カテゴリー: フェルナンド・アロンソ

  • フェルナンド・アロンソ F1ベルギーGP決勝「コンディションが合わなかった」

    フェルナンド・アロンソ F1ベルギーGP決勝「コンディションが合わなかった」

    フェルナンド・アロンソは2025年F1ベルギーGP決勝をピットレーンスタートから走行し、厳しいコンディションの中でレースを完走した。

    レース序盤はウェットだったものの、その後は降雨がなくフルドライへと変化。アップグレードを投入していたアストンマーティンにとっては、決して理想的な状況ではなかった。

    新パッケージの性能を最大限に引き出すにはまだ時間が必要だとしつつも、「チャンスのあるレースでしっかり得点する」姿勢に変わりはないと強調。残るシーズンを通じて、最適なタイミングを見極めながら戦っていくと意欲を見せた。

    Q:今日は興味深い展開でした。まるでレースディレクションが“ドライになるのを待っていた”ようにも感じられましたが、あなたの視点から見て、判断は正しかったと思いますか?

    フェルナンド・アロンソ: うん、正しかったと思う。序盤は十分に安全とは言えなかったから、待機は必要だった。

    そのあとレース中にはもう雨が降らなかったから、完全にドライになった。でもそれは、僕たちのセットアップや選択にはあまり合わないコンディションだった。僕はピットレーンスタートだったし、正直あまり速さを感じられなかったね。

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム) ベルギーGP F1 ベルギーグランプリピットレーンスタートから追い上げを試みるも、フルドライに苦戦したフェルナンド・アロンソ

    Q:今週末はアップグレードも導入されましたね。シーズン後半は、この新パッケージでどこまで対応していけそうですか?

    フェルナンド・アロンソ: うん、できる限りのことはしていくつもりだよ。レースによって僕らのパッケージに合う時もあれば、そうでない時もある。

    だから、チャンスのあるときにしっかりポイントを取ることが重要だと思ってる。まだ改良の余地はあるし、うまく合わせ込んでいきたいね。

  • F1ベルギーGP決勝:ハミルトン、アロンソ、アントネッリがピットレーンスタート

    F1ベルギーGP決勝:ハミルトン、アロンソ、アントネッリがピットレーンスタート

    ルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソ、アンドレア・キミ・アントネッリの3人は、F1ベルギーGPの決勝をピットレーンからスタートすることが決定した。これは、決勝前に複数のエンジンコンポーネントを交換したことが、パルクフェルメ規定違反と見なされたためだ。

    F1競技規則第40.9b条に基づき、パルクフェルメ期間中の変更は特例を除き禁止されており、これに違反したため3人はペナルティを受けることとなった。

    ハミルトンのマシンには、スパ・フランコルシャンで内燃機関(ICE)、ターボチャージャー(TC)、MGU-H、MGU-K、エナジーストア(ES)、コントロールエレクトロニクス(CE)と、ほぼすべてのパワーユニット要素が新たに投入されており、さらにリヤサスペンションの変更も実施された。これらは自身の年間使用制限(プール)を超えており、競技規則第28.2条にも抵触する。

    また、ハミルトンの新しいエキゾーストはシーズン7基目であり、規定の最大使用数8基のうちの1期としてカウントされる。

    一方、アロンソとアントネッリもICE、TC、MGU-H、MGU-Kをいずれも制限枠を超えて交換しており、同様のペナルティ対象となった。

    ハミルトン、アロンソ、アントネッリは予選でそれぞれ16番手、18番手、19番手に終わっていたが、これにより決勝はピットレーンスタートとなる。これにより、3人はいわゆる「ウェットセットアップ」への変更も可能となるなど、コンディションに応じた柔軟な戦略を採ることができる見通しだ。

  • フェルナンド・アロンソ F1ベルギーGP スプリント予選「限界まで攻めた」

    フェルナンド・アロンソ F1ベルギーGP スプリント予選「限界まで攻めた」

    アストンマーティンは2025年F1第13戦ベルギーGPのスプリント予選で、新型ノーズおよびフロントウイングを投入。フェルナンド・アロンソのマシンでその新構成をテストし、フリー走行では手応えも感じさせたが、本番ではSQ2でペースが伸びず、アロンソは14番手にとどまった。

    アロンソは予選後、「限界まで攻めた」と語り、全力を出し切った手応えを示した一方で、新パーツの効果をさらに検証していく姿勢を見せた。

    チームメイトのランス・ストロールも15番手と続き、2台そろってSQ2敗退。だがアストンマーティンはレースペースに希望を抱いており、スプリントでの巻き返しに期待がかかる。

