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  • フェラーリ、革新的な実験車輌『FXX-K Evo』を発表

    フェラーリ、革新的な実験車輌『FXX-K Evo』を発表

    フェラーリは10月29日(日)、フィナーリ・モンディアーリにおいて、サーキット走行限定の実験車輌 XXシリーズの最新モデル、新型FXX-K Evoをワールドプレミアした。

    次世代プロダクションモデルの研究・開発プログラムにおいて、積極的かつ重要な役割を果たすことに特化して開発されたXX車輌は、革新と妥協のないパフォーマンスの代名詞となっている。この最新モデルの登場によって、2005年に始まったXXプログラムも、さらなる飛躍を遂げる。

    FXXおよび599XXのEvo仕様と同様に、フェラーリ FXX-K Evoにも、フォーミュラ1をはじめ、GT3、GTE、そして自らの名を冠したワンメイク選手権専用のChallenge車輌など、フェラーリが様々なサーキットレースで培ってきた革新的なコンセプトが惜しみなく注がれている。

    これまでのXX車輌の例に漏れず、レース由来の、サーキット専用の技術が導入されているFXX-K Evoは、ロード・ユースモデルとして登録することはできない。加えて、専用プログラム以外、あらゆるレースのホモロゲ―ションも取得できない。

    これまでのXXシリーズ車輌の任務を引き継ぐこの新モデルも、クローズド・ホイール実験車輌のドライビングを通じて、Cavallino Rampante(跳ね馬)の技術者とともにフェラーリの革新的な技術開発に関わることを強く望まれる、ごく限られたスーパーカー・エンスージアストの方々に向けて開発されたモデル。

    開発段階において、デザイナー達はFXX-K Evoの軽量化の追求から始めて、広範囲にわたる様々な側面に取り組んだ。フェラーリのフォーミュラ1での経験をベースとした革新的なカーボンファイバーコンポーネントの製造技術を導入することで、固定式リアウイングをはじめとした新デバイスを装備したにもかかわらず、現行FXX-Kよりも軽量に仕上げることに成功している。

    FXX-K Evoには、フェラーリの技術者がフェラーリ・スタイリング・センターのデザイナーと共同で開発した最新のエアロダイナミック・パッケージが採用されており、フェラーリのサーキット専用スーパーカーがここまでに成し遂げてきた最先端技術による高いパフォーマンスのさらなる向上を果たしている。

    1年にわたり、綿密なCFD(流体解析)シミュレーションとウィンドトンネル実験を重ねた結果、FXX-K Evoのエアロダイナミクス性能は、GT3およびGTEレース車輌に極めて近いダウンフォース値を獲得した。これによって優れたコーナリング性能と安定性、そしてエキサイティングなドライビングプレジャーをもたらす。

    FXX-K Evoのダウンフォース係数は従来比で23% 向上している。これは、ベースとなるロードゴーイングカー比で75% 増に匹敵する。速度200Km/hで発生する。ダウンフォースは640kg、最高速度域では830kgを超える。

    FXX-K Evoのダウンフォースレベルを引き上げたのは、リアに装備したツインプロファイル(2枚翼)の固定ウイング。この新デバイスは、アクティブ・リアスポイラーとシームレスに効果を発揮するよう開発されている。実際、この2つのダウンフォース・ジェネレーション・システムによって発生するダウンフォースフィールドは、お互いをサポートし、増強し合っている。モバイル・スポイラーの制御ユニットとその可動範囲を緻密に解析・設定することで、ダウンフォースとドラッグの最適化を図っている。

    ツインプロファイル・リアウイングは、ボディ両端のサイドフィンとセンターフィンで支持されている。センターフィンは、2つの役割を担っている。ひとつは、ヨー角が小さい時のスタビリティを確保するバーチカルフィン。もうひとつは、3枚のデルタ・ボーテックスジェネレーターのステー。

    このボーテックスジェネレーターは、ラジエーターからボンネットに抜ける排熱気流よって発生する乱流を整え、ウイングへ理想的な気流を流す。同時にここでダウンウォッシュ(吹き降ろし)を生成して、ツインプロファイル・ウイングで発生するダウンフォース量を増加させる。このようなリアのシステム・デバイスによって、ダウンフォース量は10% 増加している。

    リアバンパーのデザインも、新しい気流構造に合わせて改良された。リア・ホイールアーチ後方のバイパス・エアベントは拡大され、ホイールからの後流を確実に引き抜くことで、このエリアの乱流を効果的に処理する。これにより、リアディフューザーへの気流を保護し、ロスを削減することで5% のダウンフォース増を達成した。

    リア・ダウンフォースの大幅な増加に合わせて、フロントエリアもバンパーおよびアンダーボディのデザインを再構築して車輌全体のダウンフォースを最適化した。

    フロントバンパーの側面は、ヘッドライト下のエリアを深く内側にえぐったフォルムに変更し、ここに垂直ターニングベーンを備えた2つのフリック(フィン)と、フロントホイール前方の追加エアインテークを装備した。このシステムがフロントのダウンフォースを強化する(FXX-K比で10% 増)。2016年に導入されたレギュレーションにより、GTレースでは水平フリックと垂直ダイブプレーンの気流管理システムの相互作用に関して広範囲にわたる開発が可能となりました。この技術のノウハウを生かして、フロントエリアのエアロダイナミクス効率の最適化が図られた。

    アンダートレーにボーテックスジェネレーターを装備することで、グラウンドエフェクトも強化された。これはリア・システムとフロントアンダーボディによって発生する加速度向上に効果を発揮させるデバイスで、ダウンフォースはFXX-Kよりも30%増加した。

