カテゴリー: FIA(国際自動車連盟)

  • F1 | 2021年から導入する燃料流量計のサプライヤーの入札を開始

    F1 | 2021年から導入する燃料流量計のサプライヤーの入札を開始

    FIA(国際自動車連盟)は、2021年からF1で採用する標準的な燃料流量計のサプライヤーの入札を開始した。

    2019年シーズン後半、フェラーリのF1エンジンが飛躍的な進歩を果たしたことで、F1のハイブリッドエンジンの燃料流量に関する議論が浮上した。レッドブルの質問と結び付けられた推測は、FIAが燃料流量を明確化するための3回の技術指令の公開へとつながった。

    FIAは、2021年から導入される競技、技術、財政規則を含めた新しいF1レギュレーションにおいて、将来発生する可能性のある流量をめぐる潜在的な論争を回避するためにエンジンメーカーに標準メーターの使用を強制する。

    入札の締め切りはF1オーストラリアGP初日の3月15日となり、4月中旬にはサプライヤーが決定すると考えられている。契約は2021年、2022年、2023年の3年間となるが、FIAは契約を2024年または2025年まで延長できる。

    2021年の技術規則の5.11.3項には「燃料流量計は、FIAによって決定された仕様に合わせてFIA世界モータースポーツ評議会によって指定された単一のサプライヤーによって製造される。このセンサーは、FIA技術部の指定に従ってのみ使用できる。さらに、パワーユニットに供給されるすべての燃料は、この公認センサーを通過する必要があり、5.11.2項に記載の燃料噴射装置によって燃焼室に供給される必要がる」と記されている。

    「FIAは、燃料流量測定に関する規制を改善するために2019年に技術指令(TD / 042-19)を発行し、2020年シーズンに向けて2番目の燃料流量計を義務付けた。現在、自動車には2つのセンサーが同時に取り付けられており、これは2021年以降もそのままである可​​能性が高いが、これはFIAの独自の裁量で確定できる」

    潜在的なサプライヤーは、製品の予定価格も明記する必要がある。

    燃料計の価格に関してFIAは「走行時間100時間の保証付きで5000ポンドを超えてはならない。走行時間100時間の追加費用は500ポンドを超えてはならない。流量計の寿命はいかなる状況でも、400時間以上でなければなりません」としている。

    2020年のF1世界選手権では、チームは最初のセンサーを8台、2台目のセンサーを4台使用できるが、この制限にはテストとダイナモでの走行には含まれない。これらの制限は2021年まで継続することが予想されている。

  • F1 | 2021年は規約の“抜け穴”の悪用を即座に禁止するガバナンスを実施

    F1 | 2021年は規約の“抜け穴”の悪用を即座に禁止するガバナンスを実施

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、2021年のF1レギュレーションではあるチームが抜け穴を悪用した場合、FIA(国際自動車連盟)はそれを禁止にする変更をほぼ即座に実行することができると語る。

    現在、シーズン中にレギュレーションを変更するには、全チームの満場一致での合意が必要となるが、レースを改善するために設計されて2021年の新F1レギュレーションでは、FIAとF1が密接に協力した根本的なルールが導入される。

    F1とFIAは、できる限り多くの抜け穴を塞ぐために文言の弱点をなくすことに時間を費やしており、ロス・ブラウンは単一のチームが意図されていない形でアドバンテージを得た場合、F1はそれを禁止にするために迅速に対応することが可能になると語る。

    「過去のガバナンスでは、すべてのチームが変更に同意しなければならなかった」とロス・ブラウンは語る。

    「我々はガバナンスを推し進めており、現在よりもすぐに変更を加えることができるようになる。今後、抜け穴を悪用した場合、次のレースでシャットダウンすることができる。今はそれはできない」

