カテゴリー: FIA(国際自動車連盟)

  • FIA 「新規メーカー参入のためにF1エンジン規約を変えるわけではない」

    FIA 「新規メーカー参入のためにF1エンジン規約を変えるわけではない」

    FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、2021年に新たなエンジン供給元を誘致するよりも、既存の4メーカーを維持することの方が優先度は高いと語る。

    F1は、2021年にレギュレーションの次のサイクルを迎える予定となっているが、“安価・シンプル・大音量”のエンジンを導入するという当初の提案は希薄化してきている。

    2014年にF1は1.6リッター V6ターボ“パワーユニット”を導入。2015年にはメルセデス、フェラーリ、ルノーに加え、ホンダがF1に復帰し、エンジン供給元は4社となった。

    いくつかのメーカーが2021年のエンジンレギュレーション変更のタイミングでの参戦を検討しており、議論にも加わっていたが、現時点で参入の意向を示すメーカーは現れていない。

    ジャン・トッドは、F1のプライオリティは、既存メーカーが次のレギュレーションサイクルでも参戦することを確実にすることだと語る。

    「私個人としては、F1の特殊なレギュレーションでは、4メーカー以上を抱えることに関しては常に悲観的だった」とジャン・トッドはコメント。

    「個人的に10チームのために4つの異なるパワートレインがあることは素晴らしい業績だと思う。1チームあたり2.5のエンジンサプライヤーがいるということだからね。それらの4社を確実に維持することが私のプライオリティだ」

    ジャン・トッドは、潜在的な新規参入メーカーを誘致するために現在のエンジンレギュレーションを大幅に再構築しようとしているというのは間違ったメッセージだと語る。

    「私はずっと『OK、我々は新しいメーカーを引きつけたいので、全てを変えよう』というのは4メーカーに対して非常にアンフェアだと言ってきた。彼らはどう思う? 彼らは数年間いろいろと投資してきたのに、1~2社が入ってくるかもしれないからといってレギュレーションを完全に変えるか?」

    「エンジンレギュレーションが革命ではなかったのはそれも理由のひとつだ。今後、我々が4メーカーを確保することができれば、それは素晴らしい業績だ」

    「いくつか関心を示してきたメーカーもあったが、2021年の状況では参入しないと言ってきた。だが、我々にとって重要なのはレギュレーションがどうなるかを正確に把握することだ。将来、強い関心が得られるかもしれないからね」

  • FIA会長ジャン・トッド 「F1の完全EV化の考えは“ナンセンス”」

    FIA会長ジャン・トッド 「F1の完全EV化の考えは“ナンセンス”」

    FIA(国際自動車連盟)会長のジャン・トッドは、将来的にF1がフォーミュラEのように完全EV化に切り替わる可能性があるとの提案を却下した。

    最近、F1のモータースポーツディレクターを務めるロス・ブラウンは、それがF1にとって最も適してると考えられるならば、10年以内にもF1マシンを完全に電気自動車化する可能性もあると語っていた。

    しかし、ジャン・トッドは、そのような考え方は“ナンセンス”だと語った。

    「それが実現することはないだろう」とジャン・トッドはコメント。

    「我々はまったく全く異なる2つのレースシリーズについて話をしている。フォーミュラEカーは、F1と同じスピードを杯初することはできない。その理由のひとつはレースが市街地で開催されていることにある。例えば、モンツァでそれらを見ても面白くはないだろう」

    「だが、フォーミュラEは順調に発展している。今ではレースディスタンスを1台でカバーできるようになった。このことはモーターレーシングがショーだけではなく、実験室であることも示している」

    「だが、フォーミュラEとF1を比較することに時間を費やすのはとにかく退屈なことだ」

  • F1 | 2021年に見た目を改善した新バージョンのヘイロー導入を検討

    F1 | 2021年に見た目を改善した新バージョンのヘイロー導入を検討

    FIA(国際自動車連盟)は、2021年シーズンのF1世界選手権に見た目がより美しい新バージョンのヘイローを導入することを目指している。

    FIAは長年にわたってドライバーの安全性改善のための研究を続けており、2018年からF1世界選手権にドライバーの頭部を保護するコックピット保護デバイス『ヘイロー(Halo)』をF1マシンに装着することを義務化した。

