カテゴリー: F1イギリスGP

  • ホンダF1 田辺豊治 決勝後会見「まだ絶対値としては差がある」

    ホンダF1 田辺豊治 決勝後会見「まだ絶対値としては差がある」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1イギリスGP後の会見で週末を振り返った。

    ポールポジションから1秒差という予選での惨敗を受け、高速のシルバーストンでは厳しい戦いが予想されていた。だが、3台が入賞するという結果を手にした。

    実際、他のマシンにトラブルがなければ、ホンダF1にとっては厳しい結果になっていたかもしれない。しかし、その機会を掴む立場にいたことが重要なレースだった。

    「予選ではメルセデスの2台に大きく離され、3台がQ2落ちを喫するという厳しい結果でしたが、4台がきちんと走って入賞することが目標でした」

    「クビアトのリタイアは残念でしたが、残りの3台はポジションを上げてレースを終えることができました」と田辺豊治はコメント。

    「予選では、メルセデスとの間に1秒の差がありました。でも、レースでもまだ差は大きいとはいえ、それなりの速さでは走ることができていたと思います」

    「最後にメルセデスの2台がパンクチャーに見舞われました。タイヤに限界が来ていたことは、彼らもわかっていたはずです。そこにフェルスタッペンがプレッシャーをかけ続けたことできました。でも、まだ絶対値としては差があります。

    「今後は、マシンの仕上がり、パワーユニットのマネジメントの最適化を進め、また来週ここに戻ってきたいと思います」

    「1週間でジャンプアップするのは簡単ではありません。ですが、できる限りのことをして、メルセデスとの差を詰めるべく準備を進めていきたいと思います」

    もし、マックス・フェルスタッペンがファステストラップを狙うためにピットインしていれば、優勝できる可能性もあった。

    「予選で差があり、レースペースでも明らかに負けているなかで、最高の結果を残すのはもちろん大事なことです。年間を通しても、モチベーションという意味でも、ひとつひとつ落とさずに獲る。落ちてきたものは確実に拾う必要があります。そういう意味では、喜ぶことができると思います」

    「ですが、自分たちの真の実力という意味で喜べたかと言うとまた別の話です。落ちてくるまで待たねばならないというのはまったく喜べない状況です」

  • 最下位のキミ・ライコネン、無線で声を荒げるシーンも / アルファロメオ

    最下位のキミ・ライコネン、無線で声を荒げるシーンも / アルファロメオ

    アルファロメオF1のキミ・ライコネンは、2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの決勝レースで完走したマシンのなかでは最下位となる17位でレースをフィニッシュ。すでにピットに入ろうとしている際にステイアウトを指示されて声を荒げるシーンもあった。

    「こんなレースになるとは期待していなかった。レース序盤は戦えるチャンスはあると思っていたけど、ピットストップ後のペースは他についていくことができなかった」とキミ・ライコネンはコメント。

    「来年のレースにむけてどうやったらパフォーマンスを改善できるか確認する必要がある。終盤のラップでフロントウイングが故障したけど、最終的に違いはなかったと思う。何が起こったのかはわからない。詳しく調べてみる必要がある」

  • F1イギリスGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    F1イギリスGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    レースは終盤に波乱の展開となった。2番手を走行していたバルテリ・ボッタス、5番手を走行していたカルロス・サインツの左フロントタイヤがパンクしてポイント圏内に脱落。最後はレースリーダーのルイス・ハミルトンも同じパンクが発生したが、なんとか3輪状態で走行を続け、トップのままチェッカーを受けた。

