カテゴリー: F1イギリスGP

  • アルファロメオ・レーシング | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    アルファロメオ・レーシング | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    アルファロメオ・レーシングは、2019年のF1イギリスGPの決勝レースで、キミ・ライコネンが8位、アントニオ・ジョビナッツィがリタイアでレースを終えた。

    フレデリック・ヴァス-ル(チーム代表)
    「4ポイントを獲得できたのは良いリザルトだが、1台がチェッカーフラッグを受けられなかった時はいつも落胆するものだ。全体としては優れたチームパフォーマンスだった。キミは堅実なレースを見せ、目の前に訪れた機会を最大限に活用した」

    「アントニオも彼の近くにいたはずだが、残念ながらメカニカルトラブルにより、彼のレースはグラベルで終わった。今回も我々はミッドフィールドで戦うことができた。だが、取り返したものを維持するためにはまだハードワークが必要だ」

    キミ・ライコネン(8位)
    「8位はポジティブな結果だ。今日のコーナーでのマシンのハンドリングはかなりいい感じだったけど、僕たちは直線スピードを少し欠いていた。最後は前のクルマのDRS圏内に留まり続けて、後続のトロロッソのクビアトを抑えるために戦った。最も簡単な週末ではなかったけど、喜んでポイントを受け取るよ」

    アントニオ・ジョビナッツィ(リタイア)
    「レースを完走できなかったのは残念だ。クルマの何かがおかしくなってグラベルに突っ込んでしまった。それが何だったのかはまだ分からない。クルマが戻ってきたら調べるつもりだ。残念だけど、レースとはそういうものだ。キミにかなり近づいていたし、2人とも同じような戦略だったので、ポイントを獲得できた、もしくはポイントに近いところまではいけたはずだ。それでも僕たちのパフォーマンスについては喜んでいいと思う。チームにとってはいい結果を出せたし、また前進を果たすことができた。ミッドフィールドはとても拮抗しているので、そこに居続けるためにはハードワークを続けていかなければならない」

  • レーシングポイント | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    レーシングポイント | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    レーシング・ポイントF1チームは、2019年のF1イギリスGPの決勝レースで、ランス・ストロールが14位、セルジオ・ペレスが17位でレースを終えた。

    オトマー・サフナウアー(チーム代表)
    「我々の日ではなかったし、ホームレースを無得点で離れることになった。セーフティカーが入る直前に2台ともピットに済ませていたことが犠牲となった。2台とも1ストップ戦略で完走することを期待していたが、セーフティカーによって我々がレースをしていた大半のマシンが事実上のフリーピットストップを得られたことが痛かった」

    「それがレースであり、今日は運が我々の味方をしてくれなかった。ポイントを獲得できるマシンがあっただけに悔しい。セルジオはブレーキバランスに問題があり、それがニコ(ヒュルケンベルグ)との接触を引き起こし、挽回するチャンスが途絶えてしまった。終盤、フレッシュなラバーで1ストッパーの何台かを狙い撃ちできることを願ってランスを2ストップレースに変えたが、最後は周回数が尽きてしまった」

    ランス・ストロール(14位)
    「正直、忘れてしまいたい週末だ。何もかもうまくいかなかった。良いスタートが切って、1周目の終わりにはポジションを3つ上げていた。残念ながら、左フロントのブレーキダクトにデブリが入ってしまい、それを取り出すため予定より早くピットインしなければならず、戦略が大きく狂ってしまった。僕たちは1ストップレースを目指していたけど、チームは最終スティントのためにソフトタイヤに交換して2ストップで終えることになった。チームは前のクルマのタイヤの寿命が尽きることを期待していたと思うけど、残念ながら、すぐにそういうことにはならなかった」

