カテゴリー: F1アブダビGP

  • アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅は力強いパフォーマンスを見せてくれた」

    アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅は力強いパフォーマンスを見せてくれた」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2021年F1アブダビGPの決勝レースを振り返った。

    アルファタウリ・ホンダF1は、角田裕毅が自己ベストとなる4位、ピエール・ガスリーが5位でフィニッシュし、22ポイントを追加。ライバルのアルピーヌには届かなかったが、チーム史上最多となる142ポイントを獲得してランキング6位でシーズンを終えた。

    「信じられないアブダビでの最終戦となった。ワールドチャンピオンの座を獲得したマックス・フェルスタッペン、レッドブル・レーシング、ホンダを心から祝福する。彼らは1年を通じて素晴らしい仕事をした。マックスはまさにこの勝利に値する最速のドライバーだし、チームの仕事ぶりは実にファンタスティックだった」

    「我々に関しても満足している。8位と12位でレースをスタートし、裕毅の4位とピエールの5位で合計22ポイントを獲得。非常に良い結果を持ち帰ることができ、今年のベストレースだった」

    「ピエールがニューセットのハードでスタートした一方、裕毅はミディアムでのスタートとなった。どちらのファーストスティントも素晴らしく、タイヤを上手くマネージメントしてくれた。ピエールがアロンソに追い付かれてしまい、危うく抜かれてしまうところだったが、セーフティーカーとチームの対応で2台のマシンとも無事にトップ5に入ることができた」

    「チーム史上最高得点の142ポイントを獲得し、アルピーヌとの差はわずか13ポイントという形でシーズンを終えた。チームは全てにおいて大きく前進したので、来年はさらに競争力がある新マシンで上位を獲得できるよう願っている」

  • ランド・ノリス、最終ラップの逆転劇に「陰謀説も出てくるだろう」

    ランド・ノリス、最終ラップの逆転劇に「陰謀説も出てくるだろう」

    マクラーレンF1のランド・ノリスは、F1アブダビGPの物議を醸すセーフティカーが生み出したマックス・フェルスタッペンの大逆転劇に「陰謀論が出てくるだろう」と語った。

    F1アブダビGPはレース全体をルイス・ハミルトンが支配。しかし、残り6周のニコラス・ラティフィのクラッシュによってセーフティカーが入ったことで状況は一変する。

    レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンをリスタートを願ってピットに入れてソフトタイヤに交換するという賭けに出る。一方のルイス・ハミルトンは、12秒の差しかなかったことで動くことができず、使い古したハードタイヤでステイアウトした。

    マシンが撤去されるなか、当初、F1レースディレクターのマイケル・マシは、周回遅れのマシンは追い抜くことはできないと指示。これはルールに反することでもある。その後、ルール通りに周回遅れのマシンに同一周回のマシンとセーフティカーを抜くように支持。これによって2番手のマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンの背後でリスタートを迎えることができ、ファイナルラップのオーバーテイクによる優勝とF1ワールドチャンピオン獲得に繋がった。

    前人未踏の8回目のF1ワールドチャンピオンがかかったルイス・ハミルトン、ホンダF1のラストレースのマックス・フェルスタッペンという伏線は、予想もつかないクライマックスへと繋がった。

    ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの間に挟まれたマシンの一台だったランド・ノリスは「最後に何が起こったのか正確にはわからない」とコメント。

    「彼らは僕たちを追い越させないと言った。そして、リススタートの直前になった追い越させた・・・四方八方、みんなから陰謀説が出てくるだろう」

    「しかし良いレースだった。。フェルスタッペンとハミルトンの両方におめでとうと言いたい。マックスは誰よりも優れていたけど、実際には両方ともだ。僕としては見ることができるクールなチャンピオンシップだった」

  • 来季メルセデスF1加入のラッセル、アブダビGPの展開は「受け入れられない」

    来季メルセデスF1加入のラッセル、アブダビGPの展開は「受け入れられない」

    ウィリアムズF1のジョージ・ラッセルは、最終ラップでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がルイス・ハミルトン(メルセデス)を抜いて初のF1ワールドチャンピオンを獲得したF1アブダビGPの結果は「まったく受け入れられない」と語った。

    ルイス・ハミルトンは、レーススタートでマックス・フェルスタッペンをパスした後、レースの大部分をリード。オープニングラップでフェルスタッペンがリードを奪うために突進したとき、ドラマはスタートしたが、それ以降はレースを支配していた。