    優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「これまであんな経験をしたことはない。あの最終ラップはこれまでで最もチャレンジングなラップの1つだった。それまではすべてが比較的スムーズに進んでいた。タイヤのフィーリングは素晴らしく、マネジメントできていた。バルテリ(ボッタス)のタイヤがなくなったと聞いて自分のタイヤも見てみると何も問題なさそうだったけど、ペースを落とし始めたら突然ストレートで空気が抜けてしまった。口から心臓が飛び出そうだったし、とにかくマシンにダメージを与えない程度にスピードを維持しようとしていた。ボノが後ろとのタイム差を教えてくれていた。ある時点では30秒だったと思うけど、それから急速に差が縮まっていき、『ラップの最後まであとどれくらい?』と思っていた。でも、なんとかマシンをゴールラインに乗せることができた。あのファイナルラップは間違いなく忘れられないものになるだろう。無事に帰ってきて勝利できたのは本当にうれしい。観衆がいない中で表彰台に立つのは難しかったけど、家から僕たちを応援してくれたみんなが誇りに思ってくれたことを願っている」

    2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「勝利の可能性があったから、ソフトタイヤに履き替えるためにピットインすべきではなかったと言われるのは分かる。後からこういうことを言うのは簡単だけど、僕は全く後悔していないし、ファステストラップを狙ってピットストップを行ったのは正しい決断だったと信じている。僕にもパンクの可能性はあったし、現代のF1でこのようなことが起こるのは非常に稀なので、僕たちの行動は正しかったと思う。今日メルセデスが勝利を手にしたのは僕たちより速かったからだし、ルイス(ハミルトン)がラッキーだったという人もいるけど、首位を走行中にパンクを喫するのは不運だし、ボッタスも同様だ。3位が最大の結果かと思われたレースで2位ということに満足しているし、ポイントも稼ぐことができた。メルセデスには一周あたり0.4~0.5秒離されていたけど、後方のマシンに対しては1秒ほど速いペースだったので、孤独なレースだった。エンジニアに無線で水分補給を忘れないように伝える余裕があったほどだ(笑)。ほかにできるのは羊を数えることくらいだった。来週はタイヤ選択が戦略に影響を及ぼすので、かなり違った展開になると思う。メルセデスとの差は冷静に捉えているけど、今日の僕たちのように、プッシュし続けていく」

    3位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「難しい一日だったけど、良い一日だった。この結果にはとても満足している。少しラッキーだったことは分かっているけど、こういうことも起きることもあるし、そのチャンスを掴むためにはその場にいる必要がある。今週末の僕たちの仕事には満足しているし、チームのことをとても誇りに思っている。自分のパフォーマンス、特にタイヤマネジメントに関しても満足している。簡単ではなかった。僕たちはここでとてもアグレッシブなダウンフォースレベルを採用していたので、ストレートではかなりのスピードを出せるけど、コーナーでは苦労した。特にセーフティカーの後ろでタイヤを適切な温度にすることにかなり苦労した。でも、タイヤが適切なウインドウに入れば、状況はそれほどトリッキーではなかった。マシンのセットアップとバランスに関してはかなりよい仕事をしたと思うし、とても走りやすかった。今日はパッケージからすべてを引き出せたと思う。もちろん、あまりに長く4位争いをしたくはないけど、現時点では、それが僕たちのマシンの実力だ」

    4位:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「最後はクレイジーなレースだったけど、4位を獲得できてとてもクールな気分だ。スタートがうまくいって6番手まで順位を上げることができたし、ペースも悪くなかった。セーフティカーのリスタート時、カルロス(サインツ)に近づいたけど、十分に近づくことはできなかったし、そのせいでランド(ノリス)に仕掛けられて順位を失ってしまった。少しイライラしたけど、最終的にはその位置が戻ってきた。レースは本当に盛り上がったし、本当にいいことだ。僕たちは終盤でペースがあったし、ランド、それからトラブルを抱えていたカルロスをパスできた。シャルル(ルクレール)に近づいているのがわかったし、あと数周あれば表彰台を獲得できていたかもしれない! 来週もチャンスがある。カオスな状況に助けられた部分もあるけど、今日は間違いなくトップ6に入るクルマだったし、嬉しく思っている」

    5位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「まずまずなレースだった。レースの1周目にハードにプッシュしすぎて少しミスをしてしまった。ロックアップしてポジションを失った。でも、残りのレースはかなり良かった。僕たちが周りのチームと比較してコース上で最速のマシンだったとは思わない。タイヤデグラデーションに苦しんでいたし、大部分で望んでいたよりもプッシュしなければならなかった。でも、それ以外は良い結果を争えていた。カルロスのパンクは不運だった。僕たちにこれ以上のことができたとは思わない」

