カテゴリー: F1マシン

  • マクラーレン、2019年F1マシンは“レッドブル型”の空力コンセプトを採用

    マクラーレン、2019年F1マシンは“レッドブル型”の空力コンセプトを採用

    マクラーレンは、2019年F1マシン『MCL34』に“レッドブル型”の空力コンセプトを採用するべく慌ただしく作業を進めているという。

    2019年にはスペイン人のカルロス・サインツがルノーからマクラーレンへ移籍するが、このマクラーレン MCL34の情報はスペインの AS が報じたもの。

    「何人かの情報源によると、マクラーレンのエンジニアとデザイナーは今シーズンにレッドブルが採用していた様々な空力コンセプトを適用しているという」と AS は報じている。

    当然ながら、マクラーレンのスポーティングディレクターを務めるジル・ド・フェランは、2019年F1マシンの開発状況についてはコメントを控えている。

    「多くの数字があるが、今はそれを共有することはできない」とジル・ド・フェランはコメント。

    「来年のレギュレーション変更は、我々にとって好都合かもしれない。だが、我々は非常に優れたチームと競争している」

    「ライバルに多くの敬意を払っているし、我々が来年初めにバルセロナでどのような走りができるかは待たなければならない」

  • ケビン・マグヌッセン 「F1カーのリアビューミラーは役に立っていない」

    ケビン・マグヌッセン 「F1カーのリアビューミラーは役に立っていない」

    ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、F1マシンに搭載されているリアビューミラーの視界は“本当に酷い”と非難。ドライバーは重要な瞬間に後ろのクルマが見えていないと語った。

    2017年にハースF1チームに加入して以来、ケビン・マグヌッセンのコース上でのブロッキングはライバルから非難を受けてきたが、そのたびにマグヌッセンは後ろが見づらく、近づいてくるのが見えなかったと反論していた。

    最も最近では、F1日本GPの決勝でケビン・マグヌッセンは、後続のシャルル・ルクレールと接触したが、スチュワードはペナルティは科さなかった。

    しかし、FIAのF1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、後から考えを変え、ケビン・マグヌッセンが動いたのはあまりに遅かったとして、最終的にペナルティを科すべきだったと語っていた。

    「彼が自分の意見を変えたのは正しかったと思っていると言わなければならない。なぜなら、僕が動くのは遅すぎたからね」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「でも、問題は彼が動くまで後ろにいるドライバーが見えないことにあると思う。それでやっと彼のことが見える。僕たちが協力して解決していく必要がある問題だ」

    FIAはすでに2019年に向けて技術規則の変更を予定しており、リアビューミラーのポジションは現状よりも低く、外側に搭載するよう規定される。また、2017年に導入された後方視界を遮っている幅の広い新しいリアウイングの高さも調整される。

    「リアウイングは高くなるし、もっと良くなるはずだ」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「現時点ではそのリアウイングがあるので、真後ろにドライバーでいても見えない。彼が動けば視界に入って見えるようになる。何もできないけど、見えれば反応できる」

    「このクルマはそこが本当に酷い。コーナーやオフセットによって角度がついているときしか見えない。真後ろにいればブラインドになってしまう」

  • F1 | 2019年の空力レギュレーション変更は“大幅な後退”

    F1 | 2019年の空力レギュレーション変更は“大幅な後退”

    F1チーム代表は、2019年の空力レギュレーション変更がパフォーマンス的に“大幅な後退”になると考えているが、その損失をすぐに取り戻せることを期待している。

    2019年のF1世界選手権では、先行マシンの乱気流を減らすことでオーバーテイクが増えることを目指して、簡素化したフロントウイングを含めた細かい空力変更を導入する。

    だが、新しい空力レギュレーションは大幅にF1マシンのダウンフォースを減らすことになり、今シーズンF1で見られたコーナリングスピードとコースレコード更新を連発したようなラップタイムがなくなる可能性がある。

    ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは「2019年がどうなるかについて、現時点で明確に把握するのは難しい。だが、エンジン面で改善されるのは確かだろう。タイヤとエアロダイナミスに関してはやや疑問がある」とコメント。

    「空力レギュレーションに関して言えば、大きな後退だ。誰もが失われるパフォーマンスを取り戻すことに集中していると思う。いつ取り戻せるのか、上回ることができるかどうかはわからない。でも、難しくなるだろう」

    今年夏のハンガリーテストで2019年仕様のフロントウイングをテストした2チームのうちのひとつであるフォース・インディアのチーム代表オトマー・サフナウアーも“大幅な後退”だと語る。

    「我々はテストを行ったが、大幅な後退だった。果敢な目標を立てたが、そこに到達できるかどうかわからない。どうなるかについて将来を予想しようとしているが、我々にとっては極めて大きな後退だった」とオトマー・サフナウアーは語る。

