2020年のF1世界選手権 最終戦(第17戦) F1アブダビGPのフリー走行3回目が12月12日(土)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップタイムを記録した。
トワイライトレースとして現地時間17時から予選・決勝が行われるF1アブダビGP。前日のFP1開始時とFP2終了時には路面温度が10度以上低下するなど、日中に行われるFP1とFP3は決勝とはコンディションが大きく異なる。
現地時間14時からスタートしたFP3セッションの気温は24度、路面温度は37度と前日のFP1と同じようなコンディション。予選・決勝とはタイヤの挙動やマシンのダウンフォースまで大きくことなってくるため、FP3のフィーリングをベースにマシンを仕上げることはできない。
そのため、セッションが開始してもマシンが出ていく様子はない。15分が経過してようやくニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)がコースイン。続いてケビン・マグヌッセン(ハース)が走行を開始した。そこから下位3チームのマシンがコースに出揃う。
20分が経過するとルイス・ハミルトン(メルセデス)がコースイン。そこから続々と各チームがようやく本格的な走行をスタートさせる。ランド・ノリス(マクラーレン)とランス・ストロール(レーシング・ポイント)だけがミディアムを開始し、それ以外のマシンはソフトタイヤで走行を開始。ソフトタイヤもデグラデーションは少なく、1ストップレースが予想される。
2週間前にF1バーレーンGPが行われたバーレーン・インターナショナル・サーキットと比較して、ヤス・マリーナ・サーキットのオーバーテイク数は40%と少なく、抜きぬきい=予選が重要なレースとなる。燃費に厳しいサーキットとしても有名だ。
40分が経過してほぼ全車が1回目の走行を終えてピットイン。2回目の走行に備える。この時点でマックス・フェルスタッペンが1分36秒734でタイムシートのトップに立っている。
残り15分を過ぎ、全マシンがソフトタイヤを装着して最後に予選アタックに近いカタチで走行を開始。ベストタイムを更新していく。メルセデスはそれらのアタック陣には加わらずピットにいる。
残り5分を切ってメルセデス勢もコースイン。しかし、タイムは更新せずにセッションを終えた。
フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンで1分36秒251。だが、あまりタイムシートは参考にならず、フェルスタッペンがFP3でトップに立つことは珍しいことではない。予選でメルセデスとどこまで戦えるかは現時点で未知数だ。
2番手にはチームメイトのアレクサンダー・アルボンが続いたが、その差は0.501秒と通常通り差がついている。無線で『アンダーステアが激しいんだけど、大丈夫だよね?』と確認しているシーンが印象的だった。
3番手にはダニエル・リカルド、4番手にはエステバン・オコンとルノー勢、5番手にはマクラーレンのランド・ノリスが続いた。中団勢は0.1秒以内にひしめているマシンが多く、予選が接戦になることは間違いなさそうだ。
メルセデスF1はルイス・ハミルトンが6番手、バルテリ・ボッタスが9番手でセッションを終えた。
アルファタウリ・ホンダF1は、ダニール・クビアトが11番手、ピエール・ガスリーが13番手。前日のFP2と同じポジションで予選前のセッションを終えている。
F1アブダビGP 予選は、このあと22時(現地時間17時)から行われる。
2020年 第17戦 F1アブダビGP フリー走行3回目 結果・タイム