カテゴリー: F1マシン

  • F1:雨天時のレース改善にむけた研究プロジェクトを開始

    F1:雨天時のレース改善にむけた研究プロジェクトを開始

    F1とFIA(国際自動車連盟)は、将来の雨天でのレースを改善するプロジェクトに積極的に取り組んでいる。

    このイニシアチブは、視界不良でグリーンフラッグ下でレースを行うことができず、セーフティカー先導での数周の後で中止となった今年のベルギーGPへの反応となる。

    F1の最高技術責任者であるパット・シモンズは、2022年の空力パッケージの定義をサポートする責任者の1人であり、来年のルールがF1マシンのスプレー量に与える影響を調査している。

    F1のマネージングディレクターであるロス・ブラウンは、この研究では、FIA世界耐久選手権のル・マン プロトタイプのボディワークがどのようにスプレーを減らすかについても検討していると述べた。

    「雨に関しては、スプレーと視界に関して、非常に興味深い作業が開始されている」とロス・ブラウンは述べた。

    「パット・シモンズと何人かのFIAの人々は、スパでの経験と彼らの一般的な経験、特に他のマシンでレースしたドライバーについて、過去数戦で何人かのドライバーに話をした」

    「フェルナンド(アロンソ)は非常に興味深かった。彼はF1カーよりもスポーツカーの方が雨の中でレースをする能力がはるかに優れていると言っている」

    「ウインドスクリーンやワイパーなどがあるので、いくつかの側面は、かなり難しいと思うかもしれないが、彼はマシンのスプレーの出方がかなり違うと言っている」

    ロス・ブラウンは、2022年のパッケージはスプレーの生成を減少させるという最初の信念があることを示した」

    「我々は新しいマシンのスプレーを研究するつもりだ」とロス・ブラウンは語った。

    「少し改善されるかもしれないと我々は考えている。しかし、私たちはどのように物事を変えるかを見るために調査しようとしていることであるのは確かだ」

    「ウェットレースでの2つの大きな問題は、視界とアクアプレーニングだ。アクアプレーニングはタイヤにとっての課題であり、特定のポイントを超えると解決できない」

    「しかし、視界はおそらく我々が改善できるものであり、我々が調査しているリストに入力し、私たちが影響を与え、改善できるかどうかを確認していく」

  • F1:2026年に導入の次世代F1マシンは「小型・軽量・効率化」

    F1:2026年に導入の次世代F1マシンは「小型・軽量・効率化」

    完全に新しい設計となる2021年のF1マシンはまだ始動さえしていないが、F1はすでに2026年に登場する次世代のF1マシンに目を向けている。

    2022年に導入される根本的に異なるF1マシンは、スピード面では少し遅くなるが、ホイール・トゥ・ホイールのバトルやオーバーテイクがはるかに簡単になることを目的として設計されている。

    だが、過去数か月間、F1は2026年に導入する、より環境に優しく、シンプルで、より安価な次世代のF1エンジン形式について忙しく議論を重ねている。

    そして、FIA(国際自動車連盟)の技術代表であるパット・シモンズによると、F1が進む次のステップは、2026年のF1マシンも同様の規定に従うことだ。

    「エンジンだけでなく、マシンもより持続可能にならなければならない」とパット・シモンズは Auto Motor und Sport にコメント。

    「これを行う唯一の方法は『より小型化、より軽量、より効率的』なフォーミュラを使用することだ」

    特にマシン重量は改善の必要がある。現在のF1マシンでも問題となっている車重は2022年にさらに重くなる。

    したがって、2026年には、ホイールベースが短くなり、シャーシが狭くなり、マシンがより小さく、より軽くなるという噂がある。また、空力とエンジンブレーキへの依存度が高まることで、ブレーキも小さくなるという。

    「理論的には、エンジンブレーキがすべてを引き継ぐ可能性がある。しかし、バッテリーを充電せずにドライバーがブレーキをかけなければならない瞬間がまだある」

  • F1、スプリント予選にリバースグリッド導入を検討

    F1、スプリント予選にリバースグリッド導入を検討

    F1でリバースグリッドのアイデアが議題に戻っている。

    リバティメディアは、新規および既存のF1ファンの興奮度を高め続けることに熱心であり、リバースグリッドのアイデアは何度も提案されている。だが、最近、セバスチャン・ベッテルが、遅いドライバーを人為的に上位グリッドに昇格させるコンセプトは「完全に無価値」と語るなど、反対する声は多い。

