カテゴリー: F1エミリア・ロマーニャGP

  • 角田裕毅 F1エミリア・ロマーニャGP初日「アップグレードを仕上げていきたい」

    角田裕毅 F1エミリア・ロマーニャGP初日「アップグレードを仕上げていきたい」

    角田裕毅は、2025年F1エミリア・ロマーニャGP初日のフリー走行を8番手で終えた。

    今回のイモラでは、角田裕毅が初めてレッドブル・レーシングの新しいフロアを使用。このアップグレードは、フェルスタッペンが前戦マイアミGPで先行投入していたもので、角田にとっては初の実戦評価の場となった。

    FP1では16番手と苦戦したが、FP2では一時3番手に浮上する場面も見せ、最終的に8番手を記録。トップ10入りを果たしただけでなく、チームメイトのフェルスタッペンとの差も0.092秒にまで縮めるなど、明日の予選に向けて前向きな内容となった。

    「全体的にはいい1日になったと思います」と角田裕毅はコメント。

    「自分たちの限界は理解していますし、新しいアップグレードパッケージで今日初めてロングランができたのは良かったです。でも、明日はしっかり仕上げる必要があります」

    「チームとしてまだやるべきことはたくさんありますし、明日に向けてすべてをまとめていきたいと思っています」

    「マクラーレンとの差はまだありますが、自分たちは自分たちのやるべきことに集中して、予選に向けて一歩前進できるように頑張ります」

    角田裕毅 F1 エミリア・ロマーニャGP レッドブル・レーシング

  • ガスリー 不運のウサギ接触「避けられなかった」F1エミリア・ロマーニャGP

    ガスリー 不運のウサギ接触「避けられなかった」F1エミリア・ロマーニャGP

    ピエール・ガスリーは、F1エミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目でウサギと接触してしまったことを明かし、フロントウイングに損傷を負ったと語った。

    FP1中、ガスリーはバリアンテ・アルタのシケインに差し掛かっていたが、その際にウサギがコースを横切り、ガスリーのアルピーヌに衝突。ガスリーは避けることができず、そのウサギは命を落とした。

    「本当に悲しいけど、最初は何だったのか判断できなかった。実際には、コースを跳ねて横切っていた大きなウサギだったんだ」とガスリーは説明した。

    「避けることができなかったし、かなり大きな衝撃がフロントウイングに加わった。そして残念ながら、それで終わりだった。ウサギは命を落とし、ウイングも壊れてしまった。理想的な展開ではなかったけど、望んでいたセッションにはならなかったし、そういう出来事は残念だ。僕たちはいつもパーツを大事に扱おうとしているから、こういうことが起きると本当に困る」

    「それでも、今日は非常に良い金曜日だったよ」

    「走り始めからマシンの感触はマイアミよりもはるかによくて、抱えていたいくつかの疑問にも答えが見つかったのが嬉しい」

    「マシンは僕の望む通りに反応してくれるし、本当に限界まで攻められていると感じている。とても良いフィーリングだし、パフォーマンスもある」

    「もちろん、金曜から土曜にかけて他のチームがパフォーマンスを上げてくるのは分かっているけど、それでも今年ここまでの金曜日では一番良かったと言っていいと思う」

    エミリア・ロマーニャGP F1 ピエール・ガスリー

  • ローソン ハジャーと真逆のセットアップでF1イモラ挑戦「好感触つかんだ」

    ローソン ハジャーと真逆のセットアップでF1イモラ挑戦「好感触つかんだ」

    リアム・ローソンは、F1エミリア・ロマーニャGPに向けた準備において、レーシングブルズのチームメイトであるアイザック・ハジャーと「完全に異なるセットアップ」を選択したことを明かした。

    F1がヨーロッパラウンドへと戻るなか、ローソンはいまだ今季ノーポイント。金曜のフリー走行では、FP1・FP2ともに15番手で終えた。一方のハジャーは、FP1で19番手だったが、FP2では7番手まで順位を上げた。

    この「セットアップの分岐」について、ニュージーランド出身のローソンは次のように語っている。

    「正直に言って、FP1はそれほど悪くなかったと思う」

    「全体的に見て改善の余地があると分かっていたから、FP2に向けていろいろ試したんだ」

    「僕たちはそれぞれ異なる方向性を取って、マシンに関する良い手がかりを得ようとした。その結果、確かな収穫があったし、それはポジティブなことだと思う。明日に向けて、それを活かしていきたい」

    「もちろん、Q3進出を目指している。でも現時点ではまだ判断が難しい。すごく僅差の戦いだし、どのチームもまだ進化している」

    「今回はチームメイトの側で大きな進歩があったから、それを自分たちの方でも取り入れて、さらに一歩前に進めればと思っている」

    リアム・ローソン F1 エミリア・ロマーニャGP ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

  • フェラーリF1に罰金処分 ルクレール車のタイヤ空気圧変更で手順違反

    フェラーリF1に罰金処分 ルクレール車のタイヤ空気圧変更で手順違反

    スクーデリア・フェラーリは、F1エミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目に発生したインシデントについて、FIAスチュワードによる調査を受けた結果、罰金処分を受けた。

    問題となったのは、シャルル・ルクレールが走行を終えてピットレーンに戻った際、ガレージ内でマシンを停止させた状態でタイヤの空気圧が調整されたが、この作業が定められた手順に従っていなかったことだ。

    FIAのテクニカルデリゲートであるヨー・バウアーは、この行為がレギュレーションに違反すると判断し、スチュワードに報告。これを受けてスチュワードは、スクーデリア・フェラーリに対して技術指令TD003の手順違反により5,000ユーロ(約80万円)の罰金を科す決定を下した。

    調査では、技術指令TD003Gの項目2 g.iiにおいて、「単一セッション内で同じタイヤを再使用することは認められているが、空気圧を変更する場合には、事前にタイヤの温度を取得しなければならない」と定められていることが確認された。

    スクーデリア・フェラーリはルクレールのマシンにおいてこの規定を順守せず、過去の同様のケースと同様に5,000ユーロの罰金処分が科されることとなった。

  • F1 エミリア・ロマーニャGP フリー走行2回目:ハイライト動画

    F1 エミリア・ロマーニャGP フリー走行2回目:ハイライト動画

    2025年F1 エミリア・ロマーニャGP フリー走行2回目のハイライト動画。イモラ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第7戦 エミリア・ロマーニャグランプリのフリープラクティス2が行われた。

    マクラーレン勢が金曜のセッションで速さを見せ、F1エミリア・ロマーニャGP週末の幕開けをリードした。フリー走行2回目では、オスカー・ピアストリがチームメイトのランド・ノリスを抑えてトップに立ち、1-2体制を築いた。

    ピアストリはソフトタイヤで1分15秒293を記録し、ノリスとの差はわずか0.025秒。アルピーヌのピエール・ガスリーが好調な走りで3番手に入り、メルセデスのジョージ・ラッセルやレッドブルのマックス・フェルスタッペンを上回った。

