カテゴリー: FIA(国際自動車連盟)

  • FIA、ルイス・ハミルトンが着用したテイラーTシャツの政治性を調査

    FIA、ルイス・ハミルトンが着用したテイラーTシャツの政治性を調査

    FIA(国際自動車連盟)は、F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンが、F1トスカーナGPでブリオナ・テイラーさんの死に抗議するTシャツを着たことでルールに違反したかどうかを調査している。

    F1トスカーナGP決勝レース前、ルイス・ハミルトンは、反人種差別運動の一環としてF1が実施している『End Racism(人種差別撲滅)』活動に前面に「ブリオナ・テイラーを殺した警察官を逮捕せよ」のメッセージ、背中にはテイラーさんの顔写真とともに「彼女の名前を呼ぼう」という文字が書かれたTシャツを着用。

    レースで優勝したルイス・ハミルトンは表彰式にも同じTシャツを着て参加している。

    今年3月、ケンタッキー州ルイビルの救命士であるブリオナ・テイラーさんの自宅に薬物の捜査令状を持った警官が強制侵入し、恐怖を覚えた彼女のボーイフレンドが警官の足を銃で撃つと、警官はアパート室内で20発以上発砲し、ブリオナを8回以上撃って死亡させた。

    警察が裁判所に提出した書類によると、ルイビル市警察が捜査令状をとった薬物容疑の主要ターゲットはブリオナ・テイラーさんではなかった。テイサーさんの死は、ケンタッキー州検事総長とFBIによる米国での調査の対象となっている。

    FIAは「この問題を積極的に検討している」と語った。

    FIAは、競技者が「政治的または宗教的な性質の広告、またはFIAの利益に害を及ぼす広告」をマシンで使用することは許可されていないと述べているが、ドライバーが自分自身を表示できることについての具体的な言及はない。

    現在、FIAはルイス・ハミルトンが着ていたTシャツに政治性が込められているかどうかを判断している。

    今年の全米オープンでは、優勝した大坂なおみがテイラーさん含めた黒人に対する人種差別や警察による暴力の犠牲者となった7名の名前を遺したマスクを着用した。

    大坂なおみのマスクと同じ意味合いを持っているかと質問されたルイス・ハミルトンは「そんなに違いはない。それでも、同じことを戦っている」とコメント。

    「ただ・・・あのシャツを着るのに長い時間がかかったし、僕はそれを着て、路上で殺された人々がいること、そして、自分の家で殺された誰かがいることを認識させたいと思った」

    「家を間違ったのにまだ自由に歩けている。僕たちは気を休めことができない。僕たちはできないんだ・・・僕たちはそれで意識を高め続ける必要がある」

    「なおみは素晴らしいことをしているし、ここに心から祝福したい。彼女は自分のプラットフォームでやったことは信じられないほどのインスピレーションを与えたと思う。僕たちはとにかくこの問題を推進し続けなければならないと思っている」

    ルイス・ハミルトンはレース後のインタビューを「ブリオナ・テイラーのための正義だ」と締めくくった。

    F1の唯一の黒人ドライバーであるルイス・ハミルトンは、スポーツの『End Racism(人種差別撲滅)』キャンペーンを擁護し、『Black Lives Matter』活動の著名な声でもある。これまでのグランプリで“片膝立ち”のポーズを何度も実行し、モータースポーツの多様性を向上させるために独自の委員会も立ち上げている。

    ルイス・ハミルトン

  • F1レースディレクター 「セーフティカー時のリスタートを見直す必要はない」

    F1レースディレクター 「セーフティカー時のリスタートを見直す必要はない」

    F1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、F1トスカーナGPでドライバーから批判の声が挙がったセーフティカーのリスタートルールについて見直す必要はないと語った。

    ケビン・マグヌッセン、カルロス・サインツ、アントニオ・ジョビナッツィ、ニコラス・ラティフィがリタイアした多重クラッシュによってレースは赤旗中断。レース後、事故について調査の後、12名のドライバーに警告が与えられた。

    スチュワードは「このインシデントの根本的な原因は、上記のドライバーによる最終コーナーからピットストレートにかけての一貫性のないスロットルとブレーキの適用でにあったと結論付けている」と声明で述べた。

