投稿者: dbcheck

  • 2026年F1ベルギーGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)

    2026年F1ベルギーGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)

    2026年F1第10戦ベルギーGPは、7月17日(金)からスパ・フランコルシャンで開催される。初日にフリー走行1回目(FP1)とフリー走行2回目(FP2)、2日目にフリー走行3回目(FP3)と予選、最終日の7月19日(日)に決勝レースが行われる。

    舞台となるスパ・フランコルシャンは、ベルギーのアルデンヌ地方に位置するF1屈指の伝統サーキットである。全長7.004kmを誇る現行カレンダー最長のコースであり、オー・ルージュからラディオンを駆け上がる区間や、ケメル・ストレートなどが大きな特徴となっている。

    高低差の激しい高速レイアウトは、ドライバーの技量だけでなく、パワーユニットの性能、空力効率、タイヤマネジメントを総合的に試す。長いストレートでは最高速が重要となる一方、中高速コーナーでは十分なダウンフォースも求められるため、各チームはマシンセッティングで難しい妥協を迫られる。

    2026年シーズン第10戦となるベルギーGPでは、前戦イギリスGPで今季初優勝を飾ったシャルル・ルクレールが勢いを維持できるかが注目される。フェラーリはシルバーストンで予想以上の競争力を発揮しており、高速区間の多いスパでもメルセデスに挑めるかが焦点となる。

    ドライバーズランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリと、25ポイント差で追うジョージ・ラッセルによるメルセデス勢のタイトル争いも重要な見どころとなる。長いストレートとエネルギーマネジメントが重視されるスパは、メルセデスの2026年型マシン「W17」に適したコースとみられており、両者が直接優勝を争う展開も予想される。

    イギリスGPで2位を獲得したラッセルにとっては、アントネッリとの差をさらに縮める絶好の機会となる。一方のアントネッリは、シルバーストンでホイールシールドの脱落によって上位争いから後退しただけに、ベルギーでは安定した週末を送り、ランキング首位を守りたいところだ。

    マクラーレンは、高速コースであるスパの特性が2026年型マシン「MCL40」の弱点を浮き彫りにする可能性がある。ドラッグの大きさやストレートスピードの不足が懸念されており、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリには、マシンの性能を最大限に引き出す難しい週末となりそうだ。

    レッドブル・レーシングでは、マックス・フェルスタッペンの去就を巡る憶測が引き続きパドックの注目を集める。イギリスGPではリアウイングのトラブルによってリタイアに終わっており、ベルギーGPでは速さだけでなく信頼性を示すことが求められる。

    スパ・フランコルシャンは「スパ・ウェザー」と呼ばれる変わりやすい天候でも知られている。サーキットの全長が長く、アルデンヌの丘陵地帯に位置することから、コースの一部では雨が降り、別の区間では路面が乾いているという状況も珍しくない。

    ドライコンディションが予想されていても、天候が急変する可能性は常に残されている。タイヤ選択やピットストップの判断が勝敗を大きく左右することも多く、2026年のベルギーGPでも最後まで予測できない展開となる可能性がある。

    2026年F1ベルギーGP スケジュール
    ■ 7月17日(金)
    フリー走行1:20:30~21:30(現地時間:13:30~14:30)
    フリー走行2:24:00~25:00(現地時間:17:00~18:00)

    ■ 7月18日(土)
    フリー走行3:19:30~20:30(現地時間:12:30~13:30)
    予選:23:00~24:00(現地時間:16:00~17:00)

    ■ 7月19日(日)
    決勝:22:00~(現地時間:15:00~)

    フジテレビNEXT 放送スケジュール(生放送)
    ■ 7月17日(金)
    フリー走行1:20:20~22:10
    解説:山本雅史、米家峰起
    実況:塩原恒夫

    フリー走行2:23:50~25:40
    解説:山本雅史、米家峰起
    実況:塩原恒夫

    ■ 7月18日(土)
    フリー走行3:19:20~21:10
    解説:片山右京、川井一仁
    実況:塩原恒夫

    予選:22:50~27:00
    解説:片山右京、川井一仁
    実況:塩原恒夫

    ■ 7月19日(日)
    決勝:21:20~27:00
    解説:片山右京、川井一仁
    実況:塩原恒夫

    FOD 配信スケジュール
    FODでは2026年F1第10戦ベルギーGPをライブ配信する。フリー走行1回目(FP1)、フリー走行2回目(FP2)、フリー走行3回目(FP3)は無料配信の対象となっている。