    6位:エステバン・オコン(ルノー)
    「今日のチームリザルトにはとても満足している。とても楽しかったし、多くのオーバーテイク、多くの楽しいバトルをして、素晴らしい結果で締めくくることができた。今日はレースで僕たちのマシンがどれくらい速いかを示したと思う。今日は本当に素晴らしかったし、チームのパフォーマンスも強力だった。ブダペストから今回のレースの間のエンストンとヴィリーの全員のハードワークの賜物だ。多くの議論をしてきたし、それが今日は本当に成果を挙げた。日曜日をもっと楽にするには予選でさらに準備を上げる必要があることが証明された。来週ももっと良い結果を出す機会はある」

    7位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日の7位は、僕たちにとって素晴らしい結果だ! 力強いレースができて、僕にとってはベストレースの一つと言えるかもしれない。この結果は予想以上で、ポイント獲得の可能性はあると思っていたけど、最初のセーフティカーのタイミングが不利に働いたことで、厳しい展開になりそうだった。その時点では12番手で、集団の中でバトルをしてした。タフな戦いだったが、楽しむことができて、ベッテル、ストロール、ジョビナッツィと素晴らしいバトルを繰り広げた。セバスチャンに近づくのに苦戦したけど、一撃でパスしなければならないと覚悟していた。フェラーリをアウトサイドからオーバーテイクするなんて、なかなかないので、心から楽しんだ! マシンの感触はよく、どこを改善すべきかも分かっているので、次戦ではさらなる前進ができることを願っている」

    8位:アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「8位は望んだ結果ではないけど、マシンにダメージを受けて、さらにペナルティーも科されてのものだ。ケビン(マグヌッセン)とのインシデントは、50/50だと思う。彼がミスをしてスペースを開けたので、僕はオーバーテイクを試みた。彼が僕のことを見ておらず、スペースを閉めてきたのに気付き後ろに下がろうとしたが、接触してしまった。コーナーの進入スピードの差が大きく、避けられなかった。今週末は課題が多かったが、ベストを尽くしたし、レースペースは十分あったので巻き返すことができた。シルバーストンは大好きなサーキットなので、来週またここでレースがあるのはうれしいし、今週学んだことをフリー走行から活用していけると思う」

    9位:ランス・ストロール(レーシングポイント)
    「僕たちは今シーズンのすべてのレースでポイントを獲得しているけど、9位でのフィニッシュにはがっかりしているし、どうしてそうなったのかを分析する必要がある。今日はマシンのバランスは良くなっていた。もっと競争力があると思っていたけど、レースでは順位を落としてしまった。今日は僕たちの日ではなかったし、来週末にむけて取り組み、もっと強くなって戻ってきて、マシンの実力を見せつける必要がある。今週末調子が良かったニコがレースに出られなかったのは残念だった」

    10位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「誰にも挑戦することができず、非常に難しいレースだった。後続の多くが僕よりも少し速かったし、今週末は多くの異なることを試したけど、このマシンでグリップを見つけることにかなり苦労していたし、抜かれてしまった。必要なペースがなかったし、現時点でかなり自信を失っている。マシンを感じることができていないし、プッシュしようとするたびにコントロールを失ってしまう。エンジニアと一緒にこの問題を調べていく必要がある」

  • F1イギリスGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNS)

    F1イギリスGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNS)

    2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの決勝で11位~DNSだったドライバーのコメント。

    レース直前には今回のレースで急遽代役としてF1復帰したレーシング・ポイントのニコ・ヒュルケンベルグのマシンにトラブルが発生して出走を断念。また、レース終了間際には入賞圏内を走行していたバルテリ・ボッタスとカルロス・サインツの左フロントタイヤがパンクしてポイント圏外に脱落するなど波乱の展開となった。