    パフォーマンスの向上に伴い、FXX-K Evoには新型フロントブレーキ・エアインテークが装備されている。ただし、ドラッグの増加を避けるため、開口部の幅を広げることなく効率的になるよう吸気系全体の見直しが図られている。サスペンションも、新しいエアロダイナミクス効率に合わせてセッティングを変更している。

    レーシングカーを彷彿とさせるキャビンを特徴づけているのは、プロダクションモデルとはコンセプトが異なるステアリングホイール。これは、FXX-K Evoが達成した圧倒的にパワフルなパフォーマンスレベルに見事にマッチしている。フォーミュラ1由来のパドルシフトを装備した新型ステアリングホイールにはKERSマネッティーノが設けられ、より操作しやすく、システムおよび全体的な人間工学的な面での向上を図っている。

    コックピット右側のリア・ビデオカメラ・スクリーンも大型の6.5インチ仕様となった。ここにはより明確かつパフォーマンスに直結するデータおよび車輌状況など、最新バージョンのテレメトリーシステムのデータが表示される。ドライバーは、多彩なスクリーン・オプションを選択することで、KERSの状態、計測タイムなどを確認できる。

    5,000kmに及ぶ開発テスト、そして15,000kmの信頼性テストを経て、FXX-K Evoは2018/2019シーズンのXXプログラムでの主力となる。このシーズンは、3月から10月までの間に、サーキット走行が9回予定されている。さらにXX車輌は、毎年レースシーズン終了後に開催されるフェラーリの伝統となった権威あるイベント、フィナーリ・モンディアーリにも参加する予定となっている。

    主要諸元
    HY-KERS システム
    総合最高出力:1050 cv
    総合最大トルク: 900 Nm 以上
    ICE* – 最高出力: 860 cv @9,200 rpm
    最高許容エンジン回転数:9,400 rpm
    ICE – 最大トルク: 750 Nm @6,500 rpm
    電気モーター出力: 140 Kw (190 cv)

    ICE
    タイプ: V12, 65°
    ボア & ストローク: 94 x 75.2 mm
    総排気量:6,262 cm3
    圧縮比: 13.5:1
    比出力: 137 cv/l

    サイズ & 重量
    全高: 1,116 mm
    ホイールべース: 2,665 mm
    前後重量配分:41:59(フロント:リア)

    ギアボックス
    F1 デュアルクラッチ・トランスミッション 7速

    サスペンション
    フロント:ダブルウィッシュボーン
    リア: マルチリンク
    タイヤ:(ピレリP Zero スリック+センサー)
    フロント:285/650 – R19 x10½
    リア: 345/725 – R20x13
    カーボンセラミック・ブレーキ (ブレンボ)
    フロント:398 x 223 x 36 mm
    リア: 380 x 253 x 34 mm

    電子制御システム
    ESC: スタビリティ・コントロール
    高性能ABS/EBD: 高性能アンチロック・ブレーキ/電子ブレーキ・ディストリビューション
    EF1-Trac:F1 トラクションコントロール統合およびハイブリッドシステム装備
    E-Diff 3:第3世代電子デファレンシャル
    SCM-E Frs:ツインソレノイド(Al-Niチューブ)装備の磁性流体ダンパー・システム
    エアロダイナミクス:アクティブ
    *ラム圧効果含む(電気 & ICE)

  • レクサス、フラッグシップコンセプトカー「LS+ Concept」を世界初公開

    レクサス、フラッグシップコンセプトカー「LS+ Concept」を世界初公開

    レクサスは、実用化を見据えた自動運転技術を提案するコンセプトカー「LS+ Concept」を第45回東京モーターショー2017において世界初公開した。また、LEXUSのスポーツモデル“F”誕生10周年を記念して限定販売するRC F・GS Fの特別仕様車もあわせて発表した。

    LEXUSは交通事故死傷者ゼロを目標とし、「統合安全コンセプト」に基づく先進技術を積極的に投入し、それらの普及を図ってきた。

    また、安全でスムーズな移動体験と運転の愉しさを全ての人に提供することを目的として、最先端の自動運転技術開発に取り組み、2020年代前半には一般道での自動運転を実現する「Urban Teammate」を実用化することを目指す。

    LS+ Conceptの主な特長
    LS+ Conceptは、フラッグシップセダン「LS」の将来像を示唆し、最先端技術を搭載したコンセプトカー。先進的かつ威厳のあるデザイン、2020年の実用化を見据えた自動運転技術の搭載など、LEXUSの先見性を象徴するモデルとして開発された。

    LEXUSフラッグシップセダン「LS」の将来像をイメージした先進的で威厳のあるデザイン
    ・将来のLSを示唆するコンセプトカーとして、LEXUSのデザインフィロソフィー「L-finesse」に基づいた次世代デザインの方向性を示すとともに、フラッグシップとしての威厳ある表情を創出。また、大型グリルシャッターにより冷却性能と空力性能を両立させ、より大胆に進化したスピンドルグリルのほか、一部の光源にレーザーを用いた灯火類や電子アウターミラーなどにより、LEXUSならではの先見性も表現している。

