カテゴリー: アルファロメオF1チーム

  • アルファロメオF1、キミ・ライコネンのタイヤ脱落事故で罰金処分

    アルファロメオF1、キミ・ライコネンのタイヤ脱落事故で罰金処分

    アルファロメオF1は、F1オーストリアGPの決勝でキミ・ライコネンの右フロントホイールが脱落した件で5000ユーロ(約60万円)の罰金を科せられた。

    キミ・ライコネンは、2回目のセーフティカー期間中にピットインしたが、レース再開直後にターン9で右フロントホイール緩んで脱落。メインストレートでマシンを止め、3回目のセーフティカーが入った。

    その後、スチュワードは、ホイールを固定しているナットがキミライコネンのマシンに取り付けられたときにしっかりと固定されていなかったと結論付けた。

    「損傷したホイールとアクスルシャフトの写真を調べたところ、ホイール交換中に右側のフロントにホイールナットに噛み合わせ不良が発生していたが、ホイールガンのオペレーターはそれを認識していなかった。その結果、レースに復帰した際に右のフロントホイールが外れてしまった」

    「しかし、スチュワードは、チームもドライバーもマシンが危険な状態にあることに気付く機会がなかったため、マシンを止めなかったと判断した。これらの状況を考慮すると、5000ユーロの罰金が適切だ」

  • キミ・ライコネン、Q1敗退で最後列スタート 「これが僕たちの現状」

    キミ・ライコネン、Q1敗退で最後列スタート 「これが僕たちの現状」

    アルファロメオF1のキミ・ライコネンは、F1オーストリアGPの予選でQ1敗退を喫し、最後列の19番グリッドからレースをスタートすることになった。

    昨年のF1オーストリアGPでは、アルファロメオF1は2台揃ってQ3進出を果たし、決勝でもダブル入賞を果たしていた。しかし、今年のアルファロメオF1はプラクティスからほとんど話題にならないくらい低迷。

    予選でキミ・ライコネンは同じくQ1敗退となったチームメイトのアントニオ・ジョビナッツィの後塵を拝し、19番手タイムでセッションを終えた。

    F1キャリアで通算18回のポールポジションを獲得しているキミ・ライコネンは、313戦のキャリアで最後列スタートは10回しかない。

    だが、キミ・ライコネンは、結果はチームの現況の現実を表していると語る。

    このような厳しい予選セッションを予選していたかと質問されたキミ・ライコネンは「昨日と今朝の後、あまり楽な一日にはならないと思っていた」とコメント。

    「でも、これが僕たちの現在の状況であり、クルマをより速くして競争力を高めなければならない」

    「僕たちが昨年ほど良くないのは明らかだ。今年起こったことを他の年と比較すればそうだけど、最初のレースウィークエンドであり、もちろん、目標とするところから遠く離れているけど、それが今の現実であり、自分たちに何ができるかを見極める必要がある」

    キミ・ライコネン アルファロメオF1 2020年 F1オーストリアGP関連:F1オーストリアGP 予選 結果:バルテリ・ボッタスがポールポジション

  • フェラーリF1エンジン勢、全6台が昨年の予選タイムを下回る

    フェラーリF1エンジン勢、全6台が昨年の予選タイムを下回る

    フェラーリのF1エンジンを搭載する全3チームが、F1オーストリアGPで昨年の予選タイムを下回った。

    セバスチャン・ベッテルが予選Q2で敗退したことは、今週末のフェラーリF1の苦戦を最もはっきりと表しているが、問題を抱えているのはファクトリーチームだけではない。レッドブル・リンクでフェラーリのF1エンジンを搭載する全3チームが1年前より0.6~1.1秒遅くなっている。

    昨年、シャルル・ルクレールはF1オーストリアGPでポールポジションを獲得し、最速タイムは1分03秒003だった。しかし、今年はQ3に進出した唯一のフェラーリF1エンジン勢となり1分03秒923で4列目7番グリッドに沈んだ。

