カテゴリー: FIA(国際自動車連盟)

  • 2017年 F1レギュレーション:ウェット時のスタンディングスタートを採用

    2017年 F1レギュレーション:ウェット時のスタンディングスタートを採用

    FIAは、2017年F1レギュレーションを承認。ウェットコンディションでセーフティカー先導後、スタンディングスタートを採用することになった。

    世界モータースポーツ評議会は28日、2017年 F1レギュレーションの変更を承認した。

    今年のF1イギリスGPでは、序盤のセーフティカーラップが5周におよび、一部ドライバーはもっと早くセーフティカーが戻るべきだったと批判していた。

    7月のF1ストラテジーグループで会議では、ウェット時のスタンディングスタート採用に関して合意がなされていた。

    現在、ウェットのためセーフティカー先導でのスタートとなった場合、セーフティカーが戻った後、各車はそのまま走り続けてスタートを切っているが、2017年はセーフティカー先導の下で走行した場合、一旦グリッドにつき、通常どおりのスタートを切ることとなった。

    FIAは「ウェットウェザーでのスタートの手順が承認された。2017年からウェットウェザーによってレーススタートにセーフティカー出動が必要とみなされた場合、トラックが安全にレースができる状態であるとの判断が下された後は、通常のスタンディングスタートが行われる。セーフティカーがピットレーンに戻った後、全車がグリッドにつき、スタートが行われる」と声明で述べた。

  • FIA、2017年 F1カレンダーを調整

    FIA、2017年 F1カレンダーを調整

    FIAは、2017年 F1カレンダーを発表。今年と同じ21戦で構成されているが、日程にマイナーな調整が加えられている。

    2017年のF1シーズンは、3月26日にオーストラリアで開幕、11月26日にアブダビで最終戦を迎える。

    2016年のF1カレンダーと比較すると、開催順にいくつかの変更がある。

    中国GPとバーレーンGPは順番が入れ替わり、上海でのレースが第2戦として開催される。

    今年10月上旬の開催となるマレーシアGPは、9月中旬に移動となり、シンガポールGPと日本GPが連戦となる。

    アメリカGPとメキシコGPの間は2週間の間隔が設けられるが、メキシコの1週間後にブラジルGPが開催される。

    カナダGP、ドイツGP、ブラジルGPの3戦は全て要確認として発表されている。ドイツGPは、順番的にはニュルブルクリンクだが、ホッケンハイムが記載されている。

    6月18日にアゼルバイジャンで開催されるF1ヨーロッパGPは今年もル・マン24時間レースとバッティングする。

    2017年 F1カレンダー

    開催日 グランプリ
    3月26日 第1戦 F1オーストラリアGP メルボルン
    4月9日 第2戦 F1中国GP 上海
    4月16日 第3戦 F1バーレーンGP サヒール
    4月30日 第4戦 F1ロシアGP ソチ
    5月14日 第5戦 F1スペインGP バルセロナ
    5月28日 第6戦 F1モナコGP モナコ
    6月11日 第7戦 F1カナダGP モントリオール ※
    6月18日 第8戦 F1ヨーロッパGP バクー
    7月2日 第9戦 F1オーストリアGP レッドブル・リンク
    7月9日 第10戦 F1イギリスGP シルバストーン
    7月23日 第11戦 F1ハンガリーGP ハンガロリンク
    7月30日 第12戦 F1ドイツGP ホッケンハイム ※
    8月27日 第13戦 F1ベルギーGP スパ・フランコルシャン
    9月3日 第14戦 F1イタリアGP モンツァ
    9月17日 第16戦 F1マレーシアGP セパン
    10月1日 第15戦 F1シンガポールGP マリーナ・ベイ
    10月8日 第17戦 F1日本GP 鈴鹿
    10月22日 第18戦 F1アメリカGP オースティン
    11月5日 第19戦 F1メキシコGP メキシコシティ
    11月12日 第20戦 F1ブラジルGP インテルラゴス ※
    11月26日 第21戦 F1アブダビGP ヤス・マリーナ

    関連:2017年 F1カレンダー:世界モータースポーツ評議会が承認

  • FIA、マックス・フェルスタッペンのクラッチ変更を認めず

    FIA、マックス・フェルスタッペンのクラッチ変更を認めず

    レッドブルのチーム代表のクリスチャン・ホーナーは、クラッチの問題によってマックス・フェルスタッペンがF1シンガポールGP決勝のスタートで出遅れることが分かっていたが、変更する許可をFIAから得られなかったと明かした。