    先頭でペースを設定し、自分の選択したタイミングで加速することが許されているリーダーのバルテリ・ボッタス、2番手と3番手にいたルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレール、そして、ロマン・グロージャン・セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンは警告を免れた。

    ルイス・ハミルトンを含めた数名のドライバーは、セーフティカーのライトが消えるのが遅れたことが、フィールドが密集する原因となり、インシデントを招いたと批判した。

    裁定が発表される前、マイケル・マシは、ドライバーはルールを把握しておくべきだと述べている。

    「まだ進行中のスチュワードの調査の一部なので、私は非難に加わるつもりはない」とマイケル・マシは語った。

    「だが、結局のところ、それから得るべき重要なポイントがあるかもしれない。ドライバーは、金曜日の夜のドライバーズミーティングで非常に明確にアドバイスされていた。思い出さなければならない2つの重要なポイントがあった」

    「1つ目は、ピットエントリーでセーフティカーラインの前にセーフティカーを追い越さないようにすることだった。2つ目は、このサーキットでは珍しいことだが、オーバーテイクができるコントロールラインがピットレーン出口の近くにあることだ」

    「だから、それは驚きではない。バクーでも同様の問題があった。あのように走行距離が長いと、ペースを決定するすべての権利を持つリーダーが後ろのマシンからのスリップストリームを避けようとしてコントロールラインまでペースをかなり遅くキープする」

    リスタート手順の見直しの可能性について質問されたマイケル・マシは「セーフティカーのリスタートルールを見直す必要はないと思う」と語った。

    また、マイケル・マシはセーフティカーのライトが遅すぎたという提案も却下した。

    「簡単に言えば、彼らは彼らが望むすべてを批判することができる。ライトが消された場所からコントロールラインまでの距離の視点を見ると、他の多くの場所とおそらく同じか、より長くないわけではない」

    「セーフティカーのライトが消える場所は、セーフティカーがピットレーンに入る場所だった。我々には世界で最高の20人のドライバーがいる」

    「今日、F3レースで見たように、ジュニアのカテゴリーのドライバーは、F1レースで起こっていたものと非常によく似たリスタートしたが、問題なくうまくナビゲートしていた」

    関連:F1トスカーナGP:リスタート時の多重クラッシュで12名に警告処分

  • F1:新型コロナの影響によりスーパーライセンスの基準を見直しへ

    F1:新型コロナの影響によりスーパーライセンスの基準を見直しへ

    FIA(国際自動車連盟)は、新型コロナウイルスのパンデミックによってドライバーが不利にならないようスーパーライセンスのポイントシステムを見直している。

    F1スーパーライセンスポイントは、ドライバーがF1に到達するまでにドライバーが下位カテゴリーでしっかりと経験を積むことを目的に導入された。これは主に未成年でヨーロッパF3選手権からF1にステップアップしたマックス・フェルスタッペンへの反応だった。

    現在のルールでは、ドライバーはF1で運転する資格を得るために40ポイントを集める必要がある。

    しかし、新型コロナウイルスのパンデミックによって世界中の様々なレースシリーズが定期的なスケジュールで運用することができておらず、F1スーパーライセンスへの正しい道を進んでいた一部のドライバーが悪影響を受けている。

    たとえば、レッドブルのジュニアドライバーであるユーリ・ヴィップスは、スーパーフォーミュラに参戦する予定だったが、日本に入国することができなかった。また、インディライツは2020年にキャンセルされ、マカオGPも中止が予定されている。

    一方、FIA-F2およびF3のドライバーは、サポートプログラムの一環としてF1のスケジュールに従っているため、ほとんど影響を受けない。

    したがって、FIAは“ジュニア競技からシングルシーターレースのトップレベルへの経路を支えるスーパーライセンスシステムが、公平な機会を競争者に提供し続けること確実にする”ためにスーパーライセンスシステムを見直すと声明で述べた。

    「FIAスーパーライセンスワーキンググループが検討している措置は、様々なサーキットレーシングチーム、プロモーター、ドライバーと協議して、競争活動が再開したときに参加の奨励を具体的に対象とすることで、潜在的に脆弱なシリーズを保護することを目指している」