    F1ベルギーGPでは、オープニングラップに追突されたフェルナンド・アロンソのマシンが、シャルル・ルクレールのヘイローと接触する事故が発生。ルクレールのヘイローにはタイヤ痕がしっかりとつく危険な事故だったがルクレールに怪我はなく、ヘイローの効果が再認識される出来事となった。

    また、F1イタリアGPでは、フリー走行2回目にマーカス・エリクソン(ザウバー)がマシンが何回転もするほどの大クラッシュを喫したが、無傷でマシンを降りることができた。エリクソンのヘイローにも大きな傷が確認されている。

    ヘイローの2018年に導入される前、キャノピー型のシールドなどを含め、いくつかのデバイスが検討されたが、FIAは2021年の大幅なレギュレーション変更にむけてさらなる研究開発を進めている。

    FIAのレースディレクターを務めれるチャーリー・ホワイティグは「2021年にむけておそらく美学的により喜ばれるであろう新バージョンの研究がさらに進められている」とコメント。

    「だが、それを行うのは美学面が主な理由ではない。ヘイロープロジェクトは、我々がこれまでに実施したなかで最も徹底的に研究されたプロジェクトだと言わなければならない」

    「我々は助けられたかもしれない全ての事故を調査するために多大な作業を行ってきた。プレゼンテーションを見たことがあるかもしれないが、我々はそれがあった場合となかった場合の評価をしてきた」

    「非常に複雑な研究であり、別のバージョンを導入したければ、同じように徹底的にやらなければならない」

    当初はその見た目の悪さからドライバーを始めとする多くの批判をヘイローだが、シャルル・ルクレールの事故は、ヘイローについての議論を再熱させた。

    FIA会長のジャン・トッドは、ルクレールの事故、またF2で牧野任祐の事故を見て、ヘイローを実装することが正しい判断であったことが証明されたと感じていると述べた。

    「見た目は私としては何の問題はないし、まだレース、そしてF1の情熱は残っている。F1にとっていかに悪いものかについての様々なコメントがあったことには少し驚いた」とジャン・トッドはコメント。

    「だが、我々は正しい決断をしたと確信していた。スパでのルクレールの事故について多くのことを話した。ヘイローの結果に非常に満足しているF2ドライバーともね」

    「我々はそれが正しい決断だったと常に確信していた。スパで起こったこと、そして、(マーカス)エリクソンに起こった恐ろしクラッシュを見て、我々はヘイローがあることにより安心している」

  • FIA、DRSトラブル多発についてF1チームと議論

    FIA、DRSトラブル多発についてF1チームと議論

    FIA(国際自動車連盟)のF1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、F1イタリアGPで発生したザウバーのDRSトラブルについてチームのテクニカルディレクターと議論すると述べた。

    F1イタリアGPのフリー走行2回目、マーカス・エリクソンはホームストレートエンドのブレーキングでDRSが閉じなかったことによってコントロールを失って大クラッシュを喫している。

    マーカス・エリクソンは、F1イギリスGPでもDRSのトラブルによって事故を起こしていた。
    ザウバーは予選までに“小さな”修正を実装し、FIAも対応に満足していたが、フリー走行3回目にはルノーのカルロス・サインツには危険性のあるDRSトラブルが発生していた。

    チャーリー・ホワイティングは、トラブルが再び発生しないことを強く望んでおり、9月6日(木)に行われる技術ミーティングでDRS問題について議論することを明らかにした。