    ただし、新しいアイデアは、リバースグリッド(おそらく上位8位または10位にのみ適用される)は、新しい“スプリント予選”のショートレース専用に適用されるというものだ。

    今週、F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、2022年に「6つの週末」で新しいフォーマットをフィーチャーしたいと一部のメディアに語った。

    「我々はこのコンセプトに非常に前向きだ」とロス・ブラウンは De Telegraaf に語った。

    「しかし、過激すぎる措置を講じないように注意している。来年のマシンはすでに大きな違いを生むだろう」

    それにもかかわらず、ロス・ブラウンは、リバースグリッドのアイデアがまだ生きていることを確認している。

    「それは将来のための何かかもしれない」とロス・ブラウンは語った。

    「我々は段階的にそれを行っている。来年の正確な実装についてはまだ話し合うつもりだ。たとえば、金曜日の予選でポールポジションの統計が最速のドライバーに行くべきかどうか、そして、土曜日にもっと多くのポイントを獲得できるかどうかが議題になる」

    「それは土曜日をドライバーにとってより面白くするだろう。しかし、日曜日の実際のレースがあるので、あまり多くのポイントであってはならない」

    そのアイデアとリバースグリッドの提案は、来月の世界モータースポーツ評議会の会議に先立って議論されると考えられている。

    1つの計画は、金曜日の予選が公式のポールポジションと日曜日のメインイベントであるグランプリの最終グリッドオーダーを決定するというものだ。。

    グリッドの順序が逆になる土曜日のスプリントは、F1 CEOのステファノ・ドメニカリが以前に示唆したように、別の世界選手権にカウントされる。

    フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、そのアイデアのサポーターだ。

    「ショーとスペクタクルにとって興味深いものになるので、私はそれが好きだ」とマッティア・ビノットは語った。

    「我々フェラーリは、最初からミニレースのフォーマットを提案していた」

  • フェラーリF1代表 「メルセデスF1のリアサスは不正でも違法でもない」

    フェラーリF1代表 「メルセデスF1のリアサスは不正でも違法でもない」

    フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、メルセデスのF1マシンのリアサスペンションは「不正でも違法でもない」と見ているが、彼のチームはあまり注意を払っていないと認める。

    メルセデス W12のリアサスペンションは、ストレートでマシンが高速状態になるとリアの車高が落ちることがビデオ分析で明らかになり、注目を集めた。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1アメリカGPの勝利の後、メルセデスのそのシステムが今シーズンの残りのレースで「非常に強力な武器になる可能性がある」と語っている。

    「それはいくつかのトラックでより大きな影響を与えるだろう」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「ここ(米国)では効果が減少したが、たとえばジェッダのような場所では、非常に強力になる可能性がある」

    それでも、クリスチャン・ホーナーは、メルセデスがしていることはレギュレーションの範囲内であると感じたと述べている。

    「違法だとは思わない」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「これは歴史的に使用されてきたものだ。過去に彼らによって使用されいたのを見てきた」

    マッティア・ビノットは、メルセデスF1のシステムについて驚くべきことは何もないことを認め、注目を受けているにも関わらず、合法に見えることに同意した。

    「正直なところ、私はこの議論にあまり興味がない」とマッティア・ビノットは語った。

    「実際にそれらをフォローしていない。それについて聞いてはいるがね」

    「そには不正や違法なことは見られない。つまり、マシンの挙動に驚くことさえない」

    マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルも、彼のチームがメルセデスのリアサスペンションにあまり注意を払っていないと語る。

    「正直なところ、昨日、分析が行われたときにSky F1のビデオを見ただけだ」アンドレアス・ザイドルは語った。

    「しかし、我々はこのトピックにまったくエネルギーを費やしていない。我々は自分自身に集中し、良いレース週末を実行するだけで十分だ」

    「チームとしてこれを調べたら、1週間後にもう一度話をしよう。実際に背後に何かがあるのか、それとも現在パドックに幽霊が通過しているだけなのかね」

  • F1レースディレクター 「PU交換ペナルティは全チームに同条件」

    F1レースディレクター 「PU交換ペナルティは全チームに同条件」

    F1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、ペナルティによってタイトルが決定することは誰も見たいとは思わないと前置きしつつ、PU交換ペナルティは全チームにとって“同じ条件”だと語る。

