カテゴリー: アルピーヌF1チーム

  • F1ドライバーがアルピーヌに批判集中 ドゥーハン降格は「不当で厳しすぎる」

    F1ドライバーがアルピーヌに批判集中 ドゥーハン降格は「不当で厳しすぎる」

    アルピーヌF1チームがジャック・ドゥーハンを降格させた決定について、複数のF1ドライバーが「不当で厳しすぎる」と批判の声を上げている。

    オーストラリア出身のドゥーハンは、F1エミリア・ロマーニャGPを前にリザーブドライバーのフランコ・コラピントと交代。アルゼンチン出身のコラピントには、今後5戦で実力を証明する機会が与えられる。

    この交代を巡ってはシーズン開幕前から憶測が広がっており、今回の発表は「いつ行われるか」の問題とみなされていた。

    最初に反応を示したのは、ハースのルーキー、オリバー・ベアマンだった。ベアマンはメディアの取材に対し、「ドゥーハンに十分な時間が与えられたか」という質問に強い口調でこう答えた。

    「正直に言って、ノーだ。開幕戦からすでに重圧を感じながら走るのは、本当に厳しいと思う」

    「想像するだけでつらい状況だったはずだし、彼の扱いは非常に不公平だった。自分もルーキーだからよく分かるけど、特にシーズン序盤は難しいものだ」

    「今シーズン最初の6戦のうち、ルーキーにとって初めてのサーキットが4つあったし、2戦はスプリントイベントだった。そんな状況の中で、彼がよく知るヨーロッパのサーキットに行く前にシートを奪われたのは、あまりに厳しい判断だと思う」

    またベアマンは、自身がフェラーリからF1デビューを果たし、サウジアラビアGPでポイントを獲得したのは「マシンのドライバビリティが高かったことも大きい」と述べ、アルピーヌのマシンはルーキーにとって扱いが難しい可能性があると指摘したうえで、「アルピーヌはそうした事情をあまり考慮していなかったのではないか」と語った。

    オリバー・ベアマン F1 エミリア・ロマーニャGPオリバー・ベアマンはアルピーヌの決定を「非常に厳しい」と評した

    「最初から匂っていた」ハジャーも厳しく非難
    レーシングブルズのルーキー、アイザック・ハジャーも同様にドゥーハンの扱いに強い不満を示した。

    「正直言って、シーズンが始まる前からちょっと匂っていた」と、ハジャーは語った。

    「彼は大きなプレッシャーと期待を背負ってシーズンに入った。あまり良い環境ではなかったと思うし、6戦で評価されるのはフェアじゃない。しかも、彼のマシンは特別速いわけでもない」

    「ちょっと厳しすぎる決断だったと思う」

    オコン「驚きはない」
    昨年までアルピーヌに所属し、今季からハースでベアマンとコンビを組むエステバン・オコンも、チームの判断に対して冷ややかな見方を示した。

    「最近のあのチームのいくつかの決定を見れば、残念ながら今回の件は驚きではない」と語り、ドゥーハンについては次のように言及した。

    「ジャックにとっては残念だ。でも、彼はまたF1に戻ってくるだろう。今年も何度か素晴らしい走りを見せていたし、特に予選では速さを示していた」

    一方で、オコンはコラピントについても評価し、F1に求められる才能とマシン数の不均衡を指摘した。

    「フランコにもF1にいるだけの実力がある。昨年のウィリアムズでの走りは印象的だった。だけど、今のF1には才能に対して十分なマシン数がない。それが現実だ」

    エステバン・オコン F1 エミリア・ロマーニャGP元アルピーヌのエステバン・オコンは「驚きではなかった」と語った

    ローソン「F1は残酷だが、彼には戻る力がある」
    レッドブルでの短期間の出走を経て、今季レーシングブルズでフル参戦しているリアム・ローソンも、ドゥーハンに強く共感を示した。

    「ジャックとは話をしたよ。彼にとっては本当に厳しい状況だったと思う」

    「でも、彼はF1に残るにふさわしい実力を示していた。ルーキーシーズンで5戦だけで全てを証明しろというのは無理がある」

    「F1は本当に残酷な世界だ。でも、オコンも言っていたように、ジャックはF1に来る前から十分な実力があったし、F1の中でも戻ってくるに足るパフォーマンスを見せていた」