    「我々は木曜日にテクニカルワーキンググループの会議を行っており、それを議論するつもちだ」とチャーリー・ホワイティングは Autosport にコメント。

    「我々は予選後にザウバーの問題が誰にも発生しないようクルマのDRSについて多くのチェックを行った」

    「それらは事実上ストップしていたが、ストップは無効になりやすく、中心点を越える可能性がある。ドライバーがブレーキをかけたり、一定のしきい値を越えてスロットを離した場合にDRSは閉じる。中心点を越えていたので閉じるのが遅かった」

    「彼らは再び起こることがないようにそのようなストップを設置した」

    ルノーのニコ・ヒュルケンベルグもF1イタリアGPの最終プラクティスでDRSが開いたままになるという問題が発生。予選にむけてリアウイングを変更している。

    「アクチュエーターの故障がみられるのは珍しいことではない」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

    「スパでは事故のダメージによってキミ(ライコネン)にも起こっていた」

  • FIA、フェラーリ/ハース型の技術提携への対応を検討

    FIA、フェラーリ/ハース型の技術提携への対応を検討

    FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、将来的なF1チームの“アライアンス”の可能性について注意深く監視しており、フェラーリ/ハース型の提携は議題に挙がっていると述べた。

    ハースとフェラーリの密接な技術提携は、競争力のあるVF-18を生み出した。エンジンだけでなく、多くのパーツを共用するハースのマシンはしばしば“白いフェラーリ”だと揶揄され、問題化している。

    この問題は、フォースインディアが破算管理下に入った際にも再び浮上。ウィリアムズ、ルノー、ッマクラーレンはフォースインディアがメルセデスの事実上の“Bチーム”になるのではないかと考え、新生フォースインディアが分配金の権利などを取得することに反対姿勢を示した。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、この問題は今後の懸念の最前線にあると認める。

    「非常に懸念いている」とザク・ブラウンはコメント。

    「FIAとF1が関与しなければ、まさにそうなっていくと思っている。最終的にビッグチームは異なる方法で資金を費やす方法を見つけるためにスモールチームとより密接に仕事をすることになるだろう」

    「対処する必要のあることであり、私はFIAとF1が、スポーツがそれについて何かをしなければ、その方向に向かうであろうことを十分に把握していることを嬉しく思う」

    「我々はBチームに対処するという保証を与えられた。最終的にそれは我々が信じているF1とはかけ離れたものになってしまうからね。コンストラクターであるなら誰もがパワーユニットを購入する。今後はそれが極端に進んでいく。F1の将来からそれを解いていく必要がある」

    チャーリー・ホワイティングは、FIAとF1は現在の法規を超えたチーム間の協力関係をどのように取り締まっていくかは明らかにはしていないが、問題に対処していくことになると認める。

    「それは我々が懸念すべきものであり、議論していくことだ」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

    「ハース/フェラーリの関係でそれが始まった。我々は最初にどのような可能性があるかを正確に知っていし、最初は抜け穴があった。そこは新しいエントラントに対しては閉じられている。それがハースができたことであり、現在のチームが適切なエントラントとして確立するよりもはるかに多くの作業ができた」

    「だが、我々が聞いているのは、既存チーム間の提携だ。非常に慎重に検討していく必要があると思う」

  • ジャン・トッド、2020年以降のF1タイヤ供給への複数社の入札を認める

    ジャン・トッド、2020年以降のF1タイヤ供給への複数社の入札を認める

    FIA会長のジャン・トッドは、2020年からのF1公式タイヤサプライヤーへの入札に複数のメーカーが申請したことを認めている。

    現在、F1にタイヤを供給しているピレリの契約は2019年で期限を迎える。FIAは今年7月に2020年以降のF1公式タイヤサプライヤーを公募。しかし、F1は2021年から18インチの扁平タイヤの導入を予定しており、2020年は13インチのタイヤを製造しなければならず、現在のサプライヤーであるピレリが継続することになるとの見方が多い。

    F1へのタイヤ供給に関心を表明していたミシュランは、2種類のタイヤ製造やショーのためにデグラデーションの高いタイヤをすることは方針に反するとして入札を取り止めたことを発表。