    一方、トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、損失分はかなりすぐに取り戻せると期待しているが、実際にオーバーテイクが増加するかどうかについては懐疑的だ。

    「風洞関係者と議論したが、現状ではオーバーテイクがかなり簡単になるとは思っていないようだ。したがって、このレギュレーション変更にとって、オーバーテイクがとても簡単になるかどうかは確信していない」とフランツ・トストはコメント。

    「来シーズンの初めにはチームは今と同じダウンフォースレベルに達していると思う」

  • F1 | メルセデス、新型リアホイールの“穴”問題は収束せず

    F1 | メルセデス、新型リアホイールの“穴”問題は収束せず

    論争となっているメルセデスのホイールリムの“穴”問題はまだ収束していない。

    メルセデスは、リアホイールに“溝”と“穴”を設置し、スポーク、そして、スペーサーにも穴をあけて放熱を狙っているが、フェラーリはそこに空力的な効果があるのではないかと疑いの目を向けている。

    2018年のドライバーズタイトルはメルセデスのルイス・ハミルトンが獲得したが、フェラーリはまだコンストラクターズ選手権獲得にむけてプッシュし続けている。

    そして、フェラーリはメルセデスのホイールが違法だという主張を曲げていない。

    イタリアのプレスもそれに同意している。「私はホイールの調査を希望したい」とイタリア人ジャーナリストのレオ・トゥリーニはコメント。

    La Gazzetta dello Sport の記者ウンベルト・ザペローニは「メルセデスがホイールによってチャンピオンシップを獲得したとは思っていないが、最初のオースティン、そのあとのメキシコで起こったことは明確化が必要だ」とコメント。その2レースでは、メルセデスは急激に失速している。

    フェラーリのF1チーム代表マウリツィオ・アリバベーネは「それについては話したくない」とコメント。

    「オースティン、そして、メキシコでも穴が塞がれていたのは知っている。だが、説明は他の人に任せたい」

    「我々は自分たちの仕事に集中し、コンストラクターズ選手戦で勝つために全ての努力を注がなければならない」

    F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、FIAはメルセデスのホイールソリューションは合法だと宣言しているが、今後は別のアプローチを取る必要性があると認める。

    「メルセデスは、フェラーリが我々の解釈に同意していないことを知っていた。今年はそのチーム間でいくつかの敵対があったし、フェラーリは抗議は除外しなかった」とコメント。

    チャーリー・ホワイティングは、抗議は失敗したことを示唆するも、いずれにしろ、次戦ブラジルGPでソリューションを明確化したいと語る。

    「ブラジルGP前にテクニカルワーキンググループの会議があるし、我々は空力への副作用を考慮に入れながら、冷却の問題に対処するルールを策定しようとしている」

    「我々はすべてを把握しているし、ブレーキダクトを通る空気が冷却のためだけに使われているわけではないことは新しいことではない。だが、このソリューションにおいては、チームのひとつがより正確な説明を求めている」

  • F1 | アブダビGPでヘルメット搭載型オンボードカメラをテスト

    F1 | アブダビGPでヘルメット搭載型オンボードカメラをテスト

    F1は、2019年から異なる視点でのオンボードカメラ映像の導入を検討しており、新しいテクノロジーの探求の一環として最終戦アブダビGPでフェルナンド・アロンソとともにヘルメットカメラをテストする。

    F1は、マシンを運転するドライバーの視界を再現しようと努力を重ねており、モナコGPとカナダGPではピエール・ガスリーとロマン・グロージャンが小さなカメラを搭載したメガネ型のデバイスをテストした。

    オンボードラップはファンから好評だったが、メガネは長期的な選択肢とはみなされず、それ以降は使用されていない。

    しかし、開発は“進行中”であり、最終戦アブダビGPでフェルナンド・アロンソが新しいヘルメットカメラを使用する予定となっている。

    「我々は新しいタイプのヘルメットカメラを導入したいと思っている。だが、それは非常に複雑なプロセスだ」とF1のオンボードカメラの責任者を務めるスティーブ・スミスは語る。

    「過去にもヘルメットカメラはあったが、それらは画質が悪かった。我々は他の放送素材と同じ基準であることを確実したいと考えていた」

    「さらにヘルメットに追加したいものは、FIAから承認されなければならない。当然のことながら、彼らは安全について非常に懸念していっるし、何かをヘルメットに装着する場合はそれが安全だとみなされる必要がある」

    「その理由からFIAはカメラはヘルメット内に収まる必要があると規定している。それは多くの課題をもたらしている」
    「まずは非常に小型なものでなければならないし、信じられないくらい軽量である必要がある。だが、カメラの電源を入れれば、熱を持つことになるし、それでは安全面で成功の見込みはない」

