カテゴリー: F1ブラジルGP

  • トロロッソ、ダブル入賞でランキング6位に浮上「5位も不可能ではない」

    トロロッソ、ダブル入賞でランキング6位に浮上「5位も不可能ではない」

    トロロッソ・ホンダのチーフエンジニアを務めるクラウディオ・バレストリが、F1ブラジルGPの決勝レースを振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがF1での初表彰台となる2位、ダニール・クビアトが10位とダブル入賞を果たして19点を加点。レーシングポイントを抜いてコンストラクターズ選手権で6位に浮上し、5位のルノーとの差を9ポイントに縮めた。

    「なんてレースだ! 今日はトロロッソとホンダにとって素晴らしいひだ。現場、ファエンツァ、ビスター、さくらのオペレーションルールの素晴らしいチーム努力のおかげで表彰台の2段目という驚くべき結果を達成することができた!」とクラウディオ・バレストリはコメント。

    「今日の我々はまったくミスをしなかった。良いスタートを切り、レース全体で良いペースがあり、特にスタートで路面温度が非常に高くなったときにタイヤを管理した。ピエールの走りは完璧だったし、信じられないような最終ラップでルイス(ハミルトン)を抑えて2位でレースをフィニッシュした。アメージングだ!」

    「ダニーに関しては、彼のレースは他の様々なマシンと戦わねばならず、少し難しいものだったが、彼は10位でレースを終えることができ、チームにポイントをもたらしてくれた。これからハイな気分でアブダビに向うが、再び戦う準備はできている」

    「コンストラクターズ選手権5位も不可能ではない」

    関連:F1ポイントランキング | フェルスタッペンが3位に浮上(ブラジルGP終了後)

  • マックス・フェルスタッペン 「ホンダのPUのパフォーマンスに感謝」

    マックス・フェルスタッペン 「ホンダのPUのパフォーマンスに感謝」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ブラジルGPでポール・トゥ・ウィンで今季3勝目。特にホンダのPUのパフォーマンスを称賛した。

    レーススタートでは、ポールポジションのマックス・フェルスタッペンが抜け出して首位をキープ。21周目、フェルスタッペンは新品のソフトタイヤに交換し、2ストップ作戦を選択する。

    しかし、このピットアウト時にウイリアムズのマシンが目の前に飛び出し、タイムロスを強いられてしまい、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の後ろでコースへ復帰。しかし、すぐにハミルトンに追いついたフェルスタッペンは、直後のターン1でオーバーテイクを決め、先頭を奪い返す。

    首位を守りながら迎えた44周目に、フェルスタッペンはミディアムタイヤへ履き替える。しかし、その直後にバルテリ・ボッタス(メルセデス)がストップし、コース上にはセーフティカーが出動。レッドブルはフェルスタッペンをピットインさせてソフトタイヤを履かせ、終盤をフレッシュなタイヤで戦う判断を下す。一方、2番手にいたハミルトンはコース上に留まったため、一旦は先頭を譲る形となってしまう。

    このセーフティカー明け直後のリスタート、フェルスタッペンはターン1で再び見事なオーバーテイクを決め、すぐに首位を奪還。しかし、その後に、フェラーリ勢がチームメート同士で接触して2台ともにリタイア。コース上には再びセーフティカーが入る。ここで、今度はハミルトンがピットインしてソフトタイヤに交換。フェルスタッペンははステイアウトを選択してトップを走行する。

    レースは残り2周で再開されますが、後方で接触があり、フェルスタッペンは首位を盤石にしてファイナルラップに突入して勝利を手にした。

    「今日はクレイジーなレース展開でいろいろなことがあったけど、僕は常にいいペースで走行でき、大事なところで何度もメルセデスをオーバーテイクすることができた。簡単なレースではなかったけど、チームが適切な戦略を立ててくれた。特に終盤のセーフティカー中のソフトタイヤへのスイッチは今日僕たちが勝つために大きなキーになった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「僕はいつも完璧を目指して仕事をしているし、チームもいつも完璧なピット戦略とともに戦おうと努力をしているけど、今日はそれが完全にかみ合ったと感じている。昨年の(惜しくも勝利を逃した)レースを思うとよかったという部分もあるが、それ以上に完璧なレース展開と全員で勝ち取った勝利という意味で素晴らしい勝利だった」

    「ホンダのPUについては、今日だけでなく週末を通して非常にいいパフォーマンスを見せていた。また一歩前に進むことができたので、ホンダのみんなに感謝している。アルボンとチームにとっては最後に表彰台を逃すことになり非常に残念だったが、一方でガスリーとトロロッソ、そしてホンダにおめでとうの言葉を贈りたい」

    関連:【動画】 2019年 F1ブラジルGP 決勝 ハイライト / ホンダF1が1-2!

