カテゴリー: FIA(国際自動車連盟)

  • F1アメリカGP、予選は4台ノックアウト方式に修正の方向

    F1アメリカGP、予選は4台ノックアウト方式に修正の方向

    F1アメリカGPの予選ノックアウト方式が修正される方向のようだ。

    今週末のF1アメリカGPにはケータハムとマルシャの欠場が決定しており、グリッドに並ぶのは18台となる。さらに、エンジンが既定数に達しているセバスチャン・ベッテルが、予選を見送り、ピットレーンスタートを選ぶとされている。

    予選に参加するマシンが17台となれば、土曜日の予選セッションは、ルール上、F1にとって未知のゾーンになる。

    FIAのルールでは、グリッドにつくマシンの数が26台、24台、22台の場合について説明されている。しかし、参戦するのがわずか9チームという事態については手回しされていないと Auto Motor und Sport は報じている。

    現行のルールのままでは、予選Q1セッションでは17番手から22番手までのグリッドが決まるが、日曜日のグリッドには17台のマシンしかいない。

    この事態を受け、レギュレーションで許容されているように、F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングがF1アメリカGPの予選方式に“適切な修正案”を加えることになるだろう。

    しかし、この決定にはスチュワードの承認が必要であり、実際の手順が公式に発表されるのは早くても30日(木)になる。Q1とQ2では4台がノックアウトされる方式が取られる見込みだ。

  • ジュール・ビアンキの事故、ブレーキ・バイ・ワイヤを調査

    ジュール・ビアンキの事故、ブレーキ・バイ・ワイヤを調査

    FIAの事故調査委員会は、F1日本GPでのジュール・ビアンキの事故の原因に関して、2014年から新たに導入されたブレーキ・バイ・ワイヤシステムの可能性を調査していると報じている。

    ジュール・ビアンキの事故後、FIAはロス・ブラウン(メルセデス前チーム代表)やステファノ・ドメニカリ(フェラーリ前チーム代表)といったF1経験者や各界の専門家によって構成される事故調査委員会を設置し、クラッシュの原因や事故後の対応などについて現在徹底的な調査を行っている。

    2014年から新たに導入されたV6ターボエンジンの複雑なエネルギー回生システムと連動し、電気信号によって作動するブレーキ・バイ・ワイヤシステムに関しては、今季どのチームも様々な問題を抱えていたとされている。

    「ソチで、マルシャから唯一出走していたマックス・チルトンがまだ完全に理解されていない原因によってクルマを止めることになったが、恐らくこれも偶然ではないだろう」と同誌は付け加えた。

    また、Blick は、エア・ツァーマットという会社が、今後はクラッシュやトラブルでコース上に取り残されたF1カーを撤去する場合、これまでのように危険な回収車をコース脇に乗り入れさせるのではなく、ヘリコプターでつり下げて撤去するようにしたほうがいいとの提案をしていると報じている。

    エア・ツァーマットの最高経営責任者であるゲロルト・ビナーは「この方が安全、簡単、そして迅速に処理できる」とコメント。だが、この提案に対し、FIAからはまだ回答は得られていないとした。

  • F1ドライバー、フルウェットタイヤの性能向上を求める

    F1ドライバー、フルウェットタイヤの性能向上を求める

    F1ドライバーは、フルウェットタイヤの性能向上を再検討するようにFIAに求めている。

    現在のピレリの雨用タイヤでは、ドライバーは、リスクを冒してインターミディエイトを使う傾向にあるという。

    セバスチャン・ベッテルは、F1ロシアGPでのドライバーズミーティングにおいて、ウェットタイヤの性能を議題に挙げた。

    雨のなかで開催されたF1日本GPでは、ジュール・ビアンキがクラッシュして重傷を負った。

    その時点でウェットタイヤに交換していたドライバーもいたが、ジュール・ビアンキはインターミディエイトで走行していた。

    セバスチャン・ベッテルは、ウェットよりインターミディエイトのパフォーマンスの方が優れているために、天候が悪化してインターミディエイトには適さないコンディションになってもドライバーとしてはウェットに交換したくないものだと説明した。