    「いくつかのソリューションが開発されているが、まだ実用レベルには至っていない。我々はできる限り早くに快活柵を見つけようとしている。アブダビでヘルメットカメラを搭載してフェルナンドが走るというアイデアはかなり特別なものになるだろう」

    「我々はFIAにコンセプトを提示しており、それは進行中の作業だ。我々はうまく機能し、かつFIAの安全基準を満たす解決策を見つけることができると確信している」

    また、カメラチームはヘイローが導入された後、異なるアングルを評価しており、スティーブ・スミスは、2019年のF1世界選手権の放送では2つの新しい視点が予定されていることを明らかにした。

    「現在、FIAは高速、高フレームレートのカメラを搭載している。それはレース中に起こったことを確認するためにドライバーに焦点に当て安全研究で使用するためのものだ。彼らはそのカメラの位置を動かしている」

    「そこで我々はそのスピートを使って、ドライバーの後方を映すカメラを設置する。それは素晴らしい映像を届けるだろう」

    「もう一つの変更点は、今年ヘイローが導入された際にシャシー側のカメラの視界が遮られたことだ。我々はFIAとチームと共にヘイローの上にカメラを動かすことに取り組んできた」

    「カメラの上部に搭載されたT字型カメラから得られる異なる映像はドライバーの視界に近いものを提供する。最も最近では先週末のオースティンでカルロス・サインツのマシンでそれをテストしており、来年は全マシンに搭載される予定だ」

    また、スティーブ・スミスは、F1ドライバーの前方に設置する360℃カメラからの映像をライブストリーミングできる方法に取り組んでいると確認している。

  • トロロッソ代表 「F1マシンはバージボードを禁止にするべき」

    トロロッソ代表 「F1マシンはバージボードを禁止にするべき」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、F1マシンのルックスを良くするために将来的にいバージボードを完全に禁止にするべきだと語る。

    F1の新オーナーであるリバティメディアは、2021年にレギュレーションの大幅な変更を予定しており、F1マシンは大きく様変わりすることが計画されている。F1シンガポールGPの週末には2021年のF1マシンのコンセプトデザインが公開された。

    2017年にF1マシンの高速化を目指したレギュレーション変更によってサイドポット前の領域の開発が進み、現在のF1マシンは、非常に複雑なバージボードを特徴としている。

    フランツ・トウトは、F1が本気でF1マシンの見た目を改善したいと考えているのであれば、バージボードの面積を制限することが不可欠だと断言した。

    「ロス・ブラウン、パット・シモンズ、空力面のスペシャリストたちは、これらの追加の空力デバイスをすべて取り除くために何をするべきかは把握している。そうすればクリーンなクルマになる」」とフランツ・トストは Autosport にコメント。

    「例えば、私がレギュレーションを書くのであれば、バージボードのようなものや追加のウイングのすべてを取り除くことは本当に簡単なことだ」

    「それらのすべてはクルマをコンマ数秒速くしているかもしれないが、クルマの写真は全然クリーンではないし、整っていない。私なら単純にレギュレーション側でそれらすべてを禁止するだろう。それを行うことは可能だ。彼らはそうすべきだ」

    フランツ・トストは、2021年F1マシンのコンセプトデザインは、ボディワークが整理され、スタイリングがよりアグレッシブになっているので気に入っていると付け加えた。

    「彼らがこの方向を勧めてくれることを願っている。将来的にクルマはアグレッシブに見えるはずだし、もう少し小さくなり、空力面も整理させるだろう」

    「今のところはクルマは本当に格好よく見えるが、私にとっては少し大きすぎる。もう少し小さくするべきだ」

    「1970年代を思い出せば、例えばロータスのクルマを初めて見たときは衝撃を受けた。そして、ヨッヘン・リントがそのクルマが買った。特別なものだった。最初からこのクルマが特別なものであることがわかった」

    「当時位の他のクルマと比較しても本当に大きな違いがあった。新世代のFf1カーがその方向に向かうことを願っているよ」

  • マックス・フェルスタッペン 「2019年のフロントウイングは格好悪い」

    マックス・フェルスタッペン 「2019年のフロントウイングは格好悪い」

    マックス・フェルスタッペンは、2019年にF1に導入される新しいフロントウイングがオーバーテイクを増加させるとは確信しておらず、クルマの外観を台無しにするだけかもしれないと語る。

    2019年のF1レギュレーションでは“アウトウォッシュ”効果を減らしてクルマがより接近できることを狙い、シンプルなフロントウイングが導入される。だが、その変更によるダウンフォースを補うためにフロントウイングの最大幅は1800mmから2000mmに拡大される。

