カテゴリー: FIA(国際自動車連盟)

  • メルセデス、フェラーリのF1エンジン不正行為論争から撤退との報道

    メルセデス、フェラーリのF1エンジン不正行為論争から撤退との報道

    メルセデスF1チームは、F1エンジンの不正行為疑惑をめぐるFIA(国際自動車連盟)とフェラーリの“秘密の合意”に関する騒動から撤退したと報じられている。

    昨年、フェラーリの2019年F1エンジンは夏休み以降に大きな改善を果たした。疑惑の目をむけたライバルチームは燃料流量システムの不正行為を指摘。その後、FIAは立て続けに技術指令を発行し、そのタイミングでフェラーリの戦闘力は低下した。

    だが、FIAは2月28日(金)にフェラーリとの間で“和解”に到達したと発表。また、和解の一環としてフェラーリはFIAの“二酸化炭素排出量と持続可能な燃料”の研究開発を支援すると述べた。しかし、詳細な内容はフェラーリとFIAの間にで保持するとし、発表のタイミングもF1プレシーズンテスト最終日の1時間前というメディア対応を掻い潜るタイミングであったので、ライバルチームの怒りを買った。

    その結果、フェラーリのカスタマーであるハースとアルファロメオを除く7チームが、FIAにフェラーリとの間で交わした合意について内容の開示を求めて共同声明を発表するという異例の事態に発展。FIAは2つ目の声明を発表し、調査の結果、フェラーリ製PUの合法性に疑いはあったものの、“違反の明確な証拠を出せない”ことを理由に、2者の間で和解合意を結ぶことにしたと説明したことでさらに怒りを買い、7チームは2通目の手紙をFIAに送っていた。

    しかし、F1-InsiderのF1リポーターであるラルフ・バッハ、メルセデスはもはや非フェラーリ系列のライバルとは異なる立場をとっていると伝えた。

    報道によると、FCAとフェラーリのジョン・エルカン会長とダイムラーの最高経営責任者(CEO)のオラオラ・ケレニウスとの間で会談が行われ、メルセデスはこの問題を解決したという。

    今回の7チームの競争声明はメルセデスのF1チーム代表であるトト・ヴォルフがメインの扇動者として行動しており、これが事実であれば、メルセデスの突然のスタンスの変更は奇妙だ。

    メルセデスが実際に7チームのグループを放棄した場合、エンジンカスタマーであるレーシング・ポイントとウィリアムズも追随する可能性があり、その結果、レッドブル、アルファタウリ、ルノー、マクラーレンの4チームがFIAへの行動に対する責任を負うことになる。

  • F1チーム、新型コロナウイルスによるレース中止で甚大な経済的損失

    F1チーム、新型コロナウイルスによるレース中止で甚大な経済的損失

    F1チームは、新型コロナウイルスの影響により、甚大の経済的損失に直面することになると予想している。

    F1のビッグチームは目を見張るようなF1活動予算で動いているが、ウィリアムズF1チームの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは、新型コロナウイルスにとってチームがレースに参加できないことによる経済的な影響について心配していると認めている。

    小規模なF1チームの予算は、その約半分がF1の分配金によって賄われており、F1収入の大部分はレースプロモーターからの支払いによって得られている。

    「グランプリが2500万ドル以上を支払うことになれば、我々はお金を失うことになる」とハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーは語る。

    「それ以上の損失は、レースをしないことによる節約によって相殺される」

    レーシング・ポイントF1チームの代表オトマー・サフナウアーは「我々はポットが小さくなると想定している」

    多くの人は、F1オーストラリアGPの延期を発表する際の遅延は、実質的には金融負債に関する議論によるものだと考えている。

    「キャンセルは財政面を含む多くの結果をもたらす」とオーストラリアGPの会長であるポール・リトルは認める。

    「F1には解決しなければならないことがたくさんある」

    F1オーストラリアGPの中止に先立ち、6回のF1ワールドチャンピオンであるルイスハミルトンは、健康が優先されるべきときにレースを強行しようとしたF1を“金の亡者”だと批判した。

    F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、F1オーストラリアGP中止の遅れの背景に金銭的な問題があったとの見方を否定したが、オーストリアのテレビのプレゼンターであるエルンスト・ハウスライトナーは、ルイス・ハミルトンの発言の勇気を称賛した。