    「この伝統あるサーキットに戻って来られるのはいつも嬉しいよ。天候もドライだったし、SQ1は僕らにとって今日一番良いセッションだった」とアロンソはコメント。

    「すべてを出し切って走ったし、限界ギリギリだった。でも残念ながら、あのペースをSQ2にはつなげられなかったんだ」

    「今日は新しいフロントウイングを試すことができて、ダウンフォースも増えた。明日のスプリントレース、そして週末全体を通じてこの新しい構成からもっと多くのことを学んでいくつもりだ」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1 ベルギーグランプリ

    ランス・ストロールも15番手に終わり、アロンソのすぐ後ろからスプリントを迎えることになった。彼もまた、スパへの特別な思いを口にしつつ、悔しさをにじませた。

    「ベルギーに戻ってこられて嬉しいし、ここは毎年戻って来るのが本当に特別な場所なんだ。スパには高速コーナーが多くて、マシンが生きているように感じられる」とストロールはコメント。

    「SQ1ではクリーンなラップをまとめることができたけど、SQ2は少し難しかった。いくつかスナップもあったし、フロアにもダメージを負ってしまったんだ。それで明日のスプリントはP15からのスタートになる。何ができるか、見てみよう」

    アストンマーティンにとって今回のスプリントは、新たな空力アップグレードの評価を深める貴重な機会となる。真価が問われるのは、むしろスプリントおよび決勝レースでのレースペースかもしれない。トップ10進出なるか、注目が集まる。

  • フェルナンド・アロンソ F1終盤戦を悲観「上位8台にはほぼ手が届かない」

    フェルナンド・アロンソ F1終盤戦を悲観「上位8台にはほぼ手が届かない」

    フェルナンド・アロンソは、2026年のF1ルール大改定を前に、現行の上位4チームが今季残りレースでも「ほぼ手が届かない」存在であり続けるだろうとの見解を示した。

    2025年シーズンの折り返し時点で、ランキング4位のレッドブルは172ポイントを獲得しており、5位ウィリアムズ(59ポイント)に対して約3倍の差をつけている。アロンソが所属するアストンマーティンは36ポイントで8位にとどまる。

    一方、下位勢のポイント差は拮抗しており、6位ステーク(41ポイント)から10位アルピーヌ(19ポイント)までわずか22ポイント差と団子状態だ。

    現在、全チームの注目はすでに2026年の大規模レギュレーション変更に移りつつあり、アロンソは「これからのアップグレードは限られてくる」とし、リソースを翌年のマシン開発に回すチームが増えると見ている。

    そのため、アロンソは残り12戦でもマクラーレン、フェラーリ、メルセデス、レッドブルの“ビッグ4”が変わらず優位を保つと予想している。

    「最初の4チームは他よりも遥かに先を行っている。だからトップ8のマシン(各チーム2台)は、残りのシーズンでほぼ手が届かない存在になるだろう」とアロンソはRacingNews365などに語った。

    「今後はどのチームもアップグレードは少ないから、何か特別なことが起こらない限り、状況は変わらない。たとえばオーストリアみたいに、トップ8のうち2台(マックス・フェルスタッペンとキミ・アントネッリ)がリタイアしたら、6位や7位に入れるチャンスが生まれる」

    「オーストリアでは幸運にも7位に入れたけど、それは例外であって通常は9位や10位を争うことになる。それでも良い週末だったと言えるくらいだ」

    また、アロンソは2026年の新レギュレーションに希望を見出している。

    「2026年はアストンマーティンにとってだけでなく、トップチームを目指す他のチームにとっても大きなチャンスだ」

    「来年はルールがリセットされる。我々全員がその時に好位置にいて、ビッグチームと戦えるようになりたいと思っている。それは大きな機会なんだ」

  • アストンマーティンF1の現状にアロンソ苦言「2025年はニューウェイの関心外」

    アストンマーティンF1の現状にアロンソ苦言「2025年はニューウェイの関心外」

    アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、2025年型マシンについてエイドリアン・ニューウェイがほとんど関心を示していないと語った。

    母国グランプリであるF1イギリスGPでは、アストンマーティンがアップグレードを投入したものの、チームは競争力を欠いたままだった。ランス・ストロールは決勝7位に入ったものの、無線では「正直言って、人生で運転した中で最悪のクソ車だ」と酷評した。

    アロンソはアップグレードの効果を一定程度認めつつも、改善幅はわずかだったと冷静に語る。

    「一歩前進ではあると思う。マシンのフィーリングも少し良くなった。データ上でも一部セクターでは確かに改善しているし、他の部分ではまだ分かりにくいけど、まあ小さな進歩ではあるけど歓迎すべきことだ」

