カテゴリー: FIA(国際自動車連盟)

  • 2012年 F1カレンダー、F1史上最多の21戦に

    2012年 F1カレンダー、F1史上最多の21戦に

    FIAは、2012年のF1カレンダーを発表した。

    2012年のF1は、今年の20戦がそのまま維持され、新たにカナダGPの一週間後の6月17日にテキサス州オースティンでのF1アメリカGPが加わる。

    これにより、2012年のF1は史上最多の21戦が行われ、2週連続のグランプリ開催が6回となる。

    2012年のF1シーズンは、3月11日にF1バーレーンGPで開幕し、これまでシーズン終盤に行われていたF1韓国GPが第5戦に移動。F1日本GPは10月14日に開催され、最終戦は11月25日のF1ブラジルGPという予定になっている。また、開催が疑問視されているF1トルコGPは、暫定掲載となっている。

    2012年 F1カレンダー

    3月11日 バーレーンGP
    3月18日 オーストラリアGP
    4月1日 マレーシアGP
    4月8日 中国GP
    4月22日 韓国GP
    5月6日  トルコGP *
    5月20日 スペインGP
    5月27日 モナコGP
    6月10日 カナダGP
    6月17日 アメリカGP
    7月1日 ヨーロッパGP(バレンシア)
    7月15日 イギリスGP
    7月29日 ドイツGP
    8月5日 ハンガリーGP
    9月2日 ベルギーGP
    9月9日 イタリアGP
    9月30日 シンガポールGP
    10月14日 日本GP
    10月28日 インドGP
    11月11日 アブダビGP
    11月25日 ブラジルGP
    * 要承認

  • 2013年 F1エンジン規約、見送りの可能性

    2013年 F1エンジン規約、見送りの可能性

    FIAは、2013年のF1技術規約を発表。注目のエンジン規約については、再度ファックスによる再検討が実施されることになった。

    FIAは、2013年から1.6リッター 4気筒ターボエンジンを導入しようとしているが、エンジンメーカーは形式の変更に反対している。

    FIAは、世界モータースポーツ評議会で2013年のF1技術規約を承認したが、最終決定まで猶予が残された。

    2013年 F1規約

    ・2010年12月に開催されたWMSCの決定を反映し、パワーユニットは4気筒1.6リッターとなり、最大500バールの高圧ガソリン噴射、最大回転数12,000rpm、広範囲におよぶエネルギーマネジメントおよびエネルギー回生システム(KERS)を導入。

    ・空力レギュレーションは、2011年規約に基づき、空力効率を改善する改良が加えられる。パワートレインの規約と合わせて、燃料消費の35%低下を可能にする。

    ・Tボーンスタイルの事故における融和性を高めるためにノーズコーンの高さを制限する。

    ・ コスト低減のためのトランスミッションの制限(ギア比、ギアボックスの数)

    ・ マシンの全重量は660kg以上。

    主要株主との相談による結果を受け、これら技術規約の施行日を再定義するため、6月30日までにWMSCによるファックス投票を検討する。

  • フェラーリ、F1へのV6エンジンの導入を提案

    フェラーリ、F1へのV6エンジンの導入を提案

    2013年のエンジン規約に反対しているフェラーリは、それを阻止するためにV6エンジンの導入を提案するという。

    FIA会長のジャン・トッドは、2013年にF1に4気筒ターボエンジンの導入を計画しているが、ルノーを除く、フェラーリ、コスワース、メルセデスは反対の姿勢をみせている。

    ジャン・トッドは、月曜日にエンジンメーカーとパリで会議を行う予定だが、そこでフェラーリはそれを阻止するためにV6エンジンを提案し、メーカー勢は2015年までV6エンジンを設計することはできないと主張して引き延ばしにかかるとされている。

