フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1で2027年続投を示唆「将来に楽観的」

フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1で2027年続投を示唆「将来に楽観的」

フェルナンド・アロンソが、自身のF1での将来について新たなヒントを示した。アストンマーティンの2027年に向けたプロジェクトについて「楽観的」と語り、来季もチームに残る可能性をうかがわせている。

F1スペインGPでは、FIA会長のモハメド・ビン・スライエムが、アロンソを2026年限りで引退させないために働きかける考えを示した。

一方、ホンダF1側からはビン・スライエムの発言に慎重な見方も示されているが、アストンマーティン内部では2度のF1ワールドチャンピオンが2027年もチームに残ることへの期待がある。

アロンソ「チーム全員が楽観的だと思う」
アストンマーティン公式YouTubeチャンネルのインタビューで、チームアンバサダーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサから将来への見通しを尋ねられたアロンソは、2027年に向けたチームの状況について語った。

アロンソによれば、アストンマーティンは当初想定していたほどの競争力を発揮できず、その現実はチームにとって大きなショックだったという。しかし、問題が明らかになったことで、むしろチーム内の結束は強まったと説明している。

「チーム全員が楽観的だと思う。僕たちは予想していたほど競争力がなかった。それが事実だ。正しい方向に進めていないと感じたことは、最初はショックだった」

「でも、このチームとプロジェクトのいいところは、本当に、本当に優秀な人材がいることだ。最高の施設があるし、将来タイトルを争える存在になろうというモチベーションもある」

2026年シーズン序盤に問題を把握した段階で、改善へ向けた方向性は明確になったとアロンソは振り返る。

「初日を終えた時点で、どの方向へ進むべきかは明確だった。状況を改善するためなら何でもやるという姿勢で、全員がひとつになった」

「マシンを正しい位置に持っていくために、シーズン後半まで待とうということで意見が一致した」

「厳しいスタートになったけど、それは状況を改善するためにみんなが努力しなかったからではない。ただ時間が必要だったということだ。僕は将来について楽観的だ」

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

2027年もアストンマーティンでF1継続か
アロンソとアストンマーティンの双方から2027年について正式な発表はまだない。しかし、今回の発言は、アロンソ自身が現在のプロジェクトの先にある将来を見据えていることを示すものとなった。

アロンソは2013年F1スペインGP以来、グランプリで勝利を挙げていない。近年は自身の引退時期について繰り返し質問を受けてきたものの、競争力を失ったシーズンを最後にF1を去ることを望んでいないことも示している。

一部ではアロンソが2026年限りでF1キャリアに終止符を打つ可能性も取り沙汰されてきたが、最近では2027年もアストンマーティンに残留し、さらにその先まで現役を続ける可能性が報じられている。

2026年は期待通りのスタートとはならなかったアストンマーティンだが、アロンソの「将来について楽観的」という言葉は、チームの再建だけでなく、自身のF1キャリアが2027年にも続く可能性を改めて示唆するものとなっている。