースになるだろう。私はそれを楽しみにしている」

    2022年 F1カレンダー 暫定版