    LEXUS LS+ Conceptレクサス LS+ コンセプト

    実用化を見据えた最先端の自動運転技術
    ・自動運転技術で全ての人が、安全、スムーズ、自由に移動できることを追求。具体的には、2020年の実用化を見据えた自動運転技術「Highway Teammate」を採用し、自動車専用道路において入口ランプウェイから出口ランプウェイまで自動走行することを可能としている。実際の交通状況に応じて車載システムが適切に、認知・判断・操作することにより、自動車専用道路での合流、レーンチェンジ、車線・車間維持、分流などを実現した。
    ・クルマとデータセンターを通信でつなぎ、ソフトウェアを更新することで機能の追加を図るほか、道路や周辺データなどのビックデータを用いて学習させた人工知能(AI)により、高性能な自動運転を実現し、ともに成長する新しい時代の愛車像を提案する。

    “F”10周年記念特別仕様車の主な特長
    LEXUSのスポーツモデル“F”は2007年に「IS F」を発売して以降、「走りを楽しみたい人なら誰でも、運転スキルに関係なく笑顔になれるスポーツカー」を開発テーマとし、LEXUSのスポーツイメージをけん引してきた。“F”誕生10周年を記念した今回発表の特別仕様車は、操縦安定性を向上するパフォーマンスダンパーや、軽量チタンマフラーを特別装備し、“F”の持ち味である走行性能を一層高めているほか、外装部品にCFRPを採用することで、スポーティなイメージを強調している。また、外板色をマットグレーとし、内装色は“F”のシンボルカラーであるヒートブルーをアクセントとした特別色とするなど、個性を際立たせている。

    レクサス FC Fレクサス GS F

    2018年春頃に全国のレクサス販売店を通じてRC F・GS Fの特別仕様車を台数限定で発売する予定。

    第45回東京モーターショー2017は、10月25日(水)から11月5日(日)までの12日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される。

  • レクサス、新型「LS」を発売

    レクサス、新型「LS」を発売

    レクサスは、フラッグシップセダン「LS」を、全国のレクサス店を通じて10月19日に発売した。新型LSの価格は9,800,000円~16,800,000円(消費税込み)。

    5代目となる新型LSは、1989年に発売され、高級車の新たな基準となった初代モデル以来継承されている、滑らかでパワフルな走りや圧倒的な静粛性・快適性など、LSのDNAはそのままに、セダンとして十分な居住性を確保しながら、斬新なクーペシルエットを両立したスタイリング、エモーショナルな走り、数々の先進技術により、LEXUSの象徴として大きな変革を果たした。

    LSの主な特長
    GA-Lプラットフォームにより実現した走りを予感させる斬新なクーペシルエット
    ・ GA-Lプラットフォームにより、低く構えたスタイリングを実現し、大径タイヤの採用により力強い存在感を創出。これまでの4ドアセダンとは一線を画す斬新なクーペシルエットを創りだすため、6ライトキャビンデザインを採用し、フロントからリヤまで抜けるシャープな構成から、フェンダーがダイナミックに突き出す造形とした。また、ドアフレームとガラスの段差を少なくした面一のフラッシュサーフェスウインドウを採用し、より滑らかで美しいボディラインを実現
    ・ フロントは、低いフードと抑揚あるフェンダーにより立体的な造形としたほか、精緻且つ迫力のあるスピンドルグリルとその切り返しに呼応したバンパー形状でスタンスの良い構えとし、フラッグシップとして威厳のある表情を演出
    ・ リヤは、サイドから回り込む連続性のある造形とし、伸びやかさを表現。また、リヤコンビネーションランプを中心とし、全体にスピンドル形状のテーマを採用することで重心の低さとワイド感を強調
    ・ ボディカラーには、LEXUS独自の塗装技術ソニックをさらに進化させ、金属を削り出したような印象を与える「マンガンラスター」、鮮やかさと深みのある陰影を両立した「ソニックアゲート」の2色を新たに開発し、全13色を設定
    ・ “F SPORT”はグリルメッシュとサイドグリルにこれまでの縦基調のメッシュを継承して発展させたブランド統一の新しいFメッシュパターンを採用。漆黒メッキのグリルフレームに加え、新意匠のダークプレミアムメタリック塗装の20インチアルミホイールとともに、よりスポーティでアグレッシブなデザインとした

    レクサス 新型LS新型LS

    運転に集中できるコクピットと
    フラッグシップセダンにふさわしいくつろぎの空間が融合したインテリア

    空間デザイン
    ・ 前席空間は、上部にメータフードから流れるように助手席まで伸びる繊細なレジスターを採用するなど、広がり感のある構成とし、下部は厚みがありシートとの一体感を感じるコンソール・アームレストにより、心地よい安心感を創出。上下で異なる構成とすることで、広がり感と安心感を両立した空間とした。また、ドライバーを中心とした姿勢変化や視線移動の少ない操作系レイアウトにより、運転に集中できるコクピットを実現
    ・ 後席空間は、人を包み込む連続性のある空間を目指し、ドアトリムやシートバックがシームレスにつながる構成とした。また、クラストップレベルのレッグスペースによる開放感と、フロントシートと同様に厚みのあるソフトなコンソール・アームレストでくつろぎの空間を提供

    匠の技と先進技術の融合
    ・ ドアトリムの加飾には、日本の匠の技を活かし、天然杢にアート性を付加したアートウッドやL字型のプリーツ状の折り目を手作業でつけたハンドプリーツ、強化ガラスに加工を施し、繊細な造形を実現した切子調カットガラスなど、日本の美意識を基に、伝統技術と最新の生産技術が融合した独創的なインテリアを実現
    ・ 職人技による細心の作りこみで仕上げられた表皮巻きのステアリングやシフトノブなどで、深みのあるエレガントな仕立てとした。また、行燈にインスピレーションを受けたアンビエントイルミネーションによる柔らかな間接光により、広がりと趣のある空間演出とした