    母国グランプリとなるフェラーリにとっては厳しいセッションとなり、シャルル・ルクレールは6番手、ルイス・ハミルトンは11番手にとどまった。両者ともブレーキの問題に悩まされ、ルクレールは無線で「ひどすぎる」と訴える場面もあった。

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、今週末から投入されたアップグレードパッケージを装着してセッションに臨み、フェルスタッペンからわずか0.092秒差の8番手につけた。FP1では16番手と苦戦したものの、FP2では一時3番手に浮上する場面も見せ、アップグレードの効果を感じさせる走行となった。

    大きなアクシデントはほとんどなかったが、セッション終盤にはアイザック・ハジャーが1コーナーシケインの出口でスピン。ウォールに接触した後、グラベルからの復帰を試みてスタックし、赤旗中断の原因となった。

    動画の公開は終了しました
  • レッドブルF1 フェルスタッペンと角田裕毅で異なる空力仕様を検証

    レッドブルF1 フェルスタッペンと角田裕毅で異なる空力仕様を検証

    イモラで行われた最初のフリー走行では、レッドブル・レーシングがマックス・フェルスタッペンと角田裕毅のマシンにさまざまなパーツを試し、大規模なテストを実施していた。両ドライバーは異なるフロントウイングを装着して走行した。

    F1エミリア・ロマーニャGPは、レッドブルF1にとって重要な評価の場となる見込みだ。ミルトンキーンズを拠点とするレッドブル・レーシングは再びアップグレードを持ち込み、これで一連の開発段階はひと区切りを迎える。

    新パーツは、マックス・フェルスタッペンがオスカー・ピアストリとランド・ノリスという強力なマクラーレン勢に迫るうえでの助けとなることを期待されている。現在、フェルスタッペンはドライバーズランキングで32ポイント差を追う立場にある。

    初日のフリー走行では、レッドブルF1がフェルスタッペンと角田裕毅のマシンで異なるフロントウイングやノーズを試していたことが確認された。このようなテストはバーレーンのプレシーズンテストでも見られた手法であり、今回もパーツの挙動をより正確に把握し、予選や決勝レースにおいてどちらのウイングがより効果的かを判断するための取り組みだ。特に角田裕毅のマシンに装着されたフロントウイングは、非常に細身な形状が目を引いた。

    なお、角田裕毅は今回のイモラで初めてレッドブル・レーシングの新しいフロアを使用している。このアップグレードはフェルスタッペンが前戦マイアミで先行投入されていたものだが、彼は当時、その効果に確信を持てていなかった。今回イモラで導入されたその他のアップグレードと組み合わせることで、より良い効果が得られる可能性がある。フェルスタッペンはこの初回セッションを7番手で終えており、トップのピアストリに対して0.3秒以上の差をつけられている。

    レッドブル F1 角田裕毅

  • F1エミリア・ロマーニャGP FP2:角田裕毅 フェルスタッペンから0.092秒差

    F1エミリア・ロマーニャGP FP2:角田裕毅 フェルスタッペンから0.092秒差

    F1エミリア・ロマーニャGP金曜のフリー走行2回目(FP2)では、オスカー・ピアストリがマクラーレンのチームメイト、ランド・ノリスを再び上回って最速タイムを記録した。このセッションは終盤、アイザック・ハジャーのスピンにより赤旗中断となった。

    現地時間17時、ドライかつ晴天のもとで始まった60分間のセッションには、全ドライバーが序盤からエンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキットに出走。土曜の予選と似た気象条件での貴重な走行機会となった。

    最初の走行では、ノリスがミディアムタイヤでトップに立ち、FP1でピアストリがソフトタイヤで記録したベストタイムよりもすでに約0.5秒速い1分16秒074をマークした。ただ、狭いイモラ・サーキットでは早くもトラフィックが課題となり、フェルナンド・アロンソはアルピーヌのフランコ・コラピントがピットから出てきた際に第1コーナーで急ブレーキを強いられ、「ぶつかりそうだった」と無線で訴えた。

    開始から10分でカルロス・サインツが初めて1分16秒を切るタイムを記録してトップに立つが、すぐにノリスが1分15秒952でそれを更新した。

    その後、20分の時点でメルセデスのジョージ・ラッセルが今週末初投入のC6ソフトタイヤを装着して走行。1分15秒693で暫定トップに立った。各車もこれに続いてソフトタイヤでのタイムアタックに移行し、マックス・フェルスタッペンは0.042秒差で2番手に浮上。ただ、無線では「ターン11と12で激しくボトミングしている」と報告。一方、角田裕毅も一時3番手に浮上した。

    その後、ノリスが1分15秒318で再びトップに立つと、ピアストリが1分15秒293でそれを上回って首位に。ノリスは2回目のアタックで第1セクターを自己ベスト、第2セクターを全体ベストで通過したが、最終コーナーでオーバーステアに見舞われ、タイム更新はならなかった。

    セッション後半はミディアムタイヤでのロングランに移行。残り6分のところで赤旗が提示される。ハジャーがタンブレロ・シケイン出口でグラベルにはまり、そのままバリアに接触。なんとかコース脇までマシンを移動させたものの、脱出できずにストップした。

    セッションは残り2分弱で再開され、ピアストリが首位を維持して終了。マクラーレン勢が金曜の2セッションを完全制覇するかたちとなった。

    エミリア・ロマーニャGP F1ハジャーがFP2でバリアに接触し赤旗の原因に

    赤旗の原因となったハジャーは7番手タイムで、ルーキー勢の中で最上位。2番手はノリス、3番手にはアルピーヌのピエール・ガスリーが入り、ラッセル、フェルスタッペン、シャルル・ルクレールが続いた。ルクレールとチームメイトのルイス・ハミルトンは、セッションを通じてブレーキに関する不満を訴えていた。

    フェラーリに移籍したハミルトンは11番手。オープニングラップでは第1シケインで大きなオーバーステアを喫する場面もあり、トラフィックにもたびたび引っかかった。

    ハミルトンの後任としてメルセデスに加入したキミ・アントネッリは、角田裕毅とリヴァッツァ1への下り坂で接触寸前となり、「あれは本当に危なかった」と無線で訴えた。最終的にアントネッリは18番手だった。

    ハジャーの後ろ、角田裕毅は8番手。チームメイトのフェルスタッペンにはわずか0.092秒差と迫り、RB21への適応が進んでいることを示した。アレックス・アルボンとサインツがトップ10を締めた。ハースのオリー・ベアマンは12番手。F1復帰のフランコ・コラピントは13番手で、セッション中にはトーサ立ち上がりでフェルスタッペンとホイール・トゥ・ホイールのバトルも展開した。