    「ただ、F1には20のシートしかない。だから本当に厳しい。チームごとに決断の基準も違うからね」

  • フランコ・コラピント 「アルピーヌF1の真価を引き出すには5戦では足りない」

    フランコ・コラピント 「アルピーヌF1の真価を引き出すには5戦では足りない」

    コラピントは、シーズン第6戦を迎えた段階でジャック・ドゥーハンに代わってアルピーヌのレースシートを獲得。ドゥーハンはリザーブドライバーへと降格となった。

    この決定はパドック内でも厳しい批判を浴びており、複数のF1ドライバーが「ドゥーハンにはもっと時間が与えられるべきだった」と主張している。

    そうした状況を認識しながらも、2024年にはウィリアムズで9戦に出走した経験を持つコラピントは、このチャンスを最大限に活かす覚悟だという。

    「本当にワクワクしている」
    エミリア・ロマーニャGPを前に、コラピントはモータースポーツ・ウィークを含むメディアに次のように語った。

    「すべてがまた新しくなった。ゼロからのスタートだよ」

    「もちろん、昨シーズンの最後の9戦に出場して、その後マシンから降りることになったのは決して望んでいた形ではなかった」

    「でも、その期間は昨年の出来事を振り返って学ぶ良い時間にもなった。だから今は、またF1に戻ってこられて嬉しいよ」

    「こういう形で他のドライバーの代わりに乗るのは、決して気持ちのいいものではないけれど、F1では自分のタイミングを選べることはない。与えられた状況でベストを尽くして、チームのために最大限の結果を出せるよう頑張るつもりだ」

    フランコ・コラピント アルピーヌF1チーム エミリアフランコ・コラピントがアルピーヌF1でF1復帰

    目標設定については言及を避ける
    コラピントには、最初の5戦で実力を示すチャンスが与えられているが、アルピーヌから具体的な目標を提示されているかどうかについては明言を避けた。

    「ドライバーとしては、まずは一歩ずつ進んでいくことが大切だと思っている。まだこのマシンのことをよく理解していないし、新しいことばかりなんだ」

    「まずは基本をしっかりこなしていけば、結果は自然とついてくるはず。特に何か特定の結果を期待しているわけではないよ」

    「今のF1は非常に接戦で、どのサーキットにマッチしているかによってチームのパフォーマンスも大きく変わってくる」

    「だから、FP1やFP2が終わるまでは、自分たちがどの位置にいるのかも見えてこない。今はチームと一緒にしっかり取り組んでいるところだ」

    「いまの一番の目標は、マシンをより速くすること」

    「現状ではまだ十分なパフォーマンスが出ていないし、それを改善するためには僕とピエール(・ガスリー)が協力して作業していく必要がある。それが最優先の課題だ。5戦が終わった時点で、どうなるかを見ていくつもりだよ」

    「5戦では足りない」率直な思い
    とはいえ、アルピーヌが提示した5戦という期限では、自分の真のポテンシャルを発揮するには不十分だというのが、コラピントの率直な思いだ。

    結果を焦って無理をし、ミスを犯すリスクにどう向き合うかと問われると、彼はこう答えた。

    「実際に走ってみてからでないと分からないこともあると思う」

    「でも、素晴らしいチャンスをもらったし、またF1に戻ってこられて本当に嬉しいよ」

    「正直、5戦という区切りのことはあまり考えていない。今は落ち着いた気持ちで状況に向き合えていると思うし、とにかくまたシートに戻って走りたいという気持ちでいっぱいだ」

    「カルロス(・サインツ)が『マシンに慣れるには10戦は必要』と言っていたけれど、僕はF1でまだ9戦しか走っていない。だから5戦でマシンのポテンシャルを最大限に引き出すのは難しいと思う」

    「おそらく、もう数戦は必要になるだろうね」

    「でも、それが今与えられたチャンスだから、できる限り活かして、楽しんで、チームのために最善を尽くしたい」

  • ピエール・ガスリー「アルピーヌF1に混乱なし」 ドゥーハン交代にも理解

    ピエール・ガスリー「アルピーヌF1に混乱なし」 ドゥーハン交代にも理解

    ピエール・ガスリーは、ドライバーと経営陣の入れ替えが相次いだ最近の混乱にもかかわらず、「アルピーヌF1チームに問題はない」と断言した。

    マイアミGP直後、アルピーヌはフランコ・コラピントが今後ガスリーとともにレースを戦うことを発表し、注目を集めた。

    コラピントはジャック・ドゥーハンの後任となる。アルゼンチン出身の元ウィリアムズ育成ドライバーであるコラピントは、シーズン開幕前からドゥーハンに代わって起用されるとの噂があった。オーストラリア人のドゥーハンは今後、シミュレータードライバーとしての役割に戻ることになる。

    さらなる激震は、チーム代表オリバー・オークスがマイアミGP直後に突然辞任したことで巻き起こった。一部では、エグゼクティブアドバイザーであり暫定代表を務めるフラビオ・ブリアトーレとの衝突が原因ではないかと噂された。

    しかし実際には、オークスの辞任は彼が代表を務めるハイテックGPの役員でもある弟ウィリアムの逮捕に起因するとされている。

    今週末のF1エミリア・ロマーニャGPを前に、ガスリーはモータースポーツ・ウィークなどのメディアに対し、こうした混乱にもかかわらずアルピーヌ内部に問題はないと語った。

