カテゴリー: FIA(国際自動車連盟)

  • F1とFIA、2026年F1レギュレーションを巡って新たな対立

    F1とFIA、2026年F1レギュレーションを巡って新たな対立

    FIA(国際自動車連盟)、F1、そして参戦チームの間で繰り広げられている政治的バトルに新たな戦線が開かれた。

    最近、この3者はさまざまな問題でめぐって対立しているように見える。最も差し迫った問題は、F1の商業権が200億ドルで売却される可能性があるという問題をめぐってF1がFIAに法的警告を発したことだ。

    しかし、Auto Motor und Sportは、2026年の新F1エンジンレギュレーションをめぐって新たな対立が起きていると主張している。

    ドイツ誌によると、F1チーム側は「基本的な決定をF1委員会で承認するよう要求している」という。

    「しかし、今のところ(委員会は)この問題に関して何の権限も持っていない」とトビアス・グルーナー通信員は付け加えた。

    報道によると、F1チーム側は2026年のマシンの重量を基本的な寸法を削減ことで大幅に減らすべきだと主張しているが、「この話題は議題にはなっていない」という。

    もうひとつ、FIAが望むアクティブ・エアロダイナミクスについての別の議論も進行中だ。

    「現時点では前線は強化されている」とトビアス・グルーナーは語った。

    「F1には再び嵐のような時代がやってくる」

    しかし、フェラーリF1の新しいボスであるフレデリック・ヴァスールによれば、現在の政治的論争、特にFIA会長のモハメド・ビン・スライエムとリバティ・メディアの間の分裂は、すぐに副次的な問題になるはずだいう。

    「我々がクルマを走らせれば、この問題は画面から少しづつ消えていくと確信している」とフレデリック・バスールはMirrorに語った。

    「確かに議論はあるだろうが、いつものように、スポーツ面に集中できることを願っている」

    また、フレデリック・バスールは、イタリアの Corriere dello Sport に対し、個人的には厳しい政治的シーズンを予想しており、フェラーリのボスになって以来、メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフとは「もう会話をしていない」ことを認めた。

    「我々はサーキットで戦い、レースマネジメントやFIAの前で議論し、コンコルド協定についても議論することになるだろう」とフレデリック・バスールは認めた。

    「しかし、より大きな利益のために、チーム間の協力があることは素晴らしい利点だ。私はほとんどすべての同僚と良い関係を築いており、それは常に良いことだと思う」

  • F1オーナー、FIA会長モハメド・ビン・スライエムの解任を画策?

    F1オーナー、FIA会長モハメド・ビン・スライエムの解任を画策?

    F1とFIA(国際自動車連盟)の間で高まっている危機は、ある方面では“内戦”に例えられている。長年にわたって両者の間には数々の火種があったが、1980年代前半のFISAとFOCAの戦争以来、事態がこれほど悪化したことはないと言えるかもしれない。

    当時、FISA(国際自動車スポーツ連盟)はFIAの一部としてF1を管轄しており、FOCA(フォーミュラ・ワン・コンストラクターズ・アソシエーション)はチームの組合としてバーニー・エクレストンがチーフショップスチュワードを務めていた。

    よみがえるFOSAとFOCAの抗争の記憶
    この争いは、誰がいつ何をする権利があるのか、そして、当然のことながら、その資金をどのように分配すべきかをめぐるものであった。

    1982年のF1サンマリノGPでFOCAに所属するチームがボイコットしたことで、事態は収拾に向かう。

    エンツォ・フェラーリは、バーニー・エクレストンと当時のFISA会長ジャン=マリー・バレストルとの取引を仲介し、最初のコンコルド協定にサインするまでに至った。

    この協定は、すべての問題を解決したわけではなかったが、すべての関係者を法的な枠組みで縛り、さらなる紛争を管理するための方法論を示したものであった。

    F1の根幹を揺るがす危機
    経験豊富なF1オブザーバーは、F1とFIAがスポーツの根幹を揺るがすハイレベルな対決に向かっていることを懸念している。

    ドイツのSport1は、FIA会長の座からモハメド・ビン・スライエムを追い出そうとする計画が進行中であると伝えている。この陰謀の背後にはF1の商業権を持つリバティ・メディアが存在し、彼の後任を用意していると主張している。

