カテゴリー: F1アメリカGP

  • マクラーレンF1 ヒュルケンベルグを名指し批判「アマチュアのような走り」

    マクラーレンF1 ヒュルケンベルグを名指し批判「アマチュアのような走り」

    マクラーレンは、F1アメリカGPスプリントのオープニングラップで両ドライバーがリタイアに追い込まれた件について、激しい怒りを表明した。チームCEOのザック・ブラウンは、ターン1での混乱を「アマチュアのようなドライビング」と痛烈に非難している。

    レース序盤、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)を発端とする連鎖的な接触により、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリの両マクラーレンが巻き込まれた。2台とも深刻なサスペンション破損を負い、1周も走り切れぬままスプリントを終える結果となった。

    「ひどかった。うちのドライバーたちは誰も悪くない。あれは完全にアマチュアのようなドライビングだ」とブラウンはSky Sports F1に語った。

    「明らかにニコがオスカーに突っ込み、彼がいるべき場所じゃなかった。左リアにぶつかったんだ」

    アンドレア・ステラ代表「経験豊富なドライバーこそ慎重さが必要」

    チーム代表のアンドレア・ステラもまた怒りを隠さず、ヒュルケンベルグを名指しで批判した。

    「今日はレースをするチャンスさえなかった。多くの経験を持つドライバーが、もう少し慎重さを持って走るべきだったと思う」とステラはコメントした。

    「悪意のある行為とは言わないが、少しの慎重さがあれば皆が得をしたはずだ。特にあのポジションにいたドライバーにとってはね」

    マクラーレン F1 アメリカGP スプリント

    ノリスとピアストリも困惑「ただぶつけられただけ」

    フロントロウからスタートしたランド・ノリスは、接触の瞬間について「全く分からない。ただぶつけられた。僕にできることは何もなかった」と語った。

    一方のオスカー・ピアストリも、好スタートを切りながらサスペンション破損でリタイア。「テレビ映像ではまだ見ていないけれど、ターン1でかなり深く入ってカットバックしようとした瞬間に後ろから当てられた」と失望を口にした。

    スプリントでのダブルリタイアにより、マクラーレン勢はドライバーズ選手権で大きな痛手を負った。優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、首位ピアストリとの差を55ポイント、ノリスとの差を33ポイントに縮めている。

  • リアム・ローソン 角田裕毅の批判に反論「何を怒ってるのか全然わからない」

    リアム・ローソン 角田裕毅の批判に反論「何を怒ってるのか全然わからない」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2025年F1アメリカGP予選後に元チームメイトの角田裕毅(レッドブル・レーシング)から受けた批判に困惑していると語った。角田裕毅はQ2中、ローソンが「わざと邪魔をした」と不満を述べ、「コーナーで信じられないほど減速した」と主張していた。

    両者ともQ2で敗退し、決勝はローソンが12番手、角田裕毅が13番手からスタートする。ローソンはこの批判を軽く受け流した。

    「正直、彼が何を不満に思っているのか全くわからない」と、昨年レーシングブルズで角田裕毅のチームメイトだったローソンは語った。

    「今日の予選で自分が彼の前にいた記憶もない。怒っているのなら怒ればいいけど、僕には関係ない」

    予選での風の影響に不満を示すローソン

    ローソンがより悔しがったのは、Q3進出を逃した原因についてだった。23歳のニュージーランド出身ドライバーは、VCARB 02のポテンシャルを発揮できなかったことを残念がった。

    「全体的に本当に良かったんだ」と、スプリントレースで9位だったローソンは語った。「でも1コーナーで強い突風を受けて、マシンのバランスが大きく乱れた。それが本当に悪いタイミングで来てしまった」

    「もしこれが僕たちのベストだったなら、まあ満足していたと思うけど、速いマシンを持っていながらそれを引き出せなかったのは悔しい」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)

