カテゴリー: FIA(国際自動車連盟)

  • フォルツァ・ロッサ、FIAからの正式回答を待つ

    フォルツァ・ロッサ、FIAからの正式回答を待つ

    フォルツァ・ロッサは、F1に参戦するためのFIAによる“正式回答”を待っている。

    先日報じられたところによると、NASCARチームの共同オーナーであるジーン・ハースにFIAからゴーサインが出たのと同様に、フォルツァ・ロッサと呼ばれるルーマニアのチームにも承認が与えられる見込みだとされていた。

    ルーマニアのフェラーリ公式ディーラーである“フォルツァ・ロッサ・フェラーリ”のマーケティングディレクターと務めるボグダム・ソネアは「それは本当だ。フォルツァ・ロッサは関連書類を提出し、将来的なワールドチャンピオンシップ参戦についてFIAからの公式回答を待っている」と Gandul に述べた。

    ボグダム・ソネアは、ルーマニア出身でかつてはHRTやフォース・インディアなどに携わったコリン・コレスがF1プロジェクトを率いていくことを確信しているが、一方でフォルツァ・ロッサが実際のチーム名にはならないかもしれないとも述べている。

    「フォルツァ・ロッサは申請者の名前だが、F1に参戦するチームの名称はまだ最終決定されていない」

    また、ボグダム・ソネアは、予算規模など多くの事項が未定だと認める。

    フォルツァ・ロッサのテクニカルパートナーについての報道は錯綜しており、エンジンパートナーは当然フェラーリだと報じるメディアがいる一方で、ルノーと交渉中との噂もある。

    さらにルーマニアの自動車メーカー、ダチア(Dacia)が関与するとも囁かれている。

    「それについては言及することさえできない。我々はそのような噂を肯定も否定もしない」

    だが、ボグダム・ソネアは、ルーマニア政府との関連は否定。F1プロジェクトは“100%プライベート”なものだと述べた。

  • F1:バーレーンでのプレシーズンテストを廃止へ

    F1:バーレーンでのプレシーズンテストを廃止へ

    2015年のF1プレシーズンテストはスペインでのみ開催されることになりそうだ。

    今年は、大幅に変更となったマシンとエンジンを試すための重要な機会での雨天を避けるために、開幕戦前にバーレーンで8日間のテストが実施された。

    しかし、F1ではコスト削減の優先度が高まっており、Speed Week は、2015年シーズンを前にF1がバーレーンを訪れることはないだろうと報じている。

    ピレリのモータースポーツダイレクターを務めるポール・ヘンベリーもこの動きを支持している。

    「バーレーンはスペインよりも何もかもが遠い。したがって、あそこでテストするにはより多くのコストがかかる」とポール・ヘンベリーはコメント。

    「ロジスティクス面でもバーレーンは悪夢だ。何か問題が発生すれば新しいパーツを空便で届けるのにずっと長い時間が必要だ。2時間ではなく、6時間のフライトだ」

    同誌は、カナダで各チーム首脳が次の冬は3回のプレシーズンテストがすべてスペインで開催されることで合意したと伝えている。

    正確な日程はまだ決定していないが、冬季テストはヘレスで開幕し、バルセロナで2回のセッションが続くと見られている。

    また、今年から主要サーキットを舞台としたレース後のインシーズンテストが導入されたが、こちらもコスト面の理由から打ち切られる可能性があるという。

    同誌は「インシーズンテストの禁止はまだ確定ではない。少なくともシーズン中に2回のテストを望んでいるチーム首脳がいる」と伝えた。

  • F1:金曜フリー走行の縮小を検討

    F1:金曜フリー走行の縮小を検討

    F1は、コスト削減のために金曜フリー走行を1回に削減し、グランプリ週末を4日から3日に縮小することを検討している。

    この提案はまだ承認されていないが、フェラーリのテクニカルディレクターを務めるパット・フライは「技術的な見解からそれにどのように対処すればいいか理解していかなければならない」とカナダでコメント。

    「もう少しうまく宿題をこなして、1セッション少なくしなければならない」

    「もちろん、1回のセッションでクルマなどをテストし、もう1回のテストでタイヤを評価している。これから2つを組み合わせる方法を考えなければならない。それに適応するだけだし、もっと良い準備をする必要がある」

    現在のグランプリ週末は木曜日にドライバーのメディアセッションが行われ、金曜日に2回のプラクティス、土曜日に3回目のプラクティスと予選が行われている。

    提案では、メディアセッションが金曜日に移動し、その後1回のプラクティスセッションが行われるというもの。この変更により、移動費と宿泊費が削減できるという。

    「週末を通してクルマでの作業負荷、パーツの消費を大きく削減することは正当だと思う。特にパワーユニットは全てのチームにとって大きなコストのひとつだ」とメルセデスのテクニカルディレクターを務めるパディ・ロウはコメント。