    ■ 7月17日(金)
    フリー走行1:20:20~(無料配信)
    フリー走行2:23:50~(無料配信)

    ■ 7月18日(土)
    フリー走行3:19:20~(無料配信)
    予選:22:50~

    ■ 7月19日(日)
    決勝:21:20~

    スパ・フランコルシャン
    FORMULA 1 MOËT & CHANDON BELGIAN GRAND PRIX 2026
    2026年F1 ベルギーグランプリ
    サーキット名: スパ・フランコルシャン
    コース全長: 7.004km
    周回数:44
    レースディスタンス:308.052km
    ラップレコード:1分44秒701(セルジオ・ペレス / 2024年)

  • アービッド・リンドブラッド F1デビュー後に運転免許取得へ「もう笑えない」

    アービッド・リンドブラッド F1デビュー後に運転免許取得へ「もう笑えない」

    レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドが、一般道を走るための運転免許取得に向けて初めて実車教習を受けたことを明かした。幼少期からサーキットでレーシングカーを操り、18歳ですでにF1ドライバーとなった一方、公道を運転する免許はまだ取得していない。

    リンドブラッドは学科試験には合格しており、F1のレーススケジュールに空きができたことで教習を開始したという。

    これまでは免許を持っていないことを冗談にしていたが、本人も「もう少し馬鹿げた状況になってきた」と感じているようだ。

    F1マシンは運転できても公道は走れず
    リンドブラッドはレーシングブルズからF1に参戦し、世界最高峰のマシンを高速で操っている。しかし、一般道で自動車を運転するために必要な英国の運転免許は取得していない。

    英国では17歳から自動車運転免許を取得できるが、リンドブラッドは昨季のFIA F2参戦をはじめとするモータースポーツ活動に多くの時間を費やしてきた。18歳の誕生日を迎える前には、F1参戦に必要なスーパーライセンスを取得するため、FIAから特例措置も受けている。

    サーキット上ではF1マシンを運転する資格を認められながら、公道では初心者として教習を受けなければならないという珍しい状況が続いていた。

    リンドブラッドはすでに免許取得の第一段階となる学科試験を通過。レースのない期間を利用し、教習車で一般道を走る実技練習を始めた。

    「最初は面白かったけど今は少し馬鹿げている」
    リンドブラッドは、エッジバストンで行われたイングランド対インドのワンデー国際試合を訪問。試合前にはイングランド代表選手たちと交流し、英国『Sky Sports Cricket』の実況ブースにも出演した。

    そこで、F1での実績を理由に、そのまま運転免許を発行してもらえないのかと冗談交じりに尋ねられると、笑顔で次のように語った。

    「残念ながら、それでは駄目なんだ」

    「免許を持っていないのは少し悲しいね。しばらくの間は面白い話だったけど、今ではもう少し馬鹿げた状況になってきた。だから、ちゃんと取得に向けて動いている」

    「昨日、初めて運転教習を受けた。そろそろ免許を取らないといけないね」

    F1マシンとは異なり、教習では速度制限や周囲の交通状況、標識などを確認しながら公道を走る必要がある。レースで培った運転技術があるとはいえ、一般道では通常の教習課程を修了し、実技試験に合格しなければならない。

    アービッド・リンドブラッド(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    新人ながら4戦連続ポイントを獲得
    免許取得を目指す一方、リンドブラッドはF1で印象的なルーキーシーズンを送っている。

    前戦イギリスGPでは自己最高位タイとなる7位に入り、4戦連続となるポイント獲得を達成した。レーシングブルズのマシンで安定して結果を残し、F1参戦初年度ながら着実に存在感を高めている。

    F2からF1へのステップアップについて、リンドブラッドはコース内外の両面で大きな変化があったと振り返った。

    「本当に最高だ」

    「F2とはまったく違う。コース上でもコース外でも、とても大きなステップアップだったけど、すべてを楽しんでいる」

    「結局のところ、F1に到達することは僕が人生を通してずっと夢見てきたことだ。今年は本当に自分の夢を生きているし、素晴らしい経験になっている」

    リンドブラッドは次戦ベルギーGPが行われるスパ・フランコルシャンに、4戦連続入賞という好調な流れを持って臨む。F1ではすでに結果を残し始めている18歳だが、サーキット外では一般ドライバーとして免許取得を目指す新たな挑戦も始まっている。

