カテゴリー: F1カナダGP

  • 2025年F1 カナダGP 決勝 ハイライト動画:角田裕毅は12位

    2025年F1 カナダGP 決勝 ハイライト動画:角田裕毅は12位

    2025年F1 カナダGP 決勝のハイライト動画。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第10戦 カナダグランプリの決勝レースが行われた。

    メルセデスのジョージ・ラッセルがポール・トゥ・ウィンで今季初勝利を挙げた。終盤にはマクラーレン勢同士の接触によりセーフティカーが導入され、波乱の幕切れとなった。

    ポールポジションからスタートしたラッセルは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンの猛追を受けつつも主導権をキープ。1ストップと2ストップが分かれる戦略バトルの中、ラッセルは冷静にレースをコントロールし、トップでチェッカーを受けた。

    レース後半には上位争いが一気に接近。アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)を追うオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に対し、チームメイトのランド・ノリスがオーバーテイクを仕掛けるも接触。ノリスはコース脇でリタイアとなり、これによりセーフティカーが導入された。

    ラッセルが通算4勝目、2位にフェルスタッペン、3位にF1初表彰台となるアントネッリが入り、メルセデスは1-3フィニッシュ。ピアストリが4位、フェラーリのシャルル・ルクレールが5位、ルイス・ハミルトンが6位に続いた。角田裕毅(レッドブル)は18番手スタートから12位まで挽回し、ポイント圏目前まで迫る走りを見せた。

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  • F1カナダGP:レッドブルの抗議却下でラッセルの優勝確定 SC中騒動に決着

    F1カナダGP:レッドブルの抗議却下でラッセルの優勝確定 SC中騒動に決着

    2025年F1カナダGP後、レッドブルはレース終盤のセーフティカー導入時の一連の出来事に関連して、ジョージ・ラッセルに対する抗議を提出したが、スチュワードはこれを却下した。

    ラッセルはレース終盤、マックス・フェルスタッペンを従えて首位を走行していたが、67周目(全70周)にランド・ノリスがマクラーレンのチームメイトであるオスカー・ピアストリと激しく接触。この事故でノリスはリタイアを余儀なくされ、マシンはコース脇に停止した。

    この接触によりセーフティカーが導入され、マクラーレンの回収作業が行われたが、その間に波紋を呼ぶ出来事が起こった。隊列を先導していたラッセルが、セーフティカー中に急ブレーキをかけたことで、直後を走っていたフェルスタッペンが一瞬前に出てしまったのだ。

    フェルスタッペンはすぐさま無線で「ジョージが突然、攻撃的にブレーキをかけた」とレースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼに報告。これに対してランビアーゼは「了解、異常な運転がなかったか確認する」と応じた。

    一方ラッセルも、レースエンジニアのマーカス・ダドリーに「フェルスタッペンがセーフティカー中に僕を追い越した」と伝えていた。

    数分後、公式映像にその場面が映し出されたことを受けて、ランビアーゼは再びフェルスタッペンに連絡。「そのラッセルとの件、映像に出ている。マックス、かなり明白に見える。駆け引きに引っかかるな」と注意を促した。

    このやり取りは、ラッセルが意図的に急減速することでフェルスタッペンを前に出させ、「セーフティカー中の追い越し」を誘発し、ペナルティによってライバルに不利な状況を作り出そうとしたのではないか、という疑念を呼ぶことになった。

    レース終了後、ラッセルがフェルスタッペンを抑えて今季初勝利を挙げたことを受けて、レッドブルは正式に抗議を提出。訴えの中では「セーフティカー中にラッセルが危険なドライビングを行い、さらにフェルスタッペンが追い越しをしたと主張することで、スポーツマンらしからぬ行為を働いた」と主張された。

    F1公式映像でも繰り返し取り上げられたこのシーンについて、ラッセル、フェルスタッペン、そして両チームの代表者がスチュワードの元に召喚され、詳細なヒアリングが行われた。

    しかし、約6時間にわたる審議の末、スチュワードはレッドブルの主張に根拠がないと判断。「抗議には正当な理由がなく、ペナルティを科すべき事実も存在しない」として抗議は却下され、ラッセルのカナダGP優勝は正式に確定した。