    「ブロウンディフューザーは、偶然にも3つのチームが採用していたので、継続することになっていただろう。だが、1つのチームがこれまで考えもしなかったソリューションで際立っており、やろうとしている原則全体を破壊している場合、他のチームから十分なサポートがあれば、ガバナンスはそれを禁止することができる。これはまったく異なる哲学だ」

    「抜け穴があると考えた人は『それを使いたいか、それともFIAに意図していないものだとして伝えたいか?』ということが起こる。レギュレーションに抜け穴を見つけ、最初のレースに出場した場合、FIAは「申し訳ないが、それは意図されていなかったことだ。我々はこれからミーティングを開催する。あなたを除く全員が合意すれば、我々はそれを禁止する』と言うことになる」

    新しいルールの意図は、F1チームが技術規則に関して作業する明確な境界線を作ることであり、ロス・ブラウンは、F1とFIAはチームには独自のアイデアを追求してもらいたいと考えており、ルールの精神の範囲内とみなされるものは保護するつもりだと主張する。

    「意図された範囲内でレギュレーションを活用することのが素晴らしいアイデアだ。誰かが言葉遊びで何かを考え出したり、決して意図されなかった何らかの解釈を思いついた場合、それは完全に原則を汚す」

    「選択肢は何か? 1年間それを我慢して受け入れて素晴らしくない競争をするか、もしくはそれを変更して正し、競争を元の場所に戻すかだ。禁止される可能性があるとわかっている解釈でチャンピオンシップに参加するリスクをとるだろうか? したがって、進化とそのようなものを発展させる方法は異なる。哲学が異なる」

    「我々が望んでいないこと、私はそれをいくつかの偽善と言うが、抜け穴によってチャンピオンシップを獲得したくはないということだ(ブラウンGPのブロウンディフューザーはチームが2009年に両方のチャンピオンを獲得する上で大きな役割を果たした)」

    「我々は、何をするのかが最善かというレギュレーションを理解する人々が欲しい。彼らは我々とFIAが素晴らしいアイデアを持っている人を罰するつもりはないことを信頼する必要がある。それは主観的なことだ。しかし、誰かがレギュレーションの間違った場所にコンマを置いたという事実は素晴らしいアイデアだろうか? それは弁護士が多様な方法でそれを解釈できることを意味するか? 私はそうは思わない」

  • Wシリーズ、F1スーパーライセンスポイントの割り当てを発表

    Wシリーズ、F1スーパーライセンスポイントの割り当てを発表

    女性だけのレースシリーズ『Wシリーズ』は、2020年のF1スーパーライセンスポイントの配分の詳細を発表した。

    Wシリーズは、2020年からFIAによるF1スーパーライセンスポイントの対象カテゴリーに入り、上位8名のドライバーにポイントが与えられ、優勝者には15ポイントが与えられることになった。F1のスーパーライセンスを取得するには40ポイントのライセンスポイントを取得する必要がある。

    初シーズンとなった昨年は、ウィリアムズF1チームの開発ドライバーであるジェイミー・チェドウィックがチャンピオンを獲得。今年のみ前年度のチャンピオンの参戦が認められており、チャドウィックはタイトル防衛とともにF1スーパーライセンスポイントの取得を目指す。

    「FIAが2020年シーズン以降、Wシリーズの最も成功したドライバーにスーパーライセンスポイントを付与する決定を下したことを嬉しく思います」とWシリーズの最高経営責任者であるキャサリン・ボンド・ミューアは述べた。

    「それにより、より多くのシニアチャンピオンシップでレースをすることを目指す女性ドライバー向けの“フィーダー”シリーズとしてのWシリーズの重要性が増しています」

    「実際、Wシリーズチャンピオンシップの上位8名がスーパーライセンスポイントを獲得できるようにになったことで、Wシリーズは、FIAフォーミュラでレースをし、いつかは男性ドライバーを倒すことを目指している女性ドライバーにとってモータースポーツのはしごのさらに重要な段になりました。 FIA F3選手権は、論理的には彼女たちの次以降の段となります」