    11位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「僕にとって本当に期待外れな結果だ。パンクはとても不運だった。それまでは全てが問題なく動作していた。ルイスにプレッシャーをかけようとしていたけど、ハードライヤでのロングスティントになることは分かっていた。終わりに近づくにつれて左フロントタイヤのバイブレーションがどんどん出始めていた。デブリなどは見えなかったので、バイブレーションを報告してタイウヤを管理していった。でも、そのあとスタート/フィニッシュ ストレートでタイヤが突然壊れた。ピットに戻るためにフルラップを走らなければならず、多くのタイムが犠牲になった。今週末から学ぶべきことはたくさんあると確信しているし、それを取り入れて次の週末に気持ちを切り替えていく」

    12位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「僕たちはかなり速かったし、今回初めて日曜日のペースが土曜日に匹敵していたのでポジティブだ。今日のペースに焦点を当てて多くの努力をしてきたし、僕たちは正しい方向に進んでいる。セーフティカーが出た後、マシンは強いと感じていた。キミ(ライコネン)をなんとかオーバーテイクできたし、アントニオ(ジョビナッツィ)にも追いついた。予選でアルファロメオとハースF1の前のポジションを維持できれば、日曜日にそこに留まることができない理由はないはずだ」

    13位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
    「正直、何を言えばいいか分からない。画像がそれ自体を物語っていると思う。それ以外は非常に力強いレースをしていたので非常にフラストレーションが溜まる結末だ。素晴らしいスタートを切って、いくつかポジションを上げることができたし、レース全体を通して堅実なペースがあった。タイヤと後続マシンととのギャップを管理できていた。すべてがうまく機能していたし、僕たちは非常に力強く4位と12ポイントに向かっていたけど、タイヤが壊れて最終ラップにピットに入らなければならなかった。とてもがっかりしているし、期待外れで残念な結果だ。それについて僕ができることは何もなかった。最初の4戦でいくつか重要なポイントを失っているので、この不運の連鎖を断ち切れることを本当に楽しみにしている。チャンピオンシップが短いことで、このようにポイントを失うことは通常よりも痛手だ。でも、僕たちは続けていく必要がある。ポジティブな点は、コース上のマシンの感触がよかったことだし、スタッフはチームのために良いピットストップを行った。それもチームのために本当に気の毒に感じている理由だ。明日はここシルバーストンでの2戦目で僕たちの良いペースを生かすことに焦点を切り替えていく」

    14位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「かなり難しいレースだったけど、できる限りのことはしたと思う。良いスタートを切って、いくつかポジションを上げることができたし、クルーが良いピットストップをしてくれたことでそこでも順位を上げることができた。でも、2回目のセーフティカーの後はペースに苦しんだ。最後は5秒ペナルティによって2つ順位を失った。もう少し競争力があることを期待していたし、データを調べて、来週またここでレースをするときに前進できることを改善していく必要がある」

    15位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「これまでの最初の4レースの中で、今回はクルマのフィーリングがずっと最高で最も予測可能なレースだった。クルマは生き生きとしていて、ドライブするのが本当に気持ちよかった。最初のラップでミスをしてコースオフしたことで順位を失ってしまったけど、それ以外は自信を持ってプッシュすることができた。とても楽しいレースだったし、他のクルマと戦えるのはとても楽しかった」

    16位:ロマン・グロージャン(ハース)
    「レースの最初から最後まで本当に限界までドライブしたので、残念な結果だ。最初のスティントは楽しかった。セーフティカーの後ろで5番手に上がり、『おぉ、昔のようだ』と思ったね。ステイアウトしたことには満足しているし、ハンガリーでもやったように自分たちのマシンではこういったことを試さなければならない。リスタートの時点でタイヤがちょっと不安だったけど、最終的にはうまくいったし、ペースを保つことができた。ハッピーだったし楽しかった。来週に向けて何か大きく変わるとは思わない。序列は同じままだと思うけど、レース中のデグラデーションがもっと悪くなるのは明らかだろう。たぶん2ストップのレースになる。1ストップはちょっと退屈だから僕はそっちの方がいいね」