    「たとえコンマ05秒とかコンマ1秒でも進歩なら受け入れる」とDAZNに語った。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    しかし、アストンマーティンにはF1史上最高の空力デザイナーと称されるエイドリアン・ニューウェイが在籍しているにもかかわらず、大きな成果が見えない点を疑問視する声もある。

    これについてアロンソはこう語った。

    「ニューウェイはちゃんと仕事をしているし、やる気もある。ただ、今年のマシンには興味がなさそうだね。何か質問しても、すぐに別のオフィスに行っちゃうんだ」と苦笑い。

    「彼の頭の中はもう2026年モードだよ」

    さらにアロンソは、イギリスGPでの自身のレース戦略がストロールに比べて著しく劣っていたことにも不満を示した。

    「もう次からはランスがピットに入ったら、僕も入ることにする。こういう状況では、彼のエンジニアグループの判断の方が正確なんだ」と皮肉を込めて語った。

  • 雨のF1レースは“ドライバーが違いを生む”という考えは「でたらめ」とアロンソ

    雨のF1レースは“ドライバーが違いを生む”という考えは「でたらめ」とアロンソ

    フェルナンド・アロンソは、F1においてウェットコンディションのレースではドライバーの腕が結果を左右するとされる見方について「そんなのはナンセンスだ」と一蹴した。

    アロンソは、ウェットからドライ、再びウェットと目まぐるしくコンディションが変化したシルバーストンでのF1イギリスGPで9位フィニッシュ。チームメイトのランス・ストロールは一時表彰台争いを繰り広げながらも、最終的に7位となった。

    このような難しいコンディションのレースでは、マシンの性能を上回る結果をドライバーの力で引き出せるとよく言われる。しかし、F1最多出走記録を持つアロンソ(通算413戦)は、そうした主張は「ナンセンスだ」と主張した。

    「僕には経験はあるけど、データは持っていない。コックピットの中でレーダーやタイヤの温度、グレイニングの状況、他のドライバーのラップタイムをすべて見られるわけじゃないんだ」とアロンソはRacingNews365を含むメディアに語った。

    「彼ら(ピットウォール)はいろんな要素を把握していて、ピットインの指示が出たら僕は従うよ。トラックの状態についてフィードバックはできるけど、それ以上のことはできない」

    「こんなコンディションをドライバーが制してレースに勝つなんて言ってる人がいるなら、それはナンセンスだ」

    「今のF1はクルマに備わったすべてのパラメータを使ってレースを進める、データ主導の世界なんだ。今回の最初のピットストップは難しい判断だったと思うけど、それは理解してる」

    フェルナンド・アロンソ

  • フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1の戦略に不満「理解しがたい」

    フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1の戦略に不満「理解しがたい」

    フェルナンド・アロンソは、F1イギリスGPでチームがランス・ストロールと異なる戦略を採用したことに対して強い不満を表明した。変わりゆく天候のなか、ストロールが17番グリッドから7位まで順位を上げた一方で、アロンソは7位スタートから9位フィニッシュに終わった。

    レース中盤、ストロールは6周目にバーチャルセーフティカー中のピットインを皮切りに、10周目にも再度ピットインし、絶妙なタイミングでインターミディエイトタイヤを履いたことで、一時は3位に浮上。

    これに対しアロンソは11周目に1回目のピットストップを行い、順位を6位から10位に落とす結果となった。さらに37周目にはスリックタイヤへの交換を敢行したが、これは大多数のドライバーよりも数周早く、再びタイムをロスした形となった。

    アロンソはスペインのスポーツメディア「DAZN」に対し、「とても難しいレースだった。僕たちにとっては機会を逃したという結果に終わった」と振り返った。

    「当然ながら満足はしていない。7位スタートで9位フィニッシュだ。何かを間違えたんだ」

    「こういう状況では、彼(ストロール)の側のピットウォールの判断の方が正確なことが多い。今回は彼が2回ストップした後に僕はようやく1回目のピットに入った。彼は3位まで上がった」

