カテゴリー: F1マシン

  • F1:ロス・ブラウン 「アスファルトの方がグラベルより優れた解決策」

    F1:ロス・ブラウン 「アスファルトの方がグラベルより優れた解決策」

    F1の競技担当マネージングディレクターをロス・ブラウンは、現在のアスファルトのランオフエリアは、トラックリミット超過に対処するにはグラベルトラップよりも優れたソリューションであると考えている。

    ソチ・オートドロームで開催されたF1ロシアGPでは、マクラーレンのカルロス・サインツがオープニングラップでターン2でクラッシュ。悪名高いコーナーとして特徴づけられることになった。

    ダニエル・リカルドとロマン・グロージャンもターン2の犠牲者であり、レース後に今後のコーナーのデザイン変更を促した。

    「今週末、サーキットにはいくつかの論争の的となった部分があった。FIAはそれらのことをどのように見ているかについて非常に客観的で建設的だと思っている」とロス・ブラウンはF1ロシアGP後にコメントした。

    「彼らはターン2の事件を調べて、より良いソリューションがあるかどうかを確認すると確信している」

    アスファルトとグラベルのどちらをランオフエリアで使用すべきかについての議論は、最近のF1トスカーナGPで再熱した。ムジェロ・サーキットのコーナーではすぐにグラベルトラップにはまったドライバーが数名いた。

    ロス・ブラウンはグラベルトラップの抑止力を認識しているが、トラックリミットの超過に対処することに関しては、アスファルトが依然として最良の妥協点であると考えている。

    「ドライバーがトラックミットを超過するのを阻止するための絶え間ない戦いがある。グラベルであれば、トラックリミットを超過することはないだろう。アスファルトの場合はそれができてしまう」

    「しかし、あちこちにグラベルがあれば、コース上に砂利が撒き散らされて、彼らがコースオフすれば、マシンを失うことになる。それは避けたい」

    「つまり違反があるのは嫌なことだが、違反をしなくても酷い目に合うことがある。アスファルトは優れた対策だが、ドライバーがアスファルトのランオフエリアを走らないようにトラックリミットを確実に設ける必要がある」

    「コーナーに進入する際に起きる最悪の事態が、アスファルト上をはみでて走行しコースに再合流することだと分かっていれば、コーナーにもっとコミットするようになるだろう」

    「FIAと、FIAのF1レースディレクターであるマイケル・マシが、ターン2を確認し、より良い解決策があるか検討すると確信している」

  • パンテーラF1 「新規参入チームの2億ドルの支払い義務は状況を困難に」

    パンテーラF1 「新規参入チームの2億ドルの支払い義務は状況を困難に」

    F1参入を目指すパンテーラF1は、新コンコルド協定によって支払わなければならない2億ドル(約209億円)の費用はチームにとって“明らかに良いことではない”と認める。

    先月、既存の全10チームは2021年以降の新しいコンコルド協定に合意。新たにF1に参戦するチームは、保証金および既存チームの賞金の価値を守るために2億ドル(約209億円)を支払うという規定が設けられた。

    当初、2021年にF1に参入することを計画していたパンテーラ チーム アジアF1(Panthera Team Asia F1)の共同創設者であるベンジャミン・デュランは、チームにとっては痛手であるものの、F1にとっては“良いこと”だと理解を示した。

    「そうなるとは思っていた」とベンジャミン・ドゥランは RaceFans に語った。

    「それは我々に対してかなり長い間議論されていたことだ」

    ベンジャミン・ドゥランは、メーカーから提供されるサポートレベルに応じて、当初は新規F1チームの参戦コストは8000万ドル~1億2000万ドルと推定していた。

    「明らかに良いニュースではないが、それ自体はニュースではない。我々はそうなると予想していた」とベンジャミン・ドゥランは語った。

    「当然ながら、それらのことは物事をより困難にする。3億ドルを見つけるよりも1億ドルを見つける方が簡単だ」

    支払いの存在は、F1チームが買収可能な場合に新規参入者が既存F1チームを購入することを奨励するとベンジャミン・デュランは述べた。

    「あらゆるオプションが並べられている。しかし、明らかに別のチームは2億ドル未満と評価されるだろう。私が聞いたところによると、ウィリアムズは2億ドル未満で購入された。彼らは設備などのすべてを備えている」