    アロンソはアストンマーティン勢最上位の14番手で、リアム・ローソン、FP1で赤旗の原因となったガブリエル・ボルトレトが続き、ランス・ストロールは17番手。

    ニコ・ヒュルケンベルグはエステバン・オコンの前でゴールしたものの、ピアストリのトップタイムから1.127秒遅れで最下位に終わった。

    各チームは一夜を明けて、土曜の最終フリー走行(FP3)と予選に備える。エミリア・ロマーニャGP FP3は現地時間12時30分(日本時間19時30分)開始予定。

    エミリア・ロマーニャGP F1 2025年ピアストリ(マクラーレン)がFP1、FP2ともに最速タイムをマーク

    2025年F1 エミリア・ロマーニャGP フリー走行2回目 順位・ラップタイム

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分15秒293
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分15秒318
    3.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分15秒569
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分15秒693
    5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分15秒735
    6.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分15秒768
    7.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分15秒792
    8.角田裕毅(レッドブル) – 1分15秒827
    9.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分15秒916
    10.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分15秒934
    11.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分15秒943
    12.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分16秒009
    13.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分16秒044
    14.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分16秒220
    15.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分16秒255
    16.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分16秒339
    17.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分16秒341
    18.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分16秒406
    19.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分16秒419
    20.エステバン・オコン(ハース) – 1分16秒420

  • 角田裕毅は8番手…F1エミリア・ロマーニャGP FP2:結果・タイムシート

    角田裕毅は8番手…F1エミリア・ロマーニャGP FP2:結果・タイムシート

    2025年F1 エミリア・ロマーニャGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。5月16日(金)にイモラ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第7戦 エミリア・ロマーニャGPのフリープラクティス2が行われた。

    トップタイムを記録したのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3位にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)が続いた。レッドブルの角田裕毅は8番手でセッションを終えた。

    2025年F1 エミリア・ロマーニャGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分15秒293   27
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分15秒318 0.025 25
    3 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分15秒569 0.276 29
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分15秒693 0.400 23
    5 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分15秒735 0.442 26
    6 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分15秒768 0.475 28
    7 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分15秒792 0.499 22
    8 22 角田裕毅 レッドブル 1分15秒827 0.534 29
    9 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分15秒916 0.623 29
    10 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分15秒934 0.641 29
    11 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分15秒943 0.650 26
    12 87 オリバー・ベアマン ハース 1分16秒009 0.716 26
    13 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分16秒044 0.751 29
    14 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分16秒220 0.927 21
    15 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分16秒255 0.962 22
    16 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分16秒339 1.046 27
    17 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分16秒341 1.048 23
    18 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分16秒406 1.113 27
    19 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分16秒419 1.126 26
    20 31 エステバン・オコン ハース 1分16秒420 1.127 24
  • F1エミリア・ロマーニャGP:木曜ドライバー記者会見 Part.2

    F1エミリア・ロマーニャGP:木曜ドライバー記者会見 Part.2

    イモラで迎えるF1エミリア・ロマーニャGPの週末、母国初のF1出走を果たすキミ・アントネッリが注目を集めた。地元ボローニャの歓喜に沸くなか、彼は「家から30分の本当のホームレース」と語り、家族やクラスメートの前でのレースに特別な想いを語った。一方、エステバン・オコンはハースのイタリア拠点との関係を踏まえ「この地には特別な結びつきがある」とコメント。レーシングブルズ復帰4戦目を迎えるリアム・ローソンも「まだ学びはあるが、走る自由は失っていない」と自信をのぞかせた。

    Q: キミ、まずはあなたから。昨夜はボローニャがカップ戦で優勝しましたが、それにちなんで良い前兆でしょうか?あなたもお祝いに出かけたと聞きました。

    キミ・アントネッリ: うん、すごく楽しかったよ。昨夜は試合があって、僕らが勝ったんだ。街中は大騒ぎだった。僕も少しだけ外に出てたんだけど、朝にはサーキットに来なきゃいけなかったから長くはいなかったよ。でも、みんな通りでクラクション鳴らしたりしてて、本当に大騒ぎだった。楽しかったよ。

    Q: 今回は4年ぶりに、イタリアのF1レースで地元のドライバーが走ることになります。母国グランプリを走ることについて、どんな気持ちですか?

    キミ: 本当に素晴らしい気持ちだよ。モンツァも母国レースだけど、ここは自宅から30分くらいしか離れていないから、本当の意味でのホームレースだと思ってる。すごくワクワクしてる。サーキットもすごく好きだし、本当にチャレンジングでオールドスクールなコースだよね。ドライブしていて本当に楽しい。特別な週末になると思うよ。イタリアのファンや家族、友達の前で走るんだから。すごく濃密な週末になるだろうけど、明日走るのが本当に楽しみだよ。

    Q: 今週末は、キミ・アントネッリの旗の方が多くなると思いますか?それともフェラーリの旗?

    キミ: うーん、どうかな。僕の旗が多いといいけどね!でも、フェラーリはあまりにも大きな存在だから、僕の旗の方が多いのはちょっと野心的すぎるかもしれない。でも、文句は言わないよ。

    Q: マイアミでのスプリント予選でポールを獲得しましたが、今はマシンへの自信はどれくらいありますか?

    キミ: メルボルンのときよりはずっとあるよ。マシンにも慣れてきたし、タイヤの理解も深まってきた。特に大きな進歩を感じたのは、タイヤを最大限に活かす方法を掴めたことだね。マイアミは本当に良かった。スプリント予選は素晴らしかったし、本戦の予選も悪くなかった。本当に自信がついたよ。レース自体は思ったようにはいかなかったけど、それで自信が揺らぐことはなかった。今はヨーロッパシーズンに入って、僕がよく知っているサーキットばかりだから、アプローチも変わってくると思う。ドライビングに集中しつつ、エンジニアに対してもっと良いフィードバックができるようになると思う。週末を通してさらに成長したいと思ってるから、すごく楽しみだよ。

    Q: 母国でF1初表彰台を夢見ることはありますか?

    キミ: これは父に聞かないとね。僕の家族はすごく縁起をかつぐタイプだから、そういうことはあまり話さないんだ。実はマイアミのときも、表彰台のことを考えてワクワクしてたんだけど、スプリントも本戦もひどい結果になっちゃって…。だから、一歩ずつ行こうってことだよね。もちろん、家族やファンの前で表彰台に乗れたら最高だと思う。でも、現実的に考えて、優勝を目指したいけど、まずは表彰台が現実的な目標だと思う。それに向けて全力を尽くすよ。

    Q: エステバン、次はあなたです。ハースのテクニカル部門はマラネロに拠点を置いていますが、今回のレースはチームにとって“ホームレース”的な感覚がありますか?

    エステバン・オコン: うん、少しはあるよね。シーズン中にたくさんシミュレーターで準備しているし、マラネロにあるチームの一部でも作業してる。今週の火曜日もマラネロの風洞に行っていたし、ある意味でイタリアのDNAがチームに染み込んでる感じがする。イタリアで数日過ごせたのも良かったし、この歴史ある美しいサーキットに来るのはいつだって特別だよ。もう何度も来てるけど、走るのが楽しみなサーキットのひとつだね。

    Q: 今年のハースのマシンについて、パフォーマンスの引き出し方はどうですか?マイアミではQ3にも進出しましたし、マシンを掌握した感覚はありますか?