  • F1ブラジルGP | ベッテルとルクレールの同士討ちは両者お咎めなし

    F1ブラジルGP | ベッテルとルクレールの同士討ちは両者お咎めなし

    FIA(国際自動車連盟)は、F1ブラジルGPの決勝レースで同士討ちを演じたフェラーリのセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールの両者どちらにもペナルティを科さないことを発表した。

    残り6周、フェラーリの二人はかけて3位を争っていた。シャルル・ルクレールはターン1でセバスチャン・ベッテルを抜いたが、ターン4に向かうストレートでベッテルが順位を取り戻しにかかる。

    セバスチャン・ベッテルが右側からシャルル・ルクレールを抜き返したが、進路を戻すのが早すぎたのか2台のタイヤ同士が接触。この接触でルクレーはサスペンションにダメージを負い、ベッテルはタイヤがパンク。2人ともリタイアさせ余儀なくされた。

    FIAは、このインシデントを審議対象としていたが、どちらのドライバーにもペナルティを科さないことを決定した。

    事故の直後に、2人は無線で互いをののしり合っていた。

    セバスチャン・ベッテルは「ああ、パンクだ・・・彼は何やっているんだ!」と絶叫。シャルル・ルクレールは放送禁止用語を発したためかピー音だけが国際映像に流れた。

  • アレクサンダー・アルボン 「もちろん悔しいけど怒ってはいない」

    アレクサンダー・アルボン 「もちろん悔しいけど怒ってはいない」

    レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1ブラジルGPの決勝レースを14位で終えた。

    アレクサンダー・アルボンは、スタートポジションを守って5番手でレースを展開。24周目にソフトタイヤに交換する。50周目には再びソフトタイヤに交換して上位を狙った。その直後にバルテリ・ボッタス(メルセデス)がストップし、コース上にはセーフティカーが出動。リスタートでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)をパスして、3番手に浮上する。

    その後、フェラーリ勢がチームメート同士で接触して2台ともにリタイア。コース上には再びセーフティカーが入り、レースは残り2周で再開される。しかし、アルボンはリスタートで3番手に浮上したハミルトンに接触されてスピンを喫し、14番手まで順位を落としてレースを終えることになった。

    初表彰台のチャンスを接触によって逃すことになったアレクサンダー・アルボンだが、怒ってはいないと語る。

    「悔しいのはもちろんだけど、怒っているわけではない。ただ、とても残念だ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「表彰台獲得に値するレースができていたので、どうしてもチームのために成し遂げたかった。セーフティカー解除後にリスタートしてから、フェラーリとのバトルではオーバーテイクもできて、レースを楽しむことができた。ピットインをした後のルイス(ハミルトン)はグリップもよさそうだったので、ターン1でオーバーテイクされてしまうかもしれないと予想はしていたけど、最低でも3位は獲得できるだろうと思っていた」

    「ルイスとの距離にも余裕があったので、特に心配はしていなかった。コーナーで彼からのアタックを阻止するためにインを閉めたところ、ブラインドスポットに気づかずお互いが接触してしまうことになってしまった。もちろん彼の行動はわざとではなかったことも理解している。レースでは起こってしまうことであり、今日はついていない日だったのだと思う」

    「終わってしまったことなので、次のレースに向けてポジティブに取り組んでいくことが必要だ。マックス(フェルスタッペン)おめでとう!彼の今日の走りは優勝するにふさわしい、素晴らしいパフォーマンスだった!」

    関連:【動画】 2019年 F1ブラジルGP 決勝 ハイライト / ホンダF1が1-2!