    Lexus LS

    新開発V型6気筒3.5Lツインターボエンジン搭載など、
    新技術によるエモーショナルかつ優雅な走り

    LSのDNAである静粛性と快適性を継承するとともに、エモーショナルな走りを実現するため、操舵応答性、操縦安定性、気持ちの良い運転操作のリズム、加速時の心地よいサウンドを追求。具体的には、LEXUS FRラインナップの基礎となるGA-Lプラットフォームの採用に加え、高い出力と優れた環境性能を両立した新開発のV型6気筒3.5LツインターボエンジンとV型6気筒3.5Lマルチステージハイブリッドシステムをフラッグシップセダンにふさわしいパワートレーンとして選択した。

    V型6気筒3.5Lツインターボエンジン
    ・ LEXUS初のV型6気筒3.5Lツインターボエンジンを採用し、圧倒的な静粛性とフラットなトルク特性を活かした爽快な加速フィーリングを両立。また、理想的なボア×ストローク比としたほか、吸気効率の向上や燃焼室内の気流強化により高速燃焼を実現。さらに、高効率ツインターボチャージャーとの組み合わせによる世界トップレベルの熱効率で高い出力と燃費性能を実現
    ・ Direct-Shift 10ATは、世界トップレベルの変速スピードによるリズミカルな変速やドライバーの操作から意図を読み取り最適なギヤを選択する制御により、アクセル操作に即応するダイレクトで気持ちの良い走りを提供

    V型6気筒3.5Lマルチステージハイブリッドシステム
    ・ マルチステージハイブリッドシステムは、LC500hで新開発した、LEXUSのハイブリッドシステムに有段ギヤを組み合わせた独自の機構。高回転化したV型6気筒3.5Lエンジンと走行用モーター両方の出力を制御することで、低速から力強い駆動力を生み出しパワフルな走りを実現。加えて、低速域から高速域まで、システム効率の高い動作点を選択し、EV走行領域も拡大することで、エモーショナルな走りと燃費性能に優れた快適なクルージング走行を両立
    ・ 10段変速制御により、あらゆる走行シーンにおいて、ドライバーの意図に忠実なエンジン回転数の変化や応答性の良いモーターアシストを可能とし、アクセル操作に連動したダイレクトな加速フィーリングを実現。エンジン回転と加速感がマッチした、伸びやかで滑らかな走りを生み出す新しいハイブリッドシステムとした

    GA-Lプラットフォーム
    ・ GA-Lプラットフォームを基に、慣性諸元を追求。アルミ部材を積極的に採用しながら、エンジンなどの重量物を車両中心近くに配置し、軽量化やセダンとして理想的な重心高、前後重量配分とした。また、ボディはねじり剛性向上などの高剛性化により、優れた操舵応答性、操縦安定性を実現
    ・ GA-Lプラットフォーム用に開発したハイマウントマルチリンクサスペンション(フロント)とマルチリンクサスペンション(リヤ)のブッシュ特性に改良を加えるとともに、新開発したエアサスペンションを採用することで、優れた操縦安定性と上質な乗り心地を実現
    ・ 新ウレタン素材のフードサイレンサー、3層構造のダッシュサイレンサーを採用したほか、吸音材・遮音材の最適配置やフラッシュサーフェスウインドウの採用などにより、LSの静粛性をさらに進化

    “F SPORT”
    ・ “F SPORT”ならではの走行性能を実現するため、VDIMは、VGRS、EPS、DRSを統合制御するレクサスダイナミックハンドリングシステム(LDH)に、アクティブスタビライザーを協調制御させることで、新たに車両のロールや上下運動も含めた統合制御を可能とした。これにより、フラットな車両姿勢と質感の高い乗り心地を実現。あらゆるシーンで優れたステアリングレスポンスと安心感を提供
    ・ 専用の20インチベンチレーテッドディスクブレーキ、20インチランフラットタイヤ&ホイール(前後異サイズ)を採用し、優れた操縦安定性を実現

    LEXUSならではの「おもてなし」を実現する快適装備
    ・ シートには、エアブラダ(空気袋)により背中から大腿部にかけて押圧するリフレッシュ機能を採用。押圧の強さ、パターンを好みに合わせて選択することで心身のリフレッシュに寄与。さらに後席には専用ヒーターを搭載し、局部的に温めることを可能としたことでより心地よいリラクゼーションを提供。また、フロントシートにはドライバーの体格を問わず高いホールド性を確保しながら、長時間座っていても快適であることを目指し、最適なサポート位置をきめ細かく設定できる28Way調整式フロントパワーシートを採用
    ・ リヤシートは、人間工学に基づき、乗降からくつろぎの姿勢まで細かく調整できるオットマン付きの22Way調整式リヤパワーシートを設定。また、従来のスイッチ類をアームレストのタッチパネル式のリヤマルチオペレーションパネルに集約し、オーディオ、エアコン、シート、リラクゼーション、照明を分かりやすいグラフィックにより、直感的な操作を可能とした
    ・ 乗員の体温を検知して空調機能を統合制御するレクサスクライメイトコンシェルジュでは、赤外線人体表面温度センサーを従来のリヤシート(2席)に加えて、フロントシートにも採用し、乗員それぞれにより快適な室内空間を提供
    ・ 電子制御エアサスペンションは、乗降時に最大30mm車高を上昇させる制御により、乗り降りのしやすさをサポート。また、フロントシートには、ドアを開けるとバックルが上昇し、シートベルトを締めるとバックルが下降する前席イージーアクセスバックルを採用し、よりスムーズな乗降を支援
    ・ ナビゲーションシステムは12.3インチワイドディスプレイを採用したほか、クラウドと車載機でのルート探索を融合したハイブリッドナビゲーションシステムを採用。センターでの最新の交通情報を基に、より短時間で到着する最適なルートを車載機へ配信。また、発話内容、状況に応じて車載機とクラウドでの音声認識を自動で使い分け、自然な発話での操作が可能となったハイブリッド音声認識機能や新世代のリモートタッチにより高い操作性を実現
    ・ サウンドシステムは、リアルなヴォーカル再生、豊かで力強い低音再生を実現。さらにオプション設定の新開発マークレビンソンリファレンス3Dサラウンドサウンドシステムは、天井スピーカーを含む23個のスピーカ―によりコンサートホールのような臨場感を実現
    ・ 両手がふさがっている状態でもリヤバンパーの下に足を出し入れすることで開閉が可能なハンズフリーパワートランクリッドのほか、後席に乗員がいない場合、視界確保のためにドライバーのシフト操作に応じてリヤシートをリクライニングさせ、後方視野拡大に寄与する後席自動リクライニング機能を採用し、利便性を向上

