カテゴリー: F1ブラジルGP

  • 2021年 第19戦 F1ブラジルGP 決勝:タイヤ戦略解説

    2021年 第19戦 F1ブラジルGP 決勝:タイヤ戦略解説

    2021年 第19戦 F1ブラジルGP 決勝でのタイヤ戦略をF1公式タイヤサプライヤーのピレリが解説した。

    メルセデスのルイス・ハミルトンが、ミディアム~ハード~ハードの2ストップ戦略でブラジルグランプリを制した。トップ3のドライバーが同じ戦略を採った。

    10番グリッドからスタートしたハミルトンは、トップを走行していたレッドブルのマックス・フェルスタッペンよりも1周早く1回目のピットストップを、3周遅く2回目のピットストップを行い、ポジションを上げていった。最終的には、フェルスタッペンを抜いて優勝し、チャンピオンシップにおける彼との差を縮めた。

    多くのドライバーが2ストッパーだったなか、3名が1ストップを、2名が3ストップ戦略を実行し、7種類の異なるタイヤの組み合わせが見られた。この点は、戦略の多様性を示している。

    スプリント予選が行われる際のレギュレーションにより、スタート時のタイヤ選択が自由ななか、アルファタウリの角田裕毅を除く全ドライバーがC3コンパウンドのP Zeroイエロー・ミディアムタイヤでスタートした。角田は、P Zeroレッド・ソフトタイヤを装着してスタートした。第2スティント以降でソフトを使用したドライバーは、レッドブルのセルジオ・ペレスのみだった。ペレスは、残り2周時点でソフトへ交換し、ファイナルラップでファステストラップポイントを獲得した。

    スタート時の気温は24度で、路面温度は昨日よりも20度近く高い50度だった。このコンディションはレースを通して継続した。

    序盤の15周までにセーフティカー導入が発生し、前半に2回のバーチャルセーフティカーが導入されたことから、燃料満タン時のタイヤ摩耗が軽減された。

    ■各コンパウンドのパフォーマンス
    【ハードC2】
    全ドライバーが使用し、レースでの鍵を握った。レース週末中、ハードの使用機会が無かったなか、上位勢は2セットの新品ハードタイヤで走行した。高温のコンディション下、ハードは最大限の性能を発揮し、一貫したスピードを示しました。また、柔軟なピットストップウィンドウを提供した。

    【ミディアムC3】
    ほぼ全員がミディアムでスタートした。セーフティカーと2回のバーチャルセーフティカー導入が、ミディアムによる長いオープニングスティントを可能にし、その後のスティントにおけるより多くの選択肢を提供した。

    【ソフトC4】
    スプリント予選では積極的に使用されたが、ソフトでの長い走行が適さない高温のコンディションだったことから、レースでの使用は限定的となった。ペレスは、ソフトタイヤでファステストラップを記録し、4位を獲得した。

    F1 ブラジルグランプリF1 サンパウログランプリ

    マリオ・イゾラ (ピレリF1およびカーレーシング責任者)
    「上位勢の性能が拮抗し、多くの予測戦略が実行されたグランプリにおいて、戦略が主役となりました。昨日のスプリント予選時よりも20度近く高くなった路面温度が、戦略に最も大きな影響を及ぼし、より硬いコンパウンドの使用を促進しました。このチャレンジングなコンディション下、メインのレースタイヤとなったハードは、素晴らしいラップタイムを刻み、非常に良好な性能を発揮しました。セーフティカーの導入によってオープニングスティントが伸びたことから、ドライバーたちは、以降のスティントにおいてより多くの柔軟性を得ることができました。特に上位勢では、『アンダーカット』に関して戦術的な戦いが繰り広げられました。このため、上位勢のなかで、ハードを使用した第2スティントが短くなったドライバーが見られました。ルイス・ハミルトンは、スプリント予選の最後尾から決勝での優勝を果たし、この週末を通して素晴らしい仕事をしました」

  • ピエール・ガスリー、アルピーヌを抑える敢闘賞「ベストの順位」

    ピエール・ガスリー、アルピーヌを抑える敢闘賞「ベストの順位」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年F1ブラジルGPの決勝で7位でフィニッシュ。アルピーヌF1とのランキング5位争いで敢闘賞と言える仕事をした。