    「ハミルトンはあえて口を開き、自分がチャンピオンであることを示した」とエルンスト・ハウスライトナーは Osterreich に語った。

    「他の者たちはタビネズミのように立ち、最終的に失敗した当局を信頼していた」

  • F1:浮き彫りになった現体制のリーダーシップの欠如

    F1:浮き彫りになった現体制のリーダーシップの欠如

    新型コロナウイルスの脅威に対する2020年のF1オーストラリアGPの中止を巡る12時間は、F1の現体制のリーダーシップの欠如を浮き彫りにし、恥ずべきイメージを世界中に発信した。

    世界中の多くのスポーツが新型コロナウイルスの影響を鑑みて速やかに中止・延期の決断を取っていく中、F1はマクラーレンのスタッフに感染者が出たにも関わらず、F1オーストラリアGPを強行しようとした。

    元ブリヂストンのトラック・エンジニアリング・オペレーションズ責任者を務めたキース・ファン・デ・グリントは、そもそもF1サーカスがオーストラリアに移動したことすら疑問視している。

    「F1がメルボルンに行くと言ったのはクレイジーだったと思う。まるでごく最近に組織化されたみたいだ。お金がリードしている。人々はそのために非常に遠くまで行く準備ができている」とキース・ファン・デ・グリントはコメント。

    キース・ファン・デ・グリントは、バーニー・エクレストンと前FIA会長のマックス・モズレーのリーダーシップの下ではここまで到達していなかったのではないかと考えている。

    「エクレストンとモズレーを称賛したくはない。だが、少なくとも彼らは必要に応じて行動することを恐れなかった」

    リーダーシップ、勇気、大胆さ。それは過去数週間、数日間でFIAとリバティ・メディアから痛いほど欠落していた。F1中国GPが早い段階で“延期”されたという事実は、新型コロナウイルスが中国に端を発していることを考えれば、それほど勇敢な決断ではなかった。

    だが、致命的な新型コロナウイルスが世界的に大流行しているにも関わらず、FIAとリバティ・メディアの両方がF1カレンダーに介入されることを拒んだことは恥ずべきことだと言える。いくつかのレースシリーズは、過去数週間、数日間でイベントを速やかにキャンセルした。だが、F1は、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが口を滑らせたように、それをインフルエンザの一種であるかのように扱った。

    F1オーストラリアGPの金曜日の朝でさえ、ビジョンとリーダーシップの欠片も見られなかった。マクラーレンがチームメンバーが新型コロナウイルスに感染したことで欠場を余儀なくされたにも関わらず、12時間が経っても開催を継続しようとした。そして、ジャン・トッドとチェイス・キャリーはその場にいなかった。

    ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、F1は醜態をさらしたと語る。

    「今、F1が発信しているイメージを恥ずかしく思う。我々はスポーツのイメージに注意を払う必要がある」とシリル・アビテブールはメルボルンで語った。

    「新型コロナウイルスは世界的な問題であり、我々はチーム、ファン、観客、スポンサー、そして、自分たち自身に注意を払う必要がある。それにスポーツのイメージも監視しなければならない。我々には模範的な機能がある。世界中で渡航が制限され、我々は世界中を歩きまわっている。もちろん、私だってすべてのレースを継続したいと思っている。ただし、それは良好な条件下でのみ可能になるはずだ」

    幸いなことにルイス・ハミルトンとキミ・ライコネンにはそのような心と常識がある。

    ルイス・ハミルトンは「僕たち全員がこの部屋にいることにショックを受けている」と木曜日の記者会見の場で語った。「金の亡者だ。死なずに週末を乗り切れることを願っている」

    キミ・ライコネンは「ここにいることが僕たちにとって正しい選択かどうかはわからないけど、たぶん正しいことではない」と付け加えた。

    F1は沈黙を貫いて金曜日にフリー走行を強行しようとしたが、最終的にメルセデスのプレスリリースによってそれは打ち砕かれた。

    キース・ファン・デ・グリントは「金がルールだ。特にディートリッヒ・マテシッツやローレンス・ストロールのような億万長者のボスにとってはね」と最後まで出走を望んでいたレッドブルとレーシング・ポイントのオーナーに言及した。