    フェラーリF1のカスタマー勢も大苦戦を強いられた。昨年、2台揃ってQ3進出を果たしたアルファロメオF1は、今年は2台ともQ1で敗退。キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィは、昨年最下位だったウィリアムズF1のジョージ・ラッセルをした下回った。

    ハースF1の1台もQ1で敗退した。ロマン・グロージャンはなんとかQ2に食い込んだが、2019年のベストタイムよりも0.6秒遅かった。

    フェラーリのF1エンジンを搭載する3チームの苦境は、パワーユニット開発においてライバルに負けたことを示唆している。昨年のフェラーリのF1エンジンはFIAによって綿密に調査され、両者間で個人的な和解に達したものの、パワーユニットの操作方法を管理する新しいルールが導入された。

    週末が始まる前、フェラーリF1は新車SF1000が去年のマシンほど競争力がないことを認めており、主な理由としてダウンフォースを重視したドラック特性を挙げていた。しかし、今年の予選セッションの結果は、シャシー面だけでなく、パワーユニットも問題の一部であることを示唆している。

    No ドライバー チーム 2020年 2019年
    タイム 順位 タイム 順位
    16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分03秒923 7 1分03秒003 1
    5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分04秒206 11 1分03秒667 10
    8 ロマン・グロージャン ハース 1分04秒691 15 1分04秒491 11
    20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分05秒164 16 1分04秒072 5
    99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1分05秒175 18 1分04秒166 7
    7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1分05秒224 19 1分04秒179 8
  • アルファロメオF1:2020年 第1戦 F1オーストリアGP プレビュー

    アルファロメオF1:2020年 第1戦 F1オーストリアGP プレビュー

    アルファロメオF1は、2020年のF1世界選手権の開幕戦オーストリアGPにキミ・ライコネン、アントニオ・ジョビナッツィという布陣で挑む。

    フレデリック・バスール(チーム代表)
    「アブダビでの最後のレースから長い時間が経っており、当然ながらレースに戻ることを切望している。これが我々の原動力であり、オールシーズン取り組んできたことだ」

    「もちろん、パンデミックによって我々に課せられた制限を考えると、状況は異なる。しかし、FIAとF1が我々全員を安全に保つために講じた措置を信じている。シーズンの最初のレースは混沌とした状況であることが多く、機会が生じるときだ。我々は、巡ってくるものはどんなものであっても掴み取る準備ができている必要がある。1週間後に再びここでレースをすることは、我々全員にとって新しい経験になるが、両方のレースが本当にオープンで予測不能になるほどミッドフィールドバトルが非常に接近していることを期待している」

    キミ・ライコネン
    「このような状況でレースに戻るのは少し奇妙に感じるだおる。しかし、マシンに乗ったら、制限に焦点を当てるのではなく、できる限り最高の仕事をすることだけに集していく。休憩は家族と過ごす機会だったが、今は仕事に集中する必要がある。短い時間で非常に多くのレースが行われるため、すべてのイベントを最大限に活用し、チャンスを訪れるたびにポイントを獲得する必要がある。誰もがどの位置にいるかを言うことはできないけど、すぐにわかることだ」

    アントニオ・ジョビナッツィ
    「今週アクションに戻り、マシンに乗るのが待ちきれない。全員にとって非常に辛い数ヶ月だった。私の家族とイタリアに帰国したたくさんの友達と特にそれを感じた。レースに戻ることは、ある種の正常化への新たなステップのように感じる。オーストリアでみんなの様子と同じ会場での2つのレースで何が起こるかを知りたいと思っている。F1では初めてのことだし、適応する必要がある。何ヶ月も離れたことで錆びていることについては心配していない。僕は2017年から2019年までの2年間レースをしていなかったので、どちらかと言えばそれをアドバンテージに変えようと思っている」

    関連:2020年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • アントニオ・ジョビナッツィ 「今年はライコネンを倒さなければならない」

    アントニオ・ジョビナッツィ 「今年はライコネンを倒さなければならない」

    アルファロメオF1のアントニオ・ジョビナッツィは、今年チームメイトのキミ・ライコネンを倒すことができなければ、自分のF1キャリアを失う可能性があると認める。

    フェラーリのサポートを受けて、昨年アルファロメオF1で初のフルシーズンを戦ったアントニオ・ジョビナッツィだが、チームメイトに匹敵するパフォーマンスを示すことができなかった。