    パフォーマンスと信頼性のバランスをどのように保つかはエンジンメーカーに委ねられている。7年間、グリッド上で最もパワフルで信頼性の高いエンジンだったメルセデス、今シーズン、信頼性問題に苦しんでいる。

    メルセデスF1のハイブリッドシステムは、わずか数戦でパフォーマンスを失い、チームにICE(内燃エンジン)の変更を強いていると言われている。

    バルテリ・ボッタスはすでに6基目のICEを搭載しており、ルイス・ハミルトンは4基目のエンジンを搭載している。ホンダのF1エンジンを搭載するライバルのマックス・フェルスタッペンも4基目だ。

    最近、メルセデスF1のチーム代表を務めるトトヴォルフは、F1のエンジンペナルティについて「もちろん、我々はそれを将来どのように行っていくか検討する必要がある。それは今年、我々を苦しめている」と語った。

    だが、F1レースディレクターのマイケル・マシは、それは全F1チームにとって同じ条件だと強調する。

    2021年のF1ワールドチャンピオンがペナルティによって決定された場合、ファンは失望すると感じているかと質問されたマイケル・マシは「その一部は、すべてのチームが同じレギュレーションでレースをしてる一部でもある」とコメント。

    「彼らは皆、パワーユニットの数、ギアボックスの数、さまざまな要素の数、エキゾーストの数などを知っているので、誰もが何をする必要があるかについて同じレベルで理解している」

    「どのチームも同じように、特にチャンピオンシップ争いでは、パワーユニットのアップグレード、空力のアップデート、ギアボックスなど、必要なだけの競争上の優位性を常に獲得しようとしている」

    F1のルールは、4基目のICEが10グリッド降格というペナルティを科されるのに対し、5基目以降は5グリッド降格のみとなる。

    トト・ヴォルフは、それはホンダF1がマクラーレン時代に受けた105グリッドの降格ペナルティへの対応だと語る。

    「それがひどく間違っている状況にあり、エンジン部品を交換したり、パワーユニットを完成させたりする必要がある場合、すべてのレースでグリッドの後ろに行ったり、10グリッドを失うペナルティを科すべきではない」とトト・ヴォルフは語った。

    「これはほぼ困惑防止のレギュレーションであり、それは問題ないと思うが、明らかに、それを将来どのように行うかを検討する必要がある」

    その件について質問されたマイケル・マシは「明らかにそうだったときに私はその役割に参加していなかった」と前置きした上で次のように語った。

    「しかし、古いパワーユニットのペナルティシステムは覚えている。テレビで見ていたのを思い出すと、60グリッド降格ペナルティとそれ以外という感じだった。そのため、それに応じてすべてが整理された」

    「パワーユニットに関するレギュレーションは何年も前から存在しており、一貫している。すべてのチーム、FIAとF1で開発されていることを覚えておく必要がある」

    「それだけではない。実装される前にも、共同で開発され、合意されている」

  • F1チーム首脳、PU交換ペナルティのグリッド降格ルールを支持

    F1チーム首脳、PU交換ペナルティのグリッド降格ルールを支持

    F1パドックの主要プレイヤーは、現在の複雑なPU交換ペナルティのグリッド降格ルールへの指示を表明している。

    今シーズンは、22戦で1マシンあたり3基のF1パワーユニットしか許可されておらず、各チームはその範囲内で運用することに苦労。シーズンも後半に入り、グリッド降格ペナルティが一般的になってきている。

    特に注目すべきは、ICE(内燃エンジン)の信頼性問題に公然と取り組んでいる現役チャンピオンチームのメルセデスだ。バルテリ・ボッタスは、イタリア、ロシア、アメリカでエンジンを交換し、すでに6基目に到達しており、その都度グリッド降格ペナルティを受けてきた。

    F1パワーユニットは、ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エネルギーストアの4つの主要なコンポーネントで構成されており、いずれかの最初の交換には10グリッド降格、それ以降の交換には5グリッド降格が科されれる。

    そのため、F1アメリカGPでのみを変更したバルテリ・ボッタスは5グリッド降格で9番グリッドへの降格だけで済み、それ以外の3名のドライバーは“Back of the grid”となり、予選順位に基づいてグリッド最後尾に並んだ。

    このシステムはファンを混乱させているが、トト・ヴォルフ(メルセデス)、クリスチャン・ホーナー(レッドブル)、アンドレアス・ザイドル(マクラーレン)は、現行のペナルティシステムをサポートしている。