  • 2020年のF1世界選手権:開幕4戦の中止・延期が決定…5月末開幕を目標

    2020年のF1世界選手権:開幕4戦の中止・延期が決定…5月末開幕を目標

    F1は3月13日(金)、開幕戦F1オーストラリアGPの中止に続き、第2戦バーレーンGPと第3戦ベトナムGPの延期を発表。先に発表された第4戦中国GPの延期と合わせて開幕から4戦の中止・延期が決定した。

    世界的な新型コロナウイルスの猛威は2020年のF1世界選手権にも大きな影響を与えることになった。開幕戦の準備を進めていたオーストラリアのメルボルンでマクラーレンのF1チームスタッフが新型コロナウイルスに感染。ファンや関係者の健康と安全のためにグランプリは『中止』となった。

    その発表に続き、第2戦バーレーンGPと第3戦ベトナムGPの『延期』も決定。5月までF1マシンがサーキットを走ることはなくなった。

    F1バーレーンGPは今週末に無観客でのレースが予定されていたが、F1チームは3月いっぱいの隔離に合意したとされ、中止・延期は既定路線だった。今年初開催のF1ベトナムGPはすでにハノイ市内にサーキットを完成させていたが、F1のCEOのチェイス・ケアリーが自ら赴いて議論していた結果、延期が決定した。

    F1は声明の中で“5月末”の開催を目指していると述べており、第5戦オランダGP、第6戦スペインGPも事実上除外しているようだ。だが、5月24日のF1モナコGPも開催は危ぶまれており、実際には第8戦アゼルバイジャンGPで2020年シーズンはスタートすることになりそうだ。

    現時点で『中止』と発表されたのはF1オーストラリアGPのみ。バーレーンGP、ベトナムGP、中国GPは日程を変更して開催することを目指しており、一部報道では2021年にまたがって世界選手権を開催することになるともされている。その場合、2021年に予定されているF1レギュレーション変更は2022年に延期されることを意味することになる。

    2020年 F1世界戦選手権 カレンダー
    3月13日~15日:第1戦 オーストラリアGP(メルボルン)… 中止
    3月20日~22日:第2戦 バーレーンGP(サキール)… 延期
    4月 3日~ 5日:第3戦 ベトナムGP(ハノイ)… 延期
    4月17日~19日:第4戦 中国GP(上海)… 延期
    5月 1日~ 3日:第5戦 オランダGP(ザントフォールト)
    5月 8日~10日:第6戦 スペインGP(カタルーニャ)
    5月21日~24日:第7戦 モナコGP(モナコ)
    6月 5日~ 7日:第8戦 アゼルバイジャンGP(バクー)
    6月12日~14日:第9戦 カナダGP(モントリオール)
    6月26日~28日:第10戦 フランスGP(ポールリカール)
    7月 3日~ 5日:第11戦 オーストリアGP(シュピールベルク)
    7月17日~19日:第12戦 イギリスGP(シルバーストン)
    7月31日~8月 2日:第13戦 ハンガリーGP(ブダペスト)
    8月28日~30日:第14戦 ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)
    9月 4日~ 6日:第15戦 イタリアGP(モンツァ)
    9月18日~20日:第16戦 シンガポールGP(シンガポール)
    9月25日~27日:第17戦 ロシアGP(ソチ)
    10月 9日~11日:第18戦 日本GP(鈴鹿)
    10月23日~25日:第19戦 アメリカGP(オースティン)
    10月30日~11月 1日:第20戦 メキシコGP(メキシコ)
    11月13日~15日:第21戦 ブラジルGP(サンパウロ)
    11月27日~29日:第22戦 アブダビGP(ヤス・マリーナ)

  • F1:バーレーンGPとベトナムGPの延期を発表

    F1:バーレーンGPとベトナムGPの延期を発表

    F1は、新型コロナウイルスの世界的な広がりを受け、第2戦F1バーレーンGPと第3戦ベトナムGPを延期することを発表した。

    F1バーレーンGPは、サキールのバーレーンインターナショナルサーキットで3月20〜22日、F1ベトナムGPは最近完成したハノイ・サーキットで4月3〜5日に初開催される予定だった。