    「僕には理解しづらいことがある。だって、もう1台のクルマが3位にいるのに、その情報を僕の側の判断に生かせないなんて。同じチームなんだから」

    また、アロンソは混乱した天候のなかでこそチームの判断がより重要になると指摘した。

    「僕には経験があるけど、データはない。チームが『ピットに入れ』と言えば僕は入るしかない。路面状況は伝えられるけど、それ以上のことはできない」

    「こういうコンディションでドライバーがすべてを判断して勝つ、なんて言う人がいるけど、それはナンセンスだ」

    「これは完全にデータで左右されるレースだ。特に1回目のストップは読みづらかったと思う。ルイス(ハミルトン)、ジョージ(ラッセル)、ピエール(ガスリー)、カルロス(サインツ)、僕も含めて、みんなほぼ同じ周にピットに入っているからね」

    「でも結果としてはエステバン(オコン)、ランス、ニコ(ヒュルケンベルグ)といった、より良い判断をしたドライバーの後ろでコースに戻ることになった」

    「2回目のピットは僕が一番早かった。チームはインターが熱を失っていると見てピットに入れた。でもその判断でまた25秒も失った。だから本当にフラストレーションが溜まるレースだった」

    フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    このアロンソの発言に対し、アストンマーティンの代表アンディ・コーウェルは、戦略面での問題はなかったとの見解を示した。

    「問題はなかったと思っている。ピット戦略は中央で決定される。ピットボックスは1つしかないから、チーム全体の視点から考えなければならない」

    「序盤はピットタイミングが明確だった。インターは徐々に摩耗し、路面は乾いてきていた。どのチームの無線も『今がその時だ』という流れだった」

    「僕たちはフェルナンドを早めにピットに入れた。結果的には早すぎたが、あのとき両方のクルマを同じ周に止める寸前だった」

    そして最後に、「今となっては、フェルナンドの戦略もランスと同じにすれば良かったかもしれない」と認めつつも、決定は当時の状況に基づいたものだったと擁護した。

    このレースを終えて、アストンマーティンはコンストラクターズ選手権8位。ドライバーズ選手権ではストロールが12位、アロンソは14位となっている。

  • フェルナンド・アロンソ F1イギリスGP決勝「今日はチャンスを逃したレース」

    フェルナンド・アロンソ F1イギリスGP決勝「今日はチャンスを逃したレース」

    アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、波乱の展開となったF1イギリスGPで9位入賞を果たしたものの、チームとしての戦略判断と自身の選択に課題を残す結果となった。

    予選では中団グループの中からポイント圏を狙える位置に付けていたアロンソ。決勝は開始早々から雨が降り出し、戦況は目まぐるしく変化した。アストンマーティンは先行する勢力と同様の戦略でインターを選択し、序盤は着実な走りを見せたが、天候とタイミングに翻弄された。

    「ポイントは取れたけど、今日はチャンスを逃したレースだったと思う。雨が再び降ってきた時点で順位を落としてしまったし、最初のピットストップでもポジションを失った」とアロンソは振り返る。

    勝負の分かれ目となったのは、再び路面が乾き始めた中盤のスリックタイヤへの交換だった。アロンソは全車の中で最も早くドライタイヤに賭けたが、それが裏目に出て大きくタイムを失った。最終的に追い上げは見せたものの、9位が精一杯だった。

    「2回目のピットストップでスリックに変えたタイミングが早すぎて、濡れた路面でたくさんのタイムを失ってしまった。マシンのペースは良かったのに、波乱の展開を活かすことができなかったのは悔しい」と語り、冷静に自身の判断を評価した。

    フェルナンド・アロンソ F1 イギリスGP アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    一方で、かつてのライバルであり長年の友人でもあるニコ・ヒュルケンベルグの表彰台には素直な祝福を送った。「ニコが初めての表彰台を獲得したのは本当に嬉しい。彼が今日という日を思い切り楽しめることを願っている」

    不確実性に満ちた今大会で、読み違いひとつが順位を左右したアロンソのレース。だがその中でも冷静な自己分析と他者への敬意は、ベテランとしての風格を感じさせるものだった。次戦ベルギーGPでは、その経験を武器にさらなる巻き返しを狙う。

  • フェルナンド・アロンソ フェルスタッペンのF1移籍話に「僕の助言は高くつく」

    フェルナンド・アロンソ フェルスタッペンのF1移籍話に「僕の助言は高くつく」

    F1イギリスGPの週末を前に、マックス・フェルスタッペンがレッドブルF1を離れてメルセデスF1へ移籍する可能性をめぐる議論は再燃している。

    すでに何人かのドライバーがこの話題について持論を展開しているが、グリッドで最も経験豊富なフェルナンド・アロンソに質問が及ぶと、メディアは固唾をのんで見守った。

    アロンソは、いつものようにウィットに富んだコメントですぐに応じた。

    「いや、助言はしない。まあ、コンサルタントにはなれるけど、それには巨額の報酬が必要だ。今のところ、助言はなし」と笑顔で語った。

    この発言は、フェルスタッペンの将来をめぐる憶測が渦巻く中で飛び出したものだ。最近の報道では、フェルスタッペンがメルセデスF1への移籍を検討しているとされており、トト・ヴォルフも両者が話し合いをしていることを認めている。ただし、その詳細な内容については不明である。