    4番手からスタートしたマックス・フェルスタッペンは、スタートでうまく動けず、カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)とニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)の接触の一因となった。

    この接触でニコ・ヒュルケンベルグはスピンを喫してピットウオールに突っ込み、セーフティカーが出動している。

    レッドブルは土曜日の段階からマックス・フェルスタッペンのスタートに問題が生じる可能性を把握していた。

    「この件はクラッチの問題によって引き起こされたものだ」とクリスチャン・ホーナーは説明。

    「我々は土曜日に問題があると考えた。クラッチを外し、FIAからそれを調査する許可を得た」

    「物理的な兆候な何も見えなかったので変更することができず、トルクがかかり過ぎたときに再び問題が顕在化した。彼は激しくホイールスピンし、それがヒュルケンベルグの件と相まって、我々は最初のコーナーでかなりのタイムを失った」

    マックス・フェルスタッペンは過去3戦の全てでスタート時にポジションを落としている。クリスチャン・ホーナーは最終的に6位でフィニッシュしたフェルスタッペンが、レースが進むにつれて良くなっていったと語った。

    「ターン1までに彼はかなりの勢いを失い、多くのポジションを落とした。そこからは空気の乱れているところを走り、パスしようとハードにプッシュし、最初の2スティントが終わるまでにタイヤを急速に消費している。後半になると彼のレースは次第に強くなっていった」

    関連:【動画】 2016 F1シンガポールGP 決勝レース ハイライト

  • FIA、F1シンガポールGPの“マーシャル・ニアミス事件”を調査

    FIA、F1シンガポールGPの“マーシャル・ニアミス事件”を調査

    FIAは、F1シンガポールGPのレース再開時にマーシャルがサーキットのメインストレートに残っていた件を調査。サーキットのオフィシャルがFIAの手順に従っていなかったと説明した。

    スタート直後のニコ・ヒュルケンベルグのクラッシュにより、セーフティカーが出動。2周目の終わりにセーティカーは退いたが、トップのニコ・ロズベルグがラインを越えた際にマーシャルの一人がコース上に残っており、全力疾走でコース脇に逃れた。

    FIAの手順では、コース上にデブリやマーシャルがないことを保証するためにレース再開前にレースコントロールに3回“トラックがクリア”であることを確認するよう求められている。

    しかし、マーシャルは、最終案内がなされ、マシンがアプローチした後に、トラックから去るようにサーキットオフィシャルに命じられていたことが明らかになった。

    FIAのスポークスマンは、FIAは独自のプロトコルに従っていたが、その手順がコースの従業員とチームに“きちんと実行されていなかった”と述べた。

    「我々はこれを非常に深刻に受け止めている」とスポークスマンはコメント。

    「我々は1人の人間に責任を負わせようとしているわけではない。全てはこのようなことが二度と起こらないことを確実にするために行われていく」

    関連:F1シンガポールGP:コース上にマーシャルがいるなかでレース再開

  • FIA、暫定版2017年F1カレンダーを公表

    FIA、暫定版2017年F1カレンダーを公表

    FIA、2017年F1カレンダーの暫定版を公表。2017年も21戦で日程が組まれている。

    2017年の暫定F1カレンダーでは、6月18日にF1ヨーロッパGPが組まれおり、来年もル・マン24時間レースがバッティングする可能性が高い。

    今回公開されF1たカレンダーはまだ変更される余地があり、正式発表は9月末以降になる見込みだ。

    ただ、暫定版のカレンダーが発表されたことで、F1チームは2017年活動計画の仮組みを作ることが可能になる。

    2017年はF1レギュレーションが大幅に変更になるため、開幕戦の日程が重要となる。暫定版には、例年よりも遅い3月26日に開幕戦オーストラリアGPが組み込まれている。

    開幕戦の日程が決まったことで、F1チームはテストプログラムを確定することができるようになる。現在、2回(2月27日〜3月2日、3月7日〜10日)のプレシーズンテストが計画されている。

    暫定版カレンダーでは、オーストラリアGPの翌週に中国GPが予定されているが、ロジステック的に計画通り開催できるかどうかは未だ不透明な状態となっている。また、開幕戦が遅く設定されたことで、連戦は7回となっている。