    「火曜日はファクトリーにいて、水曜日はシミュレーターで仕事をしていた。そしてちょうどすべての発表があったとき、僕はフラビオと一緒にいた」

    「確かに大きなニュースではあるが、僕たちが個々人としてやるべきことは何も変わっていない。オリ(オークス)の辞任は、あくまで彼個人の決断だったと思っている」

    「チーム内に問題はないし、誰かと誰かの間で意見の相違があったということもない。チームのビジョンと方向性はマイアミの前も後も一貫している」

    「確かにオリはもういないし、ドライバーの変更もあった。それについては色々と話題になっているが、作業や方向性の面では何も変わっていない」

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1チームピエール・ガスリー アルピーヌF1チームオリバー・オークスの辞任を受け、エグゼクティブアドバイザーのフラビオ・ブリアトーレが再びピットウォールに復帰

    ブリアトーレが再び指揮へ アルピーヌの未来に期待
    オークスの辞任により、ブリアトーレが再びピットウォールに立つことになったが、ガスリーは「最近の騒動は、アルピーヌが実際には良い状態にあることを覆い隠している」とも指摘した。

    またオークスに対しては、「チームのために尽力してくれたことに感謝しているし、彼が離れるのは残念だ」と述べつつも、その決断を「受け入れ、尊重する」と語った。

    一方で、昨年6月からエグゼクティブディレクターとして就任していたブリアトーレについては、その短期間での貢献を高く評価した。

    「見出しでは、僕がファクトリーやレースチームで見ているような良い仕事がまったく伝わっていないと思う」

    「僕にとって大事なのは、表には出ないが、僕たちが裏で進めている実務に集中することだ。そこは本当に良い流れになっている」

    「もちろん、外野の騒音は常にある。こういった変化が起これば話題になるのは当然だろう」

    「でも、僕がファクトリーで見ている限りでは、スタッフも新しく加わった人たちも非常に良く協力し合っていて、大きな可能性を感じている」

    「フラビオは多くのものをもたらしてくれており、方向性は非常に明確だ。今後数週間、数カ月でその成果が現れてくると信じている」

    「来シーズンには大きな期待を持っているし、今回の特別な1週間から一歩進んで、通常業務に集中することが大切だ」

    ピエール・ガスリー F1 エミリア・ロマーニャGPガスリーはジャック・ドゥーハンの才能を疑っていないと強調

    ガスリー「ドゥーハンは速いドライバー」今後の活躍にエール
    ドゥーハンの交代について、ガスリーは「非常に良い人柄で、速いドライバーだ」と称賛しつつも、チームが交代を決断した背景についての言及は避けた。

    2019年にレッドブルの厳しい決断でシーズン途中にシートを失った経験のあるガスリーは、F1の世界の厳しさをよく理解しており、ドゥーハンにも励ましの言葉を送った。

    「大切なのは、集中すべきことに心を向けることだ」

    「彼のまわりには雑音やネガティブなエネルギーが渦巻いているかもしれないが、ドライバー、そしてアスリートとして、そういったものは脇に置いて自分のやるべきことに集中するべきだ」

    「僕は幸運にも、隔週でマシンをドライブして自分の速さを示すチャンスがあるが、彼にとってはシミュレーターでの仕事が中心になる」

    「彼が再びマシンを走らせるチャンスが訪れたときのために、メンタル面でも強くいることが求められる。簡単ではないが、踏ん張るしかない」F

  • ウィリアムズF1代表が語る コラピントのアルピーヌF1移籍とその将来性

    ウィリアムズF1代表が語る コラピントのアルピーヌF1移籍とその将来性

    ウィリアムズF1の代表ジェームス・ボウルズは、「困難な環境」に身を置くことになった自身の育成ドライバー、フランコ・コラピントがF1で成功を収められると確信している。

    今週末、フランコ・コラピントが昨年のアブダビGP以来となるF1に出走する。ジャック・ドゥーハンの代役としてアルピーヌF1のレースシートを引き継いだ形だ。

    ルノーが2016年に買収して以降、エンストン拠点のアルピーヌF1チームは度重なるリブランドと、技術部門および上層部の相次ぐ交代により「運営の混乱」という評判を定着させてきた。直近では元チーム代表のフラビオ・ブリアトーレが「エグゼクティブ・アドバイザー」として復帰し、自身が率いるハイテックからオリバー・オークスがチーム代表に就任。しかし先週、ドゥーハンからコラピントへの交代が発表される直前に、オークスは即時辞任した。

    このオークスの辞任とドゥーハンの交代という2つの出来事の関連性については、今なお憶測が飛び交っている。さらに、オークスの弟が今月初めにロンドン警視庁によって多額の現金とともに摘発され、「犯罪収益の移転」の罪で起訴されたことも騒動に拍車をかけた。