    角田裕毅は再びローソンを批判

    角田裕毅もまた、予選でQ3進出を逃したことに落胆し、改めてローソンの行動を問題視した。

    「ターン11で彼がすごくゆっくり走っていて、僕を待っているような感じでした。コーナーの真ん中で止まりそうな感じで、正直理想的ではなかったです」と語った。

    「それまではQ3に進めるだけのペースがあったのに、あの場面ですべてを失ってしまいました。本当にフラストレーションがたまりました」

    角田裕毅は、ローソンが意図的にそうしたのかはわからないとしながらも、「彼にそのことを伝えようと思います」と語っている。

    分析:微妙な関係が再燃、レッドブル勢内部の火種

    アメリカGP予選後のこの一件は、2024年にチームメイトとして戦った角田裕毅とリアム・ローソンの間に再び火種を生んだ。両者ともレッドブル・グループに属しながらも、今季は異なるチームで戦う。

    ローソンは終始冷静な姿勢を見せた一方で、角田裕毅はトラフィックと失速に苛立ちを隠さなかった。2人のコメントの食い違いは、レッドブル系ドライバー間の競争意識の強さを象徴している。

  • 角田裕毅 F1アメリカGP予選「ローソンはいつも何かをわざとやる感じ」

    角田裕毅 F1アメリカGP予選「ローソンはいつも何かをわざとやる感じ」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)はアメリカGPの予選でQ2敗退を喫し、13番手に終わった。最終アタックでトラフィックに阻まれ、Q3進出のチャンスを失った角田は、フラストレーションを隠さなかった。

    角田裕毅はセッション中、リアム・ローソンやアルピーヌ勢との接触しそうな場面もあり、無線では苛立ちを見せた。セッション後のインタビューでは、その理由を率直に語った。

    Q:ローソンが前にいたようですが、アルピーヌも邪魔になったようでした。どれくらいのタイムロスになったと思いますか?

    ローソンのことは、もういつも通りの話です。いつも何かをわざとやる感じで、正直言って彼のことは気にしてません。それよりアルピーヌの方が本当に進路上にいて、何があったのか分かりませんが、チーム内でのコミュニケーションミスだったのかもしれません。最後の瞬間に出てきて、かなりラップタイムを失いました。あれがなければQ3に入っていたと思います。ここまで普通の予選ができていなくて、本当に悔しいですけど、仕方ないです。

    Q:クルマの調子自体は良くなってきているように見えますが?

    そうですね。最後のラップではクルマのフィーリングもすごく良かったです。昨日からプッシュラップが足りていなかったので、最後の走行でようやく掴めてきた感じでした。だからこそ、あのトラフィックは残念でした。最後まで気持ちは良かったんですけどね。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) F1 アメリカGP

  • F1アメリカGP 予選:フェルスタッペンが今季7回目ポール 角田裕毅はQ2敗退

    F1アメリカGP 予選:フェルスタッペンが今季7回目ポール 角田裕毅はQ2敗退

    2025年のF1世界選手権 第19戦 アメリカGPの予選が、現地10月18日(土)にオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が2025年F1アメリカGP予選で1分32秒510を記録し、スプリントに続くポールポジションを獲得した。

    Q3の1回目のアタックで他を圧倒するラップをまとめ、2回目の走行を行わないまま首位を確定。今季7回目、通算47回目のポールポジション。

    2番手にはランド・ノリス(マクラーレン)が0.291秒差で並び、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。

    4番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)、5番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)、6番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が入った。メルセデスは両ドライバーがQ3でそろって上位に食い込み、アンドレア・キミ・アントネッリが7番手。ハミルトンはターン1でロックアップを喫し、タイム更新を逃した。

    8番手にはハースF1チームのオリバー・ベアマン。チームメイトのエステバン・オコンはQ1で脱落したが、ベアマンは堅実な走りでQ3進出を果たした。9番手にはウィリアムズのカルロス・サインツJr.、10番手にアストンマーティンのフェルナンド・アロンソが続いた。上位10台のタイム差はわずか0.65秒という接戦だった。

    Q2では、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)が11番手、リアム・ローソン(レーシングブルズ)が12番手、角田裕毅(レッドブル・レーシング)が13番手で敗退。角田は第2セクターでタイムを失い、わずかにQ3進出を逃した。ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は14番手、フランコ・コラピント(アルピーヌ)は15番手で続いた。

    Q1ではガブリエル・ボルトレト(ザウバー)が16番手、エステバン・オコン(ハースF1チーム)が17番手で敗退。ランス・ストロール(アストンマーティン)は18番手に終わり、スプリントの接触による5グリッド降格もあり、決勝は最後尾スタートとなる。アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)はトラックリミット違反でラップタイムが削除され、19番手。アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)はQ1序盤でスピンを喫し、タイムを記録できず最下位の20番手となった。