    Wシリーズのレーシングディレクターを務める・デイブライアンは「初年度のWシリーズチャンピオンシップに出場したドライバーは、FIAスーパーライセンスポイントの対象外でした。しかし、それはどのレースシリーズの最初のシーズンでも珍しいことではありません」とコメント。

    「しかし、2020年には変わります。WシリーズのFIAスーパーライセンスポイントの割り当ては、NASCAR、インディライツ、フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ、ワールドツーリングカー選手権など、長く確立され、非常に権威あるレースシリーズの割り当てと同じになりました。」

    Wシリーズの諮問委員会委員長であるデビッド・クルサードは「個人的に、Wシリーズがスーパーライセンスポイントの割り当てにより、FIAによってさらに認識されたことを嬉しく思います。F1ドライバーになるというドライバーの願望の聖杯です」と述べた。

    「現在のWシリーズドライバーが将来どこでレースをするかに関係なく、FIAの決定は、Wシリーズが将来プロのレーシングドライバーとして成功するために女性の才能を開発し、女性ドライバーにスキルを開発する機会を与えるという我々の絶対的な信念を確認しました」

    「FIA会長のジャン・トッドにのWシリーズ選手権の第2シーズンに先んじるビジョンと支援に感謝したい」

    Wシリーズ F1スーパーライセンスポイント割り当て(2020年)
    1位:15ポイント
    2位:12ポイント
    3位:10ポイント
    4位:7ポイント
    5位:5ポイント
    6位:3ポイント
    7位:2ポイント
    8位:1ポイント

  • FIA会長ジャン・トッドの“F1スタッフの仕事量”を軽視した発言に批判殺到

    FIA会長ジャン・トッドの“F1スタッフの仕事量”を軽視した発言に批判殺到

    F1カレンダーの拡大に反対するF1の人々を批判したFIA会長ジャン・トッドの発言に非難が殺到している。

    2020年のF1世界選手権は史上最多の22戦で開催されるが、翌年に導入される新レギュレーションでは将来的に25戦までレース数を拡大できるように変更される。そのためF1チームは数週間から数か月も家族のもとを離れて仕事をするスタッフにかかる負荷にますます神経質になっている。

    そんな中、今月初めにジャン・トッドは、F1で仕事ができることは“特権”であり、仕事量が増えることに不満を述べるべきではないと発言していた。

    「自分たちの大好きな仕事ができる世界にいることができている我々はとても幸せだ。我々には情熱がある。我々には特権がある」とジャン・トッドはコメント。

    「ちなみにF1にいる人々は他のビジネスよりもはるかに高い給料をもらっているので非常に幸せなはずだ」

    ジャン・トッドは、彼がフェラーリのチームプリンシパルだったときに、1日18時間働いていたと付け加えた。

    「あなたに愛する家族を持っているなら、彼らは理解してくれるだろう。それに一生それをするわけではない」

    ハースF1チームでメカニックとして働くロバート・ドブは、そのようなジャン・トッドの発言は彼がF1の内情を把握していないことの表れだと語る。

    「彼によると、要するに我々は子供たちに会えないことを嬉しく思えということだ」ロバート・ドブは憤りを露わにした。

    「とんでもないことだ。それは金曜日にレースに来て、日曜日に帰っていく人の意見だ。彼は我々ほど現場に時間を費やしていない。我々の多くは何年もこれをやっており、別の仕事を見つけるのは簡単ではない」

