カテゴリー: FIA(国際自動車連盟)

  • 【F1】 セーフティカーの将来的な“自動運転化”を視野

    【F1】 セーフティカーの将来的な“自動運転化”を視野

    FIAは、自動運転技術を促進する取り組みの一環として、将来的にF1にドライバーレスのセーフティカーを採用する可能性があることを明らかにした。

    FIAは、F1の魅力はドライバーのままであるとしつつも、グランプリ週末の他の要素でドライバーレスのクルマをどのように促進できるかについて議論している。

    FIAのF1技術責任者を務めるマルチン・ブコウスキーは、ドライバーレスのセーフティカーがショーの魅力を損なうことなく、先進の自動車技術を示す良い方法だと考えている。

    「例を挙げさせてもらえば、唯一の方法ではないが、我々は無人セーフティカーについて話をしている」とマルチン・ブコウスキーは Autosport にコメント。

    「技術を促進させられるだろう。懐疑的な意見もあるが、それが機能することを示すことができるかもしれない」

    「コンピューターにコントロールを任せられるだろうし、セーフティカードライバーはもはや不可欠ではない」

    「だが、我々はドライバーのいないF1レースカーの魅力を知っておく必要がある。エンジニアはそれを気に入るだろうが、ファンは好まないだろう」

    マルチン・ブコウスキーは、ドライバーレスのF1にファンが関心を示すことには疑念を抱いているが、ロボレースのような他のシリーズは、自立運転の開発を促進する役割を担っていると考えている。

    ロボレースは、世界初のドライバーレスのマシンによるレースであり、昨年、電気自動車シリーズであるフォーミュラEとのタイアップの一部として発表されている。

    「ロボレースは非常に興味深いものだと思っている」とマルチン・ブコウスキーはコメント。

    「だが、F1ドライバーがいないというこのアイデアは、世界中の何百万人のファンを魅力するだろうか? 私は懐疑的だ」

    「しかし、無人セーフティカーやロボレースのようなイベントなど、新しいテクノロジーを普及させるためにモータースポーツのプラットフォームを使用することは、新たなソリューションの可能性を探求することにおいて素晴らしいものになるかもしれない」

    マルチン・ブコウスキーは、マクラーレンとフェラーリで数年間働いた後、将来のテクノロジーをよりうまくグランプリレースに適用するための計画を策定するためにFIAに転職している。

    「FIAは、自動運転車のプロジェクトを開始しており、そのような新しい技術をどのように配置させるべきかを理解したいと思っていた」とマルチン・ブコウスキーはコメント。

    「そのアイデアは、自動車業界における自律運転にどのような影響を与え、個々の国内競技連盟にどのような影響を与えるかを理解することだった」

    「また、ソリーションは自動車と安全の世界を完全に変えることになるため、そこにはビジネスモデルを定義する意味合いもあった。新しいテクノロジーを促進するためにモータースポーツをどのように使うかということには言及していなかった」

    「自動運転は安全に非常に強い影響を与えるだろう。我々はFIAとジャン・トッド会長が交通安全対策にいかに従事しているかをわかっている」

  • FIA、ロバート・クビサのF1復帰にゴーサイン

    FIA、ロバート・クビサのF1復帰にゴーサイン

    FIAは、ロバート・クビサがF1復帰にゴーサインを出した。

    ルノーは、ロバート・クビサをF1ハンガリーGP後のインシーズンテストに起用することを発表。ロバート・クビサのF1復帰の可能性についての憶測が広まっている。

    Bild は、ロバート・クビサが早ければF1ベルギーGPでジョリオン・パーマーに代わってルノーでF1レース復帰を果たす可能性があると報じている。

    ルノーのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールも、ブダペストテストはロバート・クビサが“今後、競技に復帰”することができるかを評価するためのものだと認めている。

    2011年にラリーでの事故で重傷を負ったことで、ロバート・クビサの右腕の動きに制約があることを確かだ。ルノーは、ロバート・クビサのために左手だけでギアを変更できるようにステアリングホイールを改良している。

    しかし、F1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、ロバート・クビサがF1に復帰することに問題はないと語る。