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    ヒアリング後に公開された文書には、レッドブルの主張として「セーフティカー導入中、63号車のドライバーが12コーナーと13コーナーの間のバックストレートで不必要にブレーキをかけ、その結果として63号車の直後を走っていた1号車が63号車を一時的に追い越し、その後63号車が加速したことで再び後方に下がった」と記されていた。

    また、レッドブルは「63号車のドライバーが1号車がセーフティカー中に自分を追い越したと無線で訴えた行為は、『非スポーツ的な意図を示すもの』である」とも主張した。

    これに対し、メルセデス側の反論も提示された。ラッセルは、「タイヤとブレーキの温度を維持するために、セーフティカー導入中に断続的なブレーキングを行うのは一般的であり、予測される行為だ」と説明した。

    ジョージラッセルとマックス・フェルスタッペン 2025年のF1世界選手権 カナダグランプリラッセルとフェルスタッペンは、抗議に関するスチュワードヒアリングに出席した

    また、ラッセルは「今回ブレーキをかけたのには2つの理由があった。第一に、セーフティカーとの間隔を保つため。第二に、ブレーキとタイヤの温度を保つため」と語った。メルセデスはさらに、「63号車のドライバーがチームラジオで発言した内容は、事実を述べただけである」とも主張した。

    FIAを代表して出席したスポーティングディレクターのティム・マリオンは、この出来事について「レースコントロールが監視しており、スチュワードへの報告が必要と判断されるものではなかった」と説明した。

    さらに彼は、「セーフティカー中の断続的なブレーキングは一般的であり、予測される行為である」とし、「10台分の車間距離ルールについても、ブレーキングや加速に一定の寛容さを設けている」と述べた。

    この証拠を考慮したうえで、スチュワードは「ラッセルがブレーキをかけた場所やその程度について、危険な運転を行ったとは認められない」と判断し、「1号車が自分を追い越したと報告した行為についても、非スポーツ的とは認められない」とした。

  • F1カナダGP:ランド・ノリスに5秒加算ペナルティ ピアストリとの接触

    F1カナダGP:ランド・ノリスに5秒加算ペナルティ ピアストリとの接触

    ランド・ノリスは、F1カナダGPの67周目に発生したオスカー・ピアストリとの接触事故の責任があると判断され、5秒のタイムペナルティを受けた。

    このインシデントは、70周のレースの残り4周という段階で、ホームストレート上で発生した。今季初めて本格的にF1ドライバーズ選手権を巡って争う中での両者の接触だった。

    66周目、ノリスはヘアピンで見事なオーバーテイクを決めた。そこから2台はバックストレートで横並びとなり、ピアストリが最終シケインへの進入でポジションを守った。

    そしてホームストレートで再び攻撃に出たノリスは、ピアストリとウォールの間にできた隙間を狙った。しかしその際、ピアストリのマシンMCL39の左リアタイヤに接触。ノリスはその衝撃でウォールにクラッシュし、レースをリタイアした。ピアストリは無傷でレースを続行した。

    ノリスはリタイア扱いとなったものの、レース結果には「完走扱い」として正式に記録されたため、スチュワードはペナルティの裁定に踏み切った。

    調査の結果、スチュワードは以下の声明を発表した。

    「スチュワードは、4号車(ランド・ノリス)および81号車(オスカー・ピアストリ)のドライバー、チーム代表者、そして映像・車載カメラの証拠を基にヒアリングを行った。

    4号車はメインストレート上で81号車をオーバーテイクしようとしていた。左側に移動しようと試みたが、スペースはなかった。4号車のドライバーは『スペースがあるかもしれない』と考えたが、気づくのが遅く、81号車に接触したと述べた。

    4号車はダメージを負ってリタイアとなったが、レース結果には正式に記録された。一方、81号車にはダメージはなかった。

    スチュワードは、今回の接触の責任は4号車のドライバーに完全にあると判断した。

    この接触が即座に明確なスポーティング上の影響をもたらさなかったため、4号車に対してレース後に5秒のタイム加算ペナルティを科すこととした。」

  • F1カナダGP:SC中に追い越しの7人は「警告処分」 アントネッリ初表彰台確定

    F1カナダGP:SC中に追い越しの7人は「警告処分」 アントネッリ初表彰台確定

    2025年F1カナダGPで表彰台を獲得したキミ・アントネッリを含む7人のドライバーが、チェッカーフラッグ後にセーフティカー下で追い越しを行ったとして、いずれも「警告処分」を受けた。