    このニュースは、今週末のシーズン開幕戦オーストラリアGPの中止と、4月17〜19日に開催される中国グランプリの延期に続くものとなる。

    F1とFIAは、バーレーンとベトナムのレースプロモーターと緊密に協力して状況を監視し、両方のレースの潜在的な代替日を調査すると述べている。

    また、2020年のF1世界選手権は5月末にヨーロッパでスタートしすると予想しているが、これは定期的に見直されると述べた。

    声明
    COVID-19の継続的な世界的広がりを考慮し、FIA、バーレーン・インターナショナル・サーキット、バーレーン・モーターフェデレーション、ハノイ人民委員会、ベトナム社会主義共和国政府、ベトナム自動車協会、プロモーター、ベトナム・グランプリ・コーポレーションは、3月20日|22日および4月3日~4月5日に開催される両レースを延期することをすべての関係者によって決定した。

    今週のオーストラリアGPの中止、世界中のCOVID-19の状況の継続的かつ流動的な性質を鑑みて、F1、FIAおよびプロモーターは、旅行スタッフ、チャンピオンシップの参加者、そして、我々の主な懸念であるファンの健康と安全を確保するためにこれらの決定を下した。。

    F1とFIAは、バーレーンとベトナムのレースプロモーターと地元の保健当局と緊密に協力して状況を監視し、状況が改善していくはずである年内に各グランプリの潜在的な代替日の実現性を調査するために適切な時間をかけていく。その結果、F1とFIAは5月末にヨーロッパでチャンピオンシップを開始する予定だが、最近ヨーロッパでCOVID-19のケースが急増していることを考えると、これは定期的に見直される。

    チェイス・キャリー (F1会長兼CEO)
    「COVID-19に関する世界的な状況は流動的で予測が非常に難しく、その権利は状況を評価し、適切な決定を下すのに時間がかかりる。F1に関わるすべての人とファンの安全を確保するために、我々はこの決定をFIAとプロモーターで行っている。バーレーンGPは我々のスケジュールの中でエキサイティングなレースであり、できるだけ早くそこに戻ることを楽しみにしている。また、ベトナムの初開催レース、そして、世界で最もエキサイティングな都市の1つにF1のスペクタクルをもたらすことを楽しみにしている」

    ジャン・トッド(FIA会長)
    「F1とともに、バーレーン・モーターフェデレーション、ベトナム・モータースポーツ協会、ローカルプロモーターにとって、オーストラリアGPと同様にバーレーンとベトナムグランプリの両方を延期することが、現在入手可能なすべての情報を与えられた唯一の決定だ。 我々は、世界保健機関(WHO)と政府からの意見とアドバイスを引き続き頼り、この予測不可能な期間を通じて、ファン、競合他社、およびモータースポーツコミュニティ全体を保護するために彼らと協力していく」

  • F1オーストラリアGP中止:“金の亡者”のイメージと地に落ちた名誉

    F1オーストラリアGP中止:“金の亡者”のイメージと地に落ちた名誉

    F1オーストラリアGP中止の決断の遅れにより、世界最高峰のモータースポーツとしてのF1世界選手権の名誉は地に落ちた。

    新型コロナウイルスが急速に拡大するなか、アメリカではNBAの中止、カナダではフィギュアスケートの世界選手権の中止など、大規模な大会が速やかに対応を決断した。

    モータースポーツ界でも、MotoGP、フォーミュラE、WEC(世界耐久選手権)、インディカー、IMSA、NASCARなどのメジャーイベントが中止や延期、無観客レースを決断している。

    F1も4月に開催予定あったF1中国GPを延期、第2戦バーレーンGPを無観客で行うことを決定するなど相応の対応を見せていたが、開幕戦オーストラリアGPについては強行の姿勢を崩さなかった。

    しかし、開幕前日となる3月12日(木)、マクラーレンのF1チームスタッフに新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたことでマクラーレンはF1オーストラリアGPからの欠場を決断。現地時間午後10時頃ろに声明を発表した。

    すぐさまF1も声明を発表。“ファンやF1関係者の健康と安全が最優先”として調整に入ると述べた。だが、この段階で中止を発表するべきだったかもしれない。外部にいる誰もレースの中止が唯一の選択肢だと考えていた。

    その後、何があったのか。F1上層部、FIA、レース主催者とF1チームとの会議がメルボルン市内のホテルで行われた。財政的責任を含む法的問題をめぐる複雑な争いが遅れの背後にあったが、チームは夜通しの会議でレースをするかどうかについて意見が割れた。