    アメリカGP決勝は日曜午後、フェルスタッペンとノリスの直接対決に注目
    決勝は現地時間日曜午後に行われ、フェルスタッペンとノリスの正面勝負が再び焦点となる。マクラーレン勢はロングランでの強さを武器に逆転を狙い、フェラーリとメルセデスも表彰台圏内をうかがう。中団ではハースとウィリアムズの上位争い、さらに角田裕毅とローソンの巻き返しにも注目が集まる。

    2025年のF1世界選手権 アメリカGP

    F1 アメリカGP 予選 結果・ラップタイム

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分32秒510
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分32秒801
    3.シャルル・ルクレール(マクラーレン) – 1分32秒807
    4.ジョージ・ラッセル(ザウバー) – 1分32秒826
    5.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1分32秒912
    6.オスカー・ピアストリ(アストンマーティン) – 1分33秒084
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ(ウィリアムズ) – 1分33秒114
    8.オリバー・ベアマン(フェラーリ) – 1分33秒139
    9.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分33秒150
    10.フェルナンド・アロンソ(フェラーリ) – 1分33秒160
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(メルセデス)
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    13.角田裕毅(アルピーヌ)
    14.ピエール・ガスリー(アストンマーティン)
    15.フランコ・コラピント(レーシングブルズ)
    16.ガブリエル・ボルトレト(ハース)
    17.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    18.ランス・ストロール(レッドブル)
    19.アレクサンダー・アルボン(ハース)
    20.アイザック・ハジャー(ザウバー)

  • 角田裕毅は13番手 … F1アメリカGP 予選 結果・タイムシート

    角田裕毅は13番手 … F1アメリカGP 予選 結果・タイムシート

    2025年F1アメリカGP 予選の結果・タイムシート。現地時間10月18日(土)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで2025年のF1世界選手権 第19戦 アメリカグランプリの本予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は13番手でQ2敗退となった。

    マックス・フェルスタッペン、アメリカGPで再び圧巻のポール獲得
    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が1分32秒510のタイムで今季8回目のポールポジションを獲得した。スプリントポールに続く“ダブル達成”となり、2位ランド・ノリスに0.291秒差をつけた。初回アタックで十分なタイムを叩き出し、2回目のアタックができないまま首位を守り切った。

    ノリスが再びフロントロウ、マクラーレン勢は歯がゆい展開
    ランド・ノリス(マクラーレン)は2番手、チームメイトのオスカー・ピアストリは6番手。両者ともフレッシュタイヤで挑んだが、終盤の改善幅が小さく、フェルスタッペンのペースには届かなかった。ザック・ブラウン代表も「トップ4には誰にでもチャンスがあったが、マックスが一歩上」と評した。

    フェラーリ勢はルクレール3番手、ハミルトン5番手
    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは3番手、ルイス・ハミルトンは5番手を確保した。ルクレールはQ3で一時2番手に浮上しながらも、最終的にはノリスに0.006秒届かず。ハミルトンはターン1でロックアップを喫し、最終アタックをまとめきれなかった。

    ラッセルがメルセデス勢最上位の4番手、ルーキー・アントネッリも健闘
    ジョージ・ラッセル(メルセデス)はQ2で一時危うい位置にいたものの、最終的に1分32秒826で4番手。アンドレア・キミ・アントネッリは1分33秒114で7番手と、自身3度目のQ3進出を果たした。チームはともに3セット目のソフトを投入し、アタックを揃えた。

    中団ではハースのベアマンがQ3進出、サインツはウィリアムズで9番手
    ハースF1チームのオリバー・ベアマンが1分33秒139で8番手を獲得。ウィリアムズのカルロス・サインツJr.は9番手につけ、チームにとって貴重なトップ10入りとなった。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソも10番手で続き、ベテラン勢が堅実な走りを見せた。

    角田裕毅は13番手でQ2敗退、ローソンとともに進出ならず
    角田裕毅(レッドブル・レーシング)はQ2で1分33秒466を記録したが、0.1秒届かず13番手で敗退。リアム・ローソン(レーシングブルズ)も12番手と惜しくもQ3進出を逃した。第2セクターでタイムを失い、実況では「スプリントでのあの英雄的なスタートも今は記憶の中」と評された。