  • ジョージ・ラッセル F1王座獲得へ ルクレール流“データ分析”が突破口か

    ジョージ・ラッセル F1王座獲得へ ルクレール流“データ分析”が突破口か

    2026年のF1ドライバーズ選手権でチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリを逆転し、初のタイトル獲得を目指すジョージ・ラッセル。そのためには、シャルル・ルクレールがイギリスGPでルイス・ハミルトンを上回るために舞台裏で行った取り組みが、大きなヒントになるかもしれない。

    ルクレールはシルバーストンの週末序盤こそ苦戦を強いられ、母国レースを迎えたルイス・ハミルトンの陰に隠れる存在だった。

    しかし、膨大な走行データを徹底的に分析してセットアップを見直した結果、一気に流れを引き寄せ、今季初優勝を飾った。同じようにラッセルも、データを活用して課題を克服できるかがタイトル争いの鍵となりそうだ。

    シャルル・ルクレールはイギリスGPの週末序盤、フェラーリSF-26のセットアップに苦戦していた。しかし、その状況を受けてガレージに戻ると、数時間にわたって膨大なデータを分析し、自らセットアップの方向性を見直した。

    その努力はすぐに結果として表れ、予選ではフロントロウを獲得。そして決勝では安定したレース運びを披露し、2026年シーズン初優勝を飾った。

    一方、メルセデスのジョージ・ラッセルは決勝で2位表彰台を獲得したものの、週末を通じた純粋な速さではチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリが上回っていた。アントネッリは決勝終盤にホイールシールドの破損という不運に見舞われるまでは、優勝争いを演じるだけのペースを見せていた。

    F1ジャーナリストのマーク・ヒューズが『The Race』で紹介した分析によると、その差はドライビングスタイルに明確に表れていたという。

    ラッセルは予選でアントネッリよりも早いタイミングでブレーキングを開始する場面が多く、その結果、コーナー進入時の最低速度が低下。立ち上がりでも十分な速度を維持できず、タイムを失っていた。

    データでは、ラッセルはベストラップの11%をブレーキングに費やしたのに対し、アントネッリはわずか9%だった。このわずか2ポイントの差が、1周を通して積み重なり、大きなタイム差につながっていた。

    さらに影響はコーナーだけにとどまらない。

    コーナーで十分な運動エネルギーを維持できないラッセルは、立ち上がり加速でバッテリー出力により大きく依存することになる。そのためストレート終盤では電力を使い切りやすくなり、最高速でも不利になっていた。

    実際、シルバーストンのハンガー・ストレートでは、アントネッリがラッセルより約3mph(約4.8km/h)高い速度を記録。この差は数字だけ見れば小さいものの、ラップタイムでは約0.157秒もの差になって現れたと分析されている。

    こうした違いの背景には、ラッセルがマシンを完全には信頼し切れていないことがあるとみられている。限界域で思い切ってコーナーへ飛び込めないため、安全マージンを取って早めにブレーキングし、その積み重ねがラップ全体のロスにつながっているというわけだ。

    対照的に、ルクレールはデータ分析によって自らのセットアップを煮詰め、マシンへの信頼感を高めることで本来の速さを引き出すことに成功した。イギリスGPで見せた舞台裏の取り組みは、ラッセルにとっても参考になるアプローチと言えるだろう。

    次戦ベルギーGPでは、ランキング首位のアントネッリとの差を縮めたいラッセルと、そのリードをさらに広げたいアントネッリによるタイトル争いが再び注目を集める。ラッセルがルクレールのようにデータ分析を武器に課題を克服できるかが、今後の選手権争いを左右するポイントになりそうだ。

  • ルイス・ハミルトン キム・カーダシアンと密着2ショット 夏のバカンス満喫

    ルイス・ハミルトン キム・カーダシアンと密着2ショット 夏のバカンス満喫

    ルイス・ハミルトンと実業家のキム・カーダシアンが、F1ベルギーGPを前にアメリカで夏のバカンスを過ごす様子が話題となっている。

    キム・カーダシアンがSNSで公開した写真には、2人が寄り添う姿も収められており、交際を公にして以降も控えめな姿勢を貫いてきたカップルの貴重なプライベートショットとして注目を集めている。