    予防安全パッケージ「Lexus Safety System + A」をはじめとする先進の安全技術
    新時代を切り拓くフラッグシップとして、世界トップの安全性を目指して、先進の予防安全技術を惜しみなく投入している。「統合安全コンセプト」に基づいた予防安全パッケージとして実績のある「Lexus Safety System +」でパッケージ化されたプリクラッシュセーフティ(PCS)、レーンディパーチャーアラート(LDA)、レーダークルーズコントロールといった各種機能の性能を向上させるとともに、先進の予防安全技術や、高度運転支援技術「Lexus CoDrive」をパッケージ化している。また、大型ヘッドアップディスプレイやマルチインフォメーションディスプレイによる支援状況の通知で、直感的にわかりやすい支援を実現している。

  • トヨタ、「GR HV SPORTS concept」を初公開

    トヨタ、「GR HV SPORTS concept」を初公開

    トヨタは、スポーツカーと環境技術を融合した新たなクルマの楽しさを提案するコンセプトカー「GR HV SPORTS concept」を東京モーターショー2017で世界初披露する。

    GR HV SPORTS conceptは、TOYOTA GAZOO Racingが世界耐久選手権(WEC)で戦うハイブリッドレーシングマシン「TS050 HYBRID」を想起させるデザイン。トヨタ伝統のオープンスポーツ「トヨタスポーツ800」(通称・ヨタハチ)や、「スープラ」にも設定された「エアロトップ」スタイルを採用する。

    心臓部には「TS050 HYBRID」で鍛えたハイブリッド技術「THS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)」を搭載する。

    GR HV SPORTS concept

    <デザイン>
    ・ピュアスポーツカーとして機能性を徹底的に追求すると同時に、TS050 HYBRIDをイメージさせるLEDヘッドランプや・アルミホイール、リヤディフューザーを採用。トヨタモータースポーツとのつながりを感じさせるデザインとした
    ・力強さと迫力を感じさせるマットブラックをボディカラーに採用

    GR HV SPORTS concept リアビューGR HV SPORTS concept サイドビュー

    <インテリア>
    ・センタークラスターにオートマチックのギアポジションスイッチを配置し、レーシーな雰囲気を演出
    ・プッシュ式のスタートスイッチを開閉式のシフトノブ内に設置し、遊び心を持たせた

    GR HV SPORTS concept インテリア

    <操る楽しさ>
    ・THS-Rによるピュアスポーツカーとしての走りと、エアロトップによるオープンエアの開放感を同時に満喫
    ・ボタンひとつでマニュアルモードへの切り替えが可能で、オートマチック車でありながら6速マニュアル車のような・操作を楽しめるHパターンシフトを採用
    ・ハイブリッドバッテリーを車両中央付近に搭載。重量物である駆動用のバッテリーを中央に搭載することで、スポーツカーとして走りの性能向上にも貢献

    GR HV SPORTS concept シフト周りGR HV SPORTS concept

    第45回東京モーターショー2017は、10月25日(水)から11月5日(日)までの12日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「世界を、ここから動かそう。 BEYOND THE MOTOR」をテーマに開催される。

  • マクラーレン、『ハイパーGT』の開発車両を公開

    マクラーレン、『ハイパーGT』の開発車両を公開

    マクラーレンは、開発中のハイパーカー『ハイパーGT』の開発車両の画像を公開した。

    “BP23”というコードネームで開発が進められているハイパーGTは、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズが製造し、2019年の発売が予定されている。価格はおよそ2億8000万円になると予想されている。

    ハイパーGTは、“マクラーレンF1” へのオマージュとして製造され、3シーター、ディヘドラルドア、ルーフのシュノーケルという際立ったデザインを多く引き継ぐが、後継モデルではなく、新型モデルとして告知されている。

    今回、初公開された開発車両は、マクラーレン 720Sがベースとなっており、フロント中央に配置されたドライバーズシートや、後方確認用にデジタルミラーが装着されていることが確認できる。

    マクラーレン ハイパーGTには、3.8リッター V8ツインターボに電気モーターとバッテリーが接続されたハイブリッド型のパワートレインが搭載され、700bhp以上のパワーを発揮するとされている。