    「他のドライバーと同じようにロバートは国際A級ライセンスを有している。ライセンスにはメディカルチェックも含まれている」とチャーリー・ホワイティングは Auto Motor und Sport にコメント。

    ただし、チャーリー・ホワイティングは、ロバート・クビサが、義務的なコックピット脱出テストから免除されることはないと語る。ドライバーは、F1カーをテストするときであっても、緊急時に5秒以内にコックピットから脱出できることを証明しなければならない。

    「クビサのためのいかなる特別なレギュレーションもない」とチャーリー・ホワイティングは述べた。

  • 【F1】 エンジンオイルの不正燃焼の規制をさらに強化

    【F1】 エンジンオイルの不正燃焼の規制をさらに強化

    FIAは、論争の的となっているエンジンオイルの不正燃焼問題を追及していくためにF1イタリアGPから新たな規制を設けることをF1チームに通達した。

    今シーズンの開幕前からエンジンオイルを燃料として使うことでエンジン出力を増幅させるトリックの存在が取り沙汰されており、疑惑を感じたチームがFIAに問い合わせている。

    F1アゼルバイジャンGPから規制は強化され、内燃機関の燃焼改善に役立つ可能性のある化学物質をエンジンオイルに使用することができなくなった。

    2018年からはオイルの燃焼を非合法化する当たらなルールが合意されているが、FIAは今シーズンもチームがこの制限を逃れることができないようにプッシュを続けている。

    FIAは、F1ハンガリーGPにむけて技術指令を発行。エンジンオイルの消費量を100kmあたり0.6リットルに制限することが可能だと考えており、2018年から“厳格に取り締まる”ことをチームに通達した。

    これまでは、一部のマニュファクチャラーは現行エンジンでその制限内で走らせることに苦労する可能性があることを考慮してオイル消費は厳しく実施されていなかったが、FIAはシーズン前半のエンジン状況を分析し、イタリアGPからは新たに導入される新たなパワーユニットに対しても100kmあたり0.9リットルにオイル消費を制限することを決定した。

    「我々は、一部競技者が今シーズンに0.6L/100kmの制限を順守することが困難である可能性を認め、現在は全てのパワーユニットに対して許容誤差を適用している」とFIAの技術代表を務めるマルチン・ブコウスキーは記した。

    「しかし、我々は2017年イタリアGP以降に導入されるパワーユニットのいかなるICE(内燃エンジン)エレメントに関してもオイル消費量は0.9L/100km未満であることを期待している。消費量がこれを超えた場合、技術レギュレーション違反の可能性があるとの疑いを持たれ、調査されることになる」

    「我々は、全ての競技者のオイル消費を監視し、定期的に物理的な調査と測定を続けていく」

    F1チームには、新しい制限を順守することなく、ハンガリーとベルギーで新たなV6エンジンをプールする機会がまだ残されている。しかし、モンツァ以降の9戦でエンジンメーカーはパフォーマンスアップグレードの導入をすでに計画している可能性があり、その場合は新しい制限を順守しなければならない。

  • 【F1】 FIA、2018年のハロー導入決定に至った経緯を説明

    【F1】 FIA、2018年のハロー導入決定に至った経緯を説明

    FIAは、2018年にF1世界選手権にコックピット保護デバイスとして『ハロー』を導入するに至った経緯を説明した。

    19日(水)、全F1チーム、FIA、リバティ・メディアが参加する“臨時”のストラテジーグループ会議がジュネーブで開催され、2018年からF1マシンに『ハロー』が安全デバイスとして導入されることが発表された。

    F1は、何らかの頭部保護システムをF1マシンに導入することを検討しており、昨年は『ハロー』、そして、レッドブルが発案した『エアロスクリーン』をテストした。

    今年に入ってから、ハローは一旦廃案となり、新たに『シールド』が提案され、F1イギリスGPのフリー走行1回目にフェラーリのセバスチャン・ベッテルがテストしたが、湾曲したスクリーンは視界が悪く、走行していて眩暈がしたとネガティブなフィードバックをしていた。