    セルジオ・ペレス(17位)
    「今日はあまり運がなかった。最初のスティントはとても力強かった。タイヤに労わってレースを管理し、ポイントを獲得するために予定通りに進めていた。そのあと僕がピットに入った直後にセーフティカーが出て、僕のレースは台無しになった。セーフティカー中にはステアリングホイールの問題がブレーキバランスに影響を与え、前寄りになりすぎてしまった。それでクルマを十分に止めることができずにヒュルケンベルグにヒットしてしまった。フロントウイングにダメージを負って、最後尾まで落ちてしまった。今日は信じられないくらい不運だった。僕たちのホームレースでマシンにはポイントを獲得できる速さがあったし、良い結果を相応しかったと思うので本当に残念だ」

  • ハースF1チーム | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    ハースF1チーム | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    ハースF1チームは、2019年のF1イギリスGPの決勝レースで、ケビン・マグヌッセン、ロマン・グロージャンともにリタイアでレースを終えた。

    ギュンター・シュタイナー(チーム代表)
    「我々にとっては非常に期待外れなレースだった。ここではっきりと言わせてもらいたい。我々のドライバーがバトルにもたらすことができた最大のものはシャベルだった。我々の穴をさらに深く掘るためのね。戻って体制を組み直し、今後、何ができるか考えなければならない」

    ロマン・グロージャン
    「右リアがパンクした。ピットストップしたが、マシンはフロア、ブレーキダストなどにレースを続行するにはあまりに多くのダメージを負っていた。残念ながら、リタイアするしかなかった。本当に悔しい。今日はマシンのパッケージを評価したかった。グリッドに向かうときのマシンの感触はとても良かったし、それらのラップは心強いものだったので良いレースができると期待していた」

    ケビン・マグヌッセン
    「僕たちにとってそれなり週末だったと思うけど、予選が予想より悪かったのは間違いない。今週末はいくつか事件をしてクルマについていくつかのことを学ぶことができたと思う。今日はその結果を何も得られなかったけど、次のレースでは学んだことを生かしたい」

  • レッドブル・ホンダ、F1最速ピットストップ“1.91秒”を記録 / イギリスGP

    レッドブル・ホンダ、F1最速ピットストップ“1.91秒”を記録 / イギリスGP

    レッドブル・ホンダは、2019年 F1イギリスGPの決勝レースでF1最速ピットストップ記録を更新する“1.91秒”で作業を完了させた。

    レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンでの1回目のピットストップで同時にピットインしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)の前に送り出すことに成功。しかし、その後、冷えたタイヤでコース上でルクレールに順位を取り戻されている。

    だが、そのマックス・フェルスタッペンのピットストップは週末の最速ではなかった。ピエール・ガスリーがピットインした際にレッドブル・ホンダは1.91秒で4本すべてのタイヤを交換して送り出した。

    これは2016年のアゼルバイジャンGPでウィリアムズがフェリペ・マッサのピットストップで記録していた1.92秒を0.01秒上回り、F1最速=世界最速のピットストップ記録となった。

    ※追記
    DHLファステスト・ピッストップ・アワードで発表されていたピエール・ガスリーの1.90秒だったが、F1公式サイトはその後1.91秒と発表。記事内のタイムも訂正しています。

    DHLファステスト・ピッストップ・アワード

  • 2019年 F1 イギリスGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    2019年 F1 イギリスGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    ピレリが、2019年のF1世界選手権 第10戦 イギリスGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    メルセデスのルイス・ハミルトンが、スリリングなイギリスグランプリを制し、同グランプリ6度目の優勝を達成した。ハミルトンは、レース中盤のセーフティーカー導入周回中、ミディアムからハードへ交換し、当初の予定とは異なる1ストップ戦略を採った。

    トップ3で唯一の1ストッパーだったルイス・ハミルトンは、2位を20秒以上引き離し、ファイナルラップでファステストラップレコードを更新した。レース全般を通じて、各P Zeroコンパウンドは非常に良く機能していた。

