カテゴリー: アルピーヌF1チーム

  • クリスチャン・ホーナー アルピーヌF1買収を画策?“エクレストン共謀説”浮上

    クリスチャン・ホーナー アルピーヌF1買収を画策?“エクレストン共謀説”浮上

    オランダのF1コメンテーターで専門家のネルソン・ファルケンブルグが、クリスチャン・ホーナーに関する最新のパドック内情報を明かした。元FOM代表の94歳バーニー・エクレストンとホーナーが、アルピーヌF1チームへの出資を画策しているというのがその噂の核心だ。

    元F1ドライバーのラルフ・シューマッハもこの話に言及しており、「ホーナーはアルピーヌに行くと思う。彼がルノーCEOのルカ・デ・メオ(既に退任)やフラビオ・ブリアトーレと何時間も話し込んでいるのを見た」と語る。

    「彼が一番望んでいるのはチームオーナーになることだ。アルピーヌは一部が売りに出されており、彼はそのチャンスを狙っているように見える」

    ホーナーは現在もレッドブルとの契約下にあると見られており、実際に動けるのは2026年1月以降になる見通しだが、「自分が金を賭けるなら、ホーナーはアルピーヌに行く」とシューマッハは断言する。

    アルピーヌF1は現在、極めて不安定な状況にある。ここ3年で6人ものチーム代表が交代し、2025年5月にはオリバー・オークスが離脱。現在はフラビオ・ブリアトーレが事実上のリーダーを務めているが、長期的な経営体制は確立されていない。

    加えて、ルノーCEOであるルカ・デ・メオの退任も迫っており、ルノー本体がアルピーヌF1への関与を見直す可能性があるという観測も出ている。

    クリスチャン・ホーナー アルピーヌF1チームバーニー・エクレストンとクリスチャン・ホーナーが、アルピーヌF1チームへの出資を画策していると噂されている。

    F1ジャーナリストのテッド・クラヴィッツやカルン・チャンドックも、ホーナーにとってアルピーヌは「地理的にも(自宅のあるイギリスから)近く、エクレストンやブリアトーレとの関係もあることから自然な選択肢」と見ている。

    ただし、現時点ではあくまで噂に過ぎず、X(旧Twitter)などの未確認情報が出所となっているケースも多い。レッドブルの混乱やアルピーヌの不安定さも相まって、F1界にありがちな“パドックの噂話”に過ぎない可能性も否定できない。

    また、94歳のエクレストンの高齢や、ホーナー自身が近年抱えたスキャンダルを踏まえると、こうした大型投資の信頼性に疑問を呈する声もある。

    まとめ
    確定情報はまだないが、「ホーナーの野心」「エクレストンの財力」「アルピーヌの空白」という3要素が揃っており、この構図は決して非現実的とは言い切れない。今後数週間の動向次第で、単なる噂が現実に変わる可能性もある──注目が必要だ。