    ピエール・ガスリーは、後方から追い上げてきたルイス・ハミルトン(メルセデス)に交わされ、オープニングラップで8番手に。前方のセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)を交わして7番手に順位を上げると、ダメージによるものを除き、全ドライバーの中で最も早い25周目にピットイン。ハードタイヤに交換する。

    51周目に2度目のピットインでハードタイヤに交換したピエール・ガスリーは、1ストップ作戦を採っていたアルピーヌの2台をパスすべく、プッシュしていく。ファイナルラップでアルピーヌの2台を立て続けにオーバーテイクし、7位でフィニッシュ。コンストラクターズ5位のアルピーヌと同点のままで今大会を終えた。

    「とてもうれしい。今日はかなり激しいレースだったけど、満足のいく結果だったと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「ダニエル(リカルド/マクラーレン)やセブ(セバスチャン・ベッテル/アストンマーティン)、そして終盤では2台のアルピーヌと、素晴らしいバトルができた。F1で彼らとレースをすることはあまり多くないので、とても楽しかった」

    「大変ではあるけど、今日はトップ3チームの直後という、僕らに可能な中でベストの順位でフィニッシュできた。そして、コンストラクター5位争いにまだ踏みとどまっていることが、最も重要だ」

  • ランス・ストロール 「角田裕毅の動きはやけくそで楽観的すぎた」

    ランス・ストロール 「角田裕毅の動きはやけくそで楽観的すぎた」

    アストンマーティンF1のランス・ストロールは、2021年F1ブラジルGPの決勝をリタイアで終えた。

    14番グリッドからスタートしたランス・ストロールは、4周目の最初の複合コーナーで角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)に接触された。この接触でフロアの左側にダメージを負ったストロールは、後半に破損したパーツがさらに外れ、47周目にリタイアした。

    このインシデントは、角田裕毅に過失があると判断され、角田にはレース中の10秒加算ペナルティと2点のペナルティポイントが科されている。

    「昨日いくつか順位を上げた後、今日はポイントを獲得する良いチャンスがあったと思う」とランス・ストロール。

    「好スタートを切った後、角田裕毅がターン1で僕に接触してきた。彼はソフトで、僕はミディアムだったので、その段階では彼の方が速かっただ」

    「彼の動きはやけくそで楽観的すぎたと思う。あの接触でマシンにダメージを負って、そこからさらに多くの部品が落ちていった。ペースが悪化し、後退していくしかなかった」

    「リタイアは残念だけど、今週末は、来週末のカタールで上手くフィニッシュすることをさらに決意させた」

    動画の公開は終了しました
  • 角田裕毅 「ストロールとの接触でレースを台無しにしてしまった」

    角田裕毅 「ストロールとの接触でレースを台無しにしてしまった」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1ブラジルGPの決勝を15位で終えた。

    グリッドで唯一のソフトタイヤでのスタートとなった角田裕毅だが、ランス・ストロール(アストンマーティン)をパスしようとした際に接触してフロントウイングを失ったことで、ピットインしてウイングを交換するとともに、ハードタイヤに履き替える。

    その後、好ペースを見せてトップ10圏内まで浮上していた角田裕毅は、ストロールとの接触の原因を作ったとして10秒加算のタイムペナルティーが科され、39周目のピットイン時にこれを消化。後方へと順位を落とし、15位でレースを終えた。

    「今日はなかなかフラストレーションが溜まる一日でした」と角田裕毅。

    「タイヤの判断はよかったと思いますが、不運にもストロールとの接触でレースを台無しにしてしまいました。リスキーな抜き方ではありましたが、彼がミラーを見ていなかったことで当たってしまいました」

    「その後はずっとダメージを負ったまま走ることになったので、ペナルティーが科されたのは本当に残念です。ただ、レースではよくあることですし、次戦ではもっと強くなって戻ってきたいです」

  • マックス・フェルスタッペン 「この結果は僕たちにできる最大限」

    マックス・フェルスタッペン 「この結果は僕たちにできる最大限」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2021年F1ブラジルGPを2位表彰台で終えた。

    2番グリッドのマックス・フェルスタッペンは、ターン1でバルテリ・ボッタス(メルセデス)を制して首位に立つ。リードを保ったフェルスタッペンは、1周前にピットインしたハミルトンに反応する形で、27周目にハードタイヤに交換する。

    マックス・フェルスタッペンの首位を守るため、レッドブル・ホンダは40周目と早めのタイミングで2度目のピットストップを敢行。再びハードタイヤを履き、メルセデス勢のアンダーカットを防御する。