    マクラーレン・ハイパーGTMcLaren Hyper GTマクラーレン BP23

  • トヨタ、新型センチュリーを初公開

    トヨタ、新型センチュリーを初公開

    トヨタは、新型センチュリーを初披露を東京モーターショーで披露する。新型センチュリーは、2018年年央の発売が予定されている。

    3代目となる新型センチュリーは、「匠の技」「高品質のモノづくり」を伝承しつつ、市場ニーズの高い環境性能や搭乗者の快適性を追求したパッケージの実現、センチュリーのヘリテージを継承しつつも新しい魅力を付与した内外装デザイン、ショーファーカーとしてふさわしい先進装備・快適装備の採用などに重点を置き、開発を進めてきた。

    具体的には、V8・5.0Lハイブリッドシステムを新たに搭載し、優れた燃費性能を追求した。また、ホイールベースの拡大・スカッフプレートとフロアの低段差化・ドアの開口高さの拡大を実施するなど、後席優先のパッケージにさらなる磨きをかけた。外装デザインは、グリルなど随所に施した七宝文様や、リヤコンビネーションランプのガーニッシュ部の黒色化など、精緻な華やかさ・落ち着きを表現。内装デザインは、折り上げ天井様式を取り入れ専用織物をあしらい、またリヤシートには電動オットマンを設定するなど座り心地を追求したリフレッシュ機能付アジャスタブルリヤシートを採用し、心地良さと格の高さを実現した。

    新型センチュリー 主な特徴

    「継承と進化」をコンセプトに、日本を代表するショーファーカーとしてふさわしい風格
    <パッケージ>
    ・全長やホイールベース、トレッドの拡大により、伸びやかで重厚感あふれるスタイル
    ・ホイールベース延長分を後席スペースの拡大に充てることで、乗員の膝まわりや足元に十分なゆとりを提供するとともに、スカッフプレートとフロアの低段差化・ドア開口高さの拡大により、優れた乗降性を実現
    新型センチュリー フロントビュー新型センチュリー リアビュー
    <外装デザイン>
    一目でセンチュリーとわかるヘリテージを継承しながら、グリルを中心にランプなど各要素をすっきりまとめ一体感と力強さを付与した、よりシンプルでモダンなフロントビュー
    ・二重構造としたグリルの縦格子の奥側やクリアランスランプに七宝文様を施すなど、精緻な造りこみで華やかさを表現
    ・プロジェクター式ヘッドランプ3灯とLEDアレイAHSを一体化したヘッドランプで、高級セダンらしいはっきりとした表情を演出

    水平基調の姿勢でエレガントさを維持しつつ、やや後ろ下がりのアンダーボディに対して、後席空間を確保したやや後ろ上がりのキャビンを組み合わせることで生まれる、しなやかな動感を表現したサイドビュー
    ・クォーターピラーの傾斜を立てることでキャビンの中心を後ろに感じさせ、ショーファーカーに求められる「後席重視」を外観で表現

    横一文字に配したリヤコンビネーションランプのガーニッシュ部を黒色化することで、洗練された一体感と落ち着きを表現したリヤビュー
    ・リヤコンビネーションランプは、「和の光」をイメージとした線発光する立体的なレンズを採用し、華やかさを付与

    新型センチュリー インパネ新型センチュリー リアシート
    <内装デザイン>
    後席空間に折り上げ天井様式を採用するとともに、伝統的な柄を施すことで、最高級車にふさわしい設えを演出
    ・後席は、高さを揃えた杢柄オーナメントを前席シートバッグやドアトリムショルダーに配すことで、横方向の広がりを強調。シート表皮には、伸縮性に優れ柔らかい触感を持つ100%ウールの本物素材を採用したファブリック仕様と、柔らかな触感の最高級表皮を採用した本革仕様を設定
    ・前席は、後席同様に杢柄を横基調に施すことで広がりを強調するとともに、インストルメントパネル中央部に黒杢加飾をあしらうことで、端正かつ品位ある質感を表現

    無段階に調整可能な電動オットマンや、アジャスタブルリヤシート(リフレッシュ機能付)を採用し、居住性を追求
    ・中央アームレストにタッチ式液晶マルチオペレーショナルパネルを設定し、シートや空調、オーディオの音量など集中操作が可能
    ・ライティングテーブル、読書灯、大型ディスプレイ付リヤシートエンターテインメントシステム、20スピーカープレミアムオーディオなど、ビジネスからプライベートまであらゆるシーンに対応できる快適装備を採用

    トヨタ 新型センチュリー
    乗り込みからクルマを降りるまで、最高のおもてなしを実現する基本性能
    ・専用チューニングを施したサスペンションや高剛性ボディに加え、乗り心地に特化した新開発のタイヤを採用するなど、路面から伝わる振動を抑えることで、走行安定性と上質な乗り心地を両立
    ・エンジンマウント特性の最適化やアクティブノイズコントロールシステムの採用などにより、エンジン起動時の音や振動を抑え、滑らかな発進と室内の圧倒的な静粛性を実現
    ・低燃費・高出力化を実現する直噴技術「D-4S」を採用したV8・5.0L 2UR-FSEエンジンを搭載し、ハイブリッドシステム(THSⅡ)を組み合わせることで、クラストップレベルの低燃費を追求。また、トランスミッションには2段変速式リダクション機構を搭載し、静かで滑らかな走行を実現
    ・衝突回避支援システム「Toyota Safety Sense P」、ブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラートなど、ショーファーカーにふさわしい安全装備を採用

    第45回東京モーターショー2017は、10月25日(水)から11月5日(日)までの12日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「世界を、ここから動かそう。 BEYOND THE MOTOR」をテーマに開催される。