    これら一連の出来事によって、「危機状態にあるチーム」との印象はますます強まっている。だが、ウィリアムズF1で育成され、昨年はロガン・サージェントの代役としてF1デビューを果たした後にアルピーヌへ移籍したコラピントについて、ジェームス・ボウルズは「困難な状況でも成長できる」と確信している。

    「今は混乱の時期か? それは間違いない」と、ボウルズはメディアに対して語った。

    「だが彼ら(アルピーヌ)はピエール(ガスリー)とフランコをきちんとサポートすると思っている。なぜなら、両者はチームのために最大限のポイントを稼ぐ“エリートアスリート”だからだ」

    「通常、どんなに状況が不安定でもドライバーの支援は行われる。それは非常に価値のある経験になる。どんなチームであっても、困難な環境下での走行は学びが大きい。そしてそれを乗り越えたとき、人は必ず強くなる」

    「そして、フランコは強い。だから今の彼にとってアルピーヌは正しい場所だと考えている」

    昨年ウィリアムズで9戦に出走し、ロガン・サージェントに代わって好パフォーマンスを見せたコラピントだったが、同チームにはすでにアレックス・アルボンとカルロス・サインツのラインアップが決定しており、レースシート復帰の見込みは薄かった。一方、アルピーヌのドゥーハンには契約上「一定数のレース出走」のみが保証されていたと噂されており、移籍によってチャンスが拡がった形だ。

    ただし、コラピントにも「5戦限定」の“猶予期間”が設けられており、将来が確約されているわけではない。

    「アルピーヌとの契約に踏み切ったのには理由がある。彼にとって最も現実的なレースシート獲得の道がそこだったからだ」とボウルズは語った。

    「2025年、あるいは我々が特に想定していたのは2026年に向けて、彼がグリッドに残る可能性を広げる最善の手段だった」

    「彼が我々のアカデミーにいたことを誇りに思っているし、彼が今F1グリッドに立てているのは、我々の責任も一端を担っていると思っている」

    「ウィリアムズでの走りを見れば分かる通り、彼は非常に短期間でF1のペースに順応した。そして、彼は本当に速い。アルピーヌがどんな“期限”を設けようとも、その限られたチャンスの中で、彼は必ず自身の価値を証明してみせるだろう」

  • フラビオ・ブリアトーレ アルピーヌF1を実質指揮もFIAは資格認めず

    フラビオ・ブリアトーレ アルピーヌF1を実質指揮もFIAは資格認めず

    フラビオ・ブリアトーレは今週末のF1エミリア・ロマーニャGPに向けて、混迷するアルピーヌF1チームの指揮を執っている。しかし彼は、チーム代表でもなければ、チームの従業員でもなく、F1におけるライセンス保有者でもない。

    アルピーヌの元チーム代表である英国人オリバー・オークスは、5月6日に「個人的な理由」で辞任した。

    アルピーヌによれば、親会社ルノーからコンサルタント契約で雇用されているブリアトーレが、「これまでオークスが担っていた業務を引き継いでいる」という。

    しかし、F1の統括団体であるFIA(国際自動車連盟)から見て、チームの責任者はブリアトーレではないことが明らかになった。というのも、彼はチームスタッフではなく、FIAが定める「競技者スタッフ登録制度」において必要とされるF1ライセンスを保有していないからである。

    新たなチーム代表が正式に任命されるまでの間、レースディレクターのデイブ・グリーンウッドが「専任の責任者」となっていると、アルピーヌF1チームの広報担当者は述べている。

    グリーンウッドは1月、オークスの率いるハイテックからアルピーヌに復帰。それ以前にはフェラーリ、マノー/マルシャ、そしてルノーでブリアトーレの下にいた経歴を持つ。

    ブリアトーレがスタッフ登録されておらず、ライセンスも保有していない理由について問われると、アルピーヌの広報は次のように説明した。

    「フラビオはエグゼクティブ・アドバイザーとしてチームに加わっており、今もコンサルタントです。それ以上でも以下でもなく、深読みする必要はありません」

    FIAの広報担当者も次のように述べている。

    「アルピーヌは、オークス氏の退任に関するすべての規制要件を満たしており、更新されたスタッフ登録を提出済みです。マネジメント構造に関する情報提供はアルピーヌに委ねられているため、特定の人物が登録証を持っているかどうかについてはコメントしません」

    それでもブリアトーレは、実質的にはアルピーヌF1の最高権限者であり、最終的な決定権はルノー・グループCEOであるルカ・デ・メオの下にある。

    75歳のイタリア人であるブリアトーレは、低迷するチームの立て直しを図るべく、昨年夏に招へいされた。

    この任命は物議を醸した。

    ブリアトーレは、現在のアルピーヌの前身チームを2度にわたってワールドチャンピオンに導いた実績を持つ。ベネトン時代の1994~95年にはミハエル・シューマッハと共に、ルノー時代の2005~06年にはフェルナンド・アロンソと共にタイトルを獲得した。

