カテゴリー: F1エミリア・ロマーニャGP

  • 角田裕毅クラッシュでレッドブルF1に深刻な影響 マルコ「次はもう許されない」

    角田裕毅クラッシュでレッドブルF1に深刻な影響 マルコ「次はもう許されない」

    F1エミリア・ロマーニャGP予選Q1でクラッシュを喫した角田裕毅について、レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコは、「次はもう許されない」と厳しい姿勢を示し、モナコGPに向けて強い警鐘を鳴らした。

    「裕毅に何もなかったのは本当に良かった。ただ、我々にとっては大きな打撃だ」とマルコはドイツ『Sky』に語った。

    「今後は1レースで3レース分のリソースを費やすことになる。モナコは絶対にミスが許されない場所だし、スペアパーツの状況はすでに深刻だ」

    角田はQ1セッション中、ヴィルヌーブシケインで縁石に乗り上げてバランスを崩し、バリアに激突。激しい衝撃でマシンは横転する大クラッシュとなったが、ドライバーに大きな怪我はなく、すぐに自力でコクピットから脱出した。

    だがその影響は小さくなく、母体チームであるレッドブルにも波及している。スペアパーツの在庫がひっ迫するなか、連戦となるモナコGPへの準備に支障をきたす可能性もある。

    角田裕毅 レッドブル F1

    一方で、予選2番手となったマックス・フェルスタッペンは「この前のレースはあまり戦いにならなかったけど、今回はもう少しペースを見つけて、マシンのバランスやタイヤのマネジメントがうまくいくといいね」と前向きに語った。

    マルコもフェルスタッペンの勝利の可能性には期待を寄せつつも、「明日はタイヤの摩耗が大きな問題になるとは思っていない。スタートや戦略で何か得られるかどうかを見極めたい。というのも、オーバーテイクは非常に難しいからだ」と述べ、戦略的な展開を見据えている。

  • カルロス・サインツJr. F1エミリア・ロマーニャGP「トップに近づく準備は整った」

    カルロス・サインツJr. F1エミリア・ロマーニャGP「トップに近づく準備は整った」

    カルロス・サインツJr.は、2025年F1エミリア・ロマーニャGPの予選で6番グリッドを獲得し、決勝での上位進出に向けて「トップに近づく準備は整った」と手応えを語った。

    「今日は本当にいい予選だった。イモラは自信が問われるサーキットだけど、金曜からマシンの感触がとても良くて、Q2でのラップには自信があった」とコメント。チームはQ3でスリップストリームを活かす戦略を選び、サインツJr.は最後尾でコースインしたが、その結果アウトラップが遅れ、最終アタックは理想的とはいかなかった。

    「アウトラップがタイトになって、スタートライン通過がギリギリだった。でも全体としては満足している。チームのパフォーマンスには誇りを持てるし、明日は前のマシンと戦えると思っている」

    一方でチームメイトのアレクサンダー・アルボンもまた、予選7番手という好位置につけ、ウィリアムズ・レーシングは2台揃ってQ3進出を果たす理想的な展開となった。

    「正直に言うと、今日はあまり気持ちよく走れなかった」とアルボンは振り返る。「マシンのフィーリングに自信を持てず、思い切って攻めることができなかった。簡単にオーバードライブしがちで、難しい予選だったけど、それでもP7に入れたのはポジティブ。こういう日でも速さがあるというのはいい兆候だと思う」

    ウィリアムズ・レーシング F1 エミリア・ロマーニャGP

    ウィリアムズは、今週末の予選でアストンマーティンのようにミディアムタイヤを使うリスクは取らず、決勝に向けてフレッシュタイヤを温存する堅実な戦略を選択した。

    チーム代表のジェームス・ボウルズは「本当に素晴らしい日だった。カルロスがQ2で決めたラップは信じられないほど見事で、一時的とはいえトップに立てたのはチームにとって大きな報酬だった。2台ともトップ10に入れたこと、そして決勝に向けて十分なタイヤを確保できたことは我々にとって大きな意味がある」と語り、手応えをにじませた。

    日曜の決勝では、サインツJr.とアルボンの両名がともに好グリッドからスタートする。今季これまでの進化を裏付けるかのように、ウィリアムズは2台そろってポイント争いに挑むことになる。

