2026年F1第14戦スペインGPで、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.に3グリッド降格ペナルティが科された。
サインツJr.はマドリンクで行われた土曜日の予選Q1で、アタックラップ中だったキャデラックのバルテリ・ボッタスを妨害したとスチュワードに判断された。サインツJr.は予選17番手、ボッタスは20番手に終わり、ともにQ2進出を逃していた。
ターン7でボッタスを妨害
問題となったのはQ1終盤のターン7での場面だった。スチュワードは予選後、サインツJr.とボッタスの双方から事情を聴取し、オンボード映像やデータを確認した。
スチュワードは、ウィリアムズが55号車のサインツJr.に対し、77号車のボッタスがアタックラップで接近していることを伝えておらず、サインツJr.も接近するマシンに道を譲るための行動を取らなかったと指摘した。
そのうえで「55号車が77号車を不必要に妨害した」と結論づけ、サインツJr.に3グリッド降格ペナルティを科した。
これにより、予選17番手だったサインツJr.は、日曜日に57周で争われる初開催のF1スペインGP決勝でグリッド降格処分を受けることになった。

サインツJr.「ピットウォールから何の連絡もなかった」
サインツJr.はペナルティ決定前、Q1敗退について、複数の問題が重なったセッションだったと振り返っていた。
「それほどクリーンなセッションではなかった。2つか3つ問題があって、最終的にQ2へ進むために必要だった、おそらく0.005秒を失った」
「ストレートで少しパフォーマンスが足りなかったことも組み合わさっていた。あのラップを見返すと、コンマ数秒というところだった」
さらに、最後のアタックに早めに出たことに加え、ボッタスを妨害したことにも言及した。
「最後のランにかなり早く出たこともあったし、バルテリを妨害してしまった。今聞いたところでは、ピットウォールから何の連絡もないまま彼を妨害してしまったようだ」
「僕たちにとって最もクリーンなセッションではなかった。それでもかなりいいラップは走れたけど、残念ながらQ2へ進むには十分ではなかった」
母国スペインで迎えた初開催のマドリンクで、サインツJr.は予選Q1敗退に加えてグリッド降格という厳しい結果を背負って決勝に臨むことになった。