  • アルピーヌ F1撤退論再燃 ルノーCEO辞任と深刻な財政難

    アルピーヌ F1撤退論再燃 ルノーCEO辞任と深刻な財政難

    ルノーのF1チーム「アルピーヌ」は、来週末に迫ったベルギーGPを前に、不安な空気に包まれている。

    その背景には、ルノーCEOのルカ・デ・メオが突然辞任したことに加え、極めて厳しい財務状況が明らかになったことがある。

    「昨日、ルノー・グループの株価は暴落した」と語るのは、Setanta SportsでF1を担当するエルミール・ヴァリエフ。

    「下落ではなく、ほぼ20%の暴落だった。そして翌日になっても回復の兆しすら見えなかった」

    実際、ルノーは2025年前半のキャッシュフローがわずか4700万ユーロだったと公表しており、これは当初予想を数億ユーロも下回る水準だ。

    「ほとんど災害だった」とヴァリエフは述べた。

    デ・メオの後任には暫定CEOが任命されたものの、ルノーは「新CEOの選定プロセスはすでに本格的に進行中だ」と説明した。

    ルノーがF1事業を見直す可能性が急浮上しているのは、こうした文脈による。

    「こういう状況下では、“ノンコア資産”を手放すしかない」とヴァリエフは指摘する。「そしてルノーにとって最大のノンコア資産がF1チームだ」

    「会社が莫大な損失を抱え、キャッシュフローにも問題を抱えている中で、何億ドルも投資してきたF1チームが、今やF1人気の高まりによって15億ドル相当の価値を持つ存在になった。そして、ルノーがコア事業と見なしていないそのチームを欲しがる投資グループが、群がるように買収の意思を示している」

    「そのとき、自分ならどうするか?」と彼はTelegramで問いかけた。

    また、F1界隈では別の噂も渦巻いている。もしメルセデスが2026年にマックス・フェルスタッペンを獲得することに成功した場合、チーム代表のトト・ヴォルフがフラビオ・ブリアトーレと手を組み、キミ・アントネッリをアルピーヌにレンタル移籍させる可能性があるというのだ。

    18歳のルーキー、アントネッリは現在メルセデスでルイス・ハミルトンの後任としてF1デビューを果たしているが、プレッシャーの大きさとパフォーマンス不足に悩んでいることを明かしている。

    「まるでサメが泳ぐ海の中で泳いでいるような感じだった」とCorriere della Seraに語るアントネッリ。「ほんの一瞬で罠にはまり、食い殺されてしまうような世界だった」

    「イモラでそのことに気づいた。自分のためだけの時間を取ることがいかに大切か。静かな場所で、ひとりきりになって、完全に頭を切り替える時間が必要だと実感した」

  • ジャック・ドゥーハン キャデラックF1の2026年ドライバー候補に浮上

    ジャック・ドゥーハン キャデラックF1の2026年ドライバー候補に浮上

    ジャック・ドゥーハンが、2026年にF1デビューを果たすキャデラックF1チーム入りを巡って注目を集めている。

    新規参戦するキャデラックF1チームがどのドライバーを起用するかに関心が集まる中、ドゥーハンは有力な候補の一人として名前が挙がっている。

    PlanetF1.comの情報によれば、英国GPの週末にドゥーハンの父であり元二輪世界王者のミック・ドゥーハンが、キャデラックのチーム代表グレアム・ロードンと会談を行ったという。両者は5月のモナコGPでも深い話し合いを交わしている姿が目撃されていた。

    ジャック・ドゥーハンは現在アルピーヌのリザーブドライバーを務めているが、今季序盤のマイアミGPを最後にレースシートを外れている。その後任にはウィリアムズから移籍したフランコ・コラピントが就任した。

    コラピントは昨年ウィリアムズで印象的なパフォーマンスを見せたものの、2026年までアレックス・アルボンとカルロス・サインツが契約を持つ同チームでの居場所は限られていた。

    アルピーヌ加入によりドゥーハンへのプレッシャーは高まり、開幕戦オーストラリアでの1周目クラッシュ、中国での荒れた走り、日本GPのフリー走行中の大クラッシュと、不安定なパフォーマンスが続いた。

    中東ラウンドでは兆しを見せ、バーレーンでは不運なタイミングのセーフティカーがなければポイント獲得の可能性もあった。しかし、マイアミでの再びのオープニングラップ接触を受け、シートを失った。

    現在は5戦限定とされたはずのコラピントの起用が実質的に今季終了まで延長されており、ドゥーハンは補佐的立場に回っている。

    ジャック・ドゥーハン キャデラック F1

    その一方で、セルジオ・ペレスやバルテリ・ボッタスもキャデラックのシート候補として名前が挙がっている。ペレスとの話し合いは来季以降を視野に入れており、ボッタスは即時の移籍も視野に入れているという。