  • トヨタ、新型クラウンのコンセプトモデルを東京モーターショーで初公開

    トヨタ、新型クラウンのコンセプトモデルを東京モーターショーで初公開

    トヨタ自動車は、東京モーターショー2017で新型クラウンのコンセウトモデル「CROWN Concept」を初披露する。新型クラウンは、2018年夏頃に発売を予定している。

    「CROWN Concept」は、「走行性能の追求」と「コネクティッド技術の進化」の両輪で開発したコンセプトモデル。トヨタは、1955年の誕生以来クラウンが積み重ねてきた伝統に加え、将来のモビリティ社会においてクラウンに求められる革新性を融合することで、次世代のクラウンをお客様に提案する。

    CROWN Concept

    「Fun to Drive」を突き詰めた革新的な走行性能
    将来のモビリティ社会においてもクルマを操る楽しさをお客様に提案するため、TNGAに基づきプラットフォームを一新するなどクルマをゼロから開発するとともに、ドイツのニュルブルクリンクでの走行テストを実施。意のままに操れるハンドリング性能に加え、低速域から高速域かつスムーズな路面から荒れた路面など、あらゆる状況において目線のぶれない圧倒的な走行安定性を実現し、ドライバーに“走る歓び”と“安心”を提供する

    コネクティッド技術とそのサービスを本格的に具現化すべく、革新的進化を追求
    ・車載通信機の100%搭載によるIoT社会への対応
    トヨタは、車載通信機をラインアップ車に搭載し普及していくことで取得できるビッグデータを活用し、お客様へ新たな価値を提供していく。また、「CROWN Concept」の市販モデルにも車載通信機を全車標準装備し、展開を図る

    ・「一台で守る安全」から「街全体で守る安全」へ
    トヨタは、自動ブレーキに代表されるクルマ自体の先進技術だけではなく、信号情報やクルマ同士と“つながる”ITS Connectを普及させることで、社会全体で安全を守っていく。また、官民実証実験にも積極的に参加することで、“つながる”技術の早期発展に貢献する

    ・ビッグデータによるカーライフの充実化
    トヨタは、モビリティサービスプラットフォームを活用することで、交通渋滞の情報検出による街の渋滞削減をはじめ社会問題の解決に貢献していく。また、車載通信機を介して取得した車両情報をもとに車両を遠隔で診断し、故障や整備の必要性を予知。コールセンターを活用した迅速かつ適切なサポートを行い、お客様に安心・安全を提供する

    トヨタは、保有後もワクワクし続けてもらえる愛車をご提供したいという思いから、コネクティッドカーならではのリモート技術と、新しいモビリティサービスを使用したカーライフを絶えず進化させていくことを探求し続ける。

    第45回東京モーターショー2017は、10月25日(水)から11月5日(日)までの12日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「世界を、ここから動かそう。 BEYOND THE MOTOR」をテーマに開催される。

    トヨタ 新型クラウンToyota CROWN Concept

  • トヨタ、マツダ、デンソー:電気自動車の新会社を設立

    トヨタ、マツダ、デンソー:電気自動車の新会社を設立

    トヨタ自動車、マツダ、デンソーの3社は、電気自動車の基本構想に関する共同技術開発に向けた契約を締結した。また、電気自動車の共同技術開発を効率的に進めるために新会社『EV C.A. Spirit』を設立し、3社のエンジニアが一堂に会して活動を実施することを決定した。

    近年、温室効果ガス削減に向けて各国・各地域で規制の強化が進み、一定割合の電動車の販売を義務化するといった新たな規制導入の動きがある。

    各種規制にも対応しながら、企業として持続的な成長を続けていくためには、幅広いパワートレーンや技術の開発が必要であり、FCVに加え、電気自動車(以下、EV)も必要な開発領域の1つ。

    一方、EVの普及・販売台数は当面まだ多いとは言えない中、求められるクルマ像は地域やニーズにより多種多様のため、各自動車会社が単独で全ての市場やセグメントをカバーするには膨大な工数、費用、時間が必要になるという課題がある。

    マツダ、デンソーおよびトヨタは、市場動向に柔軟かつ迅速に対応するため、幅広いセグメント、車種をカバーできるEVの基本構想に関する技術を共同で開発することに合意した。軽自動車から乗用車、SUV、小型トラックまでの幅広い車種群をスコープとし、マツダの「一括企画」や「モデルベース開発」、デンソーの「エレクトロニクス技術」、トヨタの「TNGA」など、各社の強みを持ち寄ることで開発手法そのものを見直していく。

    新会社では、主に以下に取り組んでいきます。
    ① ユニットおよび車両についてEVに最適となる性能および機能を規定する特性(コモンアーキテクチャー)を研究
    ② 上記①の特性を実現する各ユニットの搭載および車両としての性能を検証
    ③ ②を通して、車種群として考えた場合の各ユニットおよび各車両の最適構想の検討

    今回の共同技術開発に対して、マツダとトヨタは開発資源を等しく負担すると共に、効率的な開発、および既存生産設備の活用を図ることで、各社がリソーセスをクルマ本来の価値追求に注力し、EVを「コモディティ化」させることなく、それぞれのブランド独自の付加価値あるクルマを追及していく。

    また、今後は他の自動車メーカーやサプライヤーも参画可能なオープンな体制を目指すとしている。

  • トヨタ、スポーツカーシリーズ「GR」を投入

    トヨタ、スポーツカーシリーズ「GR」を投入

    トヨタは、スポーツカーシリーズとして、新たに「GR」を投入すると発表した。

    これまでスポーツコンバージョン車シリーズ「G Sports(通称G’s=ジーズ)」としてスポーツカーの楽しさを提供してきたが、今後は「GR」シリーズに一新して車両ラインアップやパーツ等の新アイテムを充実させるとともに、走ることを通じてクルマを楽しむ文化を育てる取り組みを強化していく。