    「それがコンセプトだ。まだ確定はしていない…だが、資金をセーブするというコンセプトだ。チームが資金をセーブできないと感じれば、もちろん、再考することはできる」

    BBC のレポートによると、フェラーリ、レッドブル、メルセデス、マクラーレン、ウィリアムズ、ロータス、そしてバーニー・エクレストンとFIA会長ジャン・トッドからなるF1戦略グループは、すでにこの案を合意しているという。

    だが、小規模チームはこの案に反対している。

    フォース・インディアのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは「フォース・インディアの観点では、まったくコストを抑えることにはならない」とコメント。

    「我々は常にFP1セッションを新しいドライバーのために使おうとしていたし、収入源でもあった。それを失えば、比較的厳しいだけ気になるし、我々の技術能力に影響を及ぼすことになるだろう。その点ではコスト削減になるとは思わない」

    ザウバーのトラックエンジニアリング責任者ジャンパオロ・ダラーラは「我々の範囲外のコスト削減を判断しることはできないが、技術的に我々のようなチームにとっては走行時間は非常に貴重だ」とコメント。

    「広い意味でシミュレーションの時間がほかのチームより限られている。従ってコース上の時間は非常に重要だ」

    Auto Motor und Sportは、巨大な予算を使っているトップチームがコスト削減の方法を決めるのは「冗談みたいな話だ。彼らのほとんどが節約などしたがっていないのだから」と批判した。

    この提案を実現するには、F1委員会、そしてFIA世界モータースポーツ評議会での承認が必要となる。

  • フォルツァ・ロッサ、まだF1参戦に必要な保証金は未納

    フォルツァ・ロッサ、まだF1参戦に必要な保証金は未納

    フォルツァ・ロッサが、F1グリッドに加わるまでにはまだクリアにしなければならないハードルがあるようだ。

    今週、コリン・コレスが率いるルーマニアのF1チーム、フォルツァ・ロッサ(Forza Rossa)が、ハース・フォーミュラと同じように2年以内にF1に参入することでFIAの承認を得たと報じられた。

    元HRTのチーム代表であるコリン・コレスは、FIAから“同意書”を受領したと考えられている。

    しかし、PA Sport は「フォルツァ・ロッサは、まだ2000万ドル(約20億5000万円)の必須の保証金を納めていない」と報じた。

    同紙によると、フォルツァ・ロッサは、6月23日までに保証金を納めなければならないという。

    それにも関わらず、フォルツァ・ロッサの計画は順調に進んでいるとされている。

    Italiaracing は、フォルツァ・ロッサのプロジェクトは、ルーマニアの元厚生相であり、フェラーリの市販車のインポーターの会長でもあるイオン・バザックが関連していると報じている。

  • FIA、フォルツァ・ロッサのF1エントリーを承認との報道

    FIA、フォルツァ・ロッサのF1エントリーを承認との報道

    FIAが、12番目のチームとしてフォルツァ・ロッサのエントリーを承認したと報じられている。

    FIAは、NASCARチームの共同所有者であるジーン・ハースのアメリカを基盤としてF1プロジェクトを承認しているが、ハースはすでに2016年までグリッドに並ぶことはないとみられている。

    しかし、ハースのエントリーが承認された際、FIAは“フォルツァ・ロッサ”によるもうひとつの“高水準”の申請について“さらなる調査”を進めていると述べていた。

    フォルツァ・ロッサは、イタリア語で“赤の力”という意味であり、ルーマニアのフェラーリ販売代理店の名前でもある。報じられたところでは、ルーマニアが資金源となり、元HRTのチーム代表コリン・コレスが率いるとされている。

    公式発表はなされていないが、報道によると、FIAは今週、フォルツァ・ロッサのF1エントリーを承認すると決めたという。

  • F1チーム、コスト削減のためにインシーズンテストの禁止を検討

    F1チーム、コスト削減のためにインシーズンテストの禁止を検討

    F1チームは、コスト削減の一部として来年のインシーズンテストを禁止することを検討している。

    F1チームとFIAとの間でコスト削減の方法についての議論が進められており、標準パーツを増やすこと、パルクフェルメ規則の拡大、グランプリ参加できる人員の縮小などが話し合われている。

    しかし、情報源によると、再びシーズン中のテストの禁止を含め、テストのオーバーホールも真剣に評価されているという。

    今年、チームは、レース後のテストの復活に合意しており、すでにバーレーンGPとスペインGP後に実施されている。今後、イギリスGPとアブダビGPの後にもさらなるテストが予定されている。