    4月に交際を公表した2人は、公の場で関係をアピールすることは少ない。それだけに、今回の投稿で見せた自然なツーショットや「お気に入りの人たち」の一人としてハミルトンを紹介したコメントは、多くのファンの関心を集めている。

    ベルギーGP前のオフを利用してリフレッシュ
    F1は今週末のベルギーGPから戦いを再開するが、その前のオフを利用してハミルトンはキム・カーダシアンとともにリラックスした時間を過ごした。

    キム・カーダシアンは子どもたちとともにアメリカで夏のバカンスを楽しんでおり、湖畔の別荘でハミルトンと合流。家族ぐるみで数日間を過ごした。

    滞在中は湖でのレジャーやトレーニングを楽しんだほか、モトクロスにも挑戦。ハミルトンはキム・カーダシアンの子どもたちや親族を乗せて走行する場面もあり、家族との交流を深める様子が伝えられている。

    SNS投稿で寄り添う2人の姿が話題に
    キム・カーダシアンが公開した写真の中でも特に注目を集めたのが、2枚目に収められたハミルトンとのツーショットだ。

    2人は肩を寄せ合うように並び、自然な笑顔を見せており、投稿にはハミルトンを「お気に入りの人たち」の一人として紹介するコメントも添えられていた。

    交際を公表して以降も、2人はプライベートをあまり公にしない姿勢を続けているため、この投稿はファンにとって貴重な一幕となった。

    交際公表後も変わらぬ慎重なスタンス
    ハミルトンとキム・カーダシアンは2026年4月に交際を公表したが、それ以降はメディアへの露出を控え、関係について積極的に語ることもほとんどない。

    それでも6月のF1モナコGPではキム・カーダシアンが現地でハミルトンを応援する姿が確認され、レース後にはハミルトンが表彰台を獲得したことを祝うSNS投稿にも登場していた。

    今回公開された仲睦まじい写真は、ベルギーGPを前にした束の間のオフを2人で満喫していることをうかがわせる内容となり、ハミルトンがシーズン後半戦へ向けて英気を養う様子としても注目を集めている。

  • メルセデスF1代表が明かすアントネッリ抜擢の舞台裏 9歳から才能を見極め

    メルセデスF1代表が明かすアントネッリ抜擢の舞台裏 9歳から才能を見極め

    2026年のF1でドライバーズランキング首位を走るアンドレア・キミ・アントネッリについて、メルセデスF1代表のトト・ヴォルフが、同選手を育成プログラムへ迎え入れた経緯と、その成長を支えた家族の存在を明かした。

    ヴォルフは、アントネッリがF1デビュー前年から長期的な育成計画のもとで準備を進めてきたことを説明するとともに、父マルコ・アントネッリの存在が現在の成功に大きく貢献していると高く評価した。

    ヴォルフ「2年目に飛躍する計画だった」
    アントネッリは2026年シーズン、ここまで5勝を挙げる活躍を見せ、ポールポジション、スプリント優勝、そしてドライバーズランキング首位など、F1史上最年少記録を次々と更新している。

    その快進撃について、ヴォルフはイタリア紙『La Gazzetta dello Sport』のインタビューで、当初から2年目で本格的な飛躍を遂げることを想定していたと明かした。

    「彼には落ち着いて成長するための1年が必要だと分かっていた。F1は下位カテゴリーとはまったく異なる世界だからだ」

    「マシンへの適応だけでなく、スポンサー対応やメディア対応なども学ばなければならなかった。我々の目標は2年目に大きく成長することだった。そして彼はまさにその通り、高いレベルの走りで素晴らしい結果を残している」

    「正直なところ、今の彼は我々の期待を上回っている。しかし、そこで満足してはいけない」

    ヴォルフは現在の評価に浮かれることなく、さらなる成長が必要だと強調した。

    「誰もが彼を称賛しているが、私はいつも冷静さを保つよう伝えている」

    「アイルトン・セナと比較すべきではない。セナは3度のワールドチャンピオンであり、F1史上最も偉大なドライバーの一人だ。キミはまだ5勝を挙げたばかりなのだから、成長する時間を与えるべきだ」