    一方で、彼は「クラッシュゲート」として知られるスキャンダルでも悪名高い。2008年のF1シンガポールGPにおいて、ネルソン・ピケJr.が意図的にクラッシュし、チームメイトのアロンソを有利にする計画が実行された。

    この一件は翌年まで公にならず、発覚後、ブリアトーレはFIAから無期限のF1追放処分を受けた。

    この処分は2010年にフランスの裁判所によって無効とされたが、それ以降、ブリアトーレはアロンソのマネジメント業務を除いて、F1の表舞台から遠ざかっていた。

    FIAの「競技者スタッフ登録制度」とは?
    F1チームは、チーム代表、スポーティングディレクター、テクニカルディレクター、チームマネージャー、そして2名のレースエンジニアという6名の「主要スタッフ」の人選をFIAに提出し、承認を得る必要がある。

    この制度は「FIAフォーミュラ1世界選手権の保護と維持」を目的としており、「競技者スタッフ登録制度」としてFIAの運用指針に定められている。

    FIAは、ある人物が「懲戒処分を受けている場合」や「FIAのグッドスタンディング規範に違反している場合」には、登録証の発行を拒否する権利を有する。これらの決定には不服申し立ても可能である。

    FIAが例示する違反行為には、以下のようなものが含まれる:

    ・ ドライバーやチームスタッフに対し、事故・接触・クラッシュ、あるいはレースの中断や中止を引き起こす意図、もしくはその可能性のある指示を与えること。
    ・ レースの結果や展開に影響を及ぼすような指示や行動をとること。

  • アルピーヌF1チーム オリバー・オークス辞任と弟の逮捕の「無関係」を強調

    アルピーヌF1チーム オリバー・オークス辞任と弟の逮捕の「無関係」を強調

    著名なF2チーム「ハイテックGP」のディレクターであり、前アルピーヌF1代表オリバー・オークスの弟であるウィリアム・オークス(31歳)が、イギリスで逮捕され、犯罪収益の移転容疑で起訴されたと英紙『テレグラフ』が報じた。

    ウィリアム・オークスは、英モータースポーツの中心地ともいえるシルバーストン・パークで、メトロポリタン警察に身柄を拘束された。警察は「大量の現金を所持していた」として、容疑の根拠を示している。

    この事件はイギリス・モータースポーツ界に衝撃を与え、容疑の内容やその影響について多くの疑問が噴出している。

    ウィリアムはその後、「犯罪収益の移転」というイギリス法において重罪にあたる容疑で起訴され、5月3日(土)にノーサンプトン治安判事裁判所に出廷。勾留が決定され、今後の法的手続きに備えることとなった。

    メトロポリタン警察は『テレグラフ』の取材に対し、逮捕の事実は認めたが、現金の出所や逮捕に至る経緯については詳細を明らかにしていない。

    また、この記事ではフラビオ・ブリアトーレによる「オリバー・オークスのアルピーヌ離脱に関する真相」も紹介されている。

    この事件の全容は依然として不透明であり、他の犯罪行為との関連を示す具体的な証拠も現時点では確認されていない。

    ウィリアム・オークスは2022年からハイテックGPのディレクターを務めており、同年には新たに設立した企業を通じてチームの過半数株式を取得し、同チームの実権を握っていた。

    この買収はタイミング的にも注目された。というのも、この取引はロシアのウクライナ侵攻を受けて、英国政府がチームの前主要株主であるロシアの実業家ドミトリー・マゼピンに制裁を科したわずか3日後に行われたためだ。

    元F1ドライバー、ニキータ・マゼピンの父であるドミトリーは、プーチン政権との関係が深い人物として制裁対象となっており、その株式が迅速にウィリアム・オークスの会社へ移譲されたことは、モータースポーツ界のみならず国際政治の観点からも注視された。

    それ以降、ウィリアムはビジネスの才覚とモータースポーツへの情熱を武器に、ハイテックGPをジュニアフォーミュラ界の強豪へと押し上げてきた。

    アルピーヌF1チーム

    アルピーヌの“無関係”な混乱
    ウィリアム・オークスの逮捕からわずか数日後、モータースポーツ界ではもうひとつのニュースが駆け巡った。兄であるオリバー・オークス(38歳)がアルピーヌF1のチーム代表を辞任したのだ。

    この2つの出来事があまりにも近いタイミングで発生したことから、両者に何らかの関連があるのではないかという憶測が広がっている。

    しかし、モータースポーツ・コムの報道によれば、オリバー・オークスの辞任は弟ウィリアムの法的トラブルとは無関係だとされている。ただし、2022年時点でハイテックGPの創設者かつ経営陣の一員だったオリバーが、マゼピンからウィリアムへの株式移譲を「知らなかった」とは考えにくいという声もある。