    テストの価値を歓迎しているチームもいるが、全チームがそのための支出とスタッフの追加のストレスを正当なものとして納得しているわけではない。

    シーズン中のテスト禁止とともに、プレシーズンテストの日数を減らす動きもあり、来年の初レースまでには2回のテストしか実施されない可能性もある。2014年のレギュレーションに沿ったマシンを開発するために各チームには余分なコストがかかっており、今年バーレーンへの移動にコストをかけずに、スペインでの2回のみになる可能性が高いという。

  • F1:コスト削減のために後半戦のマシン開発凍結案

    F1:コスト削減のために後半戦のマシン開発凍結案

    F1に参戦する小規模チームは、2015年以降、コストを削減するためにシーズン中盤のマシン開発を凍結する案を提示した。

    強豪チームから成るス戦略グループが予算制限の計画に反対したことを受けて、FIAはそれに不満を抱く小規模チームに対して、2015年のスポーティングおよびテクニカルレギュレーションに追加できるコスト削減方法の代替案を考えるよう伝えている。

    Auto Motor Und Sportによると、注目の提案は各シーズンの7月1日以降のマシン開発凍結だという。

    同紙は「7月1日以降は承認されたパーツのみがシーズン末まで使用できることになるかもしれない」と報じた。

    それ以外にも各グランプリの車両検査終了後は費用のかかる新しいマシンコンポーネントの輸送を禁じるという案もあるという。

    それにとどまらず、金曜フリー走行1回目を廃止し、その日からマシンを“パルクフェルメ”状態に置きつつ、チームが参戦する他チームからステアリングホイールやシャシーのコンポーネントを自由に購入できるといった案も提示されているという。

    2015年のレギュレーションに変更を加えるには6月30日(月)までに過半数の同意を得られなければならない。

  • F1:コスト削減のために金曜フリー走行1回目を廃止?

    F1:コスト削減のために金曜フリー走行1回目を廃止?

    F1チームは、予算制限がない場合を想定したコスト削減方法を検討しているが、そのなかで金曜午前に実施されるフリー走行が廃止される可能性があるという。

    小規模チームは予算制限を支持しており、FIA会長のジャン・トッドの推進しているが、2015年の予算制限はフェラーリやレッドブル、メルセデスなどの強豪チームから成る“ストラテジーグループ”によって反対されている。

    小規模チームはそれに激怒したが、先週にロンドンで行われた会合では独自のコスト削減規約の作成を提案され、2週間以内の返答を求められた。

    Sport Bild によると、2015年からグランプリ週末に実施されるフリー走行のひとつを減らすことが検討されていると報道。また、現行の“パルクフェルメ”規約を拡張するルール変更も提案されたという。

    現在、クルマのスペックは予選後に事実上“凍結”状態となるが、それまではヨーロッパにあるそれぞれのファクトリーから相次いで新パーツが届けられ、マシンに装着されていくため、多くの資金が投じられる。

    だが、2015年からは金曜午後だけに実施されるフリー走行が終わった時点でクルマを“パルクフェルメ”状態に置くことが提案されているのだ。

    同紙によると、フロントウィングの仕様変更は、1シーズンあたり最大4回までに限るといった空力アップデートの制限も議論されたが、満場一致の同意は得られなかったという。

    メルセデスのトト・ヴォルフは「先週、会合が開かれ、コストについて議論した。コストを大幅に削減しなければならないというのはチームの一致した見解だ」と Speed Week に認めている。

    それでも、トト・ヴォルフは予算制限に反対するという強豪チームの決断を擁護する。

    「正直になるべきだ。チームの課題には大きな違いがある。レッドブルやメルセデス、フェラーリ、そして来年からホンダと組むマクラーレンにとっても、多国籍でグローバルなブランドとなることが一番の目的だ」とトト・ヴォルフは主張。

    「当然ながら、それは小規模チームとは大きく異なる。彼らは純粋にF1でレースをすることが目的だ。ただ、F1はそのようなチームがすべて合わさって成り立っている。そこを尊重しつつ、全員にとって長期的な助けとなるソリューションを見い出さなければならない」

    「予算制限を望んでいないチームがいるのだからそうとは言えない」

    「それに彼らの設計図ではコントロールするのが非常に難しいと思われる。例えばフェラーリなどはF1チームが主要なグローバルカンパニーとひとつ屋根の下になっているからね」

  • 欧州連合(EU)、F1の戦略グループを監視

    欧州連合(EU)、F1の戦略グループを監視

    欧州連合(EU)が、F1トップチームを中心として構成された戦略グループを“監視”していることが明らかになった。

    4月初旬、戦略グループに属していないマルシャ、ケータハム、フォース・インディア、ザウバーの4つの小規模チームが連盟で新たに発足された戦略グループに関する不満を書面で明らかにしたと報じられた。