    スチュワードの調査は、レース終盤の67周目に発生したランド・ノリスとオスカー・ピアストリの接触がきっかけだった。マクラーレンの両ドライバーはスタート/フィニッシュストレートで接近戦を展開していたが、ノリスがピアストリのリアに追突してウォールに激突。損傷を負ったマシンはそのまま約100メートル先で停止した。

    このアクシデントによりセーフティカーが導入され、残りの周回はそのままSC先導下でチェッカーフラッグを迎えることになった。

    しかしその間に、アントネッリ(3位)、ピアストリ(4位)、エステバン・オコン、シャルル・ルクレール、カルロス・サインツ、ピエール・ガスリー、ランス・ストロールの7名が、コース上の状況を十分に考慮せずに他車を追い越したとされ、調査対象となった。

    スチュワードはこれに対し、7名全員に対して「警告」を言い渡すにとどめ、ペナルティや順位変動には至らなかった。

    スチュワードの裁定文には次のように記されている。

    「ドライバーは、マシン4(ランド・ノリス)とマシン81(オスカー・ピアストリ)のスタート/フィニッシュストレート上のインシデント後、セーフティカーのシグナルが表示されている状態でチェッカーフラッグ通過後に他車を追い越した」

    「チェッカーフラッグ後の追い越しは異例ではないが、黄旗、セーフティカー、バーチャルセーフティカー手順下では禁止されている」

    「ドライバーたちは事故現場の位置を把握していたかもしれないが、そこにマーシャルや緊急車両が出動していた可能性は否定できず、慎重に行動すべきだった」

    「よって、該当ドライバーに警告処分を下すとともに、すべての競技者に注意を喚起する。今後同様の違反があった場合、より重い処分が科される可能性がある」

    これにより、アントネッリの初表彰台という快挙には影響が及ばず、メルセデスにとってはラッセルの優勝と併せて記憶に残る週末となった。

  • オスカー・ピアストリ F1カナダGPのノリスとの接触は「チームにとって残念」

    オスカー・ピアストリ F1カナダGPのノリスとの接触は「チームにとって残念」

    オスカー・ピアストリは、2025年F1カナダGPでランド・ノリスとのバトルが接触に終わった一件について振り返り、今季ここまで築いてきた安定したチーム内関係にとって初の不運な瞬間だったと語った。マクラーレンにとっても、今季最も苦戦した週末の一つとなった。

    パパイヤカラーのマシンは、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでの初日プラクティスから競争力が鈍り始め、冷えたコンディションの中でメルセデス勢が躍進する一方、リズムを見いだせずにいた。

    予選ではピアストリが3番手、ノリスが7番手と明暗が分かれ、前列に並ぶジョージ・ラッセルとマックス・フェルスタッペンを追うにはピアストリがチームの望みを託された。

    しかし決勝では、1周目にキミ・アントネッリに抜かれた後、ピットストップ戦略が交錯する中でノリスが終盤に追い上げてきた。そして数周にわたる接近戦の末、ノリスが狭い隙間に突っ込もうとした際にピアストリのリアに追突し、ノリスはそのままダメージでリタイアすることとなった。

    「正直まだ映像を見ていないので何とも言えない」とピアストリはレース後に語った。

    「イン側を守っていたところで小さな接触を感じた。現時点で言えるのはそれだけだ」

    「チームにとっては残念な結果だったし、レース自体もそれ以外はあまりうまくいかなかった。全体的にあまり簡単な週末ではなかったと思う」

    「後半のペースはそこまで悪くなかったし、周囲のマシンより速かったとは思うけど、十分な差がなかったから、なかなか順位を上げるのは難しかった」

    「ミディアムタイヤでは少し苦戦したけど、他のマシンがグレイニングに悩み始めたあたりではうちの方が良かった。でも、あと30周くらい長いレースだったらよかったね。学ぶべき点はある」

    オスカー・ピアストリ カナダGP F1 マクラーレンノリスとピアストリはこれまでのラウンドでは常にクリーンなバトルを展開していた

    この日、ピアストリとノリスが初めて激しい直接対決を演じたが、それまでのレースでは常にクリーンなバトルを展開していた。マクラーレンは現在コンストラクターズ選手権の有力候補であり、ドライバー同士の衝突は時間の問題とも見られていた。ノリス自身も週末前に「“もし”ではなく“いつ”起きるかだ」と認めていたほどだった。