    2025年F1 アメリカGP 予選 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分33秒207 1分32秒701 1分32秒510
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分33秒843 1分32秒876 1分32秒801
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分33秒525 1分32秒869 1分32秒807
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分33秒311 1分33秒058 1分32秒826
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分33秒685 1分32秒914 1分32秒912
    6 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分33秒746 1分33秒228 1分33秒084
    7 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分33秒501 1分33秒044 1分33秒114
    8 87 オリバー・ベアマン ハース 1分33秒921 1分33秒238 1分33秒139
    9 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分33秒739 1分33秒124 1分33秒150
    10 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分33秒741 1分33秒237 1分33秒160
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分33秒551 1分33秒334  
    12 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分33秒549 1分33秒360  
    13 22 角田裕毅 レッドブル 1分33秒935 1分33秒466  
    14 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分33秒599 1分33秒651  
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分34秒039 1分34秒044  
    16 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分34秒125    
    17 31 エステバン・オコン ハース 1分34秒136    
    18 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分34秒540    
    19 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分34秒690    
    20 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ No Time    
  • F1アメリカGP 予選Q2:角田裕毅は13番手で惜しくもQ3進出ならず

    F1アメリカGP 予選Q2:角田裕毅は13番手で惜しくもQ3進出ならず

    2025年F1アメリカGPの予選Q2は、コンディションが落ち着いた中で再び熾烈な争いとなった。

    セッション序盤、メルセデスのキミ・アントネッリが1分33秒044の好タイムを記録し、一時トップに立つと、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)がこれに0.080秒差で続いた。中団勢ではニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)やリアム・ローソン(レッドブル・レーシング)が上位進出を狙ったが、タイム更新には届かず。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は最終アタックで中間セクターを伸ばせず、第2セクターでわずかにロス。最終的に自己ベストを更新できず13番手にとどまり、惜しくもQ3進出を逃した。前日のスプリント予選での力強い走りから一転、決勝に向けて課題を残す結果となった。

    終盤はルクレールがフェラーリ勢として意地を見せて2番手に浮上。トップは依然としてフェルスタッペンがキープし、上位勢は順当にQ3へ進出した。一方、アルピーヌ勢はタイム更新を試みたものの届かず、ガスリーとコラピントもここで敗退となった。

    ■ Q2敗退ドライバー
    11位:ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)
    12位:リアム・ローソン(レッドブル・レーシング)
    13位:角田裕毅(レッドブル・レーシング)
    14位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    15位:フランコ・コラピント(ウィリアムズ)

    フェルスタッペンが引き続きトップを守り、ルクレール、サインツ、ノリスが続く展開でQ3へ。中団勢はわずかコンマ数秒の差に泣く接戦のセッションとなった。

  • F1アメリカGP 予選Q1:ハジャーがクラッシュで赤旗 角田裕毅14番手通過

    F1アメリカGP 予選Q1:ハジャーがクラッシュで赤旗 角田裕毅14番手通過

    2025年F1アメリカGPの予選Q1は、序盤から波乱の展開となった。セッション開始直後、レーシングブルズのアイザック・ハジャーがスピンを喫し、マシン後部をバリアにヒット。赤旗が出され、セッションは中断された。幸いハジャーに大きな怪我はなく、メディカルカーで検査に向かった。

    赤旗明けの再開後は、気温46℃という過酷なコンディションの中で各車が一斉にタイムアタック。

    序盤はハースのニコ・ヒュルケンベルグが暫定トップを記録し、フェルナンド・アロンソがこれを更新。続いてマックス・フェルスタッペンが1分33秒207でトップに立った。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)はこの難しいコンディションの中で安定した走りを見せ、14番手でQ1を突破。マシンバランスを崩すドライバーが続出するなか、確実にQ2進出を果たした。

    終盤、トラックの進化とともにタイムは次々と更新される。アレックス・アルボン(ウィリアムズ)は8番手に飛び込むも、トラックリミット違反でタイムが抹消され、最終的に19番手でQ1敗退。最後まで残留をかけたガブリエル・ボルトレト、エステバン・オコン、ランス・ストロールも脱落し、下位5台は以下の結果となった。

    ■ Q1敗退ドライバー
    16位:ガブリエル・ボルトレト(キック・ザウバー)
    17位:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    18位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    19位:アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
    20位:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)