    ■キーポイント
    ・トップ5で4種類の戦略が見られたように、52周のレースで広範囲に渡る戦略が展開された。

    ・トップ10グリッド中、メルセデスとレッドブルの4台がミディアムタイヤでスタートした。メルセデスは1位と2位を、レッドブルは4位と5位を獲得した。

    ・ソフトタイヤでスタートしたドライバー中の最上位は、3位を獲得したフェラーリのシャルル・ルクレールだった。

    ・セーフティーカー導入がターニングポイントとなった。メルセデスのバルテリ・ボッタスを除く上位勢が、このタイミングを活かしてピットストップを行った。

    ・レース中、ドライでクールなコンディションが続いた。過去2日間とは異なり、雨は全く降らなかった。

    ■各コンパウンドのパフォーマンス
    ハード C1: 驚くべきことに、32周走行済みの2019年型P Zeroレンジ中最も硬いコンパウンドが、ファイナルラップで、シルバーストンの昨年までのラップレコードを3.3秒短縮した。

    ミディアム C2: ミディアムでのスタートが勝利戦略となった。さらに、優勝ドライバーを含む6名が、ミディアムを使用した1ストップ戦略を実行した。レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ミディアムでスタート後、2ストップ戦略で5位を獲得した。ボッタスも、ミディアムでスタートした2ストッパーだった。

    ソフト C3: ボッタスとレーシング・ポイントの両ドライバーのみが、ソフトタイヤでフィニッシュした。オープニングスティントでは、多くのドライバーがソフトを使用した。

    マリオ・イゾラ(ピレリ カーレーシング責任者)
    「今日の素晴らしいレースで、全3種類のコンパウンドは、それぞれ重要な役割を演じました。最も注目すべきパフォーマンスは、ハードタイヤを使用したルイス・ハミルトンによるものだと思います。ハミルトンは、既に32周を走行したタイヤで、ファイナルラップでファステストラップを更新しました。しかも、4Gを超える負荷を課すコーナーが存在する、シーズン中屈指の厳しいサーキットにおいてです。終始、アクション満載の接戦が展開された、レベルの高いレースが見られました。セーフティーカーが決定的な要素となりました。多くのドライバーが、この機を活かしてピットストップを行い、レースの様相が変わりました。セーフティーカー導入周回中にミディアムからハードへ交換したハミルトンの決断は、優勝の鍵となりました。我々は、レッドブルとウィリアムズとともにシルバーストンに留まり、2020年型コンパウンド開発の2日間テストに臨みます」

    2019年 F1 イギリスグランプリ 決勝 ピレリ タイヤ戦略解説2019 F1 イギリスグランプリ 決勝 ピレリ タイヤ戦略解説

  • F1 イギリスGP 決勝 | トップ10ドライバーコメント

    F1 イギリスGP 決勝 | トップ10ドライバーコメント

    2019年のF1世界選手権 第10戦 イギリスGPの決勝レースが7月14日(日)にシルバーストン・サーキットで行われた。

    多くのバトルが見られたF1イギリスGP。優勝は母国レースとなったメルセデスのルイス・ハミルトン。セーフティカー導入のタイミングがはまり、トップを維持することになったハミルトンは今季7勝目、通算80勝目、そして、イギリスGPでは最多となる6勝目を挙げた。

    優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「2008年にここで最初に勝ったときのことを思い出した。ブルックランズを抜けて観客を見ながらストレートを走る。今日はあのときの感覚をとても懐かしく思った。今日感じた興奮、幸福、うれしさはあのときと全く同じだった。僕は今までたくさんのレースを戦ってきたし、勝つことに慣れて何も感じないと思うかもしれないけど、初勝利のときみたいな感じだった。バルテリはレースではとても手強く、序盤にとてもいいバトルができた。ターン7に入るところで彼をほとんど捉えていたけど、彼は横にいたのでドアを閉めることができなかった。その後は少し後ろに下がって、ピットストップで彼をオーバーテイクできるかもと期待してそのタイミングを待っていた。最初のスティントを数ラップ伸ばしたしたときにセーフティカーが出てくれて、バルテリの前で戻れたし、僕にとっては完璧なタイミングだった。今日の僕がこの結果を出すことを支えてくれた全ての人に感謝したい。信じられないくらい素晴らしいチームが僕を支えてくれている。毎週、壁を打ち壊し、記録を更新し、限界を超えていく。彼らと一緒にいるのは本当に素晴らしい」