    17位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「こんなレースになるとは期待していなかった。レース序盤は戦えるチャンスはあると思っていたけど、ピットストップ後のペースは他についていくことができなかった。来年のレースにむけてどうやったらパフォーマンスを改善できるか確認する必要がある。終盤のラップでフロントウイングが故障したけど、最終的に違いはなかったと思う。何が起こったのかはわからない。詳しく調べてみる必要がある」

    DNF:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「わずかな時間で終わってしまったけど、今日はとても強いレースができたと思う。スタートはよく、ペースはかなりよかったので、いくつもオーバーテイクをして追い上げていくことができた。いい結果が出せると思っていたところ、突然ターン10でマシンのリアを失った。普段から、まずは自分に責任があると考えるので、原因は自分だと思ったが、映像を見返すと僕のコントロールが及ばない範囲で何かが起こっているように見えたので、データをすべてチェックして何が問題だったのかを理解する必要がある。今日はポイントが獲得できるはずだったので残念だが、また来週トライしていく」

    DNF:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「アクシデントの後、僕は完全に元気だけど、とにかくとてもフラストレーションを感じている。素晴らしい良いスタートができたし、今回もいくつか順位を上げることができた。グリッドに向かう途中でマシンの感触が良かったので、エンジニアにはマシンが本当にうまく機能していると伝えたくらいだ。今日は何かできたかもしれなかったけど、リタイアするになってしまい本当にがっかりしている。できることはすべてやった。予選ではベストを尽くせたし、良いスタートが切れた。1周目に順位を上げて、トップ10に近づいていた。いい感じだったので、とても残念だ」

    DNS:ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)
    「レースをスタートできなかったのは本当に残念だ。チームは僕をグリッドに着かせるために全力を尽くしてくれたので、チームのためにも残念に感じている。全員のヘルプにとても感謝している。今週末はいきなり新しい世界に飛び込むことになったけど、再びチームと仕事をする機会を楽しんだ。僕たち全員のハードワークの報酬としてレースで良い結果を出せれば素晴らしかっただろう」

  • レッドブル・ホンダF1 「予選でのメルセデスとの差を考えれば2位に満足」

    レッドブル・ホンダF1 「予選でのメルセデスとの差を考えれば2位に満足」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの決勝を振り返った。

    予選でルイス・ハミルトンに1秒差をつけられたマックス・フェルスタッペンは、レースでもメルセデス勢に挑戦することはできなかったが、後続を大きく引き離し、3番手を盤石なものとして最後の3周に入った。

    そのとき、フェルスタッペンの前方を走行していたバルテリ・ボッタス(メルセデス)がタイヤにパンクを喫してスローダウン。フェルスタッペンが2番手の座を手に入れると、後方との差も十分だったことから、チームはピットインさせてソフトタイヤに交換し、ファステストラップを目指すとともにタイヤを万全な状態にする。

    こうしてファイナルラップに入った瞬間、首位を行くルイス・ハミルトン(メルセデス)にもパンクが発生してスローダウン。約30秒差で2番手につけていたフェルスタッペンは、ファステストラップをマークしながらその差を詰めたが、捉える一歩手前でチェッカーフラッグとなり、2位でフィニッシュした。

    「今日、勝利を逃したのは少し不運だったと言えるかもしれないが、非常に支配的なマシンを持っていたメルセデスを祝福したい。ラッキーな勝利だったかもしれないがね」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「今のところ、運はルイスに味方しているが、昨日の予選でのメルセデスとのギャップを考えれば、マックスの2位とファステストラップはチームにとって非常に良い結果だ」

    「マックスは本当に成熟したレースを走っていたし、マシンから全てを引き出し、ミスをしなかった。彼はグリーンセクターを記録しながら、ピットウォールのエンジニアを探して水分補給を勧めてさえいたよ!」

    「レース終盤のマックスのタイヤの状態はあまり良くなかったし、ボッタスがパンクに見舞われた際にマックスがレースの最後まで到達するという保証はなかったので、新しいタイヤに交換するためにピットに入るというのは賢明な判断だった」