    オコン: メルボルン以降はすごく改善してきていると思うよ。開幕戦は本当に厳しくて、ほぼ最後尾だった。でもそこからマシンを大きく改善して、今では毎戦ポイント争いできるレベルにまで来た。いくつかのレースではポテンシャルを最大限に発揮できたけど、グリッド全体がすごく僅差だから、毎回限界を引き出す必要がある。今週末はいくつか新しい要素もあるから、それがうまく機能してくれれば、さらに上を目指せると思う。マイアミでQ3には行けたけど、ポイントには届かなかった。今週末はもう一度そのゾーンに戻りたいね。

    Q: 今週末はピレリがC6コンパウンドのタイヤを持ち込んでいますが、これについての感想は?

    オコン: 僕にとっては2回目の使用になるね。最初はアブダビのテストだったけど、あそこは全然違う特性のサーキットだった。今回はもっと予測不能な要素が出てくるだろうね。よく知ってるサーキットで不確定要素があるっていうのは面白いよ。このタイヤでどうデグラデーションが出てくるのか、チャンスが生まれるかもしれないので楽しみにしてる。

    Q: リアム、お待たせしました。レーシングブルズに戻って4戦が経ちましたが、今のフィーリングはいかがですか?マシンへの適応具合は?

    リアム・ローソン: 結構満足してるよ。毎週末ごとにもっと快適になっていくし、過去に走ったことのあるサーキットに戻ってきているのも助けになってる。マイアミはちょっと難しかったけど、正直なところマシンの中ではすごく快適だった。マシンのスピードも良かったと思うけど、F1では多くの変数があるからね。週末を通してすべてをまとめるのが最近は少し難しいけど、今週末はチームのホームレースでもあるし、ベストを尽くすよ。

    Q: 昔のような自信と自由なドライビングは戻ってきましたか?

    ローソン: 正直に言うと、そういう走りは常にしてきたと思う。今年は確かに厳しい週末も多かったけど、自分としては常にマシンの中では快適だったし、自信を持って走れてたよ。もちろんまだ学ぶことは多いけど、それは変わらない。でも今週末は幸いにも過去にテストしたことのあるサーキットだし、すごく集中力を要するオールドスクールなレイアウトで、僕たちドライバーにとってはとてもワクワクするトラックだよ。

    メディアからの質問

    Q: キミに質問です。さきほど表彰台や勝利について話していましたが、今シーズン勝つためにチームとして何が足りないと思いますか?

    アントネッリ: 自分自身、まだ学ばなければいけないことがたくさんあると感じているから、あまり断言はできないけれど、チームとしてはすごく良い仕事をしていると思う。マシンは毎週安定していて、それが自信にもつながっている。もちろん、マクラーレンとの差はまだ大きい。マイアミは現状をよく示していたと思う。マクラーレンはレース中、他のチームがまったく追いつけないようなスピードを見せていた。だからチームとしても、限界を把握して、それをどう克服するかに注力している。今週末もいくつかアップデートがあって、少しでも前進できればと思ってる。ここ数日間、ファクトリーにも行ってきたけど、どれだけみんながモチベーションを持って取り組んでいるかがすごく伝わってきた。改善すべき点は明確に共有できているし、それに向かってみんなで努力しているところだよ。

    Q: キミにもう一つ。母国グランプリということで、家族や友人、周囲からの注目も多いと思います。精神的にも体力的にもどうバランスを取っていますか?

    アントネッリ: それはすごく良い質問だと思う。この週末は感情的にも精神的にもかなり消耗する週末になるはず。イタリアのファンの前で、家族や友達も来てくれるからね。だからこそ、自分のエネルギーをちゃんとマネジメントすることがとても重要なんだ。必要ないところにエネルギーを使いすぎないように気をつけたい。普通の週末ですらかなり疲れるのに、今回はそれ以上だからね。でも、周囲に信頼できる人たちがいるのはすごく助けになる。みんなでこの週末がタフなものになるって理解して準備してきたし、しっかり対応できると思ってる。もちろん、レースである以上は通常通りだけど、やっぱり特別な意味を持つ週末になる。そのエネルギーをうまく活かして、より良い走りにつなげられたらいいね。すごく楽しみにしてるよ。

    Q: キミに質問です。昨年ルイス・ハミルトンがドライバーズルームに残したメッセージを、今週末になってようやく読む機会があったと聞きました。そのときの気持ちや意味について、どんなふうに受け取っていますか?

    アントネッリ: うん、たぶんみんなにはなかなか見えない部分かもしれないけど、あのメッセージはルイスという人物の人間性をよく表していたと思う。ただのドライバーじゃなくて、人としての温かさを感じたんだ。スポーツ界であれだけの功績を残し、今も最前線で戦っているような存在からメッセージをもらえるなんて、本当に心が満たされるような気持ちだった。その中にはアドバイスも書かれていて、それは自分にとってすごく大きなモチベーションになっている。こういうことは毎日あるわけじゃないからね。

    Q: その手紙は保管していますか?

    アントネッリ: もちろん。部屋の壁に飾ってあるよ。とても素敵なメッセージだったから、そこに残しておきたいと思った。部屋に入るたびに目に入るんだ。それが自分にとってすごく良いリマインダーになってる。

    Q: キミに質問です。F1ドライバーとしての生活と学業をどう両立していますか?学校には通っていますか?どんな試験を控えていますか?

    アントネッリ: 実際に学校に通うことはできていないけれど、空いた時間を使ってできるだけ勉強するようにしている。学校側もサポートしてくれていて、遅れを取り戻せるように手助けしてもらってる。でも正直簡単ではないよ。勉強もエネルギーを使うし、特に今週末のように重要なレースを控えていると、やりすぎないように気をつけなきゃいけない。でも、家にいるときやオフの時間には少しでも勉強を続けて、できるだけ取り戻す努力をしてるよ。

    Q: エステバンに質問です。数日前、トヨタ・ガズーレーシングの協力で新しい車を手に入れたそうですが、あなたの愛車コレクションについて教えてください。また、WRC(世界ラリー選手権)カーに乗ってみたい気持ちはありますか?

    オコン: いや、WRCカーではなくて、ロードカーの「GRヤリス」を手に入れたんだ。トヨタは僕たちのチームのパートナーで、日本に行ったときに彼らの施設に招待されたんだ。「リトル・ニュルブルクリンク」と呼ばれるコースでいろんな車を試乗したよ。スープラ・ファイナルエディション、ヤリスGRのセブ・オジエ仕様、カッレ・ロバンペラのカローラ“エンペラー”…全部乗れた。グラベルでも走ったし、本当に最高だった。モータースポーツに対する情熱がすごいチームで、関わりを持ててうれしいよ。最近そのGRヤリスが家に届いて、ずっと乗ってみたかった車だから夢が叶った感じだね。世界に200台しかないうちの1台なんだ。それを自分のYouTubeチャンネルでもシェアしていきたいと思ってる。今後もいろんなコンテンツを出していくつもりだよ。

    Q: キミにもう一つ。さっき学校の話が出ましたが、今朝パドックにクラスメートの姿がありましたね?あれはお気に入りの生徒になるための秘策ですか?それと、このレースが来年以降もカレンダーに残ってほしいと思いますか?