    両者は豊富な経験から、アルピーヌだけでなくキャデラックにとっても魅力的な選択肢だ。ペレスがチーム初の正式ドライバーとして近日中に発表されるとの報道もあるが、PlanetF1.comが得た複数の情報筋によれば、現時点で契約が成立しているドライバーはいないという。

    グレアム・ロードン代表は現在も候補リストの精査を続けている段階であり、中国市場に強い販路を持つキャデラックにとって、フェラーリのリザーブを務める周冠宇も有力候補とされる。

    また、元ハースのミック・シューマッハも「交渉は続いている」と自身のF1復帰の可能性を語っている。

    このような状況の中で、ジャック・ドゥーハンも候補として名を連ねている。父ミックとグレアム・ロードンとの繋がりは強く、これまでにも複数回の接触があった。

    一方、アルピーヌは当面コラピントに賭けており、現時点でドゥーハンを中長期的な戦略に含めている様子は見られない。

    こうした背景を踏まえると、ドゥーハンにとってキャデラックへの移籍は理にかなっている。

    しかし、グレアム・ロードンにとってドゥーハンが適任かどうかは未知数だ。現在のF1のドライバーマーケットでは、メルセデス、レッドブル系、アルピーヌのガスリーの隣を除けば、事実上キャデラックにしか空席が存在しない。

    レッドブルはジュニアからの昇格を前提としており、メルセデスもキミ・アントネッリやジョージ・ラッセルを中心に検討している。仮にマックス・フェルスタッペンが移籍する事態があっても、その影響がキャデラックの選択肢に及ぶ可能性は低い。

    つまり、キャデラックは既存チームとはまったく異なる基準でドライバー選定を進めているのだ。ジャック・ドゥーハンがその枠に食い込めるかどうか、今後の動向が注目される。

  • メルセデスF1 フェルスタッペン獲得ならアントネッリをアルピーヌに?

    メルセデスF1 フェルスタッペン獲得ならアントネッリをアルピーヌに?

    メルセデスがマックス・フェルスタッペンの獲得を目指す中、アンドレア・キミ・アントネッリがその影響を最も受ける可能性があると、イタリアの報道が伝えている。

    今季からルイス・ハミルトンの後任としてF1に参戦したイタリア人ルーキーのアントネッリは、すでにマイアミのスプリントでポールポジションを獲得し、カナダGPでは初の表彰台を獲得するなど、華々しいデビューを飾っている。なお、このカナダGPはチームメイトのジョージ・ラッセルが優勝を飾っている。

    一方、ラッセルの去就にも注目が集まっており、フェルスタッペンがメルセデスと交渉中であるとの本人の発言も、噂に拍車をかけている。

    こうした中、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙は、メルセデスがアントネッリの“仮住まい”としてアルピーヌを用意する計画を進めていると報じた。

    アルピーヌは2026年からメルセデスのカスタマーチームとなる予定であり、トト・ウォルフ代表がアルピーヌのエグゼクティブアドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレと話し込む姿も確認されている。

    アルピーヌが現在メルセデスのリザーブドライバーであるバルテリ・ボッタスの獲得に動いているという報道もあるが、ボッタスは2026年に参戦する新チーム「キャデラック」との契約が近いとされており、ブリアトーレとウォルフの会話はアントネッリに関するものだった可能性もある。

    アンドレア・キミ・アントネッリ F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、アントネッリが“ピンクと青”のアルピーヌに移籍する可能性があると報じた

    “ダブルエース体制”は成立するか?
    仮にフェルスタッペンが加入し、ラッセルとコンビを組むことになれば、2025年スペインGPで接触した両者の因縁もあり、チーム内の緊張感が高まることは避けられない。