    「これは日本GP後に初めて持ち上がった問題ではなく、以前から話されていた問題だ」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「今のエクストリームタイヤのウィンドウは非常に狭い。インターミディエイトの方が速い」

    「路面の水がほぼなくなってくると、すぐにインターミディエイトを試す。その方が速いので、大きなリスクを冒す」

    「この問題について検討する必要がある」

    ルイス・ハミルトンは、ウェットタイヤのパフォーマンスを改善することに賛成だと述べた。

    「今のウェットタイヤは僕がこれまで使った中でベストとはいえない。それは明らかだ。ブリヂストンはとても良かった」

    「スリックは今後どんどんよくなっていくと思うけど、ウェットタイヤの方にはあまり目が向けられていないようだ」

    「インターミディエイトで十分に安全とは言えないような状態でも、インターミディエイトで走らざるを得ない。そういう状況を避けられるように水はけのいいタイヤが欲しい」

    ピレリのモータースポーツダイレクターを務めるポール・ヘンベリーは、ウェットタイヤの向上を検討するが、どのようなコンディションに合わせて向上させるのかをFIAと相談する必要があると述べた。

    「今はっきりしているのは、視界の問題により、フルレインタイヤで走る周回数はかなり限定されるということだ」とポール・ヘンベリーは述べた。

    「路面に水が多いとセーフティカーが出動する。路面がインターからフルレインのコンディションに変化すると数周後にはセーフティカーが出動する。その後は、ドライバーたちはインターで乗り切ろうとする」

    「常に向上を目指すのがテクノロジーの性質ではあるが、何を向上させるのかを知る必要がある」

    「今まで、我々のワーキンググループで、ウェットタイヤに関する発言はなかった。今回初めて聞いたことだ」

    「しかし、この件についてはFIAと共に検討し、別のアプローチを取ることができるかどうかを調べてみる」

  • FIA、ジュール・ビアンキの事故調査委員会を設置

    FIA、ジュール・ビアンキの事故調査委員会を設置

    FIAは、ジュール・ビアンキの事故についての調査を行う“事故調査委員会”を発足。F1各チームに対し、情報を提供するよう依頼した。

    マルシャは、事故の責任がドライバーにあったと示唆するかのような一部報道に怒りの反論をしたばかり。

    FIAのモータースポーツ事務局長を務めるジャン・ルイ・バレンティンは、全F1チームの代表に対してEメールを送り、事故調査委員会についての説明を行った。

    FIAは、F1チームに対し、「このアクシデントの状況に関して持っている全ての情報を提供し、事故調査委員会にとって重要となり得る全ての文書、証拠と関係情報を保存する」よう求めている。

    Sport Bild は、マルシャが、クラッシュの直前にライバルに対抗するためにジュール・ビアンキにスピードアップを指示していたと報じ、物議を醸した。

    また、マルシャは、ジュール・ビアンキがダブルイエローフラッグが振られる中で減速しなかったとの主張についても強く否定している。

    しかし、Sport Bild は、FIAの公式文書に基づくものとして、事故当時のスピードに関するさらなる情報を出した。

    文書の存在について質問されたFIAスポークスマンのマッテオ・ボンチアーニは「ジュール・ビアンキの事故に関連する全ての情報は、鈴鹿でレースディレクターのチャーリー・ホワイティングに報告されています」と述べた。

    また、マッテオ・ボンチアーニは、当初 Sport Bild が報じたマルシャからビアンキへの無線での指示の存在についても名言しなかった。

    「これ(推測についてコメントしないこと)は、FIAの大原則です。ビアンキのケースにおいては特にです」とマッテオ・ボンチアーニは主張した。

  • F1ドライバー、イエローフラッグ中の新システム導入に賛同

    F1ドライバー、イエローフラッグ中の新システム導入に賛同

    F1ドライバーは、ダブルイエローフラッグが掲示された際に速度を制限するというFIAの計画にポジティブな反応を示している。

    鈴鹿で発生したジュール・ビアンキの事故を受け、FIAはロシアでチームとミーティングを行い、再発防止に向けて議論を展開した。

    レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、イエローフラッグ区間でドライバーたちの判断でスピードを緩めるのではなく、強制的に減速させるシステムを提案している。