    2位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「良いスタートを切って、最初の数周ではルイスと良いバトルができた。本当に楽しかった。ピットストップ後、ルイスとのギャップをコントロールしていたが、セーフティカーが出動し、彼は事実上フリーでピットストップすることができて、僕の前で合流した。レース中にもう一度チャンスがあることを願っていたが、いずれにしろ違うコンパウントに交換するためにもう一度ピットストップしなければならなかったので、その可能性は小さいことはわかったいた。タイヤ寿命は僕たちが考えていたよりもかなり長かったので、1ストップも可能だったけど、レース前のシミュレーションでは2ストップが最速のオプションだと予測されていた。今日は間違いなく優勝できたはずなのでがっかりしているけど、この週末からポジティブに捉えたい。予選も強かったし、レースペースもとても良かった。チームにとって今回も強い週末だった。オーストリアでの難しいレースのあと1-2フィニッシュは素晴らしい結果だ。優勝したルイスを祝福したい。彼はよい走りをしたし、地元のファンから大きな応援を受けていた。ホッケンハイムの次戦を楽しみにしているし、巻き返すために全力を尽くすつもりだ」

    3位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日はいい1日だった。僕のこれまでのF1キャリアで一番楽しいレースだった。コックピットの中にいてもマックスとのバトルは本当に楽しかったし、家やサーキットで観てくれた人にとってもいいショーだったと思う。ある意味、オーストリアでの出来事によってレースでどこまでアグレッシブになればいいか分かったし、躊躇はしなかった。ピエール(ガスリー)とも良いバトルがあった。彼はストレートでとても速かったので、彼をオーバーテイクするためには大胆にならなければならなかった。技術的な面では、僕たちはレースペースやタイヤ管理をもっと改善しなければならない。今日はそこ少し苦しんだからね」

    4位:ピエール・ガスリー(レッドブル)
    「このレースウイークは初日から今日まで常に力強い走りができ、僕にとって今年一番のレースとなった。本来僕たちがいるべき上位の中でバトルし、4位という結果でレースを終えることができて、とても喜ばしく思う。もちろん、表彰台まであと一歩であるポジションは“悔しくない”はずがないが、このレースウイークでチームとして正しい方向への大きな一歩を踏み出すことができた。ベッテルやルクレールとのバトルなど、レースを通してたくさん見応えのあるアクションを見せられたと思う。表彰台に立つためにまだ改善すべき点は残っているが、そう遠い現実ではないと感じているので、引き続き全力を尽くす。今日のようなレースが毎回できれば、さらに盛り上がるシーズンとなるはずだ」

    5位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「マシンの調子はとてもよく、速さも見せられていたレースウイークであっただけに、表彰台を逃してしまったことはとても残念だ。ルクレールとのバトルは手強いものではあったが、とてもフェアであり、彼も上手にブロックして応戦したと思う。まだレースの先は長かったので、あまりリスクを負うような無理はせずにいた。明らかに僕たちのほうが速かったため、仕掛ける正しいタイミングを探りながらのバトルはとても楽しかった。ハードタイヤに交換するためにチームが下した2回目のピットストップのタイミングの判断は正しく、ルクレールに対してアドバンテージを得ることに成功した。それからはベッテルに追いつくのに十分なペースで走行することができたが、彼をオーバーテイクした後、ブロックをしたターン17で、ブレーキのタイミングが遅れたベッテルに後方から追突されてしまった。その結果、縁石とグラベルを飛び越えてしまい、その瞬間『レースは終了してしまった』と思ったほどだった。パワステに違和感があり、フロアもダメージを負ったような感覚の中、自分がどうやって最後まで走らせることができたのか正直分からない。そんな状況の中、5番手でポイントを獲得してレースを終えることができたので、この結果に十分満足している。これはレーシングアクシデントであり、ベッテル選手の故意で起きたことではないので、怒っているわけではないが非常に残念です。マシンから降りた直後に、ベッテル選手は謝罪に来てくれた。ファンの皆さんに『モータースポーツは面白い』と改めて感じてもらえるシーンを見せられたのではないだろうか」