    それでもピアストリは、セーフティカー導入下でレースを完走し、4位でフィニッシュ。これはメルボルンの開幕戦以来となる今季初の表彰台圏外の成績だ。

    だがノリスがリタイアしたことで、ピアストリはドライバーズランキングでのリードを10ポイントから22ポイントに拡大した。

    このリザルトをどう捉えるかと問われると、ピアストリはこう答えた。

    「うん、もちろん意味はある。もっといい形で終えたかったのは確かだけど、時には与えられた結果を受け入れるしかない。今回はそういう週末だったと思う」

  • ランド・ノリス F1カナダGPのマクラーレン同士討ちを謝罪「自分がバカだった」

    ランド・ノリス F1カナダGPのマクラーレン同士討ちを謝罪「自分がバカだった」

    ランド・ノリスは、F1カナダGP終盤に起きたチームメイトのオスカー・ピアストリとの接触について謝罪し、自身の「判断ミス」による「バカな」動きだったと非を認めた。

    ノリスはレース終盤、4位争いの中でピアストリを追い詰め、両者のギャップは徐々に縮まっていた。ヘアピンでのオーバーテイクにより一時はノリスが前に出たものの、ピアストリがターン13でポジションを奪い返す展開となった。

    しかし、その後ノリスがストレートで再び抜きにかかった際、25歳のイギリス人ドライバーはブレーキングを遅らせすぎ、ピアストリのマシンに追突してしまった。

    この接触でノリスのマシンはダメージを負い、彼はコース脇にマシンを停めてリタイアを余儀なくされた。一方のピアストリは走行を続け、最終的に4位でチェッカーを受けた。このインシデントによってセーフティカーも導入された。

    2025年F1カナダGP:67周目にマクラーレン同士が接触しノリスがリタイア
    レース後に振り返ったノリスは、この一件について全面的に責任を認め、その瞬間にどう考えていたかを語った。

    「オスカーがもう少し右に寄ると思ったんだ。もちろん、彼が簡単に抜かせてくれるなんて期待してなかったけど、単純に僕の判断ミスだった」と6勝を誇るノリスは説明した。

    「完全に僕のミスだ。全責任は僕にある。だからチーム全員とオスカーに謝りたい。あんな動きをしてしまって申し訳ない」

    「チャンピオン争いをしている以上、仕掛けるしかなかったのでは?」と問われるとノリスはこう答えた。

    「うん、でもヘアピンでの仕掛けみたいに、いいフェアな動きっていうのがある一方で、終盤にやったみたいにバカな行動もある。あれは明らかにバカだった」

    ランド・ノリス カナダGP F1 マクラーレンノリスはクラッシュによってノーポイントでカナダを後にした

    Sky Sports F1のインタビューでは、ノリスはピアストリを追う中で「道を譲ってほしい」と頼んだことは一切なかったと明言。ピアストリはその時メルセデスのキミ・アントネッリ(3位)を追っていた。

    またノリスは、次戦オーストリアGP(6月27~29日)に向けてどのように気持ちを切り替えるかについても聞かれ、次のように答えた。

    「今夜はベッドに入って、みんなに謝って、それから切り替えて進むよ」

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  • レッドブル F1カナダGP勝者ラッセルに抗議 セーフティカー中の挙動を問題視

    レッドブル F1カナダGP勝者ラッセルに抗議 セーフティカー中の挙動を問題視

    F1カナダGPで優勝を飾ったジョージ・ラッセル(メルセデス)に対し、レッドブル・レーシングが正式に抗議を提出した。対象となったのは、終盤のセーフティカー中に発生した“不可解な挙動”と見られている。

    レース終盤、マクラーレン同士の接触(ランド・ノリスとオスカー・ピアストリ)によりセーフティカーが導入された。その際、先頭を走っていたラッセルが突然減速し、2番手のマックス・フェルスタッペンが一瞬前に出る場面が映像に捉えられた。

    レッドブルの抗議はこの場面に関するものとみられるが、現時点で公式な抗議理由は明かされていない。

    フェルスタッペンはこの場面で即座に無線で「ラッセルが突然減速した」と報告。レースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼも「今の件、フィードに映ってる。かなり露骨だ。挑発に乗るな、ありがとう」と注意を促していた。