    オリバーはF1マイアミGP終了後、ドバイへ飛んだとも伝えられており、その行動にも注目が集まっている。

    一方で、近年の成績不振や度重なる体制変更に悩まされているアルピーヌF1チームは、ウィリアム・オークスの逮捕に関して公式なコメントを一切出しておらず、当面はオリバー退任後の体制立て直しに集中する構えだ。

  • フェルナンド・アロンソ放出は「アルピーヌF1の過ち」 ルノーCEOが真相を告白

    フェルナンド・アロンソ放出は「アルピーヌF1の過ち」 ルノーCEOが真相を告白

    フェルナンド・アロンソのF1離脱劇は、アルピーヌF1チームによる誤った対応が招いた――そう認めたのは、ルノーCEOのルカ・デ・メオだ。この対応の不備が、結果的にオスカー・ピアストリのマクラーレン移籍という騒動へとつながった。

    2021年、2年の休養を経てF1に復帰したアロンソは、古巣であるエンストン拠点のアルピーヌF1チームに加入した。彼は2005年と2006年に当時のルノーでワールドチャンピオンに輝き、2008年にも再加入して2勝を挙げており、チームとの関係は深い。

    復帰後もその速さは健在で、2021年のカタールGPではチームにとって8年ぶりとなる表彰台をもたらし、レース巧者ぶりを見せつけた。

    年齢への懸念とピアストリ昇格の狭間で
    しかし2022年を前にした契約交渉では、チーム側が複数年契約を渋ったことで両者の関係は急速に悪化した。アロンソの年齢を理由に慎重な姿勢を取る一方で、アルピーヌF1チームはジュニア育成ドライバーのピアストリを昇格させる意向も抱えていた。

    その曖昧な姿勢の中、セバスチャン・ベッテルの引退でアストンマーティンに空席が生じると、アロンソは即座に移籍を決断。アルピーヌF1チームは不意を突かれた格好となった。

    「彼は素晴らしい人物で、我々のチームから滑り落ちるように去っていった」とデ・メオは『Car and Driver』に語る。

    「それは我々の過ちだった。彼にもっと敬意ある対応をすべきだったかもしれない。とはいえ、今も良好な関係を保っている」

    フェルナンド・アロンソ アルピーヌF1チームフェルナンド・アロンソの移籍は、フラビオ・ブリアトーレが交渉を担ったことで注目を集めた。

    ピアストリ発表は“空振り”
    アロンソの穴を埋める形で、アルピーヌF1チームはピアストリの起用を発表。しかし、実際には契約を正式に結んでいなかった。するとピアストリはSNSでこれを否定し、「来季アルピーヌF1チームからF1に参戦することはない」と声明を出した。

    その後明らかになったのは、ピアストリがすでに2022年7月4日付でマクラーレンと契約を結んでいたという事実だった。アルピーヌF1チームの発表はその1カ月後だったため、FIAの契約認定委員会(CRB)は完全にマクラーレンの主張を支持。アルピーヌF1チームには契約上の権利が一切ないと結論づけられた。

    この件でアルピーヌF1チームは、法的費用まで負担することとなり、面目を失った。

    また、当時の報道によれば、ピアストリには2022年シーズン序盤に正式なリザーブドライバー契約がなかった可能性があり、法務部門の体制不足や内部の連携ミスも露呈していた。

    結果的に、アロンソとピアストリの両取りを目指した“二兎追う”戦略は完全に崩壊。アロンソは「プロ意識の欠如」に失望して去り、ピアストリも「将来のビジョンが見えない」として離脱した。

    2025年、明暗分かれる道
    現在、アロンソはアストンマーティンでエイドリアン・ニューウェイとともに2026年のマシン開発に携わっている。未だ未勝利ではあるものの、F1での存在感は健在だ。

    一方、ピアストリはマクラーレンで躍進を遂げ、2025年シーズンのドライバーズランキング首位に立っている。

    「フェルナンドには深い敬意を抱いている。彼は偉大なチャンピオンで、本当に信じられないほどの闘志を持っている」と、デ・メオは称える。

    「あのようなクルマでも結果を出せるのが彼。アストンマーティンで成功することを心から願っている。彼にはその資格がある」

    一方、アルピーヌF1チームは現在コンストラクターズランキング下位に沈んでおり、2022年夏に起きた混乱の余波は、今もF1パドックに色濃く残っている。

  • アルピーヌF1騒動 ブリアトーレ再登板にシューマッハが苦言「年齢的に限界」

    アルピーヌF1騒動 ブリアトーレ再登板にシューマッハが苦言「年齢的に限界」

    元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、アルピーヌF1を巡る一連の騒動、特にジャック・ドゥーハンの降格劇を受けて、フラビオ・ブリアトーレの復帰について疑問を呈した。