    「バルテリの不運から恩恵を受けたことに感謝しなければならないし、この結果は満足できるものだと思っている」

    12番手からスタートしたアレクサンダー・アルボンは、オープニングラップの最終コーナーでケビン・マグヌッセン(ハース)が接触し、早くもセーフティカー導入となる。アルボンは、このセーフティカー走行が明けた直後の7周目にピットインし、ハードタイヤに交換。ここからロングスティントを目指す戦略を採るが、接触によって5秒加算のタイムペナルティーを科される。

    30周目に2度目のピットインを行ったアレクサンダー・アルボンは、ミディアムタイヤに交換するとともにタイムペナルティーを消化。2ストップ戦略のアドバンテージを生かし、フレッシュなタイヤでベッテルとストロールをかわして10番手に。その後、バルテリ・ボッタス(メルセデス)とカルロス・サインツ(マクラーレン)にパンクが発生してポジションアップ。一度は後方でのレースを強いられたアルボンだが、8位でフィニッシュした。

    「アレックスも素晴らしいレースを走り、接触とそのペナルティによってフィールドの後方に下がった後、いくつか素晴らしいオーバーテイクで挽回し、8位でフィニッシュした。マグヌッセンとの接触はレーシングインシデントだったと思おう。ケビンはミスをして膨らんでいた。アレックスはコミットしており、彼らは接触した。だが、5秒ペナルティはおそらく公平なものだった」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「ハンガリーからここまでチームとして我々は進歩していると思うし、今日はレースでは何が起こるかわからないことが示された。プッシュし続けて、前にいる人たちにプレシャーをかけ続けていかなければならない」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「ガスリーの7位はアップデートの効果を実証」

    アルファタウリ・ホンダF1 「ガスリーの7位はアップデートの効果を実証」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストとテクニカルサービスのジョディ・エギントンが、2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの決勝レースを振り返った。

    11番手からスタートしたピエール・ガスリーが、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)やランス・ストロール(レーシング・ポイント)をオーバーテイクする好パフォーマンスを見せて7位入賞。

    19番手からスタートしたダニール・クビアトは序盤に12番手まで順位を上げていたが、リアタイヤのパンクと見らえるトラブルによってマゴッツでクラッシュ。リタイアでレースを終えた。

    フランツ・トストは「我々はいくつかの新しいパーツとともにシルバーストンに入り、非常に楽観的だった。週末の初めから、我々は全てのフリープラクティスセッションを通して良いパフォーマンスを示すことができた」とコメント。

    「何らかの理由で予選ですべてをまとめることができなかった。ピエールの11番グリッドは自由にタイヤを選択できるので実際にはかなり幸運だったがね」

    「ピエールは素晴らしいレースを戦い、多くのマシンをオーバーテイクした。我々はセーフティカー期間中に彼をピットに入れることを決断した。残念ながら、それはダニールの事故によるものだったが、ハードタイヤに交換してそれがかなりうまくいった。7位という結果はチームに良いポイントをもたらしてくれた」

    「ダニールは5グリッド降格ペナルティにより、19番手という後方からレースをスタートしたが、良いスタートを切り、すぐに非常に競争力をみせ、12番手のピエールに追いついていた。実際、彼はマゴッツで事故に遭ったときには彼の後ろにいた。調査する必要があるが、リアタイヤのパンクによるものであるように思われる。だが、最も重要なことは彼が怪我をせずにクルマから降り、完全に元気なことだ。彼は素晴らしいペースを示していたので本当に残念だ。彼もポイント圏内でフィニッシュできたと思っている」

    「今は来週のシルバーストンでの2番目のレースを楽しみにしている」


    テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「今日のレースは終盤に多くのドラマが提供され、エキサイティングだったのは確かだ」とコメント。

    「ピエールは素晴らしいレースをしてくれた。数回の優れた追い抜きを成功させ、本当に重要なときにハードにプッシュすることができるようにペースとタイヤをうまく管理していた」

    「ダニーも12周目まで良いペースを示していたし、今日彼はポイントを獲得することはできなかったが、来週は挽回できると確信している」

    「今日のパフォーマンスは我々がここに持ち込んだアップデートが結果を出していることをさらに実証した。これから来週に我々のパッケージからさらに多くを引き出せるようにデータを検証していく」