    ハローの導入に関しては、フェラーリ以外の全チームが反対票を投じたとされるが、FIAはそれを覆し、安全を理由に『ハロー』を2018年のF1レギュレーションに組み込むことを決定。ファンだけでなく、ニキ・ラウダを始めとするF1チーム側からも多くの批判が出ている。

    FIAは22日(土)に声明を発表。ハロー導入という決定を擁護し、その決定に至った経緯を説明した。

    「モータースポーツの安全はFIAにとって最優先の懸念だ。モータースポーツの多くのエリアで大きな進歩がなされてきたが、シングルシーター競技の頭部保護は長年にわたる懸念のエリアだった」とFIAは声明で述べた。

    「モータースポーツは元々危険をはらんでいるが、優れた研究と技術開発を通してコース上でより素晴らしい安全性を恒久的に追求し、その危険を最小にすることに絶えず務めることがFIAのミッションだ」

    「過去10年間、モータースポーツはドライバーに影響を及ぼした深刻な事故を目撃した。その事故の厳しさは、コックピットのエリアの正面へのインパクトを軽減するためのソリューションを開発することが、既存の弱点に対処するFIAにとってのリサーチ上のプライオリティであることを明白にした。多くのニアミス事故があったこともアクションを起こす必要性があることをハイライトした」

    「いくつかの事故の結果、GPDA(グランプリ・ドライバー・アソシエーション)も2016年7月にFIA会長ジャン・トッドに何らかの正面のコックピット保護を“できる限り早くに実装”するべきとの要請を出していた」

    「1か月後のF1ストラテジーグループとF1コミッションの会議の後、コミッションは“2017年シーズンから何らかのコックピット保護”を導入するというコミットメントを確認し、“現在の好ましい選択肢である『ハロー』コンセプトを実現するために全投資家が協力していく”ことを保証した」

    「デバイスの静的テストを継続する間、特にコックピットの両側に縁材を取り付け、対のピラーでウィンドウシールドを搭載する“エアロスクリーン”など、他のソリューションも同時に探索された。そのシステムは2016年のロシアGPでフリー走行1回目でテストされたが、いくつかのエリアでは成功したものの、さらなるテストはデバイスの効果に関する懸念を引き起こした」

    「対照的に、ハローのテストは成功を証明し続けた。クルマ対クルマの接触、クルマと環境との接触、外部オブジェクトという3つの重要な種類をリスクを中心に据えて、テストはクルマ対クルマの事故のケースで、ハローがクルマの大部分の静的負荷の15倍に耐えることができ、怪我の可能性を大きく減少させられることがわかった」

    「参照として以前の事故を選択して行われたクルマ対環境のテストでは、ハローは多くのケースでウォールやバリアとのヘルメットの接触を避けられることが確認された」

    「最終の外部オブジェクトのケースでは、ハローはコックピット環境から大きなものを逸らすことができることがわかり、小さなデブリに対するほぼのレベルを高めることも示された」

    「さらにまた、広範囲なトラックテストからのフィードバックから視認性があまり影響を受けず、中心支柱にはそれほど大きな視覚への障害がないことが分った。また、トラックテストはコックピットから出ることに関しても問題がないことを明らかにした。安全な救出を確実にするために定式化された手順が修正され、ハローを装着した複数の救出テストが行われた」

    「成功にも関わらず、2016年7月にF1ストラテジーグループは、ハローデバイスでのトラックテストを実施し、代替となるソリューションを探求するためのより多くの時間を提供できるようにコックピット保護システムの導入を延期することに同意した」

    「しかし、実施が延期される間、ストラテジーグループは“2018年シーズンにドライバーの安全性を大きく強化するためにF1カーにとって正面コックピット保護の導入することを満場一致で合意”することを述べており、保護システムの導入へのコミットメントを再確認していた。ハローは好ましいオプションのままだった」

    「より多くのチームとドライバーが視認性へのデバイスの影響を評価するために集中的なトラックテストが2016年F1シーズン後半に実施された。同時に、FIAは2018年シーズンのためのデバイスの導入へのコミットメントを維持していた」