    両者の間には、FIAが2023年のF1カレンダーを一方的に発表するなど、長年にわたるメディアとの共同イベントとは異なる問題で、数多くのいさかいが起きてきた。

    また、スプリントレースを3戦から6戦を増やすことについても、モハメド・ビン・スレイエムが当初は拒否していた。

    FOMがFIA会長に法的措置
    しかし、先週、サウジアラビアのプライベート・ウェルス・ファンドがF1買収に200億ドルを提示したというソーシャルメディアの噂に対してモバメド・ビン・スレイエムがコメントし、この関係に鉄槌が下された。

    FIAの会長は、そのような「水増しされた値札」がチケットやテレビ視聴の価格に与える影響に懸念を示し、F1の商業権を売却する際にはFIAがデューデリジェンスの役割を担うと主張した。

    リバティ・メディアは、モハメド・ビン・スレイエムに対し、自分たちが築いてきたブランドの価値を損なう可能性があると指摘し、やめるよう法的な書簡を出した。

    FIA会長はモテカルロ・ラリーで「F1世界選手権は我々のものだ。我々はそれを貸し出しているだけだ」と反論。これはもちろん、バーニー・エクレストンとFIAがわずか3億ドルで合意した20年前の100年契約のことを指している。

    モハメド・ビン・スライエムの後任候補
    Sport1は、リバティ・メディアがモハメド・ビン・スレイエムの後任として推している人物の名前を挙げている。モータースポーツUKの会長であり、プロドライブのチーフであるデイビッド・リチャーズがそのポジションに就く可能性がある。彼はベネトンとブリティッシュ・アメリカン・レーシング(BAR)でチームボスを務めた経験があり、F1での経歴もある。

    FIAの会長は240のナショナルモータースポーツ協会のメンバーによって選出されるが、そのほとんどはF1で積極的な役割を担っていない。

    したがって、FIA会長の権威が他の多くの権威に由来することを考えると、リバティ・メディアは簡単にクビにすることはできない。

    F1の商業的権利保有者がどのような行動を取るかの鍵は、200億ドルがF1の評価額として非常に膨らんでいると示唆したモハメド・ビン・スライエムに送られた法的書簡にある。

  • F1オーナーと対立のFIA会長、過去の女性差別的発言を掘り起こされる

    F1オーナーと対立のFIA会長、過去の女性差別的発言を掘り起こされる

    FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、彼の古いウェブサイトに書いたコメントが掘り起こされ、性差別の問題の渦中にいる。

    モハメド・ビン・スライエムの昔のウェブサイトのアーカイブ版(www.mohammedbensulayem.com)にあった女性差別的な見解は、金曜日にイギリスの新聞『The Times』の報道で初めて明らかにされた。

    モハメド・ビン・スライエムは「自分が男性よりも賢いと思っている女性は好きではない」と書いたと伝えられている。

    同サイトでは彼の好き嫌いは「基本的にシンプル」であるとし、モハメド・ビン・スレイエムは「砂漠が好きだし、本物の人間に会うのも好きだ」と述べている。

    「お金について話すのは好きではない。男性よりも賢いと思っている女性も好きではない。それは真実ではないからだ」

    この発言は2000年代初頭のもので、FIAの広報担当者は「2001年のこのアーカイブサイトにある発言は、会長の信念を反映したものではありません」

    「彼は、スポーツにおける女性と平等を推進することに強い実績を持っており、それが評価されるのは喜ばしいことです。それは、彼のマニフェストの中心的な部分であり、今年取られた行動と、彼がスポーツ担当副会長として務めた長年がそれを証明しています」

    モハメド・ビン・スレイエムは、女性代表の増加を会長選の軸に据え、就任以来、FIA初のCEOを設置し、2022年9月にナタリー・ロビンをその職に任命した。また、昨年6月からターニャ・クツェンコが務めているFIA初の平等・多様性・包括性(EDI)アドバイザーを導入する公約も実行に移した。