    「また、世界中のCOVID-19によって提示される様々な脅威レベルが原因で異なる再起動時間によって引き起こされる可能性のあるシステムのあらゆる格差に対処する」

    FIAシングルシーター委員会の会長であるステファノ・ドメニカリは「多くのサーキットレースシリーズは経済的な困難に直面しているが、当然、競技者はシーズンの欠落やレースの再開に関する不確実性の中でのレースへのコミットメントに懸念を抱いており、FIAのシングルシーター経路に沿った進歩に悪影響を与える可能性がある」

    「FIAはこれらの懸念を認識しており、スーパーライセンスワーキンググループを通じて、競技者に公平性を与え、参加を奨励し、この困難な時期にシリーズがある程度の安定性を維持できるようにするソリューションを開発しているでシリーズ、チーム、競合他社を安心させたいと思っている」

    FIAドライバーズコミッション会長のトム・クリステンセンは、「FIAは、絶え間なく変化するレーシングカレンダーをめぐってドライバー間に不安があり、スーパーライセンスポイントの採点における潜在的な不均衡がFIAのレーシングラダーのトップへの進行に悪影響を与える可能性があることを認識している」とコメント。

    「ワーキンググループは、2020年にモータースポーツの状況が変化したことでドライバーが不利にならないように、ポイントシステムのバランスをとるために、シングルシーターの利害関係者と協議している」

  • F1、アントニオ・ジョビナッツィのクラッシュ時のホイール脱落を調査

    F1、アントニオ・ジョビナッツィのクラッシュ時のホイール脱落を調査

    F1レースディレクターのマイケル・マシは、先週末のF1ベルギーGPでアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がクラッシュした際にマシンからホイールが脱落した件を懸念していると語る。

    F1マシンにはクラッシュ時にマシンからホイールが脱落するのを防ぐためにシャシーとホイールはテザーで繋がれている。

    だが、F1ベルギーGPのクラッシュ時にアントニオ・ジョビナッツィの左リアホイールが脱落。外れたホイールは、後ろを走行していたジョージ・ラッセルのマシンにぶつかり、ラッセルもウオールにクラッシュした。

    マイケル・マシは、テザーが故障は“懸念事項”であり、FIA(国際自動車連盟)が調査をしていると語った。

    「なぜ外れてしまったのか100%の確信がない」とマイケル・マシは語った。

    「しかし、マシンが降車場所に戻るとすぐに我々の技術チームはいくつかの写真を撮り、利用可能なすべての映像を入手し、調査を開始している。FIAの技術部門と安全部門がその理由を調査している」

    マイケル・マシ氏、ホイールが外れてしまった理由について“結論を出すには時期尚早”だと語った。

    「あのようなインシデントでは、利用可能なすべてのデータを確認して、処理し、適切な人々に全体の状況、インシデント自体、そして、何が起こったのかを本当によく調べてもらう必要があると思う」

    また、FIAはサーキットのランオフエリアを拡張する必要があるかを検討していく。

    「私には外に出て、そこにある土地の様子を見て、確認する機会がなかった」とマイケル・マシは語った。

    「しかし、何か改善する必要があるか、改善できるかを全体的に調べ、何ができるかを見ていく」

  • 2020年のF1世界選手権:異例づくめの全17戦が出揃う

    2020年のF1世界選手権:異例づくめの全17戦が出揃う

    F1は8月25日(火)、未定となっていた残りの2020年のF1世界選手権のカレンダーを発表。異例づくめの全17戦が出揃った。

    世界的な新型コロナウイルスの猛威は2020年のF1世界選手権に大きな影響を与えた。3月に開幕戦となったオーストラリアGPは中止となり、4か月間の中断を余儀なくされた。

    F1は、2020年のF1カレンダーを白紙化し、新たな開幕8戦のカレンダーを発表。7月5日にレッドブル・リンクでのF1初となる無観客レースで再開。また、F1史上初となる同サーキットでの2連戦が開催され、第1戦がオーストリアGP、第2戦がシュタイアーマルクGPの名前で行われた。

    第3戦ハンガリーGPまで3連戦を行ったあと、シルバーストンでの2連戦が第4戦イギリスGP、第5戦70周年記念GPとして行われ、第6戦スペインGPまでの2回目の3連戦が終了している。

    その後、第9戦としてムジェロ・サーキット(トスカーナGP)での初開催、第10戦としてロシアGPの開催が発表された。

    7月24日(金)には第11戦アイフェルGP(ニュルブルクリンク)、第12戦ポルトガルGP(アルガルベ・サーキット)、第13戦エミリア・ロマーニャGP(イモラ・サーキット)の3戦を追加することを発表。

