カテゴリー: F1アブダビGP

  • バルテリ・ボッタス、ハミルトンの敗北は「自分事のように打ちのめされた」

    バルテリ・ボッタス、ハミルトンの敗北は「自分事のように打ちのめされた」

    バルテリ・ボッタスは、F1アブダビGPでの劇的なルイス・ハミルトンの敗北を自分のことにように感じており、「精神的に打ちのめされた」と語った。

    残念ながら、バルテリ・ボッタスは、メルセデスF1でのラストレースとなったF1アブダビGPを後方で戦うことになり、チームメイトのタイトル争いをサポートすることができなかった。

    レースの大部分を支配していたルイス・ハミルトンだが、残り5周のセーフティカー配備によってレースは真逆の展開となり、新品のソフトタイヤを履いたマックス・フェルスタッペンに対し、摩耗したハードタイヤのハミルトンに成す術はなかった。バルテリ・ボッタスもミッドフィールドで同じように新品ソフト勢に喰われた。

    メルセデスF1は8年連続でコンストラクターズタイトルを獲得したが、バルテリ・ボッタスは、ルイス・ハミルトンのドライバーズタイトルの敗北を自分のことのように感じている。

    「まだ誰にも会っていないけど、もちろん両方のタイトルを手に入れたかったと感じることができる」とレース直後にバルテリ・ボッタスは語った。

    「コンストラクターズを再び獲得することは非常に大きなことだけど、同時にルイスがドライバーズを獲得できなかったことは痛い。なぜなら、彼が負けたことは、僕にとっても自分がチャンピオンシップに負けたように感じる」

    「彼はそれにふさわしいと感じているし、本当に彼のことを思うと精神的に打ちのめされている。彼は素晴らしいスタートと素晴らしいレースをして、そして、状況はこのように変わった・・・」

    「でも、それがスポーツというものだ。僕たちはそれがどのように進むかを知っている。時にはそれは反対になり、時にはそれは自分に有利に働くこともある。でも、今日は僕たちの日ではなった」

    当然ながら、バルテリ・ボッタスは、ポジティブな気持ちでメルセデスF1での彼の章を閉じることを望んでいた。それでも、ボッタスはメルセデスF1での5年間の実績と、現在の元チームが達成したすべてのことを誇りに思っている。

    「今こそ新しいことをする時だ。僕たちが一緒に成し遂げたことを本当に誇りに思っているし、感謝している」と2022年にアルファロメオF1で新たなキャリアをスタートさせるバルtリ・ボッタスは語った。

    「僕たちは素晴らしいことをした。それを終えるには最高のレースではなかったかもしれないけど、全体像を見る必要がある」

    「僕たちは5つのコンストラクターを獲得した。ルイスはF1の歴史の中で最も成功したチームメイトのペアだったし、去るのはちょっと悲しいけど、もちろん将来を楽しみにしている」

  • F1 Topic:セーフティカー時の周回遅れ車両処理と終了のタイミングの謎

    F1 Topic:セーフティカー時の周回遅れ車両処理と終了のタイミングの謎

    2021年のF1ワールドチャンピオンの決め手となったF1アブダビGPの最終ラップのリスタートだが、F1レースディレクターのマイケル・マシの説明には過去との矛盾がある。

    残り6周でのニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)のクラッシュにより、レースにはセーフティカーが導入された。2番手を走行していたマックス・フェルスタッペンはソフトタイヤを装着するためにピットインし、ルイス・ハミルトンとの間には5台の周回遅れのマシンがいた。

    当初、マイケル・マシは、周回遅れのマシンはアンラップするために追い抜いてはいけないと通達したが、残り2周でそれを覆して間に挟まれている5台にリーダーとセーフティカーを追い抜くことを指示した。

    また、本来ならば、周回遅れのマシンがセーフティカーを追い抜いた次の周でセーフティカーは退く。しかし、F1アブダビGPでは残り2周で周回遅れのマシンに指示した後、すぐにセーフティカーが退き、最終ラップでレースは再開となった。