    アンドレッティが提案した2026年のエントリーをめぐって F1との対立の中心にいたモハメド・ビン・スライエムは、ここ数週間、F1の価値に関するツイートで炎上しており、200億ドルという見積もり額が「水増しされた値札」だとし、「買い手候補は常識を働かせることをお勧めする」と付け加えた。

    このツイートにより、F1とリバティ・メディアは法的な書簡を送り、今後モハメド・ビン・スレイエムが「容認できない方法」でチャンピオンシップの商業権を利用する独占権を妨害した場合、行動を起こすと脅している。

  • FIA会長 「F1世界選手権は我々のものであり、貸し出しているだけ」

    FIA会長 「F1世界選手権は我々のものであり、貸し出しているだけ」

    F1とFIA(国際自動車連盟)との間で続く言葉の攻防で緊張が高まる中、FIAのモハメド・ビン・スライエム会長は、F1のボスたちに「チャンピオンシップは我々のものであり、我々はそれを貸し出しているだけだ」と念を押した。

    F1世界選手権にはある意味で2人のボスがいる。オトマー・サフナウアーの言葉を借りれば「2人の教皇」がいる。

    モータースポーツの統括団体であるFIAと2017年初めにフォーミュラ・ワン・グループの経営権を買い取り、シリーズの権利を所有するリバティ・メディアだ。

    FIAの任務が安全性の確保とルールの施行であるのに対し、F1グループはすべての商業的な事柄を担当している。

    しかし、今、両者はスポーツに関わるほぼすべてのことをめぐって対立している。

    昨シーズン、F1チームのボスがポーパシングへの介入めぐってFIAと衝突し、モータースポーツ統括団体が2023年のルール変更を強行すると同時に、F1チームが予算上限の引き上げを要求したことから緊張が高まり始めた。

    それはグランプリウィークエンドにも続き、F1イタリアGPの赤旗に対するFIAの対応に感銘を受けず、2レース後の日本GPではコース上に回収車両が侵入し、まさに同じサーキットで起きたジュール・ビアンキの2014年の悲劇を思い起こさせることになった。

    最近では、11番目のチームを迎え入れたいというFIAの意向をめぐって、モハメド・ビン・スライエムがアンドレッティのグリッド参加を推し進め、アンドレッティの計画に参加したゼネラルモーターズのような大手自動車メーカーに「いったいどうやってノーと言えるのか」と問いかけたことで衝突が起きている。

    チーム、そしてF1全体は、このスポーツを10チームに抑えたいと考えており、まったく熱心ではない。

    そのような議論が続く中、サウジアラビアの政府系ファンドが200億ドルでリバティ・メディアからのF1買収に興味を示しているというBloombergの記事が話題になった。しかし、F1のボスたちはその提案を拒否した。

    これを知ったモハメド・ビン・スライエムは「F1につけられた200億ドルという誇張された値札の疑い」に疑問を呈し、その発言はF1首脳陣を怒らせ、「権限の範囲を超えた」との抗議文を出す事態となった。

    しかし、モハメド・ビン・スライエム、あるいは少なくともFIAは、リバティ・メディアが売却するかどうかについて発言権を持っており、買い手が誰であるかを決定することもできる。

    Auto Motor und Sportによると「FIAは商業的な決定には干渉できないが、F1経営陣にとってこの問題は言うほど単純ではない」と伝えた。

    「もし権利が売却されれば、いわゆる『ドン・キング条項』が発効ことになる。この契約の特別条項は、伝説的なボクシングのプロモーターにちなんで名付けられたもので、所有者の変更があり得る場合には、常にFIAに拒否権が与えられている」

    簡単に言えば、FIAは2000年に100年契約でバーニー・エクレストンに『F1』の使用権を譲渡し、元F1最高責任者はその後、それをリバティ・メディアに売却しているからだ。