    「現在、どのチームが売りに出されているのかわからない。懸念は、これによってチームの所有者が、そのような価値がない場合にチームの価値を人為的に大幅に引き上げることができると考えるようになることだ」

    反薄弱化のための支払いは、パンテーラのF1参入の妨げになっているものの、金額は正当化されているとベンジャミン・ドゥランは語る。

    「既存チームを保護するために行われたのは確かであり、それは我々も理解している。良いことだと思う。潜在的な後援者と話をする際、それは参入した後にシリーズがチームの面倒を見ることを示していると終える。他のシリーズでは必ずしもそうではない。なので、良いことだと思っている」

    また、ベンジャミン・ドゥランは、支払いの存在が確認された今、F1の賞金のシェアなど、新しいチームが手に入れられる経済的メリットを理解する必要があると述べた。

    「この契約の部分が何であるかを我々も理解する必要がある。2億ドルだが、ただ支払うだけではない。彼らは1年目の賞金へのアクセスも提供してくれるのか、どれくらいのレベルかなど、あらゆることを理解する必要がある。『2億ドルある。それだけだ』だけでなく、コンコルド合意からもいくつかの利点がある」

    「新しいチームや入手できるチームにその価値があるかどうかにかかわらず、それらの利点を理解し、支援者の価値を評価する必要がある。市場に多くのチームが出ているわけではないがね」

    パンテーラF1は、F1の新しい技術規制の延期により、計画されていたF1への参入を2021年から2022年に延期している。

  • F1チーム、予算上限対策として不正にスペアパーツを備蓄?

    F1チーム、予算上限対策として不正にスペアパーツを備蓄?

    F1チームは、2021年から導入される予算上限を回避するためにスペアパーツを備蓄する動きがあるようだ。しかし、マクラーレンF1のCEOを務めるザク・ブラウンは、FIA(国際自動車連盟)がすでにそれを阻止するべく動いていると語る。

    当初、シーズンあたり1億4500万ドルの予算上限は、2021年の競技規則、技術規則、財政規則を含めた新しいレギュレーションの一部として導入される予定だった。

    しかし、新型コロナウイルスのパンデミックによって、新しいレギュレーションは2022年まで延期。だが、予算上限だけは2021年から計画導入される。

    F1チームは、コストを節約するために原則的に2021年も今シーズンと同じシャシーを使用するため、予算制限を回避できる1つの方法として、来シーズンの生産コストを削減して2022年の開発費に回すために、今シーズン中に新しいパーツを備蓄しておくという不正行為が指摘されている。

    しかし、ザク・ブラウンは、FIAはそのような不正行為にすでに手を打っていると語る。

    「来シーズンの備蓄について、つまり来シーズンから2022年までのお金に関して議論が進んでいるのは確かだ」とザク・ブラウンは語る。

    「FIAはそれを見越してコントロールしている。彼らは2021年のために使われるはずの多くのお金が2022年のためいに使われるのを防ぐためのルールを作成している」

    ザク・ブラウンは、FIAが彼らのスタンスを明らかにする前に、どのチームがそのような愚かなことをしていたかどうかはわからないと語る。

    「私はそのようなことが行われているいることに気づかなかったが、そういうことができるのであれば、彼らは間違いなく試みるだろう」

    「しかし、FIAはそれをコントロールしているし、誰もがルールを回避することはできないと思う」

    予算上限に関するもう1つの懸念は、F1チーム、特に支出のトップ3であるメルセデス、フェラーリ、レッドブルに大幅に労働力を削減しなければならないことがある。

    しかし、“ソフトランディング”と呼ばれるものが導入され、それらのチームが1月から6か月間にわたってスタッフを再配置できるようになった。

    フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは「予算上限額の引き下げについて議論した際、フェラーリとして、我々は新しい金額、新しい予算上限がチーム組織とメンバーという点で大幅な削減を意味することをうるさく主張したのは確かだ」とコメント。