    ジャン・トッドがプロのモータースポーツキャリアを開始した世界ラリー選手権でフォードのエンジニアを務めたジェラード・クインも、ジャン・トッドの発言を批判した。

    「組織によって支払われたプライベート飛行機で移動する機会がある人の言葉だ」ジェラード・クインは語る。

    「我々の家族があまりサポートしていなかったら、モータースポーツはまったく違ったものになっていただろう。FIAはこれを理解しなければならない」

    F1チームは、スタッフが燃え尽きてしまうのではないかという懸念から、カレンダーにさらにレースを追加するというリバティ・メディアのアイデアを冷静に考えている。

    F1チームの代表たちは、レース数の増加により、主要なピットレーンの労働者が家族と一緒に休暇を取ることができるように、職務を分割し、より多くの人員を雇用することを強いられていることを示唆している。

    だが、F1では2021年から厳しい予算上限が導入されるため、グリッド上の最大規模のチームにとっても、余剰人件費が問題になる可能性がある。

    F1は、チームが各会場で過ごす時間を短縮し、週末の余分な時間を補えるように2021年にレース週末のスケジュール変更を決定している。

  • 2020年のF1世界選手権 | F1日本GP以外のセッション開始時刻を発表

    2020年のF1世界選手権 | F1日本GP以外のセッション開始時刻を発表

    2020年のF1世界選手権のセッション開始時刻が発表された。唯一、F1日本GPのみが“後日発表”となっている。

    2020年のF1世界選手権は、F1ベトナムGPの追加、F1オランダGPの復活によって史上最多の22戦で争われる。F1は2019年から商業テレビチャンネルがスタート前に広告を挟めるように決勝スタート時刻を10分後ろ倒しにしている。

    これまでF1イギリスGPのレース開始時刻は、BST(イギリス夏時間)とCET(中央ヨーロッパ時間)の1時間を考慮して、現地時間14時10分、ヨーロッパの15時10分に合わせられていたが、2020年は現地時間15時10分に合わせられ、その他地域の視聴者にとっては例年よりも1時間遅くスタートすることになる。プラクティスと予選についても同様の調整がなされた。

    また、10月のF1アメリカGPは現地時間13時10分から14時10分に変更。昨年よりも1時間遅いスタートとなった。

    F1ベトナムGPは現地時間14時10分、F1オランダGPは現地時間15時10分からレースがスタートする。

    F1日本GPのみがまだセッション開始時刻が確定していないが、F1は“数週間以内”に発表するとしている。

    2020年のF1世界選手権 セッション開始時刻(現地時間)

    Rd 決勝 グランプリ FP1 FP2 FP3 予選 決勝
    開幕戦 3月15日 オーストラリアGP 12:00 16:00 14:00 17:00 16:10
    第2戦 3月22日 バーレーンGP 14:00 18:00 15:00 18:00 18:10
    第3戦 4月5日 ベトナムGP 11:00 15:00 12:00 15:00 14:10
    第4戦 4月19日 中国GP 11:00 15:00 12:00 15:00 14:10
    第5戦 5月3日 オランダGP 11:00 15:00 12:00 15:00 15:10
    第6戦 5月10日 スペインGP 11:00 15:00 12:00 15:00 15:10
    第7戦 5月24日 モナコGP 11:00 15:00 12:00 15:00 15:10
    第8戦 6月7日 アゼルバイジャンGP 13:00 17:00 14:00 17:00 16:10
    第9戦 6月14日 カナダGP 11:00 15:00 11:00 14:00 14:10
    第10戦 6月28日 フランスGP 11:00 15:00 12:00 15:00 15:10
    第11戦 7月5日 オーストリアGP 11:00 15:00 12:00 15:00 15:10
    第12戦 7月19日 イギリスGP 11:00 15:00 12:00 15:00 15:10
    第13戦 8月2日 ハンガリーGP 11:00 15:00 12:00 15:00 15:10
    第14戦 8月30日 ベルギーGP 11:00 15:00 12:00 15:00 15:10
    第15戦 9月6日 イタリアGP 11:00 15:00 12:00 15:00 15:10
    第16戦 9月20日 シンガポールGP 16:30 20:30 18:00 21:00 20:10
    第17戦 9月27日 ロシアGP 11:00 15:00 12:00 15:00 14:10
    第18戦 10月11日 日本GP TBA TBA TBA TBA TBA
    第19戦 10月25日 アメリカGP 11:00 15:00 13:00 16:00 14:10
    第20戦 11月1日 メキシコGP 11:00 15:00 10:00 13:00 13:10
    第21戦 11月15日 ブラジルGP 11:00 15:00 12:00 15:00 14:10
    第22戦 1129日 アブダビGP 13:00 17:00 14:00 17:00 17:10
  • 2019年のF1世界選手権 | 合計639回のピットストップは1ストップが増加