    6位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
    「良い日曜日だった! 厳しい土曜日の後、着実なスタートを切って、タイヤを管理して、良い戦略を実行することで挽回する計画だった。今回も僕たちはそれを完璧に実行した。スタートでアルファロメオの2台をオーバーテイクしてミディアムタイヤのミッドフィールドランナーのトップに立った。ペースは良かったし、セーフティカーのアドバンテージを生かして今日実行するつもりだった唯一のピットストップを完了させた。ピットストップの後は重要なときに本当に良いペースを刻むことができたし、6位をかけたリカルドとのバトルは激しかったけど、楽しかった。良いレースだった。なんとか前に留まってチームのためにたくさんのポイントを獲得できた。これから週末全体を分析して、ドイツについて考えていくつもりだ。プッシュしつづけよう」

    7位:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「全体的に良いレースだったと思う。当初、スタートは悪くないと思ったけど、いくつかのクリーンなレースの後、ランド(ノリス)に抜かれてしまった。彼をアンダーカットすることができたけど、セーフティカーがカルロス(サインツ)にフリーストップの機会を与えたのはちょっとフラストレーションを感じた。僕たちにとって不運だった。終盤に彼を捕えていたけど、追い抜くために本気の攻撃を仕掛けることはできなかった。でも、トップ10に戻れたことはポジティブに感じている。特にここ2ラウンドの後だけにね。短期間で僕たちの一発のペースとレースペースが堅実な改善されているのは確かだ。2週間前を振り返れば、この結果は受け入れられるものだ」

    8位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「8位はポジティブな結果だ。今日のコーナーでのマシンのハンドリングはかなりいい感じだったけど、僕たちは直線スピードを少し欠いていた。最後は前のクルマのDRS圏内に留まり続けて、後続のトロロッソのクビアトを抑えるために戦った。最も簡単な週末ではなかったけど、喜んでポイントを受け取るよ」

    9位:ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
    「今日のレースにはとても満足している。正直、後方グリッドからのスタートだったため、あまり期待はしていなかった。このレースウイークを通して思ったようにリズムがつかめず、マシンのバランスにも苦戦をしていたが、今日は必要なときにマシンのポテンシャルをすべて引き出すことができた。昨日セットアップの方向性を見出すことができたおかげで、マシンの感触が著しく改善した。レース後半は、ライコネン選と8番手争いのバトルを楽しむことができた。残念ながら残り周回数が足りず、仕掛けるチャンスがあまりないまま終わってしまった。ここ最近悔しいレースが続いていたので、この大会で2ポイントを獲得できたことはとてもいい結果となった」

    10位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
    「今日は大変な仕事だったし、10位以上の結果を出せなかったのは期待外れだ。レースは僕たちから離れていっているように思えた。僕たちの戦略はもっとスマートだったはずだけど、セーフティカーのリスタートで接触があってポジションを1つ失い、終了間際には数秒間エンジンを弱いモードに入れなければならず、そこで再び元の位置に戻ってしまった。やることなすことうまくいかない日曜日だった。2台がポイントを獲得できたのはポジティブだったけど、次のレースに向けて形勢を立て直して、もっと良いポジションに立てるようにいくつかのことを見直していく」