    現在75歳のブリアトーレは、1990年代から2000年代にかけてベネトンやルノーで成功を収めたF1界の重鎮だが、オリバー・オークス代表の辞任を機に「より深くチームに関与していく」と宣言していた。

    しかしシューマッハは、彼が再びフルタイムでチームを率いるのは現実的ではないと断言する。

    「アドバイザーとしての役割、そして豊富な経験において彼が素晴らしい仕事をしているのは確かだ。ただし、チーム代表として日々の業務に積極的に関わるには、年を取りすぎている」と、Sky Deutschlandで語った。

    ブリアトーレは昨年、心臓の手術を受けており、健康面の懸念もある。

    ドゥーハン降格とコラピント昇格の裏で
    アルピーヌF1では今週、ジャック・ドゥーハンをリザーブドライバーに降格し、代わってフランコ・コラピントを5戦限定でレースシートに昇格させる決定がなされた。

    この判断を巡っては、ブリアトーレとオークスの間で当初から意見の対立があったとの憶測が広がっていた。そうした噂の高まりを受け、ブリアトーレとオークスはそれぞれ声明を発表。「オリバーの辞任が意見の対立によるものだという見方は、完全に事実無根だ」とブリアトーレは述べ、オークスも「辞任は個人的な決断」だと強調している。

    ただ、シューマッハはドゥーハンの降格については一定の理解を示す。

    「彼は確かにとてもいい人間だ。だが、F1にふさわしい実力があるかというと、そうは言えない」と、伝説的バイクレーサー、ミック・ドゥーハンの息子についてコメントした。

    一方で、フランコ・コラピントについては「ブリアトーレが彼を信頼していること、そして彼が多額の資金をもたらしていることも事実だ」と明かしている。

    フラビオ・ブリアトーレ アルピーヌF1チーム

    「フラビオは何でも自分でやろうとする」
    最後にシューマッハは、オークスの辞任劇の背景にブリアトーレの性格的要素があったと指摘する。

    「フラビオは常に自分のやり方を貫く人物であり、それがオリバー・オークスが退任を決断した理由の一つだと私は考えている。本人も、オークスの辞任に特別な反応を示していないようだった」

    「私の耳に入っている限りでは、フラビオはあらゆる事柄を自らの手で取り仕切ろうとしている。ただ、それがチームにとって最善とは限らないと感じている」

  • アルピーヌF1 セルジオ・ペレスをイギリスGP後に起用か 短期契約の可能性

    アルピーヌF1 セルジオ・ペレスをイギリスGP後に起用か 短期契約の可能性

    セルジオ・ペレスが、F1今季後半にアルピーヌF1チームへ短期契約で加入する可能性が浮上している。これは、2026年からのF1本格復帰を視野に入れつつ、チームと本人の双方にとって“柔軟性のある選択肢”となる可能性がある。

    現在、アルピーヌF1チームではフランコ・コラピントが「5戦限定のオーディション」に挑んでおり、その最終戦はF1第12戦イギリスGPとなる。つまり、チームが下半期(イギリスGP以降)に向けて新たな判断を下すタイミングは、このレース後に設定されている。

    そうした中で注目を集めているのが、今季限りでレッドブルF1を離脱したセルジオ・ペレスの動向だ。報道によれば、ペレスの陣営はすでにアルピーヌF1チームと2026年のレースシートに関する初期的な交渉を開始しており、その中には「今季後半から短期契約で加入する」案も含まれているという。

    ペレスには、2026年からF1に参戦予定のキャデラックF1チームへの加入も噂されており、同チームが求める「マシン開発を主導できる経験豊富なドライバー」に合致する候補と目されている。

    アルピーヌF1チーム フランコ・コラピントフランコ・コラピントはアルピーヌF1チームで5戦限定の“F1オーディション”に挑む

    一方、アルピーヌF1チームとしては、コラピントが5戦のオーディションで期待に応えられなかった場合の選択肢として、ポール・アロンやジャック・ドゥーハンの再起用に加え、即戦力となるペレスの短期起用を検討する余地がある。

    この短期契約案は、アルピーヌF1チームにとって後半戦のパフォーマンス強化とマシン開発における実績あるドライバーの投入という利点があり、ペレスにとっても2026年の復帰を見据えた“実戦的な準備期間”となりうる。

    いずれにせよ、アルピーヌF1チームがどのような判断を下すかは、イギリスGP終了後に明らかになる見通しだ。選択肢は、コラピントの継続起用、アロンやドゥーハンの再登用、そしてセルジオ・ペレスという“伏兵”の加入を含めた三つ巴の構図となっている。