    来週の金曜日にパリで世界モータースポーツ評議会が開催されるが、月曜日の会談は2013年の計画を覆す最後のチャンスとされている。

    「FIAは、V8とKERSと燃料フローの制限によって目標を達成できる」とコスワースのマーク・ギャラガーは Auto Motor und Sport にコメント。

    「4気筒へのダウンサイジングが、必ずしも燃費をセーブしたり、環境に優しくなるわけではない」

    ジャン・トッドは「現時点で多くの議論がなされているが、今後のためにも調和を求めている」と日曜日に BBC に述べた。

  • FIA、F1モナコGPのトンネルでのDRS使用を禁止

    FIA、F1モナコGPのトンネルでのDRS使用を禁止

    FIAは、今週末のF1モナコGPでのトンネル内でのDRSの使用を禁止した。

    ドライバーは、予選とプラクティスにおいてトンネル内でDRSを使用することは危険すぎるとの嘆願書にサイン。

    それを受け、FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、彼らのスタンスに同意するとの文書をGPDAのメンバーに送付した。

    チャーリー・ホワイティングは、速度を上げるためにドライバーがトンネル内でリスクを冒さざるを得ない状況を避けるために、その可能性を踏み消したと述べた。

    FIAは、モナコのトンネル周辺の1350mと2020mの2つのポイントにDRS禁止区域を設けた。

    その他で区域でのDRS使用は自由であり、レースでのDRSゾーンはホームストレートに設置される。

  • FIA、フェラーリの新リアウイングを禁止

    FIA、フェラーリの新リアウイングを禁止

    FIAは、フェラーリの新しいリアウイングが技術規約に違反しているとして、使用を禁止した。

    フェラーリがスペインにの金曜フリー走行に持ち込んだリアウイングには通常よりも高いガーニーフラップが追加されており、FIAは、それが規約に則っているかを調査していた。

    ウイングは理論的にはあまりに高かったが、フェラーリはスロットギャップ・セパレータの測定には考慮されないと規約を解釈していた。

    FIAの技術代表チャーリー・ホワイティングは金曜日に「規約を非常に賢く解釈しているが、我々はそれが規約の解釈として正しいかどうかを判断しなければならない」と述べていた。

    この決定により、フェラーリはフリー走行3回目では新しいデザインのウイングを外し、前戦トルコGPで使用していた仕様のリアウイングに戻した。

  • FIA、フェラーリのリアウイングの合法性を議論

    FIA、フェラーリのリアウイングの合法性を議論

    FIAは、フェラーリがF1スペインGPで新しいリアウイングを使い続けることができるかどうかにチームと交渉している。

    フェラーリがスペインGPの金曜フリー走行で投入した改良版リアウイングには、後部に通常よりも高いガーニーフラップが追加されいてた。フェラーリは、スロットギャップ・セパレータ規約を解釈して導入した。

    FIAの技術代表チャーリー・ホワイティングは、FIAがこのウイング設計を調査しており、そのコンセプトが合法かどうかを最後のフリー走行前に決定すると述べた。

    「フェラーリのウイング開発に気づいており、それに彼らとそれについて討議している」とチャーリー・ホワイティングは説明。

    フェラーリがこのウイングを使い続けることができるのかという質問に「今夜の決定次第だ。規約を非常に賢く解釈しているが、我々はそれが規約の解釈として正しいかどうかを判断しなければならない。明日にはっきりするだろう」とコメント。

    チャーリー・ホワイティングは、問題はリアウイングの高さ測定にスロットの支柱を含まないとする第3条10項3に関するものであると述べた。

    「スロットギャップ・セパレータを規定している第3条10項3だ。通常、このデバイスは垂直であり、外形との距離を一定に維持している」

    「セパレータは外形を完全に取り囲まなければならず、外形は同じままでなければならない」

    「数年前、外形が変化するという問題があった。セパレータは200mm以上離れてはならない。これは規約の異なる解釈であり、現在議論している」

  • ブロウン・ディフューザー規制はF1カナダGP後に検討

    ブロウン・ディフューザー規制はF1カナダGP後に検討

    今週話題となったブロウン・ディフューザー規制だが、少なくとも今後3レースで実施されることはなさそうだ。

    FIAは、トルコGP後に「スロットル・セッティングは、空力パフォーマンスではなく、エンジンのトルクの増大にのみ使用が許される」と事実上のブロウン・ディフューザーの禁止をチームに言い渡した。