    その一方で韓国のタイヤメーカーであるハンコックが入札を行ったかもしれないと噂されている。

    モンツァで取材に応じたジャン・トッドは「入札を申請した人のリストはないが、複数であることはわかっている」とコメント。

    「8月後半にはミシュランが参加しないことはすでにわかっていた」

    また、ジャン・トッドには2021年のF1エンジンレギュレーションについても質問がなされた。F1は新しいメーカーを引きつけることができておらず、レギュレーション変更は延期になるとも噂されている。

    「私のプライオリティは、4つのメーカーが残っていることだ」とジャン・トッドはコメント。

    メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、2021年のエンジン問題に関するジャン・トッドの姿勢を歓迎すると述べている。

    「チャンピオンシップに参加するように大手メーカーを説得できれば、我々は特別なステップを果たすことになるかもしれない。だが、2021年にはそうするメーカーはいないことが判明した」

    「今のレギュレーションを残せば、コストを節約することができる。同時にエンジンのサウンドについて何かできるだろう。燃料制限についても議論は進行している」

    「なので、私はジャン・トッドに完全に同意する」

    関連:ミシュラン、2020年からのF1タイヤ供給への入札を見送り

  • F1 | 2019年の暫定カレンダーを発表

    F1 | 2019年の暫定カレンダーを発表

    F1は、2019年の暫定カレンダーを発表。2019年はドイツGP(ホッケンハイム)と日本GP(鈴鹿サーキット))も存続し、全21戦での開催が予定されている。

    2019年のF1世界選手権は、今年よりも1週間早い3月17日にオーストラリアGPで開幕。12月1日の最終戦アブダビGPまでの全21戦が予定されている。

    また、今季で契約が切れ、来季以降の開催が不透明となっていた日本GPとドイツGPの契約更新も発表。日本GPは2021年まで3年契約が締結され、ドイツGPはメルセデス・ベンツのサポートを受けての1年間の契約延長が発表された。また、F1日本GPはホンダが、F1ドイツGPはメルセデスがタイトルスポンサーを務める。

    レースの開催順は同じ21戦での開催となった今年とほぼ変わらないが、フランス、オーストリア、イギリスのトリプルヘッダーは解体され、シルバーストンがオーストリアの2週間後に行わる。また、ロシアGPと日本GPに代わり、シンガポールGPとロシアGPが連戦となった。またアメリカGPが1週間後ろ倒しになり、メキシコGPと順番が入れ替わっている。

    2019年は中国GPで1000回目のグランプリを迎える。2019年のF1カレンダーは、10月12日に行われるFIA世界モータースポーツ評議会おの承認をもって正式決定となる。

    F1の会長兼CEOを務めるチェイス・キャリーは「今年と同様に21戦で構成された2019年のF1世界選手権のカレンダーを発表できて非常にうれしく思う。長年にわたり開催してきたF1日本グランプリについて、この度新しい内容での契約が整った。F1に忠実で知識の豊富な日本のファンの皆様に、今後さらに楽しんでいただけることとなった。また世界トップ企業である自動車メーカーであり、F1へのパワーユニットサプライヤーであるHondaが2018年のF1日本グランプリの30周年を祝うタイトルスポンサーとなることを大変嬉しく思う」とコメント。

    「また、メルセデス・ベンツにとても価値ある助けにより、ドイツの自動車クラブであるADACとAvD、そしてドイツ運輸省Digital Infrastructure(デジタル・インフラストラクチャー)と我々がホッケンハイム当局およびホッケンハイムリンクGmbHと合意に至り、2019年に再びこのアイコニックなサーキットでレースできること発表できるのも大変嬉しく思う」