    「もちろん、こういったすべてのペナルティがあることが理想的ではないという点は理解している」とアンドレアス・ザイドルは認める。

    「しかし、正直なところ、それに対する簡単な解決策はあまり見当たらない。例えば、3基ではなく、4基のエンジンにしたとしても、エンジンの使用を強めるだけなので、全員が5基で終わることになるだろう」

    マクラーレンは、メルセデスからエンジンの供給を受けるカスタマーだが、今年の信頼性に関しては、うまくやりくりできている。

    F1トルコGPの予選が悪かったマクラーレンは、その週末にダニエル・リカルドに新品のパワーユニットを投入することを選択した。

    この場合の交換は、“戦略的な決定”であり、純粋にフレッシュなユニットが追加されたことによって、終盤戦にむけてパフォーマンス面での余裕がもたらされた。

    レギュレーションの戦略的要素は、F1のどんなことをしても勝つというメンタリティの副産物であり、チームは、利点があると認識した場合、あらゆる抜け穴を利用する。

    場合によっては、フェラーリが新しいハイブリッドシステムの導入で行ったように、コース上のパフォーマンスを向上させるためにレースを犠牲にすることを意味する。

    しかし、それは現在のシステムが間違っているという意味ではないとトト・ヴォルフは主張する。

    「パワーユニットのペナルティシステムはかなり堅牢だと思う」とトト・ヴォルフは語る。

    「我々が避ける必要があるのは、ほんの数レースでピークパフォーマンスを発揮するようにパワーユニットを構築しているということだ」

    チャンピオンシップに与える影響を考慮して、ドライバーではなく、コンストラクターにペナルティを適用するという議論もなされてきた。

    しかし、トト・ヴォルフはそのコンセプトを却下。状況によってはチームによって悪用される可能性があると指摘した。

    「レギュレーションを変更し、『オーケー、ドライバーにグリッドペナルティはない。コンストラクターポイントだけだ』となってもチームにはまだ意味がある。ドライバーチャンピオンシップを目指して戦っている場合、チームはそのマシンにエンジンを投入するだけだ」

    「我々が良い解決策を思いつくのであれば、間違いなくそれは一見の価値がある」

    「新しいファンは、ドライバーの責任ではないところで、エンジンペナルティが彼をグリッド最後尾、または10または5グリッド後方に置かれる理由に混乱している。それは明らかに素晴らしいことではない。だが、私は解決策を持っていない」

    また、トト・ヴォルフは、使用される要素の数に関係なく、ペナルティ5または10グリッドの降格にフラット化することを除外した。

    現在のシステムは、ホンダがF1に戻ったときに、パワーユニットの信頼性と奮闘していたときに生まれたとトト・ヴォルフはは主張しました。

    「それがひどく間違っている状況にあり、エンジン部品を交換したり、パワーユニットを完成させたりする必要がある場合、すべてのレースでグリッドの後ろに行ったり、10グリッドを失うペナルティを科すべきではない」とトト・ヴォルフは Speedcafe.com に語った。

    「これはほぼ困惑防止のレギュレーションであり、それは問題ないと思うが、明らかに、それを将来どのように行うかを検討する必要がある」

    一方、クリスチャン・ホーナーは、今後数年間でパワーユニットの制限を3基から2基に減らす可能性があるなかで、さらに制限を追加する意味はほとんどないと主張した。

    「私は2基のエンジンまたは3基のエンジンのファンではない」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「私としては、いずれにしろシーズン中に4基を使用することになると思う。したがって、将来に向けて検討する必要がある」

    来シーズンから、新しいレギュレーションが導入されるまで、パワーユニットの開発は凍結される。公式にはそれらは2025年に導入される予定となっているが、実際には1年後に延期される

    パフォーマンスの悪いユニットが今後4シーズンに持ち越されるため、2022シーズンに先立ってパワーユニットにさらに重点が置かれている。

  • 2022年F1マシンの“まったく異なる”感覚はF1ドライバー間の共通認識

    2022年F1マシンの“まったく異なる”感覚はF1ドライバー間の共通認識

    2022年F1マシンが、現在のモデルと比較してシミュレーターで“まったく異なる”挙動していることはF1ドライバー間の公然の秘密だとフェラーリのカルロス・サインツは語る。