    モハメド・ビン・スライエムは「チャンピオンシップは我々のものであり、我々はそれを貸し出しているだけだ」と明言している。

    「今のところ、売却の可能性があるという噂があるだけだ。しかし、FIAは発言権を持ち、助言を与えることができるはずだ」

  • FIA会長 「F1への新規参入に関心を表明したのはアンドレッティだけ」

    FIA会長 「F1への新規参入に関心を表明したのはアンドレッティだけ」

    FIA(国際自動車連盟)のモハメド・ビン・スライエム会長は、F1への新規参入に関心を表明したチームはアンドレッティだけだと述べた。

    FIA会長のモハメド・ビン・スライエム会長は今月初め、新規参入候補のチームから関心を示してもらうことでF1グリッドの拡大の可能性を探りたいとツイートしていた。

    これに続いて、アンドレッティがゼネラルモーターズと新たに提携し、アンドレッティ・キャデラック・レーシングを設立して将来的にF1グリッドへの参加を目指すことを発表した。

    アンドレッティの計画は今のところF1パドックから冷淡な反応を得ており、F1自身もグリッドへの参加に関心を持つあまり目立たない関係者が他にもいると声明を発表している。

    F1への新規参入への関心表明の呼びかけに対する反応についてモハメド・ビン・スライエムは「我々に直接的にあったのはアンドレッティだ」とし「今のところ」名乗りを上げているのはアンドレッティだけであることを明らかにした。

    昨年、モハメド・ビン・スライエムは、アンドレッティ・グローバルのチーフであるマイケル・アンドレッティや、彼の父親で1978年のF1ワールドチャンピオンであるマリオ・アンドレッティとF1計画について会議を開き、大手自動車メーカーと協力する必要があることは「非常に明確」であると伝えた。

    アンドレッティのF1計画にGMが加わったことで、メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフが「ステートメント」と呼ぶなど、いくらか前向きな傾向となっているが、提携を通じてアメリカの自動車メーカーがどれだけF1に関与するのかについては疑問が残っている。

    しかしモハメド・ビン・スライエムは、ゼネラル・モーターズの社長であるマーク・ロイスと、メーカーの取締役会がゴーサインを出す前に「良いミーティング」をしたことを明らかにし、これほどのビッグブランドがグリッド上の場所を拒否される可能性があることに疑問を呈した。

    「大手メーカーにノーと言えるだろう?」とモハメド・ビン・スライエムは語った。

    「我々はアメリカについて話しているが、そこには3つのレースがあり、非常に健全だ」

    「しかし、私はお金を稼ぐために選ばれたのではなく、明らかにモータースポーツを維持するために選ばれたのだ」

    モハメド・ビン・スライエムは、F1グリッドの拡大がシリーズにとって有益であると考えており、新しいチームをF1に参加させたいという彼の願望を明確にしてきた。しかし、既存F1チームの多くは、チームの追加が賞金の支払いに与える影響について懸念を抱いている。

    「彼らは『ああ、私たちのケーキを奪っている』と言うかもしれない」とモハメド・ビン・スライエムは語った。

    「だが、いったいどうしたいんだ? 5つのチームを追い出して、もっと多くの賞金を手にするのか? どっちも同じではないか」

    「私は彼らが成功することを望んでいるが、より多くのお金を得て、より少ないお金を費やすこと…つまり、コストキャップは効果的であり、我々はそれをより効果的にしようとしてい。全員が1億4500万ドルを持っていると想像してみてほしい」

    「しかし、私はメーカーをブロックすることはできない。私がそんなことをするか想像してみてほしい。それは間違っている」

    モハメド・ビン・スライエムは、噂されているF1の評価額200億ドルに疑問を呈し、それが「誇張」されていると主張したことから、ここ数日、F1オーナーとの緊張も高まっている。

    F1の経営陣はFIAに法的文書を送り、モハメド・ビン・スレイエムがF1シリーズの商業的権利を「妨害」していると非難している。

  • FIA会長 「来週にも新たな自動車メーカーが2026年F1規則にサイン」

    FIA会長 「来週にも新たな自動車メーカーが2026年F1規則にサイン」

    FIA(国際自動車連盟)のモハメド・ビン・スライエム会長は、2026年にF1に導入されるエンジンレギュレーション変更に正式にサインする新たな自動車メーカーの詳細が来週中に発表される可能性があるとの憶測を口にした。

    現在のF1パワーユニットレギュレーションを見直し、エンジンをより安価でロードカーに適したものにすることは、このスポーツの未来に投資する企業を増やすという究極の意図を持って昨年8月に承認された。