    2020年のF1アイフェルGPでは、ランド・ノリス(マクラーレン)がストップして火が出るというトラブルで、レース中にセーフティカーが長時間配備され、上位2台のルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンは、温度の低い路面での低速の走行による影響に不満を漏らした。

    当時、マイケル・マシは「競技規則にはすべてのマシンが追い抜くまでウェーブするという要件がある。その時点でまだ6番手以降はまだ走っていた。10~11台がアンラップしなければならなかった。したがって、セーフティカ期間が通常予想するよりも少し長くなった」と説明。

    メルセデスは、競技規則 第48条12項の「先頭車両に周回遅れにされていたすべての車両は、先頭車両と同一周回(リードラップ)にいる車両およびセーフティカーを追い越すことが求められる」「競技長がセーフティカーの存在が引き続き必要であると判断しない限り、最後に追い越された車両が先頭車両を追い越したら、セーフティカーは次の周回の終了時点でピットへ戻る。」に反していると指摘。

    メルセデスF1は、すべてのマシンを通過させるか、どのマシンも通過させないようにする必要があると主張したが、スチュワードはその主張を却下した。

    F1アブダビGPの周回遅れのマシンは8台であり、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの間の5台だけに指示したことが第1の疑問点だ。

    だが、今回、マイケル・マシは競技規則の文面の「周回遅れの車両とは、全ての周回遅れ車両という意味ではない」と反論した。

    スチュワードは、第48条13項の「競技長がセーフティカーを呼び戻しても安全であると判断した時は、”SAFETY CAR IN THIS LAP”(セーフティカーはこの周回で入る)のメッセージが公式メッセージ送信システムにより全競技参加者に送信される」という点を強調。

    「第48.12条の目的は、リーダー間のレースに“干渉”する周回遅れの車両を取り除くことであり、この状況では48.13条が優先して適用される」

    5台の周回遅れのマシンの一台だったランド・ノリスは「追い抜いたのがマックスの前にいた最初の3~4台だけだったというのは知らなかった」と語る。

    「バトルのためにそうしたのは明らかだ。もちろん、テレビのためにね。そして、結果のためだ。それがフェアであろうかどうかを僕が決めるのは難しい」と語った。

  • フェルナンド・アロンソ 「フェルスタッペンのF1タイトルは単なる幸運」

    フェルナンド・アロンソ 「フェルスタッペンのF1タイトルは単なる幸運」

    フェルナンド・アロンソは、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンは二人とも2021年のF1ワールドチャンピオンに相応しいと考えており、フェルスタッペンがタイトルを獲得できたのは単純に運が良かっただけのことだと語る。

    2番グリッドのルイス・ハミルトンは、スタートでポールポジションのマックス・フェルスタッペンからリードを奪い、ターン6でランオフに逃れて接触を避けて以降は、ミディアムタイヤのアドバンテージを生かしてギャップを広げていった。

    マックス・フェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスは、摩耗したタイヤで勇敢にルイス・ハミルトンと戦い、フェルスタッペンを戦場に戻すために多大な時間を費やして抑え、タイトル候補間のギャップをわずか数秒に縮めた。

    しかし、ルイス・ハミルトンはセルジオ・ペレスのバリケードをクリアすると、再びギャップを大きく広げ、タイトルはほぼ確実に見えた。

    だが、それはニコラス・ラティフィが終盤にクラッシュしてセーフティカーが発動するまでだった。レッドブル・ホンダはフリーピットストップのギャンブルに出て、マックス・フェルスタッペンのタイヤを新品のソフトに交換した。

    物議を醸したF1レースディレクターのマイケル・マシによるルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンを隔てる周回遅れのマシンを最終ラップの前にアンラップする命令によって、レッドブル・ホンダのリスクは報われた。

    ルイス・ハミルトンは非常に摩耗したハードタイヤのままであり、マックス・フェルスタッペンは新品ソフトのアドバンテージを生かしてターン5でオーバーテイクを成功させ、自身初のF1ワールドチャンピオンを獲得した。

    フェルナンド・アロンソは、F1アブダビGPに先立って、マックス・フェルスタッペンのタイトル獲得を支持していた。それは正しかったが、アロンソはルイス・ハミルトンに同情せざるを得ないとし、フェルスタッペンがふさわしくないという意味ではないが、タイトルを獲得できたのは“運が良かった”だけだと語った。