    Q1終盤にはフェルスタッペンがトップ、ルクレールとラッセルが続く展開で、上位勢は順当に突破。だが、ハジャーのクラッシュとアルボンのタイム抹消により、中団勢には明暗が分かれる形となった。

  • F1アメリカGP 予選 展開:マックス・フェルスタッペンが連続ポールポジション

    F1アメリカGP 予選 展開:マックス・フェルスタッペンが連続ポールポジション

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が2025年F1アメリカGPの予選でポールポジションを獲得した。Q3最初のアタックで記録した1分32秒510が決定打となり、2回目のアタックに入る前にチェッカーフラッグを受けたが、誰もこのタイムを上回ることはできなかった。2番手にはランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続き、フロントロウはスプリントに続いて再びフェルスタッペンとノリスの顔合わせとなった。

    Q1:赤旗で混乱、ハジャーがクラッシュ

    セッション序盤、レーシングブルズのアイザック・ハジャーがターンでクラッシュし、赤旗が提示された。これにより各チームの計画が狂い、セッション再開後はタイムアタックのタイミングが重なり混乱が生じた。

    角田裕毅(レッドブル)は路面状況を見極めながらアタックを行い、無難に突破を果たす。一方、ハースのエステバン・オコンやキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトはQ1で敗退した。

    また、アストンマーティンのランス・ストロールとウィリアムズのアレクサンダー・アルボンはトラックリミット違反でラップ削除を受け、それぞれ18番手と19番手に終わった。ストロールはスプリントでの接触により5グリッド降格も決まり、決勝は最後尾スタートとなる。

    Q2:ヒュルケンベルグ失速、角田裕毅は13番手

    中盤戦のQ2では、金曜のスプリント予選で好調だったニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)が再現ならず。わずかなセットアップのずれが響き、11番手でQ3進出を逃した。

    レーシングブルズのリアム・ローソンは12番手で惜しくも敗退。角田裕毅は13番手にとどまり、レッドブルとしては悔しい結果となった。アルピーヌ勢のピエール・ガスリーとフランコ・コラピントが14番手と15番手に並び、チームとしては中団で競う展開に。

    Q3:フェルスタッペン、初回アタックで完璧な一撃

    最終セッションでは、フェルスタッペンが真っ先にタイムを刻み、1分32秒510を記録。レッドブル・レーシングのマシンは全体的にバランスが安定しており、ミスのないラップをまとめてみせた。

    その後、再度コースに出たものの、タイム更新を狙う前にチェッカーフラッグが振られ、2回目のアタックを完遂できなかった。だが、後続勢の挑戦も及ばず、結果的にこの最初のラップがポールラップとなった。

    ランド・ノリスは0.291秒差で2番手。ルクレールはわずか0.006秒差で3番手に留まった。メルセデス勢はジョージ・ラッセルが4番手、ルイス・ハミルトンが5番手と上位に入り、両者ともに手応えを得た。マクラーレンのオスカー・ピアストリは苦しいバランスに悩まされ6番手。

    続いてキミ・アントネッリ(メルセデス)が7番手、ハースのオリバー・ベアマンが8番手、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)が9番手、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが10番手でトップ10を締めくくった。

    F1 アメリカGP 予選 結果・ラップタイム

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分32秒510
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分32秒801
    3.シャルル・ルクレール(マクラーレン) – 1分32秒807
    4.ジョージ・ラッセル(ザウバー) – 1分32秒826
    5.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1分32秒912
    6.オスカー・ピアストリ(アストンマーティン) – 1分33秒084
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ(ウィリアムズ) – 1分33秒114
    8.オリバー・ベアマン(フェラーリ) – 1分33秒139
    9.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分33秒150
    10.フェルナンド・アロンソ(フェラーリ) – 1分33秒160
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(メルセデス)
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    13.角田裕毅(アルピーヌ)
    14.ピエール・ガスリー(アストンマーティン)
    15.フランコ・コラピント(レーシングブルズ)
    16.ガブリエル・ボルトレト(ハース)
    17.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    18.ランス・ストロール(レッドブル)
    19.アレクサンダー・アルボン(ハース)
    20.アイザック・ハジャー(ザウバー)

