フランコ・コラピント F1イタリアGPで9位も悔し涙「大きなチャンスを無駄にした」

フランコ・コラピント F1イタリアGPで9位も悔し涙「大きなチャンスを無駄にした」

フランコ・コラピントは、2026年F1第13戦イタリアGPで表彰台争いに加わりながら、自らのミスで後退したことへの悔しさを露わにした。レース後には涙を見せ、「チームと自分にとって非常に重要なチャンスを無駄にした」と肩を落とした。

アルピーヌはモンツァで予想を上回る速さを発揮。ピエール・ガスリーが予選で驚きのポールポジションを獲得し、コラピントもトップ10入り。決勝でも上位争いを展開した。

赤旗後の再スタートでフェルスタッペンを抜いて3番手
シャルル・ルクレールの大クラッシュによって赤旗が提示される直前、コラピントは電気エネルギーをすべて使ってポジションを上げ、4番手につけていた。

再スタート後にはさらに勢いを増し、マックス・フェルスタッペンをオーバーテイクして3番手に浮上。アルピーヌにとって予想外ともいえる表彰台獲得の可能性が見えてきた。

しかし、その直後に大きな代償を払うことになる。コラピントは第1レズモでアルピーヌのリアを失い、そのままグラベルへ。コースには復帰できたものの、16番手まで順位を落とした。

「素晴らしいレースにできたはずなのに、大きなミスをしてしまった。チームにとっても僕自身にとっても、とても重要なチャンスを無駄にしてしまった」

コラピントはESPN Argentinaにそう語った。

「だから少し悲しい。でも、ここから学ばなければならないし、これからもプッシュし続ける」

「トップチームと戦えていたのに、すべてを台無しにした」
コラピントはその後、16番手から追い上げ、最終的には9位まで挽回。2ポイントを獲得し、7位だったチームメイトのガスリーからわずか2つ後ろの順位でチェッカーを受けた。

それでも、レース後のコラピントに喜びはなかった。

「ただただ悔しい。いい走りができていたのに、ターン5、6で完全にマシンを失ってしまった」

「3番手あたりを走っていて、いいことができていたし、自分たちがすごく強いと感じていた。トップチームと戦っていると、すぐにものすごくモチベーションが上がる。でも、ああいうことが起きると、すべてを台無しにしてしまう」

「何が起きたのか、まだよく理解できていない。マシンがかなりアグレッシブだったと思うし、縁石をかなり全開で乗り越えてしまった。それも助けにはならなかった」

フランコ・コラピント(アルピーヌF1チーム)

フェルスタッペンを抜いた瞬間「信じられなかった」
再スタートでフェルスタッペンを抜き、3番手に浮上した場面についても振り返った。

「普通だったよ。マシンに乗っていると、それほど違いを感じるわけではない。ひとつずつ目の前のことをやっていくだけだから」

「でも、トップのマシンやトップチームと戦えるのはやっぱり素晴らしい。僕たち自身、信じられないくらいだった。だからこそ、こんなチャンスを逃してしまったことが本当に悔しい」

アルピーヌが高い競争力を示したモンツァで、コラピントは表彰台も狙える位置まで浮上しながら、その可能性を自らのミスで失った。それでも16番手から9位まで挽回してポイントを持ち帰ったことは、悔しさの残る週末の中で数少ない救いとなった。