    F1チームは、2022年に導入される完全に新しいレギュレーションに基づいたF1マシンの設計に取り組んでおり、すでにモデルをシミュレーターに組み込んでいる。

    最近、マクラーレンのランド・ノリスは、初めて走らせた2022年モデルが現在のF1マシンほど運転するのが「楽しくない」ことを示唆し、いくつかの好奇心を集めた。

    フェラーリのマラネロのシミュレーターでコードネーム『674』として開発されている2022年のF1マシンで多くの走行を行っているカルロス・サインツは、2022年F1マシンのフィーリングについてのランド・オンリスの認識は彼特有のものではないと語る。

    2022年F1マシンに関するランド・ノリスの見解に共感するかと質問されたカルロス・サインツは「それはパドックにあるミリオンダラーの質問だ」とコメント。

    「僕たちは自分たちのマシンがどのように感じているかを分かっているし、ドライバー間でも『そっちマシンは感触はどう?』といった会話をしている」

    「パドックでは、ドライバー全員が『今のマシンの感触とはかなり違うし、現状とはかなりかけ離れている』という方向に向かっている傾向があると思う」

    2022年F1マシンは、現状のボディワーク表面の空力で生成されるダウンフォースへの依存の多くを取り除き、代わりにグラウンドエフェクトにより依存するようになる。

    つまり、特にコーナーでのマシンの扱いは、コックピット内で非常に異なる感触を持つことになる。

    カルロス・サインツは「そこは大きな変化になるだろう。おそらく、僕たちはお互いの間でこれがかなりの変化になることを受け入れ始めているのかもしれない」と語る。

    「実際にパドックの周りの噂はその方向に進み始めている。でも、僕はそれについて話してはいけないことになっているので、基本的にマシンについて話せることはない」

    カルロス・サインツは、フェラーリは今年の初めから2022年のシミュレーションモデルに取り組んでおり、次世代F1マシンのプロジェクトにすべてを費やしていることは明らかだと語る。

    「1月か2月くらいにそれを運転していたし、今年はそのマシンに数回乗っている」とカルロス・サインツは説明した。

    「最後のセッションは先週だった。今年のマシンを使って行ったすべてのピレリテストの後、戻ってタイヤモデルをチェックし、それをマシンに適用することもやってきた」

    「2022年のプロジェクトでは多くの作業が行われており、ファクトリー全体が可能な限り機能している。全開だし、フェラーリではそれが良い機会だと考えている」

    「僕たちは勝つことができるだろう? それは別の質問だ。でも、その意志、時間、意図が不足しているわけではないのは確かだ」

    「そして、明らかにドライバー側からもそうだ。すでに数回シムでそのマシンに乗っているからね」

  • 【動画】 ストレートでリアの車高が下がるメルセデスのF1マシン

    【動画】 ストレートでリアの車高が下がるメルセデスのF1マシン

    前戦F1トルコGPのリア車載カメラの映像によって、メルセデスF1のリアの車高がストレートで突然に下がっていることが判明して話題となっている。

    メルセデスは、リアの車高を下げることでフロア下の気流を妨げてディフューザーをストールさせ、ダウンフォースを下げて抵抗を少なくすることでストレートでスピードを上げていると考えられる。

    これは新しい仕組みではなく、過去にはアクティブサスペンションなどでこれを実現していたが、今は禁止となっている。レッドブルも同じトリックは採用しているが、そこまで大きな効果は生んでいない。ローレーキであるメルセデスの方が地面にフロアを近づけることができ、効果的に実装させることができる。

    メルセデスは、サードダンパーなどを使って、ストレートで両側のリアサスペンションに負荷がかかったときに車高を下げることを可能にしていると考えられている。

    この仕組みのメリットは、リアウイングに大きなウイングを使えることだ。

    他のチームはコーナーでのダウンフォースとのバランスを取りながら、リアウイングを薄くして、マシン表面のドラッグを減らすことで直線スピードを上げるようとする。DRSも仕組みもそうだ。

    しかし、このメルセデスのコンセプトはその逆で、マシン上部ではなく、フロア下のダウンフォースを減らすことでドラッグを減らして直線スピードを獲得している。ストレートではダウンフォースは必要ない。

    だが、このディフュザーストールを成功させるには、綿密な計算と条件が必要になる。

    サスペンションに関しては、技術規則の10.2.2では「サスペンションシステムの仕様構成を変更する、あるいは性能に影響を及ぼすことが可能な動力装置は、それがいかなるサスペンションシステムのどの部分であっても、一切禁止される」とされている。