    その後、マックス・フェルスタッペンは、後方から激しくプレッシャーをかけるハミルトンに対して抵抗を図り、素晴らしいバトルを繰り広げるが、59周目にパスを許し、2位でフィニッシュ。ドライバーズチャンピオンシップのリードを保ってレースを終えた。

    「今日は厳しい戦いになるのは分かっていたけど、できることをすべてやった。少しだけ及ばなかった」とマックス・フェルスタッペン。

    「ただ、面白いレースになったし、もちろん勝ちたかったけど、現実的に見ればこれはいい結果だと思う」

    「ルイス(ハミルトン)と僕は、さまざまな形勢で首位争いをしていたけど、激しくもいいレースだったし、レースとはこうあるべきだと思う」

    「もう少しパフォーマンスがあればよかったけど、この結果が僕たちにできる最大限だったのは明らかだ。トップスピードを見ると防御するのは厳しかったし、彼らは新しいエンジンを投入していてパワーが向上するのは当然なので、今後のレースではそれが収まってくれればと思う」

    「残り3戦もものすごく厳しい戦いになるけど、どうなるか見ていこう」

  • ルイス・ハミルトン、逆境を跳ねのけての勝利「最も困難な週末だった」

    ルイス・ハミルトン、逆境を跳ねのけての勝利「最も困難な週末だった」

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、F1ブラジルGPはF1キャリアで「最も困難な週末」と評し、久々の優勝に「初勝利のように感じる」と語った。

    ルイス・ハミルトンは、メルセデスのリアウイングの技術規則への違反によって金曜日の予選から失格となり、土曜日のスプリント予選を最後尾からスタートして5位でフィニッシュ。

    決勝では、エンジン交換による5グリッド降格ペナルティで10番グリッドからスタート。だが、フィールドを信じられないような速さで駆け上がり、タイトルのライバルであるマックス・フェルスタッペンを倒してシーズン6勝目を挙げた。

    「今週末に入って、今日のようにギャップを埋めることができるとは思ってもみなかった」とルイス・ハミルトンはレース後にパルクフェルメで語った。

    「そして、いろんなことが僕たちの不利に運び続けた。でも、それは皆にとって、どんなことに直面しても決してあきらめないことを本当に示していると思う」

    「とにかくプッシュし続けて、転んでも起き上がって、戦い続けなければならない。決して戦いうことをやめてはいけない」

    「それが僕が今週アプローチした方法であり、世界中からインスピレーションをもらった」

    「でも、初勝利のような気分だ。しばらく勝っていなかったように感じる」

    今回の勝利により、ルイス・ハミルトンは、残り3戦でランキング首位のマックス・フェルスタッペンとの差を14ポイントまで縮めた。

    ルイス・ハミルトンは、今週末はF1キャリアで直面したなかで最も困難なもののひとつだったと認め、キャリア初期のF3時代の挽回の走りについて思い出させてくれた父親のアンドニーからの励ましからインスピレーションを得たことを明かした。

    「チームは素晴らしい仕事をしてくれた。バルテリは今日、できるだけ多くのポイントを獲得するために素晴らしい仕事をしてくれた」とルイス・ハミルトンは語った。

    「プッシュしていた。できる限り強くプッシュしていた。でも、最後尾グリッドから、そして、さらに5グリッド降格ペナルティは、今までで最も困難な週末だったと思う」

    「でも、父はF3時代の2004年のバーレーンを思い出させてくれた。最後尾からスタートして、10位でフィニッシュし、1位でフィニッシュした。父のおかげだ」

  • ホンダF1 田辺TD 「メルセデスの底力を見せつけられた悔しい結果」

    ホンダF1 田辺TD 「メルセデスの底力を見せつけられた悔しい結果」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年F1ブラジルGPの決勝を振り返った。

    マックス・フェルスタッペンがポールポジションから好スタートを決めて、序盤は1-2体制を築いたレッドブル・ホンダだったが、メルセデスに逆転を許し、フェルスタッペンが2位、セルジオ・ペレスが4位とメルセデスの後塵を拝した。

    アルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーが2台のアルピーヌを倒して7位でフィニッシュ。角田裕毅は序盤の接触とペナルティが響き、15位でレースを終えた。