    「それらのトラックテストと代替システムの分析に続き、F1ストラテジーグループとF1コミッションは今年4月に“透明な『シールド』にプライオリティを与える”ことを決定した。FIAは2018年の実装に備えて今シーズン中にこのシステムの走行テストを実施することを目指した」

    「静的テストの後、シールドシステムは2017年のイギリスGPでフェラーリのセバスチャン・ベッテルに装着され、短いトラックテストが行われた。このテストからのフィードバックでは、そのようなシステムのいくつかの制約への懸念があった」

    「ハローシステムで実施されたたわみテストの成功、2016年シーズン後半のドライバーとチームによって行われた複数の成功したトラックテスト、そして、2018年シーズンの開始時にむけた最終期限のためのレギュレーションへの実装の必要性という点で、ハローシステムが現存する正面コックピットほどの問題に対するベストなソリューションであることが示された」

    今後、ハローの最終デザインは、チーム、ドライバー、FIA間の共同の努力によって、2018年の導入にむけてさらに洗練されていく」

  • FIA、バルテリ・ボッタスのジャンプスタート疑惑を払拭

    FIA、バルテリ・ボッタスのジャンプスタート疑惑を払拭

    FIAは、F1オーストリアGPでのバルテリ・ボッタスのジャンスタート疑惑を払拭。ライトが消える前のわずかな動きは許容範囲内だったと説明した。

    ポールポジションからスタートしたバルテリ・ボッタスは、自ら“人生で最高のスタート”と称する抜群のスタートを決めたが、ライバルはライトが消える前に動いていたと納得していない様子だった。

    グリッドの各ポジションの路面に設置されたセンサーによると、バルテリボッタスは、ライトが消えてから0.201秒以内に反応していたことを示していた。

    だが、フロントローからスタートしたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、ボッタスがライトが消える前に動いていたと疑った。

    F1オーストリアGPのスチュワードはその件を調査したが、バルテリ・ボッタスにフライングはなかったと結論付けた。

    それでも、SNS上ではライトが点いている間にバルテリ・ボッタスのフロントホイールが動いていたとの動画が拡散し、論争は続いていた。

    それに対してFIAは、ドライバーにはスタート前の瞬間にクラッチを調整する機会が必要であり、ライトが消える前に多少の動きは許容されていると説明した。

    そのようなシステムは20年間実施されており、全ての競技者に適用されてきた。

    FIAの広報担当は、5つのライトが点灯して消えるまでの間のバルテリ・ボッタスのマシンを観察した結果、許容範囲を超える動きはなかったと述べ、ボッタスは何も間違ったことはしていなかったと結論付けた。

    「本日の件でバルテリ・ボッタスはスタートが与えられる前にそのような制限を上回ることはなかった」と広報担当はコメント。

    「シンプルに言えば、彼は並はずれて的確かつ、偶発的な主観的判断をして、素晴らしい精度でライトが消える瞬間を予想した」

    関連:【動画】 F1オーストリアGP 決勝 ダイジェスト … ボッタスが今季2勝目

  • セバスチャン・ベッテル、接触事故へのさらなるペナルティは免れる

    セバスチャン・ベッテル、接触事故へのさらなるペナルティは免れる

    FIAは、F1アゼルバイジャンGPでルイス・ハミルトンと接触事故を起こしたセバスチャン・ベッテルにさらなるペナルティを科さないことを決定した。

    F1アゼルバイジャンGPのセーフティカー中、セバスチャン・ベッテルはルイス・ハミルトンにブレーキテストをされたと考え、手で怒りを表しながらクルマを横付けし、さらに自分のクルマをぶつけた。

    セバスチャン・ベッテルにはレース中に10秒のストップ&ゴー・ペナルティ、レース後には3点のパネルティポイントが科せられ、累積で9ポイントに達している。

    FIAは、スチュワードが下した裁定を尊重しつつも、セバスチャン・ベッテルの行為が世界中のファンや競技者に与える影響、FIAのイメージおよびスポーツへの影響を懸念してベッテルから改めて意見を聞くことを決定した。