    だが、10.1.3では「リアホイールに取り付けられた一切のサスペンションシステムは、その反応がリアホイールへ適用された荷重の変化からのみ生じるものであるように設計されていなければならない」とされており、荷重の変化を利用しているという点では合法と言える。

    メルセデスのF1チーム代表であるトト・ヴォルフも、それが何か新しいことであることを否定している。

    「我々の公認された部分の1つなので、我々はそれにまったく触れることができない」とトト・ヴォルフは語る。

    「彼らがこのようなことにエネルギーを浪費したいのであれば、我々にとっては問題ではない」

  • メルセデスF1、ボッタスのエンジン交換多発は2022年の開発テスト?

    メルセデスF1、ボッタスのエンジン交換多発は2022年の開発テスト?

    メルセデスF1は、F1アメリカGPでバルテリ・ボッタスに6基目となるエンジンを投入。間隔を空けずに新品エンジンが投入されているのは、2022年のレギュレーションの開発テストという戦略的な理由ではないかと疑われてもいる。

    バルテリ・ボッタスは、第15戦ロシアGPと第16戦トルコGPで4基目と5期目のエンジンが連続して投入されており、第17戦アメリカGPでの初日から6基目を投入。メルセデスF1はエンジンの信頼性の懸念を解決するのに苦労しているように見える。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「彼らは最近本当に速いが、明らかに問題を抱えている」と語っている。

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフもそれを否定してはいない。

    「残念ながら、今シーズンの中盤以降、我々は何度も繰り返される信頼性の問題を抱えている」とトト・ヴォルフは語った。

    「我々は問題をコントロールしようとしているが、まだ完全には理解できてない」

    だが、ルイス・ハミルトンは4基目のままであり、メルセデスは、2022年レギュレーションの開発をテストするために、戦略的な理由でバルテリ・ボッタスのエンジンを変更し続けているとの理論もある。

    「それが理にかなっているだろう」と元F1ドライバーのラルフシューマッハは言った。

    確かにフェラーリは2022年型のシステムをロシアで投入しており、ホンダも本来であれば2022年に投入されるはずだったパワーユニットを1年前倒しで使用している。

    だが、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は同意しない。メルセデスが交換を続けているのはICE(内燃エンジン)部分だけだ。

    「来年は、今年にはシミュレートできない新しいE10燃料があるので、それは想像できない」とヘルムート・マルコは語った。。

    「しかし、確かなことが1つある。それは、ストレートで非常に速いことだ。彼らにはそのための何かがある」

  • レッドブルF1、メルセデスのリアの車高を下げる“デバイス”を指摘

    レッドブルF1、メルセデスのリアの車高を下げる“デバイス”を指摘

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、メルセデスのF1の直線スピードが急に向上したのは、特別な“デザイン”を使用しているからだと確信している。

    メルセデスF1は、過去数レースでレッドブル・ホンダよりも特に直線スピードで優位に立っており、残り6戦のF1ワールドチャンピオン争いにおいて希望を後押ししている。

    レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、それが純粋にエンジンのアップグレードによるものではないと考えている。代わりに、ストレートでW12のリアを下げていると彼が疑う“デバイス”について言及。Sky F1の専門家である元F1ドライバーのポール・ディ・レスタもその後の分析で強調している。

    「メルセデスは明らかに、そのタイプのサーキットで実行できる直線デバイスを最適化していると思う」とクリスチャン・ホーナーは、FP1の間にSky F1 に語り、イスタンブール・パークでの前のレースについて言及した。

    「彼らのマシンのリアを見ると、それがどのように下がるかがわかる。トルコはその強みを発揮されたと思う」

    だが、クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダとしてそれがメルセデスが違法なことをしていることを示唆訳ではないと語る。

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトトヴォルフは、クリスチャン・ホーナーの主張を単なる「ノイズ」だとして却下した。

    「これは、競技者が何らかの特効薬がないかどうかを常に調べようとするスポーツであることを我々は完全に認識していると思う」とトト・ヴォルフは語った。

    「私の経験では、そのようなものはない。パフォーマンスの追加をもたらすのは、すべての小さな利益、わずかな利益だ」

    「我々は自分のマシンの理解を本当に深めているし、ノイズにあまり耳を傾けることなくラップタイムでパフォーマンスを向上させようとしている」

    関連:F1解説:メルセデスの直線スピード増加は“ディフューザーストール”効果?