    アウディがザウバー・グループの株式の過半数を購入することが確認された今、モハメド・ビン・スライエムは、すでにFIAと合意したことを正式に発表する2番目のチームが登場する可能性があることを示唆した。

    モハメド・ビン・スライエムハ「短期間、早ければ来週にも、別のメーカーが2026年のエンジン規則にサインするかもしれない」とAuto Motor und Sportに語った。

    2026年に公式コンストラクターとしてF1に参戦するアウディだが、昨年末にレッドブルとの交渉が決裂したことで、同じフォルクスワーゲングループのポルシェの参戦に大きな疑問が投げかけられている。

    ホンダはF1への復帰を模索していると伝えられており、実行可能な選択肢として浮上する可能性があるが、一方、ヒョンデの新チーム代表であるシリル・アビテブールは、すでに韓国の自動車会社をF1シリーズへの移籍の噂から遠ざけようと動いている。

    しかし、最も有力視されているのはアメリカからの参入で、アンドレッティはここ数週間、ゼネラル・モーターズと手を組み、キャデラックの名をこのスポーツに残すことを提案し、その試みを強めている。

    アンドレッティの誘致に対し、グリッドの既存チームから大きな反対がある中、モハメド・ビン・スライエムは、さらに新規参入の可能性があるチームにも、その申請が真剣なものであれば、チャンスはあるはずだと述べている。

    「真剣な応募者には門戸を開放しなければならない。そうすれば、他の関係者を惹きつけることができるだろう」とモハメド・ビン・スライエムは繰り返し語った。

    「そして、コストキャップがある。我々はより効果的なものにするために努力している」

  • FIA、2023年のF1レースディレクターの計画を概説

    FIA、2023年のF1レースディレクターの計画を概説

    FIA(国際自動車連盟)は、2023年もF1レースディレクターのニールス・ウィティッチを続投させるが、彼は次世代のオフィシャルを育成するプログラムのリーダーとしても活躍することになりそうだ。

    昨年、2021年アブダビGPでのFIAの対応をめぐる論争を受け、モーターレーシングの統括団体はF1レースコントロールを2人の異なる人物が主導するシステムを選択。以前に起こったことから教訓を取り入れ、ニールス・ウィティッチとエドアルド・フレイタスがシーズンの大半をレースディレクターの役割を分担した。

    最終的に、ニールス・ウィティッチはシーズン後半のF1レースディレクターを担当し、継続することが決まった。

    しかし、FIAは長期的に強力な後継者計画が存在することを確実にすることに熱心であり、F1レースディレクターの全責任を一人の人物に委ねることは望んでいない。

    したがって、FIAは、ニールス・ウィティチを継続させる一方で、将来のF1レースディレクターやスチュワードを育成するために、より集中的なトレーニングと開発プログラムを展開することを予定している。

    これは来月、FIAがジュネーブで開催する「第1回オフィシャルズ・ハイパフォーマンス・プログラム」で正式に開始される予定だ。

    現在、世界各国から8人のスチュワードと16人のレースディレクターがこのプログラムに参加している。

    2月18日、19日の2日間にわたって行われるこのイベントのほか、研修生にはFIAのイベントに出席して上級役員の指導を受け、経験を積むための特別プログラムが提供される。

    また、FIAはレースディレクターセミナーとインターナショナル・スチュワード・プログラムの形式を従来の年1回のイベントから変更。2023年からは、1年間のイベントの進展に合わせて対話を深めるために、ウェビナーシリーズを開催する予定だ。

    モンテカルロ・ラリーでこの計画について語ったFIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、物事が進展に満足していると語った。

    「私は多くのことを受け継いだ」とモハメド・ビン・スライエムは説明。

    「それが良い継承だったとは言わないが、レースディレクターやスチュワードへの道が順調に進んでいることにとても満足している。2月にはFIA本部でトレーニングがあり、その後の変化と進化が見られるだろう」