    このやり取りから、メルセデス側がフェルスタッペンに故意に違反を誘発させようとした“ゲームプレイ”の可能性を示唆しているとも取れる。なお、フェルスタッペンは現在スーパーライセンスポイントの累積が11点に達しており、あと1点で1戦出場停止となる状況だ。

    レース後、レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は「マックスは非常に明確に話していたし、ルールも明確。あとはスチュワード次第だ」と含みを持たせるコメントを残した。

    一方でフェルスタッペン本人は「セーフティカーが遅かったから、みんな速く行くように促してた。ラッセルも急に加速してから減速して、ちょっと混乱があっただけ」と、トーンを和らげている。

    ラッセル、フェルスタッペン、そして両チームの代表者は、モントリオール現地時間17時50分にスチュワードによる聴聞に呼び出されており、抗議の判断はこの場で下される見込みだ。

  • 角田裕毅 F1カナダGP「クルマの感触がちょっと普通に戻ったのはポジティブ」

    角田裕毅 F1カナダGP「クルマの感触がちょっと普通に戻ったのはポジティブ」

    角田裕毅は2025年F1カナダGP決勝で粘り強い走りを見せ、17番グリッドからスタートして12位でフィニッシュした。

    予選でのペナルティにより最後尾からの出走となったが、序盤から着実に順位を上げ、6つのポジションを挽回。レッドブル・レーシングが導入したアップグレードの初戦としては、一定の成果を感じさせる内容となった。

    序盤は後方の混乱を冷静にさばきながら、中団での戦略とタイヤマネジメントに専念。角田裕毅はオーバーテイクのチャンスを確実に活かし、レース中盤にはポイント圏が視界に入るまで浮上した。終盤のセーフティカー導入によって順位を上げる機会は限られたが、安定したペースを維持し続けた点は評価できる。

    最終的に角田裕毅は12位でチェッカーを受け、ポイント獲得には届かなかったものの、アップグレード後のマシンの感触やレースペースには改善の兆しが見られた。今後に向けてポジティブな材料を得た一戦となり、次戦以降の巻き返しに期待がかかる。

    角田裕毅 カナダGP F1 レッドブル・レーシング

    ――DRSトレインの中で、あのスタート位置からだと、今日の結果はベストだったと思いますか?

    そうですね、まあ、だいたいそんなところだと思います。ペース自体は悪くなかったですけど、すごく良かったというわけでもなくて。でも、そこまで悪くもなかったですし、全体的にはそれくらいかなと思っています。

    はい、まあ、そんな感じでしたね。少なくともポジティブだったのは、クルマのパフォーマンスというか、ここ最近のレースに比べるとクルマの感触がちょっと普通に戻ったというか、良くなった感じがありました。そこは少しモチベーションになっています。

    ――今のご自身の気持ちはいかがですか?本当に頑張っているのに、なかなかうまくいかないように見えるのですが。

    そうですね、昨日は正直きつかったです。あの10グリッド降格のペナルティも、ちょっと納得いかない部分があって…。それに、FP3では新しいアップグレードを入れたばかりだったので、本当はもっとクルマを学びたかったんですけど、あまり走れなくて時間を失ったのは痛かったです。

    それでも、自分たちのチームとしては、できるだけ上を目指したいと思っていますし、こういう状況でも前向きに取り組んでいます。プレッシャーも大きいですが、こういうチャレンジを楽しもうという気持ちもあります。

    もちろん、正直楽しめない瞬間もありますけど、それも含めて、自分を成長させるチャンスだと思っていますし、もっと自分を証明していける機会として捉えています。

  • 2025年F1 カナダGP:初表彰台のアントネッリがDRIVER OF THE DAY

    2025年F1 カナダGP:初表彰台のアントネッリがDRIVER OF THE DAY

    2025年F1カナダGPで、メルセデスのルーキー、アンドレア・キミ・アントネッリがついにF1初の表彰台を手にした。

    アントネッリは困難なコンディションの中で冷静かつ果敢なレース運びを披露し、3位でフィニッシュ。母国イタリアのみならず世界中のF1ファンにその存在を強く印象づけた。

    この快挙により、アントネッリはF1史上3番目に若い表彰台登壇者となった。予選4番手からのスタートだったが、レース中の巧みなタイヤマネジメントと安定したペースで、先輩ドライバーたちに引けを取らない堂々たる走りを見せた。チームにとっても、ラッセルの優勝と合わせてダブル表彰台という最高の結果となった。