    さらに8月25日(火)には第14戦としてトルコGPが2011年以来となる復活を果たし、バーレーンでの2連戦、そして、アブダビGPで終了する全17戦のカレンダーが発表された。

    当初の22戦で構成されていた2020年のF1カレンダーから、オーストラリア、オランダ、モナコ、フランス、シンガポール、日本、アゼルバイジャン、中国、ベトナム、ブラジル、アメリカ、メキシコ、カナダと14戦が中止となった。

    代わりに、ムジェロ、イモラ、アルガルベ、ニュルブルクリンク、イスタンブール・パークという当初のカレンダーにはなかった5つの会場が追加された。

    7月から12月までの6か月で17戦を行い、3連戦→3連戦→3連戦→2連戦→2連戦→1戦→3連戦というう超過密スケジュール。無観客、同サーキットでの連戦、また、イモラでは2デー開催と異例づくしのカレンダーとなった。

    2020年のF1世界選手権 改訂版カレンダー
    7月3日~5日:開幕戦 F1オーストリアGP(レッドブル・リンク)
    7月10日~12日:第2戦 F1シュタイアーマルクGP(レッドブル・リンク)
    7月17日~19日:第3戦 F1ハンガリーGP(ハンガロリンク)

    7月31日~8月2日:第4戦 F1イギリスGP(シルバーストン)
    8月7日~9日:第5戦 F1 70周年記念GP(シルバーストン)
    8月14日~16日第6戦 F1スペインGP(カタロニア・サーキット)

    8月28日~30日:第7戦 F1ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)
    9月4日~6日:第8戦 F1イタリアGP(モンツァ)
    9月11日~13日:第9戦 F1トスカーナGP(ムジェロ)

    9月25日~27日:第10戦 F1ロシアGP(ソチ)
    10月9日~11日:第11戦 F1アイフェルGP(ニュルブルクリンク)

    10月23日~25日:第12戦 F1ポルトガルGP(ポルティマオ)
    10月31日~11月1日:第13戦 F1エミリア・ロマーニャGP(イモラ)

    11月13日~15日:第14戦 F1トルコGP(イスタンブール)

    11月27日~29日:第15戦 F1バーレーンGP(バーレーン)
    12月4日~6日:第16戦 F1サヒールGP(バーレーン)
    12月11日~13日:第17戦 F1アブダビGP(ヤス・マリーナ)

  • F1:トルコGPの復活が決定!全17戦のカレンダーが完成

    F1:トルコGPの復活が決定!全17戦のカレンダーが完成

    2020年のF1世界選手権の全17戦のカレンダーが完成。新たに4つのレースが追加され、2011年以来となるF1トルコGPの復活が決定した。

    イスタンブール・パークを舞台にしたF1トルコGPは11月15日に第14戦として開催。その後、バーレーン・インターナショナル・サーキットで11月26日に第15戦バーレーンGP、12月6日に第16戦サヒールGPがダブルヘッダーで開催され、12月13日にヤス・マリーナ・サーキットでの最終戦アブダビGPで終了する。

    また、F1は今年初めてに延期となっていたF1中国GPは2020年には開催されず、全17戦のシーズンになることを発表した。

    F1は「トルコ、バーレーン(2レース開催)、アブダビが改訂版シーズンの一部になることを発表する。この17戦を実現してくれた全てのプロモーターとパートナーのハードワークうに感謝の意を表したい」と声明で述べた。

    「残念ながら、今シーズンは中国でレースが開催されることはない。ここ数か月間のパートナーのJuss Sportsのサポートと関与に感謝し、来年上海に戻ることを非常に楽しみにしている」

    「改訂版の2020年シーズンのいくつかのレースは、ホスピタリティを含めて限られた数のファンに開放されることを確認する。我々は詳細を確定させるべく、各プロモーターと協力してしく」

    「できる限り多くのファンが安全に戻ってくるのを望んでいるが、我々の優先事項は、F1コミュニティと我々が訪問するコミュニティの安全を維持することであり、これに基づいてファンのアクセスを見直していく」

    「COVID-19パンデミックの流動性により、我々はすべてのプロモーターおよび地方自治体との緊密な対話を継続し、可能な限り安全な方法で運営し、各国の状況を厳密に監視していていく」