  • バルテリ・ボッタス、今季2度目のリタイア「突然パワーがなくなった」

    バルテリ・ボッタス、今季2度目のリタイア「突然パワーがなくなった」

    メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1ブラジルGPの決勝レースをリタイアで終えた。

    4番グリッドからスタートしたバルテリ・ボッタスは序盤からペースに苦戦。そして、52周目にマシンから白煙をあげてコース脇にストップ。今季2度目のノーポイントでレースを終えた。ボッタスのマシン撤去のためにセーフティカーが導入され、その後のレース展開に影響を与えた。

    「リタイアする前から全体的にトリッキーなレースだった。今日はほとんどペースがなかったので調査しなければならない」とバルテリ・ボッタスはコメント。

    「1ストップ戦略を狙ってハードタイヤで最後までいく予定だった。でも、タイヤが最後まで持ちそうになかったので再びピットインした。このように戦略を変更するのは理想的ではないけど、いずれにしろ完走できなかったからどちらでもいいことだ。詳細はまだわからないけど、突然パワーがなくなった。しっかり調査して原因を突き止めなければならない」

    「あの後もたくさんのことが起きていたので、うまく切り抜けられていたらと思うと残念で仕方がない。今はアブダビのレースを楽しみにしている。強くなって戻り、いい結果でシーズンを終わりたい」

  • ダニール・クビアト、10位入賞 「トロロッソにとって大きな前進の表れ」

    ダニール・クビアト、10位入賞 「トロロッソにとって大きな前進の表れ」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1ブラジルGPの決勝レースで10位入賞を果たした。

    16番手スタートのダニール・クビアトは、ミディアムタイヤでスタートし、追い上げを図る。23周目にソフトタイヤへ交換し、ポジションアップを狙うが、後方集団は混戦となっており、なかなかパスできずにレースは進んでいく。

    他車のリタイアに10番手までポジションを上げたクビアトは、10位でポイントを獲得。僅差のコンストラクターズ争いを繰り広げるチームに貴重なポイントをもたらした。

    「16番手からスタートした今日のレースは、簡単にはいかないと予想していた。あまり語ることは多くない」とダニール・クビアトはコメント。

    「難しいレースだったが、セーフティカー後のリスタートで3台オーバーテイクすることができ、1ポイントを獲得することができたのはポジティブに捉えている。トロロッソにとって今シーズン2度目の表彰台獲得だ。中団チームの中でそれを成し遂げたのは僕たちだけではないだろうか」

    「日頃の努力が実ったこの成果はとても喜ばしいことだ。今日のレースで多くのポイントを獲得し、チームのランキングは6位を奪還することができた。今日の結果はチームにとって大きな前進の表れになった」

    関連:【動画】 2019年 F1ブラジルGP 決勝 ハイライト / ホンダF1が1-2!

  • レッドブルF1代表 「フェルスタッペンは昨年の借りを返した」

    レッドブルF1代表 「フェルスタッペンは昨年の借りを返した」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、F1ブラジルGPの決勝レースを振り返った。

    ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、ピットストップのたびにルイス・ハミルトンに前に出られる展開となったが、その都度ポジションを取り戻してレースをコントロール。今季3勝目、通算8勝目の勝利を挙げた。

    アレクサンダー・アルボンは、残り2周まで2位を走行していたが、ルイス・ハミルトンに衝突されるかたちでスピン。初表彰台はお預けとなった。

    昨年、F1ブラジルGPではマックス・フェルスタッペンはレースをリードしながらも周回遅れのマシンに接触されて優勝を逃しており、クリスチャン・ホーナーは今回の勝利を借りを返すという意味の“redemption (償還)”と言う言葉で表現した。

    「マックスにとって償還だった。今日は我々がひとつの目標を持ってレースに臨んだ。それは勝利することだ。ライトが消えた瞬間から、マックスはリードを手にして見事にレースをコントロールした。ルイスが我々の直前でピットに入って2ストップ戦略を行い、ウィリアムズのアンセーフリリースでマックスのリードが損なわれたものの、ニュータイヤのアドバンテージをフルに生かして即座にルイスを抜き返した」

    「そこからはマックスがレースをコントロールし、最後のピットストップではメカニックたちが1.9秒でマシンを送り出すという驚異的な仕事をしてくれた。セーフティカーが出動した際、後続車がステイアウトする可能性があることを知りながら、リードするポジションからピットに入るべきかどうか、恐ろしい決断を下さなければならなかった。ストラテジストのハンナがピットインを勧めてくれたので我々はそうした。そして、マックスが再びルイスを抜き返してくれた」