    「今日、彼はラッキーだった。セーフティカーがなければルイスがワールドチャンピオンだったし、セーフティカーによってマックスがワールドチャンピオンになったので、今日起こったことは単に運に運が良かっただけだ」とフェルナンド・アロンソはThe Australianのインタビューで語った。

    「それは大きな話題になると思うけど、木曜日に僕が言ったように、22戦あれば、2人のどちらかがワールドチャンピオンになる可能性がある。今年以上にトロフィーを2つに分割できればという年はないと思う。彼ら二人ともが素晴らしかった」

    「ルイスのことを気の毒に思うのは確かだ。ルイスは特にシーズン後半戦で別次元だった。メルセデスの方が速いマシンだったけど、バルテリ(ボッタス)は2位ではなかった。それはルイスのパフォーマンスによるものだ。最後の瞬間にセーフティカーによってチャンピオンシップを失うなんて、ちょっとかわいそうだよね」

  • F1 Topic:ベッテル&シューマッハのハミルトンへの行動に称賛の声

    F1 Topic:ベッテル&シューマッハのハミルトンへの行動に称賛の声

    セバスチャン・ベッテルとミック・シューマッハは、最終戦F1アブダビGPの最終ラップでF1ワールドチャンピオンを逃したルイス・ハミルトンを慰めに向かい、F1ファンから称賛を受けている。

    勝てば前人未踏のF1ワールドチャンピオンを獲得するはずだったルイス・ハミルトンは、レースの大部分をリードしていたにもかかわらず、終盤のセーフティカーによって運命が変わり、最終ラップでマックス・フェルスタッペンに抜かれて2位でレースを終えた。

    ルイス・ハミルトンが優勝すれば、ミハエル・シューマッハの7回を抜いて、F1史上最多の8回目のF1ワールドチャンピオンになるはずだった。

    多くのドライバーがルイス・ハミルトンの元に向かったが、とりわけミハエル・シューマッハを師匠として崇めるセバスチャン・ベッテルと、息子であるミハエル・シューマッハが、ルイス・ハミルトンを慰めに向かったことはファンの心を打った。

    セバスチャン・ベッテルは、同じ2007年にF1デビューを果たしたいわば同期だ。

    ソーシャルメディアには二人を称賛する声があふれた。

    「セブは、ワールドチャンピオンのライバルであっても、ルイスと良い関係を常に築いてきた素晴らしい男だ。ミックも伝説の父親と同じように素晴らしいところだ。レッドブル/フェルスタッペンの有毒な悪いディスプレイのなかにあって、真のスポーツマンシップだ」

    「2人のドライバーは彼(ハミルトン)が奪われたことを知っている。彼らを心からリスペクトする」

    「ベッテルがそこに行くだろうことは分かっていた。彼は本当に素晴らしい男だし、ハミルトンを尊重している。ミックがそこにいるのには驚いたが、それを見られるのは素敵なことだ。真のスポーツマンだ」

    「セブは一流の人だし、若いシューマッハもそうではないと考える理由はない」

  • F1噂話:ルイス・ハミルトンはメルセデスF1に抗議撤回を要求していた

    F1噂話:ルイス・ハミルトンはメルセデスF1に抗議撤回を要求していた

    ルイス・ハミルトンは、F1アブダビGPの決勝でワールドチャンピオンを獲得できなかった後、メルセデスF1に抗議を撤回することを要求していたという。

    F1アブダビGPの決勝は、終了間際のセーフティカー時の周回遅れのマシンの処理が論争を呼んだ。一度はマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンとの間の周回遅れのマシンをそのままにしておくと伝えられたが、数周後、周回遅れのマシンはアンラップするよう指示された。

    そして、ファイナルラップでレースは再開。セーフティカー前には12秒差をつけられていたマックス・フェルスタッペンだが、新品のソフトタイヤのアドバンージを生かし、30周以上走ったハードタイヤのルイス・ハミルトンをターン5で仕留めて逆転優勝を飾った。