    FIAは3日(月)、パリのFIA本部にセバスチャン・ベッテルを呼び、事故に関するミーティングを実施。会議にはフェラーリからはチーム代表のマウリツィオ・アリバベーネ、FIAからは会長のジャン・トッド、副会長のグラハム・ストーカー、書記長のピーター・バイエル、F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティング、副レースディレクター兼セーフティディレクターのローラン・メキースが参加した。

    会議では詳細についての議論、事故に関するビデオとデータのさらなる調査が行われ、FIAによると、セバスチャン・ベッテルは全ての責任を認めたという。

    セバスチャン・ベッテルはFIAとモータースポーツ界に謝罪。今後12ヶ月間でFIAの選手権(F2、ヨーロッパF3、F4)や様々なイベント、FIAスチュワードセミナーで教育活動をしていくことをコミットした。また、FIA会長のジャン・トッドは、今シーズン末まではセバスチャン・ベッテルに交通安全活動を宣伝させるべきではないと命じた。

    FIAは、セバスチャン・ベッテルによる個人的な謝罪とその謝罪を公表することを誓約したこと、またフェラーリがFIAの価値と目的において共に取り組んでいくことでさらなるペナルティを科さないことに決定したと述べた。

    しかし、ジャン・トッドは、セバスチャン・ベッテルの行為は重大な違反であり、ネガティブな結果の可能性もあったとして、あのような行為が繰り返されるようであれば、すぐにFIA国際法廷に委ねられると述べた。

    ジャン・トッドは「トップレベルのスポーツは怒りが爆発する可能性のある激しい環境だ。だが、そのようなプレッシャーに穏やかに対処し、スポーツのレギュレーションを尊重するだけでなく、高尚なステータスに相応しいマナーで行動することがトップのスポーツマンの役割だ」とコメント。

    「スポーツマンは、彼らの振る舞いが彼らを見上げている人々に影響を与えることを自覚していなければならない。彼らはヒーローであり、模範となるべき人物である。世界中の何百万人ものファンのためにそれに応じた振る舞いをしなければならない」

    関連:【動画】 セバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンの接触

  • 【F1】青旗の提示基準を1.2秒差に変更

    【F1】青旗の提示基準を1.2秒差に変更

    FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、周回遅れのマシンへ青旗を提示するルールを微調整することを決定した。

    2017年のレギュレーションでは、青旗を提示するドライバー間のギャップは1.5秒から1秒に変更された。

    しかし、2017年F1マシンによって生み出される乱気流が追い越しを妨げており、周回遅れのマシンの追い抜きについてドライバーから不満の声が挙がっていた。

    F1アゼルバイジャンGPの前に、チャリー・ホワイティングは、青旗のトリガーポイントを1秒から1.2秒に増やした。

    「速いクルマが周回遅れの1.2秒以内に入ったときに、青旗が遅い車に示されることになる(追加でブルーライトパネル、ブルーコックピットライト、タイミングモニター上にメッセージを表示)。ドライバーは可能な最初の機会に後続ドライバーがオーバーテイクできるようにしなければならない」

    周回遅れのマシンは、3回の青旗内で後続のマシンを抜かせなかった場合にはペナルティが科せられる。

    関連:2017 F1アゼルバイジャンGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • FIA公認、史上初のドリフト世界一決定戦がお台場で開催

    FIA公認、史上初のドリフト世界一決定戦がお台場で開催

    FIAは、ドリフトの世界統一レギュレーションを設定し、史上初となるドリフト世界一決定戦「FIAインターコンチネンタル ドリフティングカップ」を9月30日・10月1日に東京、お台場で開催することを決定した。

    FIAインターコンチネンタル ドリフティングカップ(FIA Intercontinental Drifting Cup)の開催にあたり2016年7月よりプロモーターを公募し、大会・競技の運営や今後ドリフト発展への貢献を踏まえ、2001年からドリフト競技を主催してきた株式会社サンプロスを指名。

    1980年代に日本の峠で始まり今や世界中の若者を熱狂させるドリフト。日本で生まれたドリフト文化はFIA インターコンチネンタル ドリフティングカップを経て世界に向けて発信される。