    2019年 暫定F1カレンダー

    第1戦 3月17日 オーストラリア (メルボルン)
    第2戦 3月31日 バーレーン (サヒール)
    第3戦 4月14日 中国 (上海)
    第4戦 4月28日 アゼルバイジャン (バクー)
    第5戦 5月12日 スペイン (バルセロナ)
    第6戦 5月26日 モナコ (モンテカルロ)
    第7戦 6月9日 カナダ (モントリオール)
    第8戦 6月23日 フランス (ルキャステレ)
    第9戦 6月30日 オーストリア (シュピールベルク)
    第10戦 7月14日 イギリス (シルバーストン)
    第11戦 7月28日 ドイツ (ホッケンハイム)
    第12戦 8月4日 ハンガリー (ブダペスト)
    第13戦 9月1日 ベルギー (スパ ・フランコルシャン)
    第14戦 9月8日 イタリア (モンツァ)
    第15戦 9月22日 シンガポール (マリーナ・ベイ)
    第16戦 9月29日 ロシア (ソチ)
    第17戦 10月13日 日本 (鈴鹿)
    第18戦 10月27日 メキシコ (メキシコシティ)
    第19戦 11月3日 US (オースティン)
    第20戦 11月17日 ブラジル (サンパウロ)
    第21戦 12月1日 アラブ首長国連邦 (アブダビ)

  • フェリペ・マッサ、モータースポーツのオリンピック種目化を提唱

    フェリペ・マッサ、モータースポーツのオリンピック種目化を提唱

    元F1ドライバーのフェリペ・マッサは、モータースポーツを2014年のパリオリンピックの種目に組み込むよう提唱している。

    フェリペ・マッサは、F1引退後にFIA(国際自動車連盟)のカート委員会の会長に就任。モータースポーツをオリンピックの種目化することに取り組む立場にある。

    特にフェリペ・マッサは、世界中で電動カートを普及させることに熱心に取り組んでおり、今年後半にブエノスアイレスで開催されるユースオリンピックでは電動カートのデモンストレーションが行われる予定となっている。

    「年末にアルゼンチンでオリンピックのイベントがある。2014年にパリで開催さされるオリンピックで電動カートを種目化させるためのアイデアだ」とフェリペ・マッサは Conversa com Bial にコメント。

    「電動カートは始まったばかりだ。バッテリーが重いので、重量を減らすために開発しなければならないことがたくさんある」

    「子供たちが参加して、クラッシュしたり、ロールした場合、カートの重量が違いになる。でも、開発レースは非常に早く、非常に時間で解決されるだろう」

    電気自動車のシングルシーターにより選手権であるフォーミュラEの成功は、同様の環境に配慮したレーシングイニシアチブに新たな刺激を与えており、カートだけでなく、電気ツーリングカーやラリークロスの競技の計画もある。

    しかし、モータースポーツがオリンピックの種目に加わるかどうかはまったく別の問題だ。FIAは国際オリンピック委員会の認定国際スポーツ連盟のメンバーだが、これまでのオリンピックの歴史でモーターレースが種目として行われたことはない。

    フェリペ・マッサは、結果に関わらず、オリンピックへの働きかけが、電動カート全体の露出を増やすキャンペーンの一環になればと語る。

    フェリペ・マッサ自体、来期からフォーミュラEに参戦する予定である。スージー・ヴォルフがチーム代表を務めるベンチュリから参戦する。

    F1後の人生についてフェリペ・マッサは「僕が最も恋しく思っているのは競争だ」と認める。

    「本格的な競技について話をすれば、フォーミュラEには優れた競争があると思う」

    「ベンチュリがレースに勝ったことがないのは事実だけど、昨シーズン、彼らは勝利にとても近づいていたし、いくつかとても良い結果を達成している」

    フェリペ・マッサは、次世代のフォーミュラEマシン『Gen2』が導入される来期に参戦を開始するのは理想的なタイミイングだと語る。

    「新しいシーズン、新しいクルマは、全員にとって大きな変化だし、来年の選手権で誰が勝つかはわからない」

    「でも、チームが準備を進めているすべてのものを見れば、かなり興味深いし、僕たちが競争力のあるクルマを得られることを本当に期待している」

    「フォーミュラEは予測できないレースだ。全てが新しいときは、状況を正しくまとめこともできれば、予想を下回る可能性もある。決してわからない」

    「僕の目標はできる限り競争力を発揮することだ。キャリア全体で僕の目標は何も変わっていない」

  • FIA会長ジャン・トッド、セルジオ・マルキオンネの死に哀悼の意

    FIA会長ジャン・トッド、セルジオ・マルキオンネの死に哀悼の意

    FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長が、7月23日(水)に逝去したフェラーリの前会長兼CEOのセルジオ・マルキオンネにFIAを代表して哀悼の意を表した。