  • 【動画】 ベッテル、レース終了直後にフェルスタッペンに謝罪

    【動画】 ベッテル、レース終了直後にフェルスタッペンに謝罪

    セバスチャン・ベッテルは、F1イギリスGPのレース終了直後にパルクフェルメでマックス・フェルスタッペンに謝罪にいき、握手を交わした。

    セバスチャン・ベッテルは、マックス・フェルスタッペンに抜かれた直後にブレーキングの判断を誤って追突。フェルスタッペンはコース外に弾き出されるとともにマシンにダメージを負い、表彰台のチャンスを逃した。

    マックス・フェルスタッペンは謝罪を受け入れ、「レーシングアクシデントであり、ベッテルの故意で起きたことではないので、怒っているわけではないが非常に残念だ。マシンから降りた直後に、ベッテルは謝罪に来てくれた。ファンの皆さんに『モータースポーツは面白い』と改めて感じてもらえるシーンを見せられたのではないだろうか」と語っている。

  • アントニオ・ジョビナッツィ、ハミルトンの勝利を決定づけたリタイア

    アントニオ・ジョビナッツィ、ハミルトンの勝利を決定づけたリタイア

    アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィは、F1イギリスGPでスピンを喫してリタイアしたのは原因不明のパンクによるものだと語った。

    トップ10圏内を走行していたアントニオ・ジョビナッツィだが、21周目にグラベルでストップ。このリタイアでレースにはセーフティカーが導入された。

    「レースを完走できなかったのは残念だ。クルマの何かがおかしくなってグラベルに突っ込んでしまった。それが何だったのかはまだ分からない。クルマが戻ってきたら調べるつもりだ」とアントニオ・ジョビナッツィはコメント。

    「残念だけど、レースとはそういうものだ。キミにかなり近づいていたし、2人とも同じような戦略だったので、ポイントを獲得できた、もしくはポイントに近いところまではいけたはずだ。それでも僕たちのパフォーマンスについては喜んでいいと思う。チームにとってはいい結果を出せたし、また前進を果たすことができた。ミッドフィールドはとても拮抗しているので、そこに居続けるためにはハードワークを続けていかなければならない」

    アントニオ・ジョビナッツィのリタイアによって導入されたセーフティカーによって、まだピットストップを行っていなかったルイス・ハミルトンはフリーストップが可能となり、結果的に勝利を手にすることになった。

    ルイス・ハミルトンは「最初のスティントを数ラップ伸ばしたしたときにセーフティカーが出てくれて、バルテリの前で戻れたし、僕にとっては完璧なタイミングだった」と語っている。

  • トロロッソ・ホンダ 「期待以上にマシンからパフォーマンスを引き出せた」

    トロロッソ・ホンダ 「期待以上にマシンからパフォーマンスを引き出せた」

    トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1イギリスGPの決勝レースを振り返った。

    ポイント圏内にいたアレクサンダー・アルボンは、セーフティカー導入時点でスタート時のソフトタイヤからミディアムタイヤに交換を済ませていたが、戦略的にはもう1度タイヤ交換が必要だった。

    しかし、不運にもパワーユニットの高圧電力系に問題が発生し、安全面を考慮して2度目のピットストップを行うことができなかった。それにもかかわらず、アルボンは最終ラップにパスされるまでポジションをキープし、11位フィニッシュというあと一歩でポイント獲得という健闘を見せた。

    「今日のレースはかなり波乱含みで、ポイントを獲得できたとはいえ、もっとうまくやれたのではないかという疑問を投げかけている」とジェディ・エギントンはコメント。

    「アレックスは素晴らしい走りを披露した。様々な点でピット戦略の選択肢が制限され、レースをとしてマシンのあらゆるトラブルに対処しなければならなかったので特にそう思う。プライムタイヤをしっかりと管理したものの、レース終了から2周で終わってしまい、ヒュルケンベルグを抑えきれなかった」