    「我々は社会的責任を非常に強く感じており、それが人々に向けて間違った動きであると感じていると述べた。新型コロナウイルスのパンデミックによるこのような厳しい時期に人々が仕事を失うのは間違っていた」

    「つまり、我々が単純に求めたのはソフトランディングだった。我々自身がそれを求め、それを取得した。会社として、社内の他の仕事に人員を再配置するメカニズムだ」

    「単純に、それは我々に6か月の時間を与えた。私は正直でなければならない。我々はもう少し多くを求めたが、それは妥協だった。さまざまな職種の人々を再配置することができるように年末から6か月の時間を手に入れた」

  • F1:予選モードの禁止はオーバーテイクに影響?

    F1:予選モードの禁止はオーバーテイクに影響?

    F1イタリアGPから実施された“予選モード”の禁止が、メルセデスの予選での優位性を変えることはなかったが、決勝でのオーバーテイクに影響を与えることになったかもしれない。

    一部の人々は、レッドブルがメルセデスを封じるために働きかけた“予選モード”の禁止が見事に裏目に出たことをあざ笑ってさえいる。

    予選モードが禁止になってまだ1戦だが、少なくとも先週の日曜日のモンツァの表彰台にメルセデスの姿はなかった。

    Sky Italia の記者カルロ・ヴァンジーニは「メルセデスによる近年の優位性のあらゆる功績は認められるべきだ」とコメント。

    「しかし、凍結されたエンジンマップによって、我々はバルテリ・ボッタスが“魔法のボタン”なしでは何もできないことを目にした。彼はオーバーテイクすることができなかった」

    また、カルロ・ヴァンジーニは、ペナルティを消化した後のルイス・ハミルトンの反撃が以前よりも圧倒的ではなかった点も指摘する。

    「何かが変わったようだ」とカルロ・ヴァンジーニは推測する。

    F1イタリアGPのレース後、ルイス・ハミルトンは「新しいルールはレースにとって良くない。エンジンやオーバーテイクブーストを管理できた以前の方が楽しかった」とコメント。

    バルテリ・ボッタスも「禁止はオーバーテイクの量に影響を与えたかもしれない。ある程度だけだけどね」

  • F1:ベッテル、マンセルの王座獲得マシン『ウィリアムズFW14B』を購入

    F1:ベッテル、マンセルの王座獲得マシン『ウィリアムズFW14B』を購入

    4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、ナイジェル・マンセルが1992年にタイトルを獲得した『ウィリアムズ FW14B』を購入。彼のプライベートコレクションに史上最も象徴的なF1マシンの1台を追加した。

    ウィリアムズ FW14Bは、印象的な青、黄、白のカラーリングだけでなく、アクティブサスペンション、非常に優れたトラクションコントロール、セミオートマティックギアボックスなどの技術革新により、多くのF1ファンに愛されているF1マシン。

    このマシンでナイジェル・マンセルは7戦中5勝を挙げ、悲願のF1ワールドチャンピオンを獲得。1980年のF1デビューから12年が経過しており、当時のマリオ・アンドレッティの10年を破り“デビューから最も遅いチャンピオン”となった。

    「レッド5は僕にとって非常に興味深いものだった。本当に象徴的なマシンだし、私と同じようにナンバー5がついている」とセバスチャン・ベッテルは言った。

    セバスチャン・ベッテルがこの伝説のマシンにどれだけ支払ったかは明らかにされていないが、2019年のボナムズ・オークションでは、ナイジェル・マンセルのFW14Bのもう1台(合計で6第しか存在しない)が300万ユーロ(3億7750万円)で販売されている。