    当初、メルセデス、ウィリアムズ、レーシング・ポイント、レッドブル、アルファタウリはレースを開催することに投票。フェラーリ、アルファロメオ、ルノー、そして、すでに欠場を発表したマクラーレンは反対。ウィリアムズとハースの2つのチームは棄権。F1のマネージングディレクターでありロス・ブラウンは、金曜日は通常通りに走り、その日の終わりに様子を見ることを好んだ。

    2時間の交渉といくつかの非常に感情的なやり取りの後、保健当局やFIAからの異議なしで継続するように設定された。

    しかし、メルセデスの親会社であるダイムラーが、メルセデスおよびカスタマーチームのレーシング・ポイントに投票を変更するよう指示した。

    最終的にFIAとリバティ・メディアの沈黙、そしてオーストラリアGP主催者がレースを無観客で開催できるという希望はメルセデスによって打ち砕かれた。現ワールドチャンピオンはメディアに、レースのキャンセルを要求したことを発表した。

    だが、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンがメルボルンを空港に向けて出発した後でも、レッドブルは依然としてレースを望んでいた。

    「多くのチームが考えを変え、レースをすることは望まなかった。プロモーターに選択の余地がなく、レースをキャンセルしなければならなかった」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    プロモーターであるオーストラリア・グランプリ・コーポレーションには、金曜日の午前9時まで決定は通知されなかったという。そして、最終的に中止が発表されたのは現地時間午前10時すぎ。マクラーレンの発表から12時間が経過していた。その間、チームやメディアは何をすべきかまったく見えない状態だった。そして、最も大切にするべきファンは、サーキットの会場時刻になっても中に入ることを許可されず、アルバート・パークの外で列をなしていた。

    バーニー・エクレストンは、中止の発表の遅れは、FIA、リバティ・メディア、ビクトリア州政府が金融負債について議論していたためだと考えている。

    「問題は彼らがあまりに長く何もしなかったことだ。最終的に常に誰が正式にキャンセルをしたかにかかっている。誰もが財政的にも責任を負わなければならない。どうやら誰もそれを望んでいなかったようだ」

    リバティ・メディアはグランプリの主催者から5500万ドルを支払われているので、明らかにそれを保持する方法を見つけたがった。そして、その状況は、ビクトリア州がレースの費用を負担しているという事実によってさらに複雑になった。この決断の遅れによって、F1ファンは大きな怒りを覚え、“金の亡者”としてのイメージが改めて浮き彫りになった。

    来週末に予定されている次戦バーレーンGPも中止になる可能性が高い。マクラーレンの14名のスタッフがメルボルンで隔離されているのは1つの理由にすぎない。そして、第3戦ベトナムGPもハノイで多くの新型コロナウイルス感染者が出ており、F1のCEOを務めるチェイス・キャリーが現地を訪れて緊急会議を開き、延期することが決定されたと報じられている。

    ベトナムの次に予定されているレースはザントフォールトだが、オランダ政府は木曜日に100人以上が参加するスポーツイベントが禁止されると発表している。

    「我々はオランダ政府の措置に留意した」とオランダGPの広報担当者は述べた。「我々はこれらの措置を非常に真剣に受け止めている。当局と毎日連絡を取り合っており、Covid-19に関する進展について毎日情報を提供していまる」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士を含むインサイダーは、6月のアゼルバイジャンGPまで開催は延期されると考えている。

    ホンダは、世界がパンデミックに苦しんでいる間、レースをキャンセルし続けることが“唯一の論理的な前進”であると述べた。

    「レースをできないことは非常に残念ですが、また皆さまの前で安全にレースができる状況に少しでも早く回復することを願っています」と本田技研工業のブランド・コミュニケーション本部長を務める森山克英は語った。

    ホンダF1のパートナーであるレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、「延期についての会話は避けられない」と語る。

    「プロモーターの発言を確認する必要がある。ヨーロッパのレースについては、我々よりも詳しい情報が必要だ」

    クリスチャン・ホーナーが言及する“プロモーター”はF1の商業権保有者であるリバティ・メディアだ。F1のCEOであるチェイス・キャリーは、金曜日の朝にアルバート・パークの閉門ゲートの外で説明を強いられた。不在のFIA会長ジャン・トッドだけでなく、チェイス・キャリーは、レースを中止するという決定が内部で行われた後もサーキットに入るために並んだの怒りに買った。