    2019年のF1世界選手権 | 合計639回のピットストップは1ストップが増加

    2019年のF1世界選手権は、合計639回のピットストップが行われた。ピレリが導入した硬く、トレッドが薄く、空気圧の高い2019年型F1タイヤにより1ストップが増加した。

    昨年よりもピットストップの回数は増えたが、それはドイツGP(78回)やブラジルGP(44回)など波乱となったレースで上方修正された。

    F1ドイツGPのウィナーであるマックス・フェルスタッペンは5回のピットストップを実施。ブラジルGPでは3回のピットストップを行った。

    F1チームは、ピレリが開発していた2020年の新しい構造のタイヤの導入を拒否しし、来年も2019年のF1タイヤを使用することが決定。この傾向は続くものと考えられる。

    また、2019年のF1世界選手権では9つのレースで合計16回のセーフティカーが出動。ベルント・マイレンダーは、F1ドイツGPで4回出動し、17周にわたってレースを先導した。マイレンダーはシーズン合計で68周を戦争している。

    過去にはより多くのセーフティカーが導入されたが、マシン故障の数は減少している。技術は向上し、アルファロメオ・レーシングはマシン故障によるリタイアはなかった。

  • 2019年のF1世界選手権 | 罰金の総額は1500万円

    2019年のF1世界選手権 | 罰金の総額は1500万円

    2019年のF1世界選手権で、FIA(国際自動車)は総額12万4400ユーロ(約1500万円)の罰金を徴収した。

    2019年のF1世界選手権では罰金、グリッド降格、タイムペナルティ、警告を含めて83回のペナルティが出された。また、トラックリミットも強化され60回タイムが抹消された。

    失格処分は5回。それらの2つはF1日本GPのレース後にルノーの2台に科せられたものだった。

    罰金を伴うペナルティは21回。総額12万4400ユーロ(約1500万円)となり、最大の罰金を払ったチームはフェラーリで8万ユーロ(約974万円)となる。

    ペナルティによるグリッド降格は9回。エンジンペナルティはこれに含まれていない。

    メルセデスとフェラーリは各1基ずつオーバー。メルセデスのカスタマーではセルジオ・ペレス(レーシングポイント)の5基が最大、フェラーリではアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)の4基が最大となる。ルノーは最大6基、ホンダは最大7基のエンジンが投入された。エンジンペナルティなしでシーズンを終えたのはルイス・ハミルトン(メルセデス)とロマン・グロージャン(ハース)の2人だけだった。

    最もパワーユニットコンポーネントを使用したドライバーはトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト。エンジン、ターボチャジャー。MGU-Hが7基、MGU-Kが6基、バッテリーとコントロールユニットを3基使用した。

    ドライバースルーペナルティは5回、ストップ&ゴーペナルティは2回とほぼ絶滅しているが、タイム加算ペナルティ(5秒もしくは10秒)は27回となった。

  • FIA会長ジャン・トッド 「2つのF1チームの新規参入を望んでいる」

    FIA会長ジャン・トッド 「2つのF1チームの新規参入を望んでいる」

    FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、F1に2つの新チームが参入することを望んでいると語る。

    2019年シーズンを通して新しいチームがF1に興味を示しているとの噂がなされ、最新のものではF2チームオーナーのエイドリアン・カンポスが関与する団体がドライバーとしてパスカル・ウェーレインとアレックス・パロウを起用する計画を発表している。