    「今日はチーム全体が素晴らしい仕事をしてくれたし、現場とファエンツァとバイチェスターの全員によるハードワークにふさわしい結果を達成することができた」

  • ダニール・クビアト 「僕のコントロールが及ばない範囲で何かが起こった」

    ダニール・クビアト 「僕のコントロールが及ばない範囲で何かが起こった」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第4戦 イギリスGPの決勝レースをリタイアで終えた。

    19番グリッドからスタートしたダニール・クビアトだが、スタートで順位を上げ、ポイント圏内が目前となる位置で走行。アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)をオーバーテイクして、12番手で追い上げを目指す。

    しかし、その直後の11周目にクビアトがクラッシュ。高速コーナーのマゴッツ(ターン10)からベケッツ(ターン13)にかけてのセクションでマシンのコントロールを突然失った。幸いにもケガはなかった。クラッシュの原因についてはレース後に調査が行われている。

    「わずかな時間で終わってしまったけど、今日はとても強いレースができたと思う」とダニール・クビアトはコメント。

    「スタートはよく、ペースはかなりよかったので、いくつもオーバーテイクをして追い上げていくことができた」

    「いい結果が出せると思っていたところ、突然ターン10でマシンのリアを失った。普段から、まずは自分に責任があると考えるので、原因は自分だと思ったが、映像を見返すと僕のコントロールが及ばない範囲で何かが起こっているように見えたので、データをすべてチェックして何が問題だったのかを理解する必要がある」

    「今日はポイントが獲得できるはずだったので残念だが、また来週トライしていく」

  • ピエール・ガスリー 「今日の7位入賞はベストレースの一つ」

    ピエール・ガスリー 「今日の7位入賞はベストレースの一つ」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの決勝で7位入賞を達成。“ベストレースの一つ”だと語った。

    11番手を走行していたピエール・ガスリーは、レース終盤にかけて追い上げを見せる。フェラーリのセバスチャン・ベッテルの背後につけると、ターン15のストウで外側からオーバーテイクに成功する。

    その後のターン1でランス・ストロール(レーシングポイント)もパスして、9番手までポジションを上げる。

    その後、バルテリ・ボッタス(メルセデス)とカルロス・サインツ(マクラーレン)にパンクが発生し、ポジションアップ。7位でのフィニッシュを果たした。

    「今日の7位は、僕たちにとって素晴らしい結果だ!」とピエール・ガスリーはコメント。

    「力強いレースができて、僕にとってはベストレースの一つと言えるかもしれない」

    「この結果は予想以上で、ポイント獲得の可能性はあると思っていたけど、最初のセーフティカーのタイミングが不利に働いたことで、厳しい展開になりそうだった。その時点では12番手で、集団の中でバトルをしてした。タフな戦いだったが、楽しむことができて、ベッテル、ストロール、ジョビナッツィと素晴らしいバトルを繰り広げた」

    「セバスチャンに近づくのに苦戦したけど、一撃でパスしなければならないと覚悟していた。フェラーリをアウトサイドからオーバーテイクするなんて、なかなかないので、心から楽しんだ!」

    「マシンの感触はよく、どこを改善すべきかも分かっているので、次戦ではさらなる前進ができることを願っている」

  • メルセデスのF1エンジン、予選モードで1022馬力の到達との測定

    メルセデスのF1エンジン、予選モードで1022馬力の到達との測定

    メルセデスのF1エンジンは予選モードで1022馬力に到達していたと Motorsport-Total.com が報じている。

    メルセデスF1の2020年の優位性は明らかだ。F1イギリスGPの予選では別次元の走りを見せ、Q3では2番目に速いチームだったレッドブル・ホンダに1秒の差をつけた。

    Motorsport-Total.com は、シルバーストンで測定を行った結果、メルセデス W11は予選モードで1022馬力以上を示していたと報道。ルイス・ハミルトンは予選の最終段階でその馬力を発揮しており、チームメイトのバルテリ・ボッタスは1020馬力だったとしている。