    だが、チーム代表のトト・ウォルフはこの可能性をさほど懸念していない様子だ。

    「どんなラインアップも想像できるよ」とウォルフは語る。

    「私はかつてロズベルグとハミルトンを同じチームで戦わせた。あれに比べれば、他のどんな組み合わせも簡単なものさ」

    「2人のドライバーが激しく争うことには、メリットもデメリットもある。うまくいった例もあれば、そうでなかった例もある」

    ラッセル自身も、フェルスタッペンとのコンビを受け入れる姿勢を示している。

    「F1にはすべてのチームに2つのシートがあるわけで、将来に向けてあらゆる可能性を検討するのは普通のことだ」

    「個人的には気にしていない。最初から言っているように、僕は誰とでもチームメイトになる覚悟がある」

  • クリスチャン・ホーナーのF1復帰はあるのか? 次の一手はアルピーヌ出資説

    クリスチャン・ホーナーのF1復帰はあるのか? 次の一手はアルピーヌ出資説

    レッドブル・レーシングのCEO兼チーム代表という地位からクリスチャン・ホーナーが突如として解任され、その衝撃が冷めやらぬ中、次に彼がどのような動きを見せるのかに注目が集まっている。

    Sky Sports Newsのデヴィッド・クロフトによれば、ホーナーがF1に戻ってくるもっとも現実的な道筋は、トト・ヴォルフのようにチームへの出資を通じてオーナーとしての立場を得ることだという。

    クリスチャン・ホーナーがアルピーヌに出資?浮上した仮説
    2025年7月9日(水)、クリスチャン・ホーナーがレッドブル・レーシングのCEO兼チーム代表の職を解任されたというニュースがF1界を揺るがした。

    ホーナーはチーム創設時からその指揮を執っており、セバスチャン・ベッテルやマックス・フェルスタッペンとともに複数のワールドチャンピオンシップを獲得してきた大胆なリーダーシップは、まさにレッドブルの象徴とも言える存在だった。

    しかし、近年のレッドブルは苦戦を強いられている。

    2024年半ばには、マクラーレン、メルセデス、フェラーリといったライバルたちが性能向上を果たす中で、レッドブルはアップグレードに失敗し、チームとしての戦闘力を維持できなくなっていた。それでもマックス・フェルスタッペンは個人として4度目のタイトルを獲得したが、コンストラクターズ選手権では3位に甘んじる結果となった。

    そして2025年型マシンRB21ではその苦戦がさらに深刻化。現在チームはコンストラクターズランキングで4位に沈み、フェルスタッペンもドライバーズ選手権3位を維持するのがやっとの状況だ。

    アドリアン・ニューウェイやジョナサン・ウィートリーといった主要人物たちの離脱も重なり、チームのパフォーマンスはさらに低下していた。

    クリスチャン・ホーナー F1

    ホーナーの解任とF1復帰の可能性
    「なぜクリスチャン・ホーナーが解任されたのか」「最後の記者会見に隠された意味」など、さまざまな憶測が飛び交う中で、ホーナーが再びF1パドックに戻ってくる可能性についても議論が始まっている。

    Sky Sportsのデヴィッド・クロフトは「ホーナーはF1に戻ってくると確信している」としつつも、その役割は以前とは異なるものになるだろうと述べた。

    クロフトはこう語っている。

    「ホーナーはトト・ヴォルフを見ている。ヴォルフはホーナーと同じ時代に台頭して、今ではF1チームの3分の1を所有する存在になった。ホーナーも“自分はそれに匹敵する存在だ”と思っているはずだし、少し羨ましくもあるだろう」

    「だから、もしその機会が訪れれば、ホーナーがF1に戻ってくるのは間違いないと思う」

    ヴォルフがメルセデスにおいて強固な地位を維持できているのは、出資によってオーナーの一人となっているからだ。一方、レッドブルでのホーナーはそうした株式保有がなかったため、多数株主の判断で解任される立場にあった。