  • ランド・ノリス F1エミリア・ロマーニャGP「今は本当に苦しい時期」

    ランド・ノリス F1エミリア・ロマーニャGP「今は本当に苦しい時期」

    ランド・ノリスは、F1エミリア・ロマーニャGPの予選で4番手に終わったことを受け、「今は本当に苦しい時期にある」と率直に語り、自身の不調が続いている現状を認めた。

    今季の開幕戦オーストラリアGP以来、ノリスはポールポジションを一度も獲得できておらず、マクラーレンのMCL39の一発の速さを引き出すのに苦戦している。

    イモラではFP3でトップタイムを記録し、マクラーレンが全プラクティスを制したが、予選本番ではそれを再現できなかった。

    予選Q3では、最終アタック前の時点でマックス・フェルスタッペンとチームメイトのオスカー・ピアストリに次ぐ3番手につけていたノリスだが、ラップ中にミスが重なり、最後はジョージ・ラッセルに抜かれて4番手に後退した。

    「たくさんミスをした。予選の最後のラップはまったく良くなかった」とノリスは語る。

    「みんな速くなるのに、僕は毎回遅くなる。本当に不甲斐ない」

    今回ラッセルは、ピレリの新C6ソフトではなくミディアムタイヤでベストタイムを記録。ノリスもその選択肢を考えていたという。

    「うん、時々は考えたよ。ミディアムのほうがソフトよりいいかもしれない。実際、そうしていたドライバーもいたしね」

    昨シーズン、ノリスは24戦中20戦でピアストリを予選で上回っていたが、今季は流れが変わっている。

    「クルマのせいにはしないよ。そういうタイプじゃない。週末ずっといい感触だったし、Q1もQ2も良かった。タイムは出せると感じてた」

    「でも、いざアタックすると何も起きない。去年は予選が僕の最大の強みだったけど、今年はそうじゃない。理由はある程度わかってきたけどね」

    「もちろん、ポール争いがしたい。だから納得はしていない」

    「クルマは最高だ。ポールを獲ってるし、今週一番速いマシンだ。速くなかったのは僕だ」

    ランド・ノリス F1 エミリア・ロマーニャGP マクラーレン

    イモラは追い抜きが難しいことで知られており、ノリスも「巻き返しは簡単ではない」と見ている。ただ、マクラーレンのタイヤマネジメント能力が鍵になるかもしれないと希望も口にした。

    「追い抜きは自然にはほぼ不可能だと思う。でも戦略でチャンスがあるかもしれない」

    「タイヤが早く劣化してくれれば、それが突破口になる可能性もある。うちのチームが他よりもうまくやれれば、アンダーカットやオーバーカットで順位を上げられるかもしれない」

    「でも、ロングランはあまりやっていないし、ハードタイヤも試してない。まだ分からないことは多い」

    「それでも、いつものように全力を尽くして、できるだけ上を目指すよ」

  • オスカー・ピアストリ F1エミリア・ロマーニャGP「早く出たことが逆に良かった」

    オスカー・ピアストリ F1エミリア・ロマーニャGP「早く出たことが逆に良かった」

    オスカー・ピアストリは、波乱の展開となった予選セッションでポールポジションを獲得し、マクラーレンチームの「完璧な作業」を称賛した。特に、自身がトラフィックを避けられるような戦略を立ててくれた点が大きかったという。

    Q1では角田裕毅とフランコ・コラピントのクラッシュによって2度の赤旗が出され、さらにQ2開始前にはオリバー・ベアマンが赤旗前にラインを通過していたかどうかの調査によりセッション開始が遅延するなど、土曜のイモラは序盤から波乱含みの展開だった。

    トップ10によるQ3のシュートアウトが始まると、まずマックス・フェルスタッペンが最初のアタックで暫定ポールを獲得し、ピアストリは2番手に。しかし最終アタックでは、ピアストリが早めにコースインし、前を走る数台のマシンによる影響がありながらも、1分14秒670というタイムで最速を記録。フェルスタッペンをコンマ03秒上回り、見事ポールポジションを勝ち取った。