    ドイツ、カナダ、ブラジルは、将来が不安視されていたが、今回のカレンダーに含まれている。

    F1日本GPは、マレーシアとの連戦となり、3連休の10月8日に決勝レースが予定されている。

    バーニー・エクレストンは、世界モータースポーツ評議会に9月末にカレンダーを提出することになっており、それまでは日程の変更は可能となっている。

    2017年 F1カレンダー (暫定版)

    開催日 グランプリ
    3月26日 第1戦 F1オーストラリアGP
    4月2日 第2戦 F1中国GP
    4月16日 第3戦 F1バーレーンGP
    4月30日 第4戦 F1ロシアGP
    5月14日 第5戦 F1スペインGP
    5月28日 第6戦 F1モナコGP
    6月11日 第7戦 F1カナダGP
    6月18日 第8戦 F1ヨーロッパGP
    7月2日 第9戦 F1オーストリアGP
    7月9日 第10戦 F1イギリスGP
    7月23日 第11戦 F1ハンガリーGP
    7月30日 第12戦 F1ドイツGP
    8月27日 第13戦 F1ベルギーGP
    9月3日 第14戦 F1イタリアGP
    9月17日 第15戦 F1シンガポールGP
    10月1日 第16戦 F1マレーシアGP
    10月8日 第17戦 F1日本GP
    10月22日 第18戦 F1アメリカGP
    10月29日 第19戦 F1メキシコGP
    11月12日 第20戦 F1ブラジルGP
    11月26日 第21戦 F1アブダビGP

    F1:2017年 開催スケジュール
    F1:2017年 開催スケジュール

  • チャーリー・ホワイティング、FIAを辞めてF1チームに加入?

    チャーリー・ホワイティング、FIAを辞めてF1チームに加入?

    チャーリー・ホワイティングが、F1で別の仕事を探しているかもしれないと報じられている。

    Auto Bild によると、長年FIAのF1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングが、先週末のスパ・フランコルシャンで様々なチームと会談の場を設けていたという。

    チャーリー・ホワイティングのF1キャリアは、バーニー・エクレストンのブラバムでメカニックとエンンジニアを務めていた時代まで遡る。

    その後、1988年にチャーリー・ホワイティングは、FIAのF1技術部門責任者として加入した。1997年にF1レースディレクターに就任している。

    Auto Bild によると、フラビオ・ブリアトーレからのベネトン加入のオファーを受けた場合、マクラーレンをF1から撤退させるとロン・デニスが脅迫された後、チャーリー・ホワイティングがF1レーシングディレクターに就任したと報じている。

  • 2017年 F1カレンダー:再び21戦の見通し

    2017年 F1カレンダー:再び21戦の見通し

    2017年のF1カレンダーも再び21戦で構成されることになりそうだ。

    今年、過去最多となる21レースで開催されているF1だが、2017年は本来であればニュルブルクリンクで開催されるはずのF1ドイツGP開催が不透明な状態であることもあり、年間レース数がどうなるのかもまだはっきりとはわからない状況となっている。

    だが、Auto Motor und Sporは、来年には新たなグランプリが登場することはないものの、2017年のF1カレンダーは今年と非常に似たものになると報道。F1ドイツGPに関しては、バーニー・エクレストンがホッケンハイムと交渉していることが報じられており、おそらく来年以降もホッケンハイムがF1ドイツGPを開催するという方向で落ち着くのではないかとみられている。

    また、同紙は、開幕戦のF1オーストラリアGPは3月26日に開催されることになるだろうと報道。

    ある匿名のチーム代表は「最初のレースは3月26日だ。そして、その1週間後には我々は上海にいるだろう」と語ったという。

    3月26日の開幕戦は、2011年以来もっとも遅い開催日となる。2017年シーズンはレギュレーションが大きく変更となるため、チームに対し時間的猶予を与えるためと思われる。

    また、メルボルンの翌週に次戦が設定されることは2013年以来となる。しかし、物流面を考えれば、オーストリアの翌週に中国でF1を開催できるのかは未だ不透明な状況。

    Auto Motor und Sport によれば、9月後半にパリで開催される世界モータースポーツ評議会で2017年のレーススケジュールが検討され、その後、暫定カレンダーとして発表される予定だという。

  • FIA、ケビン・マグヌッセンのヘッドレスト脱落を調査

    FIA、ケビン・マグヌッセンのヘッドレスト脱落を調査

    FIAは、F1ベルギーGPで起きたケビン・マグヌッセンのクラッシュを調査し、安全性の改善に取り組んでいく。

    ケビン・マグヌッセンは、オー・ルージュでコントロールを失ってタイヤバリアに激しくクラッシュ。国際映像では衝撃でヘッドレストが外れた瞬間が映し出された。このクラッシュで、ケビン・マグヌッセンには42Gの負荷がかかったという。