    しかし、その後FIAとチーム側で対話が行われ、ひとまず今週末のスペインGPでは実施が見送られることが決定した。

    しかし、テクニカル・ワーキング・グループの会議は6月中旬まで予定がなく、ブロウン・ディフューザー規制についての話し合いは、カナダGP後に行われることになる。

    会議は6月16日に行われる予定であり、チャーリー・ホワイティングとF1チームが出席するとされている。

  • ブロウン・ディフューザー規制、F1スペインGPでは実施見送り

    ブロウン・ディフューザー規制、F1スペインGPでは実施見送り

    FIAは、ブロウン・ディフューザーに関する規約変更を再考。F1チームは今週末のスペインGPではこれまで通りのブロウン・ディフューザーを使い続ける猶予を与えられた。

    F1チームは、ブロウン・ディフューザーの効果を最大限に引き出すためにエンジンマップを調整し、ブレーキング時でもディフューザーに排気ガスを送り続けられるよう設定していた。

    しかしトルコGP後、FIAはスロットル・セッティングは“空力パフォーマンス”ではなくトルクの増大にのみに使用が許されるとし、スロットル・オフ時の排気ガスの吹き付けを禁止するようチーム側に伝えた。

    そのため、今週末のスペインGPでは、多くのF1チームがエンジン・セッティングの微調整を強いられるとみられていた。

    だが、その後FIAとF1チーム側で対話が行われ、FIAはバルセロナではブロウン・ディフューザーの規約変更を実施しないことに決定した。

    だが、スロットル・オフ時のブロウン・ディフューザーについては、次のテクニカル・ワーキング・グループで最優先課題として引き続き議論されるとみられている。

  • FIA、ブロウン・ディフューザーを規制

    FIA、ブロウン・ディフューザーを規制

    FIAは、ブロウン・ディフューザーを規制し、スロットルがオフの状態で排気ガスをディフューザーに吹き付けることを禁止したと報じられている。

    2011年の開発レースにおいて、多くのチームがブロウン・ディフューザーを重要なエリアとみなして独自のコンセプトを推し進めている。

    特にコーナーでのダウンフォースを最大限に引き出すべく、スロットルをオフにした状態でもディフューザーに排気ガスを継続して吹き付けられるようにエンジンマップの調整には大きな努力が費やされてきた。

    しかし、報道によると、FIAは今週末のスペインGPからドライバーがスロットルを踏んでいない場合にエンジンから排気ガスを流し続けることを許可しないとチームに伝えたという。

    いくつかのチームは、ブレーキング時にも排気ガスの流れを100%維持することで空力的な利益を得てきたが、今後はスロットル入力の最大値の10%以上は許可されないという。

    FIAは、この規約変更を通して、スロットルの使用はトルクを増大させることにのみ許可され、空力パフォーマンスのために使うことは許されないとした。技術レギュレーション3.15条では可変空力デバイスが禁止されており、スロットルをオフにした状態でのブロウン・ディフューザーの使用はこれに違反することになる。

    メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは「あらゆるチームがエキゾーストから最大限のアドバンテージを得るためにエンジン管理システムを開発してきた。だが、FIAは異なる方向を推し進めることを進めており、そこには変化が起こってくるだろう」とコメント。

    「どのような結果になるかは見当がつかない。だが、全てのチームがエンジン戦略面で新しいことを目指さなければならない」

    マクラーレンは最近、レッドブルの予選パフォーマンスはスロットルオフ時のエンジンマップが重要な役割を果たしているとほのめかしており、この規約変更はレッドブルに大きな影響を与える可能性がある。

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「利用していた全てのチームに影響を及ぼすことになると思う」とコメント。