    だが、残り数周でニコラス・ラティフィがクラッシュしてセーフティカーが導入されてドラマは予想外のエンディングを迎えた。

    F1レースディレクターのマイケル・マシは、周回遅れのマシンを追い越してはならないと通知したことでルイス・ハミルトンは、セーフティカーの後ろでフィニッシュするように見えた。

    しかし、その後、マイケル・マシは支持を覆し、残り1周にむけて周回遅れのマシンに同一周回のマシンとセーフティカーを追い越すように指示したことで本当のドラマは展開。しかも、そのメッセージはフィールド全体ではなく、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの間のマシンにのみ伝えられた。

    その結果、マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンの後ろでリスタートを迎え、バックストレートでスリップストリームに入り、ターン5でオーバーテイク。物議を醸した勝利を収めることができた。

    来季からメルセデスF1のドライバーになるジョージ・ラッセルはTwitterでFIAの決定を「受け入れられない」と語った。

    「マックスは素晴らしいシーズンを過ごした絶対に素晴らしいドライバーであり、僕は彼に大きな敬意を払っている。でも、起こったことは絶対に受け入れられない」とジョージ・ラッセルはソーシャルメディアに書いた。

    「目にしたものを信じることができない」

    メルセデスF1のトト・ヴォルフは、チーム無線を介して決定に怒りの反応。マイケル・マシに「ノー、マイケル、ノー、ノー、あれは正しくなかった」と語った。

    だが、マイケル・マシは「トト、それがモーターレースと呼ばれているものだ。我々はカーレースをやっている」と返した。

  • 【動画】 2021年 F1アブダビGP 決勝 ハイライト 「最終ラップの大逆転」

    【動画】 2021年 F1アブダビGP 決勝 ハイライト 「最終ラップの大逆転」

    F1アブダビGP 決勝のハイライト動画。12月12日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで2021年 F1世界選手権 第22戦 F1アブダビGPの決勝セッションが行われた。

    47年ぶりの同ポイントで最終戦を迎えた2021年のF1世界選手権。先にゴールした方がチャンピオンを決定するレースは、終了間際に入ったセーフティカーが運命を左右。残り1周でマックス・フェルスタッペンが大逆転でタイトルを獲得するという劇的な展開となった。

    レースはルイス・ハミルトンがほぼ支配していた。2番グリッドからミディアムタイヤでスタートしたハミルトンは抜群のスタートを見せ、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンを抜いて首位に浮上。ターン6でフェルスタッペンがインをついて軽く接触するが、ハミルトンがうまくコース外に逃れて首位をキープ。そこからは寿命の短いソフトタイヤをフェルスタッペンを尻目に、ミディアムのアドバンテージを生かして猛プッシュし、5秒のリードを築く。

    14周目にマックス・フェルスタッペンはハードタイヤに交換。翌周にルイス・ハミルトンもカバーし、ハードタイヤに交換。ハミルトンとフェルスタッペンの間にはカルロス・サインツ(フェラーリ)が挟まり、18周目にフェルスタッペンがオーバーテイク。ハミルトンとの差は8.9秒となった。

    20周目。“ブランB”を支持されてステイアウトしていたセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)にルイス・ハミルトンが追いつく。数回ハミルトンが前に出るもペレスがギリギリの攻防で抜き返すというバトルをして防御。21周目には抜かれるが、マックス・フェルスタッペンが追いついて順位を譲り、ハミルトンとの差は1.3秒となる。

    だが、前が開けたルイス・ハミルトンはファステストラップを連発。フェルスタッペンとの差を再び5秒に広げる。

    36周目にバーチャルセーフティカーが導入される。ここでレッドブル・ホンダは2台同時ピットイン。リスタート時には首位のハミルトンとフェルスタッペンとの差は20.8秒。そこからフレッシュなタイヤで1周あたり0.7秒差を縮めながらフェルスタッペンが追い詰めるが、10秒を切るには至らない。

    もう勝負はついたかと思われた53周目。ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)がミック・シューマッハ(ハース)とのバトルで接触してウォールにクラッシュ。セーフティカーが導入される。ここでレッドブル・ホンダは2台をソフトタイヤに交換。残念ながら、セルジオ・ペレスはここでリタイアとなったが、フェルスタッペンは最後のスプリントに備える。