    才能を見抜いたのは9歳から
    ヴォルフは、アントネッリをメルセデス育成プログラムへ迎え入れるまでの経緯についても詳しく語った。

    「彼が9歳か10歳の頃には、すでにカートで多くのタイトルを獲得していた。我々はその頃から彼を注視していた」

    その後、2019年にアントネッリはメルセデス・ジュニア・チームへ加入。当時から将来のF1ドライバー候補として育成が始まっていたという。

    ヴォルフは、その成長には家族の存在が欠かせなかったと説明した。

    「彼の成功は家族のおかげでもある。父親は元レーシングドライバーであり、AKMとアントネッリ・モータースポーツのオーナーでもある」

    「だからこそ、息子に素晴らしい助言を与えることができたのだ」

    アンドレア・キミ・アントネッリ F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    ハミルトンも依然としてタイトル候補
    一方でヴォルフは、アントネッリのタイトル獲得の可能性を認めながらも、元メルセデスのルイス・ハミルトンを依然として有力なライバルと見ている。

    今季フェラーリへ移籍したハミルトンは、イギリスGP終了時点でランキング3位につけ、首位アントネッリとの差を32ポイントとしている。

    ヴォルフは、ハミルトンの実力を疑ったことは一度もないと断言した。

    「私は彼を疑ったことは一度もない。彼が偉大なチャンピオンであることは分かっている」

    「必要だったのは戦えるマシンだけだった。そしてフェラーリはそれを彼に与えた」

    「今の彼ならレースにも勝てるし、ワールドチャンピオン争いもできる」

    ベルギーGP以降も、メルセデスの若きエースとフェラーリへ移籍した7度の世界王者によるタイトル争いは、2026年シーズン後半戦の大きな見どころとなりそうだ。

  • アルボンが選ぶ史上最高のF1ドライバーはシューマッハ 現役勢よりも上と評価

    アルボンが選ぶ史上最高のF1ドライバーはシューマッハ 現役勢よりも上と評価

    アレクサンダー・アルボンが、歴代最高のF1ドライバーとしてミハエル・シューマッハを選んだ。P1 YouTubeチャンネルの企画で、ワールドカップ方式のトーナメント形式による比較に挑戦し、最後はルイス・ハミルトンとの“7冠対決”を制してシューマッハを頂点に挙げている。

    アルボンはレッドブル時代にマックス・フェルスタッペンとチームメイトを務めたほか、ルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソ、セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンといった世界王者とも同じグリッドで戦ってきた。

    それでも幼少期から憧れ続けたシューマッハへの評価は揺るがなかった。

    シューマッハとハミルトンによる“決勝戦”
    P1 YouTubeチャンネルの企画では、アルボンは歴代の名ドライバーをトーナメント形式で比較。ベスト4にはルイス・ハミルトン、アイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハ、マックス・フェルスタッペンが残った。

    準決勝ではハミルトンをセナより上位に、そしてシューマッハをフェルスタッペンより上位に評価。決勝は7度のワールドチャンピオン同士の対決となり、最終的にシューマッハを史上最高のドライバーに選出した。

    アルボンは幼少期からの憧れについて次のように語っている。

    「僕は本当にミハエルに夢中だった」

    「ミハエルは僕の絶対的なヒーローだった。父が僕の部屋を全部フェラーリ仕様にしてくれたんだ。赤いカーペット、赤い壁、赤い目覚まし時計、赤い枕カバー、赤い掛け布団。全部が赤だった」

    幼少期の憧れが今も変わらない評価に
    アルボンは1996年生まれで、奇しくもその年はシューマッハがフェラーリへ移籍したシーズンだった。その後、2000年から2004年にかけてシューマッハは前人未到となる5年連続タイトルを獲得し、フェラーリ黄金時代を築いた。

    その活躍を見ながら育ったアルボンにとって、シューマッハは特別な存在だったようだ。現役ではフェルスタッペンとチームを組み、ハミルトンとも直接対戦してきた経験があるにもかかわらず、全盛期のシューマッハは現在のグリッドの誰よりも優れているとの評価を下した。

    ハミルトンへの予想は2026年に的中
    一方でアルボンは、ハミルトンについても高く評価している。

    2025年の苦戦を経て迎えた2026年シーズン開幕前、アルボンはレギュレーション変更によって最も恩恵を受けるドライバーがハミルトンになると予想していた。

    その見立ては現実となり、ハミルトンは開幕から好調を維持。第9戦終了時点でドライバーズランキング3位につけ、首位のアンドレア・キミ・アントネッリとの差は32ポイントとなっている。