    新しいシステムは、コース上のイエローフラッグが振られている区間を通して、ドライバーを指定のタイムで走らせるか、速度を一定にする方法になると見られているが、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、3週間後に開催されるF1アメリカGPのフリー走行でテストする可能性があることを明かした。

    「FIAは、オースティンのフリー走行中にテストする計画だと思う。私はそう理解しているが、最終的な承認はない。テストすることがと議論されているのはわかっているし、正直、良いシステムだと思っている。機能するはずだ」

    一方で、ウィリアムズのパフォーマンスエンジニアリング責任者ロブ・スメドレーは、すでに存在するシステムを使ってイエローフラッグ中のマシンを容易にスローダウンさせる方法が2つあると述べた。

    「方法はいろいろとある。速度を制限する方法として2つの例を挙げれば、我々は物理的なピットレーンの速度リミッターを使っており、これを用いればマシンを特定の速度に制限できる。そして、セーフティカーが導入される際にはプロキシで制限している。セーフティカーのスピリットタイムを与える。これは燃料を重くした状態での平均ラップタイムよりも一定の割合で遅いペースになり、ドライバーたちはこのスピリットタイムに従わなければならない。これからシーズン末までに様々なアイデアがあがってくるだろうが、技術的にはすべて可能だ」

    「私的には、あらゆることに対応するのであれば、スピリットタイムがいいと思う。その理由は、すでにセーフティカーが導入された場合に広く使われているテクノロジーだからだ。スピリットタイムがあればドライバーはそれに従って走るので、彼らは自分たちが何をすべきか正確にわかる。F1にとってもドライバーにとっても、慣れる必要性のある重大な技術ではないので、やるならそれが一番簡単な方法だと思う」

    フェルナンド・アロンソによれば、F1ドライバーはシステムの導入に乗り気なようだ。

    「僕は支持する。実際、ドライバー会議で指摘したことがある。日本とシンガポールに滞在中、インドアのカートコースに行った。そこではイエローフラッグが出ると、ボタンを押せばエンジンがカットされて全員が同じ速度になる」

    「もし、そのようなシステムがF1でできるなら、誰にとっても同じになるわけだし、全員が同じギャップを維持するので、クラッシュが起きることもなければ何も起きない。ただ速度制限に従って走るだけだ。それは良いことだと思う」

    セバスチャン・ベッテルも対策を講じることが重要だと語った。

    「先週のことがあって、僕たちが何かやらなければならないのは明らかだ。それをするための技術はたくさんある。でも、何がベストな解決策かを見いださなければならない。速度制限というなら、どういう速度制限なのかをね」

    「そして、できるだけ公平になる方法でやらなければならない。今のシステムやテクノロジーに可能性があると確信している。そんなに大きな問題ではないはずだ。全員が納得する適切な妥協点を見いだすだけだと思う」

    「できれば来年までには何かを考え出せたらいいね。僕たち全員が納得するものをね。今はまずそれに賛成している。そのようなを導入しても誰も傷つかない。僕たちのプライオリティは安全性だ。競争はその次だ。だからこそ、できるだけフェアにやりたい」

    また、ルイス・ハミルトンは今週末のグランプリで開かれた会議中にも進歩はあったと認めている。

    「いいと思う。金曜日にジャン・トッド(FIA会長)とドライバーの話し合いがあって、アイデアのひとつとして、フラッグが掲示されたら全てのエンジンを落としたり、リミッターをかけたりするような、電気カートにあるアイデアが出てきた。かなりいいと思う」

    「素晴らしいのはFIAが対応していることだ。彼らは最善の解決策を見い出そうと努力している。フラッグの問題は、安全性を確保したいけど、タイムはできるだけ失いたくないから、微妙なラインだ」