    バーレーンで2戦が開催されるのは初めての試みとなる。

    フォーミュラ1の会長兼CEOであるチェイス・キャリーは「トルコ、バーレーン、アブダビが2020年シーズンの一部となることを誇りに思う」とコメント。

    「今年は、F1そして世界に前例のない挑戦を与えました、我々は、これを可能にしてくれたF1、FIA、チーム、パートナーのすべての人々に敬意を表したいと思う」

    「今年、予定されたいくつかのレースを戻すことができなかったことには我々全員が落胆しているが、今シーズンは順調にスタートしており、伝統的なレースだけでなく、新しいレースも多くの興奮を提供し続け、すべてのファンを楽しませてくれると確信している」

    2020年のF1カレンダー

  • F1、ブルーフラッグ無視に対するペナルティを厳格化

    F1、ブルーフラッグ無視に対するペナルティを厳格化

    F1は、ブルーフラッグ無視に対するペナルティを厳格化している。

    F1スペインGPではセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)とダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)にブルーグラッグを無視したとしてペナルティが科せられた。

    セルジオ・ペレスは、可能な限り早くに道を譲ったと主張。この裁定は“とても不公平”だと語っていた。

    「ルイスに譲らなければならなかった最初の機会がターン1だったことを考えば、公平ではないと思う」とセルジオ・ペレースは語っている。

    しかし、F1レースディレクターのマイケル・マシは、シーズン序盤からF1ドライバーたちに対して周回遅れのマシンの行動を厳しく取り締まることは警告していたと述べた。

    「セルジオとクビアトは、ブルーフラッグに従わなかったためにペナルティを受けた」とマイケル・マシは語った。

    「二人とも道を譲るのに時間がかかりすぎたというのが私の見解だ。この件については開幕戦オーストリアGP後のドライバーミーティング、つまりシュタイアーマルクGPで話し合った」

    「今年はブルーフラッグの取り締まりをこれまでよりもはるかに厳しくするという話をしていた。その後、今回初めて、2台にペナルティを出した」

    「レギュレーションでは、他のマシンを前に出す際には、最初に訪れた機会に譲らなければならないという方針が定められている。そこには、他のマシンとの関係における合理的な要素を考慮するためにある程度の裁量の余地は認められている」

    「しかし、二人は明らかにその範疇を超えていたので、スチュワードに報告された。定められた行動をしなかったために5秒のペナルティを科された」

    「私が受け取ったブルーフラッグに関する報告によると、F1各チームはこの措置に同意している。多くのマネージャーたちは、ブルーフラッグを無視したドライバーがペナルティを受けるのは喜ばしいことだと言っている」

  • F1:全10チームが新コンコルド協定に合意…2025年までのF1参戦が確定

    F1:全10チームが新コンコルド協定に合意…2025年までのF1参戦が確定

    F1は、全10チームが新しいコンコルド協定に合意したことは発表。これにより、現在F1に参戦する10チームが2025年まで活動を継続することが確定した。

    コンコルド協定は、F1世界選手権の賞金・分配金などの商業面、およぼF1の統治や運営方法の取り決める契約。現行の協定の有効期限は今シーズン末までとなっていた。

    8月18日(火)にはフェラーリ、ウィリアムズ、マクラーレンが新コンコルド協定にサインしたことを発表。そして、19日(水)には残りの7チームも新しい条件に合意したことが発表された。

    F1は「この合意は、F1の長期的な持続可能な未来を確保し、2022年に施行される2019年10月に発表された新しいレギュレーションと組み合わせることで、チーム間の財政面およびコース上での格差を縮小し、競技の場の平準化を支援し、ファンがもっと見たいコース上でのより緊密なレースを生み出す。より緊密なレースにより、より多くのファンを我々のスポーツに引き付け、すべてのチームに利益をもたらし、F1の世界的な成長を続けていく。」

    F1の会長兼CEOであるチェイス・キャリーは「今年は世界にとって前例のない年であり、F1がここ数か月で集まり、安全な方法でレースに復帰したことを誇りに思っている」とコメント。

    「今年の初めに、我々はパンデミックの流動性によってコンコルド協定は合意にさらに時間がかかると述べていたが、8月までに長期計画について全10チームがスポーツの長期的な将来の計画について合意に達したことを嬉しく思う」