    メルセデスF1は、周回遅れのマシンの処理とセーフティカーの後ろでマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンの前に出ていたとい2点を抗議。

    F1レースディレクターのマイケル・マシは、セーフティカーの後ろでレースを終わらせたくなかったと認め、スチュワードは「レースが“グリーン(セーフティカー下ではない)”な状態でフィニッシュすることが非常に望ましいことはすべてのチームによって長い間合意されていた」と述べた。

    だが、その目標を達成するために、周回遅れだった8台ではなく、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの間にいた5台だけがアンラップすることを許可されたことは疑問視された。

    f1maximaal.nl は、レース後にレッドブルとメルセデスがそれぞれ休憩を挟んでスチュワードを2回別々に訪問している進展を実況。

    その休憩中に“イングランドのレース界の情報源”からの噂として、ルイス・ハミルトンが「フェルスタッペンとレッドブルに対する抗議を撤回するように(トト)ヴォルフに依頼したい」と伝えた。

    だが、ルイス・ハミルトンの願いは叶わなかった。メルセデスは法廷弁護士のポール・ハリスQCを連れてスチュワードルームに向かった。

    その噂が発表されてから45分後、FIAはセーフティカー下での追い越しに関する抗議が却下されたことを発表し、さらに40分後にはもう1つの抗議も却下された。

    まだこの問題は終わりではない。メルセデスF1は上訴の移行を表明し、96時間の猶予、つまり木曜までに上訴を行う必要がある。

    ルイス・ハミルトンは、レース後にパルクフェルメへ向かう途中の無線で「これは操作された」と失望を露わにしていたが、しばらくマシンに座って心を落ち着けた後、マックス・フェルスタッペンの元に駆け寄ってハグをし、新F1ワールドチャンピオンを祝福している。

  • ニューウェイ、最終ラップでの決着は「心臓発作を起こしそうだった」

    ニューウェイ、最終ラップでの決着は「心臓発作を起こしそうだった」

    レッドブルF1のチーフテクニカルオフィサーを務めるエイドリアン・ニューウェイは、自身が獲得してきたF1タイトルのなかで、今年のマックス・フェルスタッペンの勝利は“最も心臓発作を起こしそう”なものだったとランク付けした。

    エイドリアン・ニューウェイは過去に10台のコンストラクターズタイトル獲得マシンを設計しており、2021年の最終戦F1アブダビGPで劇的な勝利収めたマックス・フェルスタッペンは、彼のマシンでドライバーズタイトルを獲得した7人目のドライバーとなった。

    ルイス・ハミルトンがレースの大部分を支配し、優勝とF1ワールドチャンピオンはマックス・フェルスタッペンの手から離れていったように見えたが、レッドブル・ホンダが終盤のセーフティカー中にソフトタイヤを交換するというギャンブルに出たことが奏功し、ファイナルラップのスプリントでルイス・ハミルトンを抜いてタイトルを獲得することにあった。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、残り10周の時点でマックス・フェルスタッペンが勝つためには“奇跡”が必要だと考えていたと認め、エイドリアン・ニューウェイもセーフティカーが配備されたことで運を掴んだと認めつつも、最終的には正しい男が勝ったと考えている。

    「あのようなレースでは、非常に多くの感情がある」と、エイドリアン・ニューウェイはレース後にSky Sports F1に語った。

    「明らかにセーフティカーの前のラップではすべてが我々の手から滑り落ちているように見えた」

    「必然的に、その年に我々に何ができたのか、いくつかの不運な瞬間について考え始めるものだ。特に個人的にはまだコプス(シルバーストン)で何が起こったことは本当に私を苦しめている」

    「そして、セーフティカーが起こった。その意味では明らかに我々は幸運に恵まれた。他の考えはない。セーフティカーがなければ・・・」

    「だが、振り返り、そして、もちろん自分が偏っていることは分かっているが、マックスは完全にバランスをとるに値すると思う」

    今回のタイトル獲得は以前のタイトルの中でどのようにランク付けされるかと質問されたエイドリアン・ニューイは「おそらく最も心臓発作を起こして意識を失いそうなものだった・・・」と微笑んだ。.