    2007年のF1ワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンの43ポイントを獲得したのに対し、アントニオ・ジョビナッツィはわずか14ポイントしか獲得でいなかった。

    アントニオ・ジョビナッツィは、今年は腕を上げる必要があると認識していると語る。

    「僕の夢を続けていくには、今年、キミ(ライコネン)を倒さなければならない」とアントニオ・ジョビナッツィは Blick に語る。

    元F1ドライバーのニック・ハイドフェルドは、アントニオ・ジョビナッツィが2020年の序盤に伸び悩んだ場合、シーズンが終了する前にシートを喪失する可能性があると考えている。

    「ミック・シューマッハにはアルファロメオF1に加入する良いチャンスがあると思う」とニック・ハイドフェルドは Sky Deutschland に語った。

    「金曜日のプラクティスだけでなく、レースにもね」

    F2ドライバーのミック・シューマッハは、フェラーリのドライバーアカデミーで次のチャンスを持っている。

    「昨シーズンの初めのように、ライコネンの影に隠れるような場合、ジョビナッツィはこまった状況に陥る可能性がある」とニック・ハイドフェルドは語る。

    「ミックはF1カーを運転することができるし、多くの人が考えるより早くにチャンスを得ることになるかもしれない」

  • キミ・ライコネンのF1引退を新型コロナウイルス危機が早める?

    キミ・ライコネンのF1引退を新型コロナウイルス危機が早める?

    元F1ドライバーのミカ・サロは、新型コロナウイルス危機がキミ・ライコネンをF1引退に近づけたかもしれないとと語る。

    2007年のF1ワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンは、Instagramでの投稿からも明らかなようにF1の長い中断期間を楽しんでいる。最近では息子ロビン君とカートで戦う動画が公開されている。

    「キミがこの長い休暇にどのように反応したかを言うのは難しいだね」と同じフィンランド人であるミカ・サロは MTV Uutiset に語った。

    「しかし、休日は楽しいものであり、ドライビングはもはやそれほど関心事ではないというメッセージがあったかもしれない」

    「今後もキミが続けてくれることを誰もが望んでいるが、それは彼次第であることは誰もが知っている」

    2018年末にフェラーリF1を去って以来、40歳のキミ・ライコネンは2001年にF1デビューを果たしたザウバー – 現アルファロメオ – でF1を戦っている。

    「キミにとって簡単な場所ではない」とミカ・サロは続けた。

    「名前が変わっても、スタッフと問題は同じだ。キミは、すべてのレースでポイントを獲得することさえできないだろう」

    キミ・ライコネンが2020年シーズン末にF1引退を決意した場合、後任候補のひとりはチーム新しいリザーブドライバーであるロバート・クビカだ。

    ロバート・クビサは「喜んで彼の代わりを引き受けるドライバーは僕だけではない。だから今は答えられない」と Info Plock TV に語った。

  • 「ミック・シューマッハはF2に集中するべき」とアルファロメオF1代表

    「ミック・シューマッハはF2に集中するべき」とアルファロメオF1代表

    アルファロメオF1のチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、2021年にミック・シューマッハが同チームでF1デビューするとの噂についてなんかしらのヒント与えることを拒否している。

    ミック・シューマッハの父親であるミハエル・シューマッハをよくするFIA会長のジャン・トッドは、ミックは“インテリジェントで成熟しており謙虚”なドライバーと評価している。

    「彼がF2で良いシーズンを過ごすことを願っている」とジャン・トッドは Corriere della Sera にコメント。「彼にはキャリアがあると思っている」

    最近、元F1ドライバーのニック・ハイドフェルドは、フェラーリのジュニアドライバーであるミック・シューマッハにとってアルファロメオF1は明らかな目的地だと語っていた。

    しかし、アルファロメオF1のチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、今のところシリーシーズンについてのコメントを避けている。