    これを受け、F1チームは5月1日(木)にFIAのジャン・トッド会長、バーニー・エクレストンを交えて話し合いの場を設けられることになっている。

    現在、戦略グループには、レッドブル、フェラーリ、メルセデス、マクラーレン、ロータス、そして歴史的な意味合いから、名門チームとして知られるウィリアムズが所属している。

    フォース・インディアの副チーム代表ボブ・ファーンリーは、大規模チームはバーニー・エクレストンから巨額の商業収入の分配を受けていると Guardian に述べた。

    「それらの5チームがさらに豊かになって権限を増し、残りの6チームの権利が奪われるという状況を迎えている」

    Sport Bildによって、ある内部関係者が“怒りに満ちた”と表現したその書面で、小規模チームたちが戦略グループが欧州連合の競争法に反しているとの考えを綴っていたと報じている。

    そんな中、Timesは、欧州連合の競争法を扱う機関が現在の状況を“監視”していると報じた。

    「(EUによる)徹底的な調査が行われることによりF1は混乱に陥ることになるだろう。合意も無効とされる可能性があり、F1がシンガポール市場へ上場するといった展望も終わりを告げることになるかもしれない」

    同紙は“F1に密接なかかわりのある二人の人物”がすでに欧州連合の担当者との面談を終えており、彼らが“懸念を表明していた”と報じた。

    以前のEUの調査では、FIAはF1の商業権には関与してはならないとされていたが、今回の調査担当者は現在のFIAの役割についても懸念を表明していたとされている。

    FIAはこの件についてコメントしていない。

    5月1日(木の会議に参加するボブ・ファーンリーは「単純にこのようなスポーツ運営はあってはならない」と述べた。

  • マーティン・ブランドル、F1のアクティブサスペンション復活に反対

    マーティン・ブランドル、F1のアクティブサスペンション復活に反対

    マーティン・ブランドルは、2017年にF1にアクティブサスペンションを復活させようという戦略グループの計画により、F1が“スロットカー”のようになってしまうのではないかと警告した。

    1994年に禁止となったアクティブサスペンションだが、コストキャップを断念したF1の支出を減らすことを目的とした戦略グループのプランの大きな位置を占めている。

    だが、元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、アクティブサスペンションの復帰によって、F1マシンがファンの興奮を低下させてしまうのではないかと懸念している。

    「アクティブサスペンションと(2017年での導入が検討されている)18インチによって、再びサスペンションが空力になっていく。サスペンションの動きの多くは(現在の)13インチホイールのタイヤのサイドウォールにあるからね」

    「18インチになった場合、サスペンションをかなり複雑にしなければならない」

    「それは空力学者にとって夢だ。私の懸念はクルマがスロットカーのような見栄えに戻ってしまうだろうということだ」

    1980年代後半と1990年代前半にウィリアムズの電子部門の責任者として開発の責任をになってきたメルセデスのテクニカルディレクターを務めるパディ・ロウは、アクティブサスペンションの復活は現在の技術よりもシンプルであり、高価でもないと述べた。

    「いくつかの点で現在我々が持っているものよりシンプルになると思う」

    「(現在の)ダンピングシステム、イナーシャ・システムの複雑さを見れば、高価にはならないのは確かだ」

    だが、マーティン・ブランドルは、システムに合わせてクルマを再設計する必要性により、コストは上昇するのではないかと考えている。

    「縁石コントロール、車高コントロール、バンプ、空力など、全てがベストの状態になる。クルマを完璧な角度で飛ばす」

    「どうやったら予算節約になるというんだ。また一からのスタートだというのに。それが与えてくれる巨大なアドバンテージを考えれば、マシンを完全に設計し直そうと私なら考えるだろう」

    「もちろん、パディはそのようなことに関して私より100万倍わかっているが、それは全く新しい開発と機会を広げることになる」

    「マシンは上面よりもアンダーフロアからより多くのダウンフォースを得るようになり、前のマシンについて走ることは楽になるかもしれない」

    「だが、とてつもなく高価という以外には何も見当たらないよ」

    アクティブサスペンションを含めた技術は、FIA標準のコントロールされたものになるだろうが、パディ・ロウは、チームが独自のシステムを開発することを許可した方がいいと考えている。

    「スペックシステムは非常に間違った考えている」とパディ・ロウはコメント。

    「全てのポイントで技術を開発しそれを推進するものであるべきだ」

    関連:F1チーム、アクティスサスペンションの許可を検討