    「アレックスも本当に強力なレースを戦い、フェラーリやメルセデスとホイール・トゥ・ホイールのバトルを繰り広げていた。ターン1のアウト側からセバスチャンをオーバーテイクし、最後のセーフティカーでピットインしたルイスの前に出ることに成功した。残念ながら、最後のラップでルイスがスペースに飛び込んだが、そのスペースは急激になくなり、接触に至った。チームにとっては1-2フィニッシュになり得たし、アレックスの2位が取り上げられてしまったが、それでも、アレックスは素晴らしいグランプリを戦ったので、顔を上げてブラジルを離れてほしいと思っている」

    「最後に、非常に強力な週末を過ごしたピエールを祝いたい。初めての表彰台に上る彼の姿を見ることができてとてもうれしい。全体として、レッドブルの2チームとホンダにとって非常にポジティブな週末だった」

    関連:【動画】 2019年 F1ブラジルGP 決勝 ハイライト / ホンダF1が1-2!

  • マックス・フェルスタッペン、F1ブラジルGPのDriver Of The Day

    マックス・フェルスタッペン、F1ブラジルGPのDriver Of The Day

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、2019年 F1ブラジルGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。

    “ドライバー・オブ・ザ・デー”はグランプリで活躍したドライバーをファン投票で決定。ポールポジションからスタートし、ピットストップのたびにルイス・ハミルトンに前に出られながらも、その都度オーバーテイクし、今季3勝目を挙げたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが選出された。

    レーススタートでは、ポールポジションのマックス・フェルスタッペンが抜け出して首位をキープ。21周目、フェルスタッペンは新品のソフトタイヤに交換し、2ストップ作戦を選択する。しかし、このピットアウト時にウイリアムズのマシンが目の前に飛び出し、タイムロスを強いられてしまい、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の後ろでコースへ復帰。しかし、すぐにハミルトンに追いついたフェルスタッペンは、直後のターン1でオーバーテイクを決め、先頭を奪い返す。

    首位を守りながら迎えた44周目に、フェルスタッペンはミディアムタイヤへ履き替える。しかし、その直後にバルテリ・ボッタス(メルセデス)がストップし、コース上にはセーフティカーが出動。レッドブルはフェルスタッペンをピットインさせてソフトタイヤを履かせ、終盤をフレッシュなタイヤで戦う判断を下す。一方、2番手にいたハミルトンはコース上に留まったため、一旦は先頭を譲る形となってしまう。

    このセーフティカー明け直後のリスタート、フェルスタッペンはターン1で再び見事なオーバーテイクを決め、すぐに首位を奪還。しかし、その後に、フェラーリ勢がチームメート同士で接触して2台ともにリタイア。コース上には再びセーフティカーが入る。ここで、今度はハミルトンがピットインしてソフトタイヤに交換。フェルスタッペンははステイアウトを選択してトップを走行する。レースは残り2周で再開されるが、後方で接触があり、フェルスタッペンは首位を盤石にしてファイナルラップに突入して勝利を手にした。

    マックス・フェルスタッペン
    「今日はクレイジーなレース展開でいろいろなことがあったけど、僕は常にいいペースで走行でき、大事なところで何度もメルセデスをオーバーテイクすることができた。簡単なレースではなかったけど、チームが適切な戦略を立ててくれた。特に終盤のセーフティカー中のソフトタイヤへのスイッチは今日僕たちが勝つために大きなキーになった。僕はいつも完璧を目指して仕事をしているし、チームもいつも完璧なピット戦略とともに戦おうと努力をしているけど、今日はそれが完全にかみ合ったと感じている。昨年の(惜しくも勝利を逃した)レースを思うとよかったという部分もあるが、それ以上に完璧なレース展開と全員で勝ち取った勝利という意味で素晴らしい勝利だったホンダのPUについては、今日だけでなく週末を通して非常にいいパフォーマンスを見せていた。また一歩前に進むことができたので、ホンダのみんなに感謝している。アルボンとチームにとっては最後に表彰台を逃すことになり非常に残念だったが、一方でガスリーとトロロッソ、そしてホンダにおめでとうの言葉を贈りたい」