    イモラで今季3度目のポールを決めたピアストリは、マシンを降りた後のインタビューで、予選全体が決して簡単な展開ではなかったと振り返った。

    「素晴らしいセッションだった。けどとてもタフだった。赤旗や中断もあったし、タイヤもすごく難しかった」と24歳のピアストリは語った。

    「昨日の段階ではC6(ソフトタイヤ)は悪くないって感じだったけど、今日になって急に不安定な動きを見せるようになった」

    「それでもチームがすごく良い仕事をしてくれて、クルマをちゃんと“良い状態”に仕上げてくれた。週末を通じていろんなことを試していたけど、予選にはいい形で持ち込めたと思う」

    「最後のコーナーでは前に4台いたから決して完璧なラップじゃなかったけど、それでも十分なタイムが出た。チームの働きに感謝しているし、明日が楽しみだ」

    オスカー・ピアストリ F1 エミリア・ロマーニャGPピアストリ、イモラで自身3度目のF1ポールポジションを獲得

    最後のアタックで早めにコースインしたことについて、ポールが狙えると確信していたかと聞かれると、ピアストリは次のように答えた。

    「正直、最初に出るのはあまり嬉しくなかったけど、前のランでけっこうギャップが取れていたから、実際にはあまり変わらなかった」

    「もちろん、先に出るとスリップストリームが使えない。でも代わりに乱気流に巻き込まれることもない。それは確実に助けになったと思う」

    「僕たちはそういう作戦を選んだ。それが通用するだけの速さがあると思っていたし、自分たちのやり方を貫いた。チームはその実行を完璧にこなしてくれた」

  • アントネッリが同級生をF1に招待 ヴィルヌーヴ「職場に友達は不要」と苦言

    アントネッリが同級生をF1に招待 ヴィルヌーヴ「職場に友達は不要」と苦言

    アンドレア・キミ・アントネッリは、地元イタリアで開催されているF1エミリア・ロマーニャGPを前に、高校の同級生25人と教師2人を招待した。その行動に対し、1997年F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴが「職場に友達は不要」と苦言を呈している。

    F1グリッド最年少の18歳アントネッリは、今も高校に通いながらF1デビューシーズンを戦っており、ボローニャ出身の彼にとってイモラでの一戦はまさにホームレースだ。木曜の記者会見で、彼は同級生たちを招待した理由をこう語った。

    「うん、僕が企画したんだ。メルセデスの何人かの人にも協力してもらって、高校のためにこういう機会を作ることができた。みんなにこの世界を実際に自分の目で見てもらえるのって、すごくいいことだと思ってる」

    「レースはテレビで見てても、その裏で何が起きてるのかまでは知らなかったからね。こういう経験ってなかなかできないし、楽しんでもらえたら嬉しいな」

    「いくつかアクティビティも用意してあって、このあとクルマを見せたり、ちょっと説明したりするつもり。そんなに細かいことまでは話さないけどね」

    「僕、普段あんまり家にいないから、友だちともなかなか会えないんだ。だからこういうちょっとしたことでも、つながりを保つのにすごく大事だと思ってる」

    しかしこの行動に対し、ヴィルヌーヴは金曜のフリー走行後に否定的な意見を述べた。

    「かわいらしい話ではあるけど、ここは彼の“オフィス”なんだ。そんなことをすべきじゃない。レースに集中すべきだ」とコメント。

    「メルセデスの関係者から聞いたんだけど、この件についてはあまり喜んでいなかったらしい。レースへの集中力が削がれたと感じていたそうだ」

    「家族や友達が大勢いるときも同じだ。彼らは夕食に誘ってきたりする。でも、ここはオフィスなんだ。余計なものを持ち込むべきじゃない」

    「昨日はその影響が出ていたように見えた。今日の方が良くなっていたけど、確かに影響はあった」

    そして最後にこう付け加えた。

    「忘れないでほしい。ここは自分のオフィスなんだ。仕事場に友達や家族を連れて行くものじゃない」

  • F1 エミリア・ロマーニャGP 予選:ハイライト動画

    F1 エミリア・ロマーニャGP 予選:ハイライト動画

    2025年F1 エミリア・ロマーニャGP 予選のハイライト動画。イモラ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第7戦 エミリア・ロマーニャGPの予選が行われた。