    マックス・フェルスタッペンは、その計画がうまくいくかどうかは懐疑的だと語る。

    「ちょっとは役に立つかもしれないけど、すでに来年は今年と同じダウンフォースにあると思っているし、利益は限られていると思う」とマックス・フェルスタッペンは自身の公式サイトでコメント。

    「格好悪くなるだけだ。でも、デザインは来シーズンにむけて洗練されていくだろうね」

    F1は、2013年のレギュレーション変更時に現在の1800mmのフロントウイングに変更されている。

    マックス・エルスタッペンは、2021年に計画されているF1マシンのデザインの見直しによって、お互いにもっと接近したレースが生み出されることを願っていると語る。

    「クルマの見た目はとても未来的だとは思うけど、運転されるのが楽しくて、オーバーテイクが改善されるのであれば賛成だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「新しいレギュレーションによってどれくらいダウンフォースを失うかにも左右される」

    関連:【F1】 2019年F1マシンの変更点を動画で解説

  • アラン・プロスト「F1はドライバーが戦えようマシンをシンプルにすべき」

    アラン・プロスト「F1はドライバーが戦えようマシンをシンプルにすべき」

    F1は2021年シーズンにむけて多くの変更を計画しているが、4度のF1ワールドチャンピオンであるアラン・プロストは、技術規則を簡素化しなければならないと主張する。

    現在、アラン・プロストはアドバイザーとしてルノーと仕事をしているが、F1がパワーユニット時代に突入して以降、ルノーのユニットは、メルセデス、フェラーリに対抗できておらず、ワークスチームとしても3強チームに遅れをとっている。

    アラン・プロストは、現在のF1はエンジンパワーにあまりに依存しすぎであり、ドライバーの実力に十分に頼っていないと考えている。

    「エンジンルールが最も複雑だ」とアラン・プロストは Ouest-France にコメント。

    「エンジンを変更するたびに大幅なコストがかかる。だが、いずれの場合でも、より多くの燃料が使用でき、より多くのパフォーマンスを向上させるパワフルなものであるべきだ」

    「今日のパフォーマンスの80%が空力とエンジンのマシンの戦争ではなく、サプライズ、創意工夫、ドライバーが差を生む出す可能性を高められるように技術的にもっとシンプルにするべきだ」

    「より優れたバランスを見たいと思っている。個人的にはディフューザーを取り除いてほしい。私の時代は大きなパフォーマンスがあり、異なるコンセプトだったし、問題なくお互いについていくことができた。我々は空力的によりシンプルなクルマが必要だ」

  • 2019年F1マシン | リアウイングのエンドプレートにライトを追加

    2019年F1マシン | リアウイングのエンドプレートにライトを追加

    2019年のF1マシンには、安全への取り組みの一環として、リアウイングのエンドプレートにレインライトが追加されることが決定した。

    リアエンドプレートライトは、悪天候時の視認性を向上されるためにFIA 世界耐久選手権のような他のカテゴリーでも採用されており、今年5月にバルセロナで行われたインシーズンテストでメルセデスがテストしていた。

    リアライトは、ドライバーがリフト&コーストを行っている際、またインターミディエイトあるいはウェット天候用タイヤで走行する場合は常に点灯する。

    10月12日(金)にパリで開催された世界モータースポーツ評議会の会議で、2019年のF1世界選手権からリアエンドプレートライトが義務化されることが発表された。

    メルセデス F1 リアライトメルセデス F1 テールランプ

  • 2021年 F1マシン | 燃料流量を110kg/hに増加してエンジン音量をアップ

    2021年 F1マシン | 燃料流量を110kg/hに増加してエンジン音量をアップ

    2021年のF1マシンの最新情報が明らかになった。

    近年のハイブリッド時代のF1マシンは、以前と比較してエンジンサウンドが静かになり、ファンから批判を受けていた。

    リバティメディアとFIAは、ファンの懸念に耳を傾け、よりF1マシンのエンジン音量を増やすために燃料流量を110kg/hに増加させるという。

    燃料流量の増加によって、回転数は10,000rpmから12,000rpmに上がり、より音量が大きく、響きのよいエンジンンを実現する。また、燃料搭載量は無制限に引き上げられるが、F1チームは重量とペースの低下を考えて120kg以上は使用しない可能性がある。

    電力も120kw(163hp)から150kw(204hp)に増加し、最大電力量も4MJから5MJに増加される予定だという。

    また、2021年F1マシンのホイールベールは340cmに制限され、結果として現行マシンよりも20~30cmほど短くなるようだ。

    リバティメディアは、F1シンガポールGPで2021年F1マシンのコンセプト画像を公開しており、徐々に将来のF1像がカタチになり始めている。