    ここで論争となるであろうレースコントロールの気まぐれな決定が出る。ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンには数台のバックマーカーがいたが、当初は残り周回数が少ないためバックマーカーを追い抜くことが禁止される。だが、残り2周となった時点でバークマーカーが周回を戻すことが許され、フェルスタッペンはハミルトンの直後に迫ったところでセーフティカーが解除される。

    残り1周。ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンはセーフティカーラインまでぎりぎりの攻防をしてレースは再開。ソフトタイヤのアドバテージを生かしたフェルスタッペンがターン6で仕掛けて前に出る。ハミルトンもDRSを使って抜き返しにかかるが、新しいレイアウトのヤス・マリーナのラップ後半はオーバーテイクがほぼ不可能。マックス・フェルスタッペンがトップでチェッカーを受け、タイトルを決めた。

    マックス・フェルスタッペンにとっては初のF1ワールドチャンピオン。レッドブル・レーシングとしては2013年以来8年ぶり。ホンダF1としては1991年のアイルトン・セナ以来30年ぶりの栄冠となり、今年でF1から撤退するホンダF1にとっては有終の美となった。

    動画の公開は終了しました
  • カルロス・サインツ、3位表彰台 「学んだすべてをまとめることができた」

    カルロス・サインツ、3位表彰台 「学んだすべてをまとめることができた」

    フェラーリF1のカルロス・サインツは、タイトルを争う2人にスポットライトが当てられたF1アブダビGPで3位表彰台を獲得。フェラーリF1移籍初年度にチームメイトのシャルル・ルクレールを上回るランキング5位でシーズンを終えた。

    他の移籍組と同様に序盤はマシンの対応に苦労したが、4回の表彰台を獲得。ランキング7位のチームメイトのシャルル・ルクレールよりも5.5ポイント多く獲得し、ルクレールのセカンドドライバーとしての契約ではないことを自らの力で証明し、フェラーリでの1年間の学習を完璧に締めくくった。

    カルロス・サインツは、シーズン後半の3分の1は強力だったと感じており、F1アブダビGPを表彰台で終えることは、この進歩の“象徴”だと振り返る。

    今シーズンにどのような結果を期待していたかと質問されたカルロス・サインツは「正直、何を期待していいのか分からなかった。でも、期待はかなり高かった」とSky Italiaに語った。

    「僕が確信しているのは、ポジティブなシーズン序盤を過ごせたことに満足していることだ。それはシーズンをスタートするにあたって正しい足がかりになった」

    「それは、そこからここフェラーリのドライバーとして素晴らしい成長を遂げさせてくれたし、シーズンの最後の3分の1では非常に力強い走りを見せて、表彰台、完璧なレース、そして、チャンピオンシップ5位でフィニッシュすることができた。僕の人生を変えることのない良い結果だ。もっと象徴的なことだ」

    「この表彰台によって、今シーズン中に学んだすべてをまとめることができた。ファーストラップ、タイヤ、この3位を達成するためのすべてのことをね」

    フェラーリF1は、新しいレギュレーションがチームをタイトル争いに戻すことができることを望んでいる。しかし、この段階でカルロス・サインツは、それが実現するかどうかを言うことは不可能だと語る。

    「新しいマシンがどうなるか見てみよう」とカルロス・サインツは2022年の目標について語った。

    「シミュレーターでは、運転するのが非常に難しいし、興味深い。まったく新しい課題になるだろう。すべてのドライバーが適応する必要がある」

    「このマシンを運転するのが好きになり始めたちょうどその時、代わってしまう。でも、来年も良い仕事ができると確信しているし、今後の展開に自信を持って準備ができている」

  • ホンダF1 30年ぶりの栄冠! 「Hondaの歴史に新たな1ページを記した」

    ホンダF1 30年ぶりの栄冠! 「Hondaの歴史に新たな1ページを記した」

    2021年シーズンのFIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)において、12月12日に第22戦アブダビグランプリの決勝が開催され、Red Bull Racing Honda(レッドブル・レーシング・ホンダ)のマックス・フェルスタッペンが優勝し、ドライバーズチャンピオンを獲得した。

    マックス・フェルスタッペンにとっては初の総合優勝となり、ホンダF1としては1991年のアイルトン・セナ選手以来30年ぶりの栄冠となる。

    マックス・フェルスタッペンはオランダ国籍の24歳で、2015年に史上最年少(17歳165日)でF1デビューを果たし、将来のワールドチャンピオン候補と評価されていたドライバー。2019年には、第9戦オーストリアGPで勝利を挙げ、ホンダにとって2015年のF1復帰後初となる優勝をもたらした。今シーズンは第2戦のエミリア・ロマーニャGPでの優勝を皮切りに、伝統のモナコGPや地元オランダGPを含めて10勝を挙げるなど、多くのレースで表彰台登壇を果たし、念願の年間王者に輝いた。