    FIA会長のジャン・トッドはFIA Intercontinental Drifting Cupについて「ドリフト競技はFIAが新たに始めるとても重要なカテゴリーです。モータースポーツを世界中で発展させるにあたってドリフトは多くの若者にむけて素晴らしいアピールとなり、今後更に大きなカテゴリーに成長することが期待されます。FIA Intercontinental Drifting Cupを始める目的は、このモータースポーツを初心者からプロフェッショナルまでグローバルに展開させ続ける統一された新たな基準を築き上げることです」とコメント。

    またFIAに任命されたサンプロス代表取締役の齋田功氏は「日本発のモータースポーツの世界大会を、発祥の地で開催できることを誇りに思うと同時に、今後のドリフト競技への普及の礎を築きたい」と大会への意気込みを述べた。

    FIA インターコンチネンタル ドリフティングカップの参加ドライバー、観戦に関しての情報等は順次発表される。

    FIA Intercontinental Drifting Cup

    開催日時:2017年9月30日~10月1日
    開催場所:東京都・台場特設コース
    実施内容:FIA(国際自動車連盟)が新たに承認したモータースポーツ・ドリフトの初めての世界大会
    公認:FIA
    主催:株式会社サンプロス

    FIA

    FIAは1904年に設立された国際機関で、設立当時の目的はモータースポーツに統一されたルールと安全をもたらすことでした。以来、FIAはモータースポーツを促進するだけでなく、世界中の道路を利用するすべての人々にとって継続的に安全で使いやすいモビリティを提供するグローバルな組織に成長しましたFIAは現在モータースポーツ、モビリティ、キャンペーンの3つ主要な領域にまたがって活動しています。

    SUNPROS

    SUNPROS は1947 年に創業した日本の自動車雑誌出版社三栄書房から1988 年に独立しそのグループ会社として映像コンテンツを使ったビジネスを開始し、2001 年から世界初のドリフト競技大会を開催しました。その後ドリフトの競技大会は世界中に広がりました。現在は日本自動車連盟(JAF)の下でD1 グランプリを運営しており、最先端のドリフト競技会を運営しています。

  • 【F1】 2018年 F1カレンダー:ドイツとフランスが復活して21戦

    【F1】 2018年 F1カレンダー:ドイツとフランスが復活して21戦

    FIA 世界モータースポーツ評議会が19日(月)にスイス・ジュネーブで開催され、2018年のF1カレンダーを承認。ドイツGPとフランスGPが復活し、21戦でスケジュールが組まれた。

    2018年のF1カレンダーは、例年通り、開幕戦は3月25日にメルボルンのF1オーストラリアGPで開幕し、11月25日にヤス・マリーナーでのF1アブダビGPで最終戦を迎える。

    夏休みと冬休みの長さを変更しないために、シーズン中盤はヨーロッパで6週間で5戦を開催。フランス、オーストラリア、イギリスは史上初の3連戦となる。F1日本GPは10月7日に鈴鹿サーキットで行われる。

    また、FIAは、2018年のル・マン24時間レースを6月16・17日に開催することを発表しており、F1との日程衝突は回避されている。

    F1の会長兼CEOを務めるチェイス・キャリーは「我々は、我々のすべての投資家が準備により多くの時間をかけられるように早くに来年のカレンダーを確定させたかった。FIAと密接に働くことにより、我々はそれを管理することができた」とコメント。

    「レース数は今シーズンと比較して1戦増えた。F1グランプリを開催することを望む多くの問い合わせを受けたが、我々の最も重要な投資家であるファンがユニークで忘れることができない経験を楽しめるように、我々が各レースを特別なイベントにできることにすべての努力を注いでいることを既存のプロモーターに感じて欲しかった」

    FIA会長のジャン・トッドは「F1の我々のパートナー、そして、FIAのメジャーな選手権全体とともに、我々はこの数か月、様々なスポーツカレンダーとの大きな調和を成し遂げるために懸命に仕事をしてきた。2018年のF1スケジュールの早期合意に達することができたことは、この進行中のスケジュールの一部だ」とコメント。

    「また、FIAはフランスGPとドイツGPのカレンダー復帰を歓迎したい。両グランプリともスポーツにおいて長く豊かな伝統がある。その点で、FIAはF1にグランプリの歴史的なホームであるフランス、1990年に最後にイベントを開催したポール・リカールが復活することを特に嬉しく思う」