    「どれくらい多くのチームがブロウン・ディフューザーを走らせているかを見た場合、グリッドの90%がそうだと思う。今年独自のことではなく、昨年始まったことだ。バルセロナでどのような影響があるかが明らかになるだろう」

  • F1チーム、シーズン中のテスト復活に反対

    F1チーム、シーズン中のテスト復活に反対

    F1チーム側は、ジェン・トッドが提案する2012年からのシーズン中のテスト復帰に反対している。

    ジェン・トッドは、F1のシーズン中のテスト禁止を終わらせたいと考えており、ヨーロッパGP前にチーム側との協議を予定している。

    ジェン・トッドはテストの復活が意味のあることだと考えているが、F1チーム側はその動きによって単にコストが増大してしまうことを懸念している。

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「現在のバランスは適切だと思う。金曜日にもう少し走行ができたり、もう少し多くのタイヤセットを使えれば、チームがもっと多くの若手ドライバーを走らせることの奨励になるかもしれない」とコメント。

    「テストに関する問題は、再導入すれば、すぐにテストチームを再導入することになることだ。コストは上昇することになる」

    「我々が確認してきた最大のコスト削減のひとつはテストの縮小だ。プレシーズンとシーズン末の若手ドライバーテストのバランスは適切だと思う。ビッグチームだけでなく、小規模チームにも財政的に有益だ」

    フォース・インディアのオトマー・サウナウワーCOOは、テスト復活はF1にとって後退だと考えている。

    「我々はそれを望んではいない。なぜ後退しなければならないのか?」とオトマー・サウナウワーは語る。

    「いくつか根本的なことがある。私がホンダにいたとき、最初我々は抵抗していたが、振り返ってみると我々が間違っていおり、マックス(モズレー)が正しかったと思う。そのひとつが予選マシンを廃止したことだ。我々は予選用エンジンを走らせていた。なんて出費だろう? 何のためだった? 何のためでもない」

    「パルクフェルメも重要なことだ。予選エンジンだけでなく、マシンも廃止した。素晴らしいことだ。ショーを傷つけることはなかった」

    「エンジンは以前よりも長く持つようになっている。正しいことだ。ギアボックスも長く持つようになっている。それら全てがコストを下げたが、ショーを滅ぼすことはなかった」

    「我々はすでに19/20のレースをしているし、我々のクルーはすでに能力いっぱいに働いている。今後、彼らにさらに2〜3回のテストを頼むことになるわけだ。再び2つのチームを持つことになるし、2つのチームを持てばコストは上昇する。その面でなぜ後退しなければならないんだ? テストの走行距離につき、コストも加えなければならない」

    マクラーレンのチーム代表でFOTAの会長も務めるマーティン・ウィットマーションは、テストの復活は小規模チームの必要性も大きく考慮されると述べた。

    「多くのチームがもっと多くのテストをしたいが、小規模チームも重んじなければならない。我々はコストを自制しなければならない」

    「より大きなチームがテストを始め、それが小規模チームの過ぎになるのであれば、スポーツにとって良いことではない」

    ジャン・トッドは、たとえ来月のF1委員会の会議でテスト提案が拒否されても、チームの承認を必要としない2013年にはレギュレーションでシーズン中のテストを強制するつもりだと述べている。

    「2011年に実施したかったが、安全面について無理強いすることができなかったので、それを課すことはできなかった」

    「十分な支持が得られれば、2012年になるだろう。バレンシアで木曜日に行われる次のF1委員会で提案するつもりだ。そこで実現しない場合、我々は2013年に同意なしでも実施することはできる」

    「少なくとも2013年には実施するつもりだが、皆が来年から数日間のシーズン中テストを受け入れてくれることを願っている」

    フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、フェラーリはシーズン中のテストに賛成であることを示唆している。

    「我々はテストやトレーニングをすることができない。F1は世界のプロスポーツのなかでトレーニングやテストができない唯一のスポーツだ」

    関連:ジャン・トッド、F1のシーズ中のテスト復活を推進 – 2011年5月8日