    1992年にウィリアムズのテクニカルディレクターを務めていたパトリック・ヘッドは、FW14Bがなぜそれほど特別だったのかを語っている。

    「我々は1991年にこのマシンで初めてレースしたが、最初は信頼性がなく、多くのポイントを犠牲にした」とパトリック・ヘッドは語った。

    「しかし、それらの問題を解決すると、ギアを4速または5速により素早く変更でき、エンジンのオーバーレブを回避できることは大きなアドバンテージとなった」

    「FW14(1991年に使用)とFW14Bの主な違いはアクティブサスペンションだった。今、そのプログラムを振り返ることは驚くべきことだ」

    「我々は2011年にシーズン終了までに12番目までフロントウィングのモデルを走らせたが、FW14は空力の変更は最小限だった」

    「エイドリアン(ニューウェイ)の存在により、レイトンハウスのマシンと幾何学的な関連性が高いという言葉からそれは良いマシンだった」

    アクティブサスペンションについて、パトリック・ヘッドは次のように付け加えました。

    「我々は1985年からアクティブサスペンションを開発してきた。それはAPが我々のところに来たときで始まった」とパトリック・ヘッドは語る。

    「彼らは市販車向けにシステムを開発していたが、それを継続しないことを決定していた。そして、それを葬り去るのではなく、APブレーキを使用していたときに我々に連絡してきた」

    「当初、それは純粋に機械的だったが、電子的に制御できるようにするためにはデジタル形式が必要だった」
    「基本的にフロントとリアの車高をターゲットとしていた。プログラムが進むにつれて、制御はより洗練されたものになった」

    「コース上のマシンの姿勢を変更することができ、ドライバーがここでアンダーステア、そこでオーバーステアだと不平を言った場合、問題を克服することができた」

    関連:F1マシン列伝:ウィリアムズ FW14B “史上最強ハイテクマシン”

  • F1、アントニオ・ジョビナッツィのクラッシュ時のホイール脱落を調査

    F1、アントニオ・ジョビナッツィのクラッシュ時のホイール脱落を調査

    F1レースディレクターのマイケル・マシは、先週末のF1ベルギーGPでアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がクラッシュした際にマシンからホイールが脱落した件を懸念していると語る。

    F1マシンにはクラッシュ時にマシンからホイールが脱落するのを防ぐためにシャシーとホイールはテザーで繋がれている。

    だが、F1ベルギーGPのクラッシュ時にアントニオ・ジョビナッツィの左リアホイールが脱落。外れたホイールは、後ろを走行していたジョージ・ラッセルのマシンにぶつかり、ラッセルもウオールにクラッシュした。

    マイケル・マシは、テザーが故障は“懸念事項”であり、FIA(国際自動車連盟)が調査をしていると語った。

    「なぜ外れてしまったのか100%の確信がない」とマイケル・マシは語った。

    「しかし、マシンが降車場所に戻るとすぐに我々の技術チームはいくつかの写真を撮り、利用可能なすべての映像を入手し、調査を開始している。FIAの技術部門と安全部門がその理由を調査している」

    マイケル・マシ氏、ホイールが外れてしまった理由について“結論を出すには時期尚早”だと語った。

    「あのようなインシデントでは、利用可能なすべてのデータを確認して、処理し、適切な人々に全体の状況、インシデント自体、そして、何が起こったのかを本当によく調べてもらう必要があると思う」

    また、FIAはサーキットのランオフエリアを拡張する必要があるかを検討していく。

    「私には外に出て、そこにある土地の様子を見て、確認する機会がなかった」とマイケル・マシは語った。

    「しかし、何か改善する必要があるか、改善できるかを全体的に調べ、何ができるかを見ていく」

  • 2021年のF1世界選手権:プレシーズンテストは3日間のみ?