    この話は、レッドブルF1がコンストラクターズランキングで4位に後退し、パフォーマンスが低下している状況と重なっている。一方、メルセデスF1はカナダGPでジョージ・ラッセルが優勝し、今季初勝利を飾ったばかりだ。ラッセルは現在、フェルスタッペンにわずか9ポイント差で迫っており、今の流れが続けば、王者の座が入れ替わるのも時間の問題だ。

    とはいえ、来年にはまったく違う展開が待っている可能性もある。2026年のレギュレーション変更によって、チャンピオンシップは一度リセットされ、現在のルール下で苦戦しているチームにも巻き返しのチャンスが生まれるからだ。

    「来年は、アストンに限らず、多くのチームにとって大きなチャンスがある。ルールがリセットされて、我々全員がもっと大きな成果を狙える位置に行きたいと思っている。だから、それがチャンスなんだ」とアロンソは語る。

    フェルナンド・アロンソ F1 マックス・フェルスタッペン

    2026年に向けては、アストンマーティンF1も大きな変化を迎える。最近ではエイドリアン・ニューウェイの加入を含む大型投資も行われている。

    アロンソは、自チームのインフラについてこう語った。

    「ファクトリーについて言えば、我々が持っている施設はスポーツ界で最高か、あるいはその一つだと思う」

    「でも、重要なのは何を持っているかとか、どこでマシンを作っているかじゃなくて、結局のところ結果こそがチームの強さを示すものなんだ。シーズン序盤は非常に厳しい状況でスタートして、競争力に欠け、何戦もポイントが取れなかった」

    「君たちの中には、アストンマーティンにあまり感心せず、チームが正しい方向に進んでいないと評していた人もいた。けれど今日ファクトリーを訪れて、その施設やチームのレベルにショックを受けたはずだ」

    「だから次に何かを語るときには、君たちの同僚たちが今回のことを忘れないことを願っている」

  • フェルナンド・アロンソとリアム・ローソンが和解 F1オーストリアGPで親密会話

    フェルナンド・アロンソとリアム・ローソンが和解 F1オーストリアGPで親密会話

    フェルナンド・アロンソとリアム・ローソンの関係が、かつての緊張状態から一転して和解に向かっている。

    これまで2人の間には複数の接触やトラブルがあり、F1界のベテランであるアロンソがルーキーのローソンを「バカ」と呼ぶ場面もあった。一方のローソンも、アロンソが「報復しようとしてきた」と非難するなど、関係は険悪だった。

    しかし、F1オーストリアGPでポイント圏内をかけてバトルを繰り広げた後、2人はメディアエリアで長く親しげな会話を交わしたとされる。DAZNによれば、アロンソはエネルギーマネジメントシステムとDRSの影響で「レーシングブルズの後ろに必死で食らいついていた」とローソンに説明したという。

    「本当?速く見えたけど」とローソンが驚くと、アロンソはこう答えた。

    「ターン4からターン9までは予選ラップのようにプッシュしていた。パワーボタンを押して君についていこうとしていたけど、ターン9からターン4まではもう息をつく間もなかった。

    もし僕がターン1で仕掛けていたら、2周以内に君に抜き返されていたと思う」

    ローソンは笑いながら「マジか、それは知らなかった。ありがとう、抜いてくれなくて!」と返した。レースではローソンが6位、アロンソが7位でフィニッシュしている。

    アロンソはレース後のインタビューで、ローソンとのバトルをこう振り返った。

    「今日はまるで、自転車でグループライドしてて一番後ろに張り付いたまま、前に出られず100km走るような感覚だった」

    「ローソンとはそういう感じだった。僕には前に出るペースがなかったんだ」とアストンマーティンのベテランは語った。

    これまでの確執についても、ローソンはスペイン紙『Marca』にこう語っている。

    「確かに僕のスタイルはアグレッシブだけど、子どもの頃からルイス(ハミルトン)やフェルナンド(アロンソ)に憧れていた。2人のことは本当に尊敬している」

    今季、ルーキーながらも存在感を高めつつあるローソンと、経験豊富なアロンソ。かつて火花を散らした2人の関係が、今回のGPをきっかけに穏やかに変化していく可能性がある。