    シューマッハを史上最高としながらも、ハミルトンの復活も高く評価する――アルボンのランキングは、自身の対戦経験と幼少期からの憧れ、その両方が反映された興味深い内容となった。

    【関連】
    ・デイモン・ヒル ミハエル・シューマッハを「密告した」1994年F1騒動を告白

  • 角田裕毅の名前がインディカー公式に登場 ディクソン後継候補の“サプライズ案”

    角田裕毅の名前がインディカー公式に登場 ディクソン後継候補の“サプライズ案”

    インディカー公式サイトの企画記事で、2027年シーズンのチップ・ガナッシ・レーシングのドライバーラインアップを予想する中、角田裕毅の名前が“サプライズ候補”として挙がった。

    これは移籍情報ではなく、編集部による「もしスコット・ディクソンがチームを離れたら誰が9号車を引き継ぐのか」という予想企画の一環だが、ホンダとのつながりを背景に角田裕毅の名前がインディカー公式で言及されたことが注目を集めている。

    4人の編集部員による後継予想
    今回の企画は、6度のシリーズチャンピオンであるスコット・ディクソンが2027年からアロー・マクラーレンへ移籍するとの報道を受け、「空席となるチップ・ガナッシ・レーシングの9号車を誰が引き継ぐのか」をテーマに、インディカー公式の4人の編集部員がそれぞれ予想を披露したもの。

    カート・キャビン氏とアーニ・スリベン氏はマーカス・アームストロングを本命に挙げ、エリック・スミス氏はデイル・コイン・レーシングで好成績を残しているデニス・ハウガーを推した。

    一方で、ポール・ケリー氏だけは「現在インディカーに参戦していないドライバー」という視点から、意外な候補を挙げている。

    ホンダとの関係から角田裕毅の名前
    ケリー氏は、チップ・ガナッシ・レーシングとホンダの強固な関係に触れたうえで、こう予想している。

    「ホンダとチップ・ガナッシ・レーシングの深い関係を考えれば、そのドライバーは、すでにマイヤー・シャンク・レーシングでテスト経験のある太田格之進のような存在かもしれない。あるいは、現在レッドブル・レーシングのテスト兼リザーブドライバーを務める元F1ドライバーの角田裕毅という可能性もある」

    角田裕毅を本命候補として報じたものではないが、「ホンダ系ドライバー」という文脈で太田格之進と並んで名前が挙げられた形だ。

    ガナッシの大胆な起用実績も理由に
    ケリー氏は、チップ・ガナッシ・レーシングがこれまでも大胆なドライバー起用で成功を収めてきた歴史にも言及している。

    1996年にはインディカー未経験だったアレックス・ザナルディを起用して2年連続シリーズ王者に導き、スコット・ディクソンやアレックス・パロウも、それぞれシリーズでの経験が浅い段階でチーム入りし、その後タイトルを獲得した。

    そうした実績を踏まえ、「次世代のエース候補を思い切って起用する可能性もある」との考えから、サプライズ候補として角田裕毅の名前を挙げたというわけだ。

    今回の企画はあくまで編集部員による予想であり、角田裕毅のインディカー転向やチップ・ガナッシ・レーシング入りを示す具体的な情報があるわけではない。それでも、インディカー公式サイトでホンダとのつながりを背景に角田裕毅の名前が自然に候補として挙げられたことは、北米でもその存在が認識されていることを示す興味深い一幕と言えそうだ。

  • フェラーリF1代表バスールの意外な素顔 トト・ヴォルフが結婚式の珍事件を暴露

    フェラーリF1代表バスールの意外な素顔 トト・ヴォルフが結婚式の珍事件を暴露

    フェラーリF1代表のフレデリック・バスールの半生を描いた伝記『En Piste』がフランスで発売され、メルセデスF1代表トト・ヴォルフが明かした意外なエピソードが話題を呼んでいる。

    サーキットではライバルとして激しく競い合う2人だが、25年以上にわたる深い友情を築いており、その関係を象徴する思い出として、ヴォルフは自身の結婚式で起きた“珍事件”を紹介した。

    フレデリック・バスールの伝記がフランスで発売
    7月初旬、フランスではモータースポーツ専門誌『AutoHebdo』の記者ジャン=ミシェル・デヌーが執筆したフレデリック・バスールの伝記『En Piste』が発売された。