    三部敏宏 (本田技研工業株式会社 代表執行役社長)
    「フェルスタッペン選手、初のワールドチャンピオンおめでとうございます。HRD-Sakuraでの観戦となりましたが、最後の最後までチャンピオンへの可能性をあきらめないで攻め続ける姿にとても感動しました。2019年からともに戦い続けてきたフェルスタッペン選手とレッドブル・レーシングの皆様に祝福と感謝の気持ちをお伝えするとともに、これまでHondaのF1プロジェクトに対し多大なるサポートをいただいたスクーデリア・アルファタウリやサプライヤー様ならびに関係者の皆様、そしていつもHonda F1を応援して下さるファンの皆様に御礼申し上げます。また、Hondaにとっても悲願であるF1タイトルを獲得し、Hondaの歴史に新たな1ページを記すことができました。F1で王者になることを目標に地道な研究開発を続け、数々のブレイクスルーを果たしてきたてきたHRD-SakuraやHRD-UKなどのプロジェクトに携わったすべてのメンバーに対しては、『本当によくやってくれた!ありがとう』という思いでいっぱいです」

    ありがとうホンダ

  • レッドブルF1代表 「ホンダに感謝。形は変わるが一緒にさらなる成功を」

    レッドブルF1代表 「ホンダに感謝。形は変わるが一緒にさらなる成功を」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、最終戦・最終ラップでの大逆転でドライバーズチャンピオンシップを獲得してホンダが有終の美を飾った砂漠の大一番を振り返った。

    2021シーズン最終戦F1アブダビGPが開催され、ドライバーズチャンピオンシップでルイス・ハミルトンとポイントで並んでいたマックス・フェルスタッペンがセーフティーカーからの最終1ラップ勝負でハミルトンを制し、新ワールドチャンピオンに輝いた。

    一方、“チェコ” ことセルジオ・ペレスは、レース最終盤に自分のマシンが2回目のセーフティカーに繋がる可能性を消すためにリタイアしたが、中盤でルイス・ハミルトンと激しいバトルを演じ、チームメイトを果敢にアシストした。

    ホンダが有終の美を飾った砂漠での大一番を、クリスチャン・ホーナーのコメントで振り返った。

    「最後の10周はレースの神様が何かしてくれることが必要だと思っていたが、神様のおかげかのようにセーフティーカーが出た」とクリスチャン・ホーナー。

    「今季はすばらしい戦いが繰り広げられ、マックスがチャンピオンシップを勝ち取ることができた。彼は、今回のレースだけでなく、1年を通じて最高のドライバーであり、安定した成績を残し続けた」

    「また、ルイス・ハミルトン選手(メルセデス)のことも称えたいと思う。マックスとチームが今季取り組んできた姿や、偉大なライバルを相手に成し遂げられたことを誇りに思う」

    「また、チェコ(セルジオ・ペレス)もチームメイトとして完ぺきな働きで、消耗したタイヤでルイスを抑え続けたのは、ものすごいドライビングだった。彼なくして、マックスのワールドチャンピオンはなかったかもしれず、チーム全体が戦略を完ぺきに遂行してくれた」

    「そして、ホンダに対しても、この数年間のチームワークとサポートへ感謝を送りたいと思い。形は変わりますが、我々のパートナーシップは続いていく。さらなる成功を一緒に収めるのを楽しみにしている」

  • F1アブダビGP:DRIVER OF THE DAYは引退レースのキミ・ライコネン

    F1アブダビGP:DRIVER OF THE DAYは引退レースのキミ・ライコネン

    2021年 最終戦 F1アブダビGPの“ドライバー・オブ・ザ・デー”には、ラストレースを終えたキミ・ライコネンが選ばれた。

    “ドライバー・オブ・ザ・デー”はグランプリで活躍したドライバーをファン投票で決定。今シーズン限りでF1を引退するキミ・ライコネンは、残念ながら27周目に駆動系のトラブルでリタイアとなったが、F1ファンは349戦の史上最多出走のレジェンドに投票した。