    そうした中で、クロフトはホーナーが出資を検討する可能性のあるチームとして「アルピーヌ」の名前を挙げている。

    アルピーヌとの相性は?資金の壁も
    「アルピーヌには他の出資希望者もいるかもしれない。だからホーナーがアルピーヌに出資できるかどうかはまだ決まっていない」とクロフトは語る。

    「そして、彼の資金源はどこなのかも問題だ。ホーナーは確かに裕福ではあるが、トト・ヴォルフのような資金力があるわけではない」

    アルピーヌにはすでにライアン・レイノルズ、パトリック・マホームズ、トラヴィス・ケルシー、ローリー・マキロイ、ロブ・マケルヘニー、マイケル・B・ジョーダンなど、複数の著名人が出資している。ホーナーがレッドブルから得るとされる約5,000万ポンド(約90億円)の退職金をもってしても、その中に入り込めるかは不透明だ。

    また、フェラーリ移籍の噂についてクロフトは「今の状況から火中のマラネロに飛び込むのは時期尚早だ」と否定的な見解を示している。

    「ホーナーは当面の間、しばらく休養すると思う。急ぐ必要はないが、そう遠くない未来、どこかのチーム本拠地の前で『ホーナーがF1に戻ってきた』と報道される日が来ると思う」とクロフトは締めくくった。

  • ピエール・ガスリー 「アルピーヌF1にバルテリ・ボッタスは不要」

    ピエール・ガスリー 「アルピーヌF1にバルテリ・ボッタスは不要」

    ピエール・ガスリーは、バルテリ・ボッタスがアルピーヌに加入する可能性についての噂を「ただの雑音だ」と一蹴し、チームは現在のパフォーマンス改善に集中すべきだと強調した。

    アルピーヌは2025年シーズンに苦戦を強いられており、ドライバー交代や戦略変更の噂が飛び交っている。特に直近では、ジャック・ドゥーハンが6戦でシートを失い、代わってフランコ・コラピントが起用されたことが、さらなる憶測を呼んでいた。

    イギリスGPを前に、アルピーヌがボッタスの獲得に関心を示しているとの報道が出たが、これについて問われたガスリーは明確に否定した。

    「そうは思わない。あれはただの雑音だと思う」とガスリーはF1公式サイトの取材で語った。

    「僕は毎週末、今のクルマでできることを証明している。土曜日の予選で良い仕事をして、データ上では“そんな位置にはいないはず”の場所にマシンを持っていけているんだ」

    ガスリーは、現在のアルピーヌの苦戦はドライバーではなく、厳しい中団争いの中でのマシン性能の問題だと分析している。

    「中団は非常に接戦だし、僕らはその後方にいる。特に今季前半の状況を考えれば、常に何かしらの雑音があるのは当然だ。でも僕らがやるべきなのは、自分たちのやるべき仕事に集中することだ」

    「シーズンはまだ長いし、アップグレードもない。マシンはベストな状態とは言えないけれど、チーム全員が今あるもので最善を尽くす必要がある」

    ピエール・ガスリー F1 アルピーヌF1チーム

    0.9秒の差で最後尾——過酷な中団の現実
    さらにガスリーは、2025年の中団勢の激しい競争を強調し、パッケージ全体の競争力不足が課題だと語った。

    「状況を大げさに見せるのは簡単だけど、実際には非常に接戦なんだ。2〜3年前ならトップから0.8〜0.9秒離れていても6〜7番手だった。でも今年はその差が最後列になってしまう」

    「僕らはパッケージの長所と短所を理解している。最強のクルマではないし、最強のエンジンでもない。その両方が重なると、当然ポジションも苦しくなるよ」

    ただしガスリーは、チームの将来に対しては前向きな姿勢を示しており、2026年の大規模レギュレーション変更に向けての準備が進んでいることにも触れた。

    「今の状況は苦しいけれど、チーム内では最大限を引き出すための良い取り組みがたくさんある。2026年に焦点を合わせていて、そのために今シーズンをある程度犠牲にしている部分もある。でも、その代償が来年に実を結ぶことを期待しているよ」