  • 角田裕毅 F1アメリカGPスプリント7位「リスクを取ってポイント獲得できた」

    角田裕毅 F1アメリカGPスプリント7位「リスクを取ってポイント獲得できた」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、アメリカGPのスプリントで11ポジションを挽回し、7位入賞を果たした。わずか19周の短距離レースでのこの追い上げに「リスクを取ったけど、ポイントを取れて良かった」と振り返った。

    角田はターン1での果敢なブレーキングで数台を抜き去り、序盤から存在感を見せた。途中、ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)と接触する場面もあったが、大きな影響を受けずに走り切った。

    90周のレースじゃなくて19周のスプリントで11ポジション上げたのはすごいですね。レース展開には満足していますか?

    良かったと思います。ターン1で前のクルマをアウトブレーキングして、イン側でブレーキングゾーンに入っていったのが、一番リスクを取った場面でした。

    中盤では前のクルマが広がっていって、その中で…まあ、フロントウイングを落とさないように気をつけてたけど、結局、ニコ(ヒュルケンベルグ)のフロントウイングの破片を拾ってしまって、半周ぐらいはレッドブルとザウバーの混ざったような感じで走ってました。それがパフォーマンス的にはあまり助けにならなかったですね。

    でも、リスクを取ってポイントを取れたのはうれしいし、全体的にロングランのパフォーマンスも良かったです。あとはクリーンな予選をするだけですね。

  • F1アメリカGPスプリント:フェルスタッペン優勝&角田裕毅7位レッドブルW入賞

    F1アメリカGPスプリント:フェルスタッペン優勝&角田裕毅7位レッドブルW入賞

    2025年F1アメリカGPのスプリントが10月18日(土)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、マックス・フェルスタッペンがターン1での混乱によって両マクラーレンのマシンがオープニングラップでリタイアするという劇的な展開の末、勝利を収めた。

    フェルスタッペンはポールポジションからクリーンにスタートを切ったが、マクラーレンのオスカー・ピアストリがキック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグにターン1で接触され、その勢いでチームメイトのランド・ノリスに衝突した。

    このアクシデントで“パパイヤ軍団”の2台はいずれもリタイアを余儀なくされ、ヒュルケンベルグもダメージを負って順位を落とした。一方、フェルスタッペンはメルセデスのジョージ・ラッセルからの挑戦と2度のセーフティカーを切り抜け、スプリントを制した。

    後半のセーフティカー導入によりスプリントはそのまま終了。ラッセルはフェルスタッペンの背後で2位に終わり、ウィリアムズのカルロス・サインツが3位、フェラーリ勢のルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールがそれぞれ4位と5位に続いた。

    ウィリアムズのもう一台、アレクサンダー・アルボンが6位、レッドブルの角田裕毅が7位に入った。一方、ハースのオリバー・ベアマンは8位でフィニッシュしたものの、10秒ペナルティによって最後尾へ降格。メルセデスのキミ・アントネッリが最後のポイント圏である8位に繰り上がった。

    F1 アメリカGP スプリント マクラーレン

    初日の早い時間に行われた1時間のプラクティスを経て、金曜のスプリント予選で100kmレースのスターティンググリッドが決まり、トップ8が8点から1点までのポイントを獲得するフォーマットで行われた。

    ノリスがSQ1とSQ2で首位を維持していたが、最終のSQ3ではレッドブルのフェルスタッペンが終盤に逆転しポールポジションを獲得。オランダ人ドライバーにとって10回目のスプリントポールとなった。

    これによりノリスとチームメイトのピアストリがそれぞれ2番手と3番手、ヒュルケンベルグがキック・ザウバーで4番手という目を引く結果を得た。

    ドライバーズ選手権が依然として接戦の中、土曜19周のレースを前にグリッド上の緊張は高まりつつあった。気温が上がるコンディションの中、フォーメーションラップ前にタイヤブランケットが外されると、20台全車がミディアムタイヤでスタートすることが明らかになった。

    シグナルが消えると、フェルスタッペンはスムーズに加速して先頭に立った。しかしその直後、ターン1で集団が密集し、ピアストリがヒュルケンベルグに接触されてスピン。はずみでノリスに突っ込み、ノリスは即リタイアとなった。

    ピアストリは一時走行を続けたが、サスペンションにダメージを負った可能性があると警告され、最終的にピットへ戻ることができず、両マクラーレンがわずか1周でスプリントから姿を消す結果となった。