    アントネッリ: うん、あれは僕が企画したんだ。メルセデスの関係者にも協力してもらって、ロサという方(ここにも来てるけど)と一緒に進めた。みんなにこの世界を実際に見てもらいたかったんだ。レースをテレビでは見たことがあっても、その裏で何が起きてるかは知らなかっただろうから。今回は特別に、マシンを見せて少し説明する機会も用意してる。そこまで詳しくは話さないけど、彼らにとってもいい体験になればと思ってる。僕は普段家にいないから、こういう時間を共有できるのは大切なことだと思う。

    レースについては、ぜひこのサーキットがカレンダーに残ってほしい。すごくユニークなトラックだし、さっきも言ったように技術的で、1周を完璧にまとめるのが難しい。バンピーでオールドスクールな雰囲気もある。そういうすべてがこの場所を特別にしている。歴史も深いし、来年以降も残ってくれたら本当にうれしい。

    Q: キミに質問です。タイヤの扱いについて話していましたが、現時点で自分の強みと課題は何だと考えていますか?

    アントネッリ: 興味深い質問だね。マイアミでは、今季初めて自分でもしっかりとトラックに適応できたと感じた。これまでは週末の序盤にスピードを出すのが難しかったけど、マイアミでは比較的早くリズムに乗れた。これは今後、どのサーキットでももっと意識していきたい部分だね。週末をスムーズにスタートできると、そのあとの展開にも良い影響が出るから。

    一方で、課題といえるのは、週末を一貫してまとめきること。リアムも言ってたけど、F1では変数が多すぎて、すべてを一貫してこなすのは本当に難しい。ほんの数度のタイヤ温度の差でも、予選のラップに大きく影響する。レースでも、序盤で攻めすぎると終盤に大きく代償を払うことになる。だから、週末全体をどう組み立てていくか、そこが今の自分の課題かな。

    これまでは予選が良くなかったときはレースが良くて、逆に予選が良かったときはレースがうまくいかなかった。マイアミがまさにそうだった。そのギャップを埋めること、それが今取り組むべき最優先事項だね。

    Q: エステバンに質問です。以前アロンソやアルピーヌとの関係がありましたが、マイアミ後に起こった出来事について驚きはありましたか?ジャック・ドゥーハンに対する同情の気持ちもあるのでは?

    オコン: 正直言って、最近チームが下したいくつかの決定について、あまり驚きはなかったよ。あれこれ言うつもりはないけど、ジャックのことは残念だと思ってる。彼はF1に戻ってくると思うよ。今年、すごくいい瞬間もあったし、予選では何度か素晴らしい走りを見せていた。速さも証明していた。 一方で、フランコもF1にいるべきドライバーだと思う。昨年、ウィリアムズのマシンでいい走りをしていたし、才能は確かにある。残念なのは、F1にはそれだけの才能を抱えるだけのマシン数が足りないということ。まあ、あまり多くは語らないけど、自分は今いる場所に満足しているよ。

    Q: 同じくリアムに質問です。ジャックと連絡を取ったり、何か声をかけましたか?あなたも2戦で降格された過去がありましたが、今のアルピーヌの決定と重なる部分はあると思いますか?また、自分自身がセカンドチャンスを得たことについてどう感じていますか?

    ローソン: ああ、ジャックとは話したよ。彼にとって本当に厳しい状況だと思う。F1に残るだけの実力は間違いなくあった。いや、F1にいるべき存在だったと思う。でも、ルーキーイヤーで5戦で全てを見せるなんて無理がある。現実はとてもシビアで、非情な世界なんだ。エステバンも言っていたけど、F1の座は20しかない。どのチームも独自の判断基準を持って決断するし、それに僕らはただ従うしかない。

    自分の場合は、幸運にももう一度チャンスをもらえた。でも他の誰かがそれを得られるとは限らない。だからこそ、F1にいる以上は、毎回全力を尽くすことが大事なんだ。

    Q: キミに質問です。Netflixのドキュメンタリーを観た人は多いと思いますが、完成した作品を見て、どんな感想を持ちましたか?自分のストーリーが正しく伝わっていると思いますか?周囲の反応は?

    アントネッリ: うん、最終的な仕上がりには満足してるよ。すごくいい経験だった。自分の目でまったく新しい世界を見られたのが面白かった。映画制作の裏側でどれだけの作業があるか、自分が出ているシーンでもすごく勉強になった。映画とはいえないかもしれないけど、一本の作品としてあれだけ手間がかかっていたことに驚いたよ。

    観てくれた人たちからの反応もすごくよかったし、うれしかった。あの作品の目的は、モータースポーツの世界がどれだけ厳しくて、F1にたどり着くまでにどれほど努力が必要なのかを知ってもらうことだった。カートから始めて、ステップアップしていく過程は簡単じゃない。いろんな要素が必要で、時には運もいる。僕の場合は、2018年に11歳でアカデミーに入る機会があって、そこからF1のシートを獲得できた。本当に運にも恵まれていたと思う。でも最終的には、結果とパフォーマンスがすべてだよね。

    Q: 最後に全員に質問です。各グランプリ前に「LEGOレース」をやるというアイデア、どう思いますか?

    アントネッリ: 面白そうだと思うけど、LEGO側のコストがちょっと心配だね。

    ローソン: ほんと、それ思った。あれ作るのに2万時間もかかったんだって?すごすぎる。

    アントネッリ: うわ、マジか!

    オコン: でも、修理は早く済むかもね。後ろにパーツくっつけるだけだし。

    ローソン: それはあるね。フロントウイングとタイヤだけ直せばいいし。

    オコン: テクニカルスタッフに聞いたら、もっと速く走れる仕様も検討中だって。楽しそうだよね。

    アントネッリ: 面白いよね。でも「接触しないで」って言われたのに、スタート直後から…

    ローソン: ほんと、それ。最初から接触するって思ってなかったのかな?

    アントネッリ: しかもあれ、時速20キロくらいで走ってたのに…。

    オコン: もっと速くしたら、ヘルメットとシートベルトが必要になるかも。もうF1みたいになるね。

    アントネッリ: 特に上に乗ってた人にとっては、かなり危ないことになりそう。

    ローソン: でも正直、あれは本当に楽しかったよ。

    オコン: 僕も。あのドライバーズパレードが一番楽しかったかも。ファンにとっても最高だったと思う。たとえばメキシコとかで、スタジアム内でやったら絶対盛り上がるよ。

    Q: キミに質問です。家族や友人、クラスメートまで来てくれている今回のレース、今でもF1ドライバーとして母国で走るという実感はありますか?