    幸いにも、ケビン・マグヌッセンは、足首に切り傷を負っただけで済んだが、FIAは、ヘッドレストとケビン・マグヌッセンのヘルメットを保管し、この事故の調査をさらに進めていくという。

    F1のテクニカルレギュレーションでは、ヘッドレスト「ドライバーの頭部後方では2つの水平ペグで、また前方角部分ではクイックリリース式の2つの固定具で配置され、それらは明確な表示がされ工具を使用することなく容易に取り外せるものであること」と記されている。

    関連:【動画】 ケビン・マグヌッセンが大クラッシュ / F1ベルギーGP
    ケビン・マグヌッセン 大クラッシュ 動画 ベルギー

  • F1:アクティブコクピット保護システムの導入は現実的?

    F1:アクティブコクピット保護システムの導入は現実的?

    F1は、将来“アクティブ”コクピット保護システムを開発する方針を決定している。

    先週木曜日、ジュネーブで行われたF1ストラテジー・グループの会議で、2017年のハロー導入を延期することを決定。その際、将来に向けて“アクティブ”コクピット保護システムを開発する方針を決めたことを明らかにした。

    アクティブコクピット保護システムとは、F1マシンがクラッシュ、もしくは何らかの障害物が飛来した際にそれを自動的に検知し、ドライバーを保護するためにコクピット前方からフィンまたは類似の部品が飛び出すというもの。

    しかし、F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、“アクティブ”コクピット保護システムは「非現実的だ」と考えている。

    「私はそれを見たている。ある人が、そのデザインのうちのひとつを私に送ってくれた。だが、正直、私は完全に非現実的だと思う」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

    「私にはそれが適切な時間内で展開できるとは思えない」

    「その発明を使うことができるならのなら賛成だ。だが、可能だとは思わない」

    チャーリー・ホワイティングは、ハローの導入に関して、今シーズン後半のフリー走行での徹底的なテストを経て、最終的には完璧な解決策を導き出すことができると確信している。

    「ご存知の通り、我々はハローについて徹底的にテストしている。また、それよりは少ない時間ではあるが、エアロスクリーンについてもテストしている」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

    「我々は最悪のシナリオにも対処している。だから、私はこの方法を続けるのが、最善のことだと思う」

    チャリー・ホワイティングは、視認性にどのくらいの影響を与えるのかを理解するために、全てのF1ドライバーが今季のいずれかの時点でハローをテストすることを求めている。

    「全てのチームに、スパとモンツァでハローを搭載したマシンを走らせる可能性について尋ねた。だが、それは2018年に延期することが決定される前のことだ」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

    「我々は構築された計画に目を向けるべきだと思う。それは、全チームが全てのコースでそれを試すことだ。私の目的は、全てのドライバーがそれを試すことを実現することにある」

  • F1:ホッケンハイムのターン1のトラックリミットを明確化

    F1:ホッケンハイムのターン1のトラックリミットを明確化

    FIAは、今週末のF1ドイツGP前にホッケンハイムのターン1におけるトラックリミットに関するスタンスを明確にした。

    F1ドイツGPのフリー走行1回目には明確な指示がないまま行われ、その後、トラックリミット規則が残りの週末で適用されると伝えられただけだったため、ドライバーを混乱に招いた。

    火曜日のストラテジーグループの会議では、チームはFIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングとトラックリミット・ペナルティの強要を避けることで合意に達したと感じていたが、金曜日のメディアブリーフィングでは、チャーリー・ホワイティングは、そのような動きは「不適当」だと述べていた。

    F1ドイツGPでは、ターン1でのトラックリミット違反が93回あった。

    金曜日のドライバーとの議論の後、FIAは全チームに新しい指示を出した。

    「ターン12の出口で使われている新しい縁石での我々の観察、そして、昨日の午後のミーティングでのコメントに基づき、我々はターン1でのトラックリミットは縁石の外の端でなければならないと感じている。トラックから最も遠い端だ」

    「クルマのどんな部分であっても、このポイントを超えたドライバーのいかなるパフォーマンスは、この制限を上回ることによってゲインが得られたかどうかを立証するために調査される」

    先週街のF1ハンガリーGPでは、ハンガロリンクのターン4とターン11でトラックリミットを4回違反すれば、ドライブスルーペナルティを科せられた。