    ガスリーの発言は、外野の雑音に惑わされることなく、着実に開発と体制の強化に取り組むべきだというチーム内の共通認識を反映している。現時点でのドライバー変更は視野に入れておらず、2026年に向けて現在の体制の中で地道な進化を遂げていく方針だ。

  • バルテリ・ボッタス アルピーヌF1デビューの準備? 旧型車でヘレスを走行

    バルテリ・ボッタス アルピーヌF1デビューの準備? 旧型車でヘレスを走行

    バルテリ・ボッタスが今週、ヘレス・サーキットでメルセデスのプライベートテストに参加していることが明らかとなった。これは、10勝を誇るこのフィンランド人ドライバーが、アルピーヌもしくは新規参戦予定のキャデラックF1チームからF1復帰を果たすのではないかとの噂が浮上する中での出来事だ。

    昨シーズン限りでザウバーのレースシートを失ったボッタスは、2025年のF1シーズンにメルセデスのリザーブドライバーとして復帰している。

    来月36歳を迎える彼は、2025年内あるいは2026年の新レギュレーション導入時に向けて、レースシート復帰を望んでいることを公言してきた。

    ボッタスは、2026年にF1参戦を予定している新チーム「キャデラックF1」の有力なターゲットの1人として浮上している。

    ボッタスのF1復帰はあるのか?
    彼はまた、今年5月にジャック・ドゥーハンの後任として起用されたものの苦戦が続くフランコ・コラピントの代役として、アルピーヌ加入の噂も出ている。

    PlanetF1.comが得た情報によれば、ボッタスは両チームと前向きな話し合いを持っているという。

    先週末のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでメルセデスと共に登場したボッタスは、現在スペインのヘレス・サーキットでメルセデスのTPC(旧型車によるテスト)を2日間実施していることが判明した。

    ボッタスは月曜夜、自身のSNSで「今日は113周走った。明日も走るよ」と投稿し、テスト初日の成果を報告した。

    今回のテストは、ボッタスが今年3月にメルセデスのエンジンカスタマーであり現コンストラクターズ王者のマクラーレンとTPCテストを行ったのに続くものである。

    バルテリ・ボッタス F1 アルピーヌF1チーム

    トト・ヴォルフが語る「アルピーヌ移籍の可能性」
    メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは最近、アルピーヌのアドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレとボッタスの途中加入に関する話し合いを行ったことを認めている。

    そして、もしアルピーヌからのオファーが届いた場合はボッタスを送り出す意向を明言した。

    「ブリアトーレとは何度か話をしたよ」とヴォルフはイギリスGPの際に語った。

    「今日も彼と会ってボッタスの話をした。どうやらボッタスへの関心はますます高まっているようだ」

    「彼はシートを手にするにふさわしい。もし誰かが彼をレースドライバーとして獲得するなら、私たちは送り出すつもりだ──もちろん、目尻に涙を浮かべながらね」

    「最終的には、私は友人として彼に助言する立場。決断は彼とマネジメントチームが下す」

    「私は裏方に徹したいと思っているよ」

    キャデラックF1、ペレス獲得へ前進──ボッタスとの共演も?
    PlanetF1.comが火曜日に報じたところによれば、キャデラックは元レッドブルドライバーのセルジオ・ペレスと2026年の契約に向けて交渉を進めているが、正式発表には至っていない。

    今年4月にPlanetF1.comは、F1で6勝を挙げたメキシコ人ドライバーのペレスが、アメリカの新チームと交渉を進めていると報じていた。

    さらに先月、ボッタスはキャデラックの市販車を眺める動画を投稿してファンの間で憶測を呼んだ。

    その動画では、「おぉ、これはいいシートだな。悪くないかも…」とボッタスが語る様子が映されていた。

  • アラン・プロスト 「オスカー・ピアストリをアルピーヌF1に推したのは私」

    アラン・プロスト 「オスカー・ピアストリをアルピーヌF1に推したのは私」

    F1四度の王者アラン・プロストが、現在2025年シーズンのチャンピオンシップをリードするオスカー・ピアストリのキャリア始動において、決定的な役割を果たしていたことを明かした。

