2020年のF1世界選手権 最終戦(第17戦) F1アブダビGPの予選が12月12日(土)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が今シーズン初ポールポジションを獲得した。
新型コロナウイルスの世界的な大流行によって、7月から超過密スケジュールで行われてきた2020年のF1世界選手権もいよいよ最終戦。中東3連戦の最後となるF1アブダビGPはヤス・マリーナ・サーキットで開催される。
太陽の下でスタートし、日没をはさんでナイトレースへと移行するグランプリであり、日没の暗さを避けるため、人工照明はスタート時から点灯される。
すでにドライバーズ選手権ではルイス・ハミルトン、コンストラクターズ選手権ではメルセデスが1位、レッドブル・ホンダが2位を確定されているが、それ以外はまだ流動的な状況。ドライバーズ選手権2位、コンストラクターズ選手権3位という残りの最上位をかけた戦いが繰り広げられる。
ピレリは、ヤス・マリーナ・サーキットにC3(ハード)、C4(ミディアム)、C5(ソフト)と最も柔らかいコンパウンドを持ち込んでいる。決勝ではハードとミディアムのいずれか1セットを使う必要があり、ソフトは予選Q3のタイヤとして1セット残される。
今大会では新型コロナウイルス感染によって前戦F1サヒールGPを欠場していた王者ルイス・ハミルトンが復帰。また、最終戦ということで、移籍が決定しているドライバーらにとっては現所属チームにとっては最後の予選となる。
現地時時間17時から気温23度、路面温29度のドライコンディションで予選セッションはスタートした。
ポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペン。予選Q3の最後のラップで1分35秒246をマーク。2番手に0.025秒の僅差で2020年最後のレースで今シーズン初ポールポジションを獲得した。自身3回目。今シーズン、メルセデスエンジン以外でポールポジションを獲得したのはホンダだけであり、ホンダF1にとっても最後のシーズンとなる来季にむけてポジティブな結果となった。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは0.325秒差で5番手につけた。
2番手にはバルテリ・ボッタス、3番手には復活戦となったルイス・ハミルトンとメルセデス勢が続いた。ハミルトンがアブダビでフロントローを逃すのはまだ2回目。上位3台はミディアムタイヤでスタートする。
4番手にはランド・ノリス(マクラーレン)、アルボンを挟んで、6番手にはマクラーレンでの最後の予選となったカルロス・サインツが続き、トップ3以外唯一ではミディアムタイヤでスタートする。コンストラクターズ選手権3位争いでマクラーレンが一歩有利な立場に立った。
アルファタウリ・ホンダは2台揃ってQ3進出を果たし、ダニール・クビアトが7番手、ピエール・ガスリーが10番手で予選を終えた。
8番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)は前戦でのクラッシュによって3グリッド降格が決定している。ルクレールもミディアムでスタートする。フェラーリ最後の予選となったセバスチャン・ベッテルは13番手だった。
タイヤを自由に選べる最前列となる11番手にはルノーのエステバン・オコン。ルノー最後のレースとなるダニエル・リカルドは12番手で今季ドライで初めてチームメイトに負けた。
それぞれ所属チームとの最後のレースとなる15番手のセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)、17番手のケビン・マグヌッセン(ハース)はパワーユニット交換によって最後列スタートが決定している。
F1アブダビGPの決勝はトワイライトレースで行われ、12月13日(日)の22時10分(現地時間17時10分)からフォーメーションラップが行われる。
2020年 第17戦 F1アブダビGP 予選 結果・タイム