    フェラーリの会長兼CEO、フィアット・クライスラー・オートモービルズのCEOを務めたセルジオ・マルキオンネは23日(水)に入院していたチューリッヒの病院でこの世を去った。享年66歳。

    「セルジオ・マルキオンネが悲劇的かつ予期せずに亡くなったことを大きな悲しみとともに知りました」とジャン・トッドは述べた。

    「セルジオは世界中の自動車産業およびモータースポーツのために巨大なことを成し遂げてきました。彼はフィアット・クライスラー・グループを好転させるために全力を尽くし、スクーデリア・フェラーリをトップに返り咲かせるために全エネルギーを力を注いできました」

    「彼は親しみやすく、真っ直ぐで、勇敢な男であり、型にはまらない、先見の明のあるリーダーでした。彼はFIA F1ストラテジーグループ、そして、交通安全のためのFIA ハイレベル・バネルの著名なメンバーでした。彼の死は大きな損失です」

    「FIAコミニュティ全体を代表し、彼のご遺族、ご友人、彼のフェラーリとフィアット・クライスラー・グループのチームに哀悼の意を表します。

    他にもF1チーム、F1ドライバー、フェラーリに所縁があるなしに関わらず、多くの人物が哀悼の意を示している。

    F1の会長兼CEOを務めるチェイス・キャリーは「我々はセルジオ・マルキオンネの逝去に深く悲しんでいます。彼はF1と自動車業界だけでなく、ビジネス界全体の偉大なリーダーでした」とコメント。

    「彼は大きな情熱、エネルギー、洞察力で導き、彼の周りにいる全ての人々にひらめきを与えてきました。彼のF1への貢献は計り知れません。彼は我々全員にとっての真の友人であり、彼を失うことは深い悲しみです。ご遺族の皆様、友人、同僚にいには心からお悔やみ申し上げます」

    フェラーリ、スクーデリア・フェラーリ、FCAグループは「フェラーリの我々全員がセルジオ・マルキオンネのような素晴らしい人間性と知性を持った勇敢な指導者と一緒に働くことができたことを光栄に思っています。彼のご遺族とともに我々は巨大な愛情をもって彼のことを想起しています」と声明で述べた。

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「F1にいる我々全員にとって悲しい一日です。我々はスポーツの巨大なサポーターを失いました。セルジオのご遺族、スクーデリア・フェラーリの皆様に深甚なる弔意を表します」とコメント。

    レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナーは「フェラーリとフィアットのボスであるセルジオ・マルキオンネの悲しい死を聞き、非常に残念です。彼はコース内外において偉大は競争相手でした。彼のご遺族とスクーデリア・フェラーリに哀悼の意を表します」と述べた。

    マクラーレン・グループは「マルキオンネ氏は、情熱的な実業家、自動車業界の巨人、そして、強力なビジネスリーダーでした。F1の素晴らしいスポーツ競争と相互のリスペクトは、彼がフェラーリの舵を取った在任期間に強化されました。フェラーリへの彼の献身は、彼の知性とビジネスへのアプローチと同じでした。彼は、厳しい競争相手、印象的な指導者でしたし、業界とF1のスポーツに貢献した信念の人として生き続けるでしょう。我々は彼の記憶に敬意を表すとともに、マルキオンネ氏の愛する人々や同僚たちに哀悼の意を表します」とコメント。