    先週末のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに登場したプロストは、元F1ドライバーのカルン・チャンドックとのトークの中で、当時ルノー(後のアルピーヌ)のドライバーアカデミーにピアストリを加入させるよう、裏で強く働きかけたと語った。

    「私はかなり前からオスカーのことをよく知っていた。ルノーに彼をアカデミーに入れるよう推したのは私だったんだ。彼らは最初、乗り気ではなかった。でも私は、彼がF3やF4、そしてF2を走っている姿を見て確信していた」と語るプロスト。

    その後、ピアストリは2020年1月にアルピーヌ・アカデミーに加入し、2021年にはFIA F2選手権を制覇した。

    プロストの支援にもかかわらず、ピアストリとアルピーヌの関係は2022年末に決裂。彼は2023年にマクラーレンと契約し、アルピーヌはこれに法的異議を唱えたが敗北した。

    それからわずか2年、現在24歳のピアストリは、チームメイトのランド・ノリスに8ポイント差をつけて、2025年シーズンのドライバーズ選手権首位に立っている(第12戦終了時点)。

    オスカー・ピアストリ F1 マクラーレン

    プロスト「彼は自分に似ている」
    プロストはピアストリのレーススタイルに、かつての自身と重なるものを感じているという。

    「私は彼の立ち振る舞いが好きだ。オーバーテイクのタイミングをよく考え、頭を使って動く――少し私に似ているよ」と語ったプロスト。

    「このタイプのドライバーは、通常しっかりと成長していく。単にドライビングスキルだけで勝負していると、途中で伸び悩むこともあるからね」

    「ノリスのことはあまり知らないけど、どんな結果であれ、今年のようなシーズンでは“最もふさわしいドライバー”が勝つべきだと思う」と締めくくった。

    ピアストリ vs ノリス、ヒートアップするタイトル争い
    2025年シーズン折り返しを迎え、マクラーレン内で繰り広げられるピアストリとノリスの熾烈なタイトル争いはF1ファンを魅了している。
    第9戦カナダGPでは両者が接触し、ノリスがリタイアする事態となるなど、緊張感が高まっているが、ザク・ブラウンCEOは依然として「自由に戦わせる」方針を堅持している。

    「ルールは変わらない。ハードに、クリーンに、そしてできるだけ多くのポイントを持ち帰ること。順位は彼ら自身に任せている」と語り、2人の関係性についても「素晴らしい関係だ。チーム内の化学反応を大切にしており、それはドライバーから始まっている」と評価している。

    F1界のレジェンドが認めた若き才能ピアストリ。果たしてプロストの眼力は正しかったのか、その答えはシーズン終盤に明らかになるだろう。

  • フランコ・コラピント アルピーヌF1の去就「話し合いはあるが心配していない」

    フランコ・コラピント アルピーヌF1の去就「話し合いはあるが心配していない」

    マイアミGP後にジャック・ドゥーハンの後任としてアルピーヌに起用されたフランコ・コラピントは、自身の将来を巡って「話し合いが行われている」と認めつつも、「シート喪失を心配してはいない」と強調した。

    アルピーヌの暫定チーム代表フラビオ・ブリアトーレは、コラピントに「速く走ること、クラッシュしないこと、ポイントを取ること」の3つを厳命。しかし、イギリスGPまでの6戦で、コラピントはカナダで一度ピエール・ガスリーを予選で上回ったのみ。複数回のクラッシュを喫し、ポイントは未だゼロだ。

    シルバーストンでは予選でクラッシュし、決勝ではフォーメーションラップ中のピットストップでクラッチを焼き切ったとされ、DNS(出走せず)となったとRacingNews365は伝えている。