    フェルナンド・アロンソもこの混乱に巻き込まれ、ヒュルケンベルグとの接触の末にリタイア。コース上のデブリ回収のためセーフティカーが導入された。

    「巨大なサンドイッチだった」と語ったヒュルケンベルグはピットストップを経て15番手まで後退。ランス・ストロールとアルピーヌのフランコ・コラピントも多事なオープニングラップの後にピットインした。

    5周目、セーフティカー解除が告げられ、フェルスタッペンが首位を維持。2番手ラッセル、3番手サインツ、4位ルクレール、5位ハミルトン、6位アルボン、7位角田(ヒュルケンベルグの落としたフロントウイングを踏んでも耐えた)、8位ベアマンというオーダーで再開した。

    フェルスタッペンは再スタートも完璧にこなし、シンガポールGP勝者ラッセルを抑えてトップを維持。その後方では、メルセデスのアントネッリが9位のピエール・ガスリーを攻め立てていた。

    8周目にはラッセルがターン12でオーバーテイクを狙い、フェルスタッペンに仕掛けたが、両者はコースオフ。フェルスタッペンが前で復帰し、「今のは何だ?」と無線で叫んだ。スチュワードはこの件を審議対象としたが、最終的に不問とされた。

    他方、フェラーリ勢のルクレールとハミルトンが4位争いを繰り広げ、最終的にハミルトンが前に出た。前方ではラッセルがフェルスタッペンとの差を1.7秒に広げられ、再び離されていった。

    11周目、フェルスタッペンが依然首位、ラッセル、サインツ、ハミルトン、ルクレール、アルボン、角田、ベアマンが続いた。8位争いも激化し、ベアマンが角田との差を1秒以内に詰め、背後からアントネッリも迫っていた。

    「ターン12で2回警告を受けた」とラッセルに無線で注意が入り、ベアマンとアントネッリもトラックリミット違反で一時注目対象となった。

    16周目、ストロールがオコンに対してターン1で突っ込み、ロックアップしてハースのマシンにヒット。オコンはリタイアとなり、ストロールも車をターン3付近に停めてレースを終えた。カナダ人ドライバーは手を上げて謝意を示す場面もあった。

    この事故で2度目のセーフティカーが出動し、スチュワードはスプリント後に調査を行うと発表。ベアマンにはアントネッリとの接触に関する10秒ペナルティが科され、ポイント圏外に転落することとなった。

    マシン撤去作業のためスプリントはセーフティカー先導のまま終了。フェルスタッペンが自身13度目のスプリント勝利を飾った。2位ラッセル、3位サインツ、4位ハミルトン、5位ルクレール、6位アルボン、7位角田。

    ベアマン(8位走行)はペナルティにより最下位へ後退し、アントネッリが8位に繰り上がった。レーシングブルズのリアム・ローソンとアルピーヌのガスリーはそれぞれ9位と10位でポイント圏を逃した。

    キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトが11位、レーシングブルズのアイザック・ハジャーが12位、ヒュルケンベルグが13位、コラピントが14位、そしてベアマンが15位。

    全体の4分の1がリタイアする荒れたスプリントとなり、ノリス、ピアストリ、アロンソが1周目で姿を消し、さらにオコンとストロールも完走できなかった。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) F1 アメリカGP スプリント

    「スタートは良かった」とスプリント勝者フェルスタッペンは語った。「ターン1のアクシデントでセーフティカーが出たあと、数周はペースを上げるのが難しかった。何が起きていたのかを確認する必要があるね。

    それでも、スプリントで勝てたのは一番重要なことだ。明日に向けては、レーストリムで少し改善する必要があると思う。マクラーレン勢とはまだ本格的に戦っていないからね」

    スプリント後、ドライバーたちはこのあとグランプリ本戦の予選に臨む。現地時間16時(日本時間6時)に開始予定だ。

    2025年F1 アメリカGP スプリント 結果

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    3.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    4.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    6.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    7.角田裕毅(レッドブル)
    8.オリバー・ベアマン(ハース)
    9.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    10.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    11.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    12.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    13.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    15.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    DNF.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    DNF.エステバン・オコン(ハース)
    DNF.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    DNF.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    DNF.ランド・ノリス(マクラーレン)