    アントネッリ: うん、もちろん現実として感じてる。でも、実感が湧くまでには少し時間がかかったかもしれない。F1で初めて、母国でレースをするっていうのは本当に特別なことだからね。それだけにすごくワクワクしてる。イタリアのファンの前で走れること、サーキットの雰囲気、すべてが素晴らしい。

    セッションの終わりには、ちゃんと観客席を見渡して、みんなに手を振るつもりだよ。そうした応援の力は、自分にとって大きな後押しになるし、もっと頑張ろうって気持ちにさせてくれる。シーズン最初から、イタリアのファンからのサポートはすごく感じていたけど、今週末はそれがさらに強くなっている。本当に感謝してる。だからこそ、彼らのためにも、チームのためにも、そして自分のためにも、いい結果を残せたら最高だね。

  • F1エミリア・ロマーニャGP:木曜ドライバー記者会見 Part.1

    F1エミリア・ロマーニャGP:木曜ドライバー記者会見 Part.1

    F1エミリア・ロマーニャGPの開幕を前に行われた木曜記者会見(パート1)には、フランコ・コラピント(アルピーヌ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)の3名が登壇。今季途中から復帰したコラピントは「まずは基本を大切にしたい」と落ち着いた姿勢を見せ、チームとの歩みを重視する姿勢を強調した。一方、マクラーレンで4勝を挙げて波に乗るピアストリは「勝てる準備は整っているが慢心はない」と語り、イモラでは再び厳しい戦いになると予想。ストロールはチームの開発停滞に課題を感じつつも、相性の良いイモラでの巻き返しに期待を寄せた。

    Q:フランコ、まずはあなたから。F1に戻ってきたね。もう一度レースに出られること、どれくらい楽しみにしてる?

    フランコ・コラピント: すごく楽しみだよ。すべてがまた新しく感じられるし、ゼロからのスタートっていう感じかな。去年の最後の9戦を走ったあとにシートを離れることになったのは、自分の望んでいた形じゃなかったけど、振り返っていろいろ考える時間にはなったし、学びも多かった。戻ってこられて本当にうれしいよ。もちろん、こういうかたちで他のドライバーの代わりに出るのは望ましい状況じゃないけど、F1ってそういうもので、自分でタイミングを選べるわけじゃないからね。今はこのチャンスをしっかり活かして、できる限りのことをするつもりだよ。

    Q:準備はどうだった?この10日間くらいはどんなふうに過ごしてた?

    コラピント: 実は直前の数日間だけじゃなくて、その前からもいろんな準備をしてたんだ。サーキットにはいなかったけど、チームのためにシミュレーターでたくさん作業をしてた。レース週末中もマシンの開発に関わっていて、そこでマシンのことやチームが使っているツール、セッティングについて学べたのは大きかったね。別のチームから来た身としては、いろいろと違いがあって、その切り替えにはこういう準備がすごく役立った。そして、出場が決まってからは本格的にシミュレーターで集中的に取り組んでた。レース週末は久しぶりだから少し感覚が鈍ってるかもしれないけど、それもすぐに戻ると思ってる。

    Q:F1マシンを最後にドライブしたのはいつ?TPCの走行とか、それともアブダビ以来?

    コラピント: 発表の翌日にザントフォールトで走ったんだ。みんなが現地に入る1日前だったと思う。観客もけっこう多くて、いわゆるプライベートテストって感じじゃなかったね。

    Q:首の状態はどうだった?

    コラピント: 悪くはなかったよ。ただ、身体がまだ少し慣れてない部分があって、最初はちょっと大変だった。でも慣れるのに時間がかかるだけだし、問題ないと思ってる。イモラはフィジカル的にけっこう厳しいコースだから、モンツァみたいな楽なスタートではないけど、イタリアでのレースっていうのはうれしいね。ここにもモンツァにもいい思い出があるから、この週末が本当に楽しみだよ。

    Q:じゃあ今週末の目標は?

    コラピント: まずは自分のことに集中することかな。まだマシンに乗ってもいないから、明確な目標を立てるのは難しい。でも、少しずつ進んでいけば、いいところまで持っていけると思うよ。

    Q:ありがとう、フランコ。じゃあ次はランス。あなたはここイモラで過去3回連続でポイントを獲得しているし、F3時代はここで無敵だった。イモラでの強さの秘密を教えてくれる?

    ランス・ストロール: うん、なんかこのサーキットは昔から好きなんだ。すごくキャラクターのあるコースで、オールドスクールな雰囲気もあるし、走ってて楽しい。ここでのレースはいつも楽しみにしてるよ。

    Q:今シーズンについて聞かせて。開幕2戦はポイントを取れてたし、マイアミのスプリントもまずまずだったけど、ここ数戦はちょっと厳しい展開が続いてるよね。今のマシンにはどんな課題があると思う?

    ストロール: とにかくもっと速さが必要だと思う。マイアミでポイントを取れたのは良かったけど、あれも雨が降ったりしてちょっとした巡り合わせがあったからね。今のままだと、純粋な速さだけで毎戦ポイントを取るのは難しい。マシン全体のパフォーマンスを上げる必要があると思ってるし、常に改善に取り組んでるよ。

    Q:パフォーマンスって言っても、去年のマシンと比べてどう?

    ストロール: 去年のマシンとそこまで大きくは変わってないと思う。ただ、十分な前進ができてない。ほとんど同じっていう感じ。ラップタイムを上積みできてないし、開発が止まってる状態だと、他のチームにどんどん追い抜かれてしまう。今の僕らはまさにそんな状況にあると思う。

    Q:じゃあ、今年のマシンは去年よりも運転が難しい?

    ストロール: 別に難しくはないよ。去年と同じ感じ。でも、さっきも言ったけど、開発でラップタイムをしっかり稼げてないと、自然にポジションは下がっていく。それが今の僕らの課題だね。

    Q:問題っていうのは、サーキットごとの相性も関係してる?イモラでは期待していいのかな?ここは得意なコースだし。

    ストロール: もちろん、コースによって向き不向きはある。でも今年に入ってからいろんなタイプのサーキットを走ってきたけど、どこでも特別に良かったっていうレースはなかった。だから、今週末もどうなるかはやってみないと分からないね。

    Q:ありがとう。じゃあオスカー、君に移ろうか。昨日はイモラに来る前にブリジゲッラに立ち寄って、「ロレンツォ・バンディーニ賞」を受賞してたね。その体験について教えてくれる?

    オスカー・ピアストリ: すごく特別な経験だったよ。ああいう形での1日は、たぶんこれから先もそう何度もあることじゃないと思う。賞をもらえたこと自体もちろん光栄だったけど、それ以上に、すごく情熱的なイタリアのファンに会えたのが印象的だった。僕は赤いチームのドライバーじゃないのに、それでもたくさんの人たちが来てくれてて驚いたよ。あと、自分の遠い親戚にも会えたんだ。僕の名字のルーツとなる地域の人たちと会えたのは、本当に感慨深かった。イタリアのリッチャーナ・ナルディって街の名誉市民にもなったし。すごく特別な1日だった。これでまた「ホームレース」がひとつ増えたね、って感じ(笑)。

    Q:じゃあ話をレースに戻そう。開幕から6戦で4勝。今の流れ、本当に楽しんでるんじゃない?