    「もちろん、最終戦までもつれ込んだことは他にもあったが、最終ラップはなかった。アメイジングだった。本当にアメイジングだった」

    エイドリアン・ニューウェイは、レッドブル・ホンダはシーズンのほとんどでより速いマシンを持っていたと信じており、シーズンが進むにつれてギャップを縮めてくるまでの前半戦は、レギュレーション変更が自分たちの有利に働いていたと認める。

    「我々は皆、レギュレーション変更に投票した」とエイドリアン・ニューウェイは語った。

    「それはメルセデスよりも我々に合っていたか? シーズン序盤は確かにそうだった。そして、最後の数レースで彼らは非常に力強くカムバックしてきたと思う」

  • 敗北のルイス・ハミルトン、無線で本音 『これは操作された』

    敗北のルイス・ハミルトン、無線で本音 『これは操作された』

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、パルクフェルメに向かう無線で一度だけ自分の本音を明らかにした。

    終了間際のセーフティカーで、ルイス・ハミルトンは後続との差によってピットに入ることができず、最終ラップで新品ソフトのマックス・フェルスタッペンを使い古したハードタイヤでは抑えることができなかった。

    特にセーフティカー中にバックマーカーに関して不可解な指示の変更もあり、レースの大部分を支配していたにも関わらずにF1ワールドチャンピンを失うのは苦痛に違いないが、ルイス・ハミルトンはチェッカーフラッグで落ち着きを保っていた。

    ルイス・ハミルトンはチーム無線で沈黙を守り、パルクフェルメでしばらくマシンのなかでしばらく自分自身を落ち着かせた。そして、マシンから降りると、マックス・フェルスタッペンに近づき、ハグをして祝福した。

    しかし、短いお祝いの表彰台のインタビューを除いて、ルイス・ハミルトンはメディアに話したり、レース後の記者会見に出席することはなかった。

    その後、ルイス・ハミルトンの短い無線メッセージが明らかになった。そこでは、失望したルイス・ハミルトンは『これは操作された」と本音を語った。

    メルセデスF1は、チェッカーフラッグが振られてからずっと沈黙しており、チーム代表のトト・ヴォルフもトラックを離れる前にメディアと話すことを拒否した。

    メルセデスF1は、スチュワードに2つの抗議を提出したが、どちらも後にスチュワードによって却下された。現状では、メルセデスF1は上訴する意向を確認しており、木曜日まで(チェッカーフラッグが下がった96時間後)に上訴する必要がある。

    レース後のプレスリリースもなく、通常、レースの後にメディアと話すメルセデスのアンドリュー・ショヴリンもその通常の機会を断った。メルセデスのソーシャルメディアアカウントでさえ、ほとんど沈黙しており、抗議に関連する文書をツイートし、訴える意図の声明を投稿するだけとなっている。

    ルイス・ハミルトンとトト・ヴォルフは、木曜日にFIAの授賞式で、FIAトロフィー(ドライバーズチャンピオンシップで2位のハミルトン、優勝コンストラクターの代表としてトト・ヴォルフ)を授与される予定となっている。

  • ホンダF1 山本雅史MD、角田裕毅を評価「来年に繋がる走りができた」

    ホンダF1 山本雅史MD、角田裕毅を評価「来年に繋がる走りができた」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、角田裕毅のアルファタウリ・ホンダF1でのデビューシーズンを振り返った。

    プレシーズンテストで好パフォーマンスを見せ、F1バーレーンGPで9位入賞という順調なスタートを切った角田裕毅。だが、その好調ぶりがF1を過小評価することに繋がり、度重なるクラッシュによって前半戦は自信を失うことになる。

    しかし、レッドブルは角田裕毅をアルファタウリ・ホンダのファクトリーのあるイタリアに転居させて、チーム代表のフランツ・トストによる教育を受けさせた。チームメンバーとのコミニュケーションも向上して角田裕毅は自身を取り戻し、後半戦は定期的に予選Q3に進出。

    最終戦F1アブダビGPでは予選でチームメイトのピエール・ガスリーを初めてアウトオリファイし、決勝でもガスリーの前で自己ベストとなる4位でフィニッシュ。32ポイントを獲得してランキング14位でルーキーシーズンを終えた。