    「だから、もしリミッターが採用されたら、何かをやったり、ミスを犯してチャンスを失ったりというようなプレッシャーから解放される」

    関連:FIA、ジュール・ビアンキの事故の詳細を公表

  • FIA、ジュール・ビアンキの事故の詳細を公表

    FIA、ジュール・ビアンキの事故の詳細を公表

    FIAは10日(金)、F1ロシアGPの開催地ソチで記者会見を開き、F1日本GPで発生したジュール・ビアンキの事故の詳細を公表した。

    会見には、FIA会長のジャン・トッド、レースディレクターのチャーリー・ホワイティング、チーフメディカルオフィサーのジャン・シャルル・ピエット、メディカルレスキューコーディネーターのイアン・ロバーツが参加し、事故に関する質問と、事故発生後にFIAが取った手順についての質問に応じた。

    会見では、鈴鹿サーキットのターン7から撮影されたCCTVのビデオ映像が流され、1周前のエイドリアン・スーティル(ザウバー)の事故、それを受けて出動した回収車に衝突したジュール・ビアンキの事故そのものが映し出された。

    チャーリー・ホワイティングは、悪化するコンディションの中で、エイドリアン・スーティルとジュール・ビアンキがどのようにしてマシンのコントロールを失ったのかを映像を用いて説明した。

    「(ターン7に)乾き気味のラインがあった。ただし、雨脚が強まっていたため、乾き気味の走行ラインにわずかな水が忍び寄っている。これらのマシンは、その場所で若干ワイドに膨らみ、エイドリアンのケースはそこを通ってコントロールを失っていることがわかるだろう。彼はわずかに水が溜まった部分に触れただけ、この時、彼はジュール・ジュールの後方にいる。この時点で彼はわずかにコース上の水がある部分に触れてコントロールを失い、スピンした」

    1周後の映像ではジュール・ビアンキがコントロールを失って回収車に衝突する場面が映し出された。

    「ジュールが(スーティルと)同様の状態だったことがわかるはずだ。彼も同じくわずかな水に触れたが、エイドリアンとは違ってスピンをしていない。彼はいったん修正して、わずかに異なる軌道でコースオフをしている」

    また、チャーリー・ホワイティングは、ダブルイエローフラッグが振られる中、他車よりもスローダウンしているマシンもあったと示しながら、将来的に対応を変更する可能性も示唆した。

    「多くのマシンがダブルイエローフラッグ区間を通過した。それほど減速しなかったマシンもあれば、かなり減速しているマシンもある。彼が、他者に比べてどれだけ減速していたかについての詳細を突き詰める必要はないと思う。データは十分にあり、彼は減速していた。しかし、それは程度の問題だ」

    さらに、チャーリー・ホワイティングは、FIAとしてこれ以上の対応はできなかったと感じていると述べた。

    「当然、コース上でのアクシデントはしっかりと対応されている。マーシャルたちの対応についても、セーフティカーとメディカルカーは現場に直ちに到着しており、救出車両も適切に導入され、救急車もコースに入った」

    「サーキットであれ以上に優れた対応はできなかった。適切な手順であり、我々はあのような状況下で何をすべきか正確に理解している」

    関連:【動画】 ジュール・ビアンキ、クラッシュの瞬間

  • F1:チーム無線の規制を緩和、本格導入は2015年

    F1:チーム無線の規制を緩和、本格導入は2015年

    FIAは、F1チームの無線通信の規制を緩和。2015年から本格導入するとした。

    FIAは、ドライバーがチームからのアドバイスなしで自分の判断で走るようにするために、ドライバーとマシンのパフォーマンスに関連するすべてのチーム無線を禁ずる予定だった。

    しかし、18日(木)にシンガポールでチームマネジャーとの会議が行われ、チーム側から安全面への懸念、さらにステアリングホイールのディスプレイサイズがチームごとに異なるために公平ではないとの主張がなされた。

    これを受け、FIAは、ドライバー自身のパフォーマンス改善に関するアドバイスのみを禁じ、マシンパフォーマンスに関するアドバイスは2015年から禁止されることになった。