    ピアストリ: うん、これで楽しくないなんて言ったら嘘になるよね。4勝できてるっていうのは素晴らしいスタートだし、コース上で結果を出せてるのはすごくうれしい。でも、個人的にもっと嬉しいのは、その結果を出すまでのチームの努力や準備が報われているって実感できるところかな。時々は運とか状況に助けられて勝つこともあるけど、今は「速いマシンがあって、自分自身もしっかり走れてるから勝ててる」って感覚があるんだ。それがすごく満足感につながってる。もちろん、表彰台の上に立てるのも楽しいけど、それ以上に、それまでのプロセスに手応えを感じてる。

    Q:マイアミGPの日曜には、2位以下のマクラーレン以外の最上位と37秒差があった。なぜあんなに差がついたと思う?今季初めて、本当の力を解放できた感じ?

    ピアストリ: 似たようなことはメルボルンの雨の中でもあったけど、マイアミはかなり前から楽しみにしてたサーキットだったんだ。気温が高くなることも予想されてたし、今季ここまでの経験から、そういうコンディションは僕らに有利に働きそうだと思ってた。実際、マイアミの日曜日はまさにそんな展開になったと思う。ただ、あれが毎戦続くとは思ってない。もちろん、そうなれば最高だけど、あの日の条件やサーキット特性が僕らにぴったりだったってことだと思う。

    Q:じゃあ、イモラでも同じような結果が期待できる?

    ピアストリ: 正直、それはまだ分からない。今週末はタイヤがすごく柔らかいコンパウンドだから、それが助けになるかもしれない。でも、気温はマイアミよりずっと低いし、コースも全然違う。イモラはバンピーで、全体的にスピード域も高い。だからマイアミほどの差はつかないんじゃないかな。実際、予選ではかなり競争が激しかったし、僕らの前に出てくるチームもあった。だから、今週末もうまくやらなきゃいけない。ちょっとでもミスすれば、あっという間に負ける相手がたくさんいるからね。

    メディアからの質問

    Q:フランコ、おかえりなさい。今回、まずは5戦限定での起用と発表されていますが、その理由を説明してもらえますか?あと、シーズン後半までシートを確保するために、チームからどんな目標や期待を伝えられていますか?

    コラピント: ドライバーとしては、まず目の前の1戦1戦をしっかりやっていくだけだと思ってる。正直、まだこのクルマのこともよく分かってないし、これから新しいことがたくさん出てくる。まずは基本をしっかり押さえて、その上で結果がついてくればいいかなと。今のF1って、各チームのパフォーマンスが本当に拮抗してて、しかもサーキットによって状況が変わる。FP1やFP2を走っただけじゃ、どの位置にいるのかもまだはっきり見えてこないしね。チームと一緒に取り組んでいく中で、一番の目標はマシンのパフォーマンスを上げていくこと。しっかり働いて、クルマを速くするのが最優先。そのうえで、この5戦のあとにどうなるかはまたその時に考えることになると思う。

    Q:オスカーへ。すでに今シーズン4勝していますが、このままタイトル争いを突き進んでいける手応えはありますか?

    ピアストリ: うん、今のクルマとチームのパフォーマンスを見ても、これからもレースで勝ち続けられるだけの力はあると思ってる。実際、いろんなサーキットで戦ってきて、それぞれの週末でライバルとの接戦もあったし、毎回マイアミみたいになるとは思ってない。マイアミの金曜と土曜は、日曜ほどの強さは見せられてなかったしね。でも、今は自分でも良い走りができてる感覚があるし、チームもクルマを最大限に活かせるようにサポートしてくれてる。クルマ自体も明らかに速いから、このまま良いシーズンになる可能性は高い。ただ、今の時点ではタイトルのことをあまり意識しすぎずに、とにかく1戦1戦、勝てるレースを取りにいくだけかな。

    Q:オスカー、他のお二人もよければ答えてください。FIAが暴言に対するペナルティを見直しましたね。レース出場停止の規定が撤廃されて、罰金額も半額になりました。この変更についてどう思いますか?FIAが意見を聞いてくれたと感じていますか?

    ピアストリ: 変化があったということ自体は良いことだと思う。細かく見ていくと、今回のルール変更ではスチュワードの裁量がかなり広くなっていて、個別の状況をしっかり判断できるようになってる。これはすごく大事なことだと思う。そもそもFIAとしては、レースオフィシャルへの侮辱を防ぐというのが主な目的で、それ自体は正当な理由だと思うんだ。ただ、その中で他のケースまで一括りにしてしまって、ちょっと厳しすぎる印象があったのも事実。今回の見直しでは、僕たちドライバーの声もちゃんと届いたんじゃないかなと思うし、方向性としてはいい変化だと感じてる。

    ストロール: オスカーが言ったとおりだと思う。全部その通り。

    コラピント: うん、僕も同感だよ。ちゃんと話を聞いてくれてる感じがあるね。このルールはもうしばらく前から議論されてきたものだから。

    Q:今のマクラーレンは“倒すべきチーム”と見られていて、君がランキング上でも結果でもチームメイトのランドより前にいます。こうした状況がチーム内の力関係に影響を与えると思いますか?

    オスカー・ピアストリ: そんなに大きな影響はないと思ってる。もちろん、最終的にシーズンを通して上に立つことが重要なのは確かだけど、今の段階では、僕自身としては結果が自信に繋がってるところが大きい。もし他チームとのバトルになった時には、順位が前の方がピット戦略や優先権でも有利になる部分はあるよね。でもチームの雰囲気や考え方は変わらないと思う。マクラーレンとしては他チームに勝つのが第一で、そのうえで僕らドライバー同士も切磋琢磨していくっていう関係は今後も続くと思う。

    Q:3人全員に質問です。今、イモラはF1カレンダーから外れる可能性があると言われています。このコースがなくなってしまうとしたら、どんな気持ちになりますか?

    ストロール: 僕はここが好きだから、なくなるのは残念だね。歴史あるコースで、走っていて楽しい場所のひとつ。失いたくないサーキットだよ。でも今はF1のカレンダーが25戦もあって、世界中のいろんな国が開催したがってるから、全部を維持するのは難しいのも分かってる。それでも、イモラには残ってほしいな。

    コラピント: 僕もイモラが大好きだよ。イタリアも大好きだし、思い出もたくさんある。初めてF1に出たのがモンツァだったけど、今回の復帰もまたイタリアで、今度はイモラ。アルピーヌで初レースっていうのも、すごく意味があるよね。F1の歴史と深く結びついてる場所だし、ドライバーとしてもすごく走りがいのあるコース。オールドスクールな部分が残ってて、特定のコーナーなんかはほんとに特別。とにかく、この週末をしっかり楽しんで、イモラがカレンダーに残ってくれるといいなと思ってる。

    ピアストリ: 僕にとっても、すごく良いコースだと思う。まだ1回しかレースしたことないけど、お気に入りの部類に入るね。今、1つの国で2レースやるのは、世界中からこれだけ開催希望がある中ではちょっと難しいかもしれない。でも、イタリアの場合はもう1つがモンツァでしょ?あそこを外すってなったら…暴動が起きるかも(笑)。だからモンツァは外せない。だからこそ、歴史のあるこういったサーキットをどう残していくかは、慎重に考える必要があると思う。たしかにオーバーテイクが難しいとか、レースとして完璧じゃないかもしれないけど、F1マシンを全力で走らせるって意味ではトップクラスのサーキットだよ。

    Q:フランコに質問です。去年はシーズン後半に出てすぐ降ろされてしまって、理想的な展開ではなかったよね。ただ去年のデビュー戦もすごく速かった。今回は何かアプローチを変えた?それとも去年の経験をどう活かしてる?