    「今回のレースで、角田選手は全セッションでピエール・ガスリー選手の前にいました。角田選手も最後のレースを迎えるにあたり本当にいい顔をしていました」と山本雅史は語る。

    「昨日の予選Q3ではいろいろありましたが、FP1から乗れていたし、夏休み以降、金曜日から3日間をどう組み立てていくかをずっと話してきました。そういった組み立てから、メンタルの面でも成長しています」

    レッドブルF1は、リザーブドライバーのアレクサンダー・アルボンをレース週末の角田裕毅の教育係にあてた。

    「マルコ氏のアイデアで、アレックス・アルボン選手からアドバイスを受けたのも非常に役立っています」と山本雅史はコメント。

    「アルボン選手は来年ウイリアムズでライバルになるのに親身になって角田選手に共有してくれていました」

    「角田選手の土壇場での強さみたいなものには今年も驚かされました。昨年のF2のときにも終盤のバーレーンでの2連戦で『最初のラウンドで3位以内が確定したら、次のバーレーンでF1に乗せてしまおう』という話をマルコ氏としていました。しかし、そのレースでリタイアに終わってしまってそれはなくなってしまいましたが、最終ラウンドでは優勝と2位という結果を出し、ランキング2位に迫る結果を残しました」

    「今年も前半戦最後のハンガリーで6位、そして、今回の最終戦でも4位と良い結果を残しており、来年につながる走りができたと評価してよいと考えています」

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  • 【動画】 フェルスタッペン vs ハミルトン ファイナルラップ車載カメラ

    【動画】 フェルスタッペン vs ハミルトン ファイナルラップ車載カメラ

    マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンの22戦にわたるF1ワールドチャンピオン争いは、最終戦のファイナルラップで決着がつくことになった。

    スタートでレースを奪ったルイス・ハミルトンは、圧倒的なペースでレース全体を支配。しかし、残り6周でニコラス・ラティフィ(ウィリアムス)がクラッシュすると事態は一転した。

    クラッシュによりセーフティカーが導入されると、ポジションキープのためにルイスハミルトンはピットストップを行うことができずステイアウトを選択。マックス・フェルスタッペンはソフトタイヤへ交換してレースをリスタートする。

    審議の後、レースは残り1周で再スタートを切り、チャンピオン獲得をかけたマックス・フェルスタッペンに残されたのはたった1周16コーナーだった。フェルスタッペンは5コーナーでハミルトンを見事オーバーテイクし、9コーナーで抜き返しを図るハミルトンに対してすばらしいディフェンスを見せ、見事に抑えた。

    予想もしなかったレースのファイナルラップの戦いにより、フェルスタッペンが今シーズンのチャンピオンを獲得した。

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  • F1 Topic:ルイス・ハミルトン、トップ3記者会見に出席せず

    F1 Topic:ルイス・ハミルトン、トップ3記者会見に出席せず

    F1アブダビGPの最終ラップでF1ワールドチャンピオンを失ったルイス・ハミルトンは、レース後のトップ3記者会見に出席しなかった。

    レースを完全に支配していたルイス・ハミルトンだったが、セーフティカー導入後の最終ラップでリスタートターン5でマックス・フェルスタッペンに抜かれて2位でチェッカー。タイトル5連覇、そして、8回目のF1ワールドチャンピオン獲得は叶わなかった。

    そして、レース後のトップ3記者会見にルイス・ハミルトンの姿はなかった。だが、それは決して敗戦のショックでボイコットしたわけではない。出席できなかった。

    メルセデスF1は、レース後すぐにセーフティカー中のF1レースディレクターからの指示、そして、セーフティカーの後ろでマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンの前に出る違反を犯したとして異議申し立てを行った。

    メルセデスF1は「ヒアリングが行われるまで、その詳細についてこれ以上コメントしない」と述べ、チーム代表のトト・ヴォルフは、混乱したシーズンのフィナーレの後、レースの余波でインタビューを行うことを拒否した。

    FIA(国際自動車連盟)は、メルセデスF1の異議申し立てを棄却。チームは上訴することを示唆している。