    しかし、ジャン・トッドは、リバティ・メディアと既存10チームが関与する商業的な考慮事項が依然として大きな要因になっていると認める。

    「商業権保有者はチームと連絡を取り、チームと資金を生み出しているが、規制当局であるFIAとしては12チームを好む」とジャン・トッドはコメント。

    「12チームがいる場合、現在の各チームから価値を奪う可能性がある。そのため『OK、他のチームのために開放してください』と言えば、価値の損失を考慮する必要があることは理解できる」

    しかし、ジャン・トッドは、F1 CEOのチェイス・キャリーが率いるリバティとの議論はまだ行われていると述べた。

    「チェイスと私には興味深い提案やコミットすることを望むチームがいくつかあるが、我々はあまり納得していない。しかし、我々が適切なチームが参入することを望んでいると納得すれば、12がF1にとって良い数字だと思う」とジャン・トッドは語った。

  • FIA会長 「フォーミュラEの性能がF1に匹敵するには数十年かかる」

    FIA会長 「フォーミュラEの性能がF1に匹敵するには数十年かかる」

    FIA(国際自動車連盟)会長のジャン・トッドは、フォーミュラEがF1のパフォーマンスレベルに匹敵できるようになるには“数十年”かかると考えている。

    フォーミュラEは、6シーズン目を迎え、すでにパフォーマンス面で大きな飛躍を果たしているが、2022年には軽量・高速・急速充電を備えた“Gen3”の導入が予定されており、その状況傾向は続くと予想されている。

    電気およびバッテリーの技術は進歩しているが、ジャン・トッドは、フォーミュラEがF1に匹敵するまでにはまだ10年以上かかると考えている。

    「フォーミュラEをF1と置き換えることは想像できない」とジャン・トッドはコメント。

    「フォーミュラEは、最大118kph(73mph)の平均速度を45分間しか持たせるおとができない。F1レースは2倍以上の時間を走行し、300kmを超える距離で平均速度は2倍以上だ」

    「現在、F1のスピードで300㎞を走れる電気レースカーはない。つまり、それが実現するまでには数十年かかるだろう」

    ジャン・トッドは、F1は将来的にオールエレクトロニックに切り替えることは求めるのではなく、環境に優しい燃料とを追求し、ハイブリッドエンジンをさらに開発することを望んでいる。

    「シンプリに現在はハイブリッドが適切なチョイスだ。次のステップはより環境に優しい燃料をどれだけ確保できるかだ」

  • FIA会長ジャン・トッド 「F1のレース数の増加は慎重に進めるべき」

    FIA会長ジャン・トッド 「F1のレース数の増加は慎重に進めるべき」

    FIA(国際自動車連盟)の会長を務めるジャン・トッドは、F1は急いで年間レース数を増加させるべきではないと考えている。

    2020年のF1世界選手権は、ベトナムGPの追加、オランダGPの復活により、史上最多となる22戦が開催される。そして、F1のオーナー企業であるリバティメディアは、2021年の新F1レギュレーションで最大レース数を25戦まで拡大できるように条項を見直している。

    この新レギュレーションは、今後のF1チームの運営に大きな影響を及ぼすことになるだろう。

    F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは「世界有数のメディア市場であるアメリカと中国では、人々が理解している以上により多くのファンが存在する」と語り、第2のアメリカ、中国でのF1開催を目論んでいる。

    フェラーリのセバスチャン・ベッテルは「F1における重要な話題だ。今後は休む期間がかなり短くなるだろう」と Blick に懸念を示している。

    FIA会長のジャン・トッドも急いで25戦に増やすべきではないと考えている。

    「長いプロセスを経て25レースに近づけていくことになると思っている」とジャン・トッドは Motorsport-Magazine.com にコメント。

    「現時点では我々は22戦に集中するべきだ」