    同書では、バスールのモータースポーツ界での歩みを振り返るとともに、トト・ヴォルフ、ローラン・メキース、シャルル・ルクレール、ジェローム・ダンブロシオら、長年彼を知る関係者の証言を交えながら、多くの舞台裏や秘話が紹介されている。

    トト・ヴォルフ「ライバルであり親友」
    バスールとヴォルフは現在、それぞれフェラーリとメルセデスを率いるライバル同士だ。最近もF1のコストキャップを巡って舌戦を繰り広げたばかりだが、その一方で25年以上に及ぶ友情でも知られている。

    本書の序文を担当したヴォルフは、バスールについて「ライバルであると同時に、パドックで最高の友人の一人」と表現している。

    「時には口論したこともあったが、ほとんどの場合は一緒に笑っていた。互いへの敬意と友情は、年月を重ねるごとに強くなっていった」

    結婚式で起きた“プラスチックの花事件”
    ヴォルフは、自身と妻スージー・ヴォルフの結婚式で起きた忘れられない出来事も明かしている。

    式はイタリア・カプリ島で行われ、バスールも招待客として出席していた。

    ヴォルフは次のように振り返っている。

    「フレッドは長年にわたり、旅仲間であり、トレーニング仲間であり、ルームメイトであり、そしてカプリで行ったスージーとの結婚式にも出席してくれた」

    「その日、彼は一日の中でも最も忘れられない瞬間を演出してくれた。ワインを何杯か飲んだあと、『テーブルを飾っている花を食べるのは良い考えだ』と思ったらしいんだ。ただ残念なことに、それがプラスチック製だったことを忘れていたんだよ」

    パドックの外でも続く友情
    現在はフェラーリとメルセデスを率いるライバル同士として激しく競い合うバスールとヴォルフだが、このエピソードはサーキットを離れた場所では気心の知れた親友同士であることを物語っている。

    コストキャップを巡る議論などで対立する場面があっても、25年以上にわたって育まれた友情は変わらず続いているようだ。

  • アストンマーティン・ホンダF1 コストキャップがアップグレード計画に制約

    アストンマーティン・ホンダF1 コストキャップがアップグレード計画に制約

    アストンマーティンF1は2026年シーズン前半を苦しい戦いで終えようとしている。9戦を終えても大規模アップグレードを投入していない唯一のチームとなり、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールは下位争いを強いられている。

    しかし、チームはハンガリーGPで投入予定の「AMR26 B」と、続くオランダGPでのホンダ製パワーユニットアップグレードによって巻き返しを狙っている。一方で、その開発計画にはF1のコストキャップ(予算上限)が大きく影響していることを、マイク・クラックが明かした。

    コストキャップがアップグレード計画を左右
    アストンマーティンF1のサーキット責任者マイク・クラックは、シルバーストンでチーム内部ではすでにコストキャップを巡る議論が始まっていることを認めた。

    2026年型マシンはシャシーコンセプトの方向性を誤ったとされ、シーズン序盤から競争力不足に苦しんでいる。それでも、開発を無制限に続けられるわけではない。

    クラックは予算上限制度をスーパーでの買い物に例えて説明した。

    「スーパーへ行って100ユーロを持っているなら、使えるのは100ユーロだけだ。100ユーロを使い切れば、それ以上は使えない」

    さらに、クラッシュによる予期せぬ出費も考慮しなければならないと語った。

    「忘れてはいけないのは、クラッシュが起こる可能性があることだ。そのため、その100ユーロの中から一定の余裕を賢く残しておく必要がある。開発費とレース運営費のバランスを常に取らなければならない」

    現在のシルバーストン工場では、空力パーツそのものの性能だけでなく、製造コストを下げることも重要な課題になっているという。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    反撃の鍵はハンガリーGPとオランダGP
    アストンマーティンは今後2戦を今季最大の勝負どころと位置付けている。

    まずハンガリーGPでは、大幅改良版となる「AMR26 B」を投入予定。その後のオランダGPではホンダ製パワーユニットのアップグレードも予定されており、中団グループへの浮上を目指す。

    クラックは次のように期待を示した。

    「ハンガリーでは大きなアップグレードが投入される。そしてオランダではエンジンのアップグレードもある」

    もっとも、その先の開発については予算次第だという。

    「今後については様子を見る必要がある。コストキャップについて多少の議論もあるので、その後に何ができるか見極めなければならない。ただ、これが最後のアップデートになるとは思っていない」