    ファンからの評価も上々で、F1公式の「ドライバー・オブ・ザ・デイ」投票では、アントネッリが27.3%という圧倒的な支持を集めてトップに輝いた。

    以下が投票の内訳。

    ■ キミ・アントネッリ – 27.3%
    ■ ジョージ・ラッセル – 11.7%
    ■ マックス・フェルスタッペン – 11.1%
    ■ ランド・ノリス – 9.3%
    ■ ニコ・ヒュルケンベルグ – 6.7%

  • 2025年F1 ポイントランキング (第10戦 カナダGP終了時点)

    2025年F1 ポイントランキング (第10戦 カナダGP終了時点)

    2025年F1カナダGP終了後、ドライバーズおよびコンストラクターズのランキングに大きな変化が見られた。

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)が今季初優勝を飾って4位に浮上。一方、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は安定した走りで首位を堅持したが、チームメイトのランド・ノリスは痛恨のリタイアとなった。

    ドライバーズランキング:ピアストリがリード拡大 ラッセルが急浮上
    カナダGPではピアストリが4位入賞を果たし【+12pt】を加算、合計198ポイントでランキングトップの座を維持。前戦終了時点で僅か10ポイント差だった2位ノリスは、接触によりレース中盤でクラッシュリタイア。得点ゼロに終わり、176ポイントのままとなった。

    フェルスタッペンは2位で【+18pt】を加算し、137→155ポイントに。ノリスを逆転こそできなかったが、その背後に迫っている。

    ラッセルは会心のレースで今季初優勝を果たし、【+25pt】を獲得。111→136ポイントへとジャンプアップし、フェラーリ勢にも肉薄。さらに、アントネッリもF1初表彰台となる3位で【+15pt】を加え、48→63ポイントへ躍進した。

    そのほか、オコンは9位入賞で【+1pt】、ハジャーは16位フィニッシュで加点なし。オコンがついに9位に浮上し、両者の順位が逆転した。

    コンストラクターズランキング:メルセデスが2位浮上 レッドブルも追随
    マクラーレンはピアストリのポイント(12pt)のみを加え、362→374ポイントに。ノリスのリタイアが響き、さらなる加点はならなかった。

    メルセデスはラッセル(25pt)とアントネッリ(15pt)で【+40pt】の大量加点に成功。159→199ポイントとし、フェラーリ(165→183)を抜いてランキング2位へ浮上した。

    レッドブルはフェルスタッペンの18ptで162ポイントに達し、依然4位ながら上位との差を詰めている。中団勢ではアストンマーティンがアロンソの7位で【+6pt】、ザウバーがヒュルケンベルグの8位で【+4pt】を加点するなど、接戦が続いている。

    次戦の注目:勢力図の変化とタイトル争いの行方
    ノリスのリタイアにより、ピアストリが一歩抜け出す形となったが、フェルスタッペンとラッセルの猛追が本格化。メルセデス勢が好調を維持すれば、コンストラクターズ争いでもマクラーレンを脅かす存在となるだろう。

    次戦はランキング争いの節目となる1戦。中団の混戦も含め、見逃せない戦いが続く。

    2025年のF1世界選手権 カナダグランプリ

    2025年F1ドライバーズポイント

    1.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – (198)
    2.ランド・ノリス (マクラーレン) – (176)
    3.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – (155)
    4.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – (136)
    5.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – (104)
    6.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) – (79)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) – (63)
    8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) – (42)
    9.エステバン・オコン (ハース) – (22)
    10.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) – (21)
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) – (20)
    12.ランス・ストロール (アストンマーティン) – (14)
    13.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) – (13)
    14.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – (11)
    15.角田裕毅 (レッドブル) – (10)
    16.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – (8)
    17.オリバー・ベアマン (ハース) – (6)
    18.リアム・ローソン (レーシングブルズ) – (4)
    19.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) – (-)
    20.フランコ・コラピント (アルピーヌ) – (-)
    21.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) – (-)

    2025年 F1コンストラクターズポイント

    1.マクラーレン – (374)
    3.メルセデス – (199)
    2.フェラーリ – (183)
    4.レッドブル – (162)
    5.ウィリアムズ – (55)
    6.ハース – (28)
    7.レーシングブルズ – (28)
    8.アストンマーティン – (22)
    9.ザウバー – (20)
    10.アルピーヌ – (11)