    また、モハメド・ビン・スライエムは、将来のF1レースディレクターにとって最高の才能はラリーのコ・ドライバーに見出されるという彼の信念を繰り返した。

    「経路の責任者は誰か?」とモハメド・ビン・スライエムは語った。

    「ラリーの元コ・ドライバー、(ロナン)モーガンだ。ご覧のとおり、彼らは非常に構造化された人々だ。非常に分析的だ。ラリーのコ・ドライバーは、ラリーのドライバーよりも構造化されていると言えるだろう」

    FIAは、F1レースでニールス・ウィティッチが指導する人物をまだ確認していないが、F3レースディレクターのクラロ・ジーガーン、F2レースディレクターのルイ・マルケス、シルビア・ベロットのようななどの上級スチュワードが含まれるようである。

  • F1、2023年から全ドライバーの『ドライバーズ・アイ』カメラ搭載を義務化

    F1、2023年から全ドライバーの『ドライバーズ・アイ』カメラ搭載を義務化

    F1は、2023年シーズンから全ドライバーがヘルメットカメラ『ドライバーズ・アイ』を搭載することを義務化する。

    コックピットビューを実現するヘルメットカメラは、過去2シーズンにわたって散発的に使用されてきたが、F1がファンを興奮させ、トラック上のアクションに近づけるための新しい方法を模索する中で、数年前から準備されていた。

    2021年のF1ベルギーGPの週末にフェルナンド・アロンソのヘルメット内で使用され、高い評価を受けた。

    昨年は、ドライバーが特定の週末にベル社のヘルメットを装着している一部のF1ドライバーが、ヘルメットカメラを取り付けていたが、FIA(国際自動車連盟)は、2023年シーズンのすべてのレースで全ドライバーにヘルメットカメラを義務付けるように動いた。

    「最近のイベントで最新世代のヘルメットカメラを試用した結果、大成功であることが証明され、F1グランプリの放送をより充実させるものとしてファンから非常に高い評価を得ることができた」と昨年8月の声明でFIAは述べた。

    「そのため、2023年の技術規則を更新し、2023年以降、すべてのドライバーにこのヘルメットカメラの使用を義務付けることが提案され、全会一致で承認された」

    現在、この技術の提供者はレーシング・フォース・グループ(Racing Force Group)に確定し、カメラの名称はドライバーズ・アイ(The Driver’s Eye)と名付けられ、2023年のF1世界選手権でグリッド全体に導入される。

    「レーシング・フォース・グループとF1は本日、2023年のF1世界選手権でヘルメットカメラ技術を使用することについて合意に達した」

    「ドライバーズ・アイは、FIA公認のマイクロカメラ(直径8ミリメートル、重さ1.43グラム)で、ドライバーのヘルメットの内側にある保護パッドの目の高さに配置される」

    「この技術は、2023年シーズン中に、F1グリッドのすべてのドライバーとヘルメットメーカーが利用できるようになる」

    2023年のF1世界選手権は、3月5日にバーレーン・インターナショナル・サーキットを舞台としたF1バーレーンGPで開幕する。

  • F1、FIA会長の買収評価額発言に怒りの抗議文「商業的権利を妨害」

    F1、FIA会長の買収評価額発言に怒りの抗議文「商業的権利を妨害」

    F1の責任者は、F1の評価額が200億ドルに達する可能性があるというモハメド・ビン・スライエムのコメントに反応し、FIA会長の発言は「容認できない」と呼び、彼がスポーツの商業的権利を「妨害している」と非難した。

    先週、Bloomberg(ブルームバーグ)の報道によると、サウジアラビアの政府系ファンドが昨年、F1買収の可能性についてリバティ・メディアと協議を行い、200 億ドルの評価額がF1に割り当てられたとされている。

    報道によると、リバティ・メディアはこの申し出を拒否したが、サウジアラビアの公的投資ファンドはF1買収に興味を持ち続けていると報じている。

    月曜日、モハメド・ビン・スライエムはTwitterでこの報道を取り上げ、F1の評価額が“水増しされた値札”をつけられている懐疑的な見方を示すと同時に、F1のより大きな利益を考慮した“持続可能”な “計画よりも、買収候補者の資金が優先されることを懸念していると述べた。

    「モータースポーツの管理者として、非営利団体であるFIAは、F1に200億ドルという水増しされた値札が付けられているとされることに慎重である」とモハメド・ビン・スライエムは書いた。