    この結果、バルテリ・ボッタス、セルジオ・ペレス、あるいはジャック・ドゥーハンらが、イギリスとベルギーの間のインターバルで代役に就くのではないかという噂が強まっている。

    それでもコラピントは、自身の状況改善に向けて努力を続けるつもりだという。

    「そこまで心配していない」とRacingNews365に語り、ベルギーGPでもアルピーヌのシートに座っているかどうかについて問われると、こう続けた。

    「もちろん、いつだって話し合いや噂はあるけど、僕はただ働き続けて、チームのクルマを改善する手助けをしないといけない」

    「シルバーストンではいくつか良い進歩もあったけど、それでも僕たちが求めているレベルには達していない」

    フランコ・コラピント F1 アルピーヌF1チーム

  • メルセデスF1代表 バルテリ・ボッタスのアルピーヌ加入説は「面白い理論」

    メルセデスF1代表 バルテリ・ボッタスのアルピーヌ加入説は「面白い理論」

    F1ベンチに甘んじていたバルテリ・ボッタスの復帰が急速に現実味を帯びてきている。だが、メルセデスF1代表トト・ヴォルフは、同選手のアルピーヌ加入説について「面白い理論だが、私が出所ではない」とコメントし、関与を否定した。

    フランコ・コラピントがアルピーヌで苦戦を続けるなか、実質的なチーム運営を担うフラビオ・ブリアトーレとメルセデス代表トト・ヴォルフの間に接触があったとの強い噂が浮上している。

    2025年中のドライバー交代か、それとも2026年に向けた動きかは不明だが、アルピーヌ関係者は独Auto Motor und Sportに対し「コラピントは(ピエール・)ガスリーに対して失うタイムが多すぎる」と語っている。

    一方、メルセデスのリザーブドライバーを務める35歳のボッタスについて、ヴォルフは「ブリアトーレとは“コーヒーハウス友達”だ」と表現。

    アルピーヌのカスタマーとしてのメルセデス製パワーユニット&ギアボックスの供給開始を踏まえたボッタス加入説については、「面白い理論だね。だが私が言ったんじゃない」とMotorsport-Total.comに否定的な姿勢を見せた。

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ バルテリ・ボッタス アルピーヌF1チーム

    かつて「クラッシュゲート」でブリアトーレと対立したネルソン・ピケJr.は、SNSでアルピーヌの動きを痛烈に批判。「(フェリペ・)ドルゴビッチやインディカー、ポール・アーロン、アレックス・ダンみたいな若手を選べよ。何年も出てなかった凡庸なドライバーを取るのか?冗談じゃない、あの老害は思ってたよりひどい」と怒りを露わにした。

    ボッタス本人は先週のF1オーストリアGPで、「7月中に将来の決断を済ませたい」と語っており、「7月が始まるから、これから面白い月になると思う」と語っている。

    またボッタスは2026年からF1に参戦するキャデラックとの関係でも注目されている。チーム代表のグレアム・ロードンは今週末のF1イギリスGPでパドック入りし、交渉を行う予定だ。

    Sky Deutschlandに対しては、ボッタスがキャデラックの市販車の「素敵なシート」を撫でるSNS動画について聞かれると、「見たよ。キャデラックを買ったってことだね!」と笑顔でコメントした。

    ロードンは、F1経験豊富なボッタスやセルジオ・ペレスと、コルトン・ハータのようなアメリカ人若手のペアを構想しているとされ、「誰もがキャデラックをドライブしたがっている」と語る。

    「ありがたいことに、我々はF2から上がってくる若手も、豊富な経験を持つベテランもよく知っている。常に彼らと会話し、パドックで時間を過ごすようにしている。ただし今の焦点はマシン開発にある」

    「シルバーストンで発表はないが、楽しみにしていてほしい」と締めくくった。