    マクラーレンのオスカー・ピアストリが今季3度目のポールポジションを獲得。予選は2度の赤旗中断が発生する波乱の展開となったが、ピアストリは最後のアタックで1分14秒670を記録し、僅差でマックス・フェルスタッペンを抑えた。

    現在ドライバーズ選手権の首位を走り、直近3戦連続優勝中のピアストリは、最終セクターで他車の影響を受けてタイムを更新できなかったものの、それまでのラップで十分なタイムを刻んでいた。

    2番手にはレッドブル・レーシングのフェルスタッペンが続き、その差はわずか0.034秒。3番手にはメルセデスのジョージ・ラッセルが入り、2台目のマクラーレンを駆るランド・ノリスを上回った。ラッセルは他の上位勢が軒並みソフトタイヤ(C6)で苦戦する中、唯一ミディアムタイヤを使用して好タイムを叩き出した。

    予選Q1では、角田裕毅とフランコ・コラピントの2度のクラッシュにより赤旗中断が発生。角田裕毅はヴィルヌーヴ・シケインで縁石に乗りすぎてスピンし、激しく横転。マシンは大破したが、幸いにも本人に大きな怪我はなかった。その後、アルピーヌのコラピントがタンブレロで壁に衝突し、再びセッションはストップした。

    一方、地元スクーデリア・フェラーリは、ティフォシの前で厳しい予選結果に沈んだ。シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンの両名がQ2で敗退し、決勝では中団からの追い上げを強いられることになる。

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  • 角田裕毅のクラッシュをレッドブルF1代表は咎めず「クルマは直せる」

    角田裕毅のクラッシュをレッドブルF1代表は咎めず「クルマは直せる」

    F1エミリア・ロマーニャGPの予選で、レッドブル・レーシングのガレージは明暗が分かれる展開となった。Q1序盤、角田裕毅がバリアに激しくクラッシュ。マシンが横転するほどの衝撃的なアクシデントだったが、幸いにも角田に怪我はなく、自力でマシンから脱出した。

    チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、「最も大事なのは裕毅が無事だったということだ」と語り、「クルマは直せるが、今夜はメカニックにとって大きな作業になる」とコメント。

    角田裕毅が縁石に乗りすぎたことでマシンのコントロールを失ったと見ており、復旧に向けた準備を急ぐ構えだ。

    マックス・フェルスタッペンも「まず何よりも、裕毅が無事でいてくれたことが一番良かった」と述べ、チームメイトを気遣った。

    一方で、フェルスタッペン自身は予選で好調な走りを披露し、マクラーレン勢に肉薄する走りでフロントロウ2番手を確保。ポールポジションにはわずか0.034秒届かなかったものの、金曜の苦戦から一転して、着実な改善を果たした。

    「今日は総じて良い結果だった。昨日から大きく改善できて、マシンのバランスも良かった。夜の作業でポジティブな変化を加えることができたし、マシンが生き生きと走ってくれた。ただ、タイヤが少し柔らかすぎてオーバーヒート気味だったのが惜しかった。それでも、フロントロウからのスタートは良い位置。決勝ではマクラーレンのロングランペースが脅威だが、自分たちの仕事に集中して最大限を引き出していく」とフェルスタッペンは振り返った。

    角田裕毅 レッドブル F1 エミリア・ロマーニャGP

    角田裕毅は、FP3から予選にかけてマシンに大幅な変更を加えていたことを明かし、「身体は大丈夫ですし、気分も問題ありません。FP3から予選にかけて結構大きくセットアップを変えたんですけど、自分がそれをちょっと攻めすぎてしまって。縁石に乗りすぎて、マシンを失ってしまいました」と語った。

    「本当に悔しいですし、あんなミスでメカニックの皆さんにあれだけの作業をさせてしまうのは、自分でも情けないと思っています。マシンの感触は良かったので、余計に残念です。原因ははっきり分かっているので、チームには心から申し訳ない気持ちです。マシンの状態をこれから確認して、なんとか明日のレースに向けて準備を整えたいと思います」