    「本当に奇妙な時間だった。1kmも運転されていない状況であらゆることが起こった」とフレデリック・バスールは、セバスチャン・ベッテル、カルロス・サインツ、ダニエル・リカルドが絡んだ移籍劇に言及した。

    「幸いにも我々静かだ。キミ(ライコネン)は年末まで契約を結んでいるし、それからどうなるか検討していくことになる。どのような価値があるかを誰かに話す必要はないし、ジョビナッツィはシーズン末に強くなった」

    ニック・ハイドフェルドが、ミック・シューマッハが2021年にアルファロメオF1のレースシートを収まることを予測したことについて、フレデリック・バスールは次のように述べた。

    「それにミックはまずF2のキャリアに集中すべきだ」

    フレデリック・バスールは、アルファロメオ(旧ザウバー)が現在の経済危機のなかで“当局とチーム所有者に感謝する”と語る。

    「オーナーのおかげで、我々は500人の従業員全員を維持できている」とフレデリック・バスールは明らかにした。

    「このサポートはユニークであり、将来にとって非常に心強いものだ。道のりはまだ長いからね」

    それでも、フレデリック・バスールは新型コロナウイルス危機の中でのいくつかのチームの舞台裏での行動を非難した。

    「F1が生き残りをかけている今、相手の性格をよく理解することができる」とフレデリック・バスールは語った。

    「残念なことに、全体像を見ることができない心が狭い紳士がいることに驚いている。彼らの多くは、世界がF1がなくても生きることができることを理解しなければならない」

  • キミ・ライコネン 「F1マシンから離れていることは問題にはならない」

    キミ・ライコネン 「F1マシンから離れていることは問題にはならない」

    キミ・ライコネンは、F1ドライバーはしばらくF1マシンから離れていても来月のオーストリアGPで苦労することはないと語る。

    アルファロメオF1のチームメイトであるアントニオ・ジョビナッツィは、7月5日のオーストリアGPでヨーロッパシーズンがスタートした際にF1ドライバー“錆ついている”と感じることになるだろうと考えている。

    しかし、現役F1ドライバーのなかでは最年長で経験豊富なドライバーであるキミ・ライコネンは「僕たちのドライバーにとって、それが大きな違いになるとは思わない」とコメント。

    「運動しているし、アクティブに活動して、スポーツをしている。マシンから離れていることは、毎年冬に経験していることだ。通常より少し長くなってはいるけど、マシンに戻ったときと同じように感じるだろう」とキミ・ライコネンは付け加えました。

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンも心配していない。フェルスタッペンは観客のいないレースは“非常に異なる”ものになるだろうが、ドライバーはすぐに調整できると語る。

    「限界に戻るのに数周あれば十分だと思う」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「僕たちは長い間レースをしてきたし、この3~4か月は問題にならない」

    レッドブル・ホンダF1やアルファロメオは、シーズン再開前に慣らし運転のためのテストは計画していない。

    一方、メルセデスはすでにシルバーストンで2年落ちのF1マシンで2日間のプライベートテストを実施。フェラーリとアルファロメオも同様のテストを6月中に実施する。また、レーシング・ポイントとアルファタウリ・ホンダは、フィルミングデーを利用して2020年F1マシンで100kmの走行を予定している。

  • キミ・ライコネン、契約書を読まずに2時間でアルファロメオF1と契約

    キミ・ライコネン、契約書を読まずに2時間でアルファロメオF1と契約

    アルファロメオF1のチームマネージャーを務めるベアト・ツェンダーが、キミ・ライコネンとの契約交渉の舞台裏を語った。

    フェラーリF1は、2019年のF1ドライバーとしてキミ・ライコネンに代えてシャルル・ルクレールを起用することを決定。F1グリッドで最年長のキミ・ライコネンは現行引退も囁かれた。

    しかし、キミ・ライコネンは2001年にF1デビューを飾ったザウバー(現アルファロメオF1)に移籍することを決断。トップチームから中堅チームへと移籍し、2年契約を結んで現役を続行する道を選んだ。