    「これから、我々は全員が安全に家に帰ることを確認しなければならない。来週バーレーンに行くことなど問題外だと思う」とクリスチャン・ホーナーは語った。

  • バーニー・エクレストン、F1オーストラリアGP中止の対応の遅さを批判

    バーニー・エクレストン、F1オーストラリアGP中止の対応の遅さを批判

    元F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、F1は新型コロナウイルス危機に対応するのに時間をかけすぎていると批判する。

    3月13日(金)、モータースポーツの最高峰であるF1によって世界に提示されたイメージは無秩序に崩れ落ちた。マクラーレンのチームメンバーが新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出た後、ほとんどの内部関係者はF1オーストラリアGPを中止することが唯一の解決策だと考えていた。

    しかし、その後、F1の悪名高い内部論争が始まった。内部ではすでに決定がなされていたものの、発表がなされていない状況だったと報じられており、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンは午前6時のフライトでメルボルンから帰路につき、観客の列はアルバート・パークの外に放置された。

    F1の対応について質問されたバーニー・エクレストンは「問題は彼らがあまりに長く何もしなかったことだ」と Auto Bild にコメント。

    バーニー・エクレストンは、キャンセルの発表の遅れは、FIA、リバティ・メディア。ビクトリア州政府が金融負債について議論していたためだと考えている。

    「最終的に常に誰が正式にキャンセルをしたかにかかっている。誰もが財政的にも責任を負わなければならない」

    「どうやら誰もそれを望んでいなかったようだ」

  • シャルル・ルクレール、F1エンジン問題に「ライバルはFIAを信頼すべき」

    シャルル・ルクレール、F1エンジン問題に「ライバルはFIAを信頼すべき」

    シャルル・ルクレールは、2019年のF1エンジンについてFIA(国際自動車連盟)フェラーリが秘密の和解に達したことに反対しているライバルチームは、FIAを信頼しなければならないと語る。

    FIAは、プレシーズンテスト終了後に声明を発表し、フェラーリの2019年のF1パワーユニットの調査を実施したこと、そして、フェラーリと合法性について秘密の和解に至ったことを明らかにした。

    非フェラーリ系の7チームは、その声明を不服とし、内容についての完全な開示と透明性と求めた。レッドブル・ホンダF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、フェラーリの不正行為によって失われた賞金を取り戻すと息巻いている。

    今週、2020年の開幕戦を迎えるオーストラリアで、初めてフェラーリはF1チームとメディアの両方に直面。シャルル・ルクレールはチームとそのプライバシーの観点を擁護した。

    「彼らは彼らの仕事をするためにもFIAも信頼するべきであり、彼らが絶対にすべてを説明しないことは完全に理解できると思う」とシャルル・ルクレールはアルバート・パークで言った。

    「すべてのパーツについて、僕たちにも多くの作業がある。したがって、このすべてを公開すると、チームが行ったすべての作業を公開することになってしまう」

    「僕は自分のチームを確実に信頼している。すべてが問題なかったことを確認するためにFIAを信頼しているし、僕にとってはもう終わったことで、将来に目を向けている」

    フェラーリのF1エンジン問題の核心は、レギュレーションで定められている燃料流量制限の100kg/hを超過してパワーを得ていたかどうかを中心に展開。レッドブルがそれを指摘し、技術指令が発行されたF1アメリカGPで連続ポールポジションが途絶えたことが引き金となった。

    フェラーリは、パフォーマンスの低下と技術指令に関連性はなく、ダウンフォースを増加させたことによってトップスピードのパフォーマンスに変化があったと説明した。

    「バルセロナで言ったようにダウンフォースを追加したからだと思っている」とシャルル・ルクレールは説明した。

    「マシンにダウンフォースを追加した結果、ストレートでスピードを失ったけど、それは想定されていたことだ」

    「今年。僕たちがそれをやり過ぎたかどうかはわかりますが、特にバルセロナではコーナーをかなり速く走れていたのは確かだし、それが主な理由だと思う」

    先週、2020年のF1レギュレーションの最終調整が行われ、すべてのマシンの最小重量が1キログラム増加した。これは、FIAがフェラーリのF1エンジンを調査した結果、新しい燃料流量計を導入されたためだと考えられている。