    F1シンガポールGP以降、下記のやり取りは全て禁止される。

    ・サーキット上の走行ライン
    ・縁石との接触
    ・特定のコーナーに対するマシンセットアップのパラメーター
    ・他ドライバーと比較あるいは正確なセクタータイムの詳細
    ・他ドライバーと比較したコーナー速度
    ・他ドライバーと比較したギアセレクション
    ・基本的なギアセレクション
    ・ブレーキングポイント
    ・他ドライバーと比較したブレーキング率
    ・基本的なブレーキング率またはブレーキングの適用
    ・ブレーキング時におけるマシンのスタビリティ
    ・基本的なスロットルの適用
    ・他ドライバーと比較したスロットルの適用
    ・他ドライバーと比較したDRSの使用
    ・オーバーテイクボタンの使用
    ・基本的なドライビングテクニック

  • F1:無線通信の制限をピットボードにも適用

    F1:無線通信の制限をピットボードにも適用

    FIAは、無線通信でのドライバーへの指示の禁止がピットボードにも含まれることをF1チームに通達した。

    15日(月)、FIAは先週各F1チームに送付した技術指示に3ページにわたる長文の補足を発行。新ルール下においては、ピットボードおよび無線コミュニケーションで可能なことおよび不可能なことが示されてた。また、“暗号化されたと見えるあらゆるメッセージ”も対象になると強調された。

    安全性の観点から、一部のルールは日本GPまで適用されない。メルセデスのトト・ヴォルフは、新ルールで議論が巻き起こると予測しているが、F1チームはシンガポールでFIAと会議の場を持ち、今回の変更について話し合いを進め、グレーゾーンを明確化する。

    ■ 許容される通信内容
    ・ドライバーがメッセージを聞いたという承認
    ・ラップタイムおよびセクタータイムの詳細
    ・ライバルのラップタイムの詳細
    ・全セッションにおけるライバルとのギャップ
    ・『ハードにプッシュせよ』『ここでプッシュしろ』『ハードにプッシュせよ』『誰々とレースすることになる』といったメッセージ
    ・全セッションにおけるトラフィックの警告
    ・予選において、アタックラップに向けたドライバーのポジショニングをサポートするためのマシン間のギャップ
    ・パンクチャーの警告
    ・次回ピットストップでのタイヤ選択
    ・ライバルのタイヤ情報
    ・レースでのライバルのマシンに生じている可能性のある問題の指摘
    ・ライバルが採用すると考えられるレース戦略
    ・フラッグコーション(黄、青など)およびセーフティカー配備についての情報
    ・セーフティカーの出動期間
    ・チーム、ドライバー、ライバルによるシケイン不通過やトラック制限等のペナルティにつながる可能性のある違反行為
    ・DRS使用可否およびDRSシステム不具合の通知
    ・次のピットストップでのフロントウイングポジションの変更
    ・天候情報
    ・ピットもしくはリタイアの指示

    ■ 禁止される通信内容
    ・ライバルのセクター詳細、およびライバルがどこで速いか、もしくは遅いかの情報
    ・パワーユニットセッティングの調整
    ・システムの負荷軽減のためのパワーユニットセッティング調整
    ・ギアボックスセッティングの調整
    ・ギアボックスから取得できるギアの情報(日本GP以降で適用)
    ・充電率のバランシングもしくはパフォーマンスのための調整
    ・燃料流量設定の情報(レースコントロールによる指示があった場合を除く)
    ・必要とされる燃料セーブレベルの情報
    ・タイヤ圧もしくは温度についての情報(日本GP以降で適用)
    ・ディファレンシャルの設定情報
    ・レーススタート時とピットストップにおける、クラッチポジションに関連するスタートマップ
    ・バイトポイントなどのクラッチマップもしくはセッティング情報
    ・レーススタート前のバーンアウト
    ・ブレーキバランスもしくはブレーキ・バイ・ワイヤのセッティング情報
    ・ブレーキの摩耗や温度の警告(日本GP以降で適用)
    ・ドライビングの初期設定の選択(明確に特定された問題がある場合を除く)
    ・ドライバーからの直接の質問に対する回答(「今、正しいトルクマップを使っている?」等)
    ・暗号化されたように受け取れるあらゆるメッセージ

  • FIA、F1スーパーライセンスの発給条件を見直し

    FIA、F1スーパーライセンスの発給条件を見直し

    FIAは、F1スーパーライセンスの発給銃剣を見直すことを明らかにした。

    ヨーロッパF3で1シーズンしかレースをしていない17歳のマックス・フェルスタッペンの登場により、F1スーパーライセンスの条件を調整する必要があるかどうかについて議論が起こった。