    コラピント: 正直、そんなに新しい状況って感じではないかな。自分の中では、前より落ち着いてると思う。去年は初めてF1のレース週末に参加して、全部が初めてで、かなり舞い上がってた部分もあった。今は違う。まだ6戦しか差がないし、そこまで大きなハンディは感じてない。去年はF1の経験ゼロで、モンツァの前に300キロしか走ってなくて、ほんとにぶっつけ本番だったけど、今年はすでにレース経験もあるし、準備もできてる。気持ちの持ち方が変わったというか、「F1に出られる!」っていう夢の達成だけじゃなくて、「ここからチームと一緒に戦っていこう」っていう意識になってる。結果を出して、ポイント圏内で安定して戦っていくのが目標だよ。

    Q:フランコ、君はアルゼンチン出身だけど、フランスのチームと一緒に働くのはどう?ウィリアムズとの違いは感じる?

    フランコ・コラピント: 正直、すごくいい環境だと思ってる。ルノーとアルピーヌってF1の中でも歴史あるブランドだし、自分のキャリアの中でもすごく大きなステップだと思ってる。ワールドカップのあとなんかは、ちょっとした冗談のやり取りもあるけど(笑)、それはどっちかというとフランス人のほうが気にしてるかも。アルゼンチン側は全然大丈夫。こっちは勝ったからね(笑)。でも、実際の現場は本当に良い雰囲気で、エンジニアやメカニックともすごく良い関係が築けてる。みんなすごくサポートしてくれるし、居心地もすごくいい。もちろん新しい顔ぶれ、新しい名前、新しいシステムとか慣れることも多いけど、しっかり適応していけると思ってる。

    Q:またフランコに質問です。他のドライバーたちに話を聞いたら、今回ジャックが降ろされたことについて「厳しすぎる」という声が多くて、君に与えられた5戦というのも短すぎるんじゃないかと。最初に“5戦だけ”って聞いたとき、どう思った?また、5戦しかないと無理して空回りする可能性もあると思うけど、どうバランスを取っていく?

    コラピント: それは、実際に走ってみないと分からない部分もあるかな。でも、今の自分としては、すごく良いチャンスがもらえたと思ってるし、F1に戻ってこられたこと自体がうれしいんだよね。だから、「5戦しかない」っていうふうには考えてなくて、とにかく走れることに集中してる。もちろん、さっきカルロス(サインツ)が「新しいマシンに慣れるのに10戦くらいは必要だ」って言ってたけど、僕の場合はF1のキャリア全体でも9戦しか走ってないわけで、正直、5戦じゃ足りないよね。でもそれが現実だから、あるものを最大限に活かすだけ。楽しんで、チームのためにできるだけのことをしたい。

    Q:オスカーに質問です。君はジャック・ドゥーハンと同じ育成アカデミーにいたけど、彼の今回の件についてどう感じてる?あと、マクラーレンでF1に入った頃の自分と比べて、ジャックには十分なサポートがなかったようにも見えるけど、その点どう思う?

    ピアストリ: 正直、難しい状況だよね。F1のキャリアとしては、ジャックは本当に短い期間だったと思うし、厳しい判断だったと思う。でも、フランコが代わりに5戦という条件で戻ってくるっていうのも、簡単な状況じゃないよね。ジャック自身は、F1ドライバーになったっていうことだけでも誇りに思えるはずだし、その事実は誰にも奪えない。今後のことは僕がとやかく言えることじゃないけど、本人がどう乗り越えるかにかかってると思う。

    Q:またオスカーに。マイアミのあと、マクラーレンのタイヤに関する“水冷説”なんかが出てたけど、疑惑について読んだり聞いたりした時、どう感じた?それについて何か言いたいことはある?

    ピアストリ: 実は、あんまり気にしてなかったから、ちゃんと読んでもいないんだよね。正直なところ、「じゃあ次はウォータースライダーにフィギュアでも流しておこうか?」って冗談言いたくなるくらい(笑)。もう全部クリアになってるし、何も問題ないって思ってたよ。だから「どうぞご自由に」って感じ。

    Q:またオスカーに。さっき「今年はすごくいい走りができてる」と話してたけど、何か準備の仕方を変えたの?去年からステップアップできた要因ってある?あと、F1のタイトル争いって、下のカテゴリーのタイトル争いとは何が違う?

    ピアストリ: 準備そのものはそんなに大きくは変えてないかな。シーズンが終わる頃になると、毎年「次はどこを改善しようか」って考えるよね。そういう意味で、どうやって効率よく準備するかってところを見直したくらい。たとえば、シミュレーターで50周する代わりに60周するとか、1時間多く作業するとか、そういう単純な話じゃなくて、もうちょっと質の話。経験を積めば積むほど、集中すべきことが自然と分かってくるし、それが準備の質にもつながってると思う。だから、「これが変わった!」っていう明確なひとつの要素はないけど、全体として少しずつ積み上げてきた結果かな。

    Q:フランコに質問です。去年のデビューは本当に突然だったけど、今年はアルゼンチン中が「今すぐフランコを走らせろ!」って騒いでた感じだったね。この数か月間の注目のされ方、どう受け止めてる?SNSとか含めて楽しめた?それともあまり気にしないようにしてた?

    コラピント: 去年の方が正直すごかったかもしれない。アルゼンチン、そしてラテンアメリカのファンって、とにかく情熱的でエネルギッシュで、すごく熱く応援してくれる。その気持ちは本当にありがたいんだけど、一方でF1って他のドライバーたちもいるし、ファンとしてもそこはリスペクトを持って接してほしいなって思ってる。去年のときにその辺の対処はある程度経験してるから、今年はそんなに動じてない。いまはもうレースに集中してるし、SNSも特に見てないよ。走ることに集中してる。

    Q:最後にもうひとつフランコへ。去年はデビュー時点で「翌年のシートがない」と分かっていたけど、今年は2025年以降につながる可能性もある。そういう意味で、今回の方がプレッシャーは大きい?それとも違う気持ちで臨めてる?

    コラピント: 去年はほんとにすべてが初めてで、情報も多すぎて消化しきれなかった。今は、シーズン6戦分の経験差があるだけで、そこまで離れてる感じはしない。もちろん、6戦分の進化やタイヤの感触の変化を自分はまだ体験してないけど、去年とは比べものにならないくらい落ち着いてるよ。あのときはテストもほとんどしてなかったし、モンツァの前に300キロしか走ってなかった。だから、あのときの方がよっぽどプレッシャーが大きかった。今回はもう少し余裕があるし、経験が助けになってくれると思ってる。だから早くマシンに乗りたいね。