    フェラーリF1のシート喪失を知らされたキミ・ライコネンが、自らザウバーににアプローチをかけたのはよく知られた話だが、ベアト・ツェンダーは実際には2017年に交渉がスタートしていたことを明かした。

    「私はかなり長い間それに取り組んでいた」とベアト・ツェンダーは Autosport に語った。

    「彼が2017年のシルバーストンでフェラーリと3位を獲得したとき、彼は私をプライベートジェットに乗せてくれた。それから我々は彼の将来について話し始めた」

    「私は『聞いてほしい。もうフェラーリで運転したくないと思ったり、彼らが君を解雇したときは連絡してほしい。私はそれを実現してみせる。興味があり、ザウバーに戻りたいという意欲があば、我々は方法を見つけます』と伝えた。

    「我々は何年にもわたってこれについて常に話し合ってきた」

    2018年のイタリアGPでフェラーリからの放出を知らされたキミ・ライコネンは、すぐに2019年のF1シートについてアルファロメオF1と話をしに行った。そして、数日後、契約は成立した。

    「2018年のモンツァでフェラーリがシャルルで行くことを決定したとき、我々はすぐに連絡を取った」とベアト・ツェンダーは語った。

    「レース後の火曜日にフレッド(フレデリック・バスール/チーム代表)、キミ、そして、私とでミーティングを行った」

    「基本的には我々2時間以内で契約を結んだ。まあ、契約といっても、キミは契約書を読まずに我々は合意に達した!」

    「何年にもわたって、我々は非常に特別なつながりを持っていた」

  • 【動画】 ザウバー、チーム創設から50歳の誕生日

    【動画】 ザウバー、チーム創設から50歳の誕生日

    F1世界選手権でアルファロメオ・レーシングを運営するザウバー・モータースポーツは、2020年5月15日でペーター・ザウバーがチームを創設してから50歳の誕生日を迎えた。

    1970年、アマチュアレーサーだったペーター・ザウバーはヒルクライムに参戦するため、自宅の地下室でザウバー・C1を製作。ヒンウィルにガレージを開設し、5月15日に正式にチーム活動を開始した。

    1973年にペーター・ザウバーはドライバーを引退し、シャシーコンストラクターに専念。1982年からは世界耐久選手権に参戦。1985年にザウバー・C8の開発にあたり、メルセデス・ベンツから市販ベースのターボエンジンの供給を受けた。奇しくも1955年のル・マンの大惨事によって30年間レースから遠ざかっていたメルセデスを、同事故によってレースから遠ざかっていたスイスのモータースポーツチームが呼び戻したことになる。

    1988年にはメルセデスが正式にモータースポーツに復帰することを発表し、チーム名を「チーム・ザウバーメルセデス」とした。これによりザウバーはワークス・チームとなり、選手権開幕戦より優勝を果たすなど11戦中5勝を挙げ、チームズランキング2位を獲得。1989年には選手権8戦中7勝という圧倒的な強さを見せ、ドライバーズとチームズのダブルタイトルを制覇した。

    1990年もメルセデスベンツ・C11を投入して9戦中8勝、ル・マン優勝こそジャガー・XJR-12に譲ったものの、世界スポーツプロトタイプカー選手権連覇。また、前年のドイツF3選手権のランキング上位3名(カール・ヴェンドリンガー、ハインツ=ハラルド・フレンツェン、ミハエル・シューマッハ)を採用し、ヨッヘン・マスらベテランと組ませて交替で参戦させた。この「メルセデス・ジュニアチーム」はメルセデスのレースディレクターであるヨッヘン・ニアパッシュが計画したもので、若手ドライバーの起用に難色を示していたザウバーも彼らの才能を認めることになった

    1991年からザウバーはF1転向に向けて準備を開始。だが、1991年11月28日にダイムラー・ベンツはF1へのワークス参戦を行わないと発表した。ザウバーは代わりに資金援助と技術支援を受け、プライベートチームとして計画を続行。1993年よりF1参戦を開始した。1994年にメルセデスはイルモアエンジンを正式に「メルセデスエンジン」と呼称してザウバーに供給。しかし、2年間の結果を見て、メルセデスは供給先をマクラーレンへと変更したことで長年のパートナーシップに終止符が打たれる。