    さらにクラックは、コストキャップ制度そのものへの不満は口にしなかった。

    「これは受け入れたルールだ。その中でベストを尽くすしかない」

    アストンマーティンはハンガリーGPで投入するAMR26 B、そしてオランダGPでのホンダ製PUアップグレードによって今季初めて本格的な反撃に打って出る。ただし、その後の開発継続はコストキャップとの兼ね合いに左右される可能性が高く、限られた予算の中でどこまで競争力を引き上げられるかが、2026年シーズン後半戦の最大の焦点となりそうだ。

  • アイルトン・セナの美学を現代風に再解釈 ニューエラが新コレクション発売

    アイルトン・セナの美学を現代風に再解釈 ニューエラが新コレクション発売

    ニューエラは、アイルトン・セナのライフスタイルやファッションに着想を得た新コレクションを発表した。セナの世界観を継承する「Senna」ブランドとのコラボレーションで実現したもので、モータースポーツの象徴的なデザインとストリートファッションを融合させたキャップコレクションとなっている。

    コレクションは7月下旬から販売開始予定で、ニューエラ公式サイトおよび一部販売店で展開される。

    セナがレースだけでなくファッションアイコンとしても高く評価され続けている点に着目し、その美学を現代的なデザインへと落とし込んだ。

    アイルトン・セナのスタイルを現代に再解釈
    ニューエラは、世界最大級のヘッドウェアブランドとして知られ、今回「Senna」ブランドとの新たなコラボレーションを実施した。

    「Senna」ブランドは、アイルトン・セナのレースでの功績だけでなく、その価値観や精神性を商品や体験、ストーリーを通じて伝えることを目的として展開されている。

    今回のコレクションでは、セナを象徴するアイテムの一つであるブルーのキャップを現代風にアレンジ。モータースポーツの世界観を取り入れながら、日常のファッションにも取り入れやすいデザインを目指した。

    5つの人気モデルをベースに展開
    新コレクションでは、ニューエラを代表する以下のモデルをベースにラインアップを構成している。

    ■ 59FIFTY
    ■ 950 Split Panel
    ■ 9FORTY A-Frame Snapback
    ■ 9FORTY M-Crown
    ■ 9FORTY A-Frame

    カラーはイエロー、ネイビー、レッド、ブラック、オフホワイトを中心に構成され、セナのキャリアやモータースポーツをイメージした配色を採用。刺繍や異素材のバイザー、コントラストの効いたパネルなど、スポーティさとファッション性を両立させるディテールが盛り込まれている。

    59FIFTYは存在感のあるクラシックなシルエット、9FORTYシリーズは日常使いしやすいデザインとし、セナのファンだけでなく、ストリートファッションを楽しむ層にも訴求する内容となっている。

    前作比約85%増の展開規模
    ニューエラによると、今回のコレクションは前回のSennaコラボと比較して約85%多い展開規模を予定している。

    スポーツカルチャーとブラジルらしさ、そしてファッション性を兼ね備えたコレクションへの需要が高まっていることが、その背景にあるという。

    ニューエラ・ブラジルのCEOを務めるギリェルメ・ノゲイラは次のように語った。

    「Sennaとのパートナーシップは、スタイルとオーセンティシティを共有する2つの世界が自然に結び付いたものです。今回はアイルトン・セナをサーキットの英雄としてだけではなく、世代を超えてファッションにも影響を与える文化的・美的アイコンとして表現したいと考えました」

    また、Senna Brandsのマーケティングディレクター、アナ・シモンエスは次のようにコメントしている。

    「Sennaブランドは、サーキットの内外を問わず、人々が最高の自分を目指すきっかけを提供するために存在しています。近年では、モータースポーツでの功績だけでなく、ファッションアイコンとしてアイルトン・セナを知る人も増えています。ニューエラとのコラボレーションは、その流れを反映し、オーセンティシティとブランドの理念を一つひとつの商品に込めています」

    コレクションは7月下旬より販売開始予定で、価格は279.90~349.90ブラジルレアルに設定されている。

    今回のコラボレーションは、アイルトン・セナを伝説的F1ドライバーとしてだけでなく、現在も影響力を持ち続けるファッションアイコンとして再評価する取り組みとなっており、モータースポーツファンとストリートカルチャー双方に向けたコレクションとして展開される。