    フェルナンド・アロンソは「今日は悲しいニュースがありました。セルジオ、安らかにお眠りください。彼は偉大な男であり、常に非常に支持的でした。彼のご遺族、ご友人、しして、スクーデリア・フェラーリ・ファミリーの皆様に哀悼の意を表します」と述べた。

    フェラーリとフィアット・クライスラー・フィアット・クライスラー・オートモービルズは7月21日(土)にセルジオ・マルキオンネが実務を続行することが不可能な状態であるとして退任を発表していた。

    関連:フェラーリ前会長のセルジオ・マルキオンネが死去

  • FIA、ルイス・ハミルトンの審議が遅れた理由を説明 / F1ドイツGP

    FIA、ルイス・ハミルトンの審議が遅れた理由を説明 / F1ドイツGP

    F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、F1ドイツGPでのルイス・ハミルトンのピットレーン違反を審議対象とする発表が遅れた理由を説明した。

    67周のレースの53周目。メルセデスはダブルピットストップを試みるもバルテリ・ボッタスのタイヤ交換が遅れたことで急遽ルイス・ハミルトンにステイアウトを指示。ハミルトンはピットレーン入口に差し掛かっていたが、ぎりぎりでコースとピットレーン入り口の間にある芝生を乗り越えてコースに戻った。

    国際競技規約では、不可抗力である場合を除き、ピットレーンに進入するマシンがピットレーンとコースを隔てる線を横断することは禁じられている。

    その後、レースが進行するなかで他のインシデントには審議対象の通知と裁定が発表されたが、ルイス・ハミルトンの一件については発表がなく、実際、ルイス・ハミルトンは表彰台の後にスチュワードに召喚されるまで、審議対象となっているを知られなかった。

    最終的にレース終了から3時間後、スチュワードはルイス・ハミルトンを戒告処分とするとの裁定を下している。

    他のペナルティは迅速に伝えられており、去年のアメリカGPでは、マックス・フェルスタッペンに最終ラップでの違法なオーバーテイクに対して、表彰台セレモニー前にペナルティが伝えられている。

    ルイス・ハミルトンは14番手から大逆転勝利を挙げており、判断の遅れには裏事情があったのではないかとの穿った見方もあった。

    チャーリー・ホワイティングは、今回のケースについてはスチュワードがチームから事情を聞く必要があると感じていたと語った。

    「チームを呼び出すかどうか、彼を呼び出すための十分な理由があるかどうかを確かめるのに少し時間がかかった」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

    「レース終了がかなり近づいていたので、我々は調査をレース後まで待ちたかった。そのあと雨が降り、雷雨になるなどもあった」

    「全てが落ち着いたときにそれを調べなければならかった。そして、スチュワードは彼らとその件について話し合うべきだと決定した」

    チャーリー・ホワイティングは、ルイス・ハミルトンのドライビングについてフェラーリから抗議はなかったと付け加えた。

    スチュワードは、ステイアウトするかピットに入るかについてチーム内で混乱があったことで違反に至ったとドライバーとチームが率直に認めていること、今回の違反がセーフティカー導入中に発生したこと、他の競技者にいかなる危険も及ぼしておらず、方向転換は安全な形で実行されていたことを考慮し、ルイス・ハミルトンにタイムペナルティではなく、戒告処分に留めている。

    ルイス・ハミルトンは、スチュワードに今回の件について包み隠さず説明したと述べた。

    「彼らは何が起こったのかについて説明を求めてきた。僕は彼らに100%オープンに話をした。過去には何度もあそこにいたことがあるけど、今は滅多に彼らに会うことはない。僕はルールを尊重しているし、彼らがやらなければならない仕事をリスペクトしている」

    「僕はオープンだった。彼らはどれほど混乱していたかを見て、聞くことができた。戻らなければならず、その場を後にしたけど、彼らは『すぐにお知らせします』と言っていたよ」

    関連:ルイス・ハミルトン、規約違反も優勝に影響なし / F1ドイツGP