    1993年からはフォードのエンジンを搭載。そして、1997年からはフェラーリの1年落ちのエンジンにスポンサーであるペトロナスのバッジネームを付けて「ペトロナスエンジン」として使用。当時はフェラーリのジュニアチーム的存在だった。

    2006年にはBMWにチームを売却し、『BMWザウバー』として参戦。BMW撤退後はペーター・ザウバーがチームを買い戻し、2010年よりプライベーターに戻り、再びフェラーリエンジンを搭載。ペーター・ザウバーは、2016年にすべての業務から完全に引退した。

    2018年からはタイトルスポンサーにアルファロメオを迎えて『アルファロメオ・ザウバー』として参戦、翌2019年からコンストラクター名自体を変更。アルファロメオの名のみでエントラントを登録し、「アルファロメオ・レーシング」として参戦を続けている。

    フレデリック・バスール (サウバー・モータースポーツAG CEO)
    「今日は、ザウバー・モータースポーツの歴史において重要な節目を迎えた。このビジネスでの50年は長い時間だが、ザウバーは、直面するすべての課題を通して常に自分自身を再発明することに成功してきた。基本的にその最大の強みはそれを構築する人々であり、最高レベルの競争力を確保することだ。つまり、その従業員だ。今日のお祝いは、それぞれのハードワーク、献身、そしてレースへの情熱へのオマージュであり、次の50年がこれまでの50年よりもさらに成功することを願っている」

    キミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング F1ドライバー)
    「ザウバーの50歳の誕生日に彼らの健闘を称えたいと思う。僕にとってF1デビューを果たした非常に大きな意味のあるチームであり、一緒に過ごした素晴らしい時間に感謝している。もちろん、僕が加入する前からすでに素晴らしいチームの歴史があり、それ以降、チームは素晴らしい成績を収めてきた。今、僕たちは再び一緒になり、この歴史の新しいページを書く準備ができている。そして、もっと多くの素晴らしい瞬間があることを願っている」

    アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング F1ドライバー)
    「ザウバーは僕にとって本当にスペシャルで大切なチームだ。50歳の誕生日おめでとう!チームには多くの良い思い出がある。1番は2017年にメルボルンでデビューしたことだ。ドライブすることは特別な場所だし、僕が初めて公式のF1ドライバーになったチームだ。たくさんの幸せなひと時を過ごし、すぐに一緒に表彰台を祝えることを願っている」

    ロバート・クビサ(アルファロメオ・レーシング F1リザーブドライバー)
    「今日はF1だけではなく、モータースポーツにおける長い歴史の50周年を記録する非常に特別な日だ。このチームは常に素晴らしい人々で構成されており、彼らのためにレースをすることは喜びだ。ここは僕が2006年にデビューした場所だ。僕自身とキャリアにとって最大の機会だった。それらの日々の思い出はたくさんあるし、2008年のカナダでの勝利は、僕のレース人生で最高の瞬間の1つだった。ザウバーの歴史を刻んできたすべての人々をお祝いしたい。また、僕がヒンウィルのホームに戻ってきたときに出会う機会があった新しい人々の活躍も祈っている。チームがあと50年、100年以上の素晴らしい歴史を刻んでいくことを願っている」

    タチアナ・カルデロン(アルファロメオ・レーシング F1テストドライバー)
    「チーム全体を祝福し、今後50年間、活躍を祈りしています。ザウバーとの素晴らしい思い出はたくさんありますが、最も特別な瞬間はもちろん、2018年にメキシコで初めてF1カーに乗り込んだときです。とても特別な気持ちでしたし、夢が叶いました。トラックでチーム全員と仕事をすることは、私が永遠に忘れることのない素晴らしい経験でした。子供の頃、私は常にF1ドライバーになり、ザウバーと同じくらいの歴史を持つチームと一緒に働くことを夢見ていました」