    「我々のすべてのファンが、より緊密なレース、ホイール・トゥ・ホイールのアクション、そして、すべてのチームが表彰台に上がるチャンスがあることを望んでいる」

    「新しいコンコルド協定は、2022年のレギュレーションと組み合わせて、これを実現するための基盤を整え、財政的に公平でレーストラック上でのチーム間のギャップを埋める環境を作り出すことだろう」

    FIA会長のジャン・トッドは「FIA、F1、および現在の10チームすべての間で新しいコンコルド協定が締結されたことは、FIA F1世界選手権の安定した未来を保証する」とコメント。

    「70年の歴史の中で、F1は驚くべき速度で発展し、安全性、技術、競争の境界を絶対的な限界まで押し上げた。そして、今日、その歴史の中で刺激的な新しい章が始まろうとしていることを発表する」

    「現在世界中の誰もが直面している前例のないグローバルな課題の中で、F1のすべての利害関係者が過去数ヶ月にわたってスポーツとファンの最善の利益のために協力し、モータースポーツの頂点で、より持続可能、公正、エキサイティングな競争のための細い道に合意したことを誇りに思っている」

  • F1:2020年に追加された4つのサーキットでの事前テストを禁止

    F1:2020年に追加された4つのサーキットでの事前テストを禁止

    FIA(国際自動車連盟)は、F1チームが2020年のF1カレンダーに追加されたイモラ・サーキット、ムジェロ・サーキット。アルガルベ・サーキット、ニュルブルクリンクで旧型F1マシンで事前にテストを実施することを禁止した。

    F1の規則では現行マシンでのインシーズンテストが禁じられているが、F1チームはFIAの許可を得れば、2年落ち以下のF1マシンを使用して走行距離無制限のテストを実施することが許可されている。

    2020年のF1世界選手権は新型コロナウイルスの影響を受けてカレンダーが大幅に変更。イモラ・サーキットとニュルブルクリンクでのグランプリの復活とともに、これまでF1レースを開催したことがないムジェロ・サーキットとアルガルベ・サーキットが追加された。

    そのため、一部チームは新たに追加された4つのサーキットでグランプリが開催される前に旧型F1マシンでの事前テストを計画していたとされている。

    しかし、F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1チームが新たに追加されたサーキットで事前に走行してアドバンテージを得ることに反対。シーズン開幕前のテストでも明らかになったが、F1チームのなかには財政的な理由やエンジンサプライヤーの変更によって旧型F1マシンを用意できないチームがいる。

    FIAは、オンラインで投票を実施。各チームはテストの禁止に同意した。

    2020年シーズンの開幕直前には、フェラーリがムジェロ・サーキット、アルファタウリ・ホンダがイモラ・サーキットで事前にテストを行っているが、その時点で上記2つのサーキットでのグランプリ開催は決定していなかった。

    ニュルブルクリンクでF1が開催されるのは2013年のドイツGP以来となる。F1ポルトガルGPの舞台となるアルガルベ・サーキットは2009年にF1テストが開催されたことがある。

    F1エミリア・ロマーニャGPとして開催されるイモラでのレースは2006年以来となり、2デー開催で土曜日に1回の90分のプラクティスのみという変則的なスケジュールで開催される。現役F1ドライバーで以前にF1マシンでレースをしたことがあるのはキミ・ライコネン(アルファロメオ)ただ一人となる。

  • F1:フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズが新コンコルド協定に調印

    F1:フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズが新コンコルド協定に調印

    フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズという3つF1チームが、リバティ・メディアおよびFIA(国際自動車連盟)との新コンコルド協定に調印。2025年末までF1に参戦することが確定した。

    コンコルド協定は、F1世界選手権の賞金・分配金などの商業面、およぼF1の統治や運営方法の取り決める契約。現行の協定の有効期限は今シーズン末までとなっている。

    新コンコルド協定は2021年から2025年まで有効となる。リバティ・メディアは契約締結の最終期限を今月末に設定しているが、今週中にサインしたF1チームには金銭的なボーナスが支払われることになっている。

    今回、フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズというF1での古参3チームが新コンコルド協定に調印したことを発表した。