    チームメートのダニール・クビアトは、後方グリッドから着実に順位を上げ、力強いレース運びを披露した。序盤でミディアムタイヤに交換した後、セーフティカー導入のタイミングでハードに履き替え、そこからポイント圏内までポジションアップ。9位でチェッカーフラッグを受けた。

    「ダニーのレースはそこまで波乱は少なく、セーフティカー中にベースタイヤに交換するチャンスを生かし、レースの残り3分の1で攻撃できる状態に持ち込めたが、残念ながら、キミを追い抜くには時間が足りなかった」

    「ここでは期待していた以上にマシンからパフォーマンスのレベルを引き出せていたので、その点についてはポジティブだが、ミッドフィールドが僅差であることを考えれば、ミスを犯す余地はないし、積極的に開発を続けていかなければならない」

  • ホンダ | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    ホンダ | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    F1イギリスGP決勝は、ホンダのパワーユニットを使用する4台のうち、3台がポイントを獲得。レッドブル・ホンダは表彰台争いを繰り広げたが、マックス・フェルスタッペンがフェラーリのセバスチャン・ベッテルに追突されるアクシデントの影響を受けて後退を余儀なくされた。

    マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーは、序盤からトップ6のポジションでレースを進める。

    マックス・フェルスタッペンは前を行くシャルル・ルクレール(フェラーリ)をパスしようと仕掛ける間に、ピエール・ガスリーはターン3でベッテルをオーバーテイクして5番手に浮上。その後、1度目のピットストップでは、レッドブルのメカニックが見事な作業によって、ルクレールより前の3番手でフェルスタッペンを送り出す。

    コース上でルクレールに再度先行されたものの、その後数周でセーフティカー(SC)が出動。このタイミングでフェルスタッペン、さらにその後ルクレールが2度目のピットインを行ったため、ベッテルが3番手、ガスリーが4番手に浮上し、フェルスタッペン、ルクレールというオーダーとなる。

    ガスリーの前に出たフェルスタッペンは、ベッテルにも迫り、残り15周となった37周目にターン15のストウコーナーでアウトサイドからオーバーテイク。しかし、その次のコーナーのブレーキング時にベッテルに後方から追突されてコースアウトを喫した。大きなクラッシュだったがそのまま走行を継続。5番手までポジションを下げる結果となった。チームとして表彰台は逃したものの、ガスリー、フェルスタッペンともに競争力を発揮してトップ3争いを展開。ガスリーは、F1での自己ベストリザルトに並ぶ4位でフィニッシュした。

    ポイント圏内にいたトロロッソ・のアレクサンダー・アルボンは、SC導入時点でスタート時のソフトタイヤからミディアムタイヤに交換を済ませていたが、戦略的にはもう1度タイヤ交換が必要だった。しかし、不運にもパワーユニットの高圧電力系に問題が発生し、安全面を考慮して2度目のピットストップを行うことができなかった。それにもかかわらず、アルボンは最終ラップにパスされるまでポジションをキープし、あと一歩でポイント獲得という健闘を見せた。

