シャルル・ルクレール F1スペインGP出場へ追加検査「念には念を入れたい」

シャルル・ルクレール F1スペインGP出場へ追加検査「念には念を入れたい」

シャルル・ルクレールは、2026年F1イタリアGPで喫した大クラッシュを受け、次戦スペインGPへの出場許可を得る前に追加のメディカルチェックを受けることを明らかにした。

フェラーリのルクレールは、決勝2周目にオスカー・ピアストリと表彰台圏内を争っていた際、最終コーナーでマシンのリアを失ってクラッシュ。衝撃は約60Gに達し、バリアの修復が必要となったためレースは赤旗中断となった。

約60Gの衝撃 一時は右目の視界に問題
ルクレールはクラッシュ後、自力でマシンを降り、大きな負傷は確認されなかった。しかし、その直後には右目の視界に問題があったことを明かしている。

「大丈夫だったよ」

「最初は少し視界に問題があった。右目があまりよく見えていなかったんだ」

「でも、今はもうすべて大丈夫だ。マシンを降りたときに一番心配していたのはそこだった」

「その後は、あちこちに少し痛みがあると思うけど、クラッシュの後なら普通のことだ」

ルクレールは今後数日間に追加の検査を受け、スペインGPに出場できる状態であることを確認する必要があるという。

「まず、僕の方でまだ受けなければならない追加の検査がいくつかある。おそらく今夜と明日に受けることになると思う。スペインGPに向けて完全に問題がないことを確認するためだ」

「大丈夫なはずだけど、念には念を入れた方がいいからね」

シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)

クラッシュ原因にも言及「マシンが正常ではないと感じた」
事故は53周の決勝の2周目に発生した。ルクレールはピアストリと表彰台を争っていたが、最終コーナーで突然コントロールを失った。

ルクレールはクラッシュについて、マシンの挙動に異常を感じていたと説明している。

「マシンが完全に正常な状態ではないように感じた。アクセルを戻したんだけど、そのときにもかなりパワーが残っているような感じがあって、それでマシンを失った」

フェラーリにとってホームレースとなったF1イタリアGPは、期待とは裏腹に厳しい週末となった。チームはモンツァにアップデート版パワーユニットを投入しており、大きな結果が期待されていた。

さらに決勝スタート直後には、ルクレールとチームメイトのルイス・ハミルトンが接近。1周目の第1シケインで両者が並び、ターン2出口でハミルトンがグラベルへ押し出される形となった。4番グリッドからスタートしたハミルトンは、この一件で10番手まで順位を落とした。

次戦スペインGPでの復調を目指す
ホームで結果を残せなかったことについて、ルクレールは強い失望を認めながらも、すでに次戦へ気持ちを切り替えている。

「すごくフラストレーションが溜まる。でも、もう起きてしまったことだからね。結果を変えることはできない」

「だから前を向くしかない。スペインGPではうまく立て直せることを願っている」

現時点でルクレール自身は次戦出場に大きな問題はないとの見通しを示している。ただし、約60Gという大きな衝撃を受け、一時的に右目の視界にも異常があったことから、追加検査を経てコンディションを慎重に確認したうえでスペインGPに臨むことになる。