    「今日のサンパウロGP決勝は、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手がメルセデスとの激しいトップ争いを繰り広げたものの2位、ペレス選手権が4位と悔しい結果に終わりました」と田辺豊治。

    「2台ともいいスタートを決めて、序盤は1-2のポジションで走行していましたが、中盤以降に巻き返され、ライバルの底力を見せつけられたと感じています。それでも、2位と4位でフィニッシュできたことや、最後にペレス選手が獲得したファステストラップによる1ポイントなど、今後のチャンピオン争いにつながるレースができたと思っています」

    「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、戦闘力が拮抗した中団のマシンとの争いとなり、難しい展開でしたが7位入賞を果たしました。終盤にコンストタクターズチャンピオンシップでのライバル、アルピーヌの2台をオーバーテイクするなど、いい走りを見せました」

    「角田選手は序盤にオーバーテイクを仕掛けた際に、他車に接触し、車体にダメージを負うとともに、その接触によるペナルティを受けてしまうなど15位という結果でしたが、週末を通してスピードはありましたので、次のレースに期待しています」

    「来週には中東に移動して3連戦の3戦目、カタールGPになります。F1勝つ開催のサーキットとなりますので、HRD-Sakura、HRD-UK、そしてチームと協力して、きっちりと準備を行って臨みたいと思います」

  • 2021年 F1ポイントランキング (第19戦 F1ブラジルGP 終了時点)

    2021年 F1ポイントランキング (第19戦 F1ブラジルGP 終了時点)

    2021年 F1世界選手権 第19戦 F1ブラジルGPが終了。ルイス・ハミルトン(メルセデス)が首位マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)との差を縮めた。

    F1ブラジルGPは、10番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンが気迫の走りで優勝。マックス・フェルスタッペンとのポイント差を19ポイントから14ポイントに縮めた。

    スプリント予選が開催された今大会ではバルテリ・ボッタスが3ポイント、マックス・フェルスタッペンが2ポイント、カルロス・サインツが1ポイントの追加ポイントを獲得。また、レースのファステストラップの1ポイントはセルジオ・ペレスが獲得した。

    ドライバーズ選手権もコンストラクターズ選手権も順位に変動はなかったが、コンストタクターズ選手権では首位メルセデスがレッドブル・ホンダとの差を1ポイントから11ポイントに拡大。ラインキング3位のフェラーリがマクラーレンとの差を31.5ポイントに広げた。5位のアルピーヌと6位のアルファタウリ・ホンダは同じポイント数の獲得で同点のままとなっている。

    2021年F1ドライバーズポイント
    1.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – (332.5)
    2.ルイス・ハミルトン (メルセデス) – (318.5)
    3.バルテリ・ボッタス (メルセデス) – (203)
    4.セルジオ・ペレス( レッドブル) – (178)
    5.ランド・ノリス (マクラーレン) – (151)
    6.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – (148)
    7.カルロス・サインツ (フェラーリ) – (139.5)
    8.ダニエル・リカルド (マクラーレン) – (105)
    9.ピエール・ガスリー (アルファタウリ) – (92)
    10.フェルナンド・アロンソ (アルピーヌ) – (64)
    11.エステバン・オコン (アルピーヌ) – (48)
    12.セバスチャン・ベッテル (アストンマーティン) – (42)
    13.ランス・ストロール (アストンマーティン) – (26)
    14.角田裕毅 (アルファタウリ) – (20)
    15.ジョージ・ラッセル (ウィリアムズ) – (16)
    16.キミ・ライコネン (アルファロメオ) – (10)
    17.ニコラス・ラティフィ (ウィリアムズ) – (7)
    18.アントニオ・ジョビナッツィ (アルファロメオ) – (1)
    19.ミック・シューマッハ (ハース) – (0)
    20.ニキータ・マゼピン (ハース) – (0)
    21.ロバート・クビサ(アルファロメオ) – (0)

    2021年 F1コンストラクターズポイント
    1.メルセデス – (521.5)
    2.レッドブル – (510.5)
    3.フェラーリ – (287.5)
    4.マクラーレン – (256)
    5.アルピーヌ – (112)
    6.アルファタウリ – (121)
    7.アストンマーティン – (68)
    8.ウィリアムズ – (23)
    9.アルファロメオ – (11)
    10.ハース – (0)