    チームメートのダニール・クビアトは、後方グリッドから着実に順位を上げ、力強いレース運びを披露した。序盤でミディアムタイヤに交換した後、SC導入のタイミングでハードに履き替え、そこからポイント圏内までポジションアップ。9位でチェッカーフラッグを受けた。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日の決勝ではフェルスタッペン選手が素晴らしい走りを見せ、2戦連続の表彰台が間近だっただけに、あのようなクラッシュでポジションを失ったことは非常に残念です。一方で、ガスリー選手が今季最高かつ自身のベストに並ぶ4位というリザルトを獲得したことはポジティブに捉えています。これをきっかけにさらなる上位争いに絡んでいってほしいと思います。Toro Rossoについてはクビアト選手が粘り強い走りとチームの的確な戦略により、17番グリッドからの入賞を果たしました。アルボン選手についてはレース中にPUの高圧電力系に問題が発生し、安全面のリスクを考慮したために2度目のピットストップを行えず、2台同時入賞を逃す形になってしまいました。ここから早急に問題の分析を進めていきます。我々としては残念な部分もありましたが、今日はオーストリアに続き、ファンにとっては見応えのあるレースになりました。この先のレースでもいい戦いを続けられるよう、懸命にプッシュを続けていきます」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「このレースウイークは初日から今日まで常に力強い走りができ、僕にとって今年一番のレースとなりました。本来僕たちがいるべき上位の中でバトルし、4位という結果でレースを終えることができて、とても喜ばしく思います。もちろん、表彰台まであと一歩であるポジションは“悔しくない”はずがありませんが、このレースウイークでチームとして正しい方向への大きな一歩を踏み出すことができました。ベッテル選手やルクレール選手とのバトルなど、レースを通してたくさん見応えのあるアクションを見せられたと思います。表彰台に立つためにまだ改善すべき点は残っているのですが、そう遠い現実ではないと感じているので、引き続き全力を尽くします。今日のようなレースが毎回できれば、さらに盛り上がるシーズンとなるはずです」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「マシンの調子はとてもよく、速さも見せられていたレースウイークであっただけに、表彰台を逃してしまったことはとても残念です。ルクレール選手とのバトルは手強いものではありましたが、とてもフェアであり、彼も上手にブロックして応戦したと思います。まだレースの先は長かったので、あまりリスクを負うような無理はせずにいました。明らかに僕たちのほうが速かったため、仕掛ける正しいタイミングを探りながらのバトルはとても楽しかったです。ハードタイヤに交換するためにチームが下した2回目のピットストップのタイミングの判断は正しく、ルクレール選手に対してアドバンテージを得ることに成功しました。それからはベッテル選手に追いつくのに十分なペースで走行することができたのですが、彼をオーバーテイクした後、ブロックをしたターン17で、ブレーキのタイミングが遅れたベッテル選手に後方から追突されてしまいました。その結果、縁石とグラベルを飛び越えてしまい、その瞬間『レースは終了してしまった』と思ったほどでした。パワステに違和感があり、フロアもダメージを負ったような感覚の中、自分がどうやって最後まで走らせることができたのか正直分かりません。そんな状況の中、5番手でポイントを獲得してレースを終えることができたので、この結果に十分満足しています。これはレーシングアクシデントであり、ベッテル選手の故意で起きたことではないので、怒っているわけではありませんが非常に残念です。マシンから降りた直後に、ベッテル選手は謝罪に来てくれました。ファンの皆さんに『モータースポーツは面白い』と改めて感じてもらえるシーンを見せられたのではないでしょうか」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「今日のレースにはとても満足しています。正直、後方グリッドからのスタートだったため、あまり期待はしていませんでした。このレースウイークを通して思ったようにリズムがつかめず、マシンのバランスにも苦戦をしていましたが、今日は必要なときにマシンのポテンシャルをすべて引き出すことができました。昨日セットアップの方向性を見出すことができたおかげで、マシンの感触が著しく改善しました。レース後半は、ライコネン選手と8番手争いのバトルを楽しむことができました。残念ながら残り周回数が足りず、仕掛けるチャンスがあまりないまま終わってしまいました。ここ最近悔しいレースが続いていたので、この大会で2ポイントを獲得できたことはとてもいい結果となりました」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「タイヤのマネージメントが難しい一戦でした。あのセーフティカーのタイミングがラッキーに働いたドライバーもいれば、そうでなかったドライバーもいました。マシンに問題を抱えており、ピットインもできなければマシンにも触れず、他チームがタイヤ交換をする中で走行を続けなくてはならない状況でした。フラストレーションのたまるレースでしたが、そういうときもあるのだと自分に言い聞かせて、次戦に向けて気持ちを切り替えたいと思います」