  • アルピーヌF1昇格前に検証 コラピントがウィリアムズで見せた全9戦の実力

    アルピーヌF1昇格前に検証 コラピントがウィリアムズで見せた全9戦の実力

    フランコ・コラピントは来週末のF1エミリア・ロマーニャGPで、ジャック・ドゥーハンに代わってアルピーヌF1のレースシートに復帰する。

    アルゼンチン出身のコラピントにとってはF1グリッドへのカムバックとなるこの機会を前に、F1公式サイトでは彼が2024年シーズン後半にウィリアムズで代役として出場した9戦を、週末ごとのパフォーマンスに基づいてランキング形式で振り返っている。

    ウィリアムズは昨年、苦戦を続けていたローガン・サージェントに代えてF2勝者でアカデミー所属のコラピントを昇格させ、モンツァでF1デビューを果たした。

    21歳のコラピントは、冷静沈着な走りでQ3進出やポイント獲得を果たし、多くのパドック関係者を驚かせたが、その一方でクラッシュやミスもあった。

    以下に、彼の9戦をワーストからベストの順で紹介する。

    第9位:ブラジルGP
    アゼルバイジャンGPでの練習中のクラッシュ(詳細は後述)を除けば、F1デビューからの5戦は比較的クリーンなレースを展開していたコラピントだが、インテルラゴスで行われた豪雨の中の一戦でその記録は崩れた。

    サンパウロでの予選と決勝の両方でクラッシュを喫し、しかもそれらは同じ日曜日に開催されたセッションだった。メカニックたちの懸命な修復作業も水泡に帰し、次戦ラスベガスへ向けてさらなる作業が必要となった。

    第8位:ラスベガスGP
    チームメイトのアレックス・アルボンもブラジルでクラッシュしたこともあり、スペアパーツが不足していたウィリアムズにとってラスベガスは厳しい週末となった。

    その中でコラピントは、50Gという大きな衝撃を伴う予選クラッシュを喫し、マシンは大破。メディカルチェックを経て決勝出走が許可されたが、ピットレーンスタートとなり、ドライバーとチームの両方にとって痛ましい週末となった。

    第7位:アブダビGP
    ブラジル、ラスベガス、そして次項で紹介するカタールと続いたミスの連鎖のあと、シーズン最終戦アブダビでは比較的クリーンな週末を過ごした。

    しかし予選では最下位、決勝でもエンジントラブルでリタイアと、存在感を示すことはできなかった。

    第6位:カタールGP
    アメリカ大陸での激しいクラッシュを経て臨んだカタールでは、最新仕様のパーツを使えないことを認めていた。

    スプリント予選では最下位、マシンセットアップ変更のためスプリントはピットレーンスタートとなった。グランプリ本戦でも19番手スタートから、オープニングラップでニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)とエステバン・オコン(アルピーヌ)との接触によりリタイアした。

    第5位:メキシコシティGP
    コラピントの苦戦が始まったのはメキシコだった。チームメイトのアルボンに予選で大きく遅れをとり、決勝ではRBのリアム・ローソンとの接触により10秒ペナルティを受けた。最終的には12位でフィニッシュ。

    第4位:アメリカGP(オースティン)
    この週末はスプリントフォーマットでの戦いとなったが、コラピントはその適応力を示した。

    スプリント予選で10番手、スプリントレースでも12位と好走。本戦ではアルボンが1周目にアクシデントに見舞われた中、コラピントは10位入賞を果たし、F1初ポイントを獲得した。

    第3位:イタリアGP(モンツァ)
    当初F2で2025年シーズンを迎えていたコラピントだったが、シルバーストンでのFP1とシミュレーターでの働きが評価され、シーズン途中にサージェントの代役としてF1デビュー。

    モンツァは彼にとって馴染みのあるサーキットで、週末を通じて着実にペースを上げ、経験豊富なアルボンに近づく走りを見せた。決勝では12位フィニッシュ。

    第2位:シンガポールGP
    F1カレンダーの中でも特に過酷なシンガポール市街地コースにおいても、コラピントは着実に力を示した。

    予選ではアルボンとほぼ同タイムを記録し、1コーナーで果敢にチームメイトの内側に飛び込むなど、見応えあるレースを展開。最終的にセルジオ・ペレスに戦略で敗れポイントには届かなかったが、レッドブルのペレスからも評価を受けた。

    第1位:アゼルバイジャンGP(バクー)
    全9戦の中でベストパフォーマンスとされたのが、バクーでの走りだった。

    練習走行でクラッシュする不運があったが、そこから見事に立て直し、予選では8番手でQ3進出。決勝でもその順位を守りきり、アルボンのすぐ後ろでチェッカーを受けた。

    レースではルイス・ハミルトンとの接近戦も繰り広げ、7度の世界王者からレース後に握手を受けるなど、大きな注目を集めた。コラピントは「人生で最も特別な瞬間のひとつだった」と語っている。