    2021年のF1世界選手権:プレシーズンテストは3日間のみ?

    2021年のF1世界選手権にむけたプレシーズンテストは3日間に削減されると Auto Motor und Sportz が報じている。

    近年、プレシーズンテストの日数は減少傾向にあり、今年は2月下旬にバルセロナで3日間×2の6日間行われた。しかし、2021年にはわずか3日間に削減され、場所もまだ不明だという。

    Auto Motor und Sportz によると、新型コロナウイルス危機のなかでコストを削減するために、2021年のプレシーズンテストは完全にキャンセルされることが議論されたという。基本的に2021年のF1マシンは今季マシンと同じになるが、ダウンフォースは約10%削減される。

    だが、マクラーレンは、2021年にルノーからメルセデスにF1エンジンを変更するため、特に少なくとも1回、3日間のテストを実施することを支持したと考えられている。

    また、テスト開催地については、バルセロナ、ヘレス・バーレーンが候補として議論されているという。同紙によると、バーレーンは2021年の開幕戦の舞台となる可能性があると報じている。

  • F1:空力調整で2021年F1マシンはダウンフォースを10%削減

    F1:空力調整で2021年F1マシンはダウンフォースを10%削減

    FIA(国際自動車連盟)は、2021年のF1世界選手権にむけた空力レギュレーション変更のパッケージを完成。全体で約10%のダウンフォースを削減させる。

    10%のうちの半分は今年初めに合意されたフロアのルール変更によって説明されていたが、F1イギリスGPでのタイヤ故障はFIAとF1にさらなる変更を促した。

    ピレリは、2019年に開発したタイヤを3年連続で使用することになる。

    追加の変更として、リアのブレーキダクト上に配置されたウイングレットのサイズの縮小、またフロアのストットのさらなる削減が行われる。また、2021年に発生するダウンフォースをさらに制限するためにディフューザーの形状も変更される。

    F1のシングルシーター担当責任者であるニコラス・トンバチスは、3つの新しい変更について説明した。

    「マシンの側面、フロアの端にあるスロットをいくつか削除する。リアブレーキダクトのウイングレット、ブレーキダクトの下部にあるこのカスケードは40mm狭くする。現在、いくつかがインボードにあり、基準面に到達しているディフューザーフェンスはステップ面が制限される。それらは50mmずつ切り刻まれる」

    変更の一部は、フロアへの変更が合意される前から議論されており、それらが復活したカタチとなる。

    「我々はそれらのいくつかを4月と5月に話し合っていた。そのあと、我々はフロアの変更だけを進めた」とニコラス・トンバチスは語る。

    「しかし、シーズンが進むにつれ、マシンがどれくらいのダウンフォースを生成しているかがわかり、さらに一歩踏み出す必要があると考えた」

    「我々が変更するエリアの選定に関する基準には、特に小規模なチームのためのコストの考慮も含まれている」

    「フロントウィングで何かを変更すると、それがマシンの残りの部分にノックオン効果を及ぼす可能性があるため、マシンのフロントは何も変更していない」

    「たとえば、すでにリアブレーキダクトに影響を与えていたフロアトリム、少し狭くなっているリアブレーキダクトは、いずれにしろ新しいものを作る必要がある。しがたって、懸命なレベルにまとめるためにコストと最適化の量を維持している」

    「これらの変化の合計は、マシンが持っている全体的なダウンフォースの約4~5%だと考えている」

    「もちろん、我々はすでに5月にフロアの端にこの斜めのトリムを作った。合計でおそらく10%の削減が見込まれると思う」

    「通常、チームは開発を通じて約4~5%増加することは明らかだ。正確な効果はわからないが、これらが推定値だ」

    F1の最高技術責任者であるパット・シモンズは、FIAとF1はどのような変更を行うかを選択するために多くの時間と労力を費やしたと述べた。

    「我々はこの件について非常に徹底した仕事をしたと思う」とパット・シモンズは語った。

    「我々は多くのシミュレーションを行った。最終的に選択されたフロアトリムを含む4つだけでなく、さまざまなオプションを検討した」

    「私たちはいくつかのステータスでそれらを調査した。コーナリング状況ではさまざまな車高を調べた」

    「そして何よりも、我々はそれを異なる空力設計哲学と呼んでいるという知識のもとで、特定のチームに有利にも不利にもならないアイテムを選択するために本当に懸命に努力した」