    「買い手となる可能性のある者は、常識を働かせ、スポーツのより大きな利益を考慮し、多額のお金だけでなく、明確で持続可能な計画をを持って来るようお勧めする」

    「ホスティング料金やその他の商業コストの増加、およびそれがファンに与える可能性のある悪影響に関して、プロモーターに将来どのような影響があるかを検討することが我々の義務だ」

    モハメド・ビン・スライエムの公的な発言はF1の首脳陣には不評で、F1の法務部門が送った書簡は火曜日に各チームに回覧され、FIA会長の干渉に怒りを表明している。

    「FIAは、これらの権利の所有、管理、利用を害するようなことは一切しないという明確な約束をしている」とF1は述べた。

    「FIA会長の公式ソーシャルメディアアカウントから発せられたこれらのコメントは、容認できない形でこれらの権利を妨害していると考えている」

    「F1事業を購入する可能性のある者は、FIAと協議することが求められているが、それは間違っている」

    つまり、この書簡は、2000年に遡って当時のFIA会長マックス・モズレーが合意した協定に従って、FIAの役割は規制の問題のみに限定られているため、F1に関連する商業問題には手を出すべきではないという明確かつ非常に直接的な注意喚起だ。

    この書簡はFIAに対する重大な警告であり、ベン・スライエムを呼び出し、大統領の公の発言の結果としてF1の評価が打撃を受けた場合、FIAは責任を問われる可能性があることを示唆することで締めくくられている。

    モハメド・ビン・スライエムは「FIAの権限の範囲を踏み越え、『上場企業やその子会社の価値についてコメントする個人または組織、特に内部情報を持っていると主張または示唆することは、その企業の株主や投資家に大きな損害を与えるリスクがあり、言うまでもなく、深刻な規制の影響を受ける可能性がある』と述べている」

    「これらのコメントがリバティ・メディア・コーポレーションの価値を毀損する程度に、FIAは結果として責任を負う可能性がある」

  • FIA会長、サウジアラビアによる2兆円規模のF1買収報道に「常識を働かせるべき」

    FIA会長、サウジアラビアによる2兆円規模のF1買収報道に「常識を働かせるべき」

    FIA(国際自動車連盟)のモハメド・ビン・スライエム会長は、F1買収に興味を持つ潜在的な買い手は、F1の「より大きな利益」を考慮して「常識」を働かせるべきだと語る。

    先週、Bloomberg は、サウジアラビアのソブリン・ウェルス・ファンド(政府系ファンド)が、2021年に200億ドル(約2兆6000万円)でF1を購入するオプションを探ったと報じた。

    この噂されている数字は、現在のオーナーであるリバティ・メディアが2017 年にオーナーシップを引き継ぐために支払った金額の5倍以上となる。

    F1の人気は、Netflixのドキュメント番組『Drive To Survive』の成功によるところが大きく、ここ数年で急上昇している。

    リバティ・メディアが買収した手以来、世界的な関心と報道が高まった結果、F1の価値が高まっているが、モハメド・ビン・スライエムによれば、FIAは報告書に記載された評価額については慎重であると述べた。

    モハメド・ビン・スライエムは、Twitterで、もしこのような数字がF1買収に適用された場合、新しいオーナー候補は会場やファンにとってのF1の幸福を考慮するべきだとTwitterで述べた。

    「モータースポーツの管理者として、非営利団体であるFIAは、F1につけられた200億ドルという誇張された値札に慎重である」とモハメド・ビン・スライエムは書いた。

    「買い手となる可能性のある者は、常識を働かせ、F1のより大きな利益を考慮し、多額のお金だけでなく、明確で持続可能な計画を立てることをお勧めする」

    「プロモーターにとって、開催料やその他の商業的コストの増加、ファンへの悪影響など、将来的にどのような影響が出るかを検討するのが我々の義務だ」。

    近年、サウジアラビアは、ボクシングや金メダルのメジャー大会、ジェッダでのF1グランプリの開催など、スポーツのポートフォリオを増やしている。

    F1サウジアラビアGPは2021年にデビューし、現在、2027年まで契約を締結している。