    メルセデスは、昨年フェラーリにF1エンジンで差をつけられたことで冬の間に開発を強化。その恩恵はカスタマーのレーシング・ポイントやウィリアムズにも表れている。

    ホンダは純粋なパワーでメルセデスに最も近く28馬力差、ルノーは37馬力差、フェラーリは42馬力少ないと同サイトは報じている。

    同サイトによると、メルセデスは第2戦シュタイアーマルクGPで新しい燃料とハイブリッドエンジンの異なる戦略を承認され、その組み合わせで最大馬力を達成しているという。

  • ニコ・ヒュルケンベルグのレース出場を奪ったのは1本のボルト

    ニコ・ヒュルケンベルグのレース出場を奪ったのは1本のボルト

    レーシング・ポイントでのニコ・ヒュルケンベルグの慌ただしいF1復帰は、クラッチの1本のボルトがせん断されていたことが原因で決勝グリッドに並ぶことなく終了した。

    F1イギリスGPに先立った木曜日、レーシング・ポイントのレースドライバーを務めるセルジオ・ペレスが新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たことで、レース欠場を余儀なくされた。

    代役として白羽の矢が立ったのが、去年までルノーF1でレースをしていたニコ・ヒュルケンベルグだった。木曜日にチームから電話を受けたヒュルケンベルグは急遽シルバーストンに移動して深夜までシート合わせを行い、翌朝に45分間のシミュレーター作業を行っただけでフリー走行に出走。慣れないマシンでペースを発揮し、予選では13番グリッドを獲得していた。

    しかし、スターティンググリッドに向かう時間になってもレーシング・ポイントのガレージからニコ・ヒュルケンベルグが出てくる気配はない。ピットレーンクローズの時間になっても問題は解決せず、チームはレース出場を断念。ジェットコースターのような週末はあっけない幕切れとなった。

    レーシング・ポイントは、調査の結果、クラッチのボルトが緩んだことで、エンジンを始動させることができなかったと説明した。

    「クラッチハウジングの中でボルトがせん断されてしまったようだ」とレーシング・ポイントのチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーはコメント。

    「そのボルトが引っかかってしまい、エンジンを回すことができなかった。抜けたボルトが詰まってしまったことで、エンジンを始動させることができなかった」

    「原因を理解するにはまだ時期尚早だ。だが、せん断されていた。素材の問題なのか、オーバートルクによる問題なのかはわからない」

    「これらのボルトは全て一定のトルクで締められていたはずだ。トルク比が適切でなかったり、オーバートルクで締め付けられていた場合、せん断する可能性がある」

    「素材に関する製造上の問題かもしれないが、全てを調べてみるまでは分からない。根本的な原因を理解して、確実に修正する必要がある」

    オトマー・サフナウアーは、このボルトはメルセデスから供給されたパッケージの一部だと語った。

    「レーシング・ポイントが製造したパーツではない。メルセデスHPPもしくはメルセデスGP)から入手したパーツだ」

    オトマー・サフナウアーは、急遽マシンに乗り込んだにも関わらず、ニコ・ヒュルケンベルグは速さをみせていたため、レースをスタートできなかったことにフラストレーションを感じていると語る。

    「ニコがレースに出場していれば非常に有益だっただろう」とオトマー・サフナウアーはコメント。

    「残念ながら、それは叶わなかった。彼は難しい状況のなかで素晴らしい仕事をしたと思う。本当にゼロからのスタートだった。冬のテストもなく、マシンを全く理解していなかった。彼が以前に乗ったクルマとはまったく別物だし、パワートレインも別だ」

    「チーム自体は彼がここにいた時とよく似ている。彼のかつてのエンジニアは、ランス(ストロール)のマシンの面倒を見ている。そのため、別のエンジニアが担当した。だが、かつて一緒に働いていた残りのスタッフたちと一緒に仕事をしていた」

    「彼の仕事は見事だった。彼は素早く学習し、予選で素晴らしい走りを見せた。レースに参加できなかったのはとにかく残念だ」