  • シャルル・ルクレール、親友ピエール・ガスリーのF1初表彰台を祝福

    シャルル・ルクレール、親友ピエール・ガスリーのF1初表彰台を祝福

    フェラーリのシャルル・ルクレールが、F1ブラジルGPで2位でフィニッシュしてF1初表彰台を獲得したトロロッソ・ホンダの初表彰台を祝福した。

    カート時代から切磋琢磨してきたピエール・ガスリーとシャルル・ルクレール。共有の親友であるアントワーヌ・ヌベールが亡くなった翌日に開催されたF1ベルギーGPでは、ガスリーがルクレールに勝利を託していたというエピソードもある。

    シャルル・ルクレールは、チームメイトのクラッシュによってレースをリタイアすることになったが、親友のF1初表彰台を祝福した。

    「なるようにしかならない。クラッシュについてコメントするつもりはないけど、僕の友人のためにとても嬉しくおもっている」とシャルル・ルクレールはコメント。

    「君はこの結果に値する。初めての表彰台は常に特別なものだし、僕たち二人は一緒にカートでレースをしていたことからその瞬間を夢見てきた。君は最高だ。今日は楽しんでね」

    関連:【動画】 2019年 F1ブラジルGP 決勝 ハイライト / ホンダF1が1-2!

  • 2019年 F1 ブラジルGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    2019年 F1 ブラジルGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    ピレリが、2019年のF1世界選手権 第20戦 ブラジルGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    ポールポジションからスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、セーフティカー導入も発生したドラマティックなレースを3ストップ戦略で制した。フェルスタッペンは、終盤に発生した1回目のセーフティカー導入周回中に最終ピットストップを行い、メルセデスのルイス・ハミルトンにリードを譲るかたちとなったが、リスタート後トップに立ち、今シーズン3勝目を達成した。

    トロ・ロッソのピエール・ガスリーが2位に続いた。予測通り、前日までよりも大幅に温暖なコンディションの下で行われた決勝時の路面温度は、金曜日のフリー走行時よりも20度以上高くなった。

    キーポイント
    ・フェルスタッペンは、3ストッパーでポイントを獲得した2名のドライバー中の1人だった。

    ・トップ4が3種類の異なる戦略を使用するなど、上位から下位まで広範囲に渡る戦略が展開された。フェルスタッペンとハミルトンが3ストップ戦略を採った一方、チェッカーフラッグ時(スチュワードの裁定前)、4位フィニッシュしたマクラーレンのカルロス・サインツは、最終グリッドからスタートし、1ストップ戦略を使用した。また、2位を獲得したガスリーは2ストッパーだった。

    ・変化する状況下、アドバンテージを模索する動きのなか、いくつかの劇的なインシデントが発生した。この結果、終盤に2回のセーフティカー導入が行われ、レースの流れを一変させた。

    ・セーフティカー導入前時点では、ソフト~ミディアム~ソフトと繋ぐ戦略が上位勢で主流となっていた。この戦略は、温暖なコンディション下、スピードと柔軟性を提供するものだった。

    ・高い路面温度となったことから、デグラデーションはやや大きくなり、全3種類のコンパウンドが使用された。そのような中、ソフトによる長いオープニングスティントも見られた。

    各コンパウンドのパフォーマンス
    ・ハード C1:高い路面温度の下で性能を発揮した。メルセデスとフェラーリでは、バルテリ・ボッタスとシャルル・ルクレールがそれぞれハードを使用した。

    ミディアム C2:大半のドライバーの第2スティントで重要な役割を演じた。一方、サインツは、ミディアムで42周のファイナルスティントを走行した。

    ・ソフト C3:終盤に発生した2回のセーフティカー導入時、数名のドライバーがフィニッシュまでのスプリント用にソフトを使用した。ハミルトンは、残りわずか2周のレースラップとなる最終セーフティカー導入周回中にソフトへ交換した。

    マリオ・イゾラ(ピレリ カーレーシング責任者)
    「最後まで予測できない、Formula1史上稀に見るドラマティックなレースとなりました。終盤に発生した2回のセーフティカー導入が、戦略の様相を一変させました。それまでは、前日までよりも大幅に上昇した路面温度によって2ストップが主流のレースと見られていました。また、このコンディションは、耐久性の高いハードコンパウンドの登場も促しました。しかし、カルロス・サインツは1ストッパーが可能であることを実証しました。また、多くのドライバーが、予測不可能なレースで最大限を引き出す戦略を選択していました。2位を獲得したトロ・ロッソとピエール・ガスリー、またワンツーを達成したホンダを讃えたいと思います」

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