    フェラーリのCEOを務めるルイス・カミッレーリは「一般的にコンコルド協定として知られる協定に再び調印したことを嬉しく思っている」とコメント。

    「これは今後5年間にわたるF1を規制するものだ。F1の安定性および成長を確実にするためにの重要なステップだ。FIAおよびリバティ・メディアと交わした今回の協定は、F1が究極の技術的挑戦として地位を維持し続けながらも、さらに魅力的で素晴らしいものにすると確信している」

    「レースはフェラーリのDNAであり、スクーデリアがFIA F1世界選手権の全シーズンに参加してきた唯一のチームであることは偶然でない。我々は過去や現在はもちろんこと、特に今後においてもF1の成功において不可欠かつ重要な存在であり続けていく」

    F1のCEOを務めるチェイス・キャリー「スクーデリア・フェラーリとF1は1950年からずっと手と手を取り合ってきた。その関係がまさにこのスポーツのDNAの一部として長期的に継続されることをうれしく思う」とコメント。

    「今回の新コンコルド協定を確定する過程において、モータースポーツの最高峰であるF1を、さらに強力、公平、持続可能なものにすることを目指して取り組んでくれたフェラーリの建設的な役割に感謝している」

    「これにより、F1を愛している世界中の何億人ものファンのためにF1をこれまで以上に見ごたえのある魅力的ものにするために協力していく準備が整った」

    過去にF1チーム代表としてフェラーリの黄金時代を支え、現在はFIAの会長を務めるジャン・トッドは、フェラーリがコミットメントしたことはF1にとって重要なことだと述べた。

    「この三者協定はFIA F1世界選手権の安定した将来を保証するものであり、フェラーリが新コンコルド協定の署名者となったことをうれしく思う。F1はモータースポーツの最高峰であり、常にこのシリーズにおいて主人公であり、最も成功を収めたチームが今後も長く継続していくべきだと思うのは当然のこだ」

    マクラーレンF1のCEOを務めるザク・ブラウンは、新コンコルド協定は、F1の不平等に関するチームの懸念に対応したものだと語った。

    「今回の新協定によって、F1は持続可能かつ強力な未来に向けて新たな重要な一歩を踏み出した。スポーツ、オーナー、チーム、特にファンにとって、適切なタイミングで適切な協定がまとまった」とザク・ブラウンはコメント。

    「全チームの間で収益をより良いバランスのとれた分配、特権をなくしたスポーツファーストを実現するよりシンプルな統治、より公平な競技であることは、誰にとっても良いことだ。この協定は長期にわたってF1のコンストラクターを全体的に強化していくに違いない」

    「新しい協定は、F1、FIA、全チームが過去数カ月にわたって取り組んできた将来の財政面、技術面、競技面のレギュレーションに関する大きな仕事に基づいて完成されたものだ。将来の世代のために、F1をより競争的、刺激的、繁栄的にするという大きな成果を目指す中で、誰もが譲歩しなければならなかった。そうすることにより、参戦者とファンの双方にとって健全なスポーツであることを確実にできる」

    ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは「新コンコルド協定は、F1とウィリアムズの双方にとって大きな前進です」とコメント。

    「このスポーツで最も長く走っているチームの1つとして、我々はレースの次の時代に向けてF1の将来の方向性が確認されたことをうれしく思います。私たちの期待はリバティ・メディアと一致しており、より公平な収入分配と我々のスポーツで初めてとなるコスト上限を含む新しい規制プラットフォームの結果として、次の世代がより緊密でエキサイティングなレースによって特徴付けられることです。 この合意は、F1の発展における重要なマイルストーンであり、ウィリアムズがグリッドの最前線に戻るための旅路を続ける重要な機会でもあります」

    F1に最も長く参戦してきたフェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズが新コンコルド協定に調印した意味合いは大木。フェラーリは、ドライバーズ選手権w獲得15回、コンストラクターズ選手権を16回制覇する最も多くのタイトル獲得してきたチームだり、9月にムジェロで行われるF1トスカーナGPで100回目のグランプリに到達する。

    その他のF1チームも近日中に新コンコルド協定に調印すると予想されている。当初、メルセデスは新しいコンコルド協定の条件に疑問を呈していたが、先週末のF1スペインGPで調印する意向を示している。

    F1は、現在参戦している全10チームが調印の期日である8月末までに2025年までのF1参戦にコミットすると自信を見せている。