  • レッドブルF1、ハイレーキ限界説に反論「メルセデスもリア車高を上げている」

    レッドブルF1、ハイレーキ限界説に反論「メルセデスもリア車高を上げている」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、今年の問題を引き起こしているのはエイドリアン・ニューウェイの“ハイレーキ”コンセプトだという見方を否定。例として、真逆のアプローチとされているメルセデスもリアの車高を上げている点を指摘した。

    長年、ハイレーキコンセプトを採用したレッドブルは“最強のシャシー”と評価されてきたが、その神話も崩れつつある。

    かつてレッドブルのコンセプトを模倣していたチームも、今ではメルセデス型のレーキ角の少ないコンセプトに移行を進めている。

    レッドブルF1は、今季マシンでフロント部分の空力哲学を変更。F1ベルギーGPの金曜記者会見では、その対応はハイレーキが間違ったコンセプトの証ではないかとの質問がなされた。

    「まったくそんなことはない。メルセデスはリアの車高を上げ続けていると思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「この数年間でどれだけ上昇しているかを見れば、我々とそんなにかけ離れてはいないと思う。なので、そのコメントには同意しかねる」

    「現在のマシンは空力的に非常に複雑だ。バージボード、フロントウイング、フロントウイングの下側を構成するコンポーネントを確認するだけでわかるはずだ。異なるコンディションでは完全に調和した状態で機能しないこともある」

    「我々はマシンの何が機能していないかをきちんと理解していると思うし、うまくいければ優れたポジティブなステップを果たせる開発が進行中だ」

    「現時点での我々のプライオリティは、今週末を最大限に生かし、それが何をもたらすかを見てみることだ。日曜日は面白い天候になりそうだし、それがまた別の要因をもたらす可能性がある」

    マシンが期待通りに機能しない理由について質問されたクリスチャン・ホーナーは「メルセデスはシーズン中断中に素晴らしい仕事をしたと思う。彼らは非常に競争力のあるマシンを生み出した」とコメント。

    「それでも現時点で我々はメルセデス勢に割って入ることができているし、それはマックスによる驚異的な成果だ。ギャップを縮めるために非常に懸命に仕事をしている」

    「だが、彼らはビッグマシンであり、よく油がさされ、潤沢な資金がかけられたマシンだ。もちろん、彼らは現時点でパッケージとして非常に良い仕事をしている。我々も非常に懸命に取り組んでいるし、良い結果を出すことができている」

    「もちろん、ギャップを縮めたいと思っている。それは今年だけでなく、来年にも適用されることだからね。進行中の開発があるし、シーズン序盤の問題をより理解し、開発の強力な流れをマシンに注ぐことができると思っている」

  • メルセデスF1、“フレキシブル・リアウイング”を否定

    メルセデスF1、“フレキシブル・リアウイング”を否定

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、2020年F1マシンのW11が“フレキシブル・リアウイング”からアドバンテージを得ているとの見方を否定した。

    メルセデスF1は、レーシング・ポイントへの技術情報の提供、“予選モード”の廃止など、何かと標的にされている。そして、最新の指摘はリアウイングが高速走行時にかなり湾曲しているいうものだ。

    「フレキシブル・リアウイングなど搭載していない」とトト・ヴォルフは motorsport-total.com に語った。

    「どのような写真を見たのかはわからないが、特にフレキシブル・パートなどのグレーゾーンを攻めようとしたことなどない」

    「彼らはおそらく他の場所を見るべきだろう」