    「レースは思ったように進まなかったけど、今日はたくさんの人が感謝の気持ちを示してくれてうれしかった」とキミ・ライコネンはコメント。

    「ピットストップ後に問題が発生した。技術的な問題で今日早くに終了してしまった」

    「それがレースだし、故障することもある。今日の結果が僕のキャリアについて自分の気持ちに影響を与えることはない」

    「通常の生活に移ることができてうれしい。楽しみにしている。もちろん、何年にもわたって出会った多くの素晴らしい人々を恋しく思うだろう。20年はあっという間に過ぎたし、たくさんの思い出を作った。良いものもあれば悪いものもある。それらは永遠に僕と一緒にいるだろう」

    動画の公開は終了しました
  • ピエール・ガスリー 「最後の年にチャンピオンを獲得したホンダを祝福したい」

    ピエール・ガスリー 「最後の年にチャンピオンを獲得したホンダを祝福したい」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年F1アブダビGPを5位でフィニッシュした。

    ハードタイヤでスタートしたピエール・ガスリーは、第1スティントを伸ばしてトップ6まで浮上し、レースが落ち着くまで走行を続ける。そして、35周目のバーチャルセーフティカー期間中に少ないタイムロスでミディアムタイヤへ交換する。

    残り6周のセーフティカーでは、ソフトタイヤに交換し、5位を獲得した。

    「レースを5位で終えることができて、今年最後のレースとして最高の結果になった」とピエール・ガスリー。

    「チーム設立から15年、今シーズンは多くのポイントを獲得し、たくさんのハイライトを残すことができたベストな1年になった。毎戦チーム一丸となって集中してレースに取り組み、良いパフォーマンスを発揮することができ、チームの皆を誇りに思う」

    「マックス(フェルスタッペン)のチャンピオン獲得は、幼いころから共にレースをしてきた仲間としてとてもうれしい。いつか世界チャンピオンになるだろうと思っていた彼が、今日その夢を叶えた。そしてこれまで多く貢献してくれたホンダの皆さんにも、最後の年にチャンピオンを獲得できたことに祝福を伝えたい」

  • セルジオ・ペレス 「チームのため、マックスのために行動した」

    セルジオ・ペレス 「チームのため、マックスのために行動した」

    レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、F1アブダビGPの決勝をリタイアで終えたが、マックス・フェルスタッペンのF1ワールドチャンピオン獲得をサポートする素晴らしい戦いをみせた。

    マックス・フェルスタッペンは14周目、ルイス・ハミルトンは15周目にピットインして新品のハードタイヤに交換するが、セルジオ・ペレスは“プランB”としてトップに留まったハミルトンを抑える仕事を与えられる。

    ピレリのソフトタイヤの交換目安は13~17周。2周オールドの中古でスタートしたセルジオ・ペレスは、20周目にルイス・ハミルトン(メルセデス)に追いつかれる。だが、そこでセルジオ・ペレスは何度抜かれても抜き返す気迫のディフェンスを披露。メルセデスF1首脳は“デンジャラスドライビング”と怒りを露わにしたが、接触などのないハードなレースを展開。

    この間に約9秒後方にいたマックス・フェルスタッペンは、1.3秒までルイス・ハミルトンに迫ることができ、セルジオ・ペレスは仕事を終えてピットイン。最終的にリタイアとなったが、自分のレースを犠牲にして、難しいミッションを達成した。

    「まずは、マックス(フェルスタッペン)とチームが今シーズン、そして今までの努力が報われチャンピオン獲得となったことをとてもうれしく思いう」とセルジオ・ペレス。

    「マックスは勝つべくして勝ち取ったチャンピオンシップだったのではないだろうか。最高のチームメートでありすばらしい人柄の彼のタイトル獲得に貢献できたことを、とても誇りに思う」

    「途中までルイス(ハミルトン)がレースを主導していて、マックスとの差は10秒ほどあり、僕が手助けをすることができとてもうれしかった。タイヤはだいぶ摩耗していたのであまり多くのことはできなかったけど、何秒かルイスの時間を稼ぐことができ、結果的にそれがレースを大きく左右することになった」

    「誰もがチャンピオン争いの渦中に入ることは避けたいはずだ。でも、僕もチームの一員であり、チームのため、マックスのために行動した」

    「今日のレースの終わり方を見ると2位で終えることも可能だったかもしれない。しかし、マシンの状態があまり良くなく、再びセーフティカー導入の原因になるわけにもいかずリタイアという選択をせざるを得なかった。コンストラクターズタイトルの獲得には惜しくも届かなかったが、今日の結果に満足しているし、今シーズンのチームの成果を喜ばしく思う」