    マックス・フェルスタッペンがF1への準備ができているかに関わらず、フェルスタッペンのF1への昇格は、GP2やフォーミュラ・ルノー3.5といったF1の登竜門とされる他のカテゴリーに影響を及ぼしている。

    また、F1イタリアGPのフリー走行でケータハムを走らせた2011年のF3ユーロシリーズのチャンピオンであるロベルト・メルヒのような才能と経験のあるドライバーであっても、シングルシーターで成功を収めたタイミングによって、自動的にはF1スーパーライセンスの資格が与えられない。

    F1スーパーライセンの基準については、先週末のF1イタリアGPで議論され、FIAはシステムについて見直しをはかることを明らかにした。

    FIAが声明で「全ての関係者と協議し、スーパーライセンス発給の資格と条件について見直す権限がFIAに与えられた」と述べた。

    「2016年の実施に向けて、12月の世界モータースポーツ評議会で提案が出される」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、最近のシングルシーターの進化によって、古いスーパーライセンスの発給基準を変更する必要が出てきたと考えている。

    「異なる問題がある。ひとつは経済面だ。金曜午前中のシートを売り、スーパーライセンス規約にそぐわないドライバーを求めているチームがいる」

    「他の問題は、ここ数年ではっきりとしたF1への経路とは言えない多くのシリーズが現れたことだ」

    「フットボールではアカデミーがあり、それからリーグ3、リース2、リーグ1へと進んでいく。我々はここで異なるシリーズをしている。それはドライバーをちょっと混乱させている」

    「なので、スーパーライセンスの発給方法を少しアップデートする必要がある。消滅したシリーズもあるし、まだ行われているシリーズもある。各シリーズのレベルは大きく異なっている」

  • F1:チーム無線でのコードを使用した指示も禁止

    F1:チーム無線でのコードを使用した指示も禁止

    F1チームは、チーム無線の取り締まりの強化により、コード化されたメッセージをドライバーに与えることも許されなくなる。

    FIAは、F1シンガポールGPは、ドライバーもしくはマシンパフォーマンスを助けるコミュニケーションは一切禁止するとF1チームに通達した。

    この変更は「ドライバーは、1人で援助なしに運転しなければならない」と規定するF1競技規約の第20条1項を厳格に実施することになる。

    FIAは、さらにこの件を明確化するために、F1シンガポールGP直前のチームとの会談を前に、この規約は決勝レースだけでなく、レース週末を通して施行されることを明らかにした。

    F1チームは、ディファレンシャル、ブレーキバイアス、エンジンマップのようなセッティングを変更するためにドライバーにコード化された指示を与えることも許されないと伝えられた。

    チームがシークレットコードや異なる言語を使う可能性について質問されたFIAの広報担当は「いいや、確実に駄目だ。それは我々がまさに20条1項を侵害するものだと感じていることだ」とコメント。

    FIAは、22名のドライバーのチーム無線での会話をモニターし、規約違反がないことを確実にするために記録することを明らかにしている。

    ドライバーに違反となる指示があった場合、レーススチュワードにレポートが送られ、ストップ&ゴー・ペナルティ、もしくは他の競技的な制裁が与えられる可能性がある。

    「ペナルティを課すかはスチュワード次第だが、罰金などではなく、競技面でのペナルティが与えられることになるだろう」

    許される例
    ・新しいタイヤのためにピットインすることとができるかを知らせること
    ・チームメイトを先に行かせるというチームオーダー
    ・予選やレース中のトラフィック状況に関するドライバーへの警告
    ・イエローフラッグやトラック上の危険な状況に関する安全面の警告

    許されない例
    ・パフォーマンスを改善させるためのセッティング変更を知らせること
    ・燃費とペース管理の方法を知らせること
    ・セクターでのパフォーマンスやどこで改善できるかを知らせること
    ・タイヤの状況やステータスを知らせること
    ・スタートのためのフォーメーションラップの最適なアプローチやセッティング変更を知らせること