    このクラッシュにより、角田裕毅は最後尾、あるいはピットレーンスタートとなる見込みだが、マシンの修復状況次第では追い上げの可能性も残されている。

    レッドブル・レーシングにとっては、1台はフロントロウ、もう1台は最後方という両極端な予選結果となったが、決勝では両者の巻き返しに注目が集まる。

  • フェルナンド・アロンソ F1エミリア・ロマーニャGP「予想以上の結果に誇り」

    フェルナンド・アロンソ F1エミリア・ロマーニャGP「予想以上の結果に誇り」

    フェルナンド・アロンソは、F1エミリア・ロマーニャGP予選で今季ベストとなる5番グリッドを獲得し、「予想以上の結果だった」と語るとともに、アストンマーティンF1チームの取り組みに対して「誇りに思う」との気持ちを明かした。

    今週末、アストンマーティンはマシンにアップグレードを投入しており、予選を通じて良好なペースを披露。各セッションでソフトとミディアムの両タイヤを試すという戦略にも取り組んだ。

    アロンソとチームメイトのランス・ストロールはともにQ3進出を果たし、最終アタックにはミディアムタイヤを装着。アロンソは5番手、ストロールも8番手に食い込む結果となった。

    予選前にはこの結果を予想していなかったのではと問われると、アロンソは笑顔を見せながらこう答えた。

    「いや、まったく予想してなかったよ!思っていたよりも少し良い結果だね。2台ともQ3に進めたし、クルマのフィーリングも良かった。明日が楽しみだね」

    「持ち込んだ新パーツは間違いなく良く機能している。昨日のテストでも効果を感じたし、今日はそれが確信に変わった。ただ、地に足をつけておかないとね。イモラは僕たちにとって相性の良いサーキットかもしれないし、他のサーキットでどうなるかを見極める必要がある」

    「それでもチームのことは嬉しいし、みんなの努力を誇りに思うよ。このアップグレードがチームにとってのモチベーションになってくれればいいね」

    中団の争いが熾烈を極める中、アストンマーティンがミディアムタイヤを使うなど、他とは異なるアプローチを試した点についても問われたアロンソは、次のように答えた。

    「そうだね、明日を見てみないと分からないけど、ソフトタイヤでも十分に競争力はあったと思う」

    「予選では各セッションでソフト1回、ミディアム1回という走行をしていた。どちらのタイヤが速いか確信が持てなかったから、両方を使ってすべての選択肢をカバーすることにした。どちらのタイヤでも順調にQ1からQ3まで進めたから、全体として今日は速かったと思う。明日、それが本当に確かめられるね」

    エミリア・ロマーニャGP F1 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    一方、ストロールもC5コンパウンドでのクルマの仕上がりについてポジティブな感触を得ていたようだ。予選後にはこう振り返った。

    「今日はミディアムを使った判断が功を奏したし、予選ではクルマが生き生きとしてきた感覚があった。そのチャンスをしっかり活かせたと思う」

    さらに、今回のパフォーマンスがアップグレードによるものかを問われると、ストロールは次のように語った。

    「そうだね、全部が噛み合った結果だと思う。アップグレードがどれだけ効果をもたらしたのか、レースを走ってみればもっとはっきりすると思う。様子を見てみよう」

  • リアム・ローソン F1エミリア・ロマーニャGP「角田裕毅の赤旗でチャンスを失った」

    リアム・ローソン F1エミリア・ロマーニャGP「角田裕毅の赤旗でチャンスを失った」

    リアム・ローソンは、F1エミリア・ロマーニャGP予選Q1で角田裕毅のクラッシュによる赤旗の影響を受け、「チャンスを失った」と語った。

    ローソンはQ1で16番手に終わったものの、フランコ・コラピントのペナルティにより15番グリッドに繰り上がる見通し。しかし、序盤の角田裕毅のクラッシュと、終盤のコラピントの事故によって、納得のいくアタックを行う機会を完全に奪われたと主張した。

    チームメイトのアイザック・ハジャーは9番手と好位置につけ、両フェラーリ勢の前に出る結果を残しており、ローソンは自らのマシンにも同様のパフォーマンスがあったと信じている。

    「最初の赤旗で大きく妨げられたし、その後の2度目の赤旗でもアタックラップ中だった」とローソンはRacingNews365を含むメディアに対してコメント。

    「こういう状況では、全員が最大限を引き出そうとしているけど、今回は僕たちがその被害を受ける側になってしまった。マシンの速さは間違いなくあったと思う」

    「週末を通じて速さがあったし、いろいろと試して学び、それをクルマに反映させて効果が出ていた。最初のラップではかなり競争力があった。でも、アタックのチャンスがなかった」