  • F1、マクラーレンのF1オーストラリアGP欠場を受け協議を開始

    F1、マクラーレンのF1オーストラリアGP欠場を受け協議を開始

    F1は、マクラーレンのスタッフが新型コロナウイルスに感染したことを理由にF1オーストラリアGPから棄権するという決断を受け、“ファン、チーム、すべての人員の安全を最優先”に関係当局と調整に入ったと述べた。

    マクラーレンは、チームメンバーの1人に新型コロナウイルス感染の疑いがあり、自己隔離していたが、3月12日(木)に陽性との検査結果が出た。そのため、マクラーレンは、F1オーストラリアGPから棄権するという決断を下した。

    マクラーレンは「マクラーレン・レーシングは、チームメンバーに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを受け、本日午後、メルボルンで2020年のF1オーストラリアGPを欠場することを発表する。チームメンバーは症状があらわれてすぐに検査を受け、自己隔離に入った。現在、地元の保険当局で治療を受けている。チームはこの不測の事態に備えており、検疫期間に入る従業員を継続的にサポートしている。チームは関連する地方自治体と協力して調査と分析を支援している。マクラーレンレーシングのCEOであるザク・ブラウンとマクラーレンF1のチームプリンシパルであるアンドレアス・ザイドルは、F1とFIAに今夜の決定を伝えた。この決定は、マクラーレンF1の従業員とパートナーだけでなく、チームの競争相手、F1ファン、より広範なF1利害関係者に対する注意義務に基づいて行われた」と声明で述べた。

    以前、F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、新型コロナウイルスによって1チームでも参戦することができなければ、世界選手権レースは開催しないと述べていた。

    マクラーレンの決定を受け、F1は短い声明を発表。関係各位と調整に入ったと述べた。

    「マクラーレン・チームのメンバーに対する検査結果に受け、F1とFIAは彼らの決定について密接に連絡を取り合い、次のステップとしてすべての関係当局と調整している。我々の優先事項は、レースのファン、チーム、すべての人員の安全だ」

  • F1 | フェラーリとFIAの“秘密の和解”でフェルスタッペンの発言が再注目

    F1 | フェラーリとFIAの“秘密の和解”でフェルスタッペンの発言が再注目

    FIA(国際自動車連盟)が、フェラーリの2019年F1エンジンの不正行為疑惑についてF1チームに回答する期限が迫り、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンの昨年の注目が改めて注目を集めている。

    昨年、フェラーリのF1エンジンは夏休み後に大幅な向上を果たしたが、F1アメリカGP前に技術指令が発行されたタイミングでパフォーマンスを落とした。

    レッドブル・ホンダは、フェラーリのF1エンジンが何らかの方法でFIAセンサーを掻い潜り、ルールに定められた100kg/h以上の燃料流量を実現して、パワーを増加させているのではないかと調査を求めた。

    FIAは、レッドブル・ホンダが提案した方法は違法であるとし、そのような抜け穴を防ぐために技術指令を発行した。

    突然フェラーリのパフォーマンスが低下したことを受け、マックス・フェルスタッペンは「不正行為をやめれば何が起こるか」とメディアに語り、物議を醸した。

    セバスチャン・ベッテルは、マックス・フェルスタッペンの発言は「プロフェッショナルじゃないし、成熟してもいない」と反発し、フェラーリのCEOであるルイ・カッミレーリは「22歳の子供の言うことなど信用するな」と非難した。

    だが、マックス・フェルスタッペンは外交の教訓を学んだようであり、今回は昨年踏んだ地雷は避けている。

    フェラーリのF1エンジン不正疑惑について質問されたマックス・フェルスタッペンは「そのことはチームに任せている」と Sydney Morning Herald にコメント。

    「すべての人にとって、平等な競技の場を持つことが重要だと思う。それが私たち全員が望んでいることだ。それだけです」

    「過去にFIAは正しい決定を下してきたと思うので、チームとFIAがどのような答えを出すか見てみよう」

    現在、レッドブル・ホンダはこの問題に対するFIAの対応に満足していません。

    FIAはフェラーリのF1エンジンの合法性に疑いはあったものの、“違反の明確な証拠を出せない”ことを理由に、2者の間で和解合意を結ぶことにしたと説明。和解契約の機密性は司法規律に従って決定されたとして内容を開示することを拒否した。

    レッドブル・ホンダやメルセデスを含む非フェラーリ系のライバルは感心していない。FIAに対して2回の手紙を送り、詳細を公開するか、そうでなければ法的措置を講じると警告している。