    「GR」は、“もっといいクルマづくり”を目指すGAZOO Racing Companyが、ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ドイツ)や、全日本ラリーなどのモータースポーツ活動を通じてクルマと人を鍛え、そこで得た知見やノウハウを注ぎ開発した新しいスポーツカーシリーズ。モデル体系としては、エンジン内部にもチューニングを施した数量限定販売の「GRMN」を頂点に、GRMNのエッセンスを注ぎ込んだ量販スポーツモデルの「GR」、ミニバンなどにも設定し、気軽にスポーツドライブを楽しめる「GR SPORT」を設定する。また、カスタマイズを楽しめるアフターパーツ「GR PARTS」も設定。走りの機能を追求するパーツとして、将来的には機能系アイテムも導入する計画である。

    「GR」シリーズの第一弾として、ヴィッツに「GR」と「GR SPORT」を、プリウスPHV、ハリアー、マークX、ヴォクシー、ノアに「GR SPORT」を設定し、全国のトヨタ販売店*を通じて9月19日に発売した。また、今後ヴィッツに「GRMN」、86に「GR」、アクアとプリウスαに「GR SPORT」を追加し、ヴィッツGRMNは2018年春ごろ、86“GR”、アクア“GR SPORT”、プリウスα“GR SPORT”は今冬に発売する予定。

    さらに、「GR」シリーズの投入に合わせ、スポーツカーやモータースポーツを軸に、幅広いお客様にクルマの楽しさを広めることを狙いとしたTOYOTA GAZOO Racingの地域拠点「GR Garage(ジー・アール・ガレージ、以下GRガレージ)」を順次、立ち上げる。「GRコンサルタント」と呼ばれる専任スタッフを配置し、地域のクルマファンが楽しめる活動を実施するなどの基準を満たした販売店と共に、2017年度中にGRガレージ39店舗をオープンさせる計画。

    GRガレージは「町いちばんの楽しいクルマ屋さん」をコンセプトに、「クルマファンがまた来たくなる、ずっと居たくなるお店づくり」、「クルマファンに愛される人づくり(人財育成)」、「クルマファンがもっと走りたくなる場づくり」に取り組み、クルマを楽しむ文化を醸成していく。

    なお、これまで全国に展開してきた「AREA86」については、2018年3月末までに全店を閉店する。

    【GRシリーズの主要装備】
    <デザイン>
    モータースポーツでの「戦闘力」を最大限に引き出すための機能をダイレクトに表現

    [エクステリア]
    ▽走るための機能をストイックに追求した水平/垂直の「Functional MATRIX」グリル(ヴィッツ、プリウスPHV、アクア)
    ▽ホワイト塗装+GRロゴ入りのブレーキキャリパー(ヴィッツ“GR SPORT”を除く)
    ▽専用エンブレム(全車:前後、サイド)

    [インテリア]
    ▽専用スポーティシート(GRロゴ入り)
    ▽ドアトリム、フロントシート等にスポーティさを演出した専用加飾やシルバーステッチ
    ▽GR専用スタートスイッチ(HVはパワースイッチ)

  • フェラーリ、新型モデル『ポルトフィーノ』を発表

    フェラーリ、新型モデル『ポルトフィーノ』を発表

    フェラーリは、新型のコンバーチブル『ポルトフィーノ(Portofino)』を発表した。

    フェラーリ ポルトフィーノの発表は、モデル名と同じ名前の有名なリゾート地で2日間にわたってワールドプレミアが行なわれた。発表の場には、社長のセルジオ・マルキオンネや副社長のピエロ・フェラーリに加え、ドライバーのジャンカルロ・フィジケラとセバスチャン・ベッテルも同席した。

    また、F1チーム「スクーデリア」のマネージメントディレクターとチーム代表を務めるマウリツィオ・アリバベーネも一緒にリグーリア州に到着している。

    フェラーリ ポルトフィーノは、最高出力600 hpのV8エンジンを搭載した新型のコンバーチブル。2日間の発表会に参加したゲストたちは、ポルトフィーノの試乗をする前にそのデザインと多用途性にすぐさま心を奪われてしまった模様。また、マリーナエリアとその有名な広場をフェラーリが初めて独占的に使用したことから、景色の演出効果によって、両日ともにイベントの夜は最高の雰囲気に包まれた。

    ゲストらは、フェラーリ70周年記念モデルのラ・フェラーリ アペルタと対面したサンタ・マルゲリータ・リグレを出発すると、フェリーでポルトフィーノへ向い、そこで海に係留されている海上シアターへと招かれた。

    ポルトフィーノは、まるで手品を見ているかのように、スクリーンの後ろから街を背景にするかたちで現れた。そしてポルトフィーノの岬がレッドに染まると、リグーリアの象徴であるブラウン城には跳ね馬のシンボルが投影された。

    音楽やエンターテイメントが披露された広場でのガラディナーが終わると、ゲストは再び海上のプラットフォームに戻り、DJがフェラーリ ポルトフィーノの傍にいる中で、締めくくりのカクテルを口にしていた。ポルトフィーノはいつまでも鑑賞していられるほどその仕上がりに磨きがかけられた1台。リトラクタブル型式のハードトップなど特別な技術を用いた数多くの装備が、この車をカテゴリーの中で唯一無二の存在にしている。

    Ferrari Portofinoポルトフィーノ