    角田裕毅 F1 エミリア・ロマーニャGP

    角田裕毅のクラッシュについて問われたローソンは、イモラのようなハイリスクなサーキットでは、ミスが大きな代償につながると語った。

    「ドライバーはみんな、こういうオールドスクールなサーキットが好きなんだ。リスクは高いけど、やりがいがある」

    「多くの場所でホワイトラインのすぐ外が芝生になっているから、クルマをギリギリまで攻めていく。そして予選では、最後の1%を削り出そうとする。でも時には、それが代償を伴う」

    「こういうクラッシュは見たくないし、彼が無事でよかった。でも、こういうサーキットではこうしたことが起こり得る」

  • シャルル・ルクレール F1エミリア・ロマーニャGP「奇跡が必要な状況」

    シャルル・ルクレール F1エミリア・ロマーニャGP「奇跡が必要な状況」

    シャルル・ルクレールは、2025年F1エミリア・ロマーニャGPの予選でフェラーリの両ドライバーがQ2敗退を喫したことを受け、「チームの運命を変えるには“めちゃくちゃ良い”アップグレードが必要だ」と語った。

    スクーデリア・フェラーリの2台は予選Q2で敗退し、イモラ・サーキットを埋め尽くしたティフォシ(フェラーリの熱狂的ファン)を落胆させた。

    ルクレールは11番グリッドから日曜の決勝に臨むことになり、チームメイトのルイス・ハミルトンは12番手に並ぶ。

    金曜日のFP1およびFP2終了時点ですでに、フェラーリは両ドライバーのペース不足に不安を抱えていた。その懸念は、Q2でアストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールがミディアムタイヤでアタックし、ルクレールとハミルトンが脱落したことで現実となった。

    セッション後、ルクレールは落胆を隠さず、日曜のレースにも期待は持てないと率直に語った。

    「今出せるベストなパフォーマンスで11番手と12番手だった」とモータースポーツ・ウィークなどのメディアに語った。

    「つらいが、正直なところ、明日は奇跡を起こすしかないと思っている」

    「ただ、現時点で明日のレースペースに希望が持てる要素は何もない。単純に、今のマシンのポテンシャルが足りていないと感じている」

    今後アップグレードの投入が予定されているものの、それでフェラーリがトップ争いできるようになるとは考えていない。

    「もしそれがターニングポイントになるとしたら、本当に“めちゃくちゃ良い”アップグレードでなければ意味がない」

    「それがそうなるとは正直思っていない。前進の一歩になることを願ってはいるが、前に進むための道のりはまだまだ長い」

    エミリア・ロマーニャGP F1 シャルル・ルクレール スクーデリア・フェラーリ

    「フェラーリはイモラで“やり切れなかった”」
    フェラーリの2人は、前戦マイアミGPで7位(ルクレール)と8位(ハミルトン)に終わった際も劇的な改善を期待していなかった。しかし、地元イタリアの大観衆の前で予選敗退という結果に直面したことで、跳ね馬の現実はさらに厳しさを増している。

    マシンの問題が「パフォーマンスなのか、バランスなのか」と問われたルクレールは、次のように説明した。

    「パフォーマンス、ただそれだけ。バランスがどうこうではなく、最終的にはクルマのパフォーマンスが単純に足りていない」

    「レースペースは悪くないが、このサーキットでは予選が非常に重要であることは分かっていた。そこで結果を出せなかったのは大きな痛手」

    また、今季のSF-25が新品タイヤよりも“スクラブド”タイヤ(すでに一度使用したタイヤ)でより良いパフォーマンスを見せている傾向について問われると、ルクレールもそれを認めた。

    「そう言えるかもしれない。実際、それはシーズン序盤からの傾向でもあるため、検証が必要な課題だ」

    「たとえばQ2では、スクラブドタイヤでベストラップを記録したと思う」

    「もっとも、それは“完全なスクラブ”というわけではなく、アウトラップを1周だけ走ったタイヤだった。それについても今後しっかり分析する必要がある」