    2018年 F1世界選手権 開催スケジュール

    Rd 開催日 グランプリ サーキット
    第1戦 3月25日 F1オーストラリアGP メルボルン
    第2戦 4月8日 F1中国GP 上海
    第3戦 4月15日 F1バーレーンGP サヒール
    第4戦 4月29日 F1アゼルバイジャンGP バクー
    第5戦 5月13日 F1スペインGP バルセロナ
    第6戦 5月27日 F1モナコGP モナコ
    第7戦 6月10日 F1カナダGP モントリオール
    第8戦 6月24日 F1フランスGP ル・カステレト
    第9戦 7月1日 F1オーストリアGP シュピールベルク
    第10戦 7月8日 F1イギリスGP シルバーストン
    第11戦 7月22日 F1ドイツGP ハンガロリンク
    第12戦 7月29日 F1ハンガリーGP ハンガロリンク
    第13戦 8月26日 F1ベルギーGP スパ・フランコルシャン
    第14戦 9月2日 F1イタリアGP モンツァ
    第15戦 9月16日 F1シンガポールGP マリーナ・ベイ
    第16戦 9月30日 F1ロシアGP ソチ
    第17戦 10月7日 F1日本GP 鈴鹿
    第18戦 10月21日 F1アメリカGP オースティン
    第19戦 10月28日 F1メキシコGP メキシコシティ
    第20戦 11月11日 F1ブラジルGP インテルラゴス
    第21戦 11月25日 F1アブダビGP ヤス・マリーナ
  • 【F1】 ビリー・モンガーの事故を受けてリアのジャッキポイントを変更

    【F1】 ビリー・モンガーの事故を受けてリアのジャッキポイントを変更

    FIAは、英国F4で両足切断に至ったビリー・モンガーの事故を調査し、F1マシンのリアのジャッキポイントを修正ことを決定した。

    ビリー・モンガーは、英国F4のレースでスローダウンした先行マシンに追突。マシンが先行マシンのリアに突き刺さったことで救出が遅れたこともあり、両足を切断した。

    FIAのセーフティカディレクターを務めるローレン・メキーズは、ビリー・モンガーの事故がジャッキポイントのデザインによって深刻化した可能性があるとし、F1モナコGPにむけてF1チームにリヤのジャッキポイントを修正するよう通達した。

    各マシンのジャッキポイントはFIA安全部門がチェックしていく。

    「過去数カ月に様々なシングルシーターカテゴリーにおいて、数件のフロントとリヤが接触するインシデントが発生しており、FIAは全F1チームに対し、そのようなインシデントの際に、リヤジャッキポイントのデザインが大きな影響を及ぼすことがないよう対策を求めたい」とローレン・メキーズはコメント。

    「ジャッキポイントの強度、形状、位置を考慮すれば、それが他車との衝突において、最初の接触点のひとつになる可能性、また他車のクラッシュストラクチャーの性能を変える可能性がある」

    「モナコGP以降は、アグレッシブなデザインを使用することは許可されない。今後、すべてのジャッキポイントは最初にFIA技術部門の承認を得る必要がある」

    “アグレッシブでないデザイン”についてローレン・メキーズは「幾何学的に、ノーズとRIS(リヤインパクトストラクチャー)との最初の接触点にならない」こと、「RIS表面からの突出が45mm以下」であると説明している。

    いくつかの設計はすでに安全だと考えられており、全チームが変更を施さなければならないわけではない。

    ハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは「我々はジャッキのピックアップポイントを変更しなければならなかった」とコメント。

    「それは正当な理由のある変更だ。パーツは水曜日に届いたし、問題はない」

    「ジャッキ部分の変更に伴い、クルマの他の部分も変更しなければならなかったが、それほど大変なことではなかった。正常な行為であり、完全なサポートもあった」

    「理由があることであり、何か学ぶことがあるのであれば、我々はそれを変更るウべきだ」

    今後、FIAは他のカテゴリーに関しても同様の指示を行っていく予定としている。