  • 【動画】 2021年 F1ブラジルGP 決勝 ハイライト

    【動画】 2021年 F1ブラジルGP 決勝 ハイライト

    F1ブラジルGP(F1サンパウロGP) 決勝のハイライト動画。11月14日(土)にインテルラゴス・サーキットで2021年 F1世界選手権 第19戦 F1ブラジルGPの決勝レースが行われた。

    決勝は、2021年のタイトルを争うマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)の好バトルが展開された。

    エンジン交換ペナルティによる5グリッド降格で10番グリッドからスタートしたハミルトンは、4周目にメルセデスのチームオーダーもあり、すでに3番手に浮上。20周目にセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)を抜いて2番手に浮上すると、圧倒的なペースでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)を追撃する。59周目にフェルスタッペンをオーバーテイクし、4戦ぶりとなる今季6勝目、通算101勝目を挙げた。

    マックス・フェルスタッペンは、ポールポジションからスタートし、最初の2つのスティントではリードを築いたが、2回目のピットストップを先に入るという判断が苦境を招き、3周分タイヤがフレッシュなハミルトンに抜かれることになった。最終的に10.496秒差の2位でフィニッシュした。

    3位はメルセデスのバルテリ・ボッタス。2回目のピットストップのタイミングでバーチャル・セーフティ・カーが入るという運にも恵まれてセルジオ・ペレスの前に出たボッタスが表彰台の最後のスポットを獲得し、メルセデスがダブル表彰台を獲得した。

    4位はレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス。オープニングラップでは2番手に浮上してレッドブル・ホンダの1-2体制を築き、セーフティカーのリスタートでもハミルトンをブロックする役割を果たしたが、ピットストップでメルセデス勢の後ろに下がると追撃はできなかった。最後はソフトタイヤに交換し、ハミルトンについていたファステストラップをファイナルラップに更新。1ポイントを奪い取った。

    今回の結果で、ドライバーズ選手権では首位のマックス・フェルスタッペン(332.5)に2位のルイス・ハミルトン(318.5)と14ポイント差まで縮めた。コンストラクターズ選手権では首位のメルセデス(521.5)と2位のレッドブル・ホンダ(510.5)の差が11ポイントに広がった。

    5位はシャルル・ルクレール、6位はカルロス・サインツとフェラーリがダブル入賞。ライバルのマクラーレンはランド・ノリスの10位終わり、コンストラクターズ選手権でのランキング3位のフェラーリがマクラーレンとの差を31.5ポイントまで拡大した。

    7位はアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。8位のエステバン・オコン、9位のフェルナンド・アロンソとライバルのアルピーヌを抑え、コンストラクターズ選手権で同点を保った。

    角田裕毅は14番グリッドから全ドライバーで唯一となるソフトタイヤで順位アップを狙ったが、序盤にランス・ストロール(アストンマーティン)と接触してフロントウイングを破損。セーフティカーが入ったこのインシデントで10秒ペナルティを科され、15位でレースを終えた。

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  • ルイス・ハミルトン、優勝後のインラップでシートベルトを緩めて罰金

    ルイス・ハミルトン、優勝後のインラップでシートベルトを緩めて罰金

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、F1ブラジルGPの勝利後のインラップでシートベルトを緩めたとして5000ユーロ(約65万円)の罰金を科された。

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフはレース後、「ルイスが最終ラップでベルトを外したため、チームはスチュワードに行く」とメディアに語った。

    これはその後まもなく、ブラジルの現地時間午後5時にメルセデスF1チームの代表者は「FIA国際モータースポーツ競技規則の付録L第III章第4条(安全ベルトの使用)の違反の疑い」について報告するよう呼び出された。

    FIA国際モータースポーツ競技規則では「サーキット、ピットレーン、スペシャルステージ、または競技コースを走行する競技中は、常に当該車両の技術規則に準拠した安全ベルトでドライバーをシートベルトで適切に拘束する必要がある」と記されている

    「44号車のドライバー、ルイス・ハミルトンは、レース終了時にインラップでシートベルトを外した」とスチュワードのレポートは述べた。

    「スチュワードは祝いたいという願望に同情しているが、車が動いている間にシートベルトを外すことは基本的に危険である」

    「これらの車の低速は、拘束されていない乗員にとっては非常に速い。さらに、F1ドライバーはジュニアカテゴリーの模範を示している。ジュニアカテゴリーのドライバーは、常に車のすべての安全装置を使用することの重要性を学ぶことが重要である」

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